金玉 ねじれ。 急に睾丸の痛みを訴える子 こんな点を見極めて

金玉が痛い!突然起きた金玉の痛み、考えられる原因3選

金玉 ねじれ

精巣に発生する腫瘍には良性と悪性がありますが、殆ど(9割近く)が悪性の腫瘍(精巣癌)といわれています。 精巣は精子を生成する為に細胞分裂が盛んで、様々な腫瘍が発生します。 精巣癌には胎児性癌、卵黄嚢癌、絨毛癌、奇形腫などがあります。 精巣腫瘍になると、睾丸の肥大化、睾丸が硬くなる、発熱、痛み等の症状が現れます。 陰嚢水瘤 陰嚢水腫 主に子供に発生する病気で、陰嚢の睾丸固有漿膜に水が溜まってしまう状態です。 通常どちらか片方の陰嚢に発生し、痛みは殆ど有りません。 赤ちゃんの陰嚢が陰嚢水瘤で膨らんでいる場合には、懐中電灯で照らすと透けて見えます。 通常1歳になるころには治りますが、2歳を過ぎても水がたまって腫れている場合は治療が必要です。 精索水腫 主に子供に発生する病気で、陰嚢水瘤が陰嚢の睾丸固有漿膜に水が溜まるのに対し、精索水腫は陰嚢上部もしくは鼠径部に水が溜まってしまう状態です。 急性精巣炎 各種細菌の感染により発生する精巣の炎症です。 主に流行性耳下腺炎(おたふく風邪)により急性精巣炎が発生します。 おたふく風邪にかかった思春期以降の男性の1割から3割が急性精巣炎になるといわれています。 急性精巣炎にかかると、痛みや腫れを引き起こします。 場合によっては精巣が萎縮してしまい、不妊症の原因になると言われています。 精索静脈瘤 睾丸上部の静脈が蛇行したり、血管内の弁の異常により肥大してしまう症状です。 主に左側の睾丸に発生することが多く、男性不妊症の原因ともなっています。 精索捻転症 精巣と腹部とを繋げている精索と呼ばれるひも状の部分がねじれてしまう症状です。 精索には精子が通る精管と血管が通っている為、精索捻転症によって精索がねじれてしまうと、強い痛みを伴ったり、血液の循環が止まってしまいます。 血液が止まることにより、最悪の場合は精巣が壊死してしまうこともあります。 主に、精巣の発達が不安定な新生児期と二次性徴を迎える思春期に多く発生します。 なお、精巣への血液の循環が12時間以上止まってしまうと、精巣の障害が治らなくなってしまうといわれています。 停留精巣 停留睾丸 潜伏精巣 通常は胎児の際に赤ちゃんの体内に出来た精巣が陰嚢部分まで下降し陰嚢に収まりますが、 その過程で下降が止まってしまった状態です。 新生児の数パーセントに停留精巣が有るといわれています。 生まれた際に陰嚢に精巣がなくても、成長するにつれて精巣が陰嚢に下降してくることもあります。 無精巣症 両側性無精巣症 消失精巣症候群 胎児の際には精巣が存在していたと思われますが、出生前後に体内に吸収されてしまい消失したと考えられてる症状です。 移動性精巣 精巣が鼡径部と陰嚢内を移動してしまう状態です。 意図的に陰嚢内に精巣をおろすと留まることが出来ます。 精巣転位 通常は胎児の際に赤ちゃんの体内に出来た精巣が陰嚢部分まで下降し陰嚢に収まりますが、 その過程で通常の下降路から外れてしまった場所に下降してしまった状態です。 急性精巣上体炎 精巣の脇にある精巣上体という器官に細菌が入り込み炎症を起こしてしまう状態です。 前立腺肥大症、尿道狭窄、膀胱結石、尿道炎などにかかった場合に急性精巣上体炎になることが有ります。 症状として、痛み、腫れ、発熱、陰嚢に膿が溜まるなどがあります。 慢性精巣上体炎 急性精巣上体炎の治療が不十分で慢性化したり、結核菌などに感染した場合に慢性精巣上体炎となることが有ります。 症状として、鈍い痛みや、精巣のしこりなどが起こる場合があります。 精巣損傷 事故や怪我などで精巣が損傷した状態です。 精巣損傷には、打撲や内出血などから、精巣が潰れてしまう、陰嚢の皮膚が破れて外に飛び出してしまう、精巣が体内に押し込まれてしまう等があります。 精巣(睾丸)は内蔵の一種の為、強打すると激しい痛みや吐き気を引き起こします。 これは睾丸が腹膜と繋がっているので、睾丸を強打した痛みは腹膜の痛みとして感じる為です。

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睾丸捻転症(精巣捻転症/睾丸回転症)(こうがんねんてんしょうせいそうねんてんしょうこうがんかいてんしょう)とは

金玉 ねじれ

漫画「グラップラー刃牙」に出てくるキャラクターの一人にコツカケという防御方法で金玉を体内に隠してしまうヤツがいます。 漫画の中では、鍛え上げられた腹筋を操作して金玉を恥骨の奥へ引っ掛けてへ収納してしまうという人知を超えた技なのですが、これは琉球唐手に古くから伝わる技術なんだそうです。 さすがに腹筋の力だけで睾丸を移動できるなんていうのは信じられませんが、手などでしまいこむことは可能なのかもしれません。 また、コツカケとは睾丸を体内にしまう防御のための体技ではなく、各所の骨を閉じることによって力をため、攻撃力を挙げる対術が本来の姿という話もあります。 どちらにしても、常人の域を超えた発想ですね。 女装を趣味としているかたがたの中で、このコツカケにも似た技術で女装生活を楽しんでいる方がいらっしゃいます。 ここからの話は実際に試すことも可能な収納術です。 この方法は「タック」と呼ばれている方法で、下腹部の皮下脂肪と膀胱の間に、金玉を玉袋の下から指で押し上げます。 ちょっと想像が難しいかもしれませんね。 「タック 睾丸」などで検索を掛ければ、実際に行っている方のサイトが簡単に表示されるとおもいますので、詳しくはそちらで。 コツカケ、タックの両方に言えることですが、遊び半分でやったり、長時間行うことは非常にリスクが高いということです。 タックを常時行っていた方は、とにかく睾丸が痛かったようで、睾丸の痛みが引いたと思ったら今度は常に腹痛に悩まされています。 また睾丸を入れるまではできたけど、いざ出そうとしたら出せなくなってしまう場合もあります。 そしてかなり危険なのが「精巣捻転」です。 金玉は玉袋の中で単体で浮かんでいるわけではなく、精索という筋でつるされているような状態です。 この精索が金玉に栄養を送ってくれているのですが、こいつがねじれてしまう病気が「精巣捻転」です。 精索という金玉への管がねじれて、金玉が息ができない状態に陥ってしまいます。 これを発症したら6時間がタイムリミットと呼ばれていて、それよりも手術が遅くなると、睾丸が壊死する可能性が非常に高くなります。 最近では安田大サーカスの団長さんがこれにかかりました。 タックをする行為は、睾丸を本来あるべき場所から別の場所へ移動します。 この移動時に精索をねじってしまう可能性がありますので、遊び半分でタックを試したりすると、大きな代償を払うことになりかねません。 精巣捻転は、結構イタイらしいですよ。 重々注意してください。

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子どもが急に精巣痛…実は怖い病気? : yomiDr./ヨミドクター(読売新聞)

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あれは忘れもしない。 時間は8月23日15時24分。 私は盛岡出張で得意先のところにいた。 お客さんの話が右から左に流れている時に、「あれ?何か腹痛いな。 昼に辛いもの食ったから、とうとうその影響が来たか........。 」と、いつもの辛い物を食べた後の副作用だと思って気にしなかった。 お客さんのところから出て、とりあえず最初に向かったのはコンビニのトイレ。 予想通り肛門から溶岩が噴出され、出口がヒリヒリと痛かった。 「やっぱりか......。 この腹痛は辛さから来るものだったんだ。 」と、私の火口から溶岩を出しきったところでトイレを後にして、140円のちょっとデカイ麦を買ってコンビニを後にした。 しかし、何か体の様子がおかしい。 腹痛が収まっていないのだ。 いつもとは違う調子に少し戸惑ったが、そんなに重くは受けとめずに残りの得意先訪問を続けていった。 痛みはどんどん強くなり、一日の仕事が終わる頃には悶絶するほど悪化していて、たまらずお腹をさすったらあることに気づいたのだった。 「あれ?腹じゃない......... ?どこだ?どこが痛い!?こ、これはまさか................ 」 ちゃんだ!!!!!右のちゃんが痛い!!!! どうりで悶絶する程痛いわけだ。 キーンという痛みが動くたびに続く地獄.......。 男性ならこの辛さがわかるだろ? とにかくこの現状をどうにかしようと、盛岡の病院に救急で駆け込みエコー検査をしてもらった。 結果は多分炎症を起こしているということ。 救急で外科の先生しかおらず、明日起きて必要だったらに行ってくださいと言われたのでとりあえず仮払の5,000円だけ払って撤退。 その日は激痛に耐えることに。 次の日の朝になると「お!治ってる!昨日の症状は一時的なものだったんだな。 」と思ってましたが その油断が後の大地獄へと繋がるのだった................。 というわけで、前置きが長くなりましたが今回は急に睾丸が痛くなった時の ・考えられる病名は? ・何科に行けばいいのか? ・診察とかの費用はどのくらいかかるのか? などの疑問点を実体験を踏まえて、どうしたらいいか対処法を紹介したいと思います。 私の場合最初にに訪れた時の症状は、腫れてはないのですが歩くだけで右の睾丸に激痛が走り、ポケットに手を突っ込んで下から支えてちょっと前かがみになりながら医者に辿り着いたという状況です。 傍から見たら完全に目を合わせていけないタイプの変態です。 通報されても仕方が無いレベルの。 それでも僕はやってない。 初診では ・検尿 ・血液検査 ・触診 ・エコー検査 をやりました。 検査結果は、 「右の睾丸の一部分の色がおかしい」ということでした。 尿も綺麗だし、血液検査の数値にも異常がないのでと痛み止めで様子をみるということになりました。 そして2日後に再診。 この時点で、重病だったらどうしようと気分が落ち込む。 風に表すと下の画像で青の状態になる。 天気はまさかの大雨。 まるで私の気分を鮮明に表している様だ。 朝一の8:15分に到着して受付を済ませますが、予約のお客さんにどんどん抜かれて行く。 ディズニーの勢を見送る気分で、ただただ人の流れを眺めている。 前に座っている人が思いっきり被ってテレビも見れない。 そして肝心の診察は、 ・エコー検査 ・血液検査 ・触診 検査の結果、右の睾丸に2cmぐらいの何かがあると言われる。 それが膿が溜まっているのか、腫瘍なのかわからず、次の日にを受けることに。 若い人の方が発症する可能性が高いという「精巣がん」という文字が頭をよぎる。 もう気分は。 初めての検査を受けることになるが、ここで新たな敵と遭遇。 そいつの名は 「造影剤」。 どうやら画像診断検査をより分かりやすくするために用いる薬剤らしい。 前日にこれを使うとは聞かされて、書類にもサインをしたのですが、こいつをまさか注射で注入するとは思ってませんでした。 飲むタイプのものだと思っていたのに......。 しかも注射での注入先が腕でした。 腕にする注射ってめちゃくちゃ痛いんですね。 の比じゃないくらい嫌な感じと痛みがありました。 そして造影剤が血管を通して流れていく感じが、腕の血管がなんか冷めていく様な感覚があり気持ち悪い。 の機械の中はどうやらもの凄くうるさいらしくて、ヘッドホンをさせられました。 何か聞いたことのない音楽が流れて、寝ようにも寝付けない。 手には握ったら何かあった時に警告してくれる奴。 名前はまだない。 いや知らない。 体感的に10分ちょっとして機械の中から出されて、「終わったー」と思ったら二度目の造影剤注入。 注入されて何か一瞬気持ち悪くなり吐き気が襲ってくる。 台に縛られ変な薬物を注入されてる自分を見て、でウイルス注入されてる人ってこんな気分なのかと余計な事を考え始める。 そんなこんなで約20分強くらいで検査が終了。 腕には1発目の造影剤を注入されてから、検査が終わるまで注射器が刺しっぱなしで固定されてるため、ここで針を抜く。 顔が少しゆがむぐらい痛い。 とりあえず未知の注射から解放され気分が少し晴れやかになり帰宅。 結果は次の日。 10時30分に予約を入れていたのにも関わらず、救急の人がいたらしくて結局12時30分前に診察室に入る。 「こっちは覚悟を決めてきている。 何を言われたって何も驚かない!」みたいな顔をして、内面心臓破裂しそうな状態で先生の声に耳を傾ける。 医者「血液検査と検査の結果を見ると癌ではなさそうだね」 その一言で一気に張りつめた心が解き放たれた。 もう気分は赤。 結局詳しい原因は全くわからなかったのですが、何らかの理由で血流が悪くなっているのではないかと言われました。 原因がわからないのは気持ち悪いですがとりあえず今のところ癌ではなかったのでホッとしました。 とりあえず様子見で、念のため次回は10月25日にエコー検査が入りました。 超痛てー。 いや、今は睾丸よりも財布が痛てー。 とりあえず日に日に痛みはなくなっていて、最初から腫れはないので今のところ良好だと信じたいです。 世の男性諸君も急に身に覚えのない痛みが金玉に来ることがあるので気を付けてください。 特に玉がねじれている場合は、12時間経過してしまうと約50%の精巣が血流遮断によって大ダメージを受けて摘出しなければならない状態になってしまうみたいです。 冗談抜きで怖ぇ........。

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