自重 トレーニング。 自重トレーニングで成果を出すのは時間がかかる【最低半年】|ぴんまの! 筋トレ白書

超キツイけど効果抜群の高負荷自重トレーニング9選

自重 トレーニング

アームレスリングの元日本代表でアジア選手権マスターズ90kg級3位などの戦績を持つ。 自身のジムでアームレスリングやパワーリフティング選手の育成指導を行っている。 生物学博物館学芸員。 自重トレーニングとは 筋肉を鍛える一般的な方法は、筋肉に負荷をかけて筋繊維を破壊し、回復するときにより強い状態で回復する「超回復」という生体反応を利用する方法だ。 これがウェイトトレーニングであり、通称「筋力トレーニング=筋トレ」である。 筋トレは大きく分けると3つの種類が存在しており、その中の1つの分類に含まれているのが自重トレーニングである。 つまり、自重トレーニングはウェイトトレーニングの一種と言える。 自重トレーニングは英語で「Self Weight Training 自己体重トレーニング 」だ。 筋トレの3つの分類 それでは、筋トレにはどのような分類があるのだろうか。 1つずつ、具体的なトレーニングメニューを見ながら確認していこう。 おもりを使ったトレーニング おもりを使ったトレーニングは主に3つの種類がある。 どれも比較的大きな負荷をかけることができるトレーニングだ。 筋肥大を目的としたトレーニングなどで用いられることが多い。 ・ダンベルトレーニング ・バーベルトレーニング ・ケトルベルトレーニング 軌道器具を使ったトレーニング これは、ジムにあるトレーニングマシンなどを使ったトレーニングだ。 狙った部位を効率的に鍛えることができる。 ・チューブトレーニング ・ケーブルマシントレーニング ・スミスマシントレーニング ・その他マシントレーニング 体重を使ったトレーニング 自分の体重を使ったトレーニングだ。 自重トレーニングはこの分類に含まれる。 自宅でも取り組むことができる手軽さがメリットと言える。 一方で自分の体重以上の負荷をかけることは出来ないので、ダイエットや健康維持を目的とする場合に多く取り入れられる。 ・体幹トレーニング ・自重トレーニング ・バランスボール筋トレ 参照記事: 既に述べたように、筋トレは筋繊維が破壊された後強くなって回復する超回復を利用する。 ただし、筋肉が超回復する前に筋トレをすると、筋繊維は破壊されたままとなり、徐々に細く弱くなっていってしまう。 これをオーバートレーニングという。 筋肉によって超回復の時間には差があるため、トレーニングは超回復の時間によって頻度を決めるのが一般的だ。 自重トレーニングは負荷が大きくないため、毎日取り組んでも問題ないという論調があるが、実際は超回復の期間を設けなければならない。 各部位の超回復の時間 それでは、超回復にはどれくらい時間がかかるのだろうか。 ここでは、各部位の超回復にかかる時間をまとめている。 個人差や条件による時間の変化もあるので、あくまで目安として考えてほしい。 上半身の押す筋肉グループ 上半身の筋肉のうち、何かを押すときに使われる筋肉のグループだ。 超回復に48時間程度かかる筋肉が多い。 ・大胸筋:48時間 ・三角筋:48時間 ・上腕三頭筋:48時間 上半身の引く筋肉グループ 上半身の筋肉のうち、何かを引くときに使われる筋肉グループ。 広背筋など、大きな筋肉の超回復に必要な時間は長い。 ・僧帽筋:48時間 ・広背筋:48時間 ・上腕二頭筋:48時間 体幹の筋肉グループ 体幹を支える筋肉グループ。 いわゆる腹筋や背筋などが含まれる。 腹筋の超回復に必要な時間は短いが、反対に背中の筋肉は長時間必要だ。 ・腹筋群:24時間 ・長背筋群:72時間 下半身の筋肉グループ 下半身の筋肉グループ。 大きな筋肉が多いので、超回復に必要な時間も長めだ。 ・大臀筋:48時間 ・大腿四頭筋:72時間 ・大腿二頭筋:72時間 手足の筋肉グループ 腕や足のグループ。 超回復にかかる時間は短いが、いろいろなトレーニングで負荷がかかるため、トレーニングを組む際には慎重に取り入れる必要がある。 ・前腕筋群:24時間 ・下腿三頭筋:24時間 参照記事: 各トレーニングメニューの頻度の目安 自重トレーニングには大きく「腕立て伏せ系」「懸垂系」「腹筋系」「スクワット系」の4つの分類がある。 超回復の時間を考えると、それぞれの望ましい頻度は以下の通りだ。 ただし前提としてトレーニングの量などによって当然目安は変わる。 腕立て伏せ系 主に負荷がかかる大胸筋・三角筋・上腕三頭筋の超回復期間が48時間のため、1日おきが最短だ。 懸垂系 主に負荷のかかる広背筋・僧帽筋・上腕二頭筋の超回復期間が48時間のため、腕立て伏せ系と同様に1日おきが最短となる。 腹筋系 主に負荷のかかる腹筋群の超回復期間が24時間のため、毎日取り組んでも問題ない。 ただし、腹筋系の拮抗筋 筋肉運動の際に反対の動きをする筋肉 である長背筋群の超回復期間は72時間のため、腰に負担を感じたら1日おきにするなど調整が必要だ。 スクワット系 主に負荷のかかる大腿四頭筋・大腿二頭筋の超回復期間が72時間のため、2日おきに行うのが最短となる。 スケジュールを立てる際のポイント ここまでに説明してきた超回復の時間を元にスケジュールを立てるが、その前に知っておきたいポイントがある以下の2点だ。 無理せず続けられる頻度 筋トレは継続して初めて効果が出る。 トレーニングを始めたばかりの頃は気合が入るので負荷を大きくしがちだが、それでトレーニングが続かなければ意味がない。 最初は誰でも大きな負荷でのトレーニングは難しいので、自分の成長に合わせて徐々にレベルアップしていくイメージでいるといいだろう。 これを過負荷の原則という。 最初は週1回から2回、多くても3回程度から始めてみるのがおすすめだ。 物足りなく感じるかもしれないが、なれるまでは少なめで取り組むことをおすすめする。 週1回でもやらないよりはずっと効果があるので、気長に取り組んでほしい。 慣れてきたら種目を増やす 自重トレーニングは、自分の体重以上に負荷をかけることが出来ない。 そのため、継続していると体が慣れてきて筋繊維を破壊しにくくなる。 その場合、頻度や回数を増やすよりも、種目を変えて負荷を増やすのがポイントだ。 例えば腕立て伏せ系 プッシュアップ なら、膝付き腕立て伏せ、腕立て伏せ、プッシュアップバーを使用した腕立て伏せ、補助あり片手腕立て伏せ、補助なし片手腕立て伏せ等がある。 様々な種類の刺激を与えることで、体の慣れを防ぐことを意識するといいだろう。 具体的なスケジュール例 鍛える筋肉を部位ごとに分けてローテーションでトレーニングする方法をスプリットトレーニングという。 メニューを組む際には、超回復をする部位と鍛える部位を分けることで、それぞれを同時並行で進めることができる。 例えば週6回トレーニングする場合、以下のように組むとスプリットトレーニングの真価を発揮できる。 ・月曜日:腕立て伏せ系+腹筋 ・火曜日:懸垂系+腹筋 ・水曜日:スクワット系 ・木曜日:腕立て伏せ系+腹筋 ・金曜日:懸垂系+腹筋 ・土曜日:スクワット系 ・日曜日:休息日 同じ筋肉を2日連続で鍛えないようにメニューを組むのがポイントだ。 週2回〜3回で組む場合は、胸や背中、太腿や腹筋などの大きい筋肉のトレーニングを優先するといいだろう。 腕立て伏せ系とスクワット系を軸にすると、全身をまんべんなく鍛えることができる。 もし仕事などの関係で土日など2日連続トレーニングする場合は、 ・1日目:上半身 ・2日目:下半身 のように分けると良いだろう。 参照記事: 参照記事: 監修者HP:上岡 岳.

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高負荷な自重トレーニングメニュー10選!ポイント5つも徹底紹介【動画付き】

自重 トレーニング

背筋の自重トレーニングの中では定番のメニュー。 自重で行う背筋トレーニングの中では、高い負荷をかけることができ、広背筋と僧帽筋といった背筋の重要筋肉を鍛えることができます。 手幅を肩幅の2倍程度とってバーを順手で握ります 2. 体幹に力を入れて体勢を安定させる 3. 胸をバーに近づけるように体を持ち上げる 4. ゆっくりと体を降ろしていきます 5. 3と4を繰り返す 5~10回の中で出来る最大の回数を1セットに設定し、3セット繰り返しましょう。 ・腕の力で上げるのではなく背筋の力を利用すること。 ・足を交差させると体勢が安定します。 体を後ろに反らす運動を通して脊柱起立筋、大殿筋、ハムストリングスの3つの筋肉を鍛えることのできるトレーニング。 背筋だけでなく、大殿筋やハムストリングスといった大きな筋肉も一緒に鍛えることができるので効率的なトレーニングが可能です。 うつぶせになり脇をしめ顔の横に手をセット 2. 体幹に力を入れ体勢を安定させる 3. 上体と足を連動させ同時に上にあげる 4. 筋肉の収縮を感じる位置で1秒間キープ 5. ゆっくりともとの体勢に戻る 6. 3~5を繰り返しましょう。 1セット8~12回を3セット繰り返す。 ・体全体を使ってトレーニングすること。 ・フォームをゆっくりと丁寧に行いましょう。 仰向けになった状態でお尻を上下させる運動を通して大殿筋、脊柱起立筋、腹横筋を鍛えていくとレーニング。 脊柱起立筋が鍛えられることによる姿勢の改善だけでなく、大殿筋が鍛えられることによるヒップアップ効果も期待することができます。 仰向けになり膝を90度ほど曲げて立てる 2. 両手を横に広げ手のひらで体を支えるように床に手をつく 3. 肩、お尻、膝が一直線になるまでお尻を持ち上げます 4. ゆっくりともとの位置に戻す 5. 3と4を繰り返しましょう 1セット8~12回を3セット繰り返しましょう。 ・お尻を床に着けるまで下げないこと。 ・腰を反らさないこと。 雪の中で遊ぶ天使の羽の動作をイメージしたトレーニング。 広背筋や僧帽筋といった背筋の重要部位を自重で鍛えることのできる数少ない種目なので、必ずマスターしたいところ。 うつぶせになり両手を前面に伸ばす 2. 両手で大きな円を描くようにゆっくりと手を腰へ移動させる 3. ゆっくりともとの位置に腕を戻す 4. 2と3を繰り返す 1セット10回を3セット繰り返しましょう。 ・ゆっくりと広背筋と僧帽筋を意識してトレーニングすること。 ・目線は下を見ること。 簡単に言うとインバーテッドロウを自宅で行うトレーニング。 自宅で行うことができるトレーニングでありながら、ジムで行うトレーニングと同等の効果を得ることのできる優秀な種目。 逆三角形のシルエットを形成したい人におすすめです。 安定したテーブルの下に潜る 2. 手を肩幅ほど開きテーブルの端を握る 3. 体幹に力を入れて体勢を整える 4. 背筋の力で体を持ち上げる 5. ゆっくりともとの位置に戻す 1セット5~10回を3セット繰り返しましょう。 ・姿勢は頭からかかとまで一直線をキープすること。 ・持ち上げる時に肩甲骨をしっかりと寄せること。 自重ではなかなか鍛えづらい背筋トレーニングではタオルを使用した方法もあります。 タオルローイングはバックエクステンションの応用のようなトレーニングで、脊柱起立筋に加えて僧帽筋を鍛えることができることが特徴。 継続して行うことで僧帽筋の盛り上がった逆三角形ボディが出来上がります。 うつぶせになり腕を前方に伸ばす 2. タオルの両端を持ちピンと伸ばします 3. 上体を反らして胸を浮かす 4. タオルを胸に当てるようにして近づける 5. タオルをもとの位置に戻す 6. 4と5を繰り返す 1セット8~12回を3セット繰り返しましょう。 ・タオルはたるませないこと。 ・引くときは脇を閉めること。

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高負荷な自重トレーニングメニュー10選!ポイント5つも徹底紹介【動画付き】

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自重トレーニングで最高にかっこいいカラダを作りたい!! 自重トレーニングは、自宅・器具なしでできるトレーニングなので、 誰でも手軽に取り組めるのが大きなメリット。 ただ腕立て伏せにスクワット、いろいろやったことはあるけどいまいち効果を感じなかった・・・こんな経験がある人も多いのではないでしょうか? 自重トレーニングはただただ数をこなすだけでは筋肉を効率よく肥大させることはできません。 負荷や トレーニングフォームなど、基本的なポイントを押さえることでその 効果は何倍にも大きくなります。 実際、自重トレーニングだけで抜群にかっこいい肉体を作り上げている人はたくさんいます。 これをマスターすれば理想のカラダを手に入れることも難しくはありません!! 今回は全身を自重トレーニングで鍛えるためのポイントやトレーニングの方法・鍛え方について紹介しますので参考にしてください! Contents• 自重トレーニングで筋肥大するためのポイント 自重トレーニングの力を確認してみましょう。 まずはこちらの動画をご覧ください。 彼はアメリカで有名な自重トレーニーであり、ストリートワークアウトでここまでの肉体を作り上げています。 ただ単にこなすだけではなく、質の高い自重トレーニングができれば彼のような素晴らしい肉体をつくることもできるのです。 そこでまずは押さえておくべきポイントを見ておきましょう。 トレーニングは回数よりも質を重視 トレーニングでは狙った筋肉をしっかり使えているかがとても重要です。 自重トレーニングといえども簡単なわけではなく、正しいフォームでどこの筋肉を鍛えているのか意識できなければ効果は薄れてしまいます。 ただがむしゃらに「回数」をこなすよりも、 筋肉の収縮を感じながらきょくりょく負荷が抜けないようにすることが重要です。 最初はきっちりとフォームを覚えるところから始めて、ゆっくりと丁寧なトレーニングを心がけるようにしましょう! 限界まで取り組んでオールアウトする 筋肉を大きくするためには強いストレスを与えることが重要で、そのストレスの一つが 限界数までおこなうことです。 限界数とはそのトレーニングが反復できなくところで、オールアウトと呼ばれます。 自分の限界数の決め方としては 適切なフォームで「もう1回も上がらない」というところをオールアウトと考えておきましょう。 初心者にありがちな決められた回数だけをこなすトレーニングは大きな間違いで、これでは筋肥大を引き起こすのに充分なストレスにはなりません。 徐々に負荷を上げていくこと まず筋肉を大きくするうえで重要なのが、成長に合わせて負荷を上げていくことです。 筋肉は大きなストレス(過負荷)を受けると「このストレスに対応しなければ」と危機感を感じることで太く発達していきます。 最初はキツいと感じたトレーニングも何度か行えば以前よりも楽にこなせるようになってきますよね。 そうなれば 回数を増やしたり、角度を加えたりと筋肉への負荷を大きくしてあげましょう。 これを繰り返すことで筋肉は大きくなっていきます。 このことをといいます。 分割して効率よく毎日行う 毎日すべてのトレーニングをおこなうと、筋肉に疲労が溜まりやすく1種目ごとのパフォーマンスが下がってしまいます。 全身の筋肉を効率よく鍛えていくためには、 「1日目:胸 2日目:背中 3日目:下半身」 というように、日によって鍛える部位を分けローテンションしておこないましょう。 分割して自重トレーニングを行うことで、一回のトレーニングではターゲットとなる部位を絞ることで筋肉を集中して追い込むことができます。 また、疲労した筋肉を回復させるための休息期間も確保することができます。 部位ごとにしっかり鍛えてしっかり休める、これを繰り返していくことで効率良く全身の筋肉鍛えていくことができます。 全身を鍛える自重トレーニングメニュー 今回は全身の筋肉を効率よく、そしてできるだけ短期間で変化を実感できるように高強度な種目をピックアップしました。 それぞれ最大限の効果を発揮できるように、フォームやポイントをしっかりおさえておきましょう。 腕・胸の自重トレーニング アツい胸板を作りだす大胸筋を鍛えるおなじみのトレーニングですが、重要なのはしっかり筋肉を収縮させること。 しっかりポイントを押さえておこないましょう。 肩幅より少し広めに手をつく• お尻が沈まないように注意• 肩甲骨を寄せ、胸をしっかり下ろす• 下ろすときはゆっくりとおこなう 動作中はカラダを一直線にして、腰が沈まないように気を付けましょう。 腕の力で持ち上げるのではなく、大胸筋のストレッチを感じながらゆっくりとおこなうとしっかり負荷をかけることができます。 デクラインプッシュアップ プッシュアップに角度を加え、大胸筋の上部を狙うトレーニングになります。 大胸筋は上部を鍛えることでより胸の厚みを強調でき見栄えもかっこよくなります。 通常のプッシュアップの状態を作る• 足をイスや台の上にのせる• 同じくお尻が沈まないように一直線で• 脇が開きすぎないように注意 通常のプッシュアップよりも角度が加わることで負荷も大きくなるので、よりフォームを意識して丁寧におこないましょう。 リバースプッシュアップ 二の腕のところにある上腕三頭筋を鍛えるトレーニング。 太い腕を作るためには欠かせない種目です。 ベンチ(イス)に肩幅ぐらいで手をおく• お尻を外し、足を前方に伸ばす• 肘が90度になるまでゆっくり下ろす• お尻が床につかないように注意 上げるときには足を使うのではなく、しっかり腕の筋肉で持ち上げるようにしましょう。 肩・背筋の自重トレーニング ハンドスタンドプッシュアップ 肩にある三角筋や僧帽筋などに効果的な自重トレーニングです。 自分の全体重を使うので、高負荷なトレーニングができる種目です。 肩幅より少し広めに手つく• 壁に足をもたれるような形で逆立ちする• 頭が床に少し触れるまで沈める• カカトでバランスをとりながらおこなう かなり強度が高いので、筋力に自信が無い人や女性の場合には逆立ちの状態をキープするだけでも筋肉を刺激できます。 なれてきたら徐々に動作を加えるようにしましょう。 チンニング(懸垂) 定番の懸垂ですが、広背筋や大円筋、僧帽筋など背中を広範囲にわたって鍛えることができ、逆三角ボディを作るためにはとても有効な種目です。 肩幅よりこぶし一つ分外側を握る• バーを握るときは小指側を強めに• 肘を腰につけるような意識で引く• バーに対して真っすぐ上下するように 肩甲骨を寄せてしっかり下制(肩を落とした状態)した状態でおこなうことが重要です。 腕を外にひねって肘を内側に入れるようにするとうまく姿勢を作ることができます。 反動を使ったりフラフラするとうまく背中の筋肉に負荷がかからないので注意しましょう。 インバーテッドロウ テーブルなどを利用して、広背筋や僧帽筋など背中の厚みを作ることができるトレーニングです。 カラダが一直線になるように足を延ばす• 上げるときは肩甲骨をしっかり寄せる• 胸を机に当てにいくようにおこなう• 下ろすときはゆっくりと 腕で持ち上げるのではなく、肩甲骨をしっかり寄せながら背中の筋肉を収縮させましょう。 ひじを下に引くようなイメージでおこなうと、肩甲骨をうまく寄せ胸をはることができます。 下半身の自重トレーニング ブルガリアンスクワット 太もも大腿四頭筋やハムストリング、お尻の大臀筋など下半身の大きな筋肉を全体的に鍛えることができます。 イスに片足をかける(近すぎないように注意)• 前足に重心をかける• 真っすぐ垂直に沈めていく• 膝がぎりぎりつかないところで戻る 下ろしていくこときは前足の膝が前方に出すぎないように注意しましょう。 カラダをしっかり起こして、すとんと真っすぐ下ろすようにするとバランスを保ちながらおこなうことができます。 シングルレッグヒップリフト お尻の大殿筋を中心に、太ももや体幹にも効果的なトレーニングです。 片足を45度方向に真っすぐ伸ばす• 支える側の足はカカトで着く• お尻をぎゅっと絞るように腰を持ち上げる• ゆっくり戻していく 足でけるのではなく、お尻の筋肉を引きしめるようなイメージでおこなうことでうまく刺激することができます。 足の下に台を置き角度を加えることで、さらに負荷を上げることができます。 ナチュラルグルートハムレイズ 太ももの裏側、ハムストリングを重点的に鍛えるトレーニングです。 足をかけ膝立ちの状態を作る• 上体をゆっくり下ろしていく• 床ギリギリまできたら手で支え戻していく• 反動は極力使わないように注意 戻るときは手で勢いをつけすぎると効果が薄れるので、極力足の筋肉だけで起き上がるようにしましょう。 体幹・腹筋の自重トレーニング クランチ 足を浮かした状態で腰が離れない範囲で上体を起こすことで、特に腹筋の上部への効果が高いトレーニングです。 床に仰向けになり、椅子に足をのせる• 腕は胸の前で組むか、頭に添える• ヘソを覗き込むように1~2秒で上体を起こしていく• 腹筋の負荷が逃げないところまで起こしたら、ゆっくり戻していく 首が床についてしまうと負荷が逃げてしまうので、ヒザを見る意識は忘れずにおこないましょう。 レッグレイズ 主に下腹部、腹筋の下部をターゲットにしたトレーニングです。 床に仰向けになり、脚は床と平行になるように浮かす• 両腕を広げ腰の延長線上あたりで支える• 腰を支点に、1~2秒で、両脚を上げる• 負荷が抜けきらないところでゆっくり下ろしていく ヒザが曲がらないように気を付けてください。 手で支えられない場合は頭の上でソファーやベッドをつかんで支えましょう。 RKCプランク 腹筋群を鍛えられるプランクの進化種目です。 身体全体の筋肉を刺激することができます。 肘とつま先の4点でカラダを支える• 頭からカカトまでを一直線にする• 手を握り全身に力をこめてキープする 簡単に見えますが、実際おこなうとかなり負荷がかかります。 キープする時間を徐々に延ばして負荷を上げていきましょう。 自重トレーニングのメニューの組み方 冒頭でもお伝えしましたが、筋肉を効率よく鍛えていくためには 鍛える部位を日によって分けてあげましょう。 自重トレーニングは、鍛え方が大切。 ターゲットの筋肉を絞ることで、トレーニングの質も上がり時間も短縮することができます。 基本的に同じ部位をなか2日空くようにすれば、筋肉や関節を傷めずに毎日行うことが可能。 ダンベルやバーベルと比べて重量によるストレスは小さいので、頻度を高めて総ボリュームでカバーしていくのが理想的です。 一つの部位対して2~3種目を目安に自分に合ったメニューを作り上げていきましょう。 日によってトレーニングを分ける鍛え方については、「」で詳しく解説しています。 とにかくトレーニングを継続すること 筋肉は急に大きくなることはなく、少しずつの積み重ねがなによりも重要です。 1回のトレーニングで大きな変化を感じることは難しいですが、1週間、1か月とつづけていけばどんどんこなせる回数が増えたり、うまく効かせることができるようになってきます。 まずは3ヵ月続けてみれば、カラダの変化も感じられトレーニングをすることが習慣となり楽しめるようになっているはずです。 またトレーニングの効果を確認するために、1週間ごとに自分のカラダの写真を撮っておいたり、内容を記録しておくこともモチベーション維持には有効です。 トレーニングを記録できるスマホアプリもあるのでオススメです。 FitnessArchives: 自重トレーニングのまとめ 自重トレーニングは、自宅で器具なしでできるため、誰でもすぐに取り組める最高のトレーニング。 これから体を鍛えたいという方にとっては、まさにベストなトレーニングばかり。 また、週に何度もジム通えないという人にも、自宅でカバーできる手段として取り入れてみるのもいいでしょう。 自重トレーニングは自分の体重で筋肥大を目指すトレーニングなので、• 回数より質を意識すること• 限界までオールアウトすること• 徐々に負荷を上げていくこと• 分割して毎日行うこと このあたりを押さえながら、鍛えていくことが大切。 全身の筋肉を鍛えれば、基礎代謝も上がり脂肪がつきずらいカラダをつくることもできます。 今日から自重トレーニングを取り入れて、理想のカラダを手に入れましょう!!.

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