吉野 彰 ノーベル 賞 内容。 ノーベル賞授賞式2019はいつ?会場テレビ中継は?吉野彰氏最新情報と講演内容

リチウムイオン電池「持続可能社会の中心技術に」 吉野さんノーベル記念講演

吉野 彰 ノーベル 賞 内容

「リチウムイオン電池」が、環境問題を解決する新しい未来の社会ができる可能性を切り開いたから。 東海道新幹線に来年の夏に登場する予定の新型車両「N700S」。 大きな災害などで停電したときでも、線路上の架線から送られてくる電力に頼らずに、車両が自力で走行できるシステムが、高速鉄道としては世界で初めて取り入れられています。 そのシステムを支えているのが「リチウムイオン電池」です。 ボーイング社の最新鋭機、「ボーイング787」。 この機体では、これまでエンジンの動力で動かしていたシステムを電気で動くように切り替えるなどして、燃料をできるだけ使わないようにしています。 それができたのは「リチウムイオン電池」があったからです。 これまでの電池と同じ重さで、およそ2倍の電気をためることができるとされています。 「リチウムイオン電池」広がる可能性 スマートフォンやパソコンなど身近なIT機器にも欠かせない「リチウムイオン電池」。 いまの私たちの生活を大きく変えています。 世界の科学研究に詳しいJST=科学技術振興機構の調査役、古川雅士さんは、さらに、これからの可能性の大きさにより着目しています。 「リチウムイオン電池」の性能がさらに高まっていけば、いま深刻になっている環境問題を解決する上で、大きな役割を果たす可能性があると感じているのです。 古川雅士さん 「これまでよりさらに性能の高い電池をつくることができれば、電気自動車にどんどん取り入れられ、ガソリンなどの石油燃料に頼らない社会をつくることができるかもしれません。 また、いまは時間帯によって発電できる量にばらつきがある太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーも、高性能な蓄電池をつくることができれば、発電した電気をためて必要なときに必要な量だけ使うことができるようになります。 今回の吉野さんの受賞は、いまの社会を変えたことへの評価だけでなく、これからより重要になる環境問題に答えを出してほしいという期待がかけられています」。 「リチウムイオン電池はあらゆるものに使われるようになっており、化石燃料が不要となる社会が実現する可能性を切り開いた」。 再生可能エネルギー さらなる普及を目指して 吉野さん自身も、未来の社会に向けて次のように話しています。 「再生可能エネルギーで発電する社会システムを作っていかなければいけないと思います。 電気自動車が普及すれば、(電気をためてつかうという)巨大な蓄電システムが(社会全体に)自動的にできあがることになります。 そうすれば、太陽光発電や風力発電ももっと普及しやすくなります。 そうしたことが実現すれば、環境問題へのいちばん大きな貢献になると思います」。

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吉野彰(旭化成)ノーベル化学賞の賞金はいくら?他2人の受賞者の名前や授賞式はいつ?

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目次 Contents• 吉野彰(よしのあきら)氏のZIPでのインタビューの内容( ノーベル化学賞受賞) ZIP(ジップ)のスタジオと吉野彰(よしのあきら)氏が出演された都内のホテルをつないでの中継で放送がされていました。 その時の対応内容をまとめています。 まず、徳島アナウンサーからの質問からインタビューが始まりました。 徳島アナウンサーの質問 徳島アナウンサーが会見で最近まで携帯電話を持っていらっしゃらなかったと言っていましたよね?それは何か理由がおありなんですか?という質問に対して吉野彰氏は、 理由はあのーあります。 昔はけっこう外に飛び回ることがおおかったものですから、出張で。 出張先まで電話がかかってくるとかなわんなということで、持たなかったです。 もちろん、今は持ってますよ。 日本テレビの小林さんの質問 次に、日本テレビの小林さんが質問しました。 リチウムイオン電池の開発に着手してから実用化まで、まさに10年くらいかかっていまして、さらに世に出てからもなかなか売れない時期があったということですけれども、企業の中で研究する研究者としての、ならではの苦労というのはどの点にあったのでしょうか?という質問に対して吉野氏は以下のように回答していました。 うんー とうなったうえで あのー、やっぱり一番苦しかったのは、一番最後の頃ですかね。 世の中にリチウムイオン電池は出したんですけどね。 約3年間ぐらいまったく売れない時期があったんですよね。 それがある日突然のごとく売れ出したのが、1995年なんですよ。 あのー、Windows95 ウィンドウズ95 の年ですね。 IT革命が始まったんです。 ですから、それさえ分かっていれば、あとはじっーと待っていれば良かったんですけどね。 それが分からないまま、このじっーと3年間我慢するのがしんどかったですね。 ココリコの田中さんの質問 次にココリコの田中さんが、おはなしをお聞きしてて、まだまだ、研究テーマに関してやりたいことがあるとおっしゃってたんですけれどもも、今後、どのようなことを研究されていきたいですか?と質問すると吉野氏は、 やっぱりあのー、リチウム電池の電気をためるという機能を持っておりますので、これは間違いなく環境問題に対する答えを出す一つの武器になるのは間違いないと思うんです。 ですから、そういうような電気を貯めたり、有効に電気を使うことに関しましてリチウム電池のことをやらないといけないので、やはりそれに最適なリチウム電池は少し違うので、そういうものの材料の開発とか電池の開発に、もちろん私が実験するわけではないんですけどね、若い人にそういうことをやっていただき易いように、アドバイスしたらい、サポートしていきたいなと思っています。 桝アナウンサーの質問 最後に桝アナウンサーから今回の吉野さんの姿を見て研究者になりたい子どももたくさんいると思います。 そんな、未来の子供たちにどんなメッセージを送りたいですか?という質問について吉野氏は以下のように回答されました。 あのー、まだまだ我々人類っていうのは知らないことが多すぎるんですよね。 深海で何が起こっているのかもそうですし、宇宙で何が起こっているのかも知らない部分もいっぱい残っていると思いますので、今の子どもたちがこれから活躍する場のチャンスはいっぱいあると思うので、夢を求めて新しいことにチャレンジしてもらいたいなと思います。 2019年のノーベル化学賞について スマートフォンやパソコンなどに利用されているリチウムイオン電池の開発をしたということで吉野彰(よしのあきら)氏の他に ジョン・グッドイナフ氏(アメリカ)とスタンリー・ウィッティンガム氏(イギリス)の3名にノーベル化学賞が送られました。 このリチウムイオン電池ですが、電気自動車やさらに、太陽光発電などの自然エネルギーを貯めるための蓄電池としても利用されることから環境問題に対する有効な方法のひとつとなっているとのことです。 調べたところによると、スタンリー・ウィッティンガム氏が1970年代の初めにリチウムイオン電池の第1号を開発し、その後、グッドイナフ氏が電池の能力を高め、吉野彰(よしのあきら)氏が安全に使えるようにしたとのことです。 最後に スマートフォンやパソコン、さらに電気自動車にも利用されておりリチウムイオン電池は生活には欠かせないものになっているかと思います。 リチウムイオン電池が普及するために日本人が開発に関わっていたとは知りませんでした。 また、会見で見せた吉野氏の笑顔も印象的でした。 笑顔を見せながら話をされており、柔和なお人柄を表しているのかもとも思いました。

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ノーベル賞授賞式2019はいつ?会場テレビ中継は?吉野彰氏最新情報と講演内容

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吉野彰のプロフィール 吉野彰は、電気化学を専門とする日本のエンジニア、研究者。 大阪大学博士(工学)、旭化成名誉フェロー。 携帯電話やパソコンなどに用いられるリチウムイオン二次電池の発明者の一人。 エイ・ティーバッテリー技術開発担当部長、旭化成 イオン二次電池事業推進室・室長、同 吉野研究室・室長、 リチウムイオン電池材料評価研究センター・理事長、名城大学大学院理工学研究科・教授などを歴任。 2019年のノーベル化学賞受賞が決まった。 引用元:Wikipedia 吉野彰さんが2019年ノーベル化学賞に決まりました。 記事は東京学芸大学付属高等学校(東京・世田谷)で行った特別授業を取り上げています。 吉野さんは高校生に「自分で仮説を立てる」ことの大切さを訴えました。 — NIKKEI STYLE nikkeistyle 吉野彰さんのプロフィールを見れば若い頃から研究開発一筋の素晴らしい経歴の研究者であることが分かります。 70歳になっても研究に打ち込むなんて本当に研究開発が大好きなんだな~と思いました。 吉野彰 旭化成 ノーベル化学賞の賞金はいくら? 旭化成名誉フェローの 氏が19年の を授賞しました。 みなさんが使っているスマートフォンやパソコン、電気自動車のバッテリーの生みの親です。 — 日経ビジュアルデータ nikkeivdata 「すごい先生」「とても励みに」 吉野氏の教え子ら祝福 さんの名前が読み上げられた瞬間、一瞬シーンとなった後、「来た来た」「うそー」などと拍手して喜んでいました。 「壁をありがたく思え」「悩みは悪いことではない」などと教えを受けているそうです。 — 朝日新聞デジタル編集部 asahicom 産経ニュースの記事によると吉野彰さんのノーベル化学賞の賞金は900万クローナで日本円にすると約9700万円というとんでもない金額です。 この1億円弱の賞金は他の2人の研究者と3等分されるみたいです。 3等分されても一人当たり、3200万円にはなるので、賞金の使い道はどうなるのか気になるところです。 もしかしたら旭化成の会社に研究開発費に使ってほしいと賞金の一部を寄付されたり、またはどこかの研究機関に寄付される事も考えられている可能性もあるでしょうね。 それにしてもリチウムイオン電池の開発者の一人が日本人だったとは知りませんでした。 たしかにスマホや電気自動車など今の時代、リチウムイオン電池のバッテリーがない生活は考えられないですよね。 まさに社会の発展に大きく貢献した吉野彰さんは本当に日本人として感謝したいですよね。 吉野彰さんの会見のインタビューでガラケーを使った事がなくて、スマホが初めて持った携帯電話というエピソードも驚きましたね。 5年前まで携帯を持っていなかったのはさすがノーベル化学賞を受賞するという偉業を成し遂げた人物だと思いましたね。 また記者会見の中で趣味を聞かれて歴史が好きでNHKの歴史番組のヒストリアを見ているというエピソードは地道に検証を繰り返していく研究開発者らしいな~と思いました。 スポンサーリンク 他2人の受賞者 研究者 の名前や授賞式はいつ? 吉野彰さんの他にも今回のノーベル化学賞には2人の研究者が関わっていると発表がありました。 ノーベル化学賞に 氏 藤沢市在住 — 神奈川新聞社ローカルニュース KanalocoLocal そこで他の受賞者が誰なのか調べてみると、名前が判明しました。 一人はアメリカのテキサス大学の教授であるジョン・グッドイナフ氏。 年齢は97歳というから驚きです。 そしてもう一人のノーベル化学賞受賞者は同じくアメリカのニューヨーク州立大学のビンガムトン校特別栄誉教授であるスタンリー・ウィッティンガム氏です。 スタンリー・ウィッティンガム氏も77歳と高齢で、71歳の吉野彰さんが一番若いということになります。 それだけリチウムイオン電池の開発は実用化するのに長年の期間を費やしてやっと可能になったというなんでしょうね。 気になるノーベル化学賞の授賞式はスウェーデンのストックホルムで12月10日に開かれる予定となっています。 これからメディアのインタビューや授賞式や式典で大忙しになるかと思いますが、本当にすごいと思います。 まとめ 最初、ツイッターで吉野彰という人物の名前がトレンドで1位にランクインしていたので、どんな人だろうと思ってツイートを見てみたらノーベル化学賞と知ってほんとに驚きました。 リチウムイオン電池と言えば私たちの今の生活になくてはならない技術なので、そんな重要なテクノロジーをまさか日本人が研究開発に携わっていたなんてやっぱり日本人研究者は凄い人がいるんだなと思いました。 それにしても首相や文部科学大臣からお祝いの電話がかかってくるなんて、それだけノーベル化学賞を受賞することがいかに凄い事なのかが分かりますよね。

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