アスペルガー 症候群 チェック。 【比較】HSPとアスペルガー症候群の違いとは?症状は似てるが別物です

「大人の発達障害」を疑ったら試したい20のチェックリスト

アスペルガー 症候群 チェック

は、と呼ばれるのひとつで、典型的なとは異なり、知的発達と言語発達の遅れがみられないものを指します。 自閉症スペクトラムには2つの特徴があり、1. コミュニケーションや対人関係の困難、2. 限定的な興味やこだわりが強い点が挙げられます。 しかしながら知的発達・言語発達の遅れがないために表面上はコミュニケーションが取れることも多いことから、大人になって初めてアスペルガー症候群と診断される方も多いです。 アスペルガー症候群の症状やとの違いなどについて、昭和大学発達医療障害研究所 講師の太田 晴久先生にうかがいました。 アスペルガー症候群とは 知的発達・言語発達の遅れがみられない自閉症スペクトラムのひとつ とは、をはじめとするのひとつです。 自閉症とよく似た特性を持ちます。 しかしながら典型的な自閉症と異なり、知的発達の遅れと言語発達の遅れの双方がみられない点が特徴です。 アスペルガー症候群を含む、自閉症スペクトラムに共通する3つの特徴• コミュニケーションや対人関係が苦手• 興味の偏りやこだわりの強さ• 感覚の偏りや動きのぎこちなさ アスペルガー症候群を含む自閉症スペクトラムの症状 コミュニケーションの困難さ はのなかでも知的発達や言語発達の遅れがみられないため、表面上は会話ができているようにみえます。 しかし、あいまいな表現や行間を読むことが苦手なため、何となく話が通じにくいという面があります。 言外のコミュニケーション(相手の表情を読み取る、身振り手振りなど)もうまく理解することができません。 あいまいな言葉や指示が苦手• 指示されたこと以外ができない(想像することが苦手)• 相手の表情を読み取る、身振り手振りを理解することが苦手 対人関係の困難さ アスペルガー症候群を含む自閉症スペクトラムの患者さんは、他者への関心が薄いことから 相手の気持ちを理解することが苦手です。 そのために、会話が一方的だったり、自分の興味のない話だとまったく関心を示さなかったりといったことが起きます。 会話が一方的• 自己中心的な行動をしてしまう• 空気が読めず、場にそぐわない発言や行動をしてしまう• 関心があることに対しては、類まれな記憶力や集中力を発揮します。 一方、こだわりが強く自分が納得できるまで物事に取り組むことから、要領があまりよくない、急なスケジュール変更などに対応しにくいという面もあります。 記憶力や集中力が非常に高い• ルールを忠実に守る• 融通を効かせることが苦手• 要領があまりよくない 感覚の偏りや動きのぎこちなさ アスペルガー症候群含む自閉症スペクトラムの患者さんは、ある感覚が過敏だったり、鈍感だったりすることがあります。 また、手先が不器用、球技が苦手など動きのぎこちなさがみられることもあります。 感覚の偏りや動きのぎこちなさから、以下の行動がみられます。 特定の音や感触を嫌う(好む)• 暑さや寒さ、痛みに対して鈍感• 姿勢が崩れがちである• 細かい作業が苦手• 文字の読み書きが苦手 子どものについては 大人の自閉症については アスペルガー症候群の症状は大人と子どもで差はない アスペルガー症候群の症状は、大人と子どもで共通していて差はありません。 であることから、子どものころから症状が持続しています。 ただ、幼いころに周囲のサポートなどが密で症状があまり問題とならない環境だと、アスペルガー症候群と気づかれないまま大人になってしまうことがあります。 アスペルガー症候群は発見が遅れる傾向 発見が遅れると、うつ病などの二次障害を引き起こすリスクも は、知的発達や言語発達の遅れがないです。 そのため、一見すると何も問題がないようにみえ、表面上のコミュニケーションは取れることから発見が遅れがちです。 発見が遅れると、仕事のミスや人間関係の悪化から自尊心が低下し、などの二次障害に発展する場合があります。 アスペルガー症候群は知的発達や言語発達の遅れがなく、また学業が得意な場合もみられることから、学生時代にはあまり問題視されることなく過ごせることがあります。 しかし、大人になって就職活動や仕事においてコミュニケーション能力が要求されると、アスペルガー症候群の症状による困難が顕在化して社会生活に影響が出てしまうのです。 アスペルガー症候群の治療 薬による治療はなく、コミュニケーションのトレーニングなどを実施 現在(2017年)、を含むには、のように症状に対して効果のある薬はありません。 そのため、基本的にはソーシャルスキルトレーニングなどコミュニケーション能力を高めるトレーニングや、周囲へのサポートを厚くすることでアスペルガー症候群の症状で生じる困難を緩和していきます。 アスペルガー症候群の患者さんの症状への対処法 アスペルガー症候群の患者さんが、自身でできる症状への対処法は3点あります。 自分の障害特性について理解すること• 学校・職場など、自身の特性に合った環境を選択できること• 特性によって困った際に、周囲に助けてもらえる環境を整えること アスペルガー症候群の特性は出てしまうものとしてとらえ、なるべく特性によって生活が妨げられることのないよう、周囲の手を借りながら生活していくことが大切です。 アスペルガー症候群とADHDの違い との違いについて、疑問に思われる方も多いことでしょう。 ADHDは、アスペルガー症候群とちがい、不注意・衝動性・多動性の3つを主症状とするです。 どちらの発達障害も対人関係に困難をきたしますが、その理由は異なります。 アスペルガー症候群が相手の気持ちをうまく理解できないために対人関係に困難が生じるのに対し、ADHDは相手の気持ちは理解できるものの、衝動性による失言、不注意によるケアレスミスの多発などで最終的に対人関係に困難が生じます。 なかには、不注意・衝動性・多動性の症状がみられる発達障害であるADHDとアスペルガー症候群の両方の特徴がみられる方もいます。 子どものADHDについては 大人のADHDについては.

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アスペルガー症候群

アスペルガー 症候群 チェック

こちらで紹介するのは、千葉大学若林教授による『自閉症スペクトラム指数(AQ)日本語版』を元に作成した自閉症スペクトラム指数を計算するWebアプリです。 質問は全部で50問あります。 すべての質問に回答してください。 質問に対して 1.そうである 2.どちらかといえばそうである 3.どちらかといえばそうではない(ちがう) 4.そうではない(ちがう) のうちから、自分について最も当てはまる数字を選んでください。 設問 1 2 3 4 1. 何かをするときには、一人でするよりも他の人といっしょにする方が好きだ。 同じやりかたを何度もくりかえし用いることが好きだ。 何かを想像するとき、映像(イメージ)を簡単に思い浮かべることができる。 ほかのことがぜんぜん気にならなくなる(目に入らなくなる)くらい、何かに没頭してしまうことがよくある。 他の人が気がつかないような小さい物音に気がつくことがよくある。 車のナンバーや時刻表の数字などの一連の数字や、特に意味のない情報に注目する(こだわる)ことがよくある。 自分ではていねいに話したつもりでも、話し方が失礼だと周囲の人から言われることがよくある。 小説などの物語を読んでいるとき、登場人物がどのような人か(外見など)について簡単にイメージすることができる。 日付についてこだわりがある。 パーティーや会合などで、いろいろな人の会話についていくことが簡単にできる。 自分がおかれている社会的な状況(自分の立場)がすぐにわかる。 ほかの人が気がつかないような細かいことに、すぐ気づくことが多い。 パーティーなどよりも、図書館に行く方が好きだ。 作り話には、すぐに気がつく(すぐわかる)。 モノよりも人間の方に魅力を感じる。 そうすることができないとひどく混乱して(パニックになって)しまうほど、何かに強い興味を持つことがある。 他の人と、雑談のような社交的な会話を楽しむことができる。 自分が話をしているときには、なかなか他の人に横から口をはさませない。 数字に対するこだわりがある。 小説を読んだり、テレビでドラマなどを観ているとき、登場人物の意図をよく理解できないことがある。 小説のようなフィクションを読むのは、あまり好きではない。 新しい友人を作ることは、むずかしい。 いつでも、ものごとの中に何らかのパターン(型や決まりなど)のようなものに気づく。 博物館に行くよりも、劇場に行く方が好きだ。 自分の日課が妨害されても、混乱することはない。 会話をどのように進めたらいいのか、わからなくなってしまうことがよくある。 細部よりも全体像に注意が向くことが多い。 電話番号をおぼえるのは苦手だ。 状況(部屋の様子やものなど)や人間の外見(服装や髪型)などが、いつもとちょっと違っているくらいでは、すぐには気がつかないことが多い。 自分の話を聞いている相手が退屈しているときには、どのように話をすればいいのかわかっている。 同時に2つ以上のことをするのは、かんたんである。 電話で話をしているとき、自分が話しをするタイミングがわからないことがある。 自分から進んで何かをすることは楽しい。 冗談がわからないことがよくある。 相手の顔を見れば、その人が考えていることや感じていることがわかる。 じゃまが入って何かを中断されても、すぐにそれまでやっていたことに戻ることができる。 人と雑談のような社交的な会話をすることが得意だ。 同じことを何度も繰り返していると、周囲の人からよく言われる。 特定の種類のものについての(車について、鳥について、植物についてのような)情報を集めることが好きだ。 あること(もの)を、他の人がどのように感じるかを想像するのは苦手だ。 自分がすることはどんなことでも慎重に計画するのが好きだ。 社交的な場面(機会)は楽しい。 他の人の考え(意図)を理解することは苦手だ。 新しい場面(状況)に不安を感じる。 初対面の人と会うことは楽しい。 社交的である。 人の誕生日をおぼえるのは苦手だ。

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大人のアスペルガー症候群をチェックする方法とは

アスペルガー 症候群 チェック

アスペルガー症候群 診断チェック そもそも「アスペルガー症候群」とは、自閉症の1つで、 他人との社会的関係が上手く築けない、コミュニケーション能力に欠ける、想像力や創造性に欠けるといったことから診断される病気です。 他にも 興味が特定の対象に限定されやすい、日常生活がパターン化しやすいといった特徴があり、これだけを見ると「もしかして私も…?」とドキっとしてしまいますよね。 そんな方は、千葉大学の若林明雄著書「自閉症スペクトラム指数 AQ 日本語版について」を元に分かりやすく作成された「」を試してみると良いかもしれません。 50問の質問に答えるだけで、アスペルガー症候群の傾向があるかチェックすることができますよ。 まずはへ行き、「チェックをはじめる」へ。 質問が表示されるので、• そうである• どちらかといえばそうである• どちらかといえば違う• そうではない 違う と4つの選択肢から自分に当てはまるものを答えていきます。 50問を終えると診断結果が表示され、今回は「特に問題ありません(12点)」と出ました。 点数は100点満点で、点数が高いほど自閉傾向が強く、66点以上でアスペルガー症候群の可能性が高くなるそう。 もちろんこの診断は簡易チェックですが、点数が高かった方は心療内科などに相談してみることをオススメします!.

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