足立 区 うさぎ ケージ 事件。 【独占インタビュー】男児うさぎケージ監禁事件・母親の皆川朋美容疑者「かわいそうなことをしてしまった」 | ガジェット通信 GetNews

わが子を殺害する凄惨事件の背後にあるもの

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「虐待夫婦」ができ上がるまで 東京都足立区に暮らす夫婦は、3歳の次男をウサギ用ケージに監禁し、殺害。 夫婦は長男や長女とともに森へ行ってその子の遺体を埋めた。 このように事件のあらましを書けば、どうしてこんな鬼畜のような夫婦が存在するのかと思うはずだ。 普通であれば、どちらか一方が子供の虐待を止めるのではないか。 あるいは、祖父母や叔父叔母が介入するのではないか、と。 だが、そうしたセーフティーネットが機能しないからこそ、凄惨な事件が後を絶たないのだ。 日本小児科学会の「子どもの死亡記録・検証委員会」の発表では、虐待で殺されている子供の数は、推計で約1日1人にのぼるという。 ニュース報道においても、毎月のように凄惨な虐待事件が報じられている。 どうしてこのような「鬼畜夫婦」は生まれるのか。 私は『』(新潮社)で、親子3代にまでさかのぼって虐待親が誕生する背景を明らかにした。 ここでは、その本の中から足立区ウサギ用ケージ監禁虐待死事件を例に、「虐待夫婦」ができ上がるまでの実情を明らかにしたい。 photo by iStock 7年間で7人もの子供を出産 事件が起きた背景を浮き彫りにするには、夫婦がどういう生い立ちの中で、なぜ結婚をしたのか探らなければならない。 足立区の事件の夫・皆川忍(逮捕時30歳)の母親A子は、児童養護施設で「モンスター」と呼ばれていた。 A子は中学卒業後に水商売の世界に足を踏み入れ、夫との間に合計5人の子供をつくった。 その長男が忍だったのである。 だが、A子は産むだけ産んで子育てをまったくしようとしなかった。 赤ん坊を家に残してさっさと水商売の世界へもどったのである。 忍は間もなく乳児院に入れられ、妹たちに至っては生まれる前から乳児院に予約され、病院から乳児院へ送られて家庭で育てられることはなかった。 中には出生届さえ出してもらえなかった子もいる。 それでもA子は忍を「愛していた」と言い張る。 その愛はゆがんだものだった。 A子は子供たちのお小遣いを奪い取ったり、夜の街を一緒に連れ歩いたりし、子供に飽きてくると児童養護施設に追い返した。 中学を卒業した忍を引き取ったはいいものの、ソープランドの仕事に明け暮れろくに帰ってこず、家事などほとんどしなかった。 忍はA子に振り回されつづける中で、まともに人と付き合えないような人間に育っていく。 母親に何度も捨てられてきたので、他人を大切に思うことができない。 母親に裏切られつづけてたので、人を信頼する気持ちを持てない。 母親同様に、行動はすべてその場の思いつき……。 たとえば、忍は20歳になっても同年代の人と付き合うことができず、かつて在籍していた児童養護施設の小学生とばかり遊んでいた。 そして正月には「サスケごっこ」と称して小学生をつれて民家の屋根によじ登って大騒ぎをする。 まるで幼児の精神年齢のまま20歳になったようなものだ。 そんな彼はアルバイトも長く続かずに転職を繰り返し、何も考えず女性経験のないまま足立区竹の塚にあるホストクラブでホストになる。

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両親に懲役9年と4年の判決 ウサギ用ケージ男児監禁死:朝日新聞デジタル

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「職がない」「資産がない」「親族からの援助がない」等の点は基本的な申請資格と言っても良い条件であり、それら自体は申請が通る理由とまではいきません。 受給資格の有無は、それらをふまえ、具体的にいかなる理由で充分に働けず、よってどの程度生活が苦しいのか、という事を個別に考慮し決定されます。 そのため自治体および担当者によって対応結果に大差があり、それも最近、問題になっていますね。 本件の場合は、幼い子どもを多数抱えていた点が大きいと思われます。 育児で妻が働くこともできない中、夫の正規雇用先が見つからないことを理由に「生活が苦しい」とするのは通り得る内容です。 その上で、詐欺に長けた彼らであれば、申請時に相当の演技で担当者を欺いた可能性もあります。 ただ、生活保護受給者は、申請時の直接的な面談だけでなく、その後も定期的な【現況報告】が必要です。 それもルール上では、毎回対面形式でなければならず、担当者は家宅訪問もし、生活状況と就労状況を定期的に 厳密には毎月なのですが 調査しなければなりません。 その点から本件を考えると、彼らへの継続支給は、確かに自治体および担当者の怠慢と言わざるを得ません。 彼らの就労・養育・出費状況などの異常さは、訪問と対面できちんと継続的に調べていたなら、気づかないはずがないからです。 ただ、気になる点もあります。 これは完全に私の推測なのですが、あの明らかに健康体な三十路男はおそらく、妻に精神疾患があるとか、育児ノイローゼであるとかいう『何らかの診断書』を提示し、それを自分が正規で長時間働けない理由に加えていたと思われます。 そうなると、増える一方の乳幼児を養わない訳にもいかない中、一度通っている申請を覆して支給停止するには、それ相応の理由がますます必要となります。 いずれにせよ2013年以降、警戒を強めた児相・役所や警察が本格的に動き出し、その成果が去年、今年と続々出ていることについては一定の評価ができます。 遺体未発見のまま監禁致死で立件という異例さも、この事件の悪質さに対する国の怒りが伝わります。 ただ、それは同時に、つまりそれほど状況証拠が揃っているということです。 そもそも足立への転入前から、子の保護記録があったり、子に無料健診を受けさせていなかったりした点はすぐに判明したはずで、親としてはこれだけでもすでに黄信号。 行政ばかりを多くを責めることはできませんが、何とかもう少し早く暴けなかったものでしょうかね。 あの鬼畜二人をもっと早めに引き離し、あれ以上子を産ませないと共に、すでに生まれてきた子達には全員生き延びてもらいたかったです。 たとえその先がずっと茨の道の人生であっても、体育座りしかできないようなカゴに閉じ込められ、意図的な飢えと暴力で殺され、排泄物にまみれて捨てられ終える人生よりは、マシな道がいくらでもあるでしょう。 だから、りくと君にも生きていて欲しかったです。 その、失われたりくと君の存在こそが、彼らの悪行暴露に導いた光でもありますが。 もうすぐ私の息子も3才になります。 もう自分でトイレ行けますから、おむつなんて寝る時だけです。 全く苦じゃありません。 想像すると、ただただ、つらいです。 長々と私情も含め失礼いたしました。 資産なし・家なしで簡単に受給できるから、若い夫婦でも43万円の生活保護費がもらえるのね~ 月額43万円って、これじゃ~働くより多いじゃないか~ 賃金で手取り43万円だと、額面上50万円以上稼がないと無理! それに生活保護者は、税金面や医療費等控除でしょ? 学校給食費や修学旅行代等も別途支給だし、子供が新学期になると準備金としていくらか補助が出るらしい。 現金支給が良くない。 やはり、賃貸も市営などするべき。 食費なども現物支給か、ここのスーパでしか使えないクーポン券にするなど工夫しないと不正受給者が増える一方だと思う。 個人情報とかいちいちうるさいけど、やはり生活保護受給者は、周囲に生活保護受給者だと分かるようにするべき。 そして周囲がチェックするべきだと思う。 皆川容疑者の近所の人は、毎日外食なのでお金持ちかと思ったらしい インタビューで答えてた 私たちの納税者はどのように税金が使われているか、知る権利がある。 じゃないと普通に働くことがバカバカしく思えてくる。

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足立区,ウサギ用ゲージ監禁殺人の皆川忍(31)と,妻(28)は,生活保護と...

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日時場所:2016年3月11日 1500〜@東京地裁713号法廷 罪名:監禁致死、死体遺棄 随分と更新に間があきました…ようやく昨日確定申告を終え、少しだけ時間ができました… さて、この事件は、東京都足立区に住んでいた夫婦が、子供(6人+逮捕後に1人出産)のうちの次男を監禁の末に死なせ、遺体を遺棄したというものになります。 夫婦は、一昨年に、この次男を生きているとマネキンで偽装し、児童手当を詐取したり、交通事故による保険金を詐取したり、はたまた夫の方は次女への虐待、妻の方は無免許…などなどいろんな罪名で逮捕起訴され、判決が言い渡されていました(そちらの公判の経緯は当時、いくつかの媒体に書きましたので、ネットで探せたらリンクをはらせていただきます)。 で、当時まだ次男の遺体は、ふたりの供述する場所から出て来ず、次男の遺体または命に関しての何らかの罪に問われることはないままだったのですが…結局昨年、遺体が出て来ないまま、監禁致死、死体遺棄で逮捕起訴となりました。 そんな夫婦の裁判員裁判、二回目公判からずっと傍聴をしていましたが本日判決が出ました。 忍被告人には懲役9年、朋美被告人には懲役4年、未決勾留日数200日算入です(各、懲役12年、懲役7年求刑)。 判決で稗田裁判長が言ってましたが忍被告人はすでに先述の詐欺等で服役中なので未決勾留日数はナシ、朋美被告人は先述の詐欺等で執行猶予判決が下されていましたが、執行猶予期間中の判決であるため、それが取り消され、その分も服役します(詐欺等の判決は懲役3年、未決勾留日数60日算入、執行猶予4年)。 参考: 夫婦を2年ぶりに法廷で見て驚いたのが忍被告人の痩せっぷりです。 前はまるまるとしていたのに今回「30キロ痩せた」とのことで、亀田兄弟みたいになっていました。 肘を膝に置き、手を顔の前であわせる「拝みポーズ」がトレードマークです。 朋美被告人は金魚のようにたまに口をパクパクとさせるのですが終始ぼーっとした雰囲気です。 なのに被告人質問ではペラペラスラスラと語りギャップがありました。 次男は発達に遅れがあったようで、言葉をたくさんしゃべれない、他のきょうだいのオヤツを勝手に食べる、お釜のご飯も勝手に食べる、小麦粉や油を出して床に撒く等、弁護人らの言う「問題行動」があったため、被告人夫婦はラビットケージに次男を閉じ込めて行動を制限していました。 結構狭いので体育座りになり、首は下に向けるという感じです。 事件直前にはオムツ替え、お風呂、食事以外はほぼケージの中という状態だったとのこと。 犯行当日の平成24年3月3日、その日の夜中も閉じ込められていた次男ですがこの日に限り唐突に大声を出し「家族の睡眠を妨害」したため忍被告人が次男の口にさるぐつわのようにタオルを巻き、またケージに閉じ込めました。 朝になるとぐったりしていて、死亡してしまったというのが裁判所の認定した事実となります。 遺体の遺棄場所については山梨県内の山林に埋めたか、荒川に流したか、ふたつの疑惑があるのですが検察側、捜査した刑事は荒川と見ているそうです。 忍被告人は最終意見陳述でも「絶対荒川じゃない」と述べていたり、一緒に行き場所に行った子供たちのうち長女も調書で山梨県内の山林に埋めたかのような供述をしているのですが、捜索しても全く、衣類の切れ端すら出て来ない有様です。 朋美被告人は「山梨の帰りに荒川に寄ってと忍に言われて行った。 次男の入っていた段ボールをカニ歩きで運び土手に消え、10分後くらいに段ボールを捨てたと言って戻ってきた」ことや「事件後何度も荒川に行き、忍が拝んでいた」ということから荒川ではないかと思っていると述べました。 が、忍は「拝むポーズは自分の癖」であるとこれを否定しています。 結局荒川の捜索には莫大な費用と時間がかかることから実施されておらず遺体は出て来ないままです。 判決では忍が主犯であると認定されていましたが、私は…すいません主観を書いてしまうと朋美被告人が主犯である疑い(もしくは事件において互いに対等な関係)も捨てきれなかったです。 少なくとも生前の虐待は次男をケージに閉じ込める前から疑われる証拠がいくつかあり(忍被告人はタバコを吸わないのに、次男にはタバコ痕があったり)、また、都合の悪いことを「覚えていません」ということがたびたびあり(例えば忍被告人が子供よりも妻を第一に考えており常日頃から子供に「お前達は二番目だぞ」と言っていたことなどを覚えていない…とか)、なんか…個人的に納得いかない判決が出たなという印象でした。 事件当日、次男が死亡する直接的なきっかけとなるタオルを巻いたのは確かに忍被告人でしたが、その日まで次男を閉じ込め続けることを夫婦ともに了承していたのであるから、なんかなぁ…って感じです。 次男の死亡した年齢はちょうど私の息子の今の年齢と同じで、いろんな想像をしながら傍聴してきました。 たしかに3歳にしては少し発達が遅いかもしれないなってところは感じますが、タオルを巻かれる直前の大声は、出してくれという意思表示であると親なら分かるのではないでしょうか。 つ〜か親じゃなくても分かるんですけど、そもそもなかなか、子供をうさぎケージに入れようとは思わないので、そこからすでにズレているのかもしれないです。 とはいえ発達に何らかの問題があると親が感じているのであれば子育ての様々な局面で子供にイライラさせられることもあるでしょうし、イライラが募りすぎて憎たらしくなるその気持ちは分からないではないです。 でもなぁ〜。。。 他は全く分からない。 夫婦ともに、次男へ悪い事をしたという謝罪の意志を公判で示していたのですが、だったら遺体をもうちょっとちゃんと埋葬してたんじゃないの?と、思いますよね。 山梨の帰り「1年後に来ようね」と言っていたのに行ってませんし。 夫婦ともに幼少期、施設で育った経験があり、父親違いのきょうだいがいたりと、不遇な生い立ちであることから、自分たちの家族に対しての思いが強かったのでしょうか、次男が死んだときも「家族がバラバラになってしまう」と忍被告人は言い、その死を隠しました。 でもその後次女も「問題行動が多かった」という理由で虐待を加えられています。 夫婦には、自分たちの理想の家族像があり、それに沿わない子供は、家族内の異分子として躊躇なく自由を制限。 その結果、夫婦は逮捕勾留、子供たちは施設にいます。 ふたりが最も望まない「家族がバラバラ」な状態になってしまいました。

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