二階堂ふみ 動物。 二階堂ふみ|人間味あふれるたぬき

バストや美ヒップが丸見え!?二階堂ふみと吉岡里帆の大胆フェロモン現場5選

二階堂ふみ 動物

FUMI NIKAIDO 串野: 「FOCUS ONをテーマにした今回の連載はメッセージ性の強いものになると思うけど、そもそもなぜこういった企画を始めたいと思ったの?」 二階堂:「最初の心境の変化は、まず人間以外の動物と一緒に暮らしはじめてからでした。 今日、一緒に来ているジャック・ラッセル・テリアの女の子、ゾイが8歳の頃うちに来て、それから自分の生活が豊かになっていったんですね。 物質的なものではない喜びや幸せを彼女が私に与えてくれて、それと同時に学びがどんどん増えていって。 でもそうやっていろいろなことを知り、考えるようになったら、自分たちがいかに人間以外の動物を犠牲にして生活しているのかということがわかってきたんです。 ファーやレザーや羽毛や、それだけじゃなくて環境のことも……。 私はこんなに無知だったのかと、すごく恥ずかしくなって。 そういったことをきっかけにして、さらにいろいろと動物の問題について調べるようになりました。 例えばゾイはもともと保護犬で、劣悪な飼育環境の中で子犬を生み続ける場所にいたみたいなんですね。 それもゾイを引き取るまでは私にとって他人事だったので。 私がそうやって身近な問題として考えるようになったみたいに、この連載も人間以外の動物の問題に対して、みんながより身近に考えられるきっかけになればいいなと思っています。 私にとっても発見があると思うし、読み手の方たちと一緒に考えていけるような場所が作れたらいいなって」 FUMI NIKAIDO 串野:「今、ファッションと動物、自然環境の問題は切り離して考えることができないじゃない? 例えばファーやレザーの使用に関して、少しずつルールは変わってきているけど、ふみちゃんの目に今のファッション全体の感じはどう映ってる?」 二階堂:「私は洋服がすごく好きなんですよね。 これまでずっと自分のモチベーションになってきたものだから。 ただ、今の私にとってファッションは自己表現でもあるし、なおかつ意思表示でもある。 自分の中のルールに反していないものを、心から気持ちよく身につけるということが、自分のファッションの定義です。 とあるセールに行ったときに、大量のセール品が乱雑に置かれていて、中にはレザーや羽毛を使ったものもあって、要は命をもとに生産されたものが多くあったんです。 果たしてこれが正しい姿なのかなって、その光景を見て疑問に思いました」 串野:「ファッション業界は、より多く作ることによってコストを下げる資本主義の流れが強くて、多くの人が今のそんな現象に気づきながら、なかなか抜けられないというジレンマがあるよね。 あと、僕は資本主義が第二の資本主義に変化していくべきじゃないのかなと思っていて、ひとつのところに集まった資金を環境問題などに再分配する新たなサイクルを作れば、モノを大切にするという価値観ももう一度取り戻せるような気がしてるんだよね。 まだそこまで多くの人の意識は変化していないかもしれないけど、変わらないといけない、間違いなく」 二階堂:「ゼロにすることは難しくても、ちょっとずつ前進していく姿勢が大事だと思います。 ファーフリーを宣言するブランドや、サステナビリティに配慮したコレクションを発表するブランドもあるし、消費者も未来のことを考えて選択するようになってきている。 まずは知る、そして考えることが大事ですよね」 串野:「今、実際に服を買う時に意識しているポイントは何?」 二階堂:「素材と生産です。 非人道的な方法で動物性の素材を採取することとか、生産する現場の劣悪な雇用環境とか、そういう問題と真摯に向き合っているブランドの服を選択したいなと思ってますね。 そういった問題意識をもっともっと広げていきたい、この連載で。 前にステラ・マッカートニーさんと対談させていただいたとき、彼女の『サステナビリティはセクシーでないといけない』という言葉に私はズキューンと撃ち抜かれて(笑)。 サステナビリティに配慮することがカッコいいという価値観は素晴らしいと思います。 でも彼女はずっと前から一人で闘ってきたんですよね。 今はその考え方が根付いてきて、社会が変わってきたと思うし、できれば私もそこに賛同していきたいです、自分なりのかたちで」 FUMI NIKAIDO 串野:「前に話していたとき、ファッションの廃棄物と動物福祉のことを一緒に考えたいって話してたでしょう?」 二階堂:「例えば保健所にいるわんちゃんって、毛布1枚あればいいほうで、冷暖房も整っていない酷い環境に置かれたりしているから、そういうところに廃棄物から新しく作ったベッドを配布するとか、そういった取り組みができたらいいなって。 もちろんそういったシステムを考える必要がありますよね。 打ち上げ花火のようにパッと広がったとしても、それが続かなければ意味がないので、続けていくことの大切さを感じています」 串野:「この連載がきっかけになって、何かそういった取り組みが実現していったら素敵だよね。 否定するだけでは何も変わらないし、危機感を煽るだけでも意味がないから、ポジティブなかたちで世の中をよくしていく流れを作っていければいいね」 二階堂:「自分とは関係ないと思うことがいちばんもったいないことですよね。 でも若い世代はどんどん変わってきている世代でもあると思うんです。 実感がないと、どうしても他人事になってしまうけど、問題を実感して、自分に身近なものとしてとらえられる人たちが多い気がして。 自分の選択ひとつで変えられることもあるから、希望をもって選択していきたいと思います。 例えば、消費者側にもある程度リテラシーが求められる時代になってきているから、SDGs(持続可能な開発目標)の17の目標に照らし合わせて企業の社会貢献や環境に対する姿勢をきちんと判断するとか、そういった価値観を私ももっと持てるようになりたいです。 その価値観が広がっていけば、世の中がよりよくなっていくんじゃないかなと。 串野さんはどう思いますか?」 FUMI NIKAIDO 串野:「僕が大切だと思っているのは美意識で、それはものを見て美しさを感じるということだけじゃなくて、意志をもって選択することも美意識のひとつだと思う。 山口周さんのという本にもあるけど、ひとりひとりが美意識をもって行動すれば、犯罪が減少したりとか、世の中が変わるかもしれない。 例えば、ちょっとしたポイ捨てなんかでも、自分の美意識に反するというルールをそれぞれがもつと、次第になくなっていくと思うから。 そうやっていろんなことにポジティブに影響していくんじゃないかなって。 あともうひとつ思っていることは、人間本位ではなく、地球の中の生命のひとつとして、自分たちは地球に住まわせてもらっているという感覚をもつことが大切なんじゃないかな。 人は愚かであるということを常に意識して行動し、謙虚になることも重要だと」 二階堂:「私もそういったことを考えながら生きていくことが大切だと思います。 私自身、ここ数年は自分の言葉で誰かを傷つけないように、とりあえず中立の立場でいたいと思ってたんですよね。 怖がってたんです。 でも世の中を変えていくためには、自分の考えを自分の言葉でちゃんと発信するべきだなって。 今はみなさんと一緒に考えながら、それを率直に言葉にしていきたいという思いです。 もちろん発言する以上は、きちんと実行していかないといけないと思っているので」 FUMI NIKAIDO 串野:「今回の連載はふみちゃんがすべて写真を撮るんだよね。 今日は初めてのセルフポートレートで」 二階堂:「そう、初めてです。 しかも生活を共にしていて、自分のことをすごく支えてくれている子たちが一緒にいることが、こんなに幸せなことなんだと思って(笑)」 串野:「写真を撮ることは、ふみちゃんにとってどういうこと?」 二階堂:「動物的感覚にとても近くて、被写体と撮影側の感覚的なコミュニケーションなんです。 もちろん言葉でのやりとりもあるけど、撮られる人のありのままの姿というか、その人のその人らしさが一瞬の光とその人の動きとで一枚の写真になる時はすごく動物的な感覚がある。 わんちゃんって挨拶するときに相手のお尻の匂いを嗅ぐじゃないですか。 そうやって体全体を使って、相手の情報を感覚的に取り込んでるんですよね。 そういうところは撮影するときの感覚にちょっと近いかなと思うんです。 たぶん写真とか映画とか音楽とかって、より動物的な分野だと思うので、そういうものが好きだったってことはその感覚がもともと強いのかも(笑)」 Text: YUSUKE MONMA 広島県尾道市因島出身。 京都芸術デザイン専門学校を卒業後、イタリアに留学。 帰国後、自然からインスピレーションを受け、ファイナルデザインをテーマにした靴の作品を最先端技術や伝統技術などを駆使して製作し、世界に向けて発表している。 現在は、バイオテクノロジーなど科学技術を取り入れたアート作品なども積極的に取り組んでいる。 作品は、イギリスの国立博物館、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館、NYのFashion Institute of Technology 美術館に永久保存されている。 Object. 366. 1","environment":"prod","sampleRate":0. 5,"whitelistUrls":["www. elle. hearstapps. lazySizesConfig. hearstapps. com"; window. mylo. id"; window. feature. hearstapps. net","prod":"www. elle. com","stage":"elle. stage. hearstapps. feature. hearstapps. net","prod":"patty-elle. prod. hearstapps. com","stage":"patty-elle. stage. hearstapps. elle. elle. elle. elle. elle. elle. google. elle. hearst. ensighten. ensighten. ensighten. ensighten.

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二階堂ふみ|人間味あふれるたぬき

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(C)まいじつ 女優の二階堂ふみが6月29日、自身のインスタグラムを更新。 犬猫の繁殖、販売業に対する「数値規制」について問題提起をしたところ、賛同の声が続々と上がっている。 現在、ジャックラッセルテリアの「ゾイ」と、柴犬の「ジジ」という2匹の愛犬と暮らしている二階堂。 今回のインスタでは、そんな2匹とセルフ撮影をした写真とともに、《わが家のゾイは繁殖犬でした》と〝子犬を産むためだけに飼育されていた犬〟だったことを告白。 そして、まもなく素案が示される数値規制について言及した。 昨年6月、約7年ぶりに動物愛護法が改正され、飼育環境は大きく改善された。 今回の数値規制とは、その法に則って、施設の構造や、親の繁殖回数の上限などについて具体的な基準を定めるもの。 1」とするものもある。 これに対し、二階堂は画像を引用し、《身動きも取れません。 決まってしまうと次回の改正まで、彼らを苦しめ続けてしまいます》とより高い水準を求め、環境省宛てのメールアクション等の協力を呼び掛けるのだった。 二階堂も《ペットショップに並ぶ子犬や子猫はどこから来たのか。 知ること。 考えること。 そしてアクションを起こすこと》と、ペットショップの存在に疑問を呈している。 「近年では、杉本彩が『公益財団法人動物環境・福祉協会Eva』を設立したり、ローラが里親探し団体『UNI project』を運営したりと、芸能人の中でも声を上げる人が相次いでいます。 サンシャイン池崎や中尾明慶は、自身が里親になるだけでなく、保護施設にてボランティア活動もしているようです」(芸能ライター) まるで問題意識のないテレビ番組も… このように芸能人たちが活動に動く中、ペットショップで購入する様子を堂々とテレビで流し、ペットショップに売り上げ貢献している芸能人もいる。 「指原莉乃や社会学者の古市憲寿氏、女医の西川史子などはその例。 西川は、愛犬となった『ティーカッププードル』の購入時のエピソードとして『160万円を120万円にまけてもらいました』などと〝金持ち話〟を鼻高々に披露し、テリー伊藤から『保健所のワンちゃんも待っているのに…』とツッコまれていました」(同・ライター) 指原は2015年に放送された『HKT48のおでかけ!』(TBS系)内で、ペットショップ巡りを敢行し、「マンチカン」に一目ぼれし購入。 古市氏は2019年10月に放送された『徳井と後藤と麗しのSHELLYと芳しの指原が今夜くらべてみました』(日本テレビ系)での企画で、「アメリカンショートヘアー」と迷った揚げ句、指原とおそろいの「マンチカン」を購入している。 これには視聴者から、 《社会学者を自認するなら、保護猫をもらい受けなきゃ駄目じゃない?》 《ペット産業を問題視する人が増えてるのに、平気でこんな仕事受けるんだ》 などと、問題意識の低さに批判の声が噴出。 そんな企画を通してしまう番組制作側にも失望の声が相次いでいた。 元2ちゃんねる管理人の〝ひろゆき〟こと西村博之氏は、2019年3月に自身のYouTubeライブ配信で、「(ペットショップで)売れなかったときに保健所で殺す、ということをやっている業界にお金を払っているので、ペットショップでペット買う奴って基本的にみんな人間のクズだなって思ってる」「(ペットショップという)システム自体が違法になればいいと思っている」などと、過激な表現で業界と利用者を痛烈に批判していた。 二階堂も声を上げ、ますます注目度が高まる動物愛護問題。 「#検察庁法改正案に抗議します」のときのように、大きなうねりとなるのだろうか。

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女優の二階堂ふみ(25)が30日、自身のインスタグラムを更新。 犬猫の繁殖、販売業に対する「数値規制」について言及したことについて「少し怖い気持ちもありました」と心境をつづった。 二階堂は「おはようございます。 6月最後の日。 昨日の投稿で、多くの反響を頂いております」と29日の「数値規制」に関する投稿に反響があったとしつつ、「ELLE ONLINEで連載を始めた際もお話させて頂いたのですが、自分の考えを投稿することは少し怖い気持ちもありました」と心境を明かした。 「過去の無知だった自分への羞恥心、自分の発信で何かが変わるのだろうか、言葉を紡ぐ事は難しい、誰も傷つけたくない、そんな気持ちの中、同じ思いを持つ方、賛同してくださる方、知って行動してくださる方、沢山の方々から勇気を頂きました。 本当にありがとうございます」とつづり、「ペットショップにいる子も保健所にいる子もみんな同じ命。 動物愛護後進国と言われている日本が変わるチャンスでもあります。 人間以外の全ての動物にも、権利がある。 それはぺット産業だけではないはず。 動物に携わるすべての人が、ちゃんと幸せになるためにも見直しが必要なのです」と熱い思いを記した。 「まだまだ無知な部分も沢山ありますが、学んで、考えて、皆さんと共有していきたい。 知ることで救える命を増やしたい」とし、「今回のアクションを通して、出会えた勇気ある方々に、私も賛同致します 7月に入っても、まだまだハガキやメールからご意見を受け付けてくださるそうです。 引き続き 動物のための数値規制を !! よろしくお願いします」と訴えた。 「数値規制」は悪質な繁殖業者やペットショップへの行政指導を行うため、施設の設備、飼育ゲージのサイズ、従業員1人あたりの上限飼育数など具体的な数値を定めるもの。 二階堂は29日の投稿で「我が家のゾイは繁殖犬でした」「ゾイと暮らし始めて、劣悪な環境で生きる子達がより身近な存在になりました」「明日には決まってしまう素案。 数値規制 4枚目の画像は、現在提案されている数値です。 身動きも取れません。 決まってしまうと次回の改正まで、彼らを苦しめ続けてしまいます」と飼育ゲージの規定に疑問を訴え「皆さんとより良い共存の世界を作りたいです」と呼びかけていた。

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