善逸 二重人格。 鬼 滅 の 刃 アイコン

【鬼滅の刃】我妻 善逸(あがつまぜんいつ)の強さと人物像考察、二重人格っぽいヘタレ剣士!

善逸 二重人格

こんにちは! 今日は愛すべきヘタレ、善逸(ぜんいつ)について掘り下げるよ! 実は筆者は鬼滅の中でもこの善逸が特にだいすき!! ヘタレすぎるのに強い! 強いのにヘタレ! (ヘタレって言い過ぎ) いやでもとっってもいい子なんですよ。 誰だヘタレとか言う奴は。 そんな善逸の魅力を徹底的に掘り下げる! 目次• 善逸、その人について• 善逸の能力• 善逸の魅力• まとめ 善逸、その人について 善逸は主人公・炭治郎と同期で入隊した鬼殺隊の隊士。 16歳。 その性格は一言で言えば、そうヘタレ。 とてつもなくビビリで、口癖は「死ぬ」。 常に挙動不審で、鬼と対峙すれば所構わず「怖い、死ぬ」と涙や鼻水を垂れ流して泣き喚く。 また無類の「女の子好き」。 可愛い子にめっぽう弱く、出会ってすぐのプロポーズもデフォルト。 作中の入隊試験後の炭治郎との再会時には、 道端で初対面の女性に縋り付き、 「次の任務でどうせ死ぬからお願い」と 泣き喚きながら結婚を迫っていた。 そもそも鬼殺隊に入隊したのも、 女性に騙されて作った借金を、育手のじいちゃんに肩代わりしてもらったから というどうしようもない理由! 禰豆子と初めて会った際は、炭治郎の彼女と勘違い。 「いいご身分だな…!!」 とあからさまに怒り心頭。 妹とわかると手のひらクルックルで ご機嫌とりしていたが。 ここまで読むとただのヘタレのクズなのだが、 曲がりなにも超難関の入隊試験も突破し 怖がりながらも任務をこなしてきた一端の隊士。 その心根は優しく、ビビりながらも鬼に襲われそうな子どもを身を呈して庇ったり、 強い鬼と確信していながらも女の子を守るためならば飛び込んで行く。 きちんと正義感と行動力を備えた「男」なのだ。 筆者は善逸のそんな 普段はヘタレなのにイザという時はきちんとやる男 な善逸にぞっこんなのです。 また作中はだいたい変顔で、 まともな顔で書かれることがほとんどない善逸。 鬼滅のギャグ展開も大好きな筆者ですが、 中でも善逸はほんと秀逸。 何回泣き笑いしたかわからない。 でもシリアスな場面ではグッと男らしく、 そこがまた読者の心を掴んでいる様子。 そんな善逸が、今現在読めるジャンプでは かなりのシリアスモード。 筆者は泣きました。 そんな善逸の今後もかなり気になる。 善逸の能力 とにかく聴力が優れていて、 あらゆる情報を「音」によって得ている。 心音を聞き取ることができるため、 その人の人柄や心理状態を読み取ったり嘘を見抜くことも可能。 また鬼と人との違いも音により判別出来るため、 炭治郎と再会した際に鬼(禰豆子)を連れていることも知りながら、 「泣きたくなるような優しい音」を持つ炭治郎を信じ何も言及せず、 託された際は身体を張って禰豆子の入った箱を守った。 また善逸は「雷の呼吸」の継承者の一人であり、 戦闘の際もこの型を使う。 しかし、ヘタレで飲み込みの悪かった善逸は たったひとつの型しか習得出来ていない。 「壱ノ型 霹靂一閃」 神速の踏み切りからの居合いの一閃。 これかなりカッコイイ。 しかしただではその戦闘能力を発揮出来ないのが善逸。 命の危機を感じるような場面に直面し、 緊張や恐怖が極限まで達すると、失神するように眠りに落ちる。 そこでようやく本来の力を発揮できるようになる。 (ほとんど二重人格) この霹靂一閃を何連も連ねた攻撃などで かなり強い鬼とも対等に戦えているが、 ここ最近のジャンプではとうとう自ら オリジナルの技を編み出している。 善逸の魅力 もう善逸が好き過ぎてほとんど前述してしまったが、笑 普段はヘタレだがやる時はやる。 弱者を守るためならどんなに怖くても体を張るし、 優れた聴力で嘘を見抜くことが出来ても 自分が信じたい者を信じる強さや優しさがある。 また鬼と対峙してあまりの恐怖に気絶・睡眠、 戦闘モードのカッコイイ善逸になった時の 別人のようなイケメンぶりも人気。 筆者的に一番グッときたエピソードは、 炭治郎が背中の箱に鬼を連れていると気付きながら、 「命より大事だから守ってくれ」と頼まれたら 襲おうとする伊之助からボロボロになりながら箱を守ったエピソード。 もう、なんだよ! いい奴過ぎか! 好き!! て泣いたよね。 まとめ とにかくヘタレかと思いきやとっても優しく本当は強い(いろんな意味で)善逸。 男女共に人気があるのもうなづける。 いや、どちらかと言うと男性人気のが高い? まさかの作品の外でも女運より男運(?)に恵まれているようだが 頑張れ善逸! 炭治郎については 禰豆子については あらすじはから.

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【鬼滅の刃】我妻 善逸(あがつまぜんいつ)の強さと人物像考察、二重人格っぽいヘタレ剣士!

善逸 二重人格

炭治郎の激痛を「長男だから我慢できた」って考え方は炭治郎らしくてとても素敵 そういった心構えがあるからてる子などの小さな子供を前にしても頼り甲斐あるお兄さんの顔を保てているのだろうね 炭治郎、善逸、伊之助。 三人の鬼殺隊士が揃い、その戦い方が描かれたけど、本当に三者三様。 戦い方に違いが出るのは三人の雑念の捨て方、信念の抱え方に違いが有るからかな? 炭治郎は実は猛烈な痛みの中で飛び回っていたことが判明する。 痛みはある意味、雑念に当たる。 それを抱えたままじゃ鬼とまともに戦えない。 だから炭治郎は雑念を捨てるために、水の呼吸はどんな敵とも戦えると自身を持ち直し、更には自身を鼓舞することで雑念を捨てた。 鼓舞する時に自分を表現した言葉こそ炭治郎の信念なんだろうね 善逸はとことん情けない。 自分より年下で守る対象のはずの正一にも泣いて縋り付く。 鬼が現れれば逃げてしまう。 自分の弱さに負け泣き叫ぶ善逸は雑念の塊だ。 雑念を捨てるには一度意識を切らなければならない 眠り、無我の境地に入った善逸は地獄の鍛錬で身についた奥義を繰り出す。 ただ、それは自動発動なのではなく直前の正一を守らなければという信念がなければ成立しないもの 伊之助は猪突猛進とまっすぐ強い敵目指して進む。 けど、響凱を前にしても炭治郎が強いと判ればそっちへ向かってしまう。 伊之助は雑念と信念が一緒くたになってしまっている。 ただ、その御蔭であの屋敷に3日も閉じ込められても戦意を失わないでいられる 雑念を捨てる必要はないが、かといって信念があやふやになってしまう本末転倒感 そして炭治郎に対するのは雑念だらけの響凱。 鬼は人を喰うのが生き様なのに、彼は十二鬼月に戻るために人を喰おうとする。 だから鬼殺隊士も敵ではなく、邪魔者としか思えない 雑念だらけの響凱と雑念を捨てた炭治郎。 もはやどっちが勝つかは明白だね.

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アニメ「鬼滅の刃」第十二話 猪は牙を剥き 善逸は眠る

善逸 二重人格

写真 『鬼滅の刃(3)』 吾峠呼世晴 著 ひと頃よく話題にのぼった「ツンデレ」というのもその一種だと思うが、「ギャップを持たせる」というのは、漫画などでキャラを立てる際のわかりやすい手法のひとつであり、その効果を最大限に活かして(強調して)作られているのが、いわゆる二重人格のキャラクターたちだろう。 要は、その正常時と異常時のギャップが激しければ激しいほど、悪の恐ろしさや悲しみが際だつわけだが、この2つの人格の差異が生み出す意外性を、悪役でなく正義の側で活かしたキャラクターのパターンも少なくない。 彼らの多くは、普段は温厚な性格の持ち主だが、ある局面においては封印されている凶暴な別の人格を解き放ち、異能を発揮して目の前の壁を打ち破っていく。 この種の主人公たちもまた、前述の悪役たちと同じで、普段の姿と別の人格を見せたときのギャップがそのまま個性につながっているわけだが、清廉潔白な「正義の味方」などよりも、私はこうした二面性を持ったダークヒーローたちのほうが、だんぜん人間味があって、キャラとして深いものがあると思う。 さて、前置きが長くなったが、吾峠呼世晴の大ヒット作『鬼滅の刃』にも、2つの顔を持った魅力的なキャラクターが登場する。 そう、主人公の竈門炭治郎と同期の鬼殺隊剣士、我妻善逸である。 我妻善逸は、師匠の桑島慈悟郎のもとで「雷の呼吸」を学んだのだが、結局、6つある「型」のうちの「壱ノ型」しか会得することができなかった。 そんな彼に桑島はいう。 「信じるんだ。 地獄のような鍛錬に耐えた日々を。 お前は必ず報われる。 極限まで叩き上げ、誰よりも強靭な刃になれ!! 善逸は師匠の言葉を信じて鍛錬を続け、「壱ノ型」の高度な技である、「霹靂一閃」の「六連」、「八連」、そして「神速」を身につける。 などと書くと、『鬼滅の刃』を未読の方は、おそらくこの善逸のことを真面目な「努力の人」だと思うことだろう。 無論、それは間違ってはいないのだが、平常時の彼は、どちらかといえば、臆病で情けない、いわゆるヘタレである。 しかも生まれながらの女好きで、惚れた女に騙されて借金を背負い、窮地に立たされた過去もある(そのときに助けてくれたのが、師匠の桑島だった)。 当然、鬼と戦うときはいつも泣き言ばかりいっているが、彼はなんと、恐怖が限界に達すると眠ってしまい、それと同時に勇敢な人格(と先に述べたような高度な剣技)を解き放つという、一風変わった能力(?)の持ち主でもある。 そう、善逸の強さの秘密は、この睡眠(失神)による人格の入れ替わりにあり、眠っているときに見せる勇敢な姿は、臆病な彼が自分自身を守るため、無意識のうちに生み出した別人格だと考えていいだろう。 たとえば、単行本の3巻の終わりから4巻の頭にかけて、荒れ狂う伊之助(猪の皮を頭に被った同期の剣士)に痛めつけられながらも、炭治郎の「箱」を守り続けた善逸の姿を見て、胸を打たれない人はいないだろう。 彼は、友人の炭治郎が、その箱のことを「命より大事なもの」といっていたというただそれだけで、身を挺してかばったのだ。 書かれていたのは師匠が自害したという衝撃的な内容であり、その理由は、善逸の兄弟子の獪岳が鬼になってしまったからだった。 手紙を読んで以来、急に無口になった善逸を心配する炭治郎に向かって、彼はいう。 「やるべきこと、やらなくちゃいけないことがはっきりしただけだ。 (中略)これは絶対に俺がやらなきゃ駄目なんだ」。 このとき、善逸は遠くを見据えて静かな闘志を燃やしているが、これはいつものヘタレな彼でも眠っているときに現れる勇敢な彼でもない、いわば第3の人格(あるいは本当の彼)だといっていいだろう。 やがて彼は、鬼殺隊と上弦の鬼たちの最終決戦の場、「無限城」の内部で、獪岳と再会する。 ここでふたりの死闘がどういう結末を迎えたのかを書くのはよそう。 だが、この戦いの最後に、善逸は「雷の呼吸」の「漆(しち)ノ型」という新しい技を見せる。 これは彼が独自に考えた7つ目の技であるが、簡単に完成したものではないだろう。 天涯孤独だった自分を、何があっても見限らなかった「爺ちゃん」(桑島)のことを想い、血の滲むような努力の末、ひとりで作りあげた執念の技に違いない。 もし、『少年ジャンプ』がいまだに「友情・努力・勝利」の三本柱をテーマに掲げて漫画作りをしているのならば、仲間や師匠のことを常に想い、人を助けるために、地獄のような鍛錬にも耐えることのできる善逸という少年は、極めて「ジャンプ的」なヒーローだといえるかもしれない。 ライター、編集者。 『九龍』元編集長。 近年では小学館の『漫画家本』シリーズを企画。 著書・共著に『ワルの漫画術』『漫画家、映画を語る。 』『マンガの現在地!』などがある。

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