竜王戦• 名人戦• 叡王戦• 王位戦• 王座戦• 棋王戦• 王将戦• 棋聖戦 となっています。 新しく入った叡王戦が序列3番目となっていますね。 このことからも、棋戦の歴史ではないということがわかりますね。 棋聖戦が最下位になってしまった 元々棋聖戦は序列で3番目にありました。 それが今では最下位。 なぜこのようなことになってしまったのでしょうか。 やはりここにもお金の問題が・・・ 棋聖戦で賞金額の減額があったんです。 減額により賞金が1番少なくなってしまった(あくまでも推定ですが)ために序列最下位に。 世知辛い世の中です。 竜王と名人はどっちが名誉あるの? 竜王と名人の称号は他のタイトルと比べても別格に名誉のある称号です。 竜王と名人どちらが名誉あるかは、正直なところ認識が分かれているのが事実です。 明らかに名人戦の方が歴史がありますが、竜王戦は賞金額がNO. 1です。 現時点ではに竜王、名人の順番で表示されています。 そのため連盟としても竜王が序列1位ということなのですが・・・ 竜王戦が始まる前までは、名人が1番名誉ある称号であったものですから、今でも「名人が1番だ!」という方も多いのが事実です。 「竜王、名人どっちが上?」論議は今でもあるのですが、どちらも大変名誉あるタイトルには変わりないため、どちらが上か決めることはあまり意味をなさないのかもしれませんね。 各タイトルの推定賞金金額は? 各タイトル戦の優勝賞金金額をお知らせします。 これはあくまでも推定値のため、参考程度に見てみてください。 竜王戦 4320万 名人戦 2000万 叡王戦 ? 王位戦 1000万 王座戦 800万 棋王戦 600万 王将戦 300万 棋聖戦 300万 やはりタイトルごとに金額が大きく変わりますね。 この他に対局料などもあるため優勝した棋士は相当な金額が入りますね! すごい職業です。 まとめ 将棋の棋戦についてまとめてみました。 タイトル戦の序列が優勝賞金順とは驚きですよね。 優勝賞金が高い棋戦が序列でも上という、なんとも裏がありそうですが、将棋界もスポンサーによって成り立っている面もあるので致し方ないですよね。 スポンサーが撤退してしまったら棋戦も開催されないですから、スポンサーは大事にしないとということですね。 今まで序列や優勝賞金など書いてきましたが、どの棋戦も棋士が全身全霊かけて戦っている大変名誉のあるタイトルです。 どれが上とかはあまり意味をなさないのかもしれませんね。 私は、どの棋戦でも棋士たちが力を出し切っている姿を見れればそれで充分だ!と思っています。
次のこんばんは。 タイトル戦から2つ、早指し将棋から1つ挙げます。 名人戦からは、1999年6月7日~8日深夜に指された、佐藤康光名人vs谷川浩司九段の第6局を挙げます。 2日目の深夜まで続く203手の死闘で、谷川先生が難解な詰みを逸して佐藤名人が勝利し、3勝3敗になりました。 (持ち駒で、銀より先に角を使っていれば詰んでいたらしいです。 ) 続く最終局も佐藤名人が勝って防衛しました。 谷川先生が勝ちを逃したということよりも、佐藤名人の名人位防衛に対する執念が印象に残る一局でした。 竜王戦からは、1996年10月29日~30日の羽生善治竜王(+名人王位王座棋王王将)vs谷川浩司九段の第2局を挙げます。 (ちなみに、谷川先生本人が言ったかどうかの真偽のほどは不明ですが、「7七の地点が光って見えた」という名言があるらしいです。 ) このシリーズは谷川九段が制し、竜王を奪取するとともに無冠を返上することとなりました。 羽生さんが谷川先生から王将位を奪って七冠を達成した日から、1年も経たぬ頃のことでした。 (正確な日付は不明ですが、準々決勝なので1989年の1月ぐらいだと思います。 ) テレビで見ていましたけれど、羽生さんが5二に打った銀(61手目)はすごかったです。 「空間に打った」銀です。 解説は米長先生でしたが、 「おぉー!おぉー!おぉー! これは一気に終わりにしちゃおうっていうことか。 」 と驚きの声を上げていました。 飛車でも金でも取られてしまう、一見、タダ取りのところに打ったのですが、飛車で取っても金で取っても、加藤玉の逃げ場が埋まって詰んでしまうんです。 加藤九段は他の手を指しましたが、それでも受けになっておらず、この数手後に短手数での終局となりました。 「名棋譜」のジャンルに入るかどうか不明ですが、番外編としては、1993年度後期棋聖戦の第2局(1993年12月24日)、羽生棋聖(+王位王座棋王)vs谷川王将を挙げます。 羽生棋聖は、序盤で歩のタダ取りを許したり、また、玉の近くに進めた7九のと金を、香車を取るだけのために8九~9九と動かすという、将棋の常識からは考えられないような指し方をしました。 その棋譜の解説を見たことがあるのですが、谷川王将のどっかの手のところで「怒り爆発」という表現が使われていました。 A ベストアンサー 将棋のタイトルで一番権威があり、歴史もあって重たいのが名人です。 何しろ初代名人である大橋宗桂は江戸幕府創世記のころの人ですから。 名人への挑戦者争いがA級棋士のみで行われ、B級以下が参加できないのも 最高権威であるからです。 将棋のプロ棋士は奨励会というプロ棋士養成シス テムを突破して4段になると始めてプロとして認められますがこの時C級2 組に属します。 ここで勝ちぬいてC級1組、さらに勝ち抜いてB級2組、B 級1組と上がっていって、ようやくA級に到達できます。 いわばA級棋士で あるだけで、将棋界のトップ11人(名人とA級10人)の中にはいるわけ です。 (なお、棋士の基本給もクラスによって決まります*) この順位戦は1年1期のペースで行われますので、プロになったばかりの棋 士が名人に挑戦するところまで行くには最短でも5年かかります。 つまり、 本当に強くてそれが長く続く人でないと名人になれません。 一方で、タイトル獲得者には賞金が出ますが、それの最高額は竜王です。 こ れは読売新聞が名人戦をしのぐタイトル戦としようとして1988年に創設 したものです。 ここでのシステムは、1組から6組まで分けてそれぞれのクラスの優勝者な どがトーナメントを行って挑戦者を決めるシステムであるために下位のクラ スから竜王に挑戦・獲得する場合もでてきます。 いうならば、竜王というの はその年の最強者であるとも言えるわけで瞬間最大風速的なものです。 その他のタイトル戦もそれぞれ工夫がなされていて、特色があります。 もち ろん、タイトルホルダーになるには弱くてはなれません。 そのことを念頭におきながらも名人・竜王が二大タイトルであって、 持続して安定した強さがなければなれないのが、名人 その年にうまく強さを発揮できればなれるのが、竜王 で、見かたによってどちらが最強とも言いにくいと思います。 *蛇足ですが、旧来は順位戦のクラスが対局料に大きく関与しましたが、現 在では多少システムが変わっているようで順位戦のクラスとともに各棋戦の 成績も関係するようになっているようです。 ただし、昔から棋士の給料につ いては複雑怪奇であって、税務署員ですらその仕組みを理解不能であきらめ たという伝説があります。 一般ファンである私にはその内情を詳しく説明で きるはずもありません。 将棋のタイトルで一番権威があり、歴史もあって重たいのが名人です。 何しろ初代名人である大橋宗桂は江戸幕府創世記のころの人ですから。 名人への挑戦者争いがA級棋士のみで行われ、B級以下が参加できないのも 最高権威であるからです。 将棋のプロ棋士は奨励会というプロ棋士養成シス テムを突破して4段になると始めてプロとして認められますがこの時C級2 組に属します。 ここで勝ちぬいてC級1組、さらに勝ち抜いてB級2組、B 級1組と上がっていって、ようやくA級に到達できます。 いわばA級... A ベストアンサー 男性と女性とでは棋力に差があるなどといわれますが、実際のところ差がつく理由ははっきりとはわかっていません。 脳の構造が男性と女性とでは異なるという説もありますし、将棋人口の男女比の差が棋力の差に直結していることも考えられます。 女流トップの棋力は奨励会初段レベルといわれています。 奨励会初段レベルの実力なのになぜ男性プロに勝てるのだと思われるかもしれませんが、実際研究会などの場では男性プロも奨励会初段程度に相当数取りこぼしているの ではないかと思われます。 逆に言えばそれほど最近の奨励会のレベルの向上は目覚しく、プロの中堅をあっさり倒せるレベルの奨励会員が数多くなっていることの現れと言うことができると思います。 そんなレベルの高い初段と女流トップが同レベルなのですから、実力的にはそう悲観するべきレベルではないと思います。 中井、清水に限って言えば10回やれば2、3回勝てるレベルにはあると思います。 しかし中井、清水とそれ以外の女流とでは歴然たる格差が存在し、それらのレベルの低さが女流は弱い、女性は男性より劣っていると叫ばれる一因ではないかと思います。 実際中井、清水を除いた一般的な女流のレベルはアマ3段から4段程度で、アマチュアの少々強い方ならば勝負になる程度の棋力です。 この一般的な女流棋士のレベルの底辺を底上げしていかないことには男性との差は埋まらないのではないかと思います。 なお、現在女性の最高位は関西奨励会の岩根忍さんで、1級です。 男性と女性とでは棋力に差があるなどといわれますが、実際のところ差がつく理由ははっきりとはわかっていません。 脳の構造が男性と女性とでは異なるという説もありますし、将棋人口の男女比の差が棋力の差に直結していることも考えられます。 女流トップの棋力は奨励会初段レベルといわれています。 奨励会初段レベルの実力なのになぜ男性プロに勝てるのだと思われるかもしれませんが、実際研究会などの場では男性プロも奨励会初段程度に相当数取りこぼしているの ではないかと思われます。 逆に言えばそれほ... Q 最近囲碁を始めてみました。 将棋は昔から好きで将棋界についてはある程度知っているのですが、囲碁界のことについては棋士の名前などまだほとんど知りません。 それで、将棋界では「竜王」のほうがたしか賞金額は多いようですが、依然として「名人」位が最強の称号であると思います。 順位戦という過酷なリーグ戦をプロになってからでも何年もかけて上り詰めていかなければならず、期間的にも獲得するは最も難しいと思われます。 では、囲碁界ではどうなのでしょうか。 囲碁の世界でも「名人」のタイトルが最強位として君臨しているのでしょうか。 他にも「棋聖」「本因坊」などあるようですが、囲碁の世界は将棋界とは違って、「名人」ではなく「棋聖」や「本因坊」のほうが、値打ちがあるというか、最強のタイトルとして認知されているということはあるのでしょうか。 どうも、そのあたりが囲碁雑誌などを読んでいても判然としなかったので質問させていただきました。 A ベストアンサー 囲碁界ではタイトル戦に序列を設けています。 nihonkiin. htm にあるとおりで、 三大棋戦 7番勝負、リーグ戦形式で挑戦者を決定 棋聖戦【読売新聞社】 名人戦【朝日新聞社】 本因坊戦【毎日新聞社】 他の四大棋戦 5番勝負、トーナメント形式で挑戦者を決定 十段戦【産経新聞社】 天元戦【新聞三社連合】 王座戦【日本経済新聞社】 碁聖戦【共同通信社】 となっています。 序列は、概ね「優勝賞金額」が基準ですが、例えば産経新聞が「十段戦の優勝賞金額を棋聖戦より多くするから十段戦を序列一位、7番勝負、リーグ戦形式にしてくれ」と日本棋院に掛け合っても容易には認められないでしょう。 歴史的な経緯・新聞社の格というものがあるからです。 棋戦の序列は、「棋士の序列」に影響します。 nihonkiin. 囲碁関係の催しなどでこの序列が生きます。 例えば、小林覚は7大タイトルは棋聖を1期取ったのみだが、名人4期の依田紀基より上位。 読売新聞は、「部数が最大=新聞社の中で一番金持ち」ということで、囲碁では棋聖、将棋では竜王という「賞金が最高=序列が最高」の棋戦を開催しています。 確か、将棋の名人戦の賞金額が現行の竜王戦を上回ることになったので、読売新聞が竜王戦の賞金額を増額して「賞金が最高=序列が最高」を維持するそうです。 囲碁界ではタイトル戦に序列を設けています。 nihonkiin. htm にあるとおりで、 三大棋戦 7番勝負、リーグ戦形式で挑戦者を決定 棋聖戦【読売新聞社】 名人戦【朝日新聞社】 本因坊戦【毎日新聞社】 他の四大棋戦 5番勝負、トーナメント形式で挑戦者を決定 十段戦【産経新聞社】 天元戦【新聞三社連合】 王座戦【日本経済新聞社】 碁聖戦【共同通信社】 となっています。 序列は、概ね「優勝賞金額」が基準ですが、例えば産経新聞が「十段戦の優勝賞金... A ベストアンサー ハム将棋ですが、こちらが何もしないと棒銀で襲い掛かってくる点やコンピュータらしく詰みが絡むとかなり強い点などから、将棋倶楽部24でも12級~14級くらいをうようよしそうな感じです。 個人的な感想ではありますが。 将棋倶楽部24ですが、15級周辺はかなり初心者に近い方もいますが、10級周辺はかなり指せる方がいますので、その中間といういい加減な評価ではありますが、ご参考になれば。 もちろん24での級位ですので、町道場なら1級~5級くらいありますよ。 あとこれは蛇足かも知れませんが、子どもさんがハムに平手で勝てるようになったので、子どもさんの棋力はどのくらいかな?という疑問でのご質問でしたら、ハムにどういう勝ち方をしているかにもよります。 数多く指しているうちにハムの弱点を見つけて、毎回同じ戦法で勝てるようになったのでしたら、多様な指し方をしてくる人間には勝てないかも知れません。 逆に子どもさんがいろいろな戦法をして、それでもハムに勝てるなら、これはかなり強いと思います。 A ベストアンサー 正直、打ち歩詰めの局面はそんなに出てくるわけではないので、このルールがなくなったところで大きな影響はないと思います。 このルールについては、あの羽生さんでさえ、由来は知らないそうです。 ただ、私見として「将棋が考案された武家社会では一介の歩兵が大将を討ち取ることを良しとしない風潮があったのでは」とおっしゃっています。 なるほど、もっともなご意見ですね。 手持ちの歩というのは紆余曲折あっても基本的には元は自陣の歩だった可能性が高いですから。 盤上の歩で詰めても良いのは同様の理由でしょう。 敵陣の歩が相手の大将を討ち取るのは奨励されたでしょうから。 この辺は理屈ではなく将棋の美学と捉えるしかなさそうです。 A ベストアンサー Andrewです。 将棋は5段を持っています。 さて、回答ですが、以下のとおりです。 級を取得して喜ぶ人が少ないということで需要がないとということですね。 認定で取得できるのはアマチュアの場合は初段、二段、三段、四段、五段、六段までの6段階になります。 実は七段もあるけれど、これは大会で抜群の成績をとるしかないので今回は対象外ということで省きます。 780円だったと思います。 )し、「初段コース」に応募する。 (これが一番お勧め。 多分2年以内には取れるでしょう。 ) 3 毎日コミュニケーションが発行している週刊新聞「週刊将棋」を購入(キオスクなど主な鉄道会社内販売店に置いてあります。 もしくは毎日新聞店舗でも定期購読申し込み可能。 300円弱だったと思います。 )し、「初段コース」に応募する。 (少しお金が 2 よりかかりますが、週刊なので早く取りたい場合はこれかな。 どれも同じくらいの権威で一番とかの順番はありません。 「この局面の最善手は何か」という認定問題が複数載っていて、それに応募します(回答を書いて郵送します)。 毎月全問正解だと1年くらいで段を取得できます。 通常は2年弱で取得できるようです。 では、がんばってください。 Andrewです。 将棋は5段を持っています。 さて、回答ですが、以下のとおりです。 級を取得して喜ぶ人が少ないということで需要がないとということですね。 認定で取得できるのはアマチュアの場合は初段、二段、三段、四段、五段、六段までの6段階になります。 実は七段もあるけれど、これは大会で抜群の成績をとるしかないので今回は対象外ということで省きます。 いくつもあるんだった... A ベストアンサー 1. まず、中指を駒の表面の頭 上の方 に添えると同時に、親指を駒の尻 駒の下の方の、表面ではなく側面 に添える。 親指で駒の尻を持ち上げながら そのとき、中指はスライドしながら駒の表面の下の方へくるはず 、人差し指を持ち上がった駒の裏に入れる。 入れた人差し指と、持ち上げた親指を入れ替える要領で。 そのときに、薬指を軽く駒の側面に添えるようにすると、駒が安定する。 人差し指の爪が駒の裏、中指が駒の表面の下の方、という形で駒を2本の指で挟んでいる状態 薬指が軽く側面に添えられていれば、駒が安定 で駒が持ち上がっていると思います。 打ち下ろす際は、中指で駒を押さえるように盤に下ろしながら、素早く人差し指を抜いて駒の尻に収めること。 文面で表現するのは難しいのですが、テレビ棋戦や町道場などで、手つきの良い人を観察すると、すぐ出来るようになると思います。 まず、中指を駒の表面の頭 上の方 に添えると同時に、親指を駒の尻 駒の下の方の、表面ではなく側面 に添える。 親指で駒の尻を持ち上げながら そのとき、中指はスライドしながら駒の表面の下の方へくるはず 、人差し指を持ち上がった駒の裏に入れる。 入れた人差し指と、持ち上げた親指を入れ替える要領で。 そのときに、薬指を軽く駒の側面に添えるようにすると、駒が安定する。 人差し指の爪が駒の裏、中指が駒の表面の下の方、という形で駒を2本の指で挟んでいる状態 薬指が軽く側面に添... A ベストアンサー 将棋は指す、囲碁は打つですから、まず。 質問者さんのイメージだと天才的なインスピレーションでどんどん手が読めていくイメージなんでしょうが、そのイメージは全く違います。 将棋の上手な人は、実にたくさんの定跡を覚えています。 ひとつの定跡は100手ほどですが、変化手順といって、例えば50手目にaという手じゃなくbという手をさした場合はこうなって不利なのでという手順も知って定跡を覚えているので、その変化手順にも、bじゃなくcもdもありえますし、bの次の手もb1b2b3とたくさんありえますので、100手ほどの定跡一つを知っているといっても数万数十万手を理解していることになります。 だから、1手選択するにも初心は白紙ですが、上手な人はすでに数万手数億手の蓄積がありますから、瞬時に最善手を選択できるのです。 アマチュアでも強い四段になると、驚くほど定跡を知っていて、将棋世界の03年3月号の103頁に出ていた変化なんてものもキッチリ覚えています。 羽生さんの千手を読むというのは、ある場面で、知識として数億数兆手相当の変化を知っていて、手の組み合わせなんかを変えてみてよりより手の検討を千手くらい対局の場でやってみるということなので、数億手数兆手の蓄積の無い人には、絶対無理な話です。 ちょっとしたコツを覚えて、それだけでうまくやっているというのは公務員や業界団体職員の様な特権階級の人の生き方であって、一般の人にはちょっとしたコツを覚えてもそもそも特権階級じゃないので、意味なんて全く無いのですが。 自転車なんかだとちょっとしたコツを覚えると乗れるようになりますが、将棋が羽生さんとは行かなくても、プロ並みにうまくなるのはコツじゃないです。 (まあ、8級 将棋倶楽部24の8級じゃないですよ の人が4,5級を目指した場合のコツはあるでしょうが、どこがおかしくて8級なのか、おかしい箇所は人によって違いますから、一般的にはいえません) 話がそれましたが、膨大な先例を覚えるという作業が将棋の上達には必要な訳で、プロ並みにうまい人は誰もがやっています。 棋譜を並べていて「あれっ」と思うところを研究することも、当然やります。 研究は一局並べてすぐやっても効率悪いです。 考える材料がないですから。 少なくとも先ずは1万局並べてからのほうがいいです。 1万局並べているうちに1局2局並べた時に感じた疑問のほとんどは感じなくなっています。 手を読む力というのは、10万局もならべると、だれでもつくようになります。 でも、その前提の10万局の棋譜並べという作業は誰でも出来ることじゃないんです。 マラソンの選手が練習で30キロ走ることはなんでもないことですが、素人にはとんでもないことであるのと同じです。 ときどきプロのスポーツ選手の練習量が紹介されてその多さに仰天するというのがありますが、将棋でも質問者さんの想像を超える量の棋譜並べと研究を強い人はやっています。 例えば10万局くらいならべて見れば、自然と手が見えてくるようになります。 手の見え方に多少の個人差があって、それがたまたまセンスがいいと強豪という呼び名を手に出来ますが、市の文化祭で優勝する程度の強さなら、ここでのセンスはいらないでしょう。 10万局並べるという当然のことをするだけでいいでしょう。 なので、将棋で先を読む力は人生には役立ちません。 けれど、手法は役立ちます。 人生やお仕事で悩んだ場合先人たちが同じように悩んでさまざまな方法で解決していますので、その先例をたくさん覚えるという手法を知るということです。 人生での先例は、将棋年鑑とか、大山名人全集みたいにまとめられてはいませんから、ひとつひとつ探し出すのに骨は折れますが、先人も同じように悩んでそして解決していると確信できることは人生に役立つことでしょう。 将棋は指す、囲碁は打つですから、まず。 質問者さんのイメージだと天才的なインスピレーションでどんどん手が読めていくイメージなんでしょうが、そのイメージは全く違います。 将棋の上手な人は、実にたくさんの定跡を覚えています。 ひとつの定跡は100手ほどですが、変化手順といって、例えば50手目にaという手じゃなくbという手をさした場合はこうなって不利なのでという手順も知って定跡を覚えているので、その変化手順にも、bじゃなくcもdもありえますし、bの次の手もb1b2b3とたくさんありえますので、100... A ベストアンサー 一応、有段者です。 どちらかというと、矢倉囲いは上からの攻めに強く、美濃囲いは横からの攻めに強い。 という基本は判っておられると思います。 ま、矢倉でも凹矢倉は横からの攻めに強く、高美濃は上からにも強いバランスのとれた囲いですがそれはおいときましょう。 さて、右矢倉にするということは、振り飛車ということになりますね。 振り飛車の戦いに矢倉を組まない理由の一番大きなものが囲いが予想される戦いに向いていないことです。 つまり、一般的に言って、振り飛車は互いに飛車を成り合ったり、飛車交換になりやすく横からの攻めが主体になります。 これに対して、居飛車の場合は縦の攻め合いになりやすいから、上からの攻めに対して強い方が良いのは当然でしょう。 それが矢倉と美濃の選択になるわけです。 また金無双は相振り飛車の時の囲いの一つですが、この場合は居飛車と同様に縦からの攻め合いになりやすいわけで、囲いを矢倉に発展させるのも理にかなっています。 また、もう一つの理由として、矢倉に組むのと美濃囲いに組むのとでは手数が違います。 矢倉に囲って玉を囲いの中に入れるには(飛車角の移動を除いても)最低9手、美濃だと5手で済みます。 この4手を攻撃準備に使う方が得だと思いませんか。 今はともかく昔は「振り飛車には急戦」というのが常識でした。 相手が急戦を狙って攻めて来ようとしているのに、悠長に囲っているのでは即敗勢となってしまいます。 将棋で大切なのは攻守のバランスですからね。 最後に、積極的に右矢倉にしたい局面というのは思いつきませんが、戦いの流れの中で相手が玉頭に殺到しようとしているような時でしょうか・・それでも、美濃から高美濃、さらに銀冠で充分対応できそうですけれど。 一応、有段者です。 どちらかというと、矢倉囲いは上からの攻めに強く、美濃囲いは横からの攻めに強い。 という基本は判っておられると思います。 ま、矢倉でも凹矢倉は横からの攻めに強く、高美濃は上からにも強いバランスのとれた囲いですがそれはおいときましょう。 さて、右矢倉にするということは、振り飛車ということになりますね。 振り飛車の戦いに矢倉を組まない理由の一番大きなものが囲いが予想される戦いに向いていないことです。 つまり、一般的に言って、振り飛車は互いに飛車を成り合ったり...
次の皆様こんにちは、将棋普及指導員のきゃべ夫です。 以前、 でご紹介した通り、奨励会を卒業しプロの「四段」に昇段すると、各スポンサーが主催するプロの大会(= 棋戦といいます)に出場できるようになります。 棋戦には、下図のような分類があります。 棋譜および勝敗の成績が各棋士に記録される棋戦を「 公式戦」、記録されない棋戦を「 非公式戦」と言います。 公式戦の中でも、特に格式が高く、称号(タイトル)の座を競って行われる棋戦のことを「 タイトル戦」といいます。 最近では、藤井聡太七段がいつタイトル戦に挑戦するか?ということが注目を集めていますね。 今回は、将棋界の 8大タイトル戦の日程などの概要についてご説明いたします。 8大タイトル戦とは 上で述べた通り、称号(タイトル)を競って行われる棋戦を「 タイトル戦」といいます。 2020年4月現在、将棋界には以下の 8つのタイトル戦があります。 竜王(りゅうおう)• 名人(めいじん)• 叡王(えいおう)• 王位(おうい)• 王座(おうざ)• 棋王(きおう)• 王将(おうしょう)• 棋聖(きせい) 各タイトル戦は1年を 1期として行われます。 それぞれ、9~10ヵ月ほどかけて予選を行い、挑戦者を決めます。 その後、2~3ヵ月ほどかけて、挑戦者とタイトル保持者が 番勝負を行います。 番勝負の数は棋戦によって異なり、竜王・名人・叡王・王位・王将は7番勝負(先に4勝した棋士がタイトル獲得)、王座・棋王・棋聖 は5番勝負(先に3勝した棋士がタイトルを獲得する)です。 8大タイトル戦の年間スケジュール ここまでご紹介した8大タイトル戦が、1年間でどのように行われているかを、下図でご説明します。 濃い青色の部分を見ていただければお分かりの通り、将棋界では、ほぼ 年間を通して、何らかのタイトル戦の番勝負が行われています。 1年中、トッププロ同士の熱い戦いが観られるということですね。 上図は通常時のスケジュールです。 2020年度は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、タイトル戦の開催スケジュールも見直しが行われていますので、ご注意下さい。 8大タイトル戦の序列 8大タイトル戦には、スポンサーとの契約料などに基づいた 序列が定められています。 ただし、「竜王」と「名人」は8大タイトル戦の中でも別格扱いされており、序列のルールも少々ややこしいです。 詳しい序列については、でもご説明しておりますので合わせてご覧下さい。 8大タイトル戦の対局料・賞金 8大タイトル戦に参加した棋士は、対局料や賞金を受け取ることができます。 対局料:1局ごとにもらえる金銭• 賞金:優秀な成績を収めるともらえる金銭 対局料・賞金の額はタイトル戦により大きく異なり、以下のように言われています。 竜王:4,400万円(公開情報)• 名人:3,000万円程度• 叡王:2,000万円程度• 王位:1,000万円程度• 王座:800万円程度• 棋王:600万円程度• 王将:300万円程度• 棋聖:300万円程度.
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