スペシャリスト 映画。 映画『スペシャリスト(1994)』あらすじとネタバレ感想。動画フルを無料視聴できる配信は?

「スペシャリスト」ネタバレ!あらすじやラスト最後の結末と見どころ!

スペシャリスト 映画

本作の主題となる人物アドルフ・アイヒマンは、1906年3月19日、ドイツ連邦共和国のノルトライン=ヴェストファーレン州ゾーリンゲンに生まれた。 1913年に一家でオーストリアに移住。 学生時代は成績不良で、複数の学校で退学・中退を繰り返す。 父の採鉱会社で数ヶ月間働いた後、家電製品の販売員を経て石油会社の販売人になるが、1933年に人員削減の対象となり解雇された。 1932年にナチス党員になり、後に親衛隊(SS)の中佐に昇進する。 そして1942年以降、アドルフ・ヒトラーのユダヤ人撲滅作戦の責任者の一人となる。 彼は親衛隊大将ライハンルト・ハイドリヒ(1904年~1942年)から、ドイツ占領下の東欧にあるゲットーや絶滅収容所へ向け、ユダヤ人を大量移送する計画の実行・促進を命じられたのであった。 第二次世界大戦終焉後、米軍に逮捕されるが、1946年に脱走。 逃亡の末、1958年にアルゼンチンに落ち着いた。 アイヒマンはイスラエル北部のハイファ近郊ヤグル・キブツ内にある厳重警備の警察署に移送され、同署で九ヶ月間過ごす。 イスラエル側は、証拠資料および証人の宣誓証言のみに基づいてアイヒマンを裁判にかけることを良しとせず、彼を連日尋問した(尋問記録は3500ページを超えた)。 このとき尋問を担当したのは、ベルリン生まれのイスラエル警察職員アヴナー・レス(1916年~1987年)。 主にヤド・ヴァシェム(1953年に設立された、ユダヤ人虐殺およびその犠牲者を記念するイスラエルの公的機関)と、アイヒマン捕縛に一役買ったナチ・ハンターのトゥヴィア・フリードマン(1922年~ 2011年)提供による資料を参照したおかげで、レスはアイヒマンが尋問中に嘘をついたり話をはぐらかそうとした場合、それを見抜くことができた。 その後、アイヒマンに自らの所業を認めざるを得なくさせる追加情報がもたらされた際、この元親衛隊中佐は、自分はナチ内部で何ら権限を持たない存在であり、単に命令に従っただけだと主張した。 このときレスは、アイヒマンが自らの罪の重さを認識しておらず、何ら良心の呵責を覚えていないことに気づく。 1961年4月11日、イェルサレム地方裁判所でアイヒマン裁判が開始された。 アイヒマンに対する告発の法的根拠は、1950年のナチおよびナチ協力者法であった。 同法によりアイヒマンは人道性に対する犯罪、戦争犯罪、ユダヤ人に対する犯罪、犯罪組織の構成員であったことなど、15におよぶ刑事上の容疑で起訴された。 主任検察官はイスラエル人ギデオン・ハウスナー(1915年~1990年)。 ハウスナーの補佐を務めたのは、司法省のガブリエル・バック(1927年~)と、テル・アヴィヴ地方検事ヤーコヴ・バロール。 弁護団は、ドイツ人弁護士ロベルト・セヴァティウス(1894年~1983年)、弁護士助手ディーター・ヴェヒテンブルッフとアイヒマン自身。 イスラエル政府は、さまざまなメディアがアイヒマン裁判を取材・報道するようお膳立てした。 世界中の有力紙が記者をイェルサレムに送り込み、この裁判をめぐる記事を第一面に配した。 裁判はイェルサレムの中心部にある劇場(現:ジェラルド・ベハール・センター)でおこなわれた。 アイヒマンは、防弾ガラスで周囲を囲まれたブース内に座る。 暗殺の試みから彼を守るためである。 建物は記者たちが裁判の様子を閉回路テレビ(限られた数の受信者にサーヴィスすることを目的としたテレビ伝送システム)で眺めることができるよう変更を加えられており、劇場自体750の座席を有していた。 これはイスラエル人たちにとって初めてテレビの生放送を目にする機会となり、撮影されたヴィデオ素材は毎日アメリカ合衆国へ空輸され、翌日テレビ放映された。 訴追は56日間にわたっておこなわれ、数百におよぶ証拠書類が参照され、112名の証人(その大半がホロコーストの生還者)が召喚された。 ハウスナーはアイヒマンの罪状を立証するだけでなく、ホロコーストの全貌を描き出すデータをも提示することで、包括的な記録を作り上げることを意図していた。 セルヴァティウス弁護士は、アイヒマンに直接関係ないデータの提示を繰り返し抑制しようとし、概ね成功した。 裁判では戦時の記録文書に加え、アイヒマン尋問時の録音テープや筆記録、オランダ人元対独協力者(武装親衛隊員)でジャーナリストのヴィレム・サッセン(1918年~2002年)が、1956年暮れから1957年にかけて評伝執筆のためヴェネズエラでアイヒマンに取材した際の記録も証拠として提出された(ただし後者の場合、取材時におけるアイヒマンの自筆メモのみが証拠として認められた)。 検察側が提出した証拠のなかには、主要な元ナチ党員たちによる証言録取書も含まれていた。 弁護側は、反対尋問を可能とするために、証言した元ナチ党員たちをイスラエルに召喚するよう要求。 しかし主任検察官ハウスナーは、イスラエルに入国した戦争犯罪人は誰であれ逮捕しなくてはならないと言明した。 検察側が弁論を終えると、弁護側はアイヒマンに長々しく直接尋問しつつ、冒頭陳述をおこなった。 モシェ・パールマン(1911年~1986年)やハンナ・アーレント(1906年~1975年)といった裁判を傍聴した知識人たちは、アイヒマンのありふれた外見や感情を表にあらわさない態度に注目する。 このときアイヒマンは、「自分には命令に従う以外に選択肢がなかった」のだと主張した。 このような主張は、1945年から1946年にかけておこなわれたニュルンベルク裁判の被告人たちもおこなったものである。 つまりアイヒマンは、決定は自分が下したものではなく、ハインリッヒ・ミューラー、ラインハルト・ハイドリヒ、ハインリッヒ・ヒムラー、そして最終的にはアドルフ・ヒトラーが下したのだと主張したのであった。 セルヴァティウス弁護士は、ナチ政府の決定は国家無答責であって、通常の訴訟手続きには属さないものであると申し出た。 ヴァンゼー会議(ヒトラー政権の高官15名が1942年1月20日にベルリンのヴァンゼー湖畔に集まって、ユダヤ人の抹殺を討議した会議)に関しては、アイヒマンはその結果に満足と安堵を覚えたと語った。 というのも、彼の上役たちが絶滅政策をはっきりと決定したことで、(決定に関わらなかった)自分はいかなる罪からも放免されたと感じたからであった。 尋問最終日、アイヒマンは移送手配に関して自らの罪を認めたが、同時にその結果に関しては罪の意識を覚えていないと述べた。 ハウスナー検察官は反対尋問中、アイヒマン個人の罪を本人に認めさせようとし続けたが、その種の告白を引き出すことはできなかった。 アイヒマンは、自分がユダヤ人のことを良く思わず、敵だとみなしていることを認めたが、彼らに対する絶滅政策は正当化できないと考えていた。 1945年にアイヒマンが漏らした「私は笑いながら墓に飛び込む。 その後の尋問で、アイヒマンは上記の発言がユダヤ人に言及したものであることを認めたが、同発言は当時の自分の見解を正確に反映したものであると述べた。 評決は1961年12月12日に読み上げられた。 裁判官たちはアイヒマンに対し、個人としての殺人罪、「アインザッツグルッペン」(ドイツ語で「出動集団」「機動部隊」の意。 「ユダヤ人問題の最終解決」の実行において主導的役割を果たした)の活動を監督した罪には問われないと宣した。 他方彼は、移送列車内の劣悪きわまりない環境や、移送のため大勢のユダヤ人たちを捕縛・連行させた責任を問われた。 アイヒマンは人道に対する罪、戦争に対する罪、ポーランド人やスロヴェニア人やジプシーに対する罪で有罪判決を受けた。 裁判官たちはアイヒマンが命令に従っただけでなく、ナチの大義を誠心誠意信奉し、大量虐殺を遂行するにあたって欠かせない役割を担った人物であると結論づけた。 そして1961年12月15日、アイヒマンは死刑を宣告される。 セルヴァティウス弁護士は、イスラエルの司法権とアイヒマン告発の合法性をめぐる法的議論に焦点を当てつつ評決に異議申し立てをした。 1962年3月22日から29日にかけて、審理がおこなわれる。 アイヒマンの妻ヴェラがイスラエルを訪れ、4月末に夫に面会(二人が顔を合わせたのは、これが最後の機会となった)。 5月29日、イスラエル最高裁判所は弁護側の異議申し立てを棄却し、地方裁判所の判決を全面的に支持した。 一方、アイヒマンはイスラエル大統領イツァク・ベン=ズヴィ(1884年~1963年)に、ただちに恩赦を申請した。 哲学者のフーゴ・ベルクマン(1883年~1975年)やマルティン・ブーバー(1878年~1965年)、作家パール・バック(1892年~1973年)、教育家・宗教哲学者エルンスト・ジーモン(1899年~1988年)といった著名人が、アイヒマンへの恩赦を請願する。 イスラエル初代首相ダヴィッド・ベン=グリオン(1886年~1973年)が問題解決を図って特別に閣議を開き、5月31日午後8時にアイヒマンは恩赦の申請が却下されたことを知らされる。 死刑執行は同日深夜に予定される。 そしてアイヒマンは、予定通り1962年5月31日真夜中少し前に、イスラエル中央地区のラムラにある刑務所内で絞首刑に処せられた。 処刑前、アイヒマンは最後の食事を拒否し、ワインを少量だけ飲んだ。 また彼は、処刑時の慣習である黒頭巾を被ることも拒否した。 最後にアイヒマンは、以下の言葉を残した。 「ドイツ万歳、アルゼンチン万歳、オーストリア万歳。 私が最も強く結びつき、そして忘れない三つの国だ。 妻、家族、友人たちに挨拶を送る。 準備はできた。 人の宿命として、私たちは間もなく再会するだろう。 神を信じつつ、私は死ぬ」。 処刑終了後間もなく、アイヒマンの遺体は内密に火葬された。 6月1日午前4時、その遺灰はイスラエル海軍の警備艇に乗せられ、地中海の国際水域に撒かれた。

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スペシャリスト(1970) : 作品情報

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元CIAの爆破工作員レイは、謎の美女メイから彼女の両親を殺した3人の犯人、マイアミを牛耳るキューバ系犯罪組織のボスとその手下を爆殺するという仕事を依頼される。 レイが鍛え抜かれた爆破技術を駆使して次々と標的を仕留めるなか、組織は警察と組んで厳重な捜査網を敷く。 捜査を指揮するのはレイのCIA時代の上司で、10年前に起こったある作戦上のトラブルから永遠の宿敵となっていたネッドだった。 彼はなぜか一連の爆破事件がレイの仕業だということを知っていた。 すべての仕事を終えたレイは、メイと激しい恋に落ちる。 しかし一方でネッドは、復讐に燃えるメイを利用してレイを巻き込み、爆破犯人に仕立て上げたうえ、自分の手で彼への恨みを晴らそうと企んでいたのだった。 S・スタローンとS・ストーンが初共演、ダイナミックな爆破シーンが見もののハード・アクション。 キャスト• 最新ニュース 注目のレビュー:スペシャリスト〈1994年〉• 2013-04-06 by ケーブルTVでやっていたので、再見。 2007-02-03 by 豪華な俳優陣。 テンポよく迫力もあり…SSの美しさも健在。 テロ撲滅を切に望む世界感情にてらしていかがなものか? 2人がこのレビューに共感したと評価しています。

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スペシャリスト(1970)

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メイの熱意と魅力的な声に惹かれ、レイは行動を起こし、1人ずつ標的を仕留めていき、ついに復讐を果たしたかに思われたのですが・・・ シルベスター・スタローンとシャロン・ストーンが初共演して注目されたサスペンスアクションです。 この「スペシャリスト」を動画で見たい!なら で今すぐ無料で見る事が出来ます。 無料登録して、31日間のお試しの後で本契約をするかどうか決めれば良いです。 「スペシャリスト」ネタバレ CIA特殊工作員として働いていたレイ・クイック シルベスタ・スタローン。 当時から爆破技術に長けていました。 上官であるネッド・トレント ジェームズ・ウッズ と任務に就いていた時、爆破を仕掛けターゲットを待っていると、予定の場所に現れたターゲットが子供を連れてやってきます。 レイはネッドに爆破をやめるよう掛け合いますが、レイの訴えも空しく関係のない子供までも巻き込んでターゲットが爆破されてしまうのです。 この一件でレイは工作員を辞め爆破を専門とした依頼を受け仕事をする日々をおくります。 ある日、メイ・マンロー シャロン・ストーン という女性から爆破依頼の電話を受けます。 メイは3人の殺害を依頼してきましたが、レイは暗殺者ではないと言ってその依頼を断りました。 不思議な魅力のあるメイが気になったレイは、メイの居場所を突き止め監視することに。 すると、メイの両親がマフィアに殺害されていた事を知ります。 メイは両親を殺害したレオンファミリーに復讐しようとしていたのです。 そのレオンファミリーにはレイの上官であったネッドも関わっていました。 どうしても復讐を果たしたいメイは、レオンファミリーのボスであるジョー ロッド・スタイガー の息子トマス エリック・ロバーツ の好みのタイプを調べ近づくことに。 ひと目でメイを気に入ったトマスはメイを口説き落とします。 復讐の為とはいえ、自分の両親を殺害した男の側にいる事に耐えられなくなったメイはレイとの電話で弱音を吐くのです。 メイは「私の夢は、あいつらが死んでいくとき、私が名前を明すの。 それがあいつらがこの世にいる最後に聞く言葉になる。 」と話します。 メイに同情したレイは依頼を受けることに・・・ 計画を手伝うと言うメイに対してレイは「あいつらはもう俺の相手だ。 」と言ってそれを断り、「これが罠だったら君を殺す。 」と言って通話を切るのでした。 レイが最初に狙ったのはジョーの手下であるチャーリー マリオ・アーネスト・サンチェス。 レイはチャーリーがいるバーの扉に爆弾を仕掛け、絶妙なタイミングで爆破させチャーリーを暗殺しました。 ジョーはこの事件の処理をネッドに任せます。 ネッドは自由に動きが取れるようにするため警察を味方に付けるようジョーに頼みます。 ジョーの計らいで爆発物捜査班に加わったネッドは、パーティの出席者を映した監視カメラにメイの姿が映っているのを見て、自分が調べるから他の仕事をしてくれと捜査員に命令します。 いきなりやって来たネッドに仕事を奪われ気分を害した捜査員はネッドに嫌味を言います。 するとネッドは押収したプラスチック爆弾を使って捜査員を脅しすべての指揮権限を自分の物にするのでした。 二人目のターゲットを狙うレイ。 チャーリーが爆弾で殺害された事で用心しているその人物は車に爆弾が仕掛けられていないか調べます。 車の下に仕掛けられた爆弾を見つけ取り外すと、念のため駐車係にエンジンを掛けさせ無事を確認し、取り外した爆弾を駐車係に渡しその場を去りました。 しかし、駐車場を出ようとゲートをくぐった時、そこに仕掛けられていた起爆装置がオンになり車のシートが爆発し吹き飛ばされてしまいました。 翌日、ネッドはメイの元を訪れ「ずいぶん出世したな。 」と言い口答えするメイの頬を殴ります。 実は、メイはネッドと取引をしてレオンファミリーに近づいていたのです。 ネッドの狙いはレオンファミリーを自分の物にする事と、レイをおびき出す事でした。 レイは3人目のターゲット、トマスを暗殺する仕掛けに取り掛かります。 トマスに用意されたコーヒーのカップをすり替え爆弾を仕込みます。 しかし、その場にメイが一緒に居るところを見て起爆装置をオフにしようとしますが間に合わず爆破してしまいます。 爆破する直前、メイはトマスに自分の本名を告げるのでした・・・ 爆破現場に駆け寄るレイでしたが、そこへネッドがやって来たのを見てその場から立ち去ります。 ネッドはレイの見事な仕事に感心するのでした。 息子を殺害されたジョーは怒り狂い、トマスを守れなかったネッドを激しく攻め、犯人を殺さずに自分の前に連れてくるよう指示します。 メイと連絡が取れないレイはメイが住んでいたアパートに忍び込み部屋の中にあったパソコンやペンダントに入れてある家族写真を見てメイを感じるのです。 一方、ネッドはレイを誘き出すためメイが使っていた文句を使い広告を出します。 その広告を見たレイは早速その番号に電話を掛けるのです。 ネッドの罠だと知らずに電話を掛けたレイでしたが、メイとは違う声の相手にがっかりし電話を切ろうとします。 しかし相手から「メイから伝言があるの。 彼女はまだ生きてるわ。 」と言われネッドが仕掛けた罠だと気付きます。 レイは多くの捜査員が聞いているその電話でネッドの正体を話し始めます。 言葉巧みにネッドを挑発するレイ。 ネッドはレイの告発によってCIAの工作員をクビになっていました。 その恨みを晴らすため今回の計画を企てていたのです。 レイの挑発に乗ったネッドは怒りにまかせレイを罵りますが、逆探知の時間を計算していたレイは自分の用件だけ話して通話を切ってしまうのでした。 メイの葬儀の日、レイも葬儀に参列しますが、棺に入っていたのは全くの別人でした。 そこへメイが現れるのです。 レイよりも遅れて現れたネッドもメイが生きていることを知ります。 依頼のやり取りをする間、お互いに惹かれていたレイとメイ。 その晩二人は一夜を共にし、愛し合うのです。 「何故死んだと思わせた?」と問うレイに「トマスの手下から逃れるためよ」と答えるメイ。 運ばれた病院の救急室で死にかけた女性のバックに自分の身分証を入れて自分が死んだと思わせていたのだと話します。 レイなら標的以外は安全だと信じたメイは爆発が起きることを知っていてその場に残り、トマスが死んでいく姿を目に約付けておきたかったのです。 ホテルから出ようとしたメイでしたが、ネッドに見つかり捕まってしまいます。 トイレに行きたいと嘘を付いたメイはトイレで居合わせた女性から携帯電話を奪いレイがいるホテルの部屋へ電話をします。 ネッドたちがホテルに来ていることを告げるメイでしたが、レイは騙されたと思いメイからの電話をすぐに切ってしまうのです。 部屋に爆弾を仕掛け始めるレイ。 レイが滞在する部屋に着いたネッドたちは慎重に部屋に忍び込みます。 しかし、不穏な気配に気づいたネッドが手下たちを止めようとしますが、爆弾が起動し部屋が吹き飛ばされてしまいました。 その頃レイはホテルの厨房から外に逃げようとしますが、そこへネッドの手下がやってきます。 しかし、次々になぎ倒し脱出に成功するのです。 ネッドはメイを連れてジョーの元を訪れ、「この女がレイを雇いトマスを殺させた犯人だ。 」と話します。 メイは「スタン・マンローと妻のアリスを知ってる?私はあの時押し入れに隠れてた。 トマスが殺しそこねた娘が私よ。 」と自分の正体をジョーに告げるのです。 復讐の為トマスが殺された事を理解したジョーは「お前はトマスがお前の両親を殺す命令を出したのだと誤解しているようだが、あの命令をだしたのはわしだ!誰を生かすも殺すも命令を出せるのはわしだけなのだ!」と真相を話します。 ネッドはレイを殺すためにメイが必要だとジョーに話し、メイを使ってレイを誘き寄せようと計画します。 メイは電話でレイと話しますが、メイを疑っているレイはメイから「会いたい」と言われてもそれを拒否します。 メイは泣きながら会いたいと訴えどうにかレイとの約束を取り付けます。 そしてメイは電話の最後に「私が残したメッセージ覚えてる?あれは本当よ。 」と告げ通話を切ります。 その言葉を聞いたレイはメイが残したメッセージを確認するのです。 「スペシャリスト」ラスト最後の結末 レイとの待ち合わせ場所にやって来たネッドとメイ。 ネッドは爆弾が仕掛けられている事を警戒しメイだけを建物の中に送りこみます。 メイが建物に入った直後爆発が起きます。 ネッドはレイを逃がさないよう厳重に辺りをを探させますが、レイはメイを連れて既に逃げていました。 ネッドは爆発前のレイとメイの二人の会話を録音したテープから、レイが住処にしている場所を特定します。 一方、現場からレイと逃げたメイはジョーを殺さないとこの復讐が終わらない事を話します。 自分だけでジョーのところへ行こうとするメイを引き止めようとするレイ。 そこへネッドたちがやってきます。 レイは家に仕掛けてあったトラップを起動させることに。 次々に爆破する爆弾に阻まれ中々突入することが出来ない警官たち。 しかしネッドはプラスチック爆弾で自ら入口を爆破し侵入したのです。 そしてメイに爆弾を仕込んだシガレットケースを持たせていることを話します。 その起爆装置のスイッチをオンにしたネッドはじりじりとレイたちに近づきますが、レイが仕掛けておいたトラップを踏み爆破で命を落とすのでした。 レイはメイが持っていた爆弾を投げ捨て間一髪のところで地下道に逃げます。 建物はいくつも仕掛けられた爆弾が次々に爆破し、大爆発。 翌日、新聞でこのことを知ったジョーはトマスの仇が討てたことを神に感謝しますが、送られてきた郵便物に入っていたペンダントが爆発しこの世を去ってしまいます。 その爆発音を聞いたメイはスッキリとした顔で車に乗り込みレイと共にその場を立ち去るのでした。

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