レシピ 著作 権。 料理レシピ共有サイトの運営:料理レシピは著作物じゃないから、無断転載が著作権侵害になることはほとんど無い?いやいや、そんなわけないでしょ!

ブログを書く時に気をつけよう!著作権に関する知識について

レシピ 著作 権

ハンドメイド作品の販売者である以上、「」についてきちんと理解しておく必要があります。 著作権をよく理解しないままハンドメイド作品をつくり、販売してしまうと、となる恐れがあるからです。 では、具体的にどんな作品ならで、どんな作品だとのでしょうか?ハンドメイド作家として知っておかなければならない著作権について詳しく解説します。 「著作権」とは? そもそも、著作権とは何なのでしょうか?理解があいまいな方はまず、著作権の概要から理解しましょう。 著作権の定義 法律では、次のように定義されています。 自分の考えや気持ちを作品として表現したものを「著作物」、著作物を創作した人を「著作者」、著作者に対して法律によって与えられる権利のことを「著作権」と言います。 著作権制度は、著作者の努力に報いることで、文化が発展することを目的としています。 出典: 著作権法によると、著作物とは「思想または感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術または音楽の範囲に属するもの」と定義されています。 その著作物を守るのが著作権。 分かりやすく言うと、 著作権は自分のアイデアや制作物を他人に盗まれないように守る権利です。 反対に、ハンドメイド販売者である私たちは、著作権を侵害しないよう作品を制作・販売する必要があります。 著作権の対象物 著作権の対象物は、文学・学術・美術・音楽です。 具体的には、 言語(小説など)・音楽(楽曲や歌詞など)・舞踊・美術(絵画や漫画)・建築・地図・映画・写真・プログラムなどが著作物に該当します。 著作権は申請などが必要なものではなく、創作した時点で発生します。 ハンドメイド作品と著作権 余談ですが、 ほとんどのハンドメイド作品には著作権は発生しません(著作権で保護されることがない)。 その理由は、ハンドメイド作品が「美術品」ではなく、量産を前提としてデザインされた「実用品」であるからです。 量産される実用品は原則として著作物ではないのです。 法律で自分のハンドメイド作品を保護したい場合は、「商標権」「意匠権」を自分で申請する必要があります。 ただし、一個人のハンドメイド作品の権利が認められるのは厳しいかと思います。 著作権侵害となるハンドメイド作品の例 前述の著作権の定義や対象物だけでは具体性に欠けるので、ハンドメイド作品において、「こんな作品を販売すると著作権侵害になるよ!」という例を挙げます。 既製品• キャラクターの素材を使用• キャラクターを模倣• ブランドのロゴを使用または模倣• 本に掲載されている作品を模倣• 他の作家の作品を模倣• キットで作った作品• 無料配布・公開されているレシピをマネする それぞれ詳しく解説します。 既製品 言うまでもありませんが、ハンドメイドではない既製品を、「自分が作ったハンドメイド作品」として販売するのはNGです。 キャラクターの素材を使用 キャラクターは著作物であり、それを使用した素材を使って無許可で販売することはできません。 手芸店で販売されているは販売用ではありません。 趣味で楽しむことを目的として販売されているので、ハンドメイド作品にして販売する(商用利用する)と違法です。 たとえば、ディズニーのキャラクターがプリントされた生地は著作物ですので、その生地を使ってバッグを作り、minneなどのハンドメイドマーケットで販売すると著作権の侵害となります。 キャラクターの模倣 すでに世の中に出回っているキャラクターをマネして販売することも違法です(有名でなくても)。 たとえば、ディズニーのキャラクターを模倣してハンドメイド作品を売ると著作権侵害となります。 ブランドのロゴを使用または模倣 ブランドの社名やロゴなどを勝手に使用したり、模倣したものもNGです。 企業などのブランドロゴを無断で使用したり、ブランドロゴに類似したロゴを作成し、使用するのは著作権侵害となります。 本に掲載されている作品を模倣 手芸品の作り方やレシピが記載されている書籍に掲載されているハンドメイド作品をマネして販売するのは違法となる可能性があります。 書籍に「商用での使用は禁止」と記載がある場合は絶対にNGです。 他の作家の作品を模倣 通り、基本的にハンドメイド作品には著作権が発生しませんが、だからと言って他の作家がデザインした作品をマネして販売するのはモラル違反です。 また、有名な作家さんだと作品に「商標権」「意匠権」があり、マネするとこれらの権利の侵害となります。 記載がなければ販売元に問い合わせて確認するのが良いでしょう。 無料配布・公開されているレシピをマネする 作り方が公開されているレシピサイトの作品や、手芸店などで無料配布しているレシピを、レシピ通りに作り、販売するのはNGです。 自分でデザインしたキャラクター• 自然・動物・風景を参考に自分でデザインしたもの• 単調な柄やパターンを使った作品• 基本的な技術を使った作品• 利用許可・販売許可を得た作品 ハンドメイド作品を販売するのであれば、「オリジナル」であることが大前提です。 自分で考えたキャラクターである、誰かのマネをしていない作品、であれば著作権の侵害とはならないので、販売が可能です。 また、単調な柄やパターンを使用したハンドメイド作品の販売もOKです。 たとえば、ストライプや格子柄を用いるのは大丈夫です。 注意したいのが、 「これは自分で考えたオリジナル作品だ!」と思っても、類似品がすでに販売されている場合。 こういったケースはトラブルになるので、事前に似た作品がないか?よく確認することをおすすめします。 著作権を侵害した場合の罰則は? 著作権の侵害にあたるようなハンドメイド作品を出品すると、販売サイト側からアカウント停止などの処分を下されます。 以下は、minneのよくある質問より抜粋です。 原則として、権利侵害の恐れがあるため、キャラクターがプリントされている生地や素材を使った作品、またはそれ自体の販売・展示は禁止しております。 利用許可を得ている場合には、許可を得ていることを必ず対象作品に明記してください。 販売許可の明記が確認できないものについては、許可を得ていないものと判断し、アカウント停止等の対応をさせていただきます。 出典: 他のハンドメイドマーケットも同様の対応です。 それだけならまだ軽い方で、著作権を故意に侵害する行為は刑事罰の対象とされているため、著作権者から訴えられると 懲役又は罰金が科せられるケースもあります。 著作権侵害は犯罪であり、被害者である著作権者が告訴することで侵害者を処罰することができます(親告罪。 一部を除く)。 著作権、出版権、著作隣接権の侵害は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金、著作者人格権、実演家人格権の侵害などは、5年以下の懲役又は500万円以下の罰金などが定めれれています。 出典: 民事上も、著作権などの侵害について差し止め請求や損害賠償請求をされることがあります。 十分に気を付けましょう。 まとめ ハンドメイド作品を販売するのなら、オリジナル品でなければなりません。 このデザイン借りちゃおう!という軽い気持ちでやってしまうと、著作権侵害となり懲役又は罰金が科せられるケースもあります。 そもそも、誰かのデザインをパクって販売しても、後ろめたい気持ちがあり、胸を張って商売などできませんよね。 一生懸命考えたオリジナル作品を販売しましょう。 はじめまして。 コメント、ありがとうございます。 当ブログがお役に立てているようで嬉しい限りです。 ご質問の件ですが、結論から言うと『 著作権の侵害になる』と判断ができます。 キャラクターは著作権で守られています。 そのキャラクターを主要な被写体として撮影し、Youtubeやブログにアップロードすることは、公衆送信権の侵害となり、著作権の侵害とみなされます。 たとえ、そのアップロード先(Youtubeやブログ)で広告を出していなくても(営利目的ではなくても)、著作物を複製したとみなされ、著作権の侵害となります。 ですので、例として挙げていただいた『ディズニーキャラクターのぬいぐるみの作り方や型紙を自分で作って記事にする』は著作権侵害の可能性があります。 キャラクターものを扱うのは、避けたほうが無難かと思います。 ご質問の件について、以下の記事に詳しくまとめたので、ご参考にしてください。 参考記事 ノンちゃんママさん、はじめまして。 申し訳ありませんが、書籍と実物を見比べていないため判断できかねます。 ですので、一般論を申し伝えます。 書籍に掲載されている内容のうち、基本的な技術を参考にし、色や形は自分で考えたオリジナルなものであれば問題がございません。 著作権の侵害と判断される場合は、その本に掲載されている作品をそのまま真似した場合(複製)などです。 10年も製作しているのであれば、もう自分のオリジナルの形が形成されており、参考にした書籍のものとはまったく別の作品になっているのではないでしょうか?でしたら、問題がないと思うので、そのまま作家活動を続けられると判断できます。 誰がどう見ても、書籍の複製だと判断される(色や形を少し変えた程度)のであれば、考え直した方が良いかと思います。 ハッキリしない回答で申し訳ありませんが、少しでもご参考になれば幸いです。 参考記事.

次の

料理方法や料理のレシピは「著作物」にあたるのか?

レシピ 著作 権

この記事の目次• 料理のレシピに著作権が認められるか 料理のレシピに著作権が 認められる場合とは? 料理動画をYouTubeに投稿する際、オリジナルのレシピで料理を作り、料理動画を投稿するケースもありますが、第三者が考えた料理レシピを用いて料理を作り、その様子を動画としてYouTube投稿するケースも考えられます。 ここで、気になるのは、第三者が考えた料理レシピに著作権が認められ、第三者が考えたレシピを勝手に動画内で紹介することは、第三者のレシピに関する著作権を侵害するのではないかという点です。 そこで、まずは、料理のレシピに著作権が認められるかという点を説明します。 著作権とはどのような場合に認められるか 著作権という権利を耳にしたことがある人は多いと思いますが、「著作権」とは、著作物について、著作者に認められる権利のことをいいます。 著作権については、特許権のように登録等の手続を行わなくとも、著作をした時点で、何らの手続を要することなく法律上当然に発生します。 著作権は、法律上認められるために、特別な手続を要しないことから、無方式主義と言われます。 そして、著作物について、著作権法2条1項1号では、以下のように規定されています。 (定義) 第二条 この法律において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。 一 著作物 思想又は感情を創作的に表現したものであつて、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいう。 この著作権法2条1項1号から、創作物の全てが著作権法でいう著作物に該当する訳ではなく、著作物と認められるためには、思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するといえる必要があります。 料理レシピに関する著作権についての具体的検討 それでは、料理レシピに著作物性は認められるのでしょうか。 以下では、ハンバーグのレシピを例に考えてみます。 まず、あなたがオリジナルのハンバーグのレシピを考えたとします。 このハンバーグのレシピは、この段階であれば、あなたの頭の中だけに存在している状態で、このような状態をアイデア(idea)といいます。 ハンバーグのレシピが、アイデアにとどまっている状態であれば、著作権法2条1項1号でいう「思想又は感情を創作的に表現したもの」とはいえないため、著作物性は認められないこととなります。 ハンバーグのレシピが、アイデアにとどまっている状態であれば、著作権法2条1項1号でいう「思想又は感情を創作的に表現したもの」とはいえないため、著作物性は認められないこととなります。 また、ハンバーグのレシピの中には、使用する肉の分量、肉の種類、肉の配合割合、塩やコショウといった調味料の種類、調味料の分量、調味料を入れるタイミング、ハンバーグの形成の方法、火加減、加熱時間、加熱方法などといった内容が含まれると思いますが、これらの内容は、ハンバーグのレシピとして誰でも容易に思いつくといえるものですので、この点からも、「思想又は感情を創作的に表現したもの」とはいえず、著作物性は認められないものと考えられます。 以上から考えると、料理レシピ自体は原則として著作権法上の著作物とはいえないため、著作権は認められないこととなります。 YouTube動画に料理レシピを利用する場合の注意点 料理動画を公開する場合の注意点を挙げていきます。 料理レシピ自体に著作権が認められないことから、料理研究家やタレント等が出版しているレシピ本の内容をそのまま転載してYouTube動画に利用してもよいかというと、実は違います。 料理レシピに著作権が認められないのになんで?と思った方もいらっしゃると思うので、以下で理由を説明します。 料理のレシピ本は、料理のレシピだけで構成される訳ではなく、著者の工夫を凝らしたレシピや文章の配置、写真やイラストの掲載、著者によるコメントやコラムなど料理レシピ以外の記載も多く含まれています。 これらの内容については、著作物性が認められる可能性があるため、無断転載を行うと著作権法に違反してしまう可能性があります。 そのため、YouTubeに料理動画をアップする際に、第三者の料理本のレシピ等を利用する場合には、著作権を侵害しないように注意をする必要があります。 もし、第三者のレシピを参考にする場合には、YouTubeの動画で紹介する範囲は、使用する材料や単純なレシピ内容にとどめるようにしましょう。 ただ、最も問題が生じづらい方法は、料理レシピを紹介している第三者にしっかりと許可をもらい、そのうえで料理レシピを利用し、YouTube動画に利用するという方法であると考えられます。 料理レシピはどのような場合に保護されるか 上記で料理レシピは原則として著作物に該当しないことを紹介しました。 それでは、料理レシピは全く保護されないのでしょうか。 著作権法以外で料理レシピを法的に保護する方法を考えてみても、例えば特許権などで保護することなどは難しく、法的に保護することはなかなか難しいと考えられます。 ただ、前述のように、レシピ本として出版している場合には、著作物として保護される可能性がありますし、また、ブログなどに文章として掲載されているような場合には、著作物性が認められ、著作権法上、保護される可能性があります。 上記のように、法律上保護される可能性はありますが、絶対のものではなく、また、法律上保護されない範囲も存在します。 そのため、料理レシピを保護するためには、法律上の方法だけではなく、事実上の方法による保護も考えられるべきかと思います。 例えば、料理レシピを掲載する際に、当該料理レシピを利用してYouTube動画をアップする場合には、料理レシピの考案者に連絡をしてほしい旨を記載する、又はYouTube動画の概要欄に料理レシピが記載されたホームページのリンク等を貼ってほしい旨を記載するなどの方法が考えられます。 この方法はあくまでも事実上料理レシピを保護する方法に過ぎませんが、このような事実上の方法をとることにより、当事者間のトラブルを防ぐことができるということが期待できます。 まとめ 以上、料理動画をYouTubeで公開する場合に気を付けるべき料理レシピに関する著作権問題について説明をしました。 料理動画は、YouTube動画のカテゴリーの中で人気が高いカテゴリーですので、自分で考えた料理レシピが他者に利用されたり、または、他者が考えた料理レシピを自分が利用するというケースもあると思います。 その際、料理レシピの著作権について正しい知識を持っていれば、当事者間のトラブルを避けることも期待できます。 料理レシピに関しては、本記事でも紹介したように、著作物性が認められる可能性も著作物性が認められない可能性もあるため、著作物性の判断に関し専門的な観点からの判断が要求されます。 著作物性が認められるかの判断に不安がある方は、専門家である弁護士に相談をすることをおすすめします。

次の

料理のレシピに著作権はあるの?

レシピ 著作 権

著作権は「表現されたもの」に対して発生する権利です。 しかし、 レシピ(作り方)は アイデアなので著作物とは認められません。 ( ) ただし、 レシピを書いた書籍やサイトは著作物として認められるので、掲載(けいさい)ページを無断でネットにアップすると著作権の侵害になります。 レシピの盗作の防止策として考えられるのは、 商標法や 特許法による保護があります。 料理名は商標登録、 作り方は特許登録しておけば、他のお店が同じ料理名やレシピを使っていた場合、訴えることができます。 ただし、レシピは盗作したかの判断が難しく、必ずしも特許侵害が認められるわけではありません。 加えて、商標や特許は 登録すれば必ず公開されます。 つまり、食材や製法を少し変えるだけで 真似される可能性が高いです。 ここからは主観です。 恐らく料理人には商標登録や特許なんて関係ないと思っている方も多いかもしれません。 しかし、例えば自分の店の店名などを商標登録しておかないと、他の方が商標を取った場合、 自分が権利侵害をしていることになりますので気を付けなければなりません。 (先願主義) また、特許に関しては、レシピを公開しないのも一つの手として考えられています。 コカ・コーラやケンタッキーなどは、あえて製法の特許登録をしないでレシピを隠しているようです。 参考文献 投稿ナビゲーション.

次の