経済まとめ。 5分でわかるマーシャルの経済学原理

5分でわかるマーシャルの経済学原理

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英語の正式名称は 「Commonwealth of Australia」 です。 日本語での略称は 「豪州 ごうしゅう 」 そのため、 「オーストラリアドル」のことを「豪ドル」と呼んでいるんですね。 基本的には右肩上がりで人口は増えており、 2018年の 増加率は1. すごいですね! 経済が拡大し続けているのも当然です。 領土はすごく大きいですが、 人口はすごく少ないんですね。 日本が1. 出生率は人口に直接影響してくるので、 オーストラリアの人口は今後も増え続けると予測できます。 人口が増え続けると基本的にはGDPは増え続けるので、 オーストラリアの経済は引き続き堅調と言えます。 これは 世界総陸地の5. もの すごく大きい領土を持っていますね。 4割以上も人が住めない場所があるなんて!! 理由としては以下の3点が上げられます ・土壌の栄養分が極めて乏しいこと ・塩害が発生しやすいこと ・降雨量が少ないこと 領土が大きくてもあまり住めないのは残念です。 一方、 日本の総面積は世界第62位です。 思ったよりも上位にいますね。 総面積は 377,972km2 です。 これは 世界総陸地の0. オーストラリアの約20分の1しかありませんね。 人口は5倍いるので、 人口密度は100倍。。。 控えめにいって人が多すぎますね日本は。 オーストラリアの基本情報はここまでです。 どうですか?イメージと違う情報もあったかと思います。 個人的にはこの2つが衝撃的でした ・人が住めない場所が4割 ・人口密度が日本の100分の1 次は人口の推移を見ていきます。 経済情報はその後お話しますね。 <出展:> 人口は年1. 出生率は1. 89と高い オーストラリアの人口がどう変わってきているのかをわかりやすくするために、 1980年から2017年のオーストラリアの人口の推移をグラフしました。 また、 出生率は1. 89 2015年 と、高い数値を誇っています。 一方、日本は ・出生率は1. 46 2015年 ・人口は2015年に初めて減少し始めました。 毎年1. 両者の違いは主に 移民に対する方針の違いが大きいです。 次は、経済にも多大な影響を及ぼす、オーストラリアの移民政策を見ていきましょう。 国力のために高い移民比率を維持している オーストラリアは 移民比率の高い国です。 移民比率は27. 人口の 約3割が移民ということに驚きですよね。 実は 私の弟もオーストラリアに移住しています。 オーストラリアって 移民に対する門戸が広い国なのです。 その最大の理由は 「人口を増やすため」 です。 オーストラリアは 人口が国力の基礎と考えており、 その基礎をしっかりとするために、 積極的に移民を受け入れているのです。 1980年より前は白人移民をメインに受け入れていましたが、 1980年以降は 世界中から移民を受け入れるようになりました。 そのおかげで、 人口が安定的に伸び、出生率も高く維持出来ているのです。 次は、豪ドル投資に直接関わってくる オーストラリアの経済情報をお話します。 GDP、CPI、失業率。 どれを見ても経済は堅調 経済指標をそれぞれ見ていきましょう。 主な経済指標は5つです。 と言えます。 この安定感が私が、 豪ドルに3,000万円投資している大きな理由の1つです。 長期投資をするならば対象の 安定感は非常に重要です。 景気のバロメーターとして注目されています。 オーストラリアの失業率の推移はこちらです。 このグラフから2つのことがわかります。 オーストラリアの 2017年の失業率は5. 60でした。 これは、失業率の世界ランキング 2017 だと 106国中63位です。 低い方が良いです 経済が安定しているからこそ、 失業率が低いのだと思います。 オーストラリアのCPIの推移はこちらです。 このグラフからは以下の4点が読み取れます。 オーストラリアのPPIの推移はこちらです。 まずぱっと目につくのが 2008年から2009年のリーマンショック時代ですね。 次に注目してほしいのが、 右側の赤丸です。 2016年から2018年まで順調に上がって来ています。 「今のPPI 1. スワップポイントの将来と密接に関係しているため強く注目されています。 1992年から2018年までのオーストラリアの政策金利の推移はこちらです。 これを見ると 最高値が7. つまり今は 過去最低の金利であることがわかります。 豪ドルのスワップポイントで稼いでる人が少ないのもわかりますね。 正直稼げません。。。 最高値に比べると現在の最低値は 1. 2 なんと 全盛期の2割程度の金利となっています。

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まとめたニュース:政治・経済

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・ 需要量 … ある価格で買い手が購入したいという量 ・ 供給量 … ある価格で売り手が売ろうとしている量 需要量と供給量は商品の 価格によって変動します。 価格が下がれば需要量が上がって供給量が下がり、 価格が上がれば需要量が下がり供給量が上がります。 スーパーでは閉店間際や賞味期限(消費期限)が近い食品を値引きして売ったり、季節の変わり目には服がセールで値引きされたりします。 価格を下げることで需要量を上げて、売れ残りや在庫をなるべく減らそうとしているからです。 また需要量が上がり 需要量>供給量になれば価格が上がり、需要量が下がって 需要量<供給量になると価格が下がります。 需要量と供給量がつりあったときの価格を 均衡価格といいます。 需要曲線と供給曲線 価格と需要量の関係を表したグラフを 需要曲線、価格と供給量の関係を表したグラフを 供給曲線といいます。 需要曲線は右下がり、供給曲線は右上がりになります。 需要曲線と供給曲線が交わる点を 均衡価格といいます。 上のグラフで価格がXのときは供給量>需要量となり、価格が下がっていきます。 価格がYのときは需要量>供給量となち、価格が上がっていきます。 【参考】価格の自動調節機能 市場経済において価格が変動すると需要量と供給量が一致し、自動的に調節される機能のことを価格の自動調節機能(市場メカニズム)といいます。

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日本の底力!(韓国経済危機特集)

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ミクロ経済学の概略 ミクロ経済学は、消費者、生産者の希少な資源の最適な分配について研究しています。 少し難しい言い方ですが、「我々個人は、お金をどのように使うのが最適なのか?」また「企業は製品をどの程度作り、供給すれば最適なのか?」を研究する学問です。 つまり、「需要曲線と供給曲線が交わる点が最適価格である」というアダム・スミスの見えざる手が基礎となる理論を、より詳細に分析し解明していこうという学問です。 ちなみに「ミクロ経済学」発展の基礎を築いたのは経済学の父とも呼ばれる「アルフレッド・マーシャル」です。 彼の書いた「経済学原理」では、アダムスミスなどの「古典派経済学」を「数学」を用いて体系化し、思想的・哲学的だった経済学を、理論的で「使える」経済学へと押し上げました。 彼の功績は偉大です。 消費者理論: 需要曲線の導出 消費者理論では、よく知られる「需要曲線」について考えていきます。 需要曲線とは、横軸に数量(Q)、縦軸に価格(P)とした時に、右肩下がりになるグラフです。 なぜ右肩下がりなのでしょうか ? 直感的には、 「価格が安ければたくさん買えるよね」「価格が高ければあまり買えないよね」「それなら右肩下がりでしょう」と理解できると思います。 しかし、この消費者理論の項では「効用」を用いて、この直感を論理的に理解していきます。 効用関数 効用とは、財(商品)を消費した時の満足度です。 消費する数量が増えれば、効用も増加していく• については直感的に理解できると思います。 ゲームソフトを 1本買うのと 2本買うのでは、 2本買えた方が効用は高いですよね。 の通り、この効用の増加は減少します。 その理屈を理解するには「限界効用」を理解する必要があります。 限界効用 効用関数のグラフの傾きを「限界効用」といいます。 傾きは関数を微分することで求められます。 この「傾き」は、財の単位を 1 単位増やしたときに、増える効用のことです。 限界効用逓減の法則 効用は、単位数を増やせば増やすほど、効用の増加率(つまり限界効用)は、下がっていきます。 例えば、カバンを一つ持っていて、二つになる効用の増加率と、カバン100個持っていて、101個になる効用の増加率では後者のが小さいはずです。 効用の増加は、いくら消費数を増やしたところで限界があります。 この法則を「限界効用逓減の法則」と呼びます。 無差別曲線 効用関数は、1つの財(商品)に着目しました。 しかし、世の中には複数の財(商品)が存在しています。 そのため、より現実に則した分析をするには、複数の財に対しての効用も考える必要があります。 それを表現したのが 無差別曲線です。 名前は分かりにくいのですが、簡単に言うと、同じ効用を得られる二つの財(財 X と財 Y )の量を結んだ曲線です。 下記のようなグラフになります。 例えば• 「財 X を 1 個」と「財 Y を 2 個」を消費した際に得られる効用• 「財 X を 2 個」と「財 Y を 1 個」消費した際に得られる効用 これら2つの効用が同一なら、それら2つの点を結びます。 それを結んだ線が「無差別曲線」というわけです。 限界代替率( MRS ) 限界代替率は、財Xを一単位増やした時の、財Yの増加値です。 無差別曲線の傾きで表されます。 「ワインを財X」「ビールを財Y」とすると、ビールを一単位増やした時に、効用が一致する「ワインの減少値」が限界代替率です。 簡単に言うと、どれだけ替えが効くかと言うことを表します。 限界代替率逓減の法則 限界代替率逓減とは、ある一方の財を増やしていくと、もう一方の財で代替できるには限界があるという理論です。 ワイン5本とビール5本と同じ効用が、ワイン1本とビール9本となるでしょうか? 両方合計10本ですが、効用は後者の方が下がるはずです。 つまりある一定までは財Xと財Yは代替がききますが、一定の水準までくると替えが効かなくなります。 これを限界代替率逓減の法則と呼びます。 予算制約線 2つの財の最適なバランスを見てきましたが、実際には無限に財を購入することはできないので、予算の制約があります。 それを表したグラフが予算制約線です。 予算制約線は、• 予算:M• 財Xの価格: Px• 財Yの価格:Py とした場合に、購入できる限界数量の直線です。 それら2つを結んだ直線が予算制約線です。 「予算制約線」に「無差別曲線」を加えると下の図のようになります。 つまり、財Xと財Yの無差別曲線と、予算制約線が交わる点が、効用が最大になる財のバランスだと言うことです。 この値を 「最適消費点」といいます。 またこの時、効用が最大化する条件は 「価格比=限界代替率」となる時です。 需要曲線の導出:価格の変化 財X、財Yの価格が変化すると、予算制約線が変化していきます。 財Xの価格が高くなった場合、予算内で変える数量が少なくなるので、予算制約線は左にずれます。 すると無差別曲線が原点に向かって動き、新しい最適点が生まれます。 効用関数は1種類の財の消費量と効用の関係を表した。 無差別曲線は2つの財の効用が最大化する最適なバランスを表した。 予算制約線と無差別曲線を結ぶことで最適消費点が求められる。 財の価格を変化させることで予算制約線が変化し、最適消費点も変化する。 それらの最適消費点を結ぶと需要曲線となる。 お分りいただけたでしょうか?消費者理論は非常にシンプルで美しいです。 複雑さは特にありません。 生産者理論: 供給曲線の導出 生産者理論では、供給曲線について考えます。 価格が高ければ生産者はより供給したいと考えるため、生産量が増えます。 逆に、価格が安ければ作っても儲けが少ないので作りません。 感覚的には理解できるこの論理を、より詳細に考えていきます。 総費用曲線 総費用曲線は、横軸に数量(Q)縦軸に総費用(TC)として描いた曲線です。 この曲線は「逆S字カーブ」を描きます。 その理由は、さあ生産を始めましょう、という時にはコストは多くかかりますが、しばらくすると効率的に生産できるようになるからです。 しかし一定規模まで拡大すると、生産を拡大するのにコストがかかるようになります。 ラーメン屋で考えてみましょう。 ラーメン屋を始めようとすると、設備費用など最初は何かと 固定費(FC)がかかります。 しかし、一定の設備を揃えてしまえば、そこから 総費用(TC)の増加はおさまります。 しかし、1店舗で生産するには限界があります。 いずれ店舗を増やさなくてはいけません。 たくさんの店舗をまとめないといけませんから人件費などの 可変費用(VC)がかかってきます。 このように生産過程においては一般的には逆S字カーブを描くと言われています。 限界費用(Marginal Cost: MC) 限界費用とは、生産を一単位増やした場合に増加するコストです。 総費用曲線を微分することで求められます。 考え方は限界効用と同じです。 限界費用はMarginal Cost、MCと略されます。 MEMO限界効用、限界費用など、限界〜という言葉が多く使われているのが経済学をややこしくしているように思います。 限界は、marginalで隣接の方が意味としては正しいです。 一単位あたり増やした時に増える効用や費用、つまり隣接する効用や費用という意味です。 利潤最大化の条件 完全競争市場では、商品の価格は、一企業の生産量には関係せず、市場が決定します。 これをプライステーカーの仮定と呼びます。 つまりどういうことか?あなたがパン屋さんで食パンを製造しています。 食パン一斤の生産を増やした際に、追加でかかる費用が 限界費用(MC)です。 仮に食パン一斤の追加で、費用が追加で10円かかるとします。 その時の、食パンの市場価格が100円であれば生産を増やしますよね? では、食パン一斤の生産を増やすと、製造コストが100円追加で増えるとします。 市場の値段は100円なので、製造を増やしたところで全く利潤は増えません。 つまり、市場の価格によって限界費用が決定し、最適な生産量が決定します。 すごく当たり前ですよね。 損益分岐点と操業停止点 次は生産者が生産を止める瞬間はいつなのかを考えていきます。 限界費用(MC)は、一単位あたりの生産を増やした時のコストです。 はじめのうちは限界費用は高いですが、加速度的に低下します。 そして、ある点で折り返して限界費用(MC)は増加します。 総費用曲線は逆S字カーブを描きますが、その曲線の傾きを辿ることで、限界費用曲線を導くことが可能です 平均費用と平均可変費用 平均費用(AC: Average Cost)は、一単位あたりの生産に必要な費用です。 ACは、はじめのうちは減少していきますが、その後、緩やかに上昇します。 例えば、カレー屋さんを1人で経営し、家賃が1万円だとして、1日一杯しか売れなかったら、カレーの価格は一万円です。 しかし、二杯作ることができれば価格は半分の5000円になります。 加速度的に価格は下がります。 順調にお客を伸ばし、5人でカレーを一日100杯作れるようになった、6人に増やしたら120杯作れて20杯増えた。 では7人にしたら140杯作れるだろうか? 設備には限りがありますし、スペースも限られています。 もしかしたら130杯程度しか作れないかもしれません。 このように、どこかを境にコストが下がりにくくなります。 次は、平均可変費用(AVC)についてです。 平均可変費用(AVC)は固定費を除いた、平均費用(AC)です。 固定費の代表例は家賃ですね。 平均可変費用(AVC)は、製造するために消費する費用、つまり原材料費や人件費のことを言います。 限界費用MC、平均費用AC、平均可変費用AVCを1つのグラフにまとめると下の図のようになります。 損益分岐点 ACとMCとの交点が、損益分岐点となります。 なぜでしょうか? 限界費用(MC)は、価格が与えられた(所与の)時の最適な生産量のグラフです。 価格は市場によって決まることをプライステーカーと言いました。 平均費用(AC)は、生産数量とコストの関係です。 仮に市場価格が100円だとしたら、ACは、90円ですので10円分の利益があります。 もし市場価格が90円だとすると、MCとACが完全に一致します。 価格もコストも同じ90円ですから利益がゼロです。 よってMCとACが交わる点が損益分岐点となります。 操業停止点 平均可変費用(AVC)は、固定費を除いた平均費用です。 AVCとMCの交点は操業停止点です。 なぜでしょうか? AVCを下回ると生産するたびに損失が出るからです。 AVCは一単位生産するために必要となるコストです。 それすら上回らなければ、 生産すればするほど損失が増えていきます。 よって、操業停止点となるんです。 供給曲線の導出 ここまで来てようやく供給曲線が導出できます。 供給曲線は「生産量」と「価格」の関係を表したグラフですから、限界費用曲線が供給曲線となります。 しかし実際には、「操業停止点」以下は生産を行わないため、操業停止点より上の曲線が「供給曲線」となります。 生産者理論まとめ 生産者理論(供給曲線の導出)を解説しました。 まとめると下記の通りです。 ミクロ経済学をより深く学ぶなら「ミクロ経済学の力」をおすすめします。 しっかりと理論を解説した上で、様々な実例をあげながら解説しています。 まさに理論と実践をつなげる名著です。 ミクロ経済学は、理論ばかりで何の役に立つの?と疑問を持っている方は、この本を読めば、その考えが大きく変わること間違いありません。 Amazonでベストセラーかつ評価も 4. 5となっているのも頷けます。 本当におすすめです。 ミクロ経済学に関する様々な本を書きで紹介しています。 深く学びたい方は参考にしていただければと思います。 まとめ ミクロ経済学における、消費者理論と生産者理論を解説し、需要曲線がなぜ右下がりで、供給曲線がなぜ右上がりなのかを解説しました。 この記事では、ミクロ経済学を学んでいく上で基礎となる最も重要な考えに絞って解説を行いました。 この考えが基礎となり、近代経済学の多くが発展を遂げました。 経済学に興味を持つきっかけになっていただければ幸いです。 ミクロ経済学は、個人は効用を最大化するために合理的な行動を必ずするものだとして分析しています。 現代経済学では必ずしも人々は合理的な行動ができないとして、「行動経済学」という分野が発展してきています。 なお、ミクロ経済学やマクロ経済学と対をなす考え方として、マルクスの「資本論」があります。 最近になって見直されてきている考え方です。 下記のリンクで解説しています。

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