ミズノプロ 920。 アイアンの選び方。ミズノプロ920の特徴と評価

ミズノプロ 920アイアンの試打&評価/鍛造でこのやさしさを実現│楽しい GOLF LIFE

ミズノプロ 920

グローバルナビ• ジャンルナビ• コンテンツエリア ここからこのページの本文です• メインコンテンツ• ミズノ「ミズノプロ920」アイアン コラム KAZ 69年1月19日生まれ50歳。 身長173cm、体重72kg。 ゴルフデビュー98年10月。 05年夏オフィシャルハンディ取得。 現在は『12. 持ち球はドローと言いたいところだがフック。 好きなクラブはAW。 一応、日刊スポーツ社員のサラリーマンゴルファー。 ツイッター kazkawata 2019年9月24日0時00分 ミズノ「ミズノプロ920」アイアン どーもです。 ミズノのニューモデル「ミズノプロ」シリーズ最新モデル「ミズノプロ120」「同520」「同920」の3モデルのアイアンと「同FLI-HI」UT、「同T20」ウエッジの計5モデルを試打できました。 まずは最も簡単なモデルに見える「ミズノプロ920」アイアンから紹介しましょう。 〝ミズノプロ〟の名を冠しているモデルとは思えない見た目ですが、全てのゴルファーをカバーしようという考えが分かるモデルですね。 9シリーズの先代はだと思いますので、比較しつつ、早速いってみましょう! まずは見た目から。 構造的にはポケットキャビティですが、このポケットキャビティを前面に打ち出すモデルって最近希少価値が高いかも…。 写真を撮っていませんが、上から見るとそのポケットが2段構造になっています。 「ダブルポケットキャビディ」と命名されていました。 フェースはやや大きめ。 「ミズノプロ」シリーズとしては異例の大きさですが、まぁ、それは「ミズノプロ918」の時から書いていますので、ここでは辞めておきましょう。 ソール幅はフェースの大きさからすれば、やや狭めにも感じましたが、まぁ、ちょうど良い感じですかね。 「ミズノプロ918」よりは狭くなっているように見えました。 ネックはセミグース。 グース度合ですが、見た目では「ミズノプロ918」よりも強くなっているようにも感じました。 また、ボディは別モノだと一目見れば視認できます。 かなり低深重心を意識したモデルの印象で、いわゆるオートマック系アイアンを感じさせます。 構えてみるとこんな感じ。 顔つきからは扱いやすさを感じますね。 「ミズノプロ918」よりも若干ですがトゥ・ヒール方向の距離が長くなっていたように感じました。 今回試打したのは、スチールシャフト「NSPRO Zelos7」Sフレックス装着モデルの 7。 スペックは、ロフト角30度、ライ角61. 5度、長さ36. 75インチ、総重量396. 0g、バランスC9. シャフトスペックは、重量77. 5g、トルク2. 6、先調子。 試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用です。 持ったみた感覚ですが、重量的には軽めです。 グリップも細め。 スチールシャフトですが、手でしならせてみるとけっこうしなります。 しなりポイントは中間から先辺り。 ワッグルしてみても結構ヘッドが動くイメージで、素振りしてみてもヘッドの走り感を感じました。 実際に打ってみると、やさしく飛ばせるモデルだと実感できますね。 ミズノプロの名を冠したモデルではありますが、いわゆるオートマチック系アイアンですね。 払い打ち系でもしっかり球が上がって、つかまえてくれるイメージですが、ボクにはこのシャフトとの相性がちょっと気になりました。 というのは、スチールシャフトですがやはりかなりしなります。 このマッチングだと切り返してヘッドの存在感がなくなり、インパクト直前で突然その存在を感じるような、そんな感覚でした。 個人的には低深重心モデル用に開発した「NSPRO950GH neo」との相性が良さそうに感じましたが、まぁ、打てていないのであくまでも想像です。 スカイトラックの弾道データはこんな感じで その各球データはこちら。 【3球平均】 HS41. 4度、バックスピン量5271. 4rpm、サイドスピン-1068. 8rpm、飛距離181. 9y 【ベスト】 HS41. 1度、バックスピン量5254. 8rpm、サイドスピン-987. 3rpm、飛距離184. 9y 打感は柔らかめ。 かなりマイルドで、この辺はミズノならではでしょうね。 音はポケキャビの影響か、やや高めでした。 弾道はこんな感じで そのスカイトラックデータはこちら。 弾道的には高弾道です。 見た目通りの球の上がり方だと思います。 スピン量はロフトに対して適量イメージでした。 出球傾向ですが、ボクのスイングでドロー系。 でも、いつの通りの感覚ではなく、右前にヘッドを放り出すイメージで打って、です。 このマッチングでは結構つかまるイメージでした。 シャフトフィーリングですが、前述通り、結構しなるイメージでした。 気になるのは切り返しでヘッドが迷子になること。 ボクはヘッド重量を感じて自然に下ろしたいタイプです。 この組み合わせだとそれができなかった感は否めません。 スイングタイプ的にはスインガータイプ向けで、持ち球的には断然スライサー向けは間違いないでしょう。 いわゆるオートマチック系で、払い打ちでもしっかり球を上げてくれるし、つかまえてくれます。 ボクのイメージとしては、ややカット打ち気味のイメージでもしっかり球がつかまるイメージでした。 「ミズノプロ918」試打時はオリジナルカーボンシャフトで、ボク自身「ふがいない結果」と書いていました。 それに比べれば今回はまだ良い感じでしたが、正直もっと飛んでもいいかなとは感じました。 カーボンシャフト「MFUSION i」「OTi85」「MCI80」「ツアーAD75」ほか。

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新・貧打爆裂レポート『ミズノプロ920 アイアン』

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「いー球です」--。 そう絶賛するのは、ミズノが9月20日に発売する 『ミズノプロ 920』アイアンを試打した原英莉花プロだ。 同社は8月19日、神奈川県横浜市の練習場で記者発表会を開催、新商品『ミズノプロ 120』、『520』、『920』などをお披露目した。 2017年に「ミズノプロ」が再デビューした当初から、カスタムフィッティング専用モデルとして幅広い層に訴求してきたが、初中級者にも対応するポケットキャビティの『918』の販売構成比は19%と低い結果となっている。 それを受けて、今回のリニューアルを機に 「ミズノなのに、やさしい」をキャッチコピーに、 『920』を中心に初中級者からプロまで幅広いゴルファーまでカバーしていくという。 Contents• 「やさしさ&飛び」をキーワードに、『920』でやさしさを強調 新発売の『920』『520』『120』 発表会では、原英莉花、吉本ひかる、小鯛竜也などが試打するインプレッションPVでスタートした。 PVの最後を締めくくったのが原英莉花の「ミズノなのに、やさしい」という台詞。 そもそも、『ミズノプロ』は2017年9月発売当初、フィッティングを介してゴルフに真摯に取り組む初中級者から上級者まで全てのゴルファーへ向けたブランドとしてスタートした。 ところが同社の思惑とは少しズレ、『ミズノプロ』という往年のプロモデルと同じシリーズ名ということもあって、初中級者を始めベテランゴルファーにはアスリートモデルというイメージがいまでも強く根付いている。 それを払拭する一番手が『ミズノプロ 920』で、「飛び&やさしさ」を多くのゴルファーに訴求していく構えだ。 『920』はダブルポケットキャビティでシリーズ最大のスイートエリア 『920』はシリーズ最大のスイートエリア 前作『918』から『920』への改良点は、バックフェースのポケットキャビティが1段から2段に増えていることだろう。 写真を見て頂ければ分かる通り、バックフェースのポケットキャビティ部分が2段になっている。 これは鍛造後に機械加工している部分だが、1回の機械加工では幅広いポケットキャビティは加工できないのだとか。 そこで、2回に分けて機械加工を施すことで、幅広いポケットキャビティ構造を実現。 それによって、前作では24gだった余剰重量を、『920』では45gを確保。 大幅に増加した余剰重量を再配分することで、シリーズ最大のスイートエリアを実現。 さらに、重心もより深くなり、大型ヘッドで長い重心距離にも関わらず、ボールの捉まり具合、弾道の高さを向上させているという。 契約の原英莉花プロは、事前の試打インプレッションで「ミズノなのに、やさしいクラブだと思います」とやさしさを強調している。 2段になったポケットキャビティ 2018年最多勝利モデルの後継『520』は、ソール幅を改善 LPGA最多勝利アイアンの後継モデル シリーズで最も多くのゴルファーが購入しているのが『518』で、昨シーズンの日本女子ツアーで最多勝利を挙げている。 その後継機種が『520』で、改善点のひとつがソール幅。 グローバルイクイップメントプロダクト部の青木智明氏によると、 「『518』のロングアイアンはソール幅が狭く重心が浅いため、ボールが上がりにくいという評価がありました。 そこで、ソール幅を改善したのです」 ロングアイアン 5でソール幅をプラス0. 9㍉、ミドルアイアンの 7アイアンでプラス0. 6㍉、ショートアイアンは 9でマイナス0. 5㍉、ソール幅を改善することで、ロングアイアンではスイートスポットをより低く、重心深度をより深く、ショートアイアンではスイートスポットを高く設計して弾道の高さの適正化を図っている。 それがやさしさに繋がり、現在『518』を使用している吉本ひかるは、『520』について「出玉が思ったところに出やすく、振りやすいです。 『520』は前作よりも性能的にやさしくなっていると思います」と絶賛。 こちらも「ミズノプロ」のやさしさをPRしている。 「番手別」チタン+タングステン複合設計 また、キャビティ部のヘッド中央に比重の小さなチタンを内蔵し、トウ側には比重の大きなタングステンを配置( 4~7)することで、トウ・ヒール方向の慣性モーメントを拡大。 打点がややバラついても飛距離の低下を抑えつつ、安定した方向性を発揮しているという。 マッスルバックは逆テーパーで見た目と打感を両立した『120』 プロが好む打感と顔を実現した『120』 前作『118』同様、同社契約プロでも武藤俊憲や小鯛竜也などの使用を想定した『120』。 プロトタイプをツアープロが試打して開発へのフィードバックをするが、前出の青木氏によれば、プロが求める顔の良さはトップエッジの薄さが鍵となるという。 ヘッド中央を厚くしてトップブレードを薄くすると、見た目は良いが、それによってプロが求めるソリッドな打感は実現できないのだとか。 一方で、打感を優先すると、ヘッドの中央部を薄くするしかない。 そこで逆テーパーブレード形状を採用しながら、トップエッジ後方をカットしてシャープな顔つきとソリッドな打感を両立したという。 トップエッジ後方をカットしてシャープな顔つきとソリッドな打感を両立。 また、各番手ごとにブレードの厚みを変化させ、スイートスポットの高さの最適化を追求した番手別設計を採用。 ロングアイアンとミドルアイアンはスイートスポットを低く、ショートアイアンは高くすることで、各番手の打ちやすさとコントロール性能を向上しているという。 本当に『920』はやさしくなったのか? 前作と打ち比べ 果たして、本当に『920』はやさしくなったのか? 記者発表での原英莉花と吉本ひかるのデモンストレーションに加え、GEWの吉村記者も『920』と前作『918』を打ち比べて性能を動画で検証した。

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『ミズノプロ 920』アイアン登場 「ミズノなのに、やさしい」 原英莉花「いー球です」

ミズノプロ 920

19日、神奈川県の練習場にて、の新商品発表会が行われ、契約プロの原英莉花、吉本ひかるらがかけつけた。 新商品はカスタムオーダー専用クラブ、『プロ920』『同520』『同120』(1本19,000円+税〜)。 全国のGCF(ゴルフカスタムフィッティング)ショップ360店舗で発売となる。 1を目指す は2017年9月に『MP』から『プロ』へとブランドシフトするに辺り、フィッティングの強化を進めてきた。 ゴルファーの詳細フィッティングデータは累計29万人にも達し、同社ゴルフ事業部長の服部健策氏は「No. 1フィッティングカンパニーを目指す」と説明する。 「独自の最高のフィッティングで、一人ひとりに合ったものを、アマチュアからトッププロまで幅広く提供する。 やさしさ、飛び、打感などに優れた新商品もこのフィッティングを活用して、最高の結果に導きます」(服部氏) また、同事業部次長の藤原誠氏もこう言う。 「ベストなゴルフクラブと偶然出会うことは、限りなく少ない。 とメッセージを発している通り、実際ゴルファーの方々は様々なお悩みを抱えられています。 これに対し、の強みである【3球打つだけですべてが分かる】フィッティングでお悩みの解決をします。 その上で、今回の新作では【やさしさ&飛び】に特にご期待いただきたい。 『プロ920』 「やさしさ」をPRしたい同社の製品企画担当・青木氏は「今までならマッスルバックからでしたが、今回は違います」と、原英莉花がテスト中の『プロ920』から説明する。 「世の中のポケットキャビティは、フェース部とバック部の2つを別に成形して、最後に溶接する形で作っていますが、我々は鍛流線を残す丸棒からのネック一体成形で打感にこだわります。 そのため「デュアルT-SLOT加工」で【ダブルポケット】と呼ぶ削りを入れて、前作よりも大幅に削りを大きくして慣性モーメントUPと飛びを追求しています。 飛距離のためにソールも限界まで薄くしているため、強度を持たせるため、軟鉄にボロンを配合しました」(青木氏) 他モデル同様、グレインフローフォージドHD+銅下メッキが施された『プロ920』をテスト中の原英莉花も「打感がよくて球が上がりやすい。 大きく感じすぎない工夫もされていて、とにかくやさしいです。 合うシャフトを現在検討しており、ヘッド性能には100%の信頼を置いていると言う。 『プロ520』 近年ののアイアンでは最も成功したモデルである、昨季の【女子プロ最多勝アイアン】の『プロ518』。 何度も既報の通り、契約フリーに選ばれるこの完成したモデルをどう進化させるのか? 『プロ520』の答えはロングアイアンの番手をやさしくし、ショートアイアンのコントロール性を高めることだった。 具体的には、ロング・ミドルアイアンのソール幅を広くして深重心に、ショートアイアンは逆にソール幅を狭くした。 また、ヘッド内部にインサートされたタングステンとチタンの量も長い番手と短い番手で最適化。 吉本ひかるも「とにかく、ミスに強くなりました。 『518』とすごく似ていて飛びすぎず正確性もあり、打感もよくてミスに強い」と太鼓判を押す。 トップラインが薄いスタンダードな形状のAと、中央が薄くトップラインが厚いBで、ツアープロはどう判断したか。 Aの顔が好きだが、Bの打感がいいという結果で、二律背反した答えだった。 これをどう解消するか?の答えが上にいくほど分厚くなる「逆テーパーブレード設計」だ。 打感はトップラインの厚肉化で向上させ、顔はトップラインの後部をグラインドで取り、アドレス時にゴルファーに見えなくした。 そのため、トップラインが薄くシャープに見え、打感も向上できたと言う。 また、ロングアイアンは低重心に、ショートアイアンは高重心にしてコントロール性も向上させ、ソール形状を見直して抜けも良くなっている。 この「逆テーパーブレード設計」は、実はその他のモデル全てに採用されている。 また、クロモリ鍛造で飛びを強化したアイアン型UT『プロFLIHI』(1本23,000円+税)、タテ溝の追加でウェットな状態からのスピン量を大きく引き上げた『T20』ウェッジ(1本2万円+税〜)などを含め、9月20日から新作が一斉デビューとなる。

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