バリック・ゴールド 株価。 世界の金鉱株ランキングベスト10

【GOLD】バリックゴールドの株価と決算、配当

バリック・ゴールド 株価

産金世界最大手、カナダのバリック・ゴールドは25日、2位の米ニューモント・マイニングに178億ドル(約2兆円)規模の買収案を提示したと発表した。 買収案は全額株式交換で実施。 ニューモントを22日の終値を8%下回る1株33.50ドルと評価している。 ニューモントは先月、カナダのゴールドコープ買収案を発表しており、産金大手の間で三つどもえの買収合戦になる可能性が高まる。 ニューモントは、取締役会が今回の提案を検討するとしつつも、同社が発表したゴールドコープ買収計画の方が有益だとの考えを明確に示した。 金の価格が過去半年にわたり上昇する中、産金各社の統合が進んでいる。 バリックとニューモントは過去に統合をめぐる協議を繰り返したが、2014年に破談していた。 両社はネバダ州に保有する資産が隣接しており、統合すれば運営面でのメリットは大きい。 バリックのソーントン会長は「統合による相乗効果について繰り返しニューモントと協議してきた」が、「ゴールドコープの質の悪い資産を当社の資産に加えることに興味はない」と語り、ニューモントのゴールドコープ買収案を牽制(けんせい)した。 ニューモントのゴールドバーグCEOは「当社の株主はゴールドコープ株価の加重平均に17%を上乗せして同社を買収するか、当社の評価を低く見積もったバリックの提案を受け入れるかの選択を迫られる」と述べた。 (ブルームバーグ Danielle Bochove、Ed Hammond).

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バリック・ゴールド(Barrick Gold Corporation)決算|アメリカ株(米国株) | 投資の森

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最近、金価格が500ドルを超えている。 12月23日のNY商品取引所の06年2月物は、505.2ドルで終了した。 金価格が500ドルを超えたのは11月30日で、これは22年10カ月ぶりの高値であった。 その後、12月12日には終値で531.5ドル、瞬間では544.5ドルまで跳ね上がっていた()。 12月8日のブルームバーグの記事は、貴金属調査会社の英GFMSが予測する金価格は1年半のうちに1オンス当たり850ドルまで上昇する可能性があると報じていた()。 金価格に興味をもっているひとなら、先物取引業者、三井物産、三菱商事・・などが「金価格は1000ドル(を目指す)」なんてことを言ったり書いたりしていることはご存知だと思う。 信用するかどうかは別として、予測では4000ドル説だってある。 2004年に出版された『円高+株高そして金急騰!』という本では、2006年に金価格は1000ドルに達すると予測されていた。 そしてこの本では「25%部分的金本位制」になれば、金価格は4000ドルへ向かうと予測してた。 金価格は、2~3年前から(911後からか?)長期上昇トレンドに入っている。 まあ、さまざまな予測がどうであれ、ドル供給(流通)量が(金産出量より)増加しているのは事実なんだから、相対的に金価格(価値)が上昇することは正しいとも言えるわけだ。 実際、ロシア中央銀行は外貨準備高に占める金の割合を5%から10%に高めるとしているし、中国政府も金の準備を増やしている。 ヘッジファンドも、高騰した原油から資金を金へと移しているようにも見える。 さて、相場の話はここではいいとして、「 世界最大の産金会社が誕生」する。 10月31日に表面化したこの敵対的買収劇が先日合意に達したと報じられた。 買収されたのは、産金業界で世界5位の「プレーサー・ドーム」というカナダの会社。 買収側が世界3位の 「バリック・ゴールド」である。 この買収によって、現在世界1位の「ニューモント・マイニング」を産金高(埋蔵量)で抜き、世界最大の産金会社が誕生することになる。 これでオッペンハイマー家のアングロ・ゴールド(アングロ・アメリカン)がニューモント・マイニングに次いで3位になるのだから、今回買収合意した規模や意味がかなり大きいことは想像できる。 買収額も104億ドル(1兆2150億円)と巨大である。 は、 ピーター・ムンク創立者兼会長が率いる1983年に創業した比較的に新しい会社である。 現在のCEOは、グレゴリー・ウィルキンス48歳。 ピーター・ムンクくらい米国政権中枢に食い込んだ経営者は少ないと言われる老獪な経営者がバリックの創立者である。 本社はカナダ・トロント。 上述したように、創業20年ほどのバリックが老舗のアングロ・ゴールドを産金量で抜いたのだから、その「急成長」ぶりは突出している。 プレーサー・ドームを吸収することで、埋蔵量も、2位のニューモント・マイニングと3位のアングロ・ゴールドを遥かに(5割以上)上回ることになる。 ピーター・ムンクが米国政権中枢に食い込んだと言われる理由を知るには、バリック・ゴールドの国際諮問委員会(顧問団)に注目すればよい。 現在も理事会のメンバーである。 ジョーダンはクリントンの親友として知られるが、彼はビルダーバーグの常任理事であり、リップルウッドのティモシー・コリンズの後見人でもあり、新生銀行のシニア・アドバイザーも務めている。 ブンデスバンクは欧州中央銀行(ECB)のモデルであり、オットー・ぺールはECB創設に大きく関わった人物である。 中央銀行家として知られるオットー・ペールは、ドイツの投資銀行サル・オッペンハイムとその親会社であるスイスのサル・オッペンハイム銀行の取締役である。 ユニリーバやロイヤル・ダッチ・シェルの取締役を務めた経歴も持つ。 さらに、過去も含めて、J・P・モルガン、ロールス・ロイス、カーライル・グループの諮問委員会のメンバーにもなっている。 ピーター・ムンク グレゴリー・ウィルキンス最高経営責任者 簡単にピーター・ムンクを紹介する。 ピーター・ムンクは1927年にハンガリーで生まれたユダヤ系である。 妻はリンダ・ムンク。 息子アンソニーは現在、バリック・ゴールドの理事会に名を連ねている。 娘ニーナはサイトを持っている()。 ピーター・ムンクは、83年にバリック・ゴールド社を創業し金採掘事業に参加してから、いくつも企業を買収してバリック社を大きくしてきた()。 いきなり現われ「大物」になったこいつはどうも臭い。 こいつの80年代以前を調べてみる価値はあるだろう。 ムンクのバックには大きな資金源が存在した考えるべきなので、少し調べてみた。 カショギはカーライルに関わってきた人物でもある。 すなわち、ブッシュ(父)とカーライルがここに絡まってくることになる。 画像クリックで拡大、英文サイトに飛ぶ 右のハゲがカショギ、中央はブッシュ父 日本語でも検索してみたら、記事が1件だけ「日経BP」から出てきた。 そこには最後に次のように書いてあった。 有名な武器商人アドナン・カショギ氏と組み70年代にホテル業から 身を起こしたこのハンガリー系ユダヤ人は、「大統領の陰謀」で舞 台となったウォーターゲートビル(ワシントン)、シアーズタワー (シカゴ)など著名物件を持つ不動産王でもある。 () 文中に出てくる「ハンガリー系ユダヤ人」がピーター・ムンクである。 「不動産王」とも書いてある。 ウォーターゲート事件の上院特別委員会副委員長を務めたのは、バリック・ゴールド顧問団のハワード・ベーカー元駐日大使であった。 【ウォーターゲートビル】 【シアーズタワー】 443m 110階 また時間のあるときにでもピーター・ムンクを詳しく調べる必要がありそうだな。 ダイアナ妃と一緒に死んだドディ・アル=ファイドもカショギ一族である()。 「Barrick Gold, JP Morgan Chase Sued for Gold Fraud 」 世界最大の産金会社誕生へ、バリックがプレーサー買収 12月22日、世界最大の産金会社が誕生へ。 買収合意し握手するバリック・ゴールドのウィルキンス最高経営責任者(CEO)(左)と プレーサー・ドームのトムセットCEO [トロント 22日 ロイター] カナダの産金大手バリック・ゴールドは、同国の鉱業大手プレーサー・ドームに対する買収提示額を104億米ドルに引き上げ、プレーサーの合意を取り付けた。 これにより、世界最大の産金会社が誕生する。 バリックは、プレーサーに対する買収提示額を、従来の1株当たり20.50米ドルから、同22.50米ドルに引き上げた。 この買収が実現すれば、バリックは、米ニューモント・マイニング、南アのアングロゴールド・アシャンティを抜いて世界最大手となる。 バリックは従来の買収提示額を引き上げないと繰り返し表明していたが、最終的に引き上げを決定した。 バリック・ゴールド社とは 『円高+株高そして金急騰!』近未来経済予測2004年後半 『ゴールド』金と人間の文明史.

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【金鉱株】バリック・ゴールド(GOLD)

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その背景には各国中央銀行が緩和的な金利政策を今後も当分の間維持せざるを得ないだろうという諦観が市場参加者の間に広がっていることがあります。 これに加えて 産金会社がようやく金生産を絞り込み始めたため、需給関係が改善したことも指摘できます。 ワールド・ゴールド・カウンシルによると、2015年第4四半期の産金会社からのゴールドの供給は、前年比-9%の809. 8トンでした。 その一方でインド(+6%)、中国(+3%)、米国(+6%)からのゴールドの需要は増加しており、全体で見ると需要は+4%でした。 2008年までは売り手に回っていた 中央銀行が、近年は買い手に回っていること、 ETFからの売り圧力が一巡したことなども需給改善の要因です。 ハーモニー・ゴールド・マインズ は南アフリカ第3位の産金会社です。 同社の米国預託証券(ADR)はニューヨーク証券取引所に上場されています。 普通株:ADR比率は1:1です。 発行済み株式数は4. 36億株です。 同社は1995年から2007年までバーバード・スワネポルという経営者により経営されていました。 スワネポルは2000年代半ばにライバルのを、「小が大を呑む」カタチで買収しようとし、それに失敗し、同社を去ります。 その後、南アの金山はどこも金塊のグレードが劣化し、採掘コストが上昇し、労働争議が頻発しました。 そのような環境の中でハーモニーの業績も悪化しました。 同社はじっくりと現場のオペレーションを立て直すことで最近、ターンアラウンドしています。 先頃発表された2015年12月31日締めの第2四半期決算では売上高が3. 21億ドル、EPSが1¢と黒字化しました。 金生産の際に発生する残土を、ていねいに極小化する努力で、グレードは+7%上昇しました。 また生産高も+2%でした。 その一方で採掘コストは-7%改善し、1オンス当たり950ドルに下がりました。 第2四半期の営業キャッシュフローは7,300万ドルでした。 同社は過去に比較的高コスト体質だったので、採掘コストが下がってくると業績は著しく伸びます。 別の言い方をすれば、オペレーティング・レバレッジがあるわけです。 これに加えて、同社はパプア・ニューギニアにゴルプという金山を持っています。 この鉱床はエンパイア・ステート・ビル5個分に相当する大きさで、2,020万オンスのゴールド、940万トンの銅が眠っているとされます。 その権益の半分をニュークレスト・マイニングに売却し、それで得た現金を負債の返済に充てました。 その関係で現在の同社の負債総額は1. 6億ドルであり、これは産金会社としてはかなり少ない金額です。 同社の場合、最近になって営業キャッシュフローが黒字転換したわけですが、目先は借金を返済することを経営の最優先課題とし、今年中に無借金経営に持って行きたいとしています。 バリック・ゴールド は世界最大の産金会社です。 同社は本社をカナダに置いていますが、同社株はトロント市場に加えニューヨーク証券取引所でも取引されています。 また決算は米ドルで出しています。 バリック・ゴールドは買収に次ぐ買収で大きくなってきた経緯があり、比較的負債が多いです。 その関係で、金価格が低迷した折には高い負債比率が嫌気され、株価が低迷する原因となりました。 このため同社は徹底的なコスト管理で採掘コストを下げることを経営の最重要目標に据え、かなりの進捗が見られました。 先頃発表された第4四半期決算では、EPSが予想6¢に対して8¢、売上高が予想22. 1億ドルに対して22. 4億ドルと良い結果でした。 2015年は4年ぶりに営業キャッシュフローが黒字転換しました。 通年の営業キャッシュフローは4. 71億ドル、第4四半期は3. 87億ドルでした。 フリー・キャッシュフローも下のグラフのように良い感じで改善中です。 アグニコ・イーグル・マインズ はカナダの中堅産金会社です。 同社株はトロント市場の他、ニューヨーク証券取引所でもトレードされています。 2015年通年の金生産高は167万オンスでした。 採掘コスト(AISC)は1オンス当たり810ドルでした。 これは会社側のガイダンスである850ドルより低いコストでした。 同社は2018年にかけて毎年155万オンス前後の金を生産してゆく計画です。 採掘コストは850ドルから890ドルのレンジを予想しています。 同社は探索予算を倍増させる計画を持っています。 これは大手産金会社の経営戦略の真逆を行くやり方です。 同社の場合、低コスト体質ですし、営業キャッシュフローを生む力には問題は無いので、この戦略は理に適っていると思います。 2015年中に同社は負債を1. 9億ドル圧縮しました。 現在の総負債額は10億ドルです。 長期負債の返済スケジュールを見ると、2016年は2,000万ドル、2017年は1. 25億ドルが償還となります。 現在、手元の現金は1. 32億ドル、クレジット・ファシリティーは9. 35億ドルあるので、返済能力に問題はありません。 ヤマナ・ゴールド はカナダのトロントに本社を置く産金会社です。 同社の金山は主に南米に所在しています。 ヤマナ・ゴールドの第4四半期決算はEPSが予想-1¢に対して-8¢でした。 金生産高は34. 6万オンスでした。 2015年通年の金生産高は128万オンスでした。 2016年に関しては123~131万オンスの金生産を見込んでいます。 ヤマナ・ゴールドの純負債は16億ドルです。 このうち2016年に支払期限が来る借入は9,700万ドル、2017年は1,600万ドルです。 このように向こう2年の返済スケジュールには無理は無く、十分フリー・キャッシュフローで支払できる見込みです。 採掘コストは2014年が954ドル、2015年が868ドルでした。 2016年はこれが840ドルまで下がってくる見込みです。 一方、金生産高は2015年が128万オンスに対し、2016年は123~131万オンスを見込んでいます。

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