プリキュア 初代 敵。 ふたりはプリキュア・敵キャラ一覧! : 歴代プリキュアあれこれブログ

歴代プリキュア人気のかっこいい&イケメン敵男性キャラクター一覧

プリキュア 初代 敵

女の子の気持ちもわからないのに」って思いました。 でも、チャレンジするしかありませんでした。 企画書に書いたコンセプトは「女の子だって暴れたい!」です。 それまでの女の子向けアニメは「魔法もの」が多くて、アクションがあまりないなと思っていました。 「絶対に格好いいんだけどなあ。 よし、それを形にしちゃえ」と。 普通の少女が変身して敵と戦う「プリキュア」が、こうして生まれました。 初代プリキュアは2人組です。 イメージしたのは、映画「48時間」や「ダーティハリー」、テレビドラマの「トミーとマツ」。 東映アニメーションに転職する前は、あまりアニメを見ていませんでしたから、モデルとして浮かんだのは実写でした。 入社前は、地元の秋田朝日放送で報道記者をやったり、ドキュメンタリーを制作したりしていました。 映像制作の面白さを感じて、より多くの人に見てもらうものを東京で作ろうと、東映アニメーションの中途採用に応募したんです。 最終面接で「アニメについて何も知らないのですが、いいんですか」と聞くと、当時の部長は「その方がいいんだ」。 業界の外にいる人の考えを採り入れようということだったみたいです。 まあ、基本的に男の子向けですよね。 小さな女の子向けで、しかも原作がないというのも初めてだったのが、プリキュアでした。 企画を考えたときは「小さな子どもは、男の子も女の子も変わらない」と思っていました。 親御さんが「女の子らしくしなさい」「男の子らしくしなさい」と教育して、だんだんと分化していくんだろうと。 私も小さな頃は隣に住む女の子と一緒に遊んでいました。 大人になりきるような変身ごっこも2人でやっていましたね。 だから、女の子も絶対に変身ものは好きだろうと確信的に思っていました。 ドラゴンボールZを手がけていた西尾大介さんに監督をお願いしました。 キャラクターデザインについては、西尾さんがすごく細かい指示を出しました。 アクションで足を踏ん張るから、靴はヒールなしで、といった具合に。 変身後のコスチュームではあるんだけど、アクションのユニホーム、アクションのためのよろいという意味を持たせたかったそうです。 アクションを基本とすることに、放送開始前は「女の子が見てくれますかね」と言われることもありました。 変身アイテムのおもちゃは携帯電話の形で、カードを読み込ませて遊ぶのですが、おもちゃ会社の方では「女の子はカードで遊ばない。 男の子だけだ」という意見もあったそうです。 でも、放送初日に近所のおもちゃ店に言ってみたら、次から次と売れていた。 これはいけるのかな、と手応えを感じましたね。 西尾監督と2人で話し合ったのは「嫌な映像を作るのはやめよう」ということ。 食べ物の好き嫌いをするとか、親に口答えするとか。 子どもが夢中になって見入ってしまうアニメでの表現は、子どもにすり込まれてしまいますから。 男女の差についての話は絶対に盛り込みませんでした。 「女の子だから」「男の子だから」といったセリフもやめてもらっています。 「関係ないじゃん」という気持ちで作っていましたから。 親が「あの子は、これできてるじゃない」と言うようなシーンもありません。 比較されるのは、子どもが一番嫌がりますよね。 ここまで気を使ったアニメは私にとって初めてでした。 プリキュアの戦闘には、男の子のキャラクターは参加しません。 イケメンの男の子も登場するけれど、非力な存在です。 女の子が主役で、自分たちで物事をとにかく突破することを見せたかった。 どんなに巨大なものに立ち向かうときも、自分たちで解決する気持ちが一番大切だろうと思っていました。 プリキュアシリーズも今年で15年目を迎えました。 世間に認知されて、大人にタイトルを言ってもわかってもらえるようになりました。 昨年のプリキュアの声優さんから「子どものころ、プリキュアを見ていました」と言われました。 「ついに来たか」と衝撃的でしたが、うれしかったですね。 女の子がりりしく、自分たちの足で地に立つということが一番だと思って、プリキュアを作ってきました。 子どものときには、意味がわからなくてもいいんです。 テレビで見ていた女の子が成長して、思い返したときに「こういう意味だったのか」と気づいてもらえれば。 まだまだ女性にとって厳しい社会ですよね。 ハリウッドの「#MeToo」の動きを見ても、現場はきついんだな、と思います。 アニメのようなファンタジーの世界で、「男性に頼らない女性」が主人公のものが一般的なものになれば、実社会も変わってくれるのではないでしょうか。 そう願っています。 秋田県出身。 秋田朝日放送などを経て、98年に東映アニメーションに入社。 2004年に放送が始まった「ふたりはプリキュア」以来、プリキュアシリーズのプロデューサーを5年連続で務めた。 現在は同社執行役員。

次の

ふたりはプリキュア

プリキュア 初代 敵

「3分でわかる GO!プリンセスプリキュア」東映アニメーションミュージアム公式YouTubeチャンネル(YouTube)より引用 「Go! プリンセスプリキュア」。 歴代最高傑作との評価も多い作品と1つですね。 玩具の売り上げや子供へのわかりやすさなどを考えると必ずしも1番の作品とは言えないのですが、 そのしっかりとした構成は、大人の鑑賞にも耐えうるクオリティであると思います。 そんな「Go! プリンセスプリキュア」のクオリティの高さを象徴する要素の1つが敵キャラです。 プリキュア本人達だけでなく、敵キャラの掘り下げが見事なのが「Go! プリンセスプリキュア」の魅力の1つです。 今日はプリンセスプリキュアの敵キャラの解説です。 プリンセスプリキュアの敵キャラが魅力的な理由 プリンセスプリキュアの敵キャラがなぜ魅力的かと言えば、それぞれのキャラクターが差別化されてしっかり掘り下げがなされているから。 プリキュアは女児向けアニメであるがゆえに、子供にも理解しやすいシンプルな構成と飽きさせない工夫が必要になります。 さらに1クール 約3カ月 で終わるアニメも少なくない昨今、1年という放送期間で子供を飽きさせないためには、必然と敵の数を増やして次から次に登場させる手法になりがちです。 次の作品の「魔法使いプリキュア」と比較するとわかりやすいのですが、 プリキュアシリーズは敵の組織や幹部が次々入れ替わっていくことが少なくないです。 ゆえに頭数としては多くなり、一人一人の敵キャラを掘り下げず噛ませ犬のようにあっという間に出番が終わるキャラもちらほら。 一方で、 プリンセスプリキュアはほぼ幹部の3人のみで戦います。 前半と後半で幹部それぞれの内面の変化を描くことでキャラを掘り下げつつ、飽きさせない展開になるようにしています。 プリンセスプリキュアの敵キャラ プリンセスプリキュアの敵キャラは• ディスピア• クローズ• シャット• ロック• トワイライト• ストップ• フリーズ です。 そしてディスピアはボスとして戦闘は終盤のみ。 トワイライトは後のキュアスカーレット。 ゆえに三銃士といわれるクローズ・シャット・ロックの3人が本編の戦闘はほとんど関わります。 クローズ.

次の

【ふたりはプリキュア】結局初代プリキュアが1番強い件 #precure #プリキュア

プリキュア 初代 敵

女の子の気持ちもわからないのに」って思いました。 でも、チャレンジするしかありませんでした。 企画書に書いたコンセプトは「女の子だって暴れたい!」です。 それまでの女の子向けアニメは「魔法もの」が多くて、アクションがあまりないなと思っていました。 「絶対に格好いいんだけどなあ。 よし、それを形にしちゃえ」と。 普通の少女が変身して敵と戦う「プリキュア」が、こうして生まれました。 初代プリキュアは2人組です。 イメージしたのは、映画「48時間」や「ダーティハリー」、テレビドラマの「トミーとマツ」。 東映アニメーションに転職する前は、あまりアニメを見ていませんでしたから、モデルとして浮かんだのは実写でした。 入社前は、地元の秋田朝日放送で報道記者をやったり、ドキュメンタリーを制作したりしていました。 映像制作の面白さを感じて、より多くの人に見てもらうものを東京で作ろうと、東映アニメーションの中途採用に応募したんです。 最終面接で「アニメについて何も知らないのですが、いいんですか」と聞くと、当時の部長は「その方がいいんだ」。 業界の外にいる人の考えを採り入れようということだったみたいです。 まあ、基本的に男の子向けですよね。 小さな女の子向けで、しかも原作がないというのも初めてだったのが、プリキュアでした。 企画を考えたときは「小さな子どもは、男の子も女の子も変わらない」と思っていました。 親御さんが「女の子らしくしなさい」「男の子らしくしなさい」と教育して、だんだんと分化していくんだろうと。 私も小さな頃は隣に住む女の子と一緒に遊んでいました。 大人になりきるような変身ごっこも2人でやっていましたね。 だから、女の子も絶対に変身ものは好きだろうと確信的に思っていました。 ドラゴンボールZを手がけていた西尾大介さんに監督をお願いしました。 キャラクターデザインについては、西尾さんがすごく細かい指示を出しました。 アクションで足を踏ん張るから、靴はヒールなしで、といった具合に。 変身後のコスチュームではあるんだけど、アクションのユニホーム、アクションのためのよろいという意味を持たせたかったそうです。 アクションを基本とすることに、放送開始前は「女の子が見てくれますかね」と言われることもありました。 変身アイテムのおもちゃは携帯電話の形で、カードを読み込ませて遊ぶのですが、おもちゃ会社の方では「女の子はカードで遊ばない。 男の子だけだ」という意見もあったそうです。 でも、放送初日に近所のおもちゃ店に言ってみたら、次から次と売れていた。 これはいけるのかな、と手応えを感じましたね。 西尾監督と2人で話し合ったのは「嫌な映像を作るのはやめよう」ということ。 食べ物の好き嫌いをするとか、親に口答えするとか。 子どもが夢中になって見入ってしまうアニメでの表現は、子どもにすり込まれてしまいますから。 男女の差についての話は絶対に盛り込みませんでした。 「女の子だから」「男の子だから」といったセリフもやめてもらっています。 「関係ないじゃん」という気持ちで作っていましたから。 親が「あの子は、これできてるじゃない」と言うようなシーンもありません。 比較されるのは、子どもが一番嫌がりますよね。 ここまで気を使ったアニメは私にとって初めてでした。 プリキュアの戦闘には、男の子のキャラクターは参加しません。 イケメンの男の子も登場するけれど、非力な存在です。 女の子が主役で、自分たちで物事をとにかく突破することを見せたかった。 どんなに巨大なものに立ち向かうときも、自分たちで解決する気持ちが一番大切だろうと思っていました。 プリキュアシリーズも今年で15年目を迎えました。 世間に認知されて、大人にタイトルを言ってもわかってもらえるようになりました。 昨年のプリキュアの声優さんから「子どものころ、プリキュアを見ていました」と言われました。 「ついに来たか」と衝撃的でしたが、うれしかったですね。 女の子がりりしく、自分たちの足で地に立つということが一番だと思って、プリキュアを作ってきました。 子どものときには、意味がわからなくてもいいんです。 テレビで見ていた女の子が成長して、思い返したときに「こういう意味だったのか」と気づいてもらえれば。 まだまだ女性にとって厳しい社会ですよね。 ハリウッドの「#MeToo」の動きを見ても、現場はきついんだな、と思います。 アニメのようなファンタジーの世界で、「男性に頼らない女性」が主人公のものが一般的なものになれば、実社会も変わってくれるのではないでしょうか。 そう願っています。 秋田県出身。 秋田朝日放送などを経て、98年に東映アニメーションに入社。 2004年に放送が始まった「ふたりはプリキュア」以来、プリキュアシリーズのプロデューサーを5年連続で務めた。 現在は同社執行役員。

次の