キンキ キッズ ブログ なんとなく。 【トパーズ・ラブ後編】なぜ妻は30代にして初めてキンキキッズのCDを買ったのか【歌詞とメロディー考察】

堂本光一&佐藤めぐみが同棲交際? 匂わせ疑惑が物議。自宅インスタライブに騒然、キンキキッズファン激怒も…画像あり

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キンキキッズのアルバムはアルファベット順にリリース kinki kids のアルバムはAアルバムと言うのが 最初にデビューした20年前に出されたものなんですが 堂本剛さん曰くジャニーさんがええ、アルバム(良いアルバム)と言う 大阪弁をアルファベットにしたものが Aアルバムの始まりだったと言われているんですね まー堂本剛さんはすごく頭の言い方 何で本当に本当か嘘かわからないですけれどもw そういう風になっています。 2017年までのキンキキッズのアルバムはアルファベットNまで 現在はNアルバムまで出てるんですよね。 AアルバムからNアルバムまで、 20年で14枚 おそらくアルファベットがZまで行くころには kinki kids は60歳超えてるかもしれないですね Zアルバムまでリリースするかどうかわからないけれども ここまで続くと、ついつい数えてしまいますよね。 Zアルバムまであと12枚 どうかな。。。。 スポンサードリンク Kinki kids のアルファベットアルバムNアルバムの魅力はポップなアルバム ちょっとポップな作品 アルバムとしては Mアルバムに収録されてから 1年9ヶ月ぶりにリリースした Nアルバム こちらは ポップス作品が多くなっています 今回はのNアルバムは 堂島孝平さんがアルバムの制作に大きく関わってきたそうですね。 アルバム楽曲提供という枠を超えて レコーディングに参加するなど 堂島孝平さんの色が多く出されてきた キンキキッズのNアルバム スポンサードリンク キンキキッズのアルバムは名前はアルファベットですが、テーマが決められています。 Nアルバムは、Natureとナチュラルがテーマ このアルファベットもつながっているのですね。 Nアルバムだから Nature And Natural 隠されていると言う事で 録音などのバランスも含めてナチュラルな 自然なお二人と言うのが出されているのでしょう 堂島孝平さんは現在16曲もの曲をキンキキッズに提供されているシンガーソングライター kinki kids としてなくてはならない シンガーソングライターの1人でもあり 音楽をエクスパイアしてくれる人でもあり良き kinki kids のファンでもあり 二人の理解者でもあり堂島孝平さん スポンサードリンク キンキキッズのアルファベットアルバムLアルバムはの魅力は? キンキキッズのLアルバムのテーマは love&life ということでこちらも豪華なシンガーソングライターの方が kinki kids に曲を提供していらっしゃいます。 2017年キンキキッズアルファベットのアルバム、最新はNアルバムです 鍵のない箱 薔薇と太陽 ホタル 陽炎 夢を見れば傷つくこともある 何年たっても 堂島孝平さんのプロデュースが光った1枚になっている kinki kids のNアルバムです。 陽炎は堂本剛さんが作詞作曲は堂島孝平さんとして 新しい曲になっています まとめ 今回は キンキキッズのアルバムは アルファベット順でリリースしていて 最近のおすすめアルバムをまとめてみました。 剛さんと光一さん2人にそれぞれ出てきていると思うんですね もちろん、お2人の歌い方の癖もありますし、 光一さんは舞台をライフワークにしているからこそ また独特の雰囲気がありますね。 でもソロワークでの光一さんは、 音楽を可視化するという意味で、また違う雰囲気を醸し出しています。 お二人は長く愛される曲をたくさんありますよね その年齢でしか出せない魅力を存分に出していってほしいなと それは、お2人が努力だけではなく、感性も大事にしていて 無理に年齢に逆らったりせずに 良い感じで年齢を重ねているから 歌にもどんどんいろんな 彼らの経験とフェロモンのエッセンスが 加わってきますね。 管理人が個人的に好きなのは Nアルバムのなんねんたってもという曲があるんですけど 何年たってものプロモーション映像が 昔と今2人が見ている感じで グッとくるなよなものであったり お笑いの要素を原則に入れたくなる感じの二人が 表情も含めて笑わせてくれるところもまた 20周年と言う記念に相応しい映像と曲で一押しですよ。

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キンキキッズKANZAIBOYAの読み方とタイトル発売日の意味由来

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ちょっと時期を外したが、キンキキッズデビュー記者会見から17年にかこつけて。 この語りつくされているであろう掲題について、私なりの意見など。 無駄に長い上、とりとめないです。 あしからず。 堂本剛の事にしか触れていないが、私はいわゆる剛オンリーというやつではない。 光一のことは、ファンとまではいかないが好ましいと思って見ているし、KinKi Kidsはジャニーズのみならず、日本において、いや世界中において唯一無二のアイドルグループだと思っている。 この唯一無二感。 これこそが多くのファンを魅了し続ける彼らの特異性であるのだろう。 同じ姓を名乗る同い年の少年二人が、これまた同じ関西出身で、同じタイミングで出会い、グループを結成したのだから「運命」の巡り合わせか、と思うのも仕方ない。 そして面白いほど正反対のルックスに正反対の性格。 まさに少女マンガのアレ。 黒髪野球少年とサラ茶髪転校生。 この彼らの性質は、アイドルとしての全盛期だった90年代後半に如何なく発揮され、利用され、消費される。 芸人やバンドとは違い、意気投合などする前から大人によって決められた「運命共同体」。 彼らは、それはそれは忠実に、真面目に、大人たちの期待、ファンの要望に応えてきた。 たった二人で。 「たった二人で」というこの言葉の事実と重み。 青春時代を余すところなく網羅しているが故に、彼らが少年らしくじゃれ合ったり傷いたり困難を乗り越えたりを経年でずっと見てきたファンは、大人になった二人を今もなお、どこか「庇護」するような気で束縛しているということもあるのかもしれない。 さて、デビューして17年、結成して21年の今。 私の個人的な意見としては、キンキは非常に良いポジションで仕事をしているな、という事である。 キンキはSMAPや嵐にはならなかった。 なれなかったし、ならなかった。 彼ら、というより、剛は、と言い切ってしまってもいいのかもしれないが、10代の「作っていた」自分、万人受けする自分で居続けることが苦痛になるタイプだったので、あのデビュー前後の数年間、集中的にアイドルとしての輝きを放ち切ったというのはもしかしたら良かったのかもしれない。 あの強烈過ぎた輝きにやられて今も彼らの虜になっているファンは多い。 今の剛が、SMAPや嵐のようにドラマにバラエティに音楽バラエティ(と敢えて言う)にメディア露出をしたいか、と言えば多分答えはNOだろう。 10年以上かけて育んできた今の自分の音楽と仲間をベースにアーティスト活動をしていきたい、というのが根底にあって、プラスアルファでオファーがあって自分がやりたいと思えば演技やバラエティも出て行こうかな、というスタンスのようだ。 とても贅沢な環境だと思う。 もちろん、ジャニーズ事務所であるが故の困難や偏見も数多くあるだろうが、剛がやっている音楽を支えられてきたのはジャニーズ事務所だからこその部分も多い。 さて、堂本光一はどうだろう。 私の認識は、彼は完全に「Endless SHOCK」に芸能人生を注ぎ込んでいる人、である。 1年の内4か月を公演に充てているのだから、稽古などを考えると他の芸能活動に充てる時間はかなり少なくなってしまう。 今や本物のブロードウェイも視野に入れている(彼の舞台はブロードウェイを夢見るカンパニーがテーマとしてある)みたいだし、今後益々SHOCKにかける比重は大きくなっていくに違いない。 まだ決まっていないが、もし本当にN. で公演するとなれば本当にすごいことだし、是非ともやるべきだと思う。 期は完全に熟し切っている。 10年以上座長を続け、チケットは即日完売らしいし、興業的に成功していると言って誰が非難できるだろう?公演が決まれば、必ずなんか言ってくる輩がいるとは思うが、そういう人たちは決まってこの舞台を見ていない人達である。 かく言う私も見ていない。 なので良し悪しを言える状態ではないのだが、興業的な事実を見れば、むしろやった方がいいとすら思う。 残念ながら、ここまで興業的に成功しているにもかかわらず、このSHOCKという舞台は世間一般にはあまり浸透していない気がするのだ。 おそらくジャニーズ色が強いからだろう。 私が興味をそそられないのも、多分この点にある。 元々ジャニーズの世界観自体には共感できない私であるから、仕方がない。 ただ、ジャニジャニしているからと言って一般的に認められない、という事ではないと思う。 ジャニであろうがなんだろうが、いいものはいい。 しかしいくら良くても、最初のとっかかりが「ジャニーズ」となると、その時点で興味が失せてしまう人種がかなり多い、ということだ。 それでも、ジャニーズに興味がある人達にだけ支えられ、興業的に成功するならなんの問題もない、ともいえる。 少なくとも事務所的には問題はない。 事務所だけでなく、このプロジェクトに投資しているすべての関係者が、きちんと見返りがもらえれば極論なんだっていいのだ。 でも実際のところ、彼のファンはどう思っているのだろう?光一自身は? 私がもし光一のファンだったら、今の状況には閉塞感を強く感じてしまうと思う。 先日発表された剛のツアーで、チケット発売がFCのみ、と知った時も少なからず閉塞感を感じた。 私FC入ってない・・・ということではなく、キンキのファンクラブに入っている人のみ、という限定された門戸に、彼の可能性を狭めてしまっている感がしたからだ。 つまり、光一にしても剛にしても、もっと世間の目に晒されてほしい、ということに私の願いは尽きる。 外部の評価を取り入れ云々、というマーケティングの話をしているのではない。 勿論それも重要だが、単純に「つまらない」のだ。 彼らが、彼らをどうしたって贔屓目で見てしまう愛しいファンたちの評価だけで持ち上げられていることが。 (ここでいうファンとは、キンキをずっと見てきて彼らがすることなら何だって素晴らしい、というファンのことである。 勿論二人のファンにだって、客観的な視点を持ったファンは沢山いるだろう。 まぁ、そもそもがファンというのは「贔屓目で見る購買層」ってことだけど)。 長く芸能活動をしてきて未だ根強い人気を誇るアイドルの弊害がここにある。 鬱陶しいけど切り捨てられない、ズルズル付き合いを続けてる彼女みたいなものか・・・重要な資金源ではあるけどね。 だから、光一のN. Y進出には諸手を挙げて賛成したい。 国外とあれば、国内を占領していたリピーターも足しげくは通えないわけだし、現地の、「ジャニーズ」に先入観どころかその存在を知りもしない、しかし目の肥えた一般人が鑑賞してくれるはずだ。 そこでの評価が真の評価に成り得るし、本場N. で評価を得れば日本国内でも一目置かれ、見方が変わると思う。 剛の音楽活動にも同じことが言える。 ただし彼の分野は国内でもまだ余地がある(フェスやフジロックなど)ので、まずは国内での活動を一般に門戸を広げて行っていただきたい。 さて、私なりのKinKi Kids考、というより「堂本剛・光一のこれからの展望と可能性について」だったわけだが、長くなりすぎたし、キンキがどうなっていくのかには結局触れられなかったので最後に。 キンキは、極論言ってしまえば彼ら二人が並んで存在している、そのことだけで成り立つ奇跡的なグループなんである。 二人が並んで立っているその姿に、私たちはこれまでの二人の長い長い軌跡を瞬時に思い出し、今の二人にそれを重ねる。 二人揃っての活動が少ないのはファンとしては少し寂しいが、方向性の違いを考えるとこのままソロとしての活動に重きを置いていくのが合っているのも否めない。 しかし逆に言えばこれは、キンキが他のどのグループとも違う、言うなれば「運命」的な何かで繋がっているからこそできる芸当であるともいえる。 どんなに違うことをやったって、全く趣味嗜好が合わなくたって、二人揃えば他の誰の介入も許されない二人だけの空間を作り出すことができる。 その一方でソロになれば、独自の世界観を確立してアーティスト(音楽に限らず)として独立・自立できているというのは、アイドル業界広しと言えど、この二人くらいではないだろうか。 まさに唯一無二、芸能界においてもユニークな存在だと言える。 大人として成熟した彼らが、これからもソロで、キンキで、一歩も2歩も歩みを進めていけるよう、客観的な観察眼と批判精神を持ってこれからもファンをしていきたいと思う。

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【トパーズ・ラブ中編】なぜ妻は30代にして初めてキンキキッズのCDを買ったのか【NHK「SONGS」まとめ】

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「ライトなファン」を自称する妻が、なぜ、30代にして初めてのCDを買ったのか。 理由を紹介する記事の続きです。 今回で完結です。 「『トパーズ・ラブ』は、の20年の歩みが詰め込まれているのに、ファンでなくても楽しめる良曲だ。 節目を飾るのにふさわしい」と我が家で盛り上がっていますので、メロディーと歌詩(歌詞)について考えてみました。 初回盤は売り切れ 妻は、NHK「ソングス」を見終えると、すぐにを手にしました。 鬼の形相です。 「な、な、な、なに??どうしたの?」。 夫が驚き、たずねました。 「買うんだよ!『トパーズ・ラブ』を買うんだよ!あんたも『ソングス』見たんだから分かるでしょ?あたしゃあ、キンキの2人を応援するんだよ!こうなったら初回盤を手に入れるよ!」 アマゾン、、、ツタヤ、エイチエムブイ、と通販サイトという通販サイトをハシゴしましたが、発売前にも関わらずどこも売り切れ。 妻は「ジャニーズってこうなの?軽い気持ちで欲しいと思っても初回盤は手に入らないの?私に足りないのは覚悟?」と驚き、通常盤であきらめることにしました。 脱線(キンキVSロケット・ジュース) 数日後。 CDが届き早速オーディオで鳴らしました。 夫は、NHK「ソングス」に夢中になっていたくせに、熱が冷めたのか、詩や曲以外に興味が向いています。 「へー、ボーカルの音量が大きいよね。 反対にベースやドラムが小さい。 あ、ベースはそれほど小さくもないか」。 普段聞くロックやジャズ、クラシックと比べると、音量のバランスの違いにすこし驚いたのだといいます。 妻は「気にしたことがなかった。 そんなもんかね」。 夫は「じゃあ、ちょっと、ロケット・ジュース・アンド・ザ・ムーンを聞いてみてよ。 違いが分かるから」とCDを入れ替えました。 「ね、ベースや、特にドラムの存在感が違うでしょ。 ドラムを叩いているトニー・アレンという人はナイジェリア出身で、1960~70年代にはアフロ・ビートというジャンルをつくったような伝説的な存在なんです。 ベースののフリーさんや、このプロジェクト自体を主導してて、ボーカルもとっているさんも大物だけど、トニー・アレンさんはちょっと別格的な位置づけっていうのかな」 「録音というか、音全体のイメージもロケット・ジュースはカラっとしているでしょ?反対にはしっとりというか、湿度がほんのり高い感じ。 聞き比べると全然違うなあ。 さんとトニー・アレンさんが別でやっている『ザ・グッド、ザ・バッド・アンド・ザ・クイーン』というバンドがまたかっこよくてねえ。 聞いたことあるでしょ?」 夫のべらべらが止まりません。 「昔、『オアシス対ブラー』ってあって、オアシスの方がフォロワーの筆頭ってイメージあったけど、音楽の幅の広さで言うと、むしろブラーの方がに近いと思うんだよね。 にもアフリカ音楽にも手を出してさ。 逆にオアシスはっぽくない?っぽいっていうか」 妻は「う~ん、私もは好きだけど、脱線が過ぎるよ。 とりあえずキンキに戻してよ…」。 見劣りしないキラキラ感 CDを入れ替えると、我が家はの2人が作り上げたメロディーや詩に飲み込まれ、夫が雄たけびを上げ始めました。 「え?なんでこんなにキラキラしてるの?作曲者は光一さんじゃなかったっけ?」 「そうだよ。 『ソングス』で見たでしょ?剛が作詩、光一が作曲だよ」 夫は「それは分かっているんだけど、それでもびっくりしているわけ。 は異様に制作陣に恵まれてるでしょ?」といい、既発曲のリストアップを始めました。 デビュー曲「硝子の少年」はさんとさん。 3枚目の「ジェットコースターロマンス」もさんとさん。 初の司会番組でさんやさんから音楽やギターについて薫陶を受け、4枚目「」(さん作曲)を提供してもらう。 6枚目「やめないでピュア」は、さん作曲。 「ブルー・ライト・ヨコハマ」のさん。 ベテランばかりではなく、14枚目「カナシミブルー」の作詩作曲はさん。 36枚目「薔薇と太陽」はさん作詩作曲。 夫がリストを基に「キラキラ感」について語ります。 「の曲には独特のキラキラ感があると思うのだよ。 他のとは一線を画しているというか。 剛さんには『硝子の少年』を地で行くような壊れそうなはかなさがあり、光一さんには何事にも同じない力強さがある。 あの独特のキラキラ感の源は、もちろん二人の魅力があるんだろうけど、何よりも曲の作り手にあるのではないかと感じてきたわけだよ。 でも、『トパーズ・ラブ』は光一さん作曲でしょ??」 夫は、息継ぎなしでまくし立て、「これまでの重鎮たちの曲に見劣りしないキラキラ感を感じてしまうのだよ」と言い切りました。 「さんが編曲しているから味付けはハイクオリティなんだろうけど、これはすごいことなんじゃないの?」 妻は、「この曲をキラキラ感というなら、光一の曲に共通する持ち味なのかも…昔、『ソリチュード』聴いたときにも、良いなと思ったよ。 あ、『ソリチュード」は、『リモート』っていう光一とが出てた土9ドラマの曲でね。 『お疲れ様です氷室警視!』『別に疲れてない』っつってね…」 夫が「全然知らない」と首を振ったため、とりあえず本題に戻ります。 聴覚 「もう1回聞こう」という妻のリクトに応じ、プレーヤーを操作した夫は歌詩(歌詞)カードを手に取り、雄たけびを上げ始めました。 「な、る、ほ、ど~!」「剛さんは、『聴覚』以外の感覚で描き出してるわけだ!考えてるなあ!」 「なあにー?」曲を聞いていた妻は、夫の二度目の雄たけびにうるさげな顔をしましたが、そこは気にせず続けます。 夜空 弾く 華の灯が 弧を描いてそっと黙る 聴こえなくなった続きへ 耳を澄ます寂しい世界 気づかれ始めて高鳴る胸 辿り着きそう… 愛のひと… どうか oh 待っていて Topaz Love… 輝き暴れた宝石 恋の色の宝石よ Topaz Love… あなた目掛けるネオンが綺麗 泣き見惚れている… 大好きよ… 「一番の歌詞を見てみてよ。 第一章節で、『黙る』や『聴こえなくなった』というフレーズがあるよね?この時点で、歌の主人公の聴覚は消失してしまっているわけだよ。 でも聴覚がなくなったことが信じられないから、『耳を澄ま』しているんだよ。 第二章節からは、耳で聴こえなくても把握できる事柄ばかりになる。 宝石とかネオンとかね」 またも夫は止まらなくなりました。 「この流れで『高鳴る胸』という言葉を使うあたりが面白いよね。 『鳴る』だけだと聴覚の世界だけど、『胸』と結びつくことで、聴覚がなくても感じられる世界になる。 すなわち、自分の胸の高鳴りだよね。 あれ、直前に『気づかれ始めて』ってあるけど、難聴になったことが周囲に知られて、どうしよう…どうなるんだろう…という状態なのかな」 「いや、周囲の不特定多数の人たちではなく、特定の恋人やパートナーに難聴が知られてしまいそうっていう状況?そうなると、むしろ触覚以外の世界が広がるねえ!密着感っていうの?この主人公は誰と抱き合っているんだろうねえ!!耳が聞こえないからこそ、自分の胸の高鳴りや、抱き合っている相手の胸の高鳴りをいつも以上に感じられるわけだよ」 そして妻に投げかけました。 「君に分かるかね?ライトで一般人ファンの君に、この世界観が分かるかね?あまり期待してなかった分、ちょっと鳥肌が立つね。 『ソングス』見てしまったからかな」 妻は若干引き気味に「う、うん…。 でも、抱き合っているかどうかは分からないなあ…」とだけ応じました。 「突発ラブ」 NHK「ソングス」では、「トパーズ・ラブ」の制作過程が明かされました。 で開催された20周年記念イベント「・パーティ!」。 1人でステージに立った光一さんは、剛さんに作詩を頼むつもりでいた歌を即興で歌いました。 光一さんは当時の思いや狙いについて、スタジオでのインタビューで、 「その光景を剛がモニターで見ながら、詩を書いたらどんな詩が生まれるんだろうなって思ったんですよ。 あの場所で剛に聞かせてやったら、曲自体がすごくわれわれとファンのみなさんと何かすごく思いが強い曲になるなあって思いついた。 だから思いつきですよ」 と説明しました。 剛さんは、光一さんの歌声で会場を包むファンの空気を感じ取り、仮の詩を書き上げ、モニター越しに、スタジアムの光一さんやファンに見せました。 仮タイトルは「突発ラブ」。 「突発」が、最終的に、前向きな力を与えてくれる宝石と言われている「トパーズ」になりました。 剛さんはインタビューで、 「この経験を無駄にしたくない。 このフレーズ、今しかでえへんのかもなみたいなフレーズのほうを大事にして、それを歌うたびにイベントのことを思い出したり、自分の耳でもし治ったとしても、あの時、大変やったなとか、あの時、あの人に出会ったことによって、だから今があるなとか、、そういうことも含めて、ちゃんとこう振り返られる、ための、そこにタイムスリップできるような詩を書いた方がいいかなと思って」 と話しました。 女性視点 妻の求めに応じてさらに何度かCDを聞いた夫はだしぬけに、「あー、これ言ってたね!」と雄たけびを上げ、NHK「ソングス」を見直し始めました。 「ほら、インタビューの冒頭で、剛さんは病気について、『急に水に潜ったようなみたいになった』って説明していたんだよね。 二番の歌詞にもあるわ」 水の中 潜ったような 静寂へと難破したあたし どこまでも続く孤独の 青い色に赤らむ唇 「聴覚の消失を、剛さんはここであらためて、明確に打ち出してきているわけですよ。 もう隠すものは何もない。 もう『気づかれ始め』た段階ではないんだよ。 それにしても、『静寂へと難破』なんて独特な言い回しだよね。 でもなんで一人称が『あたし』なんだろう?」 「あ、剛が書いた『愛のかたまり』も女性視点だったよ」 今度は、妻が感想を語り始めました。 「独特な言い回しっていうと、『泣き見惚れてる』とかが、剛ブシだよね。 ちょっとこじらせた感じというか、一筋縄ではっていうか、素直には書かない自意識がさ。 愛のかたまりでいうと『あなたでよかったと歌うの』みたいな」 続いて、サビの考察です。 「でさ、『ネオン』はファンのペンライトのことらしいけど、そうなると、『あなためがけるネオン』だから、『あなた』は、ネオンの目がける先、つまり光一だよね」 「その後の『大好きよ』は、歌詩(歌詞)の流れ的に光一への言葉になるよねー。 まあ、そこにいるファンへの言葉でもあるだろうから、含みを持たせる感じにはなってるけど。 剛が書くストレートな表現が逆に響くわ~。 歌詩で大好きと言っちゃうのよ。 絆よ、絆!」 「あ、2番は、『誰か愛するネオンはきれい』だから、ファンへの感謝が主になるのかな」 交わる2人 サビの2回繰り返しで2番が終わると、いよいよクライマックスの大サビです。 二人は別のメロディーで、別の歌詩を歌うのに、二人の声が交わるポイントが二つあります。 「いいの(いいの?)」と 「いたいよ(痛いよ)」です。 妻は曰く「最大の萌えポイント」。 「いいの(いいの?)」でためて、 「いたいよ(痛いよ)」と放出。 夫婦は「お~!!メロディーも詩も違うのにハーモニーがすごい!!!鳥肌立った!!!!」とうなりました。 ほぼ初の夫が腕を組みました。 「これは20周年にふさわしい曲なんじゃない?剛さんの病気という不幸な出来事はあったけど、あったからこそ、20年のすべてがこの曲に結実している印象がある。 これはすごい曲なんじゃない?」 「ライトなファン」「一般ファン」を自称する妻は、「ようやくキンキの魅力が分かったかね」と偉そげに言いました。 kodate-kosodate.

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