天気の子 エンディング。 天気の子

天気の子の劇中歌や挿入歌の順番は?歌詞をネタバレ!

天気の子 エンディング

私はこの作品を、主人公のヒロインへの恋愛感情によって「君の名は。 」の「世界の形が決定的に変えられてしまう」物語だと捉えています。 わざわざ瀧と三葉が「天気の子」の作中に登場するわけですが、これはサービスカットではなく、2021年夏までは「君の名は。 」と同じ時間軸に有ることを示すためだと考えられます。 作品の途中で帆高が「世界の形を決定的に変えてしまった」ことにより2022年4月に瀧と三葉が四谷で再会することが出来ないパラレルワールドに突入します。 最後の帆高と陽菜の再会シーンは、「君の名は。 」のラストにわざと似せつつ、一方で「君の名は。 」のラストの不成立を前提に成立するものとなっています。 作中で帆高に陽菜への誕生日プレゼント贈呈を提案した人物と、帆高に陽菜が喜びそうなプレゼントの品を提案した人物は、それぞれ瀧と三葉です。 二人が帆高と陽菜の恋愛をサポートすることで自分たちの再会の可能性を潰しているというのもよく考えられた伏線設定ですよね。 新海監督は、「君の名は。 」の「恋人を救うと世界も救える一石二鳥の結末」にイラッとしたファンに向けて、もう一つの結末を用意してくれたという解釈も出来そうです。 さらに新海監督は、各ファンに以下のよう好きなトゥルーエンドを選んで欲しいと思っているのかもしれません。 ・「君の名は。 」がトゥルーエンド 『君の名は。』で彗星が糸守町に落下したのが2013年。瀧と三葉が再会するのは、それから8年以上後なので『君の名は。』のラストシーンで瀧と三葉が再会するのは、2021年以降のはずなんですよね。 一方『天気の子』の舞台が2021年 劇中のSNSでの表示から のようなので、ラストシーンで帆高と陽菜が再会するのは3年後の2024年になります。ちなみにこのとき、帆高は大学進学で上京していて、陽菜は高校3年生になっていましたね。 帆高が陽菜を「人柱」という役目から解放したことで、天気は狂ったままの状態になってしまっています。結果として雨が降り続け、ラストシーンでは東京都心がほぼ海に沈みかけていました。 こう考えると、瀧と三葉が再会を果たした頃に帆高と陽菜が出会っているので、まだ天気は狂っていません。なので矛盾は起きていないのかと思います。劇中の瀧や三葉たちも大きくなっていましたしね。 新海監督は『天気の子』パンフレット内で、「五輪で良くも悪くも東京が変わる前に、作品の中で違う姿になった東京を描きたかった」と話されていました。ラストシーンで東京が海に沈みかけているのは、そういう発想から来ているようです。 そういえば、劇中に『君の名は。』のキャラがたくさん出てきましたよね。特に瀧と三葉が登場したときは、劇場で笑い声が起きたくらいでした 笑 個人的には、瀧や三葉たちが登場したのにも、時系列をはっきりさせたいだとか、より現実味を帯びさせたいとか、何かしら理由はあるんじゃないかと勝手に思ってます 笑 長文失礼しました。.

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セカイ系を視点とした映画『天気の子』の考察。新海作品の主人公たちが選んできた「世界」と「彼女」の二択│ワークドットライフ

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CONTENTS• 立花瀧の登場シーン C 2016「君の名は。 」製作委員会 『君の名は。 』の主人公、立花瀧(たちばなたき)。 夢の中で女子高生と体が入れ替わったり、村を救おうとしたりと奔走した彼が、本作で登場。 あまりに堂々と登場するので驚かされます。 その確実な仕事が評判を呼び、テレビにも映ってしまったことで依頼は殺到。 休業前の最後の依頼主が立花冨美という名の老婦人。 表札の『立花』姓が映された瞬間に、瀧の登場を期待してしまいました。 予感的中で、 冨美のもとに瀧が訪ねてきます。 髪型や面差しはあの頃のまま。 ですがぐっと大人びた表情になった瀧。 陽菜は来週18歳になるんだと口にした帆高に、 誕生日プレゼントを用意しなきゃと優しくアドバイスをしていました。 宮水三葉の登場シーン C 2016「君の名は。 」製作委員会 『君の名は。 』のヒロイン、宮水三葉(みやみずみつは)。 彼女と瀧を隔てていたのが、距離だけではなく時間だったというのが『君の名は。 』の大きな仕掛けとなっていました。 瀧のお陰で生き延びた彼女は、2021年に時代設定がされている『天気の子』にも登場します。 前述の瀧のアドバイスにより、帆高は陽菜の誕生日プレゼントを買いに出かけます。 女性むけのお洒落な店が立ち並ぶショッピングモールのアクセサリー売り場にて、指輪を選ぶ帆高。 その アクセサリーショップで対応した店員が宮水三葉でした。 大人っぽく下ろした髪には、トレードマークである赤い組紐が結ばれており、ネームプレートには「Miyamizu」と書かれていました。 宮水姓を名乗っているため、独身の可能性が高いですね。 また、アクセサリーショップは常設の店ではなく、移動式の催事出店のような形でした。 値段も比較的安価なものを取り扱っているため、もしかしたら自分で手作りしたアクセサリーを販売しているのかもしれませんね。 なお、『君の名は。 』のラストシーンは2021年の春。 『天気の子』は2021年の夏。 ということは、 瀧と三葉は再会を果たしていることになります。 勅使河原克彦と名取早耶香の登場シーン C 2016「君の名は。 」製作委員会 三葉の友人、勅使河原克彦(テッシー)と名取早耶香(サヤちん)。 サヤちんの長年の片想いが実り、『君の名は。 』のラスト直前、2021年の冬に二人は婚約をしていました。 そんな彼らが『天気の子』で恋人同士として登場する箇所があります。 『お天気お届けサービス』の最初の仕事は、フリーマーケット会場。 お台場と思われるその会場は雨。 帆高・陽菜・弟の凪の3人は力を合わせて晴れ間をもたらします。 その お台場の観覧車の中に、テッシーとサヤちんの姿がありました。 宮水四葉の登場シーン C 2019「天気の子」製作委員会 三葉の妹、四葉。 小学生ながらしっかりものの彼女は、『君の名は。 』では祖母や姉と一緒に神社の家業を手伝っており、終盤では高校生として成長した姿で、ワンカットだけ登場しました。 女子高生の四葉が本作『天気の子』でも出てくるんですが、一瞬のうえ、成長した彼女の姿を憶えていないと見付けるのが難しくなっています。 そのシーンとは、陽菜が消えたことで空が晴れて行き、久しぶりの晴天に喜ぶ人びとが映し出される箇所。 その中の、 青空を見上げて歓声を上げる女子高生3人組の手前、空を指差すツインテールの女の子が四葉です。 映画『天気の子』の作品情報 C 2019「天気の子」製作委員会 【公開】 2019年(日本映画) 【監督・原作・脚本】 新海誠 【音楽監督・主題歌】 RADWIMPS 【キャラクターデザイン】 田中将賀 【作画監督】 田村篤 【美術監督】 滝口比呂志 【キャスト】 醍醐虎汰朗、森七菜、本田翼、吉柳咲良、平泉成、梶裕貴、倍賞千恵子、小栗旬 【作品概要】 『君の名は。 』(2016)が歴史的な大ヒットを記録した新海誠監督が、天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄されながらも自らの生き方を選択しようとする少年少女の姿を描いた長編アニメーション。 『君の名は。 』に続いて川村元気が企画・プロデュース、田中将賀がキャラクターデザインを手掛け、『猫の恩返し』(2002)などスタジオジブリ作品に多く携わってきた田村篤が作画監督、『言の葉の庭』(2013)の滝口比呂志が美術監督を担当しました。 『兄に愛されすぎて困ってます』(2017)に出演した醍醐虎汰朗と、『地獄少女』(2019)『Last Letter』(2020)など話題作への出演がひかえる森七菜という新鋭の2人が、帆高と陽菜の声をそれぞれ演じます。 他にも、小栗旬、本田翼、平泉成、梶裕貴、倍賞千恵子らが出演し、『愛にできることはまだあるかい』など複数の主題歌を含む全ての音楽を人気ロックバンドRADWIMPSが担当しています。 まとめ C 2019「天気の子」製作委員会 ストーリーと情景描写の繊細さだけではなく、前作キャラクターの カメオ出演という遊びがあることで、新海監督の作品へ込めた愛情がより伝わってきます。 監督を見守り続けるファンにとっても、嬉しい驚きと発見に満ちていました。 本作では、新宿一帯を上空から捉えた場面がいくつか登場し、そこに新宿御苑も映り込んでいます。 新宿御苑といえばもちろん『言の葉の庭』。 映画『天気の子』は2019年7月19日(金)より全国劇場にてロードショーです。 何度鑑賞しても新たな気付きがある本作、お見逃しなく。

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⚠「天気の子」ネタバレ注意⚠

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合わせて読みたい• あらすじ 田舎の離島に住む高校一年生の 森嶋帆高は、ある思いを抱いて故郷から家出同然の形で上京してきた。 しかし生活はすぐに困窮し、苦労の果てにようやく見つけた仕事は怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。 彼の孤独で淋しい心を表現するかのように連日雨が降り止まない中、帆高は 天野陽菜という少女に出会う。 弟と二人で明るく暮らす陽菜には、 祈るだけで天候を変えるという不思議な能力があった。 新海誠監督作品 今作『天気の子』の監督を務めるのは、これまでに六作品もの長編アニメ映画を指揮してきた 新海誠監督です。 ほしのこえ• 雲のむこう、約束の場所• 秒速5センチメートル• 星を追う子ども• 言の葉の庭 そして2016年8月には 『君の名は。 』が公開され一躍大ヒットとなりましたね! 日本国内での興行収入は250億円をも突破し、バンドグループ 『RADWIMPS』による主題歌 『前前前世』や、作品世界とマッチした壮大な挿入歌も話題になりました。 アリそうでナイ感じだな。 『君の名は。 』では彗星の落下という恐怖がありながらも、その美しさに魅了されてしまうような不思議な感覚がありましたよね! 前作のヒットを理由に、今回『天気の子』にも多大なる期待が集まっていました。 しかし過度な期待は私の エゴであることも重々承知しております。 ファンの方には辛辣な意見かもしれませんのでご注意ください! 私は『君の名は。 』が好き まず大前提として、 私は新海監督のファンでもアンチでもありませんがインタビューによると、監督自身が批判も想定内のようなので 遠慮なくぶっ叩きます 笑 作品の価値は批判も含めた全てだと私は思っております。 まず、三年前に公開された前作『君の名は。 』は、一つの映画として新海監督作品を初めて鑑賞した私も面白いと感じることができました。 事実、同作品は爆発的なブームを巻き起こし社会現象となるほどでした。 しかし逆に、 昔から新海監督の作品が好きだった友人は違和感を感じたそうです。 新海監督自身の作風もあるので、人によって感想が違うのは当然のことですね。 とはいえ前作がこれだけの人気作になってしまった以上、元々のファンであろうが私のようなライト層であろうが、次回作である『天気の子』が異常に期待される事実は制作側も分かりきっていたはずです。 それでも監督自身が『君の名は。 』と比較せず、自分の描きたい世界を貫き通して今作を仕上げていたのなら何も言うことはありません。 』の人気にあやかろうとしているような、評価の論点をずらされた感覚です。 百歩譲って監督や制作側が瀧と三葉のことを好きで、ファンサービスとして登場させたのなら微笑ましいですが、その点は 今作のエンディングを考慮すると納得できないのです。 『天気の子』ネタバレあらすじ 『天気の子』のクライマックスを要約すると 世界は都市が浸水してしまうほどの未曽有の大豪雨に見舞われ、不思議な能力を持つ陽菜が自らの身を犠牲にするしかそれを食い止める方法はない。 しかし、帆高と陽菜は二人で一緒に居たいがため大豪雨を受け入れ、世界を諦める選択をする。 つまり、 今作の主人公二人だけのために世界が雨で水没してしまうのです。 別にそれならそれでいいですよ?そのエンディング自体に不満はないです。 結果的に、神の所業で東京が滅ぶ結末はメガテンファンとしても好きです 笑 どんな物語も『主役』の目線で描かれるため、全ての事態を丸く納めることは不可能なのも分かります。 悪役や敵にも彼らなりの正義があって戦うもので、それに主役が勝つということは敵さんの言い分を否定していることになりますもんね。 主人公とはみんな勝手です。 その勝手さに共感した鑑賞者は彼らを応援するでしょう。 でもこの映画の主人公、あまりに度が過ぎてて応援したくならないの・・・ 主人公二人について説明をすると、 帆高は漠然とした不明確な理由で家出をし、とにかく周囲に迷惑をかけまくる少年です。 『あの光の中に、行ってみたかった』 こちらが帆高君の家出の理由です。 は?具体性プリーズ。 よく聞く犯罪動機の 「ついカッとなってやった」との差が分からないです。 実際に彼は陽菜のためとはいえ犯罪しか犯さないレベルで犯罪者でした。 そんな能力怖くて多用できないな・・・ 私個人としては 二人ともあまりに自分勝手で非常識なため全く感情移入ができないのです。 そんな二人は最終的に自分たちの都合で、世界を犠牲にしてまでも相手と居ることができる道を選びます。 独断で周囲を無視してまで二人でいることを選んだ彼ら自身はハッピーエンドです。 日常的な移動手段は電車から船になったりと、一般人たちも水没した世界に何とか適応する生活を歩み始めます。 しかし、 一般人が事の真相を知ったとしたら二人のために世界が犠牲にされることを快諾していたとは思えない、違和感の残る結末だったということです。 『君の名は。 』としてはバッドエンド さて、察しの良い方は私の言いたいことにお気付きかもしれません。 今作のラストで世界は雨に沈み、以前よりは確実に生活しづらい世の中になりました。 要するに、 帆高と陽菜を除いた一般人にとってこの結末はバッドエンドでしかなく、前作の瀧と三葉を登場させてしまってはこの二人にまで生きづらい世界の強要をしているのです。 せっかく『君の名は。 』で彗星から難を逃れて平和に終わったはずの前作の主人公たちは、今作では過酷な水浸しの生活を余儀なくされるという 踏んだり蹴ったりぶり。 この二人にとってはかわいそうな結末だよね。 登場人物の目線だとそうなるな。 どう考えても 瀧と三葉は、『君の名は。 』ファンに媚びるためだけの演出になってしまっていたということです。 だから前作、もとい瀧と三葉が好きだった私は『天気の子』のエンディングに納得できないのです。 彼らが元々こういう運命だったとでも言うのでしょうか? どちらにしろ『君の名は。 』だけではハッピーエンドだったのですから、それに気付かせた『天気の子』を恨みます。 ていうか何人亡くなったんでしょうね、この世界の人。 まず大雨で交通網がマヒしたら救急車なんで出動できませんよね? 急病人や異常気象による体調不良者はどうなったのでしょう? 畑や田んぼも水浸し、長期的に見ると作物なんて育ちません。 飛行機の滑走路も浸水してるので輸入も困難です。 土地を失い食料問題、人口の減少は免れません。 せっかく糸守町から東京に移住してきた人も何人か死んでそう・・・ 『君の名は。 』と『天気の子』の決定的な違いは• 『君の名は。 』は彗星から人々を避難させ、主人公たちを含めた 全体がハッピーエンド• 『天気の子』は主人公 二人だけがハッピーエンドで、一般人からすると疑問が残る結末 二作品を比べるつもりはなくとも、キャラクターのカメオ出演によって制作側がそれを暗示してきます。 そのうえでこの世界には、 自分勝手な『天気の子』主人公たちと、爆破などの犯罪も犯しましたが大勢の人たちを救った『君の名は。 』主人公たち共存しています。 なら 私は前作の主人公を応援したい。 それだけです。 これに関しては作品の魅力であり、否定のしようもありません。 『祈るだけで天気を操る能力』を現実的に検証する術はありませんし、監督の描いたファンタジーとしての 不思議な力を受け入れるまでです。 私自身、ファンタジーやSFは好きです。 その世界なりの常識があるのならば。 しかし『 非現実的』と『現実味がない』は全くの別物です。 具体的には、 『天気の子』の世界は現実味がなく違和感だらけでした。 実際に天気を操る能力を目の当たりにした人々は、『すごいね君!』と驚く程度でその異質な力に恐怖しない• 警察は帆高を捕らえ、取り調べ室直前まで連行するが隙を見せてしまい、結局警察署の外まで逃がしてしまう無能さ• 線路内を走る少年に『おい君!何やってるんだ!』と注意するだけで、特に捕まえようとはしないで見てるだけの作業員や駅員たち• 空想ばかりで確証もないのに暴走し、命の恩人や警察相手に噛みついたり拳銃を発砲する最早ただのサイ〇パスと化した帆高 そんな現実味のない世界の警察官がやたらと『未成年誘拐』や『重火器所持』などの現実的な犯罪の規律には忠実で、執拗に家出少年の帆高を追う展開には違和感しかありません。 あまりに都合の良い展開が多くて不自然・・・ この世界はそもそもの『日常』がおかし過ぎるうえに現実味がなく、全ての人たちが非常識なのです。 作品の伝えたいことが全く響かない 結局陽菜は 人柱であり、周期的に世界の天気がおかしくなるときに、自らを犠牲に天候を安定させるための巫女のような存在でした。 この監督巫女好きよね。 大豪雨に見舞われた世界を救うために、一度は陽菜が自分の身を犠牲にして世界を晴れさせます。 そして陽菜の自己犠牲に対し、帆高がそれを否定するように周囲に訴えかけます。 この描写は 誰かを犠牲にしたり他人を陥れることなく、目を背けずに生きるべきであることを主張し、伝えたかったのだと思います。 しかし一般人は陽菜と引き換えに空が晴れている事実を知りません。 一般人は決して見て見ぬふりをしているわけではなく、そもそもの事実を知らないだけなので、帆高の訴えは他の登場人物たちにとって 完全に空回りしているのです。 作品内での筋が通っていないのに、無理やり鑑賞者の私たちにはゴリ押しで伝えられたような感覚です。 また、『 晴れ』が常識だった世界は『雨』が常識になって水に沈むという結末は、世界の在り方に正解などないことを表現していました。 常識にとらわれてはいけない• 偏見や固定観念は捨て去って自由に生きていい• 『狂っている』とは何を基準に狂っているのか しかし比喩などではなく、文字通りに世界の常識を変えてしまったため、 あまりにスケールが大きく、日常にSFを取り入れるというより日常そのものを改変させ過ぎてしまいました。 ぶっ飛び過ぎててピンと来ないんだよな。 伝えたいことは分かりますが共感しづらく、かといって 周期的にやってくる大豪雨の原因や、天気を操る能力の根源も結局分からず仕舞いです。 まぁそれはファンタジーとしてはっきりしないのはアリだと思うけど、とにかく 不完全燃焼としか言いようがありません。 せめて最後に指輪をさ・・・そこも消化不良。 まとめ 物語の表面だけを見て、漠然と登場人物に共感できれば楽しめると思います。 子供心が残り、勢いもある 学生さんにはハマりそうな映画でした。 しかし、私のように 登場人物の心情を考えたり、世界観を読み解こうとする目的で鑑賞すると違和感しかありませんでした。 読み解けるとはいってない 笑 根拠や具体性のない作品は見ていて不安な気持ちにさせられます。 ネガティブな私にはとにかく悲しく、きっついエンディングでした・・・ 圧倒的に説明不足で浅い。 小説読めよはナシですよ? それでは映画として成立しない。 だって 私はあくまで二時間の映画を観て判断したんですから。 個人的に思う 今作の魅力は映像のみです。 雨の描写が非常に繊細で美しく、そこだけは素晴らしかったです。 繰り返しますが、新海監督のファンでもアンチでもない私の感想は以上になります。 でもこれだけ書いちゃったらアンチって言われちゃうかな? 笑 ファンの方ごめんなさい! これが新海監督本来の作風というのなら、所詮『君の名は。 』から参入したにわかのライト層である私にとって『天気の子』はつまらなかったです!.

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