ヒゲダン プリ テンダー 歌詞 意味。 の意味とは?

Pretender/ヒゲダン 【歌詞の意味・解釈】

ヒゲダン プリ テンダー 歌詞 意味

Pretenderとシュタゲ(シュタインズゲート)の共通点を考察 歌詞の意味とシュタゲのストーリーがリンクしている Pretenderの歌詞とシュタゲにはかなり共通点があります。 まず一番にハッとするであろう箇所はここ。 この言葉、シュタゲを見ている人ならハッとする言葉だと思います。 しかも歌詞の中では 「出会える世界線 選べたらよかった」と歌っています。 これはシュタゲの中で主人公・岡部倫太郎が、ヒロイン・牧瀬紅莉栖が死んでしまう世界線からどうしても抜け出せず、救うことを諦める描写とモロにリンクします。 (幼馴染・マユリの命を救うためには、紅莉栖が死ぬ世界線に留まるしかなかった) 次にシュタゲとリンクするのは2番のこの歌詞。 グッバイ 繋いだ手の向こうにエンドライン 引き伸ばすたびに 疼きだす未来には 君はいない その事実に Cry… そりゃ苦しいよな 出典: 紅莉栖とせっかく気持ちが通じ合ったのに、その向こうにはエンドライン(終わり)がある。 何度タイムリープして終わりを引き伸ばしたって、心の奥底で選ぶしかないと分かっている未来、そこに紅莉栖はいない。 その事実が泣きたいほど苦しい。 出展 Pretenderのジャケット Pretenderの歌詞とかジャケットから予測するに髭男って絶対シュタゲ好きよな — okatai ishimoto5837 正直「完全に一致」ですよね。 この時点で、絶対シュタゲのこと意識してるな、と思いました! Official髭男dism藤原はシュタゲの大ファンだった! これまでの共通点でなんとなとくはわかっていましたが、Official髭男dismの藤原さんはシュタゲの大ファンのようです! Pretenderリリースに際してのインタビューでこのように語っていました。 藤原「ちなみにPretenderの中で<世界線>という単語を使っているんですけれども、僕は「STEINS;GATE(シュタインズゲート)」というアニメの大ファンでして、このフレーズはそこからインスピレーションを受けたところもあります。 そのアニメはタイムトラベルをする話で、世界線というものが並んでいて、もしもこうなっていたら、次はこうなっていたという前提で進んでいく世界というものがあるんですね。 それで「シュタインズゲート」の中では、主人公がその<世界線>を越えて、世界を変えたいという思いで奮闘していくんです。 だから僕にとって<世界線>という言葉はとてもロマンチックなもので大好きな言葉なんです。 」 出典 この<世界線>という言葉のロマンチックさ、楽曲によーーく現れている気がしますよね。 ちょっと悲しげで、でもロマンチックな感じというか。 個人的にはすごくシュタゲが見返したくなってしまいました(笑) ジャケットの052519の数字の意味 Travelerにも登場 pretenderのジャケットはシュタゲのダイバージェンスメーターだという話を先程しましたが、ジャケットには「052519」という数字が並んでいます。 (アルバムTravelerにもpretenderの前奏として052519という曲が挿入されていました) Pretenderの歌詞とかジャケットから予測するに髭男って絶対シュタゲ好きよな — okatai ishimoto5837 この意味についても藤原さんがインタビューにて語っていました。 52519>なのでまだほど遠いですね(笑)。 」 出典 この数値もシュタゲの世界線変動に習ってつけたものだったんですね。 52519 052519 」がジャケットには描かれているということのようです。 君ともっと違う設定で、関係で、出会いたかったという気持ちがジャケットにまで表現されていたとは・・・エモすぎます。 まとめ 今回の記事をまとめると、• Pretenderの歌詞にはシュタゲとリンクしている部分が多数ある• Pretenderのジェケットには、シュタゲに登場したダイバージェンス・メーターが使われている• Official髭男dismの藤原さんはシュタゲの大ファンだったことがインタビューから判明した!• 52519 052519 」という意味が込められている という結論でした!.

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Official髭男dism

ヒゲダン プリ テンダー 歌詞 意味

中毒性の高いファンク寄りのピアノポップと、藤原聡の稀有なボーカル力で急成長するOfficial髭男dism(ヒゲダン)。 同業のミュージシャンによる「気になる曲が聴こえてきたからShazamしたらヒゲダンだった」というようなツイートが去年のメジャーデビュー曲「ノーダウト」あたりから増え始め、同曲は2018年にデビューしたアーティストとしては最もサブスクリプションで再生された。 同曲が収録されたアルバム『エスカパレード』、2nd EP『Stand By You EP』とスマッシュヒットを飛ばし、7月8日には初の日本武道館公演も控えている。 リスナーの志向が細分化され、ヒットが生まれにくい時代にあって、確実に多くのリスナーの琴線に触れる楽曲を次々に送り出すヒゲダン。 ニューシングルの表題曲は映画『コンフィデンスマンJP』主題歌(5月17日公開)のために書き下ろした「Pretender」で、これまでのポップなファンクネスから、ミディアムバラードへと曲調も舵を切っている。 彼らのアレンジ哲学や、作詞作曲についての具体的なアプローチから、このバンドのユニークさを探ってみた。 映画になるとスケールも壮大になるので、それにマッチした楽曲を、という話で進めていきました。 なので、スタート地点でかなり広がりのある感じになっていくのかな、というイメージはあったので、UKの空気感を意識した音作りをしてみました。 チームの中に詳しいスタッフがいたのでお願いして、オススメの楽曲を何曲か教えてもらって聴いたり、探したりして、いろんな要素をまず得るための研究をしましたね。 UK特有の浮遊感というか、ちょっとトップノートが停滞して情緒を醸し出す感じっていうんですかね。 その感じと機械的なビートをやっている最近のバンドーーChvrchesとかなんですけど、そういうバランスにすごく魅力を感じて。 僕はドラマチックじゃないメロディとか、展開が少ない楽曲があまり好きじゃないんですけど、その中にもある良さというか、そういった音の空気感をヒゲダンでも表現してみたいなと思って作りました。 藤原:バンドサウンドというところと、機械的なビートに関してはかなり大事に作っていきました。 ギターのリフレインもそうですね。 小笹大輔(以下、小笹):この曲は特にギターの音がかっこよくないと絶対ダメだと思ったので、今回初めてギター専門でアドバイスをくれるスタッフさんを立てて、アンプもギターも複数持ってきてもらって。 友達からはビンテージギターを借りて、機材を集めに集めてオケ録りに臨みました。 でも、次の日、歌録りをしている最中に「俺、ちょっとこの音じゃ納得できない」と思ってしまって……。 かつて弾いたアンプで忘れられないアンプがあったんですよ。 弾いたことはあるけど高すぎて買えなかったそのアンプを、その歌録りしてる最中に「ちょっと買ってくるわ」って(笑)。 一同:ははは。 楢崎誠(以下、楢崎):コンビニ感覚(笑)。 小笹:コンビニにパンを買いに行く感覚でアンプを買ってきました(笑)。 で、戻ってきて歌録りが終わった後に、リアンプして。 結局最初に録ったテイクと新しく買ってきたアンプで録った二つを鳴らしてコーラスをかけたりして、いろんなところにこだわり抜いたギターの音になりました。 小笹:ギターはイントロの印象的なリフは友達から借りてきた1964年製のフェンダーのジャガー。 これまた難しいのがジャガーってショートスケールなんですけど、指板が短いということはチョーキングをすると楽曲に影響が出やすい、つまりすぐピッチが上がっちゃうんですね。 プリング(指板上の指で弦を引っ掻いて演奏する)を多用しているアルペジオなので、スタッフさんに弾くごとにギターを調整してもらいました。 あと、アルペジオは変則チューニングで弾いています。 普通のチューニングでも弾けるんですけど、より倍音が出る開放弦を使えるように変則で弾きました。 前半と後半の2トラックに分けてデモは作りました。 小笹:で、僕が「変則だと簡単に弾けるよ」って(笑)。 藤原:正直、変則になったとて弾けなかったですけどね(笑)。 最初はピアノで弾いてみたんですけど、「これはギターだな」と思ったし、歌の裏でもずっと鳴っていてほしいのでギターに弾いてもらって。 自分(のピアノ)は8分で刻むんだけど、その刻み方がよりこう、トップノートが停滞して動くような、自分がUKの音楽をたくさん聴いて得たエッセンスを自分なりの感覚でやりたいなと思ったんです。 藤原:そうですね。 新しい挑戦というか、自分たちの中ではまた違った1曲が生まれましたね。 松浦匡希(以下、松浦):それこそ今回、ビートは生で録ったところもあれば、サビのような打ち込みにしてあるところもあって。 僕もテックさんに入ってもらって、ザキッとしたハットの音を打ち込みに対してずーっと延々16分で録ったりしました。 結果、生と打ち込みのいい融合ができたのでよかったです。 松浦:生なんですよ。 薄めのクラッシュを2枚重ねて、新しく買ったスティックが使えなくなるぐらい叩きました(笑)。 楢崎:ちょうど何がほしいかわからないタイミングだったので……いっぱい使うから「弦で」ってお願いしたんです(笑)。 藤原:でも大輔(小笹)に前にプレゼントしたオクターバーは、今回のカップリングの「Amazing」で使いました。 小笹:誕生日曲ですね(笑)。 話を「Pretender」に戻すと、サビ前にバンド全体が呼吸しているかのようなブレイクがありますよね。 小笹:そうですね。 Bメロはみんなでいっせーの! で録ってるので。 楢崎:で、そこからサビになった瞬間にビートの質感が変わって、継続性のある感じになっていく。 ここの場面展開はみんなかなり賛成だったというか。 カチッとしたギターのリフレインから始まって、Aメロもカチッとしてるんですけど、Bメロで生のグルーヴになって、サビでまたカチッとしたところに戻るという世界観の作り方ですね。 これまでも生と打ち込みが合体しているような曲はあったんですけど、生の音がベースにあって、サイボーグみたいに打ち込みが出てくる曲はなかったので新鮮でしたね。 そもそもヴァースごとにポンポン生と打ち込みが入れ替わる曲自体あまり聴いたことがないですが。 藤原:この制作はなかなか面白かったですね。 Bメロではピアノの音色も変えてますし。 楢崎:Bメロで世界観を変えるために各パートがいろいろやっていて、それこそドラムは生になっていて、ピアノも音を変えている。 僕のベースはBメロだけ指弾きで他は全部ピック弾きをしています。 そういった音源だからこそできるような音の作り方ができている曲だと思いますね。 藤原:あと、メロの展開もしっかりしてますからね。 小笹:大サビのダメ押しの「これでもか」って展開が好きです。 〈それもこれもロマンスの定めなら〉の部分は映画の内容にもかかってるし。 メロディの降り方も綺麗ですよね。 〈痛いや いやでも 甘いな いやいや〉のところとか。 藤原:心の叫びの部分ですね(笑)。 あまりそこに仮歌と違う言葉を入れたくなかったんです。 「アイヤイヤイヤ」みたいな、スキャットでそうやっちゃうくらいの感じでやりたくて。 そこに歌詞として、言葉として何かハマる心情はないかな? と思った時に、そういう自問自答みたいなものが出てきたんです。 小笹:でもこれ、スキャットっぽいまま言葉が乗せられてるの、ほんとめちゃくちゃいいな。 歌詞としてもいいし、一人突っ込みにもなってるし。 面白いところであり、音的にも完璧に一番美しい。 藤原:ありがとうございます!(笑)。 藤原:そうですね。 それはメッセージとして大事なことではありましたね。 根本的にそういうマインドで映画の『コンフィデンスマンJP』と寄り添えているところもあると思うんです。 「打ち込みなの? 生なの?」「好きなの ?嫌いなの? どっち? 悲しい曲なの? 明るいの?」みたいな。 だけど、楽曲としてはただ綺麗であってほしいというか。 藤原:いや、でも後付けですよ。 出来上がってみた時に「あ、なるほど、そういう風にできてたんだ」と思っただけで。 曲を作っている時の心の中のビジョンって明確じゃないことの方が多いんですよ。 どっちが好きか? ってことだけでただただ動いてて。 結局出来上がった曲を通して自分の本心を知ることがすごく多いんです。 ぼんやり浮かんだことをどんどん明確な言葉にしていくと、その時自分が思ってることとか、自分がその時感じている哲学が見えてくる感じですね。 どっちかと言うと。 僕はプレイヤーとして他のみんなに比べて、ギターとかベースとかドラムの音のことを知ってるわけではないから。 そこに関しては相談したりキャッチボールしながら「こういう音がほしい」とか、「こういうプレイをしたらどうか」みたいな話はするようにしてますね。 それは別にこの曲に限ったことじゃなくて、バンドとしてメンバーとちゃんと信頼関係を築いてやれているところではあるので。 何の不安もなく「今回はこういうことがやりたい!」「綺麗なやつよろしく!」って。 松浦:そうは言っても、レコーディングの時はブースの外でスピーカーから音を聴いてる他のメンバーの意見をみんなめちゃくちゃ大事にしてますね。 小笹:自分の録音が終わったら人のテイクをみんなでジャッジするんです。 「ジャッジできないから絶対誰か頼む」って全員が公言してるので(笑)。 楢崎:間違いない。 絶対、プレイヤーよりリスナーとしての方がいい判断ができるから。 小笹:4人プロデューサーがいる感じだよね。 藤原:そうそう。 歌のディレクションも今回はメンバーに任せました。 なんとなく曲によって誰をディレクションのメインに据え置くといいか? っていうのがわかってきましたね。 「おりゃー! おりゃー!」って感じはならちゃん(楢崎)に任せるといいとか(笑)。 小笹:それこそリズム主体はならちゃんだね。 藤原:「Pretender」を作ったことによって、よりバンドがバンドらしくなってきた感じがあります。 映画『ボヘミアン・ラプソディ』のフレディ・マーキュリーじゃないけど、「もう一回だ、やり直せ」みたいな、それに近いことがバンドででき始めてるのはとてもいいことだと思っています。

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Official髭男dism『Pretender』は痛いほど切ないラブソング

ヒゲダン プリ テンダー 歌詞 意味

さて、今日は髭男dismが先日MVを公開した新曲「Pretender」について、その歌詞の意味を徹底解釈していきたいと思います。 皆さんもリリース前からMVを聴き込んで、是非覚えてカラオケで歌っちゃってください^^ それでは、その歌詞の意味を一緒に見ていきましょう! 1. 楽曲について 今回紹介する 楽曲「Pretender」は、2019年5月15日にリリースされる、髭男dismの2nd Singleです。 映画『コンフィデンスマンJP』の主題歌にも抜擢されています。 髭男dismは同じく『コンフィデンスマンJP』のドラマ版の主題歌を2018年に「ノーダウト」で務めていますが、まさに「ノーダウト」が出世曲となって、徐々にを広げてきました。 その「ノーダウト」の場合は、演じる天才詐欺師が主人公、という「コンフィデンスマンJP」のストーリーに合わせて「嘘」をテーマとした楽曲になっていました。 その意味でも、「Pretender」が今回の映画を踏まえてどのような楽曲に仕上がっているのかが、非常に楽しみなところです。 MVの撮影地は台湾・だそうですが、ギラギラと光るネオンの世界観は映画を意識したものでしょう。 ミュージックビデオは全編にわたり台湾で撮影されており、台湾の夜景をバックに背負った彼らの演奏シーンや、台湾の現地モデル、俳優のキャストによるドラマシーンも収められている。 また、今回の『コンフィデンスマンJP』は副題が "ロマンス編"。 楽曲の中にも「ロマンス」のフレーズが登場します。 その意味でも、映画も合わせて見るとより楽しめるかもしれません。 歌詞について それでは、「Pretender」の歌詞を見ていきましょう。 君との恋愛は、始まる前に自分が思っていた通り、ひとり芝居だった。 距離感はずっと近いけれど、二人が本気になることはなく、結局は他人事のように真剣になれなかったのでしょう。 【2】1番Bメロ 感情のないアイムソーリー それはいつも通り 慣れてしまえば悪くはないけど 君とのロマンスは人生柄 続きはしないことを知った 「ごめんね」という二人の間のコミュニケーションにも、感情や熱はなくて、あまりにドライです。 そんな状態がいつしか日常になってしまっているのでしょう。 慣れれば特に何を思うことはないのかもしれませんが、は、「ロマンス」という感情は成立しないのだと、ふとした瞬間に気づかされるのです。 【3】1番C メロ もっと違う設定で もっと違う関係で 出会える 選べたらよかった もっと違う性格で もっと違う価値観で 愛を伝えられたらいいな そう願っても無駄だから まるで芝居のように、自分自身のキャター設定や二人の関係を選べたら、この「ロマンス」にはまだ可能性があったのかもしれません。 ただ、実際は 君と僕とでは「」が違っていて、あらゆるものが決して交わることがありません。 性格も価値観も違ったら、と「たら」「れば」を繰り返すこと自体が、無駄なのは自分も一番理解しています。 【4】1番サビ グッバイ 君の運命のヒトは僕じゃない 辛いけど否めない でも離れ難いのさ その髪に触れただけで 痛いや いやでも 甘いな いやいや グッバイ それじゃ僕にとって君は何? 答えは分からない 分かりたくもないのさ たったひとつ確かなことがあるとするのならば 「君は綺麗だ」 どんなに工夫したところで、 僕も君との関係が続かないことは分かっているのでしょう。 だから、自分から君に「グッバイ」を告げます。 運命の人かもしれないと思い、必死にそうなろうとして、でもなれなかったから、この判断は「辛いけど否めない」ものでしょう。 ただ、 思い入れもあるからこそ、分かっていてもきっぱり離れることもできない。 髪に触れると、君の感覚がよみがえり、「痛い」と「甘い」の相反する思いが胸を締め付けます。 これだけの苦しい思いを抱えるなんて、僕にとって君はどのような存在なのか。 答えは自分の中にもないし、(もっとじっくり考えれば出るかもしれないけれど)「分かりたくも」ありません。 この「ロマンス」が成立しなくても、目の前の君が「綺麗」であるということだけが事実なのが、なんとも悲しいです。 【5】2番Bメロ 誰かが偉そうに 語る恋愛の論理 何ひとつとしてピンとこなくて 飛行機の窓から見下ろした 知らない街の夜景みたいだ さて、そんな風に悩み苦しむ僕にとって、「誰かが偉そうに語る愛の論理」は、遠くにうすぼんやりと見える程度で、何も具体的にイメージできないような、「知らない街の夜景」程度のものにしか思えません。 【6】2番Cメロ もっと違う設定で もっと違う関係で 出会える 選べたらよかった いたって純な心で 叶った恋を抱きしめて 「好きだ」とか無責任に言えたらいいな そう願っても虚しいのさ 改めて、二人の「」を選ぶことができたらどんなに良かったでしょう。 ただ、自分の気持ちに任せて、「好きだ」と後先考えず「無責任に」言えたら良いけれど、そう願っても叶わないとわかっているから、虚しい気持ちが募るばかりです。 【7】2番サビ グッバイ 繋いだ手の向こうに 引き伸ばすたびに 疼きだす未来には 君はいない その事実に Cry… そりゃ苦しいよな 今手を繋いでいても、この「ロマンス」に終わりは見えている。 取り繕って引き延ばしても、この先の未来には君はいないことが分かっていて、その事実を想像すると苦しくて、思わず泣けてしまうのでしょう。 【8】ラスサビ グッバイ 君の運命のヒトは僕じゃない 辛いけど否めない でも離れ難いのさ その髪に触れただけで 痛いや いやでも 甘いな いやいや グッバイ それじゃ僕にとって君は何? 答えは分からない 分かりたくもないのさ たったひとつ確かなことがあるとするのならば 「君は綺麗だ」 それもこれもロマンスの定めなら 悪くないよな 永遠も約束もないけれど 「とても綺麗だ」 最終サビは1番サビの繰り返しとなり、最後のフレーズに入ります。 恋が始まり終わるまでの一連が「ロマンス」というものであれば、なんだかんだ「悪くない」 と思える。 永遠や約束というような、聞き心地のいい結末は待っていないけれど、この「ロマンス」がどうなったとしても君が「とても綺麗だ」ということだけは、やはり確かなこととして残っているのでしょう。 ピアノを入れるとより曲全体がルで、自然な印象になると思うのですが、 今回「Pretender」はピアノに加えて、電気的なの音を多めに取り入れています。 その中でも 最も印象的なのは、間奏部分かもしれません。 通常ギターソロが入るようなポイントですが、今回はがその役割を担っています。 これって 髭男ではあまり聴かない、新しい音ですよね。 リリースするたびに、髭男の良さはブラさないながらも、必ず何か新しさを加えてくるのは本当にさすがだと思います。 人によって、どんな音なのかの印象が違いそうなのも面白いですね。 たとえば、サビの中にある 「それじゃ僕にとって君は何?」というフレーズ。 「君にとって僕は何?」であれば理解しやすいですが、"僕"目線の曲の中でこのフレーズを考えると少し不思議な気もしてきます。 「僕にとっての君」は、最初は「想いを寄せる人」であり、やがて「彼女」になり、これから先別れてしまったら「何でもないただの他人」になる。 それが普通の解釈ですが、ひょっとしたらもうずいぶん前に関係性が壊れている以上、すでにずっと前から 「僕にとっての君」はただの「彼女のような人/彼女のように思いたい人」だったのかもしれません。 僕も薄ぼんやりとそう気づいていて、よくよく考えると否が応でもその結末に辿り着いてしまう。 だから「分かりたくもない」と思ってしまうのだとしたら、曲の内容により深みが出るなーなんて思ったりしてます(笑) そういえば、タイトルの「Pretender」も、「ノーダウト」の時ほどは直接的に曲中で言及がありませんね。 pretendは英語で、「~のふりをする」なので、 pretenderは「ふりをする人」。 もしかすると、当然 君も、僕でさえも、お互いの「運命のヒト」の「ふりをしていた人」なのかもしれません。 最後に さて、いかがでしたでしょうか。 私はさすが髭男だなぁと、あっという間に大好きな一曲になってしまいました。 4月30日発売の『ROCKIN'ON JAPAN』6月号にて、「『Pretender』ができるまで」というインタビューが掲載されるそうです!こちらも合わせて読んでみると、より楽曲を楽しめるかもしれません。 GWを控え、も増えてきますね!気候もいいので、是非皆さん楽しい音楽ライフを過ごしてくださいね!^^ それでは。 trasheep.

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