梅毒 キス うつる。 医師に聞く! 今さらですが、「キス」で風邪はうつるの?|「マイナビウーマン」

【梅毒が急増中】感染しない&させないためにやるべきこと

梅毒 キス うつる

性病の中の一つで、日本では江戸時代に多くの場所で蔓延した「梅毒」 江戸時代では梅毒の治療に効果的である「抗生物質」が 無かったことから感染すると、段々と症状が悪化していき、 いずれは死んでしまう非常に恐ろしい病でした。 しかし、戦後に「ペニシリン」という抗生物質が開発されてからは、 梅毒は感染してもペニシリンを投与すれば治る病気になったことにより 梅毒の勢力は激減し、驚異ではなくなったきました。 が! 2000年以降、日本では梅毒に感染する患者が増加しているのです。 そして、その増加数は の次に多い「淋病」の数に匹敵するぐらい増えていると言われております。 ですから、頻繁に風俗に行く男性や風俗に勤めている女性にとって、 梅毒に感染することは全然珍しくないのです。 梅毒にもし感染してしまうときちんと病院に行って、 抗生物質をもらわない限りは、 自然治癒することは殆どありませんし、 そのまま放置すると命に関わることにもなります。 ですから、そんな怖い性病である「梅毒」に感染しないためにも 感染経路についてはキチンと知っていたいところです。 「梅毒ってお風呂でも感染してしまうの?」 「キスでも梅毒が移ってしまうのかな?」 きっとこのような人も多いと思います。 と言うわけで、 今回は 「梅毒の感染経路」について詳しく述べていきますね。 様々な梅毒の感染経路について 梅毒の感染経路には様々なものがありますので、 ココからは一つずつ丁寧に紹介していきたいと思います。 梅毒は感染力が非常に強い病原菌と言われていますが、 どのような行為で感染してしまうのでしょうか? しっかり学んで「梅毒」に感染しないように 徹底的に学んでいきましょうね^^ 性行為による感染 まずは梅毒の感染でも、 最も多いと言われるのが「性行為」による感染です。 むしろ、これ以外で梅毒に感染する人は 殆どいないと言っても過言ではありませんね。 単純に考える梅毒感染者と性行為に及んだ場合に 3回に1回は感染してしまうことになります。 もし、自身のパートナーが梅毒に感染していた場合は コンドームをしていなかったら、確実に貰ってしまいそうですね・・・。 また、コンドームをしっかりとして 性行為に及んだとしても梅毒に感染しないと言うことはありません。 なぜなら、梅毒は性器を使った性行為以外である、 オーラルセックスやディープキスでも感染するからです。 そもそも梅毒感染者の血液や体液等に大量に病原菌が含まれており、 粘膜や皮膚に「傷」があれば簡単に梅毒に感染していまうのです。 ですから、性器を使った性行為以外である オーラルセックスやディープキスでも、 口腔内に傷があった場合(歯肉からの出血や口内炎)や 素股等による摩擦から目には見えない傷ができた場合、 梅毒に感染する可能性は十分にありえるのです。 また、梅毒感染者が歯肉炎などで歯茎から出血していた場合は、 梅毒感染者の血液には大量の病原菌がいることにより、 そのようにフェラチオやクンニをされた場合は 梅毒に感染する可能性はグンと上がることでしょう。 さらに梅毒が悪化すると出てくる症状である 扁平コンジローマや硬性下疳などがあった場合に、 これらから出ている分泌物に触れると 感染確率は非常に高くなるので要注意です。 で、ココまで言ったことを軽くまとめますと コンドーム無しでの性行為は危険なのは勿論のこと、 オーラルセックスやディープキスでも感染することから、 コンドームをしていても梅毒に感染する可能性がある と言うことです。 さらに危険な同性間の性行為 これは多くの方は該当しないことかもしれませんが、 同性間で性行為をした場合は、 異性間よりも梅毒への感染率は高いことが言われております。 これは同性間の性行為は妊娠の可能性が低いことによって、 コンドームを着用せずに性行為を行っていたり、 男性同士の場合はアナルセックス等の出血の傾向が高い行為をすることから 高いのではないかと言われております。 ですので、妊娠の可能性がないとしても キチンとコンドームをつけて梅毒に感染しないようにしっかり予防をしましょう。 性行為以外による感染 長々と性行為による梅毒の感染経路について述べてきましたが、 ここからは「性行為以外」による感染について紹介していきます。 フレンチ(軽い)キスによる感染 フレンチキスでも唇などに傷等があった場合は 梅毒に感染してしまう可能性はあります。 しかし、ディープキスよりかは、遥かに感染確率は落ちますので、 そこまで心配しなくて大丈夫だと思います。 特に日本はあいさつでキスする文化ではありませんので、 そんなに心配はいらないと思います。 お風呂・トイレによる感染 梅毒は感染力は強い病原菌ですが、 梅毒自体は非常に弱い病原体ですので、乾燥や温度変化には非常に弱く、 お風呂やトイレで感染するということはまず殆どありえません。 母子感染(先天性梅毒) これは少し他とは異なる感染ですが、 梅毒感染者である女性が梅毒をしっかり治療せずに妊娠した場合に 赤ちゃんに梅毒が感染してしまうことを言います。 現代の医学では早期に梅毒を治療すれば、 赤ちゃんに何も影響が出ないので大丈夫なのですが、 もし、放置してしまうと赤ちゃんに梅毒が感染してしまい、 早産・死産・奇形児となってしまう可能性が非常に高くなります。 自分のだけではなく、これから生まれてくる子にも 梅毒は影響が強く出ますので、しっかりと梅毒を治すことと 妊娠中は不用意な性行為を避けることが賢明と言えるでしょう。 輸血による感染 これは現代の医療機関はしっかりしていますので、 今の日本では輸血による梅毒の感染は殆どありえないと言っていいと思います。 ただし、上記で述べた通り、 梅毒感染者の血液には沢山の病原菌がいることから もし梅毒感染者の血だった場合は感染する可能性は非常に高いでしょう。 注射器のうち回しによる感染 これも現代の医療機関はしっかりしていますので、 まずはありえないと言って良いでしょう。 もし、あるとすれば覚せい剤、薬物使用者による感染ですね。 注射器のうち回しは血液による感染になることからも 感染する可能性は非常に高いでしょう。 色々と様々な感染経路について述べてきましたが・・・・・ と、言うわけで、 今回は色々な梅毒の感染経路について述べてきましたが 要は日常生活で感染する危険性は殆どなく、 「性行為」による感染が主であることがよくわかったと思います。 ですので、不用意な性行為をしている人は 今回記事で書いた内容をキチンと理解をして、 是非、危険な行為は避けて行ってくださいね^^ それが自分の身を梅毒から守ることに繋がりますよ。 特に性病で感染しやすい病気を一気に9項目調べることもできるので、非常に便利です。

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キスでも感染! 急増する梅毒、どう防ぐ・どう気づく?:名医が解説! 最新治療トレンド:日経Gooday(グッデイ)

梅毒 キス うつる

監修:忽那 賢志 先生 くつな・さとし 独立行政法人国立国際医療研究センター・国際感染症センター勤務。 2004年、山口大学医学部医学科卒。 関門医療センター、市立奈良病院などを経て、2012年から国立国際医療研究センター・国際感染症センターに勤務。 テレビや雑誌、インターネットなどのメディアなどで、感染症についての啓発活動を積極的に行っている。 趣味はお寺巡りとダニ収集。 梅毒の感染者が急増しています。 20~40代の妊娠・育児期の女性が知っておいたほうがいい、梅毒についての最新情報を特集します。 梅毒の感染者は、本当に急増しているの? 過去5年で感染者は5. 5倍に!一般人への感染も広がっている 国立感染症研究所が発表したデータによると、2011年から患者数が急増。 2016年までの5年間で梅毒の感染者数は5. 5倍になっています。 2016年には、42年ぶりに患者数が4000人の大台を突破しています。 梅毒の感染に気づかない人も多いってホント? 患者自体が感染に気づきにくい、医師も見逃しやすいという特徴が 感染者数の増加の背景には、純粋に感染者が増えたことに加え、今まで感染に気づいていなかった人が確定診断を受けたことにより増加しているのでは?とも考えられています。 その理由としては、まず患者さん自体が、梅毒の感染に気づきにくいということがあります。 多くの場合、梅毒に感染すると2~3週間後に、陰部に潰瘍ができます。 しかし観察しにくい部位であることに加え、痛みがほとんどないことから気づかないまま過ごしている人がたくさんいます。 また医療者の側の理由としては、梅毒を実際に診療したことがない医師が多いため、見逃してしまっている例がたくさんあると考えられています。 梅毒に感染すると、どのように進行するの? 潜伏期は3週間程度。 最初は陰部に潰瘍が現れ、しばらくすると症状は消えて次の段間へ 梅毒トレポネーマという細菌に感染すると3週間程度の潜伏期間を経て、以下のような症状が起きてきます。 <早期梅毒 第1期;感染後およそ3週間後> 感染して3週間程度経つと、梅毒が感染(進入)した部位(性器周辺や口腔周辺)に、大豆つぶ大のしこりができます。 このしこりがつぶれると潰瘍のような状態になりますが、痛みはほとんどありません。 この症状は無治療でも数週間で消失します(梅毒が治ったわけではありません)。 <早期梅毒 第2期;症状消失後およそ4~10週間後> 第1期の症状が一旦消失した後、4~10週間の潜伏期間を経て、手足や足裏を含む全身に紅いぶつぶつが現れます。 発熱や倦怠感などの全身症状に加え、泌尿器や中枢神経、筋骨格などにさまざまな症状が生じます。 第1期と同じく、無治療でも数週間~数カ月で症状は消失します(梅毒が治ったわけではありません)。 無治療で放置しておくと多くの場合、数年から数十年の潜伏状態(後期潜伏梅毒)を経て、中枢神経系が冒されてさまざまな症状が起きる神経梅毒に進展していきます。 梅毒は、どんなルートで感染するの?予防はどうしたらいいの? 性交渉により粘膜と粘膜が接触することで感染する 感染ルートのほとんどは、性交渉をした際の粘膜接触です。 性器と性器だけでなく、性器と口、口と口などのオーラルセックスによる粘膜接触、皮膚の傷への接触などでも感染します。 感染力は30%程度で、比較的強めとされています。 またお風呂や温泉での感染を心配する方も多いですが、梅毒の場合は可能性は極めて低いと考えて良いでしょう(淋病はお風呂でも感染する可能性があります)。 粘膜同士の接触を避ける。 しかしながら、コンドームを適切に使用したとしても完全に予防することはできません。 予防することが難しいことから、感染が広がっているという現状があります。 次のページでは、梅毒にかかってしまった場合の治療法や、妊娠・出産との関係などについて詳しくご紹介します。

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キスでうつる性病はあるの?あるならどんな病気?

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梅毒とは、梅毒トレポネーマが感染しておこる性病の一種。 過去には不治の病として恐れられていた時代もあったけど、医療が進歩した現代、治療で治すことが出来る病気になったの。 主に性行為で感染し、感染後3週間ほど無症状の潜伏期間を経て症状が出てくる。 一番はじめに現れる症状は、感染部位(口や陰部等)に硬いしこりのようなできものができること。 (初期硬結って言います) 感染後数週間~数か月後には、手のひらや足の裏に赤いできもの(バラ疹)ができるの。 治療をしないと重症化することもあり、感染したまま妊娠・出産すると先天性梅毒の赤ちゃんが生まれたりすることもあるわ。 近年は重症化することは稀になってきているけど、若い女性の感染数が急増していることが懸念されているの。 梅毒は一時的に特徴的な症状が出てきても、すぐに消失してしまうから、 感染している本人が感染に気付かないまま、また感染を広げてしまう問題があるの。 梅毒に関する詳しい情報は、以下にも記載しているからチェックしてみて。 梅毒感染の主な原因は、「性行為」。 粘膜や皮膚が直接接する性行為で、皮膚や粘膜の小さな傷から梅毒トレポネーマが侵入することで感染します。 例えば、キスだけ、フェラだけ、等のオーラルセックスだけでも、感染源となる梅毒トレポネーマと接触するようなことがあれば、十分感染する可能性がある。 たいていは、感染して間もない第一期~第二期の患者との性行為で感染することが多いといわれているの。 汗腺自体は性行為だけじゃなくて、セックスの類似行為でも感染する可能性があるってことね。 コンドームをつけたから、性病予防はOK!ではないってこと。 誰とでもセックスする、性モラルの低いひとは比較的性病に感染しやすい。 セックスする相手の性モラルがしっかりしているかどうか、見極めてから関係を持つことが大事ね。 そうなると気になるのが、 「性行為以外での感染経路はないの?」 ってところ。 結論からいうと、 性行為以外の日常生活行動で梅毒に感染する可能性はほぼ皆無といってもいいわ。 というのも、 梅毒の原因となる梅毒トレポネーマは、低酸素状態でしか長く生存できないことがわかっているの。 空気に触れることに弱いのね。 実際に梅毒トレポネーマを培養で増殖させようとしても不可能なくらい、体外に出ると生存力が弱い菌であることが知られているの。 だから梅毒感染者が触ったつり革に触れたからって、そのつり革に触れたひとが感染するわけではないし、 感染者が入ったお風呂に入ったからって感染する心配はいらないわ。 ただし、「傷のある手が多量の排出菌に汚染された物に接触して感染した」っていう報告もされているので、 あまりにも梅毒トレポネーマの菌が付着しているもの(例えば梅毒第一期~第二期のひとが陰部を拭いたタオルとか)で、傷口を拭いたりしない限りは、日常生活で感染することはないってことね。 他人と使いまわすもの(例えば風呂やの椅子、コップ等)はしっかり使用前に綺麗にする、綺麗なものを使うことを心掛けていれば、日常生活だけで梅毒に感染する可能性はほぼ0%と言えるわね。 参考URL: 梅毒の感染経路は、 主にセックスやオーラルセックスなどの性行為 が原因。 日常生活で銭湯へ行ったり、外食したりすることで感染することはまずないと思っていいでしょう。 ただし、自分自身に傷口があるときはその皮膚の免疫が下がっているので、傷口を保護して生活することが大切。 口に傷(見えないような小さな傷でも )があるときに、唇に初期硬結や硬性下疳ができているひとと回し飲みしたら、それは感染の原因になるのよ。 梅毒感染から自分を守るためには、• 誰とでもセックスする性モラルの低いひととの性交渉は避ける• 傷口があるときは濡れないよう保護する(市販の防水バンドエイドとか売ってます) がすごく大事ね。

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