中世における錦の御旗 [ ] 官軍の大将を示す旗に関しては初めから定まった形があったわけではない。 のでは「伊勢大神宮」「八幡大菩薩」の神号と鳩の意匠が入ったもの(『』)が用いられ、がに立て籠もった際には日輪と月輪の意匠が入ったもの(『太平記』)が、初期には「伊勢大神宮」「八幡大菩薩」の神号と日輪の意匠が入ったもの(『』)が用いられたと伝えられている。 後に室町幕府では日輪と「天照皇太神」と入った錦の御旗とのである二両引と「八幡大菩薩」と入った武家御旗(幕府の旗)の2種類が用いられた。 錦の御旗を用いるには天皇の治罰綸旨が下されることが必要とされていたが、実際の御旗は綸旨を受けた側(この場合には室町幕府)が自分で用意する必要があった。 このため、錦の御旗の大きさや旗竿の長さなどは武家御旗のそれとともに武家の故実に属していた。 また、錦の御旗を掲げる事が出来る大将は足利氏を名乗れる将軍の一族、武家御旗を掲げる事が出来る大将は足利氏の一門に限定されていた。 戊辰戦争と錦の御旗 [ ] (4年)、において、の本営であったに錦旗が掲げられた。 この錦旗は、慶応3年10月6日に薩摩藩のとのが、にあるの別邸でに委嘱された物であった。 岩倉の腹心のを元に、大久保が市中で大和錦とのを調達し、半分を京都薩摩藩邸で製造した。 もう半分は品川が材料を長州に持ち帰って錦旗に仕立てあげた。 その後、が始まると、朝廷は・にを与えた。 新政府(官軍)の証である錦旗の存在はを大いにすると共に、の立場とされてしまった側に非常に大きな打撃を与えた。 当時として戦いに参加し、のちにやなどを歴任したは、錦の御旗を知らしめただけで前線の旧幕府兵達が「このままではになってしまう」と青ざめて退却する場面を目撃している。 戊辰戦争に使用された錦旗及び類は、後はの()やに保存された。 (明治21年)の依頼で、長州藩出身の絵師、(うきたかせい)により、17種34枚のにされ、『戊辰所用錦旗及軍旗真図』(ぼしんしょようきんきおよびぐんきしんず)4巻にまとめられた。 錦旗紛失事件 [ ] の影響を受けて、(慶応4年)1月14日にのが土佐藩へ運ぶ途中の「錦の御旗」を兵に奪われるという「」が起きたが、のち返還されている。 錦旗革命事件 [ ] は、に対抗して天皇を頂点とする「 錦旗革命(きんきかくめい)」を起こして、日本を正しい方向に導くべきだと唱えた。 このため、大川自身も計画に参加したによる計画・を「錦旗革命事件」とも称する。 転用 [ ] 「錦の御旗」という言葉は、その意味合いから転用され、現在では「自身の主張に権威づけをするもの」を指す意味でも用いられる。 同様の用法で「 の」という表現も存在する。 宮さん宮さん [ ] 日本で初めての・ともいわれる『 』(1868年)に「錦の御旗」が歌われている。 1番の歌詞は次の通り。 作詞、作曲とされているが確証はないとのこと(「」、「」参照)。
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次の目次 君が代 古歌 作曲 君 ( きみ )が 代 ( よ )は。 ちよにやちよに。 さゞれいしの。 巌 ( いはほ )となりて。 こけのむすまで。 勅語奉答 作歌 作曲 あやに 畏 ( かしこ )き 天皇 ( すめらぎ )の。 あやに 尊 ( たふと )き 天皇 ( すめらぎ )の。 あやに 尊 ( たふと )く 畏 ( かしこ )くも。 下 ( くだ )し 賜 ( たま )へり 大勅語 ( おほみこと )。 是 ( これ )ぞめでたき 日 ( ひ )の 本 ( もと )の。 国 ( くに )の 教 ( をしへ )の 基 ( もとゐ )なる。 是 ( これ )ぞめでたき 日 ( ひ )の 本 ( もと )の。 人 ( ひと )の 教 ( をしへ )の 鑑 ( かゞみ )なる。 あやに 畏 ( かしこ )き 天皇 ( すめらぎ )の。 勅語 ( みこと )のまゝに 勤 ( いそし )みて。 あやに 尊 ( たふと )き 天皇 ( すめらぎ )の。 大御心 ( おほみこゝろ )に 答 ( こた )へまつらむ。 一月一日 作歌 上真行作曲 第二章 初日 ( はつひ )のひかり あきらけく。 治 ( をさ )まる 御代 ( みよ )の 今朝 ( けさ )のそら。 君 ( きみ )がみかげに 比 ( たぐ )へつゝ。 仰 ( あふ )ぎ 見 ( み )るこそ たふとけれ。 元始祭 作歌 芝葛鎮作曲 天津日嗣 ( あまつひつぎ )の 際限 ( きはみ )なく。 天津璽 ( あまつしるし )の 動 ( うご )きなく。 年 ( とし )のはじめに 皇神 ( すめがみ )を。 祭 ( まつ )りますこそ かしこけれ。 四方 ( よも )の 民 ( たみ )くさ うち 靡 ( なび )き。 長閑 ( のど )けき 空 ( そら )を うち 仰 ( あふ )ぎ。 豊栄 ( とよさか )のぼる 日 の 御旗 ( みはた )。 たてゝ 祝 ( い )はゝぬ 家 ぞなき。 紀元節 作歌 作曲 第四章 空 ( そら )にかゞやく 日 ( ひ )のもとの。 万 ( よろづ )の 国 ( くに )にた ぐひなき。 国 ( くに )のみはしらたてし 世 ( よ )を。 あ ふぐけふこそたのしけれ。 神嘗祭 作歌 辻高節作曲 五十鈴 ( いすゞ )の 宮 ( みや )の 大前 ( おほまへ )に。 今年 ( ことし )の 秋 ( あき )の 懸税 ( かけぢから )。 御酒 ( みき ) 御帛 ( みてぐら )を たてまつり。 祝 ( いは )ふあしたの 朝日 ( あさひ )かげ。 靡 ( なび )く 御旗 ( みはた )も かゞやきて。 賑 ( にぎは )ふ 御代 ( みよ )こそ めでたけれ。 天長節 作歌 作曲 今日 ( けふ )の 吉 ( よ )き 日 ( ひ )は 大君 ( おほきみ )の。 うまれたまひし 吉 ( よ )き 日 ( ひ )なり。 今日 ( けふ )の 吉 ( よ )き 日 ( ひ )は 御 ( み )ひかりの。 さし 出 ( で )たまひし 吉 ( よ )き 日 ( ひ )なり。 ひかり 遍 ( あま )ねき 君 ( きみ )が 代 ( よ )を。 いはへ 諸人 ( もろびと ) もろともに。 めぐみ 遍 ( あま )ねき 君 ( きみ )が 代 ( よ )を。 いはへ 諸人 ( もろびと ) もろともに。 新嘗祭 作歌 辻 高節作曲 民 ( たみ )やすかれと 二月 ( きさらぎ )の。 祈年祭 ( としごひまつり ) 験 ( しるし )あり。 千町 ( ちまち )の 小田 ( おた )に うち 靡 ( なび )く。 垂穂 ( たりほ )の 稲 ( いね )の 美稲 ( うましいね )。 御饌 ( みけ )につくりて たてまつる。 新嘗祭 ( にひなめまつり ) 尊 ( たふと )しや。
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