遥か 先 へ 進め。 [B! 小説] 【特別寄稿】映画『HELLO WORLD』野﨑まど書き下ろし小説「遥か先」|映画『HELLO WORLD』|note

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今日は、雨天で、練習が中止になりましたね。 Today, it was raining and the practice was canceled. 小学部の皆様(スタッフおよびご父兄の皆様)にて、機器撤去対応をいただき、 誠に有難うございました。 In elementary school team staff and parents , we received equipment removal support,Thank you very much. But, Problems and correction points also are refreshing, and that's no good. 今日は、休息と自主練習などで、来週に向けて準備して行きましょう!!! Let's prepare for next week by rest and self-practice today! 良い表情です。 ゲーム中の気持ちがよく表れていますね。 That's good photo, facial expression. The feelings during the game are well expressed. さぁ、来週行きまっせ!!! Let's go to win, next week. 映画『HELLO WORLD(ハロー・ワールド)』予告【2019年9月20日 金 公開】 OKAMOTO'Sの「新世界」も良い感じの曲のですね。 [イエスタデイ] 何度失ったって 取り返して見せるよ 雨上がり 虹がかかった空みたいな君の笑みを 例えばその代償に 誰かの表情を曇らせてしまったっていい 悪者は僕だけでいい 本当はいつでも誰もと思いやりあっていたい でもそんな悠長な理想論はここで捨てなくちゃな 遥か先で 君へ 狙いを定めた恐怖を どれだけ僕ははらい切れるんだろう? 半信半疑で 世間体 気にしてばっかのイエスタデイ ポケットの中で怯えたこの手は まだ忘れられないまま 「何度傷ついたって 仕方ないよ」と言って うつむいて 君が溢した 儚くなまぬるい涙 ただの一粒だって 僕を不甲斐なさで 溺れさせて 理性を奪うには十分過ぎた 街のクラクションもサイレンも届きやしないほど 遥か先へ進め 身勝手すぎる恋だと 世界が後ろから指差しても 振り向かず進め必死で君の元へ急ぐよ 道の途中で聞こえたSOS さえ気づかないふりで バイバイイエスタデイ ごめんね 名残惜しいけど行くよ いつかの憧れと違う僕でも ただ1人だけ 君だけ 守るための強さを 何よりも望んでいた この手に今 遥か先へ進め 幼すぎる恋だと世界が後ろから指差しても 迷わずに進め 進め 2人だけの宇宙へと ポケットの中で震えたこの手で今 君を連れ出して 未来の僕は知らない だから視線は止まらない 謎めいた表現技法 意味深な君の気性 アイラブユーさえ 風に 飛ばされそうな時でも 不器用ながら繋いだ この手はもう 決して離さずに 虹の先へ さぁ、行こう!!! では、また.

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新曲「遥か先のX

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この曲のタイトルを答えてください。 放て!心に刻んだ夢を 未来さえ 置き去りにして 限界など知らない 意味無い! この能力 チカラ が 光散らす その先に遥かな想いを 歩いてきた この道を 振り返ることしか 出来ないなら・・・ 今ここで全てを壊せる 暗闇に堕ちる街並み 人はどこまで 立ち向かえるの? 加速するその痛みから 誰かをきっと守れるよ Looking! The blitz loop this planet to search way. Only my RAILGUN can shoot it. 今すぐ 身体中を 光の速さで 駆け巡った 確かな予感 掴め! 望むものなら残さず 輝ける自分らしさで 信じてるよ あの日の誓いを この瞳に光る涙 それさえも 強さになるから 立ち止まると 少しだけ 感じる切なさに 戸惑う事 無いなんて 嘘はつかないよ 宙 そら に舞う コインが描く 放物線が決める運命 打ち出した答えが 今日も 私の胸を駆け巡る Sparkling! The shiny lights awake true desire. Only my RAILGUN can shoot it. 必ず 貫いてく 途惑うことなく 傷ついても 走り続ける 狙え!凛と煌く視線は 狂い無く闇を切り裂く 迷いなんて 吹き飛ばせばいい この心が叫ぶ限り 誰ひとり 邪魔などさせない 儚く舞う 無数の願いは この両手に 積もってゆく 切り裂く闇に 見えてくるのは 重く深く 切ない記憶 色褪せてく 現実に揺れる 絶望には 負けたくない 私が今 私であること 胸を張って 全て誇れる! Looking! The blitz loop this planet to search way. Only my RAILGUN can shoot it. 今すぐ 身体中を 光の速さで 駆け巡った 確かな予感 放て!心に刻んだ夢を 未来さえ 置き去りにして 限界など知らない 意味無い! この能力 チカラ が 光散らす その先に遥かな想いを 補足削除隊の削除基準を探るためのテストです。 回答の際はお気をつけください。 通報して下さっても構いません。 間違いはどこでしょう? 放て!心に刻んだ夢を 未来さえ 置き去りにして 限界など知らない 意味無い! この能力 チカラ が 光散らす その先に遥かな想いを 歩いてきた この道を 振り返ることしか 出来ないなら・・・ 今ここで全てを壊せる 暗闇に堕ちる街並み 人はどこまで 立ち向かえるの? 加速するその痛みから 誰かをきっと守れるよ Looking! The blitz loop this planet to search way. Only my RAILGUN can shoot it. 今すぐ 身体中を 光の速さで 駆け巡った 確かな予感 掴め! 望むものなら残さず 輝ける自分らしさで 信じてるよ あの日の誓いを この瞳に光る涙 それさえも 強さになるから 立ち止まると 少しだけ 感じる切なさに 戸惑う事 無いなんて 嘘はつかないよ 空 そら に舞う コインが描く 放物線が決める運命 打ち出した答えが 今日も 私の胸を駆け巡る Sparkling! The shiny lights awake true desire. Only my RAILGUN can shoot it. 必ず 貫いてく 途惑うことなく 傷ついても 走り続ける 狙え!凛と煌く視線は 狂い無く闇を切り裂く 迷いなんて 吹き飛ばせばいい この心が叫ぶ限り 誰ひとり 邪魔などさせない 儚く舞う 無数の願いは この両手に 積もってゆく 切り裂く闇に 見えてくるのは 重く深く 切ない記憶 色褪せてく 現実に揺れる 絶望には 負けたくない 私が今 私であること 胸を張って 全て誇れる! Looking! The blitz loop this planet to search way. Only my RAILGUN can shoot it. 今すぐ 身体中を 光の速さで 駆け巡った 確かな予感 放て!心に刻んだ夢を 未来さえ 置き去りにして 限界など知らない 意味無い! この能力 チカラ が 光散らす その先に遥かな想いを 補足:あなたの集中力を探るためのテストです.

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7月24日 勝手に県民立美術館応援『遥かな町へ』倉吉まち歩き/とりネット/鳥取県公式サイト

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前半、愈史郎視点の愈史郎の話しです。 両片思いの義炭、もしくは絆の強い水兄弟弟子程度ですが。 愈史郎が絵を描く理由とキメツ学園の炭治郎が耳飾りしてる理由に触れていますが、完全な個人的解釈ですので、苦手な人はおすすめしません。 心の広い方のみよろしくお願いします。 原作で、天国や地獄の描写、205話現代軸で転生の描写があるので輪廻転生する設定です。 子孫話には触れてません。 ワニ先生は、キャラの台詞1つ1つや、台詞のないコマにもメッセージがある気がするし、大正軸と205話現代軸とキメツ学園軸は繋がるんじゃないかと思って書きました。 繋げられるのは愈史郎だけなので、愈史郎に頑張ってもらってます。 遥か先の約束 千年の夜が明けた後、世界が変わったのかは知らないが、鬼への憎しみから解放された奴らには笑顔が溢れていた。 だから、やはり良かったのだろう。 桜舞う季節だった。 「愈史郎さん 死なないでくださいね」 「珠世さんのことずっと覚えていられるのは愈史郎さんだけです」 そんなことは俺が一番知ってる それに珠世様とは約束がある 愈史郎は、そう心の中で呟いた。 お前には教えてやらないけどな。 そうして、病室を出た。 あれから、どれだけの年月が経っただろうか。 痣者は25歳を迎えることはなかったし、それ以外の奴らも地震やら戦争やらで長生きとは言えない奴の方が多かった。 それでも、子を成し未来に繋いでいく、人とはそういう生き物だ。 今は、あの激動の時代から年号は3つ代わり平和そのものだ。 愈史郎は、薄暗い部屋で、筆を置いて茶々丸に話かけた。 「この珠世様も美しいな、茶々丸」 茶々丸がにゃーと返事をする。 暇つぶしにテレビを付けると 「こちらが日本最高齢記録を更新した産屋敷さんです」とレポーターが話し、アナウンサーは「すごいですね!」と感想を述べている。 呪いが解けた産屋敷は長生きだ。 そういえば、と愈史郎は茶々丸に話しかける。 「柱だとか言ってた奴らはもう輪廻転生していたな。 完全な転生じゃないみたいだが。 ふん、あの兄妹は鬼化してせいなのか、まだ転生出来ないのか? 間抜けだな。 」 茶々丸は興味がないように毛繕いしている。 愈史郎は、茶々丸から描いていた絵に視線を移し、長く息を吐いた。 「珠世様、あの時の約束はいつ果たせますか」 約束。 鬼舞辻無惨がいた最後の時代、珠世様は、産屋敷から共同研究を持ちかけられた。 もちろん、俺は反対した。 「珠世様、辞めた方がいいです。 あいつらに協力することなんかありません」 珠世は、眉を八の字にし、静かに言う。 「昔、ある方と約束をしました。 鬼舞辻無惨を倒すことに協力して欲しいと。 そして、炭治郎さん達が協力してくれるお陰で研究も進んでいます」 それでも、愈史郎は納得がいかない。 「危険です、鬼舞辻に近づくことにもなります」 「愈史郎、私は鬼舞辻無惨を殺したい。 今まで叶わなかったそれが叶うのかもしれません」 結局、協力することになり、薬は完成した。 珠世様は薬を自分で鬼舞辻無惨の体に入れると言い、俺には隊士として協力して行ってほしいと言った。 珠世様にそんなことをさせる産屋敷に殺意がわいたが、産屋敷も自爆すると聞いて黙るしかなかった。 俺は珠世様が居たらそれでいいのに、珠世様も、鬼殺隊の連中も、鬼舞辻無惨を倒す事しか考えていなかった。 それでも、納得がいかず、反対をしたが珠世様の決意は固かった。 俺に、貴方の分の人間に戻る薬を渡すから、戦いの後は人間として幸せに生きて欲しいと告げて。 珠世様が居ない世界で幸せなどあるはずもないのに。 「分かりました、隊士に協力します、その代わりに、俺と約束をしてください。 珠世様、俺はずっと待っています。 珠世様が輪廻転生をして生まれ変わってくることをずっと待っています。 また会えたら、その時は一緒に人間として生きてください」 珠世は困ったように微笑んでいる。 「私は人を喰った鬼だから輪廻転生出来るか分かりませんよ」 「待っています」 それ以外の返答などある訳がない 貴女の居ない世界なんて地獄でしかない 珠世は寂しそうに微笑み、「愈史郎、分かりました。 それなら、この簪を貴方に。 もし、また会えた時に返してください」そう言って、珠世は愈史郎に簪を渡した。 「珠世様、ありがとうございます」 そう告げて、愈史郎は泣きそうな顔で簪を大事そうに懐に仕舞った。 「珠世様、待っています」 また、桜舞う季節が来た。 一体何巡しただろうか。 生まれ変わった珠世様が、すぐに俺を見つけられるように描き始めた絵も、もうすぐ1600番になりそうだ。 今、描いている桜の木の下の珠世様も儚げで美しい。 そんなことを考えていたら外が煩くなる。 キメツ学園という馬鹿げた名前の学校が近くにあるせいだ。 そういえば、またあいつらが輪廻転生したな。 今度はあの兄妹もいる。 そんなことを考えていたら、愈史郎のスマートフォンが鳴る。 今、開催している個展の担当者からだった。 連絡はメールにして欲しいと頼んでいるのに。 「すみません、どうしても愈史郎さんに会いたいという女性がいまして、もちろん誰にも会わない方なのでとお断りしましたが。 」 愈史郎は、連絡は全てメールとしていたが、どうしても必要な手続きがある時の連絡係は画家の身内の自分であると伝えていた。 断ったなら、わざわざ伝える必要がない、会う訳がないのだからと思いながら聞いていると 「どうしても、伝言を頼まれまして。 簪を受け取りに来ましたと。 熱狂的なファンの方かとも思いましたが、とても切実だったので断れませんでした」 この担当者は人が良いのだろう。 愈史郎は話の内容と関係ないことを思う。 頭が回らないのか、上手く起きていることが飲み込めないでいる。 「愈史郎さん?また、明日20時頃に来ますと言ってましたがどうされますか?」 担当者は、相槌がないことに不安そうな声を出している 「分かりました、先生に伝えます」と、震える声でやっと伝えると電話を切った。 頬を涙が伝う。 心配そうに茶々丸が足元に擦り寄る。 よろよろと机の引き出しに向かい珠世の簪を取り出した。 「珠世様」 ただ、ただ会いたかった。 珠世様が生まれ変わることを信じていなかった訳ではないが、確信があった訳でもない、約束がないと前に進めなかった。 喪失に耐えられそうになかった。 そのための約束だった。 珠世様に会えた俺は、子供のように泣いて珠世様を困らせた。 そんな、俺に優しく珠世様は言った。 「愈史郎、待たせましたね、待っていてくれてありがとう。 今、私はキメツ学園で働いてますよ」 珠世様、何故ですか? ーーキメツ学園の保健室ーー 珠世様は今日も美しい きっと明日も美しいぞ 保健室の主、愈史郎がそう感慨深くしていると廊下から走る靴の音がして、続けて声が聞こえてくる。 「これは形見なので外せません!」 「待て、竈門!」 愈史郎は相変わらず煩い奴らだなと、同時にその耳飾りを外さないのはそんな理由じゃないくせにと、ふんと鼻を鳴らした。 お前もあの時代に約束したんだろう? 叶わない願いを、その耳飾りに託して縁としたんだろう。 まだ完全に互いに思い出していないから無意識なのかもしれないが。 妹は人間に戻ったはずなのに、鬼だった時の記憶の方が強いのかパンを咥えて生活をしているなんて巫山戯た話だ。 兄弟子とやらもなんで、鬼を倒す前みたいな顔してるんだ。 あれで教師なのか? 前世の記憶が強すぎる。 そんな、魂が呼び合うみたいなこと、恥ずかしすぎる奴らだな。 今回は鬼だった奴らも転生しているみたいだが。 俺は、珠世様以外どうでもいいけどな。 足音と共に、声も近づいてくる 「耳飾り付けてるって約束したじゃないですか!なので、やっぱり外せません!」 「竈門、校則違反だ。 それに、今は大正じゃない」 「あっ、義勇さん、覚えてるんですか!なんで今まで教えてくれなかったんですか!」 「煩い、覚えてない」 「今、大正って言ったじゃないですか!」 ああ、本当に煩い、珠世様と俺の時間を邪魔しないでくれ。 蝶屋敷の庭には桜が舞っている。 もう春を告げて役目は果たしたと言わんばかりに。 炭治郎達が雲取山に戻る日だ。 弟弟子は、眩しい笑顔を義勇に向けて話しかけてきた。 「義勇さん、輪廻転生って信じますか?俺は信じてます。 また、義勇さんに、一緒に戦ったみんなに、出会えるって信じてます」 義勇は、別れの挨拶を言うべきじゃないのか、炭治郎と思いながら、炭治郎を黙って見つめている。 「だから、俺と約束してください。 今度、生まれ変われたら、あの日と同じようにまた俺を見つけてくれると。 この耳飾り、また付けてますから。 あっ、顔が俺そっくりでも耳飾りしてない俺は違う奴なので生まれ変わる時代、間違わないでくださいよ?」 義勇は心外そうな顔して 「俺がお前を間違うと思ってるのか」と恨めしそうな声を出す だって、義勇さんは天然ドジっ子だから。 一回くらいうっかり間違えますよ、絶対。 「絶対、同じ時に生まれ変わって、必ず俺を見つけてくださいね」、そう伝えて義勇の胸にぽんと頭を預ける。 「お前が俺を見つけたらいいんじゃないか」とふっと口角を上げて義勇が返事をし、そっと炭治郎の背中に左手を回す。 「義勇さんに俺を見つけて欲しいんです」 そう言って、炭治郎は義勇の胸で、鬼殺隊の日々を思い出す。 義勇さんが、俺達を見つけて、救ってくれたから今がある。 禰豆子は人を喰わないで人間に戻った、一緒にあの家に戻れることを嬉しく思う。 善逸や伊之助と出会い、たくさん救われた。 2人とは兄弟のように過ごす事が出来た、そして、これからも。 煉獄さんは、俺の命を繋いでくれた、その代わりに煉獄さんを死なせてしまったけれど。 その次の戦いで、宇髄さんは左目と左手を失った。 もう奪われないと、煉獄さんのように皆を守ろうと誓った。 そう思っていたのに無惨の城でも、皆に守られてばかりだった。 それでも心を燃やして戦った。 もう何も奪われたくない一心だった。 俺がもっと強かったら救えた命もあったし、義勇さんの右腕も無くならなかったはずだ。 それでも、あの死闘の中で、義勇さんの命を守ることが出来たのは本当に嬉しく思う。 俺を守ることばかり優先する義勇さんがいたから。 共に戦った兄弟子は、俺を守るために命を落とすことを厭わない人だった。 俺のために命を落としそうだったから、言う事は聞かなかった、離れて戦った。 義勇さんを命を懸けて守りたいと思った。 あの家に生きて自分が帰る事が叶わなくとも、俺も錆兎の様に義勇さんを未来に繋ぎたかったんですよ、義勇さん。 義勇さんは分かってないだろうけど、俺にとって、とても大切な人なんですよ。 雪の日に出会った義勇さんの印象は決して良いものではなかったけど、絶望的に言葉が足りない義勇さんが、俺が前に進めるように、かけてくれた言葉だった。 手紙の返事はくれないのに、柱であるにも関わらず、隊律違反を侵して、命を懸けてくれた人。 水柱になって欲しかったと後から知ったけど。 鬼殺隊の日々で、心が挫けそうになるのを耐えて、心を燃やして前に進んだ。 それでも打ちのめされる時があって、自分じゃどうにもならない時に、言葉はないけれど、そっと手を差し伸べてくれる優しい人。 那田蜘蛛山でも、柱合会議でも、猗窩座との戦いでも無惨との戦いでも俺を守ってくれた。 あの時だって、もうみんな、戦える身体じゃなかったから、無惨を相討ちで独りで倒そうと、無惨を磔にしていたんですよ、俺。 片手じゃ力が出なくて、燃やす心も足りなくて、刀が赫くならないから焦ってはいましたけど。 義勇さんが、当たり前のように俺の所に飛び込んきて、助けてくれるから突き飛ばすしかなかったじゃないですか。 頭を預けている胸から、とくんとくんと聞こえてくる音に安堵する。 義勇さんが生きている また、義勇さんと共に生きたいから来世の約束をした それだけで十分、幸せです。 限られた命を幸せだと思って生きて行けます。 しばらく黙ったままの炭治郎に義勇が声をかける。 「炭治郎?」優しい声が、俺を呼ぶ。 名前を呼ばれたことが嬉しくて、そっと顔を上げると髪を切って少し幼くなった義勇が炭治郎の顔を覗き込む ああ、本当に義勇さんに出会えて、共に生きて戻ってこれて良かった。 義勇は、背中に回した手を炭治郎の頭に移動させ、くしゃりと撫で、声をかける。 「そろそろ、行かないとあいつらが探しに来るぞ」と優しく促す。 炭治郎が微笑むと義勇もつられて微笑んだ。 「義勇さん、会いに行きます。 手紙も書きますから、待っていてください」と、手を振りながら駆け出して行った。 義勇は小さくなっていく背中をじっと見つめる。 俺は、お前から、もう十分貰った。 限りある己の命を今は大事に思えるんだ、炭治郎 姉さんと錆兎、そしてお前が繋いでくれた俺の命。 お前を守るために失っても良かった命だった、そうするつもりだった。 だが、お前はあの戦いで、俺に生きて欲しいと、命懸けで守ってくれたんだろう? それで十分だ それに、遥か先の約束までしたんだ 必ずお前を見つけに行くよ また、共に生きるために それまで、どうか、あの子供に、たくさんの愛情と穏やかな日々が絶え間なく続きますように 義勇が祈るように見上げた空は、千年の夜明けに相応しく、どこまで澄み渡っていた。 他は輪廻転生していますが完全転生じゃないので前世である大正時代の記憶は戻らない設定です。

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