アブとブヨ 違い。 ブヨとアブの違いと見分け方

蚊よりもかゆい、ブヨ(ブユ・ブト)に刺されたら!対策と対処法は?|YAMA HACK

アブとブヨ 違い

ブヨの大きさは、ハエよりも少し小さく、蚊よりも少し大きい程度です。 全体的に丸みを帯びており、羽音が小さいため自分の周りを飛び回っているのに気が付きにくく、噛まれるまで分からないということが多くあります。 人に対してだけではなく、さまざまな哺乳類から血を吸います。 また、ブヨの体の色は全体的に黒く、腹部のみ黄色と黒の縞模様のようになっています。 ハチのように敵対心によって攻撃をするのではなく、生きるための食料として吸血します。 そのため、吸血するのは産卵時の雌のみとなります。 それ以外は人間を捨て身で攻撃したりなどは無いのでそこまで心配する必要はありません。 ブヨは主に3月~10月にかけて活動を行います。 特に一番活動が活発なシーズンは夏になります。 しかし、高い気温を苦手とするため 夏場で比較的に気温が低い朝や夕方に活動を行います。 卵から孵ったばかりの幼虫は川、渓流などの水辺に生息します。 夏場のキャンプで水辺にテントを張る場合、朝と夕方には気を付けるようにしましょう。 ブヨは蚊のように管を指して血を吸引するのではなく、鋭い顎で皮膚を食いちぎって出てきた血を吸います。 そのため、ブヨに刺された跡というのは赤い出血点や流血、水ばれなどが現れます。 また、吸血時には唾液腺から発生する毒素が傷口から流入します。 これによって麻酔効果が発生し、噛まれた瞬間の傷みに気が付かなければ、その後しばらくはかゆみなどを伴わないため気付きにくくなります。 しかし 毒素の麻酔効果は翌日以降に無くなり、患部が大きく腫れたり激しい痛みを伴うなどの症状が出ます。 痒みは多くの場合で感じる人が多く、また熱を持っているため幹部だけでなく体全体に熱が広がり、倦怠感を感じる場合もあります。 人によりますがアレルギー体質の場合には症状が重く出やすく、慢性湿疹などになると数か月間も痒みや腫れが引かない場合もあります。 喘息などの呼吸器系の持病を持っている人は呼吸器官に影響を及ぼす可能性もあるので注意が必要です。 【ポイズンリムーバーを使用する】 ポイズンリムーバーは山登りなどでハチに刺されたり毒性の強い虫にかまれたりした際に大変効果のある器具です。 山登りの必需品とも言われており、ブヨに刺された場合も大変有効です。 ホームセンターや百貨店でも購入可能で、現在はネット販売で購入する人が多くいます。 使い方は大変簡単で吸い口を患部に当ててピストンを引いてそれを維持するだけで毒素を吸引できます。 【手で血が出なくなるまで絞り出す】 ポイズンリムーバーが手元に無い場合に活用できる方法です。 指でしっかりと患部をつまみ、血が出てこなくなるまでしっかりと絞ります。 自分で強く絞るのは痛みが伴うため大変困難な場合もありますが、後程味わうであろう強烈な痒みを避けるために必要です。 【ステロイド系軟膏を塗る】 ブヨの毒素はアレルギー性が強く、患部に強い痒みを伴うため強いステロイド系外用薬(抗ヒスタミン系軟膏)」を使用すると良いでしょう。 病院に行っていないため市販薬しか手に入らないという場合にはムヒアルファEXなどがブヨだけでなくさまざまな虫刺されなどに効くためおすすめです。 【流水でよく洗う】 流水で洗うというのは多くの虫刺されや毒に侵された場合に有効な手段です。 ブヨに刺された場合には患部の血が固まるのを防ぐと同時に血中に入り込んだ毒素を洗い流すことが可能です。 傷口から細菌などが入ることを防ぐ効果もあります。 水道が近場に無いような森の中などで手を洗いたい場合はペットボトルの水など清潔な水を使用しましょう。 【患部を温める】 ブヨに刺された場合翌日辺りから患部が熱をもって腫れるため冷やしてしまいがちですが、 ブヨの毒素には温めることでより効果があります。 43度以上で30分程度温めることで毒素を中和することが可能です。 痒みが発生する前に温める方が効果的です。 ブヨに刺された場合の対処方法は上述しました。 しかしブヨに刺されなければその対処も必要なくなります。 ここではブヨに刺されないための予防策を紹介します。 【肌の露出を抑える】 蚊やハチに刺されないためにも有効な対策です。 夏場などはやはり暑さや熱中症対策を目的として涼しい恰好を選択する人も多くいるでしょう。 しかしブヨに刺されないためには肌の露出を抑えることが大変重要になります。 長袖長ズボンで全身を覆うようにしましょう。 スリッパやサンダルも避けて、長めの靴下を履くように心がけると良いでしょう。 また、首元などが露出してしまいがちですが、首元には注意が向きにくいのでスカーフなどで覆うことがおすすめです。 油断してしまう手元もグローブなどを付けていれば安心でしょう。 【虫よけスプレーを使用する】 山や森などの虫が多いところでは虫よけスプレーが必需品です。 ブヨは蚊やハエなどと同じように虫よけスプレーの成分が苦手なので大変効果があります。 虫よけスプレーは肌の露出部分だけではなく、衣類にもしっかりと噴射しておくと良いでしょう。 虫よけスプレーの成分には複数あり、 ディート系のスプレーや イカリジン配合のスプレーがブヨに効果があります。 効果が高いスプレーはやはり人体にも多少の影響があるので、小さい子供などに使用する用など、複数の強さのスプレーを使い分けると良いでしょう。 また、汗をかくと防虫の効果が流れてしまうので常に携帯してまめに吹きかけると良いでしょう。 【明るい色の服を着る】 一般的に蚊などの対策でも良く言われていることですが、服の色でブヨに刺されやすいものとそうでないものがあります。 白い服と黒い服を着た人を比べた場合には、黒い服を着た人のほうが多く刺されます。 理由はブヨなどの視界で判別できる色には限りがあり、モノクロのように見えています。 そのため濃い色の服は黒く、薄い色は白っぽく見えているのです。 UVケア対策などで濃いめの色の服を選ぶ人も多くいますが、これはブヨ対策としては適切ではないので注意が必要です。 また、赤い服や青い服もブヨには黒っぽく見えてしまうことから、避けたほうが良いでしょう。 黄色や薄いオレンジ色などの服が一番ブヨ対策としては良いでしょう。 【ハッカ油を用意する】 ハッカ油はブヨだけではなくハエなどにも広く効果があります。 ブヨはハッカの成分、ニオイが苦手なためハッカ油の周りには近寄りたがらないという習性があります。 ハッカ油は小さなボトルで販売しているので山登りや森に入る際にもスペースを取ることなく持ち運びができるでしょう。 しかし、ボトルのままでは全身に使用するのは難しいため、自作のハッカ油スプレーを作成することをおすすめします。 精製水9に対して無水エタノール1の割合で混ぜ合わせ、そこにお好みのハッカ油を入れます。 濃度は好みで良いのですが、大体20滴以上入れられれば効果はあります。 もしもっと強い効果が欲しい場合は40滴程度までいれることが可能です。 【朝夕のブヨが活発な時間帯には水辺を避ける】 上述したように、 ブヨは朝夕の時間帯でもっとも活発に活動します。 そのためブヨの活動な時間に活動している水辺付近に近寄らないようにすればめったなことではブヨに刺されることはありません。 キャンプ場やゴルフ場などでも朝夕の水辺は注意しましょう。 アブとブヨは混同されてしまいがちですが、実際には見た目も刺された際の対処法も大きな違いがあります。 またアブは多くの種類がいますが、基本的に人を刺し吸引するのはオスだけです。 メスは人を襲うことがありません。 また、刺された際の痛みも、ブヨと違ってすぐに出ます。 痛みを感じたと同時に熱をもって腫れていくのでアブに刺された際はすぐに分かるでしょう。 また患部が固くなり、流血します。 ポイズンリムーバーなどでアブの唾液成分を吸い出す必要があります。 アブには毒がありませんが、唾液成分に流血を促す成分が含まれているためすぐに対処をする必要があります。 清潔な水があれば流水で流し、氷嚢などを使用して患部を冷やすことで腫れが早く引きます。

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ブヨやアブの最強の対策法と刺された後の対処法とは…

アブとブヨ 違い

呼称 [ ] 漢字の「虻」と「蝱」は同字ので、「蝱」がともされる。 「あぶ」は春のである。 害虫としてのアブ [ ] 、およびなどのメスは、血を吸うとして忌み嫌われている。 刺された瞬間、チクッというような痛みがあり、アブに刺されたことがすぐにわかる。 個人差があるが、一般的に強いかゆみがある。 アレルギーがある場合、化膿し水ぶくれができることがある。 、ことには脊椎動物にも向かっていく反面、幼虫も成虫も他の虫を積極的に捕食することからとしての面も持つ。 分類 [ ] (ハエ、狭義のハエ下目) ハエ亜目の分類の概略。 環縫群以外は全て。 直縫群 [ ] 資料によっては、「アブ」を (直縫短角群 Brachycera Orthorrhapha)に等しく定義する。 直縫群は解剖学的に定義すれば、触角が比較的短い仲間(短角亜目)のうち、羽化の際にの背中が縦に割れるグループである。 蛹の"縫い目"が真っ直ぐであるとの意味で「直縫短角群」あるいは「直縫群」として、前方が円形に開く(ハエ)と区別される。 アブ科のほか、、、、など多様な科が含まれる。 また、名前に「〜アブ」と付かずに「〜ハエ」と付くやなどもこのグループに入り、解剖学的定義からはこれらもアブの仲間である。 ただしこの特徴は、、つまり、原始的な特徴が保持されているにすぎず、直縫群に含まれる各科はそれほど(ハエ亜目であるという以上には)近縁ではない。 すなわち、直縫群はであり現代の系統分類では認められない。 このようなわかりにくい「アブ」と「ハエ」の交錯は、そもそも虻や蝿という語には厳密な分類の概念などなく、単に見た目の感じで使い分けられてきたものであることと、そのような見た目の感じと近代的な解剖学的特徴とが必ずしも一致しない場合があることに起因している。 一般に「〜アブ」と名の付くものを見れば、「どこかしらに似た風貌を持つハエ目の昆虫」を指して「アブ」と呼んでいるらしいことがわかる。 そしてそれらの多くが直縫短角群に属しているため、この群のものをまとめて広義でアブと呼ぶのである。 具体的には、ツリアブ科には丸々とした類に非常によく似たものがあり、逆にほっそりとしてにそっくりなものもある。 やはり広義のアブであるムシヒキアブ科にも同様にハナバチやヒメバチのと思われる例が見られる。 ところが、これと同様の現象がハエ(環縫短角群)であるハナアブ科にも見られ、その多くがなどのハナバチ類に擬態すると同時に、一部の種群はヒメバチに似た細身となっている。 ハエでありながら「ハナアブ」という名が付いたのは、このようなハチに似た(あるいは広義のアブに似たとも言えるが)外見からである。 ハナアブが系統的にはハエの仲間であることを示すため、例えば「シマハナアブ」「オオハナアブ」を、「シマハナアブバエ」や「オオハナアブバエ」として、最後にやや強引に「ハエ」を付した図鑑も過去にあったが、結局はこれらの和名は定着しなかった。 逆に、系統上では広義のアブであるにもかかわらず、オドリバエ科やアシナガバエ科に「ハエ」と名が付いたのは、彼らがあまりハチに似ておらず「ハエのような外見」だからである。 「ハエのような外見」とは、それらの名が付いた昆虫を見れば、「体が比較的が短く、あまりハチに似ていないハエ目の昆虫」のことを言うらしいことがわかる。 そのため細長いものが多いやの仲間(ハエ目・長角亜目)であっても、あまり細くない体をしているものにはなどの和名があり、これもカの仲間であることを示すため「〜チョウカ」の和名で掲載した図鑑もあったが、「〜アブバエ」と同様に定着はしなかった。 科 [ ] 複数の文献を参照し「アブ」とされることがある科を、 の分類に従い列挙する。 出典 [ ]• , 2. ハエのように動作が敏捷でないものとし、例として、直縫短角群の多数の科と、の・を挙げている。 「あぶ【虻・蝱】」。 アブの例として(アブ科)・()・()を挙げている。 and David K. Yeates. 2007. Brachycera. Version 29 November 2007 under construction. in The Tree of Life Web Project,• 2008. Cyclorrhapha. Version 05 February 2008 temporary. in The Tree of Life Web Project,• Wiegmann, Brian M. ; Tsaur, Shun-Chern 2000 , , Annals of the Entomological Society of America 93 5 : 1031-1038, : , 参考文献 [ ]• 『札幌の昆虫』出版会、2006年、。

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ハチ、アブ、ハエ、ブヨ…。違い、見分け方は!?刺された時の対処法は!?

アブとブヨ 違い

アブという虫をご存じでしょうか。 もしかしたら、普段の生活ではあんまり目撃することはないかもしれません。 けれど、キャンプやバーベキュー、釣りやハイキングなどでは、意外とメジャーな虫。 アブに咬まれて痛い思いをしないよう、注意しておきましょう。 ちなみに、「アブに刺された」とよく言われますが、正確には「咬み切る」という表現が適しています。 アブと似た虫、・ブユ(ブヨ)・等との違いを、画像付きで解説!夏のレジャーを楽しめるよう、きちんと対策してからお出かけください。 アブは大きく分けると3タイプ。 人を好んで吸血するアブも! アブの種類によって食性は異なり、大きく分けると、訪花性、捕食性、吸血性の3タイプです。 例えば、ハナアブのように花粉を媒介して花・野菜・果樹など植物の受粉を助ける働きをする訪花性のアブもいれば、ヒラタアブの幼虫のようにアブラムシを食べる益虫として活躍する捕食性のアブも。 ここでは、家畜や人間の血を吸う吸血性のアブに焦点をあて、解説していきます。 ヒラタアブの幼虫 (体長10mm前後) 虻(アブ)はハエ目の短角亜目(たんかくあもく)に属する昆虫で、の仲間。 見た目がかなりに近いアブもいますが、サイズが大きめで黄色っぽい種類のアブはと間違われることも…。 ちなみに長角亜目(ちょうかくあもく)には、長い触角を持つ、、等がいます。 アブは種類によって吸血する対象に好みがあり、ウシアブやアカウシアブのように牛や馬などの家畜を狙うアブもいれば、イヨシロオビアブ(成虫の体長11~14mm)やキンイロアブ(体長11~13mm)やゴマフアブ(体長8~12mm)のように人間を好んで吸血するアブも。 主に家畜を狙うアブであっても、人間を襲うこともあるので注意しましょう。 アブの生態と発生場所。 被害が増える時期はいつ? アブの主な発生源は、川・水田・沼などの湿地。 その付近の植物の葉裏などに塊状に卵を産み付けられ、約1週間で孵化します。 アブの幼虫は湿った場所を好み、苔や腐葉土の中で、ミミズや昆虫の幼虫を吸汁して大きくなっていきますが、種類によっては人の手足を狙うことも…。 幼虫期間は短い種類でも約1年と長く、中には3年に及ぶ種類も。 その後、1~2週間の蛹期間があって成虫になり、数日後から産卵が可能です。 アブの発生が増える季節は、夏。 4月頃から発生する種類もいますが、被害が増えるのは6月から9月に掛けてです。 キャンプやバーベキュー、川釣りなど夏のレジャーでは意外と見かける害虫なので、注意してください。 アブは黒や濃い色に反応するので、河辺や水田では長靴などを履いたり、白っぽい色の帽子や麦わら帽子を着用したりすることをおすすめします。 その他、ゴルフ場で見かけることも。 夏にラウンドするときは白や淡い色の服装を選ぶといいでしょう。 アブとハチはどう違う? はおしりの毒針で刺し、アブは鋭い口器で皮膚を切り裂き、流れ出る血液を吸います。 は刺し、アブは咬むという特徴はあるものの、一般的にはアブも刺すと思われていることから、どちらも恐れられている虫と言えるかもしれません。 アブの多くは大型ののようにも見えますが、黄色と黒の縞模様が特徴のアカウシアブのようにと間違われやすい種類も。 攻撃の仕方と見た目以外ではどのような違いがあるのでしょうか。 服の上から噛むこともあるので注意 が人を刺すのはハチ自身や巣をまもるためですが、アブは雌成虫のみが産卵のための栄養分を摂取する目的で吸血。 とアブでは攻撃の目的が大きく異なります。 そのため、を見かけた際は刺激しないよう背を低くして、静かにその場をそっと離れるようにしましょう。 アブは卵巣の発育のために吸血するので、しつこく追いかけてくる傾向に。 膝から下を狙われることが多いですが、キンイロアブのように頭部や上半身を狙うアブもいるので、注意してください。 ちなみに、アブの中には無吸血の種もいますし、イヨシロオビアブのように1度目の産卵は無吸血で、2度目からは吸血する種もいます。 飛ぶときは、は脚をたらして飛行し、スピードはそれほど速くありません。 アブは脚を折り曲げて飛行し、スピードも速く、羽音も大きいため、人間に恐怖心を与えます。 実際、咬まれると激しい痛みを伴うため、川や山にいくときは、遭遇したときの対処を考えておきましょう。 ブユ(ブヨ)・蚊・ヌカカとの違いは? アブに吸血されたときの症状と対策。 アブに咬まれると、大人であっても耐えがたいほどの痛みが生じます。 咬まれた箇所を確認し、血がにじむようになっていたらアブ、血がたれるようになっていたらブユ(ブヨ)でしょう。 ブユの場合はアブほど痛くはなく、かゆみがひどくなって気付くケースも。 ブユ(ブヨ)は集団行動するので傷口が複数できやすいです。 蚊やヌカカ(体長1mm~1. 5mmの小さなハエ目の虫)は注射針のような口吻(こうふん)を皮膚に刺して吸血するため、皮膚から血は出ません。 アブはと同じように、吸血時に病原体を媒介する種類もいるため、要注意です。

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