同期 の サクラ 最終 回 ネタバレ。 『同期のサクラ』10話(最終回)のネタバレ感想!「すぅ~」黒川に共感?ヒジョーに良い続編を求む声殺到!

『同期のサクラ』10話・最終回ネタバレ感想、サクラが選んだ道

同期 の サクラ 最終 回 ネタバレ

女優の高畑充希さんが演じる北野桜が主人公のドラマ「同期のサクラ」。 2019年12月18日が最終回と発表がありましたが、最終回はどのような形で幕を閉じるのか気になりますね! 1話を1年として10年間の物語を描くドラマということで話が進んできました。 第9話は2019年12月からスタートしました。 そして迎える第10話は2020年4月から、桜がもう一度花村建設株式会社へ就職してからの物語になるようです。 第10話の予告で見せた桜の不安を覚えさせる行動に、仲間との関係は崩れてしまうのでしょうか!?そんな声もネット上では多く挙がっています。 でも最終回はハッピーエンドに終わりたいもの・・・。 同期の仲間との絆の再確認になるのか、はたまた忖度しない性格を発揮したまま会社経営に携わり「力」をつけていくのか・・・。 桜のあのフレーズ「私には夢があります」はどこへ行ってしまうのでしょうか!?桜が気付いた本当の「力」と叶えた「夢」は一体? 今回は同期のサクラ最終回のあらすじと共にネタバレ結末予想を立てましたので、ご紹介していきます! 2020年4月。 桜は花村建設の副社長になった黒川(椎名桔平)から古巣に戻り、「俺の下で働かないかい?」と誘われます。 そして桜はもう一度花村建設の社員として働き始めることに。 そこでの目標は「力をつけること」に変わっていきました。 「力」を持っていれば正しい意見がきちんと通せる!? 花村建設の未来に危機感を抱いていた黒川は、新しい発想と熱い情熱を持って上に逆らってもチャレンジする人材である桜が必要だと話し、新規プロジェクトのリーダーに任命します。 仕事で忖度ない意見をする度に白い目で見られてきた桜でしたが、ようやく「やりがい」を感じて目を輝かせていきます。 そして、今までの桜の失敗の原因は「頑固で融通が効かない」ことではなく、「力がないからだ」と教えていくのです。 そこで桜が気付いてしまったのは、「力」を持つことで、「自分の正しい意見は通る」ということでした。 果たしてこれは本当に正しいことなのでしょうか!? 何かを蔑ろにして、どこか桜の心が見えてこないようにも思います。 桜は自分の気持ちに嘘をついている!?「力」を持つことが働くことのゴールではないことを同期4人は桜に教えたいのではないでしょうか? 桜は自分の気持ちに嘘をつくと同期にはバレてしまう行動が現れてしまうんでしたね。 ntv. もう仲間は必要ないの?」と言われてしまいます。 ようやく掴んだ桜の夢も、一瞬にして同期から「応援されてないんだ」桜はどこかまた路頭に迷うのです。 「会社で働くには力をつけることが自分を自由に表現できる方法だ」そこから桜はどのような行動を取っていくのでしょうか?このまま権力をもち、仲間を見捨てるということはしないと思いますが・・・。 スミレのリストラ勧告で桜が目を覚ます 黒川が社長の座に就くと、会社の雰囲気は変わっていきました。 「社員のために」 こう黒川は言いますが、「無駄なく働ける環境」からか、多くの人をリストラ対象にしたのです。 それは損得勘定が働いているように思えました。 仕事中の桜にスミレから連絡が入ります。 「リストラ勧告されちゃった・・・。 」 桜はスミレの元に駆けつけます。 そして、桜はスミレに 「社長にスミレさんのリストラ勧告を撤回してくるようお願いしてくる。 」 と言います。 この時、不自然な流れであるな、何か違う「力」だよね、と思った方は多いのではないでしょうか。 そう、桜のつけた「力」は「権力」であったのです。 黒川にリストラ勧告撤回するも・・・ そして桜は黒川の元へ。 スミレのリストラ勧告撤回を求めました。 しかし・・・ 「スミレをリストラ対象から外すなら、他にリストラ対象を桜が見つけろ。 」 と言われてしまうのです。 ここで桜が見せた行動は「それなら自分がリストラ対象になります!」という答えでした。 ここでようやく黒川からの呪縛が解かれたように思いました。 仲間・会社・力・・・桜が叶えた夢とは? 最終回予告でこれが最終回の桜のハッピーエンドの姿ではないか!?という動画が公式サイトから発表されていました。 「私の力は、仲間です。 」 そう黒川に宣言する桜。 それは入社した頃の桜の凛とした表情と、忖度しない行動そのもののように見えます。 そして続いてこう言います。 「どんなに辛くても、自分は決して一人じゃないと勇気が出ます。 」そう桜が言うのです。 桜が気付いた「力」と言うのはこの場面に凝縮されていたのです。 続けて黒川に言います。 「社長にはこんな仲間はいますか?」 桜がこの11年間同期の仲間を大切にしてきた「仲間」という宝を語った時でした。 「力」とは、「仲間」がいること。 自分一人では決して何もできなかったことを黒川に伝えたのです。 桜が教えてくれた第2の夢がこのドラマが伝えたかったこと 桜がとる行動は「同期の仲間の下に帰ること」でした。 桜が心から信じあえる「仲間」との10年間を描いたストーリーで、第2の夢である「私には夢があります。 信じあえる仲間を作ることです。 」これこそが、このドラマの1番の肝に当たる部分であり、現代社会に残したい「忖度しない行動」だったのではないでしょうか? 桜は第1の夢である「故郷の島に橋をかけること」は叶えることができませんでした。 しかし第2の夢である「信じあえる仲間を作ること」は最終回で再確認されましたね。 第3の夢である「多くの人を幸せにする建物を作ること」は・・・今回の最終回では作ることは不可能でしょうが、もしかしたら「続・同期のサクラ」が放送された時に作られるのかも!? 同期5人ともにバラバラになってしまった後、また「どこかで」会えた時に叶うのかもしれませんし、各々の会社で作り上げていくのかもしれません。 ドラマでは見ることのできなかった第3の夢でしたが、それ以上に「信じあえる仲間」が大切なのかを伝えてくれたように思います。 12月18日の最終回のあらすじと共にネタバレ結末を予想し、追記しました。 最終回で桜は「仲間との絆の再確認をする」と予想しましたがいかがでしたでしょうか。 会社で力をつけるにも必要なものは「権力」ではなく、「仲間」だったのではないでしょうか。 そして桜が気付いた力とは「仲間」のことだったのですね。 最終回での桜のとる行動、同期との愛に多くの勇気をもらいました!持つべきものは「信じあえる仲間」ですね。 関連記事集 2019年秋ドラマを最も盛り上げた「同期のサクラ」。 終わってしまうのは寂しいものです。 世の中の闇の部分にも桜のように「忖度せずに物事を発言する人」は少ないもの。 傷つきながらも、仲間の為に「本当の気持ち」を気付かせて来てくれた桜の行動に多くの人が勇気を貰えたのではないでしょうか。 私も桜の行動には勇気が湧き、多くの何かに気付かせて貰えたドラマでした。 今までの同期のサクラについて記事を書いていますので、良かったら他の記事も見てみてください。 当分は「桜レス」になりそうです・・・(;_;) 今週の人気記事• 新型肺炎・新型コロナウイルス(Covid-19)の世界的流行により、日本国内でも緊急事態宣言が発令されるかもし... 東京の遊園地で90年を超える歴史を持つ「としまえん」。 この「としまえん」が段階的に閉園し、跡地に東京都の公園や... 同期のサクラの主人公、高畑充希演じる北野桜が「重い脳挫傷」で寝たきりの様子からこのドラマはスタートします。 中山グランドジャンプ2020でシングンマイケルが落馬!無観客試合だったため、現地からの情報が入って来ず、現在の... 2020年1月下旬から新型肺炎・コロナウィルスの大流行が続く中、2020年7月より東京で行われる予定の東京オリ... 洗えるマスクが市場に出てきていています。 使い捨てマスクが不足する中、少しでも長くマスクを長持ちさせようとする人... 女優の桐谷美玲さんが、夫で俳優の三浦翔平さんとの間の第1子を妊娠中であることを自身のインスタグラムで発表しまし... 2019年10月スタートのドラマ「同期のサクラ」。 高畑充希演じるサクラの表情はどこか一点張りで変わらないのが何... 新型肺炎・新型コロナウイルス(Covid-19)の感染拡大が止まない今日。 東京オリンピック・パラリンピックの延... 女優の吉高由里子さんのインスタグラムについて話題になっています。 吉高由里子さんはインスタグラムをやって... 新着記事.

次の

ドラマ『同期のサクラ』ネタバレ、あらすじ、感想まとめ(主演 高畑充希)

同期 の サクラ 最終 回 ネタバレ

満開の桜の下にサクラ(高畑充希)の同期四人が集まっていた。 花村建設の新入社員として出会ってから11年。 今はバラバラの道を歩む同期たちは「まさか、最後にあんなことになるとは」と、サクラの激動の人生を振り返っていた……。 その1ヶ月前。 建設会社の面接に落ち続けていたサクラは、花村建設の副社長となった黒川(椎名桔平)から「俺の下で働かないか?」と誘われ古巣への復帰を果たしていた。 問題ばかり起こしていた自分が再雇用されたことを疑問に感じていたサクラに、会社の未来に危機感を抱いていた黒川は、新しい発想と熱い情熱を持って上に逆らってもチャレンジする人材が必要なのだと話し、新規プロジェクトのリーダーにサクラを任命する。 やりがいを感じて目を輝かせるサクラ。 黒川は今までのサクラの失敗の原因は頑固で融通が効かないことではなく、「力がないからだ」と教える……。 新しく着工する橋の重役会議に黒川と共に出席したサクラは、橋のデザインと安全面に関する忖度なしの意見を述べて早速重役たちの不信感を買う。 しかし、副社長の黒川がサクラの意見に同調した途端、風向きが変わり……。 さらに黒川が組織の問題点を指摘し、自分が自分らしくあるためには力を持つしかない、と冷静さと情熱を持つ黒川に次第に感化されていく………。 同じプロジェクトチームに参加する葵(新田真剣佑)はそんなサクラをどこか不安そうに見守っていた。 葵は飄々とした黒川のつかみ所のなさを信頼しきれないでいた……一方、新規事業と育児に追い詰められている百合(橋本愛)の話に耳を貸さず仕事に戻ってしまったり、NPO団体の代表となり悩みを抱える菊夫(竜星涼)からネット電話を受けても、皆忙しいという理由で聞き流してしまう。 さらに、就活中の蓮太郎(岡山天音)からの悩み相談よりも黒川からの着信を優先するサクラ……これまで、忖度しない言動の度に、組織との軋轢を生んでいたサクラは、初めて仕事で高揚感を感じる。 そんなサクラに、同期たちは、「あなたは、変わった。 仲間なんてもう必要ないの?」と苦言を呈されるが、反論できない。 サクラは、会社での「力」のために、仲間を捨てるのか? 第三の答えを見つけ出すのか? 夢を追い続けたサクラと同期たち仲間の10年間が激動のラストを迎える。 ntv. 『同期のサクラ』 10話・最終回ネタバレ 2020年4月1日満開の桜の下には、木島葵、清水菊夫、月村百合そして土井蓮太郎の4人が集まっていました。 そこで葵が 「なあ、気付いてるか? 俺らが出会って、今日でちょうど11年目なんだ。 」と話すと菊夫は 「おお、そっか。 」と相槌を打ちます。 百合が 「何か、入社式や新人研修が懐かしいね。 」と話すと、菊夫は 「11年たって、まさかみんながこんなふうにはるとはな。 」と話します。 すると蓮太郎が 「今や、会社も仕事もバラバラだし…。 」と話すと、百合が 「でもサクラは最後の最後まで大変だったね…。 」と口にし、葵が 「まさか、あんなことになるとは思わなかったからな。 」と告げ、4人で桜を見上げるのでした。 ——- その1ヶ月前、サクラは天国のじいちゃんに、心の中で 「じいちゃん、サクラはこの頃、しゃっくりが止まらねえんだて。 突然あんげこと言われたっけびっくりして。 」と話しかけ、黒川副社長に花村建設に戻って俺の下で働かないか?と言われたことを思い出していました。 そして 「黒川部長は…、あっ、今は副社長らろも、なーしてまた雇ってくれたんだろっか…。 でも、同期の仲間に誓ったように、これからは毎日じいちゃんに頑張ってるれって報告するっけね…。 いってくっれ。 」と告げ出勤するのでした。 出勤途中、サクラはこれまで通り建物の写真を撮り、会社に遅れそうになって 「マズい…、非常にマズい。 」と走って会社の黒川の部屋へ向かうのでした。 サクラは黒川に 「なぜ今までいろいろと問題を起こしたのに、また私を呼んでいただけたんでしょうか?」と尋ねます。 すると黒川は 「いい質問だねえー。 」と言い、サクラにこの10年間に花村建設が造った全ての建築物を見せたのです。 「どう思う?今日も忖度しないで言って見ろ。 」と黒川が告げるとサクラは 「素晴らしいものも多少ありますが、ほとんど今までの成功例をなぞっていて、デザインに独創性も革新性もないと思いました。 」と告げるのです。 すると黒川副社長も 「俺もそう思うよ。 」と言い、続けて 「どれもこれも今までの経験則と、ルーティンワークで造ったものだ。 事実去年のウチの売り上げは、業界3位から5位に転落した。 このままだとタイタニックみたいに沈むだけだ。 」と告げるのです。 続けて 「だから、俺は新しいプロジェクトチームをつくることにした。 お前のような今までにない発想と、熱い情熱を持った人間を集めて、花村建設がいままで造ったことのない、未来に誇れるような建築物を残すためだ…。 」と伝えます。 そして 「お前にそのチームリーダーになってもらいたい。 」とサクラに告げるのでした。 「私がですか?」とサクラが尋ねると、黒川は 「お前がいなくなってしみじみと分かったんだ。 命令を着実に実行する優等生はいくらでもいるが、上に逆らってでも、チャレンジしようとするヤツは、ウチにはほとんどいない。 俺は花村建設を生まれ変わらせたいんだ…。 その手伝いをしてくれないか? サクラ…。 」と伝えます。 そんな黒川副社長の想いに、サクラは 「分かりました、よろしくお願いいたします。 」と答えるのでした。 そして意気揚々と出て行こうとするサクラに、黒川は 「あ~ごめん、大事なこと言うの忘れてた。 」とサクラを呼び戻します。 続けて 「お前はな、今まで自分の主義主張にこだわり過ぎて、結果、周りとぶつかり、散々痛い目に遭って来た。 なぜだか分かるか。 」とサクラに尋ねるのです。 「それは…。 私が頑固で融通が利かないからでしょうか?」と話すサクラに、黒川は 「違う。 お前に力がないからだ。 力さえあれば、周りはお前のやりたいことに従う。 自分の思う通りのものを造ることができる。 お前の夢だって叶えることができる。 俺が応援してやるから、これからは力を持て、サクラ。 」と伝えるのでした。 黒川副社長が立ち上げたプロジェクトには葵もいました。 そこのプロジェクトリーダーに選ばれたサクラを、黒川はもうすぐ着手する工事の最終決定会議に付き合わせるのでした。 その会議で橋の計画書に目を通しながら意見を聞いていたサクラは 「スーーーッ!」と深く息を吸い込み、工事の問題点を次々と上げて行ったのです。 そんなサクラの意見に周囲から反発が起きざわめくのですが、黒川副社長が 「俺もこの北野サクラの言う通りだと思う。 」と告げると、周りはその意見に従い始め、最後に黒川が 「じゃあ直したらサクラに見せて。 こいつがOKしたらハンコ押すから。 」と話すと、担当も 「分かりました」としぶしぶ納得するのでした。 その後黒川は、この会社には様々な無駄が多すぎるとサクラに話し、 「お前がこれから夢や理想を追い求めて行けば行くほど、そういうヤツらに出会うんだ。 」と言いサクラに 「なぜ自分と同じように情熱を持って、理想を求めて行かないのかと、きっと腹が立つ…。 逆に向こうはお前を排除しようとする。 」と告げるのです。 そして黒川は 「組織は問題のあるものが嫌いだ」と言い、 「前例のないものなどを否定し、拒絶しようとする」と告げ、 「その時に必要なのが、ヤツらを黙らせる力だ」と話し 「お前がお前でいようとするなら、力を持つしかないんだサクラ。 」と伝えるのでした。 黒川副社長の意見に同調したサクラは、会社の無駄や見直すべき前例を洗い出し、その内容を黒川に提出すべく資料を作成していました。 そこに葵がやってきて 「な~んかあの人、正体不明なとこないか?」と言い 「な~んか話せば話すほど、手品師に騙されてる感じがしてさ。 」とサクラに伝えます。 そんな葵にサクラは 「そんな風に考えず、葵君も副社長にどんどん自分の意見をぶつけてみたらどうでしょうか?」と伝えるのです。 そんなサクラに、葵は百合のことがちょっと心配だと伝えるのでした。 サクラが百合に会うと、百合は思った以上に元気そうでした。 しかし子供が泣き出すと百合は 「だから、もう何なのよ、一体?」と怒り出したのです。 そしてサクラに 「本当はちょっと疲れてて。 働く女性が安心して預けられる託児所をつくりたいとか、威勢のいいこと言ってたけど、予算とかスタッフ集めは予想以上に大変だし…。 家に帰ったら、この子がこんな感じだから、何か心と身体が休まる時がなくて…。 こんなことなら、会社辞めない方がよかったのかな?」と弱音を吐く百合に、サクラは 「そんなことはありません。 百合ならきっと乗り越えられます。 」と伝えるのです。 そんな中サクラに黒川から連絡が入ったため、まだなにか言いたそうな百合を残し、サクラは会社に戻るのでした。 その後サクラが、夜会社で残業をしていると、突然サクラのパソコンに菊夫からビデオメッセージの着信が入るのです。 サクラが出ると菊夫は 「NPOの代表なんかやるんじゃなかったかなぁ。 」と言い 「俺が代表になった途端トラブル続きで。 」と話すものの、 サクラは手元の書類に目を通したりなど、少し上の空でした。 そして、菊夫が 「今度みんなで集まらないか?俺東京行くからさ。 」と提案するものの、サクラは 「あ~、でも今みんなちょっと忙しいみたいで。 」と断わるのでした。 その後再び資料をまとめようとすると、今度は蓮太郎から電話の着信が入ったのです。 サクラが出ると、蓮太郎は 「いろんな会社や設計事務所の面接に言ったんだけど、なかなか決まらなくて。 こっちがやる気をアピールして、今までにないものを造りたいとかいえば言うほど、どこの会社も何か面倒くさいのが来たって顔するんだよ。 」と告げるのです。 その後も蓮太郎はサクラに意見を求めるものの、黒川専務からのキャッチが入ったと告げ、蓮太郎の電話を切ってしまうのでした。 一方以前サクラがダメ出しした橋の計画書の直しが来たため、サクラがチェックすると、また新たな問題を見つけ、やり直しをさせるということが数度続いたのでした。 そんなサクラに葵は 「頑張る気持ちは分かるが、ほどほどにした方がいいんじゃないか?サクラの一言で予算は跳ね上がってるし、土木部のみんな残業続きでヘトヘトらしいんだ。 」と告げるも、サクラは 「でもいいものを造ったほうが、結果的にクライアントも喜んでくれるんじゃないでしょうか?」と告げます。 葵は 「そうだけど、このままだと、サクラがまた会社から浮きそうで…。 みんな、サクラの言うことを聞いてるのは、黒川さんがバックにいるからだし。 」と告げるのでした。 そんな中、社内に取締役会で社長が解任され、深セン城建総公司との合併案が可決したというメールが届いたのでした。 メールを見たサクラが黒川副社長に会いに行くと黒川は 「あの人がトップでいる限り、ウチの会社は変わらないからな。 お前も知ってんだろ?あの人が社員のことなんか、何も考えていないことを。 」と告げるのです。 「でも本当に合併して大丈夫なんでしょうか?向こうの会社が主導権を握るという噂もありますが。 」とサクラが尋ねると、黒川は 「陰口言いたいヤツには言わせておけ。 その時前社長が乗り込んできて 「あくまで取締役会の決定ですから。 」と話す黒川に対し、前社長は 「とぼけるな、全部お前が仕組んだことは分かってるんだ。 」と話すものの、連れ出されてしまいました。 そんな中、同期の4人がサクラをネットカフェ・リクエストへ呼び出し 「どうしたんですか?みなさん」と尋ねるサクラに葵が 「みんなサクラのことが心配で集まってくれたんだ。 」と話します。 続けて百合が 「なんか…、サクラが黒川さんに影響され過ぎだって聞いたからさ。 」と告げると蓮太郎が 「あんまり信用し過ぎないほうがいいんじゃないかな?あのひとのこと。 」と告げるのです。 「どういうことですか?」と尋ねるサクラに、菊夫が 「口では上手いこと言ってるけど、結局は自分のことだけしか考えてない気がするからさ。 」と告げるのでした。 続けて菊夫は 「俺たちがお前がまた変なことに巻き込まれないか心配なんだよ。 」と言い、百合が 「せっかく会社に戻れたのに、サクラがまた、前みたいに傷つくようなことになったら嫌だし。 」と告げるのでした。 そして 「俺たちにできることなら何でもするからさ。 」と蓮太郎が告げるも、サクラは 「すいません。 そろそろ仕事に戻らないと。 」と告げ 「葵君はともかく、3人はもう会社を辞めたので、内政干渉のようなことをおっしゃるのはいかがなものかと思いました。 」と告げ去ろうとします。 すると百合が 「サクラ、あんた変わったね。 醜いアヒルの子が白鳥になった途端、冷たくなった感じ…。 あんたリーダーになったら、そんな人間になっちゃうの? もしかしたら、あんたが一番権力を持っちゃいけないタイプだったりして。 」と告げるのでした。 そんなみんなに対しサクラは 「私は今こそ、自分が変わるべき時だと思っています。 今までの自分ではダメだと思っています。 副社長がおっしゃるように、もっと力をつけたいと思っています。 そのためにはもっと努力して、視野を広げ、成長していかなくてはいけないと思っています。 」と告げるのです。 続けて 「私は今まで、散々つらい思いをしてきました。 故郷の橋は自分のせいで架からなくなりました。 いつも勇気の出る言葉で励ましてくれたじいちゃんは天国に行ってしまいました。 今度こそ自分のやりたいことができそうなのに、どうして応援してくれないんですか?みんな。 」と訴えるのです。 そんなサクラに葵が 「サクラ…、なんか自分を誤魔化してないか?」と尋ねると、サクラは 「何言ってるんですか?そんなことはありません。 」と早口で答えるのです。 すると蓮太郎が 「とか言って、めっちゃ早口になってるし。 」と告げるものの、サクラは 「すいません、本当に忙しいので。 」と告げ去っていくのでした。 その翌日サクラが仕事をしているとすみれから 「私、リストラされるみたい。 」と電話が入るのです。 あわててすみれの元へ向かったサクラが副社長に掛け合って撤回してもらえるようにすると話すものの、すみれは 「いいわよ、そんなことしなくて…。 負け惜しみじゃないけど、この先花村にいても、あんまりいいことなさそうだし。 」と告げるのでした。 そしてサクラに 「同期たちと喧嘩したんだって?… あなたが会社に戻ってきて、張り切るのは分かる。 自分が変わろうとしているのも分かる。 でも、変っちゃいけないものもあると思う・・・。 仲間を大切にすること。 」と告げるのです。 続けて 「私ね、入社式でサクラに初めてあった時、こんな子がウチの会社で働くのは絶対に無理だと思ってたし、もう面倒ばっかり起こすから、もう本当にうんざりして、フフッ…。 でも、まさかそんなサクラに母親としても、働く女としても生きている勇気をもらうと思わなかった。 同期のみんなも同じだから、心配してるの。 自分を見失わないでね。 サクラ。 」と伝えるのでした。 その後社長となった黒川の元へ向かったサクラは黒川にすみれのリストラをやめるようにお願いするのです。 最終的に黒川は 「分かった。 彼女をリストから外そう。 」と告げるものの、サクラに 「他のリストラ対象者を選ばなきゃいけないから、それをお前が決めてくれ。 」と告げるのです。 そして 「大体、俺たちがリストラをしようって決意したのも、お前が提出したこの資料を呼んで、ウチにはまだまだ無駄があるって気付いたからなんだぞ。 どうする?サクラ。 」と告げるのでした。 するとサクラは黒川に 「分かりました。 だったら私が辞めます。 」と告げ出て行こうとするのでした。 そんなサクラに黒川は 「そんな安直な答えしか出せないのか?北野サクラは…。 自分さえ辞めりゃいいみたいな誰にでもできるようなことをしないで、何とか見つけたらどうなんだ? 自分の道を貫いて、みんなが幸せになるような答えを。 」と話します。 「卑怯です!・・・こんな状況で、私が何もできないと知っていて。 」と話すサクラに、黒川は 「それが…力だ。 悔しかったら、俺を負かすぐらいの力を持ったらどうだ? それが無理なら俺の方へ来いサクラ。 いい仕事をするためには、非情になることも必要だ。 俺たちがやっているのは100年後の未来の人にも届く仕事だ。 大きな目的のためなら多少の犠牲は仕方ないと思わないか?」と訴えるのでした。 部屋に戻ったサクラはコロッケを食べながら天国のじいちゃんに 「じいちゃん、ここのコロッケはうまくねえ…。 それともサクラの方がおかしくなってんだろっか…。 どうせばいんだてえ…、じいちゃん。 」と心の中で話しかけるのでした。 出勤途中サクラは建設現場で働くお隣の脇田草真に出会ったのです。 草真はサクラに 「おかげで俺、夢ができました。 いつか、北野さんと一緒に建物を造ることっす。 」と告げるのでした。 サクラが会社に到着すると、一人の女性がサクラに声を掛け「私、今日から内定者研修でお世話になるんですけど、この会社大丈夫ですよね? 合併するとか聞いて、ちょっと心配で…。 」と話すのです。 サクラは 「それは…。 」と言い、少しだけ考え込み 「大丈夫です。 きっといい仲間と出会うから。 」と伝えるのでした。 そんな中葵は百合に 「ちょっとサクラのことが心配で、昨日から会社にも来てなくて、連絡しても全然返信がないんだ。 」と相談するのです。 その時2人の子供・夢が泣き止まないため、百合は 「この頃ずっと機嫌悪くて、何かもう訳分かんない。 」と話すのです。 すると葵は夢を抱き上げ 「そんなに泣いてると、ママが困っちゃうだろ?」と言いながらあやし始めたのです。 そして泣き止んだ夢を抱えたまま、百合に 「なあ百合…、俺、この子のそばにいちゃダメかな…? この子を幸せにしたいよ…。 お前も幸せにしたい…。 いいかな?」と告げたのです。 そんな葵を、百合は涙をうかべ無言で見つめていたのです。 するとその時、2人にサクラからのメッセージが届いたのでした。 そんな次の朝、サクラがふらつきながら会社に到着すると、同期の4人がサクラを待ち伏せしていました。 「どうしたんですか?みなさん。 」と尋ねるサクラに 「昨日からお前からメールや電話が来っぱなしだから、どうする気か気になって。 」と菊夫と蓮太郎が話します。 サクラは 「すいません、最後までご迷惑をおかけし…。 」と話しながら寝そうになってしまいました。 そんなサクラを見た百合は 「葵、コーヒー買ってきてあげたら?」と話すと葵は 「ああ、そうだな。 百合、サクラ頼む」と話し、コーヒーを買いに行こうとしたのです。 するとサクラは 「大丈夫です、それより…、何だかお2人がとっても仲良しに見えたので。 」と話すのです。 その言葉を聞いた2人は軽く微笑み、百合が 「私たち、一緒に生きて行くことにしたの。 」と話すと、サクラは 「よかったです。 ずっとそうなればいいと願っていたので。 」と話すのでした。 続けて蓮太郎が 「俺、就職決まったよ。 小さい設計事務所だけど、俺がいつか、建築のノーベル賞って言われるプリツカー賞を目指すって言ったら、大きな夢を持った人間を待ってた。 …って、そこの社長がいってくれて。 」と話すのです。 するとサクラは 「よかったですね、蓮太郎君。 これからは、つくしちゃんとすみれさんのためにも、頑張ってください。 」と伝えたのでした。 その光景を見ていた菊夫は突然 「サクラ、こうなったら、俺と結婚するか?」と突然告げます。 サクラは驚いてしゃっくりをし、 「すいません、今ちょっと、そういうの考えられないので…。 」と伝えると、菊夫は 「ああ、大丈夫だよ、俺には仙台の仲間がいるから。 俺、みんなにこう言ったんだ。 これからは自分の弱さを認めようって。 同じ目的を持ってる仲間とつながってるだけで、随分人生得しちゃってるって考えて、頑張ろうって。 そしたらみんな分かってくれて。 」と伝えるのでした。 その後会わられた黒川新社長にサクラは 「社長、1つ教えてもらえますか? なぜこんな私にそんなによくしてくれるんでしょうか?」と尋ねるのです。 「言っただろ、それはお前がこの会社を変えてくれるって思ったからだ。 」と黒川が話すと、サクラは 「本当にそれだけですか?何か他に理由があるんじゃ…。 」とさらに尋ねるのです。 すると黒川は 「ハハハ…、いい質問だねえ。 」と言い 「実はな、お前と入社面接で会った時に、まるで娘と話してるような気がしたんだ。 俺の娘は、バレリーナになるのが夢でな。 その娘のために、俺はいつか、素晴らしい劇場を造ってやりたいと思って、必死に働いて来たよ。 」と告げます。 続けて 「それなのに…、娘は8歳の時に事故で死んだ。 履歴書を見たら、同い年で、誕生日も一緒だったし…。 なあサクラ、俺と一緒に夢を叶えよう。 」と伝えたのです。 しかしサクラはその申し出に対し、黒川に退職願を差し出したのでした。 「結局はこんな平凡な答えか。 」と話す黒川にサクラは自分が考えた未来に残したい建物のアイディアを渡したのです。 そのアイディア図を見た黒川は 「どれも素晴らしいじゃないか。 」と驚きます。 「それが私の力です。 」と話すサクラに黒川は 「やっぱりお前には才能がある。 」と告げるのです。 するとサクラは 「誤解しないでください。 私1人では、何もできませんでした…。 それは全部、私が同期の仲間に電話やメールで相談しまくり、アドバイスをもらいまくったからこそ完成したものです…。 私の力は、仲間です…。 優秀な仲間さえいれば、素晴らしい仕事ができます…。 どんなにつらくても、自分は決して1人じゃないと勇気が出ます…。 それが私の力です…。 社長にはそんな仲間がいますか?」と告げるのです。 そして 「私は自分を見失ってたんだてえ。 社長に力を持てと言われたっけ、楽な道を行こうとしてたんだわんね。 」と伝えます。 「な…、なんで方言なんだ?」と驚く黒川に、サクラは 「すいません…。 自分に腹が立っていたもので。 」と言い 「これからはどんなにつらくても踏ん張って、困難な道を行きます。 ここにいる同期たちに負けないような仲間をどんどんつくれば、きっと乗り越えられるから。 」と告げ、会社を後にしたのでした。 ある朝目を覚ましたサクラは、天国のじいちゃんに 「じいちゃん、サクラは今日も元気られ。 就職はまだ決まらねろも、私は1人じゃねえすけ、大丈夫らて。 」と話しかけるのでした。 就活中の道すがら、いつものように建物の写真を撮りながらサクラが「いいです、非常にいい。 」と話すと、全く同じタイミングで「非常にいい。 」という聞き覚えのある声が聞こえて来たのです。 サクラが声のする方を見ると、以前面接を受けた恒松建設工業の恒松社長が建物の写真を撮っていました。 サクラが花村建設をやめたことを伝えると恒松社長は「よかったら、ウチに来ませんか?建物つくるの好きなんでしょ?」と話すのでした。 その誘いにサクラは 「はい!」と元気に答えるのでした。 満開の桜の木の下でサクラを待っていた同期の4人はそれぞれの用事でそろそろ帰ろうとしていました。 そこに遅れてサクラが現れ、みんなに就職が決まったことを伝えたのです。 サクラはみんなに会えたおかげで、素晴らしい力をもつことができたと同期の仲間に伝えると、同期のみんなもサクラのおかげで夢を持つことができたと告げるのです。 そして菊夫が大声で 「私には夢があります…。 孤独や不安に苦しんでる人たちに、あなたは決して1人じゃない、応援してくれる人が必ずそばにいると伝え続けることです。 」と宣言します。 続けて百合が 「私には夢があります…。 これから社会に羽ばたく女性たちが、子育てや、生活の不安もなく、生き生きと自由に働ける社会を造ることです。 」と宣言します。 更に葵が 「私には夢があります…。 自分を貫こうとして、過酷な状況で働いている人たちを、1人でも多く幸せにする、本物のリーダーになることです。 」と宣言します。 最後に蓮太郎が 「私には夢があります…。 1人でも多くの人が夢を持ち、そのことを恥ずかしがらずに声に出せば、自分も奇跡を起こすことができると、知ってもらうことです。 」と宣言するのでした。 そこでサクラが何も言わないため、百合が 「サクラは言わないの?」と尋ねると、サクラは 「すいません、今そういう気分ではないので。 」告げます。 「最後までマイペースだなぁ…。 」と蓮太郎が笑いながら話すと、突然サクラが 「私には夢があります…。 1人でも多くの人が、私のように信じ合える仲間を持つことです…。 私には夢があります…。 毎年、この桜に負けないように、花を咲かせることです…。 私には夢があります…。 私たちが造った建物を見て、未来の人たちが、私たちが生きていたと言うことを思い出してくれることです…。 私がいつも素晴らしい建物を見て感動するように、生きる希望や勇気を持ってくれることです。 」と訴えるのでした。 すると葵が 「いや…、違う…。 それはもうお前の夢じゃない。 お前がこの世界でやるべき使命だ。 」と伝えるのでした。 続けて菊夫が 「11年たって、結局俺たちバラバラになったけど、これからも忘れないからな。 サクラが話した言葉も、失敗も、喜びも、悲しみも。 」と言うと蓮太郎が 「それくらい俺たちには消えない時間が積み上げられてるし。 」と伝えます。 そして百合が 「空気は読まないけど、人の心を読もうとするサクラが大好きだよ。 」と伝えると、サクラは 「ありがとうございます。 」と礼を述べるのでした。 その後帰って行こうとするみんなにサクラは 「スーーーッ!」と何か言いたそうにし、 「みんなで写真を撮りませんか。 」と告げ、同期5人で写真を撮ったのでした。 『同期のサクラ』 第10話・最終回まとめ・感想 いよいよ最終回となり、花村建設に戻ったサクラでしたが、予告で百合が 「あんたが、一番権力を持っちゃいけないタイプだったりして。 」などと言っていたので、どうなっちゃうんだろうと心配していました。 色々とサクラに対して百合たちは厳しい言葉を投げかけていましたが、 物語の中心にあるのが、同期の絆の強さということと、サクラが取るべき行動設定があるのでしょうから、 そこから逸れたサクラを同期の仲間が軌道修正させようとするのは仕方ないのかもしれませんが、そこの表現方法をすこし失敗しているような気がしましたね。 また視聴者を引き付けるためなのかもしれませんが、百合に前出の 「あんたが、一番権力を持っちゃいけないタイプだったりして。 」と言わせたり、 「醜いアヒルの子が 白鳥になった途端冷たくなった感じ。」とか言わせたり、ワードがキツすぎる気もしました。 7話までは非常に面白かっただけに、少々残念な部分も多々ありましたが、それでもラストはキレイにまとめたんじゃないでしょうか? ただ、最後の夢があります合戦は余計だったと思ってしまいました。 そして最後まで謎だった黒川がサクラを長年気にかけていた理由ですが、入社面接で8歳の時に亡くなった娘と話している感じがしたということと、年齢生年月日が一緒だったからって・・・・・ほかに何かなかったんでしょうか? また、サクラが黒川と離れ、別の生き方を選んだというストーリーも、もう少し丁寧に描いていれば、もっと納得できたように感じます。 それでも葵と百合が一緒に生きて行くことを決めたことと、10年かかりましたが、同期の4人がそれぞれ夢に向かって進み始めていけたことに希望が持てました。 また、サクラは終盤に恒松建設に入社することができて、きっとこの会社でなにか素晴らしい建物を造っていけるんじゃないかと期待を持たせてもらいました。 いずれにしろ、トータルでは非常に楽しめたドラマだと思います。 2020年1月期のこの枠のドラマは、吉高由里子さん主演の「知らなくていいコト」が始まります。 こちらも非常に楽しみなドラマです。 『同期のサクラ』 見逃し動画配信サービス 『同期のサクラ』の見逃し配信はHuluでどうぞ。

次の

同期のサクラ最終回(10話)の動画を無料視聴!【見逃し配信】ネタバレと感想も|メイのドラマライフ

同期 の サクラ 最終 回 ネタバレ

花村建設に復帰 2020年4月1日。 出会って11年経った同期のメンバーたちは、桜の木の下でそれぞれ過去を懐かしみ、 のことに思いをはせる。 そのひと月前。 サクラは に「俺のもとで働かないか」と言われてからしゃっくりが止まらないでいた。 サクラは花村建設へ向かう。 お隣の も新しい仕事が見つかったが、また辞めたらかっこ悪いからとどんな仕事かは教えてくれない。 サクラは昔のように遅刻ギリギリで花村建設に行き、黒川のもとを訪ねた。 サクラはなぜ自分がもう一度呼ばれたのか分からないと言うと、黒川は今まで作った建物の資料をサクラに見せる。 サクラが資料を見ながら、忖度せずに思ったことを言うと、黒川は納得した顔で「俺は花村建設を生まれ変わらせたい、手伝ってくれるか」と言い、新しいプロジェクトリーダーになってほしいと頼まれる。 黒川はサクラに「お前が力を持て」と話し、力を持てば好きなことが出来るぞと言われる。 サクラが新しいチームに入ると、 も同じチームだった。 サクラは黒川に付き添い会議にも参加し、そこで思ったことをハッキリ伝える。 反感を買うものの、黒川がサクラの意見の背中を押して、結果的にサクラの意見が通ることに。 黒川は花村建設で、社長が接待ゴルフばかりやっていることや、重役専用エレベーターがあることなどを無駄だと言う。 サクラは黒川の「この会社は無駄が多すぎる。 思ったことをやりたいなら、自分が自分でいようとするなら力を持て」という意見に納得していくのだった。 サクラは無駄や見直すべき前例を探し、黒川に提出しようとすると、葵に黒川は胡散臭いのではと言われる。 サクラは葵にプロジェクトに入ったことが社長への近道なのではと言う。 葵はサクラに「それはそれとして……」と前置きし、 の近況について聞く。 サクラも百合が気になり会いに行くと、百合は育児と自分の夢に行き詰っていた。 悩みを語る百合の話をしっかり聞けず、サクラは黒川の呼び出しに会社へ戻ってしまう。 その後、サクラは残業していると や から電話が入り悩み相談をもちかけられる。 菊夫はNPOの代表がうまくいかず、蓮太郎は就職活動がうまくいっていなかった。 サクラは自分の仕事が気になり、同期の相談に真摯に向き合うことができない。 黒川から頼まれた仕事に打ち込むサクラ。 サクラは初めて仕事に高揚感を覚えるが、葵にあまり周囲に無理させないよう注意する。 サクラの妥協しない意見のせいで色んな部署から悲鳴が上がっているのだ。 葵の言葉を聞いても、サクラはいいものを作りたいと自分を曲げることはしないのだった。 そんな時、取締役会で社長の解任が決定し、よその外資系の会社と合併するというニュースが飛び込んできた。 仕事にのめりこむサクラ 驚いたサクラは黒川に聞きに行く。 黒川は「あの人が上でいる限りは何も変わらないんだ」と言い、今後は社員のための会社をつくると話す。 その時、解任された社長が登場し黒川を指さし「私はあいつに嵌められたんだ!」と「騙されたんだ!」と大声を上げるのだった。 サクラは仕事にのめり込んでいくが、そのせいで会社で浮いてきた。 同期のメンバーに呼び出されたサクラは、仲間たちに心配される。 黒川に影響されすぎているのではという仲間たちに、サクラは何も言わずに仕事に戻ろうとする。 仲間たちからの非難に、サクラは「今度こそ自分のやりたいことが出来そうなのにどうして応援してくれないんですか!」と早口でまくし立てる。 サクラはプロジェクトメンバーの間でも浮いてきていた。 そんな時、 がリストラされることが分かった。 心配してすみれのもとへ駆けつけると、すみれはリストラされることを嘆いてはおらず、この先の花村建設にいても良いことなさそうだからこれでいいと言う。 すみれは自分よりサクラを心配し、忘れてはいけないこともある、自分を見失わないでと語りかけるのだった。 サクラは黒川にすみれのリストラをなんとか出来ないか頼むと、黒川はサクラの以前提出した無駄を排除するリストを見せて、これでリストラを考えたんだと話す。 サクラはすみれの代わりに自分が辞めると言うが、黒川はそんな安直な答えしか出ないのかと言い、大きな犠牲のためには多少の犠牲も仕方ないと思わないかと問われるのだった。 仲間たちの未来 サクラは通勤途中にお隣の草真に会い、草真は建築現場の職人になっていた。 草真は今まで色々転職したが、職人が自分に合っていると話し、サクラと一緒に良い建物を作りたい夢が出来たと話す。 会社に行ったサクラは内定者研修に来ていた女の子に「この会社大丈夫でしょうか、合併すると聞いて」と質問される。 サクラは少し考えて、 「大丈夫です。 素晴らしい仲間に出会えますから」 そう言って走り出し、自宅へ向かった。 その頃葵は百合にサクラが心配で相談する。 昨日からサクラが会社に来ていないことを聞いてサクラのもとへ行こうとする百合だったが、娘の夢が泣き出してしまう。 落ち込む百合を見て、葵は夢を抱き上げあやす。 夢が泣き止んだのを見て、葵は百合に「この子の傍にいちゃだめかな、この子を幸せにしたい。 おまえも幸せにしたい」そう話す。 百合は葵の言葉に涙を流すのだった。 そしてサクラからの連絡が来た同期のメンバーが心配で会社へ行くと、サクラは寝不足でふらついていた。 百合と葵が一緒に生きていくことを知り喜ぶサクラ。 蓮太郎も就職が決まり、菊夫はサクラに「結婚するか?」と聞くが、あっさり断られる。 菊夫は仙台に仲間がいるので大丈夫と話すのだった。 じゃあまたいつか! サクラは黒川に「なぜこんな私に良くしてくれるんですか」と問う。 黒川は入社面接で会った時に娘と話している気がしていたと語る。 黒川は自分の娘のために仕事をしてきたが娘は8歳の頃に死んでいた。 サクラと同じ年で同じ誕生日だったからと話す黒川の話を聞き、サクラは退職届を黒川に出した。 「この業界で働かせることができなくすることだってできるぞ」という黒川の脅しに、サクラは「いえ働きます。 あなたより力を持って」とアイデアの書かれた資料を見せる。 資料を見て感心する黒川にサクラは「これは私だけが考えたものではない、仲間たちに相談して出来上がったものです」と言い、 「私の力は、仲間です」 近道をしようとして自分を見失っていたと話すサクラ。 けれど自分は一人じゃない、これから困難が起きても仲間をどんどん作ればきっと乗り越えられる。 そう言ってサクラは会社を後にし、同期たちもそれに続く。 黒川はそんなサクラたちの背中を見て目を細めるのだった。 花村建設を辞めたサクラは就職活動を始めたが、すぐに小さいけれどいい物を作ろうとする建築会社に就職が決まった。 桜の木の下での、仲間たちとの待ち合わせに間に合ったサクラは、仲間たちに感謝し、仲間たちもサクラに感謝する。 それぞれ自分の夢について話すと、サクラも「一人でも多くの人が信じあえる仲間をもつことです」「毎年、この桜に負けないよう花を咲かせることです」そう話すと、葵が 「それは夢ではなくおまえの使命だよ」 そういわれて「そうですね」と同意した。 別れ際、みんなで写真を撮ろうというサクラ。 写真を撮り「じゃあまたいつか!」と言い、それぞれの道へ歩き出すのだった。 サクラの夢は始まったばかり! まさかの花村建設に復帰したサクラ。 黒川の言葉に乗せられているという感じでしたが、実際のところ黒川の本心はどうだったんでしょうね? あの「娘と同じ誕生日」云々はちょっと怪しい……。 黒川の会社についての意見を全て否定できないですし、でも確かに黒川は胡散臭いんですよね。 最後、サクラが会社を辞めて出て行く時に見せた微笑みも意味深でした。 黒川はサクラの忖度できない点を使って、自分は火の粉を被らずに無駄を排除して好きなようにやりたかったのかな……? 個人的にはやっと思い通りに働けるサクラの姿は気持ちよくもあったので、もう少し花村建設の膿を出す姿も見たかったです。 とはいえそうなるとサクラの心がまた折れてしまいかねないので、やっぱりあの辺が潮時だったのでしょう。 ラスト、新たな道に進み始めたサクラと仲間たち。 それぞれ桜の木から歩いていく様子は印象的でした……。 11年という月日が経ち、みんな大人になっていきましたが、夢は持ち続けている姿が見ていて嬉しくなりました。 同期のサクラ、素敵なドラマでしたね! いい最終回でした! 0 レビュー 夢を立派に成就させる系の作品は多いけど、途中で挫折して新たな夢が生まれるていうのはそんなに見たことないかも。 — たかみー komadesu2017 今の時代らしい選択かもしれないけど黒川さんと同じように「これが答えなのか」と思う。 他にやりたいことがあって辞めた同期と違ってサクラがやりたいことは今の職場でできることだし他に方法はなかったのかな。 権力の使い方を誤ることは問題だけど持つことそのものまで否定するのかな。 — 萩 鑑賞しました DaaztBzudG9VQNt どうせ洗脳されるんだったら黒川社長より同期の4人よりすみれさんに洗脳された方がサクラのためだったのでは?と感じましたね。 まぁサクラを変えようとしてくれた黒川さんも悪くない、むしろ貴重な存在だとは思うけどね。 やっぱり1番許せないのは鍋パドタキャンした同期たちよ! — にゃろ NYAROMayuNao286 同期たち心配するのは分かるんだけど、やっぱすみれさんだな〜さすがお母さんだな〜って思った。 誰よりもサクラに寄り添った素敵な言葉。 橋でもFAXでもTV電話でもきっと会える。

次の