紫陽花を挿し木で増やす方法 撮影者:スミレ 「アナベル」 無事に紫陽花が越冬でき、次の年に再会できたなら、 今度は増やしてみたいと思う日がくるかもしれません。 実は紫陽花 、初心者でも増やすことが難しくないお花なのです。 チャンス到来!? 1年目、無事の育てられたら2年目は、挿し木にチャレンジしてみませんか? アナベルなどは、育てやすくておすすめの品種です。 紫陽花の挿し木(植木鉢)の手順 基本的に、 挿し木に適してる時期は梅雨時です。 これから花が咲き始めるよという時ですね。 (前述の育てやすいアナベルに関しては冬場もオススメ) 以下に、紫陽花の挿し木の手順を記しますね。 新芽が落ち着いた、花のついていない枝を選ぶ。 茎は斜めに切る。 登頂の葉は残し、残りの大きな葉は半切りにカット。 切り口を水に60分ほどつける。 挿し木用土(赤玉土など) を湿らせた植木鉢を用意しておく。 倒れない様に挿したら、周囲と馴染ませてジョウロでたっぷり水やりをする。 直射日光の当たらない、明るい場所に置いて水をたっぷり与える。 <ポイント> 水は切らさない。 月に2回位液肥を与える。 3カ月後(秋ぐらい)には 発根してしっかりと動かなくなる。 早いと2カ月ぐらいで発根するかもしれません。 来年の紫陽花の楽しみが準備できましたね。 紫陽花の増やし方の色々 紫陽花の増やし方、今回は初めてでも失敗しづらい挿し木の方法をご紹介しました。 他の増やし方についても確認してみましょう。 挿し木(今回の方法)• 水挿し(挿し木を土に埋めずに水で発根させる)• 手で株を分けて地植えにする()• 取り木(枝を曲げて土で覆って発根させる) 色々ありますが、今回ご紹介した方法が一番カンタンな王道ですね。 紫陽花の増やし方まとめ 撮影者:スミレ この記事では、紫陽花の挿し木で増やす方法をご紹介しました。 <今日のまとめ>• 紫陽花の増やし方は数種類ある。 挿し木が一番簡単で成功しやすい。 梅雨時期が一押し。 挿し木用の葉の切り方がポイント。 土は挿し木用を使う(養分が少ない方が良い) これまでの記事で見てきた紫陽花の育て方では、 土の選び方・肥料の選び方が初心者には悩ましいところでした。 それぞれ、 赤系・青系と専用の用土を利用するのが安全です。 今回の挿し木では、逆に養分の多い土は 厳禁なのです。 養分が多いと逆に根が枯れてしまうんですね。 適切な肥料の加減を覚えるまでが難しいです。 幸いにも、 紫陽花は育てやすく増やしやすいお花。 また、お立ち寄りくださると嬉しいです。
次のアジサイ 紫陽花 の増やし方!挿し木と剪定はセット? アジサイを増やすには剪定で切り取った枝を使って挿し木にするのがおすすめです。 そのため、剪定と挿し木を一緒に行えば、効率的にアジサイの栽培が楽しめますよ。 アジサイ 紫陽花 に剪定が必要な理由は? アジサイに剪定が必要な理由は、育てるスペースがない、植木鉢よりも大きくなった、など人間側の都合が悪くなるためです。 もともと、アジサイは剪定をしなくても問題はありません。 ただし、観賞用としてアジサイを育てている以上、飾っている場所の雰囲気や樹形を意識する必要が出てきます。 アジサイを剪定するときには、切り取る時期と方法に注意して、好みの樹形に整えてくださいね。 アジサイ 紫陽花 の増やし方!挿し木のコツは剪定した枝を使うこと アジサイは、挿し木で簡単に数が増やせる植物です。 挿し木でどんどん数を増やしていきたい方は、剪定で切り取った枝を利用するのがおすすめです。 剪定後の枝を再利用できるだけではなく、花芽がついた枝ならば、翌年花を咲かせてくれるかもしれません。 土に植える• 6~7月頃、剪定した枝を10~15cmほどに切り揃える。 葉っぱは2枚ほど残して、他の葉は全て切り落とす。 切り口をナイフやカッターで斜めに切って、枝全体も7〜8cmにする。 水を入れた容器に1〜2時間ほど切り口を浸す。 赤玉土(小粒)を入れた容器に指や割り箸で穴を空ける。 枝が2~3cmほど埋まるように挿す。 土が乾燥しないよう水やりをして日陰で管理する。 1〜2ヶ月後、十分に根が生えたら一回り大きな鉢や地面に植え替える。 この際、挿し枝を植え付けるタイミングで発根剤を切り口につけると発根しやすくなりますよ。 水挿し アジサイの剪定した枝を水挿しで管理するときは「土に植える」の4番目までは同じ作業をします。 その後、毎日水を入れ替えていれば根が生えはじめます。 十分に発根したら、遅くても9月までには土を入れた鉢か庭に植え替えてください。 アジサイ 紫陽花 のベストな剪定時期と方法は? 6~9月中旬、花が咲き終わってからがアジサイの剪定の適期です。 花が枯れ、花色が色あせてきた頃、花のすぐ下を切り落としましょう。 剪定のポイントは「新芽」が出てくるところを残しておくことです。 10月頃になると次の年に咲かせる花の芽が枝にできはじめるので剪定は控えてください。 翌年の花数が減ってしまいます。 基本剪定 アジサイには、その年に伸びた新しい枝に翌年花芽をつけない性質があります。 そのため、上から1節目は花を咲かせる可能性が低いので、花のすぐ下に生えている1節目の下を花ごと切り取りましょう。 葉っぱや茎は翌年花を咲かせるために必要なので、そのまま残しておきます。 少し花数や枝を減らしたいときは、「内向きの枝」「下向きの枝」「伸びすぎている枝」「細い枝」を選んで、付け根から切り取ってもかまいません。 風通しがよくなって病害虫の被害が減らせますよ。 全体的に小さく(短く)したい 長年アジサイを育てていると、鉢や庭のスペース以上に生長することがあります。 そんなときは基本剪定でボリュームを減らしつつ、さらに1〜2節分を短く切り落としてください。 注意しておきたいのは枝の色が緑色の所で切り落とすという事です。 茶色の古い枝から切り落としてしまうと翌年は花が咲かないので気を付けてみて下さい。 ゼロから育て直したい(強剪定/切り戻し) アジサイが大きく育ちすぎて、基本剪定などで樹形が整えられないときは、株元近くまで枝を剪定する「強剪定」や、太い枝を途中から切って短くする「切り戻し」と呼ばれる作業をしましょう。 ただ、強剪定をすると次の年は花が咲かないことが多いので、枝や芽を生長させる1年になることを承知のうえで取り組んでくださいね。 葉っぱが枯れ落ちた冬の時期が適期です。 以前に強剪定をしたなら、3年は間をあけてください。 一番下の節目だけを残して、全ての茎を切り取りましょう。 全体の枝が株元から約10~15cmの高さにそろうイメージです。
次のお気に入りの紫陽花を増やしましょう 紫陽花を増やして、お庭にいっぱい咲かせたいと思ったら、 挿し木やとり木、種まきをしましょう。 紫陽花は簡単に挿し木やとり木、種まき等で増やせますよ。 挿し木やとり木、種まきに適した時期とコツをわかりやすくご紹介したいと思います。 紫陽花はもともと日本原産なのでとても育てやすいのです。 今、栽培されている紫陽花の仲間は、日本に自生しているガクアジサイ、 ヤマアジサイ、エゾアジサイと大きく3つに大別されます。 日本から海外へと渡り、改良されて西洋アジサイとなり、華やかな紫陽花が増えました。 一重のガク咲き、八重のガク咲き、手まり咲きなどの様々な咲き方があり、 その中からお気に入りを見つけるのも楽しいですね。 紫陽花を増やし方は挿し木が簡単 挿し木で増やすと、同じ品種の紫陽花を増やすことができますので、 お気に入りの紫陽花を増やしたい時に良いですね。 3月に挿し木をすると、大きな株に育ちます。 5月下旬〜7月上旬の梅雨挿しにすると、小さめに育つので鉢植えに向いています。 早く花を見たいって時は、お花は小さめになりますが冬挿しもできます。 挿し穂はどんな風にするの? 挿し木は、 5月下旬から6月上旬に向いている二芽挿し、 7月ごろに向いている頂芽挿し、があります。 花がらがついた双葉は使いません。 挿し穂には、硬くなった枝より、硬くなる前の枝が適しています。 用意するもの• 鹿沼土、バーミキュライト、赤玉土などを単用します• 挿し木するための鉢。 挿し床が深さ10〜20センチの底に水抜け穴のあるもの。 挿し穂にする元気な枝 挿し穂での増やし方 二芽挿し、頂芽挿し• 枝は春から伸びた新梢を使います。 5月下旬から6月上旬に行う二芽挿しは頂芽を切り落とし、下葉も切り取ります。 挿し穂にする葉を半分くらい残して切り取り、枝をカッターナイフなどで直角、または斜めに切ります。 7月ごろに行う頂芽挿しは一番上の葉を残して大葉は半分に切り、下葉は切り取ります。 挿し穂を40分ほど水揚げします。 挿し床の用土を30分以上水をかけて湿らせておきましょう。 挿し床に斜めに挿します。 柔らかい挿し穂は先に穴をあけておいて挿しましょう。 挿し穂の間隔は葉と葉が触れ合うくらいにします。 挿し終わったら、たっぷりと水やりをして、20〜30日間は太陽の当らない日陰へ置きます。 その後、半日陰へ移動させます。 3ヶ月ほどで根が伸びてきますので、根土を崩さないように3号の育苗黒ポットに鉢上げし、 1〜2ヶ月半日陰に置きます。 鉢上げ1週間後くらいに薄めの肥料を与えます。 冬挿しの方法 冬挿しをすると、翌年春には小ぶりですが花が見られます。 冬挿しの敵期は11月〜12月初旬となります。 用意するものは同じです。 葉芽のある枝を切り取ります。 葉のない枝ですが葉芽があれば挿し木はできます。 切った挿し穂は40〜50分くらい水揚げします。 (発根促進剤を使うと良い)• 育苗ポットに挿し穂を挿します。 挿した後はしっかりと指で押仕込みましょう。 たっぷり水遣りをします。 保温のための薄いビニール袋を用意し底の部分に水抜き穴をあけておきましょう。 育苗ポットをすっぽり包みます。 暖かい場所で春まで育てます。 3〜4月ごろには小さめの花ですが見ることができるでしょう。 とり木での増やし方 挿し木より簡単に増やす方法がこちら。 春から秋にかけてできますが 6月がオススメです。 枝を曲げて地面に針金で固定し、土をかけておくと2〜4週間で発根します。 半年ほど経ってから切り離し移植します。 種まきから育てる方法 種まきから育てることもできますよ。 種まきから育てた紫陽花は、自分だけのオリジナルの紫陽花が咲くかもしれません。 まず、種の採取ですが、 タネは両性花だけにできます。 11月ごろに熟してきますので、花首から切り取ります。 紙袋などに入れておき、 種が裂開したらとりまきします。 翌春、 3月ごろにまいても大丈夫ですよ。 種まきの手順• 細かい赤玉土か鹿沼土を平鉢や育苗箱に入れ、よく湿らせておきます。 一箇所に固まらないように種まきします。 覆土はしなくて良いです。 水やりのとき、水は上からかけないで、底面吸水させます。 暖かくなって芽が出てきて 本葉が4枚になったら、 ピンセットなどで根を切らないように優しく 掘り上げ移植します。 この タイミングが遅れると、生育が悪かったり、枯れてしまったりしますので、 移植の時期は遅れないようにしましょう。 大切に育てた、あなただけの紫陽花は、 3〜4年後には花が咲くことでしょう。 両性花、装飾花とは 紫陽花は両性花と装飾花 中性花 というものに分けられます。 両性花とは、ガクアジサイのように1つの花に両方見えるもの。 装飾花 中性花 とは、手まり型と呼ばれ、まあるく咲くもので、 両性花のあまり見えないもの。 種は、両性花にしかつきません。 緑色の1mmくらいのホコリ状の粒がタネになります。 紫陽花の増やし方のまとめ いかがでしたか? 紫陽花を種から育てると、思いもかけない新しいお花が咲く可能性があります。 お花が見れるまで、3年ほどかかりますが、 どんなお花が咲くのかワクワクしますよ。 紫陽花を増やすのはとても簡単です。 あまり神経質にならずとも挿し木で発根しますよ。 ここでは細々と書きましたが、私は本当に適当に挿し木していますが、 ちゃんと発根して、芽が出てくれます。 紫陽花の生命力の強さにびっくりします。 挿し木をするのが初めての人にも、紫陽花はチャレンジしやすいお花だと思います。 たくさん増やして、お友達にプレゼントしても喜ばれると思います。 紫陽花のたくさん咲くお庭になりますように。
次の