リンデロン vg 軟膏。 【薬剤師が解説】リンデロンVG軟膏の効果・副作用と使い分け

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リンデロン vg 軟膏

効能について リンデロンVG軟膏は、皮膚の炎症を抑えてくれるステロイドと細菌感染を抑えてくれる抗生物質ゲンタマイシンが配合された外用塗布剤です。 主成分のステロイドには出血を防ぎ、抵抗力を高める作用があり、現在では最も強力な 抗炎作用を持った成分となっています。 しかし、真菌感染による炎症や皮膚潰瘍による炎症では、治療が長引いてしまうので使用は控えられています。 加えて、過去に皮膚に発疹や痒みを伴うアレルギーがあった方や、妊娠中・授乳中の方は使用を控えるようにしましょう。 他にも脱毛後や髭剃り後にも使用しないようにしてください。 用法・用量等、難しい部分もありますので、自分で判断せずに医師や薬剤師の指導のもとで使うようにしましょう。 また、家庭で保管する場合は、直射日光や湿気に注意して保管するようにしましょう。 続いて、ゲンタシン軟膏VGには、どのような症状に効果があるのか列挙していきます。 ニキビ 含有されたステロイドには、 ニキビの炎症を抑える効果があります。 また、ゲンタマイシンという抗生物質には、ステロイドによって免疫力が下がるのを防ぐ効果があります。 また、ステロイドの副作用として、皮膚が薄くなったり、シワに見えたり、毛細血管が膨れたり、赤ら顔に見えたりするので使いすぎには注意してください。 特に顔のニキビに対して使う場合は、あまり薬に頼らないようにして、洗顔や食習慣、生活習慣の改善を通して治療する方が無難です。 火傷 やけど 火傷は、火に限らず、熱や油、熱い液体などによって引き起こされる 皮膚の熱傷・炎症状態のことを言います。 火傷した場合、湿潤治療という応急処置が一般的に知られています。 ちなみに湿潤治療とは、患部を流水などで冷やしたり、氷水に漬けたりする治療法です。 火傷した場合、まずはこの湿潤治療で応急処置をした後、水気をしっかりと拭き取り、リンデロンVG軟膏を塗り、サランラップに包んで保護するようにしてましょう。 火傷してすぐに軟膏を塗ってしまう方も多いようですが、湿潤治療の後で塗った方がより効果的です。 皮膚の奥深くにある脂肪細胞に熱が達するとじんじんとした痛みが生じてしまいます。 患部を冷やすことでそれを防ぐ必要があります。

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リンデロンVG軟膏を長期間使用して大丈夫かどうか

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リンデロンの種類 リンデロンの外用薬(軟膏)には基本3つの種類があり、吸収力の強さも違います。 マイザー軟膏やアンテベートと同じ強さで、体幹や腕、足に使われ、吸収力が強いので顔には使いません。 体幹部に使用され、首にも使用できます。 連続使用が可能な期間は、大人が2週間以内、子供が1週間以内です。 リンデロンVG軟膏は、リンデロンVの成分に、 ゲンタマイシンいう抗生物質をプラスしたもので、ステロイドで炎症を抑え、 抗生物質で感染を防ぐ効果があります。 VG軟膏のように抗生物質をステロイドにプラスする理由は、ステロイドの作用によって免疫機能が抑制されて細菌などに感染症するリスクが高くなるからです。 但し、ゲンタマイシンという抗生物質に対して耐性をもった細菌に感染している場合には、効果がありませんので注意が必要です。 リンデロンVG軟膏の市販薬は? ドラッグストアでも、ステロイド成分の配合が低い軟膏は販売されていますが、リンデロンVG軟膏の市販薬は現在ありません。 市販薬でも薬の強さや副作用は同じなので、使用の際は、説明書をしっかりと読んで、使用可能な部位、一回に添付する量や使用期間を守りましょう。 また、症状の改善がなく、症状の悪化、かぶれ、湿疹などの症状が見られたら、直ちに使用をやめて必ず医師に相談して下さい。 リンデロンVG軟膏の効能と副作用 リンデロンVG軟膏は、以下の様な症状がある時に使われます。 皮膚炎• あせも• かぶれ• しもやけ• 虫さされ• 皮膚の化膿を伴った症状 リンデロンVG軟膏は以上の症状を緩和する効果は大変高いのですが、ステロイドを使う上で一番気になるのは、その副作用ですよね。 リンデロンVG軟膏は外用薬なので、1~2週間の使用で副作用が見られることは少ないのですが、主に以下のような副作用が起こる場合があります。 皮膚の感染症• かぶれ• 皮膚刺激感• 接触性皮膚炎など 上記の症状または、それ以外でも気になる症状が出た場合は、必ず医師に相談して下さい。 ステロイド外用薬の上手な使い方は、その素早い効果を利用して症状を早く治めて、副作用を待たずに期間内に使用を終えることです。 まとめ リンデロンVG軟膏はステロイドに抗生物質を加えた外用薬で、皮膚の炎症と化膿に高い効果があります。 その効果が高い反面、ステロイド特有の副作用がありますので、長期の連続使用を避け、異常を感じたら直ちに医師へ相談して下さい。

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【薬剤師が解説】リンデロンVGの効果や副作用と正しい使い方【ステロイド・抗生物質】

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リンデロンの種類 リンデロンの外用薬(軟膏)には基本3つの種類があり、吸収力の強さも違います。 マイザー軟膏やアンテベートと同じ強さで、体幹や腕、足に使われ、吸収力が強いので顔には使いません。 体幹部に使用され、首にも使用できます。 連続使用が可能な期間は、大人が2週間以内、子供が1週間以内です。 リンデロンVG軟膏は、リンデロンVの成分に、 ゲンタマイシンいう抗生物質をプラスしたもので、ステロイドで炎症を抑え、 抗生物質で感染を防ぐ効果があります。 VG軟膏のように抗生物質をステロイドにプラスする理由は、ステロイドの作用によって免疫機能が抑制されて細菌などに感染症するリスクが高くなるからです。 但し、ゲンタマイシンという抗生物質に対して耐性をもった細菌に感染している場合には、効果がありませんので注意が必要です。 リンデロンVG軟膏の市販薬は? ドラッグストアでも、ステロイド成分の配合が低い軟膏は販売されていますが、リンデロンVG軟膏の市販薬は現在ありません。 市販薬でも薬の強さや副作用は同じなので、使用の際は、説明書をしっかりと読んで、使用可能な部位、一回に添付する量や使用期間を守りましょう。 また、症状の改善がなく、症状の悪化、かぶれ、湿疹などの症状が見られたら、直ちに使用をやめて必ず医師に相談して下さい。 リンデロンVG軟膏の効能と副作用 リンデロンVG軟膏は、以下の様な症状がある時に使われます。 皮膚炎• あせも• かぶれ• しもやけ• 虫さされ• 皮膚の化膿を伴った症状 リンデロンVG軟膏は以上の症状を緩和する効果は大変高いのですが、ステロイドを使う上で一番気になるのは、その副作用ですよね。 リンデロンVG軟膏は外用薬なので、1~2週間の使用で副作用が見られることは少ないのですが、主に以下のような副作用が起こる場合があります。 皮膚の感染症• かぶれ• 皮膚刺激感• 接触性皮膚炎など 上記の症状または、それ以外でも気になる症状が出た場合は、必ず医師に相談して下さい。 ステロイド外用薬の上手な使い方は、その素早い効果を利用して症状を早く治めて、副作用を待たずに期間内に使用を終えることです。 まとめ リンデロンVG軟膏はステロイドに抗生物質を加えた外用薬で、皮膚の炎症と化膿に高い効果があります。 その効果が高い反面、ステロイド特有の副作用がありますので、長期の連続使用を避け、異常を感じたら直ちに医師へ相談して下さい。

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