鎌倉野菜カレー かん太くん
概要 からタツノコプロへの「根性ものでないスポーツものを」という依頼に応えて製作されたアニメ。 1976年9月までタツノコプロが製作していた長寿アニメ『』にも通じるの要素も盛り込んだ調の作品。 前年のには同じく少年野球を題材に取った『』が評判になっていた。 なお初期タイトルが『どろんこ大将』だったことからも、作品を意識していたことがうかがえる [ ]。 平均は15. タツノコプロ社長のはこの作品の放送開始直前に死去。 ほぼ同時期に放送されていた『』や『』とともに吉田の遺作となった。 3作品とも、没後も吉田竜夫を製作者として最後までクレジットされている。 その一方でタツノコプロへ入社したばかりの新人が本作でデビューを飾り、 タツノコプロで世代交代が始まりつつあることを告げる作品ともなっている [ ]。 アニメ放送中は、学習研究社（現・）発行の『』と『』にも連載漫画が掲載されていた（ただし、作画担当の漫画家は学年別により異なる）。 あらすじ 戸馳（とばせ）一家（飼い犬の野球十兵衛含む）が結成した草野球チーム「 ホーマーズ」の活躍を描く。 登場人物 戸馳貫太 - 本編の主人公で戸馳家の三男。 小学5年生（後に6年生）。 やんちゃでおっちょこちょいだが、情に厚く正義感が強い。 ポジションは。 背番号3。 打順は3番または5番（後に4番）。 戸馳久美子 声 - 戸馳兄弟の母親。 戸馳ホーマーズのオーナー兼であり、トラックを改造した移動式ラーメン屋の女主人として8人の子供を育てている肝っ玉母さん。 死別した夫は元プロ野球選手の 戸馳球太郎で、背番号は亡夫の現役時代の「9」。 夫を試合中の事故で亡くしたショックから野球嫌いになり、当初は子供達に野球を禁じていたが、貫太の野球にかける情熱を前に考えを改め、以後は商売用のトラックを改装してトレーニング施設を設けるなど全面的に支援をし、自ら子供達を鍛え上げる。 戸馳一郎 声 - 長男。 中学1年生（後に中2）。 背が高く痩せ型。 多少気弱なところがあるが、冷静で文字通り兄弟のリーダー。 ポジションは。 背番号1。 打順は4番だったが後にピッチングに専念するため5番に。 周囲の台詞によればピッチャーとしては「打たせて取る主義」。 戸馳二郎 声 - 次男。 小学6年生（後に中1）。 大柄で、のんびりした大らかな性格。 ポジションは。 背番号2。 打順は5番または3番。 戸馳四郎 声 - 四男。 小学4年生（後に5年生）。 家族で唯一眼鏡をかけていて、真面目な勉強家。 ポジションは。 背番号4。 打順は6番。 すぐ上の兄・貫太の言動にを入れる役どころ。 戸馳五子 声 - 長女。 小学3年生（後に4年生）。 ポジションはで右投げ右打ち。 背番号5。 俊足を誇る1番打者。 六子とはだが性格は違い、男勝りでおてんば。 戸馳六子 声 - 横沢啓子 次女。 小学3年生（後に4年生）。 ポジションは。 背番号6。 打順は7番。 左投げ左打ち。 男勝りの五子とは対照的におとなしく家庭的な性格。 戸馳七郎 声 - 五男。 小学2年生（後に3年生）。 スマートなプレースタイルにあこがれ、いつも伊達マフラーをしている。 一人称は「ミー」。 ポジションは。 背番号7。 打順は2番。 五子と並ぶ俊足で、貫太曰く「外野手としてのセンスは抜群」。 自ら志願して特訓の後スイッチヒッターになる。 戸馳幼吉 声 - 六男で末っ子。 未就学。 ポジションは。 背番号8。 打順は8番。 泣き虫で甘えん坊。 まだ幼いため、ほかの兄弟と比べて技術が追いつかないところがあり、貫太から「外野の弱点」と指摘されたこともある。 野球十兵衛 声 - 戸馳家で飼われている。 ポジションは。 背番号10。 打順は足の速さを生かして9番。 犬でありながら人間の言葉を話し、口癖は「〜でござる」で、昔ののように飼い主の戸馳家族を「〜どの」と呼ぶ。 貫太曰く「動物的カンの持ち主」。 岡良吉 声 - 戸馳家の近所にある豆腐屋の主人。 戸馳家とは昔なじみ。 通称「オカラさん」。 ホーマーズの試合時には私設応援団（メンバーは犬や猫）長として駆けつけるのが常。 花子 声 - 岡良吉の娘。 貫太のガールフレンド的存在。 和尚 声 - 郷則久 声 - 貫太のライバル的存在。 スタッフ• 製作 -• 原作 - 企画室• 企画 - 、宮田知行• 音楽 - 、• 制作担当 - 中野政則（タツノコプロ）、内間稔、大野実（）• 録音ディレクター - （クレジット上では「デレクター」になっている）• 録音 - 兼子芳博• 効果 - （）• 現像 -• プロデューサー - 井上明（タツノコプロ）• 総監督 -• キャラクターデザイン -• 作画担当 - 吉橋節• 美術 - 野々宮恒男• 原動画 - スタジオルック、スタジオバーズ、スタジオオニオン、、• 背景 - スタジオビッグ、• 仕上 - スタジオルック、スタジオオニオン、竜仕上センター、トップクラフト• 撮影 - 結束義博、都島雅義、福田岳志、於本廣康、高山文彦、平山則夫• 編集 - 木田伴子、西出栄子、三木幸子、戸田礼子• 進行 - 和久田俊文、羽田野智子、西山孝一、木村友和、田代文夫、浜野久、伏川政明、赤崎義人、新井正彦、田村常夫• 製作協力 -• 曽田博久 真下耕一 26 3月19日 スカウトが来た 上梨満雄 27 3月26日 貫太VSガキ大将 山本優 岩田弘 28 4月2日 ワンマン美少女投手 曽田博久 29 4月9日 これが男の野球道 竹内進 押井守 岩田弘 30 4月16日 思い出のグラウンド 上梨満雄 31 4月23日 傷だらけの勝利 曽田博久 佐々木皓一 32 4月30日 友情の大ファール 高久進 矢沢規夫 33 5月7日 ホーマーズ二軍落ち 曽田博久 真下耕一 34 5月14日 ナゾの名コーチ 毛利元 海老沼三郎 矢沢規夫 35 5月21日 四郎のマイコン野球 曽田博久 上梨満雄 36 5月28日 父ちゃんのピンチヒッター 山本優 佐々木皓一 37 6月4日 七郎のスイッチヒッター 陶山智 38 6月11日 花子のスコアブック 堀田史門 岩田弘 39 6月18日 日本一のブルペン捕手 曽田博久 上梨満雄 40 6月25日 ホーマーズ解散!? 山本優 八尋旭 岩田弘 41 7月2日 行くぞ！武者修行 曽田博久 押井守 42 7月9日 うばわれたポジション 山本優 植田秀仁 43 7月16日 焼津港のプレイボール 曽田博久 岩田弘 44 7月23日 那智滝のカラス天狗 山本優 真下耕一 45 7月30日 土佐に生きていた父ちゃん 滝三郎 海老沼三郎 矢沢規夫 岩田弘 46 8月6日 瀬戸の野球道場 山本優 植田秀仁 47 8月13日 宿命！秋吉台の対決 曽田博久 上梨満雄 48 8月20日 阿蘇・最後の武者修行 岩田弘 49 8月27日 決戦！東京代表戦 山本優 真下耕一 50 9月3日 本大会！激突兄妹チーム 植田秀仁 51 9月10日 ホーマーズ出場停止!? 放送対象地域 放送局 放送日時 放送系列 備考 フジテレビ 日曜 18:00 - 18:30 製作局 フジテレビ系列 フジテレビ系列 ・ 現・テレビ愛媛。 フジテレビ系列 テレビ朝日系列 フジテレビ系列 土曜 17:00 - 17:30 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 木曜 17:30 - 18:00 現・IBC岩手放送。 日曜 17:30 - 18:00 TBS系列 フジテレビ系列 火曜 17:00 - 17:30 日本テレビ系列 放送開始当初は月曜19:00 - 19:30のVTRネット。 水曜 18:00 - 18:30（1978年9月まで） 水曜 18:30 - 19:00（1978年10月から） フジテレビ系列 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 現・NST新潟総合テレビ。 火曜 19:00 - 19:30 フジテレビ系列 テレビ朝日系列 当時の放送対象地域は岡山県のみ。 火曜 17:15 - 17:45 日本テレビ系列 水曜 17:30 - 18:00 水曜 18:00 - 18:30 金曜 18:00 - 18:30 フジテレビ系列 日本テレビ系列 土曜 18:00 - 18:30 TBS系列 土曜 17:55 - 18:25 フジテレビ系列 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 他作品へのキャラクター起用 主人公の貫太は、学習まんが『野球のひみつ』（刊。 1977年発行の初版、1987年発行の新訂版）にイメージキャラクターとして登場していた（画 - ）。 ただし貫太の特徴的な口調である「〜っち」などは登場せず、貫太・一郎・二郎・十兵衛以外は登場していない。 1993年発行の新訂版では、、画のオリジナルキャラクターに差し替えられており、さらに2005年出版の「新ひみつシリーズ」では、画のオリジナルキャラクターに変更されている。 また、並行して放送されていた『』（こちらも主演）の劇中のテレビに登場したり、ドクロベエが貫太の姿で出てきてドロンボーをズッコケさせたりすることもあった。 また第60話の冒頭では、お祭りの夜店（ドロンボーのインチキ商売ではない）で売られていたお面の中に、ヤッターマン1号、『』のテンプル、『』のドッペ、タツノコマークなどに混ざって貫太のお面があった。 2019年4月5日公開のアニメ映画『 後篇『精霊と怪獣の街』』に貫太をモデルにした『カンタ』という少年がゲスト出演し、が声を担当している。 出典 []• （1980年）• 1（1980年 - 1981年）• 1（1981年 - 1982年）• 1（1981年 - 1987年）• 1（1982年 - 1983年）• 1（1982年 - 1983年）• （1982年 - 1984年）• （2作目） 1（1983年 - 1985年）• 1（1983年）• 1（1984年 - 1985年）• （第3作） 1（1985年 - 1987年）• 1（1987年 - 1989年）• 1（1987年 - 1988年）• おらぁグズラだど（リメイク版） 1, 2（1987年 - 1988年）• （1988年 - 1989年）• シリーズ 1（1988年 - 1989年）• 1（1989年 - 1990年） 1990年代.
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