コロナ 喘息 違い。 『咳喘息』の患者が増えるなか、新型コロナウイルスが流行。

新型コロナウィルス感染症と喘息〜もし喘息患者がコロナに感染したら〜

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新型コロナウイルスは陽性が出たとしても、健康若者、壮年世代なら半数が無症状。 重症化するのは60~70代以上の高齢者と基礎疾患患者などとされています。 新型コロナウイルスと喘息 別に新型コロナウイルスに関わらず、通常の風邪 ライノウイルス、コロナウイルス等 でも、 喘息患者は重症化の可能性があります。 なので、今さら風邪ウイルスの一種のコロナウイルスであるその新種が出たところで今さら感がありますね。 かくいう、所長も喘息持ちで、風邪には凄く気を使っています。 風邪を引かないように予防し、ちょっと寒気などを感じれば即座に市販薬や民間療法で対処します。 昔は風邪を引いたら、必ず喘息の発作を併発し、市販薬と喘息の吸入薬で対処しようとしても、薬の組み合わせによっては薬効が相殺されたりして長引いたものです。 少年時代の酷い時には、今は亡き祖母に付き添われ点滴5時間を病院で受けたことも数回あります…。 婆ぁちゃんありがとう…。 だから、なんにせよ、マスゴミの方に今更言われるまでもなく、気を付けていますよ。 自分の身体、命の最終責任は自分にあります。 完治のない病気の喘息患者なら自分でわかっているはずです。

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新型コロナウイルスの重症化と喘息患者

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こんにちは! 現役ママ薬剤師の安美です。 中国湖北省武漢市で発生した新型肺炎(新型コロナウィルス感染症)の感染が広がっています。 指定感染症になり、 関連した自粛や休校が続き、 連日、テレビニュースや新聞で報道されてますね。 新型コロナウィルスは感染拡大していますが、まだよくわかっていないことも多いです。 きっと不安な方も多いのではないでしょうか・・・。 そこで今回は、 新型肺炎の原因となるコロナウィルス感染症について、風邪など他のコロナウィルスやインフルエンザと比較しながら、わかりやすくお話します。 新型コロナウィルス感染症の予防対策のために今すぐできることもまとめました。 この記事を読んで、少しでも不安が軽くなるとうれしいです。 コロナウィルスは、重症肺炎だけでなく、風邪や猫の病気の原因にもなる! ヒトだけかかる風邪のコロナウィルス 2019年12月に中国の武漢市で発生した肺炎の原因が、 新型のコロナウイルスによるものと後から判明しました。 コロナウイルス自体は、風邪の原因となるウィルスのひとつ、 以前から存在しているウィルスです。 鼻や咳、下痢といった風邪症状がメインで、通常は重症化しません。 (のどに感染しウイルスが増殖して起こる) ただし、コロナウィルスには、重症な肺炎を引き起こす種類もあります。 動物からも感染する重症な肺炎を引き起こすコロナウイルス 風邪のコロナウィルスとは違い、重症肺炎の原因となるコロナウィルスとして、この2種類が知られています。 ・ 重症急性呼吸器症候群コロナウイルス(SARS-CoV):コウモリから感染 ・中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS-CoV):ラクダから感染 偶然にも?動物からヒトが感染したコロナウイルスと考えられています。 肺炎は、ウィルスが喉を通過して肺までいってしまって炎症を起こした状態。 肺がうまく機能しなくなって、呼吸困難や息切れといった命に関わる症状を引き起こします。 風邪よりも強い咳や痰、高熱が続きます。 同じコロナウィルスが原因でも、 風邪とは違って、潜伏期間が長く(周りにうつす確率が上がる)、症状が重いのが問題ですね・・・。 今回の新型コロナウィルス(COVID-19)による肺炎も、発熱や咳が続いた後に息切れなど呼吸器症状を引き起こします。 武漢市には、野生動物市場があり、そこの動物(ヘビやコウモリといった説があるよう)から感染した可能性が高いと考えられてるようです。 重症肺炎という症状や動物が感染源という共通点から、 新型コロナウィルス感染症は、SARSと近いけど、さらにウィルスが進化してヒトに脅威になっている気が個人的にはします。 さて、動物のコロナウィルスといえば、 猫を飼っている人の中には、不安に思っている方もいるのではないでしょうか? というのは、猫コロナウィルスもあるからです。 猫の病気の原因となるコロナウイルス 猫コロナウイルスは一般的なウィルスで、変異すると命に関わる症状を引き起こす猫伝染性腹膜炎ウイルスになります。 便(排泄物)が感染経路のひとつですが、 猫コロナウィルスは猫だけでヒトには感染しません。 安心してくださいね! ちなみに、コロナウィルスは、猫だけじゃなく犬やブタやウシなどにも感染します。 ウィルスが原因となる病気といえば、インフルエンザが有名ですよね。 呼吸器に症状が出るというコロナウィルスとの共通点もあります。 でも、コロナウィルスとインフルエンザウィルスには違いもあります。 その違いからわかる対策法もあるので、詳しくお話していきますね。 コロナウィルスとインフルエンザウィルスの比較、違いと対策法 インフルエンザにはワクチン(予防接種)やタミフルやイナビルなどの抗インフルエンザ薬がありますが、 新型コロナウィルス感染症には、現在のところ、有効なワクチンも特効薬もありません。 インフルエンザワクチンは、インフルエンザウィルスに対する予防接種なので、コロナウィルスには効果がありません。 マイコプラズマや細菌が原因の肺炎には抗生物質が効きますが、 新型コロナウィルスには抗生物質も効果がありません。 現在のところ、咳に咳止め、熱に解熱剤といった対処療法的な治療法しかありません。 新型コロナウィルス感染症の症状がある場合の解熱剤はアセトアミノフェン(パラセタモール)を 2020年3月17日に配信されたニュースによると、 「世界保健機関(WHO)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の症状がある人は抗炎症薬のイブプロフェンの服用を避けるよう勧めた。 」そうです。 私も、もし、新型コロナウィルス流行時期に解熱剤を使うとしたら、カロナールが最適だと考えています。 インフルエンザと同じく解熱剤の使用には注意が必要だと思います。 薬剤師としての私の考えと薬局で買える市販のカロナール(アセトアミノフェン、パラセタモール)を に書いているので、ご一読ください。 インフルエンザウィルスや新型コロナウィルスの消毒には、次亜塩素酸ナトリウム消毒液も有効です。 に詳しく書いているので、ぜひお読みください! ただ、コロナウィルスとインフルエンザウィルスの違いは、感染経路にあります。 というのは、 インフルエンザウィルスとは違って、コロナウィルスは便(排泄物)も感染経路になると考えられています。 だから、不特定多数の人が使うトイレでは、特に注意が必要だと思います。 トイレを我慢するわけにはいかないと思うので、手洗いや場合によってはアルコール消毒などで対策していきましょう。 インフルエンザと新型コロナウィルス感染症の症状の違い 日本環境感染学会がまとめた資料によると、 新型コロナウィルス感染症では、インフルエンザと症状に少し違いがあることがわかってきました。 コロナウィルスの方が、発熱が長く(1週間以上)続いたり、だるさ、疲労感が強い傾向があるようです。 高齢の人、糖尿病や慢性的な肺疾患、免疫不全などの基礎疾患がある人は重症化する傾向があります。 肺に血栓ができれば、呼吸困難、 脳に血栓ができれば、脳梗塞、 腎臓に血栓ができれば、腎障害、腎不全になると考えられます。 体力がない年配の方や持病がある方は、症状の経過に特に注意が必要です。 熱を測るときの注意点は、 にまとめているので、参考にしてくださいね! インフルエンザと新型コロナウィルス感染症の潜伏期間の違い インフルエンザウィルスは、鼻やのどの粘膜に感染した後、1日(24時間)のうちにどんどん増えていきます。 そして、 約1-3日後に、高熱や全身倦怠感、頭痛、関節痛などの症状を引き起こします。 つまり、 インフルエンザの潜伏期間(感染してから症状が出はじめるまでの期間)は約1ー3日間です。 (インフルエンザに感染、発症してから、3ー7日はウイルスを排出するといわれています。 ) 対して、 新型コロナウィルス感染症の潜伏期間は、2-14日(5、6日が多い)といわれています。 なので、よく報道されているように、14日間は様子をみるとなっているのだと思います。 しかも、インフルエンザは感染してすぐに熱のピークがくることがほとんど。 数日の発熱ピークが過ぎれば、あとは自然と治ることが多いです。 対して、新型コロナウィルス感染症は、肺炎などの重症化するタイミングが遅いこともあり、不気味に感じます。 インフルエンザより新型コロナウィルス感染症の方が潜伏期間が長いということは、 気づかないうちに他の人に感染させてしまうリスクも高くなってしまいます。 まだワクチンや特効薬がない現在、この潜伏期間の長さがインフルエンザよりも怖いと私は感じます。 さいごに:新型コロナウィルス感染症とインフルエンザの違いから考える対策法 今回は、新型肺炎の原因となるコロナウィルス感染症について、わかりやすくお話してきました。 現在のところ、ワクチンや特効薬がない新型コロナウィルス感染症ですが、 今できる予防法をしっかりして、必要以上に怖がらずに対策していくことが大事かなと思います。 この記事を読んで、少しでも不安が軽くなるとうれしいです。

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子供の咳はコロナ?花粉症、黄砂、PM2.5との違いと見分け方

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新型コロナウイルス感染症の国内での流行が続いています。 小児は国内では感染者数が少なく、重症化が少ないと言われています。 小児は新型コロナに感染しても本当に問題ないのでしょうか? 小児の新型コロナ感染者は少ない 中国での約45000人の感染者の年齢分布(中国CDCのデータより) こちらは中国での約45000人のデータから見た新型コロナ患者の年齢分布です。 20歳未満の患者が明らかに少ないことがおわかりいただけるかと思います。 「そうか・・・中国の一人っ子政策もついにここに極まったか・・・」と思われるかもしれませんが、そうではありません。 中国の人口分布と中国での新型コロナ感染者の年齢分布との比較(中国CDCのデータより筆者作成) 中国の人口分布を見ると、20歳未満の人口もそれなりにいることが分かります。 しかし、一方で感染者は圧倒的に少ない・・・。 この傾向は中国だけではありません。 日本での新型コロナ感染者の年齢分布(厚生労働省4月17日発表資料より) 日本での感染者の年齢分布が厚生労働省から発表されています。 これを見てもやはり小児の感染者が少ないことが分かります。 確かに日本は少子化が進んでいますが、それにしても圧倒的な少なさです。 これは、小児では感染しないわけではなく、感染しても軽症で済むために大半の症例が見逃されていることが原因であると考えられます。 小児は大半が軽症例である アメリカでの新型コロナ患者の年齢別に見た入院者数、集中治療室入室者数、死亡者数とその頻度(CDCのデータを元に筆者翻訳) 小児では重症化する頻度が低いことが分かっています。 アメリカでの症例では、入院する症例、集中治療室に入る症例いずれも小児では稀です。 日本での新型コロナ患者の年齢分布と致死率(厚生労働省4月17日発表資料より筆者作成) 4月17日時点で、海外と同様に日本でも年齢が高くなるほど致死率も高くなっています。 私の周辺の小児感染症医からもほぼ軽症例ばかりと聞いています。 doi. mm6914e4より筆者作成) 小児での臨床症状も明らかになってきています。 アメリカでの新型コロナ感染者の成人と小児の臨床症状を比較した報告では、発熱、咳、息切れなどほとんどの症状の頻度が成人よりも低いようです。 つまり、成人に比べて小児は症状が乏しいことが分かります。 新型コロナウイルス感染症は、軽症であれば風邪と区別が付きません。 年齢別にみた1年間に風邪を引く回数(Lancet. 2003 Jan 4;361 9351 :51-9. ) これは年齢別に見た「1年間に風邪を引く回数」です。 大人の方はなんとなく気づいていると思いますが、子どもから大人になるにしたがって、風邪を引く回数は減っていきます。 子どもが熱を出すことは日常茶飯事であり、新型コロナに感染したとしても「ただの風邪」として見逃されている可能性は十分あるでしょう。 重症化しないわけではない 特に乳幼児や持病のあるお子さんは注意 小児であれば新型コロナに罹っても軽症なので大丈夫、というわけではありません。 もう少し年齢を細かく見てみると、重症度の違いが分かってきます。 小児における新型コロナの年齢別の重症度の違い Pediatrics April 2020, e20200702より筆者作成 中国の小児例2133例の報告によると、確かに小児例の大半は軽症~中等症です。 しかし、最重症の症例もゼロではありません。 特に1歳未満の乳幼児では、重症と最重症を足した割合が1割を超えています。 10代であっても16人に1人は重症または最重症になります。 これは決して安心できる数値ではありません。 子どもであっても絶対に「感染しない方が良い」感染症であることは間違いありません。 また持病のあるお子さんは特に注意が必要です。 アメリカで新型コロナと診断された小児345症例のうち、80例(23%)には少なくとも1つの持病がありました。 最も頻度が高いのは慢性肺疾患(喘息を含む)(40人)、心血管疾患(25人)、および免疫抑制状態(10人)だったとのことです。 また重症度が判明した295人小児例のうち、ICUに入室した6人の患者全員を含む37人中28人(77%)の入院患者は、1つ以上の持病を抱えていたとのことです。 入院していない258人の患者のうち、持病を持っていたのは30人(12%)だったとのことですので、やはり小児でも持病があると重症化しやすいものと考えられます。 大人も子どももやるべきことは同じ アメリカでは小児の90%が家庭内または市中で感染しているとのことです doi: 10. mm6914e4. 日本でも大人が持ち帰った新型コロナウイルスが家庭内で伝播し、子ども同士が遊ぶことで感染が広がる可能性があります。 子どもは重症化のリスクが少ないとしても、周囲に感染を広げないためにはやるべきことは大人と同じです。 新型コロナウイルス感染症が重症化しやすい人が気をつけるべきこと ・外出を控える ・こまめに手を洗う ・人との距離を保つ(2M以上) ・よく触る環境表面をこまめに消毒する です。 正しい手洗いと咳エチケット(首相官邸HPより) 咳やくしゃみなどの飛沫から感染することから、これらの症状のある人は周りの人にうつさないようにマスクの着用など咳エチケットを心がけましょう。 また手など触ったところからウイルスが広がり感染する可能性もあるため、こまめな手洗いを行うようにしましょう。 「子どもが咳エチケットとか手洗いとか難しいよ!」と思われる方も多いと思いますが、可能な範囲で、感染を広げないような工夫をしていきましょう。 3つの密を避けましょう(首相官邸HPより) 新型コロナウイルス感染症は、「密閉・密集・密接」の3要素を持つ空間で広がりやすいことも分かっています。 このような「3密空間」にいる感染者は、いない感染者よりも18. 7倍も他の人へ感染させやすいとのことです。 老若男女、全ての人が「3密空間」を避けることが新型コロナ対策では重要です。 特に16日以降は全国に緊急事態宣言が出されています。 家の中でも換気を良くし、適度な運動を行いながら、できるだけ外出をしないようにしましょう。

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