多発 性 骨髄 腫 余命。 新たに多発性骨髄腫と診断された患者において、ボルテゾミブが生存率を改善させる | 海外がん医療情報リファレンス

多発性骨髄腫の生存率はどのくらい?ステージごとの生存率

多発 性 骨髄 腫 余命

はじめまして、私の祖母も多発性骨髄腫でステージ3、闘病生活1年で他界しました。 抗がん剤を始めれば、がん細胞の数値も段々下がり90%から17%にまで がん細胞の数値が下がるのですが、 17%のがん細胞は生き残りと言うだけあって今度は抗がん剤の効かないがん細胞を作り始め、感染症、敗血症などにもかからなかったので壮絶な最後でした。 サリドマイドなどもありますが、元は睡眠薬なので飲み始めてから 眠くなり、ご飯も食べられなくなり、どんどん痩せてしまいました。 私達にとってサリドマイドは奇跡の治療薬ではなかったです。 体の骨を溶かしていくためレントゲンを撮ると頭蓋骨に穴が開いていたり体中、痛がっていました。 多発性骨髄腫の患者さんを見た事が無いとその痛みの凄さは分からないと言われるくらい痛いようです。 個人差もありますので参考としておよみ下さい。 Q 実の姉(47歳)が先週末に大学病院に入院し診断の結果 「多発性骨髄腫」と診断されました。 耳慣れない病名で、気が動転しているのですが、 いつまでも周りがそれではまずいので、この病気について自分なりにどんな病気なのかを把握したいと思います。 インターネットなどや家庭の医学書で病気の概要はわかりました。 しかし、このあと治療を続ける上で以下の内容について教えてください。 (現在の状況) ・多発性骨髄腫 第3期 ・昨日より抗がん剤治療を開始 ・腰に痛みなどはあるが、歩行などは問題ない状況。 (病院よりの説明内容) 義兄が説明を受けたないようです*概要 ・基本的には化学療法を実施(抗がん剤投与) ・骨髄移植については、治療策のひとつであるが現時点として有効な治療かどうかの可能性は低い。 あくまでも本人と家族との相談のうえでこれを行うかどうかについて決定。 *医者の話ですと「最後の手段」的なニュアンスでした。 (質問) 1 この 第3期というのはこの病気でどのような状態をさすのか? 2 一般的にこの第3期の状態での存命率というのは? 3 抗がん剤投与とのことですが、本人もかなりツライという話を良く聞きますが、実際どのようなつらさなのか? また、経過をみて通院での治療になるそうですが生活への支障は? 4 オフレコで医者より以下の説明があったそうです 『抗がん剤の投与を行うのと、投与を行わずに治療するのとで存命期間に差がない。 』 このことは、いったい何を意味するのか? 以上、要領を得ない文章で恐縮ですがよろしくお願いいたします。 実の姉(47歳)が先週末に大学病院に入院し診断の結果 「多発性骨髄腫」と診断されました。 耳慣れない病名で、気が動転しているのですが、 いつまでも周りがそれではまずいので、この病気について自分なりにどんな病気なのかを把握したいと思います。 インターネットなどや家庭の医学書で病気の概要はわかりました。 しかし、このあと治療を続ける上で以下の内容について教えてください。 (現在の状況) ・多発性骨髄腫 第3期 ・昨日より抗がん剤治療を開始 ・腰に痛みなどはあるが、歩行など... myeloma. ncc. html 3 抗がん剤投与とのことですが、本人もかなりツライという話を良く聞きますが、実際どのようなつらさなのか? また、経過をみて通院での治療になるそうですが生活への支障は? 薬剤の種類や量にもよります。 主治医以外の人に聞いてもしょうがないでしょう。 4 オフレコで医者より以下の説明があったそうです 『抗がん剤の投与を行うのと、投与を行わずに治療するのとで存命期間に差がない。 』 このことは、いったい何を意味するのか? 治療に統計的根拠が無いということです。 治療してもしなくても結果に95%以上の有意差が無い 効果が無いことも大いにありえるということです。 humanbalance. myeloma. ncc. html 3 抗がん剤投与とのことですが、本人もかなりツライという話を良く聞きますが、実際どのようなつらさなのか? また、経過をみて通院での治療になるそうですが生活... Q 末期癌~死ぬまでの状況を教えてください。 末期癌の母は現在ホスピスケアを受けています。 これから母の面倒を見るのは私の役目なのでこれからどうなるのか不安です。 母がすいぞう癌だと宣告されたのはおよそ1年前です。 肝臓にも転移しており既に手遅れでした。 今年の3月頃までは癌だと思えないほど元気な母でしたが 4月頃から急に階段を転げ落ちる様に容態が悪くなってしまいました。 あらゆる箇所の骨に転移し、強い痛みも出てきました。 肺へも転移し、咳がひどいです。 今ではほんの少し動いただけでも息切れがひどく、時々咳き込んで嘔吐してしまいます。 急に食欲もなくなりました。 一日、一日ごとにどんどん体力がなくなり弱くなっていきます。 母はこれからどうなっていくのでしょうか。 苦しみが増しますか? 意識は最後まであるものですか? 自分でトイレにも行けなくなったらどうすればいいのですか? この状態で、あとどのくらいと考えていればいいでしょうか。。。 文章がうまくまとまっていなくてすみません。 少しでも心の準備ができればと思います。 宜しくお願いします。 A ベストアンサー 「人はがんでは死なない」という言葉があります。 がんが特別な毒素を出すわけではありません。 では、なぜ、人はがんで死ぬのか? それは、がんが増殖することで、臓器に様々な障害が起き、 その障害が引き起こす様々な症状によって、死にいたるのです。 様々な症状の一つには、疼痛もあります。 これは、モルヒネなどによりかなりコントロールできるようになってきました。 気管支のがん細胞が増殖して気管支を塞げば、窒息の危険があります。 肝臓のがんが増殖して、肝臓の機能が低下すれば、体内の様々な化学作用 が止ることになり、肝性昏睡などの様々な症状を起こします。 大きな血管にがんができて、血管が破れるということも起きます。 腎臓の機能が低下すれば…… 脳の機能が低下すれば…… つまり、がんがどこにあり、その臓器は、どんな仕事をしているのか、 ということです。 何が起きても不思議ではない、ということです。 「苦しみが増しますか?」 軽くなるということはないでしょう。 出てきた苦しみを押さえるということになります。 「意識は最後まであるものですか?」 わかりません。 先に昏睡状態になる場合もありますし、最後まで、意識がはっきりしている 場合もあります。 「自分でトイレにも行けなくなったらどうすればいいのですか?」 状況によりますが、オムツということも考えてください。 尿はカテーテルを留置することになります。 残酷な言い方ですが、何らかの理由で昏睡状態になった場合、 「それを治療して、昏睡から醒めさせて、延命をする」ということを しないという選択肢もあります。 末期症状は、医師や看護師がよく知っています。 まずは、医師や看護師と相談してください。 「人はがんでは死なない」という言葉があります。 がんが特別な毒素を出すわけではありません。 では、なぜ、人はがんで死ぬのか? それは、がんが増殖することで、臓器に様々な障害が起き、 その障害が引き起こす様々な症状によって、死にいたるのです。 様々な症状の一つには、疼痛もあります。 これは、モルヒネなどによりかなりコントロールできるようになってきました。 気管支のがん細胞が増殖して気管支を塞げば、窒息の危険があります。 肝臓のがんが増殖して、肝臓の機能が低下すれば、体内の様々な化... A ベストアンサー 一般に、多発性骨髄腫は緩やかに進行する病気で、進行度合いによって3期に分類します。 主な治療法は、抗がん剤などの化学療法と放射線療法があります。 多発性骨髄腫は、化学療法で効果が現れますが、確実に治癒を期待できる治療法は確立されていません。 また、この病気は早期の治療が必ずしも長期的な予後改善には結びつかないことがわかっているため、通常は先ほどのステージの2期や3期から治療が行われます。 48歳ということですが、比較的若い人には化学療法後に「造血幹細胞移植」を行うことがあります。 症状が安定していれば、日常生活に特別の制約はありませんが、打撲や骨折には注意が必要です。 また、中腰の姿勢を伴う作業や急に姿勢を変えることなどは圧迫骨折などを引き起こすので避けた方がいいです。 あくまでも、専門医に確認・相談されることをお勧めします。 Q 義母が末期癌です。 大腸から頚部のリンパ節に転移し、肺にも影がみられるそうです。 自宅で疼痛のコントロールは何とかできてきていたのですが、足がむくんで歩くことができなくなり入院しました。 入院後は足のむくみは取れたのですが、足がほとんど動かなくなり寝たきりになってしまいました。 2週間ほど前から下血が見られるようになり、たびたび輸血をおこなっています。 食事はほとんど取れていません。 薬を飲むために数口食べるのがやっとです。 いびきをかいて眠る時間が多くなり(昼夜逆転している感じです)せん妄らしき意識障害もしばしばみられます。 微熱も続いています。 数日前からは痰がよくからむようになってきました。 息苦しい時もあるようです。 目も見えにくくなっているようです。 このような病状なのですが、どういう状況にあると考えればいいのでしょうか。 主治医の先生に聞いても的を得た答えを得られずにいます。 また今後はどういう状態に気をつければいいのでしょうか。 少しでも楽になるように、私たち家族は何をしてあげればよいのでしょうか。 どんな小さなことでもいいです。 ご存知のことがあれば教えていただけないでしょうか。 どうぞよろしくお願いします。 義母が末期癌です。 大腸から頚部のリンパ節に転移し、肺にも影がみられるそうです。 自宅で疼痛のコントロールは何とかできてきていたのですが、足がむくんで歩くことができなくなり入院しました。 入院後は足のむくみは取れたのですが、足がほとんど動かなくなり寝たきりになってしまいました。 2週間ほど前から下血が見られるようになり、たびたび輸血をおこなっています。 食事はほとんど取れていません。 薬を飲むために数口食べるのがやっとです。 いびきをかいて眠る時間が多くなり(昼夜逆転している... A ベストアンサー 各症状について、可能性のあることを書きます。 足のむくみについては、心機能や腎機能などの臓器機能の低下や血流障害(これには、末梢の循環障害のほかに腹腔内のリンパ節転移などの圧迫による静脈還流の低下などが含まれます)、栄養状態が不良のため血液中の蛋白濃度が低下した場合など。 足が動かなくなったことについては、廃用性の筋萎縮に伴う筋力の低下や神経障害(両側の場合は脊髄への転移などの可能性)に伴うものなど。 下血は消化管からの出血を示しますが、可能性としては原発巣からの出血が最も考えられますが他の場所への転移、浸潤、潰瘍形成などによる出血の可能性もあります。 せん妄、抑うつ、不安等などの精神症状は癌の末期にはしばしば出現します。 疼痛コントロールがうまくいっていないときは出現の頻度も当然高くなります。 熱については、一般的に感染に伴うものと癌による腫瘍熱の二つが最も考えられます。 痰や呼吸困難は、呼吸器感染症の合併もしくは心不全徴候などの可能性があります。 この状態であれば御本人の苦痛をいかに取り除くかは、ご家族ばかりでなく医療側の比重が大きくなると思います。 まずは、御本人の意識を保った状態で苦痛を取り除くことが目標ですが、それが困難になればある程度鎮静させ意識レベルを落とすことも必要になります。 肺に転移しているようですが、呼吸不全が進行してくると酸素投与だけでは呼吸困難が改善されないこともあり、そのような場合は体力の消耗がはげしく悪循環に陥りますから、積極的に鎮静させます。 結果的に、ご家族との直接の会話はなくなることも多いですが、話すことができなくても完全に意識をなくしているとは限りませんから、気持ちの平安のためにも御本人に話しかけてあげることが大切だと思います。 最終的な症状は、血圧が下がる、尿の出が悪くなる、呼吸が浅くなるなどです。 自分で痰を出すことができなくなると、常に痰が詰まることによる窒息が心配になります。 喘鳴が強くなったときは、すぐに痰の吸引をしてもらうようにして下さい。 各症状について、可能性のあることを書きます。 足のむくみについては、心機能や腎機能などの臓器機能の低下や血流障害(これには、末梢の循環障害のほかに腹腔内のリンパ節転移などの圧迫による静脈還流の低下などが含まれます)、栄養状態が不良のため血液中の蛋白濃度が低下した場合など。 足が動かなくなったことについては、廃用性の筋萎縮に伴う筋力の低下や神経障害(両側の場合は脊髄への転移などの可能性)に伴うものなど。 下血は消化管からの出血を示しますが、可能性としては原発巣からの出血が最... A ベストアンサー 国民年金・厚生年金保険障害認定基準というものがあります。 障害認定日または直近日において、この基準に定められている状態に該当することが必要です。 nenkin. jsp? 以下のPDFファイルが、基準の抜粋です。 nenkin. pdf 年金用診断書というものが必要です。 所定の様式があり、障害認定日当時の病状が示されたものと直近日当時の病状が示されたものと、計2通が必要です。 当時かかっていた病医院で書いてもらいます。 nenkin. nenkin. nenkin. nenkin. pdf 具体的に必要になる書類は、以下のURLのとおりです。 nenkin. jsp? 初診当時のカルテの存在をもとにして初診当時の病医院に書いてもらう、非常に重要な書類です。 つまり、当時のカルテが現存していないと障害年金の受給につながりません。 なぜなら、カルテが現存していなければこの証明書を書いてもらえず、初診日証明もできないからです。 URLでは転院していなければ不要、と読み取れてしまうかもしれませんが、実際には、すべてのケースで不可欠ですので、そのように認識なさって下さい。 kamei-sr. jpg 初診日証明ができないときは、保険料納付要件も確認できません。 ご存じかとは思いますが、初診日よりも前の保険料納付の状況によっては障害年金を受けられ得ないので、その点からも、初診証明はきわめて重要です。 障害認定日は、初診日から1年6か月が経過した日。 実務上は、その後3か月以内の範囲を診断書上の障害認定日としています。 また、直近日は、請求の窓口提出日の前3か月以内の範囲の日で、障害認定日同様、診断書で書かれるべき範囲となります。 以上のことをまとめます。 最低限、次のようなことを満たして下さい。 (1)初診当時のカルテが現存しており、受診状況等証明書を取れること (2)障害認定日の後3か月以内に実際に受診しており、その当時の病状が示された診断書を取れること (3)請求日の前3か月以内の直近日に実際に受診しており、その当時の病状が示された診断書を取れること 2の状態をもとに認定されれば、遡っての受給が可能です。 但し、時効があるため、実際には、いまから最大過去5年前までの分までしか受けられません。 2の状態では認められなくとも3の状態で認められれば、今後の分については受給が可能です。 このときは2とは違い、遡っての受給はできません。 要するに、2と3のどちらかで必ず認めていただけるように請求をしてゆきます。 そのために2通の診断書が必要になる次第です。 その上で、年金事務所に請求をする際に、下記の「障害給付請求事由確認書」を添え、「障害認定日請求(= 2での請求)とするが、それが認められなかったときは事後重症請求(= 3での請求)としてほしい」という旨を必ず伝えます。 joshrc. pdf このようなことを十分に踏まえた上で、主治医や年金事務所ともよく相談し、請求を進めて下さい。 くれぐれもお大事にどうぞ。 国民年金・厚生年金保険障害認定基準というものがあります。 障害認定日または直近日において、この基準に定められている状態に該当することが必要です。 nenkin. jsp? 以下のPDFファイルが、基準の抜粋です。 血液・造血器疾患による障害(PD... A ベストアンサー 兄が脳腫瘍で亡くなりましたが、そのときの状況でも。 病院で血圧を測定する機械に触れましたが、上が60を切ると機械が電子音を出して緊急性を表していました。 また、血中の酸素濃度が95%を下回ると危険な状態と言えるようです。 逆に言うと、95%を上回るように酸素を送り込む必要があります。 こういった状態のとき、脈拍数は180と非常に高い数値を示していました。 血圧や血中酸素濃度が低いにもかかわらず脈拍数が落ちてきたら非常に危険だと言えるでしょう。 本当に死の直前では、呼吸が見るからに弱弱しくなり、呼吸が止まることがどんどんと多くなりました。 呼びかけると思い出したかのように呼吸を始める感じでしたが、まさに「息を引き取る」という表現そのままに死へ至りました。 全体としては、「血中酸素濃度の低下」「急激な血圧の低下」「呼吸の力強さの低下」の順で危険度が増す感じでした。 あくまで脳腫瘍の例ですが、参考になればと思います。 Q 何度もこちらで質問をさせていただいております。 今まで質問させていただいておりました状況から180度変わってしまい、家族で困惑している状態で質問をさせてください。 私の実父は5年前に末期の前立腺がんが発覚し、その時点で余命1年と言われました。 そして担当医から言われるがままに放射線、抗がん剤、ホルモン剤などのがん治療を行い、なんとか4年命を長らえることができました。 しかしある時からまったく効果がなくなり、1年前の7月「あと1ヶ月程度の命ですからご自宅で看とられてはいかがですか?」と病院から匙を投げられ、自宅近くの総合病院に転院、あと1ヶ月なら自宅で過ごさせてあげたいという家族の思いから自宅介護が始まりました。 退院後は病院にいるときよりも体調は良さそうでしたが、痛みを取るための麻薬が多いため、常に意味の分からないことを話し、幻覚もみていましたが、訪問介護の方がとても良くしてくださって、時々とんでもない大騒ぎを起こすことはありましたが、とりわけ穏やかに過ごすことができました。 そして余命一ヶ月と言われ、あれから1年が過ぎようとしていた今年7月。 呼吸困難、血圧低下、意識不明となり救急搬送、そのまま入院となりました。 そのときの内科の担当医から重度の肺炎を起こしており、あと1週間もてば…と言われました。 いつも側で見てきた私たちも「今回は本当にヤバい」と思い、家族4人交代で常に父の側にいました。 入院中は飲食は全くできず、意識は朦朧しており、せん妄がかなり強く出ており、1日1日弱っていく父をみんなで手を握りながら穏やかに過ごせるように努力をしてきました。 そして本日、早朝から担当医から急遽呼び出しを受け、入院のきっかけになった肺炎(肺に膿が溜まりそれに膜が張っている状態)でしたが、継続的に抗生物質を投与したことにより、肺炎がおさまって来たので、今日明日中に退院してくださいと言われました。 しかし父は2ヶ月近く一切の飲食を行っていないため身体は骨と皮のみ。 自力で立ち上がることも自分で歯を磨くことも顔を洗うこともできません。 意識は朦朧としていることはありますが、1週間ほど前から母や子供である私達に涙を流しながら「今まで面倒を見てくれてありがとう」「夕べ親父と兄貴がきて(どちらも昨年亡くなっています)俺たちと一緒に暮らそうって言ってくれたんだ」と言ったりして、顔は今までの苦しみから解放されたかのような穏やかな表情をしておりました。 しかし本日は一転。 今まで見たことないような鬼のような形相をしており、血圧計や心電図などを外していました。 言葉は怒鳴って話しますが何を言っているか意味が分かりません。 飲食は本日よりリハビリの一環で口内洗浄用のスポンジに水を湿らせて口の中に水分を与えるということは始まりましたが、リハビリ師に「嚥下ができないため固形物を飲み食いできる状態ではない」と言われました。 鼻から酸素投与をしておりますが、本日より外す方向で投与量を少なくしているとのことでしたが、とても呼吸が苦しそうで、時々肩で呼吸をしています。 また尿について、尿道に管を通し直接尿を出していますが、ここ1週間ほどは尿パックには血液のみというくらい真っ赤な尿がたまっています。 (麻薬投与により本人は痛みなどはありません)また尿量も入院時の半分以下になっています。 血圧は高い日もありますが平均60/40前後です。 (あがっても70くらい) また本日内科の担当医から聞いた話ですが、「泌尿器科の〇〇先生のお話では父の前立腺がんの進行はあと1年は大丈夫であろうという見立てです」と言われました。 (〇〇先生は父の担当医ではありません) 根本的な話ですが入院時一切の延命措置はしない、命を長らえるための治療は行わない。 ただ痛みだけは取ってあげてください。 という話をしたため、それ以降血液検査やレントゲンなどの検査を1ヶ月以上全くしていません。 本日の担当医も「レントゲンや血液検査などはしていませんが、熱が下がっているので肺炎は収まっている」と言っていました。 泌尿器科の先生は1年前の転院時に行った検査資料でお話をされていると思います。 父と話がしたいし、生きていてくれることはとてもうれしく思います。 でもこんな状態で父はまだ生きていけるのでしょうか? 私たち家族はどのような選択をしていけば良いのでしょうか? 退院/転院させることで、父を苦しめることになるのではないか?と思えて仕方がないのです。 頭の中が混乱しており、状況説明がうまくできていないと思いますが、どなたか教えてください。 宜しくお願い致します。 何度もこちらで質問をさせていただいております。 今まで質問させていただいておりました状況から180度変わってしまい、家族で困惑している状態で質問をさせてください。 私の実父は5年前に末期の前立腺がんが発覚し、その時点で余命1年と言われました。 そして担当医から言われるがままに放射線、抗がん剤、ホルモン剤などのがん治療を行い、なんとか4年命を長らえることができました。 しかしある時からまったく効果がなくなり、1年前の7月「あと1ヶ月程度の命ですからご自宅で看とられてはいかがです... A ベストアンサー 初めて記入させていただきます。 お父さまのことさぞ心を痛めてらっしゃるでしょうね お察しします。 質問がパッと目に入り、少し迷いましたが、 母を肝臓がんで亡くし、現在私も乳がんの再発で治療しており 何かお役に立てるかと思い、投稿しました。 医療関係者ではないので、専門的なことはわかりませんが お父さまは厳しい状態のようですね。 今後のこととなれば、母の場合は、厳しい状態ではありましたが 亡くなる前日、いえ当日の午前まで普通に話もし食事も取りました。 ただ、父に呼ばれ嫁ぎ先から帰って一晩泊まった次の朝、 1日のほどんどを眠り続ける母に、モルヒネを少し少なくしてもらったらどうか? つらければすぐ追加が可能だそうだからと、提案すると母は聞いてくれました。 ですが、その後苦しみ始め、すぐモルヒネを頼みましたが、その前に呼吸が停止したのです。 すぐ、送還して呼吸は取り戻しましたが、まもなく亡くなりました。 私は乳がんの手術後4年で再発し、抗がん剤治療が始まりました。 胸のリンパ節への再発で、手術もできない場所です。 いろいろ自分で調べたところ97%の確率で死に至ることを理解しました。 それから4年が過ぎました。 放射線と抗がん剤治療の後、私のがんは消滅し(寛解 ないとは言えないが、見えない状態)お医者さんも首をひねっています。 もちろん、治療は続きます。 今後また姿を現す可能性は高いでしょう。 実際近所のママ友は2000年初発2008年再発で、先頃亡くなりました。 私はというと、今は元気に生活し、仕事もしています。 長々書きましたが、何が言いたいかというと、がん患者の場合どのような早さで病状が進むのか、 人によってものすごく差があるということです。 お父さまにしても、いつ頃まで生きられそうだという、たとえ医者の言葉でも 当てにはならないと思います。 私の周辺で、医者の予測が当たった人など、少ないくらいです。 確かに厳しい状態ですが、今できる、いいと思うことをやられたらいいのでは と思います。 他の回答者の答えにもありましたが、あなた自身もよい選択をしておられるように思います。 ただ気になるのは、そんなに弱ったお父さまを『今日明日にも』退院させようとすることが 理解できません。 病状が静かに安定しているならまだしも、怒鳴ったり、呼吸が苦しそうなど 目が離せない状態で、今動かすことがいいとは思えません。 同じ病院にホスピスなどがあり。 速やかに動かせるならいいかもしれませんが。 こんな状態で動かすのはおかしいということを、主治医に話してみてはどうでしょうか。 移転先を探すのもなかなか大変なことですし。 なぜ、急に退院させようとするのか真意を聞けるといいかもしれません。 難しいかもしれませんが...。 認知症による徘徊など、病気ではないものに対して退院を迫るということは聞きますが お父さまは、医学的な治療(痛みをとるだけでも)が必要な患者ですから 退院を強制することはできないはずだと思います。 お役に立てたかどうかわかりません 看護もたいへんでしょうが、合間には体を休めて下さいね。 ご自分の健康も大切ですから。 お父さまが少しでも楽になられるよう祈っています。 初めて記入させていただきます。 お父さまのことさぞ心を痛めてらっしゃるでしょうね お察しします。 質問がパッと目に入り、少し迷いましたが、 母を肝臓がんで亡くし、現在私も乳がんの再発で治療しており 何かお役に立てるかと思い、投稿しました。 医療関係者ではないので、専門的なことはわかりませんが お父さまは厳しい状態のようですね。 今後のこととなれば、母の場合は、厳しい状態ではありましたが 亡くなる前日、いえ当日の午前まで普通に話もし食事も取りました。 ただ、父に呼ばれ嫁ぎ先から帰っ... Q 別件でもう1つ。 心臓に水が溜まる心膜炎と言われました。 「近いうちに水抜きます!」とのことなのですが、どこから?どうやって??? もしかして・・・かなり痛い??? やっぱり、さらにもう1つ。 骨髄せんし検査をする病気って・・・血液が悪い病気ですよね? あの検査で何が分かりますか? 驚かないので教えてください! 少し前まで多発性骨髄腫と言われて入院していました。 たんのうとか肝臓,肺などモロモロにガン細胞が転移していて、ちゃんと告知を受けています。 年内いっぱいくらい・・・だそうで・・・。 なので、絶対驚かないので正直に教えてください! かなりしつこいですが、もう1点。 しょっちゅう過呼吸の発作を起こします。 この心膜炎という病気や、多発性骨髄腫という病気とは、何か関係ありますか? 検査の前日など、緊張していると?発作を起こすような気がしますが・・・。 発作を起こした後は、ひどい吐き気に襲われます。 それと、心臓がガサガサと横に動いているようなものすごい音がするのですが、何ですか? 教えてくださーい。 落ち込まないで?前向きに生きられる方法?も教えてくださーい。 まだ23歳なので、死にきれないなー。 別件でもう1つ。 心臓に水が溜まる心膜炎と言われました。 「近いうちに水抜きます!」とのことなのですが、どこから?どうやって??? もしかして・・・かなり痛い??? やっぱり、さらにもう1つ。 骨髄せんし検査をする病気って・・・血液が悪い病気ですよね? あの検査で何が分かりますか? 驚かないので教えてください! 少し前まで多発性骨髄腫と言われて入院していました。 たんのうとか肝臓,肺などモロモロにガン細胞が転移していて、ちゃんと告知を受けています。 年内いっぱいくらい・... A ベストアンサー ご自分の病気について、しっかりと知っておくこと。 これは大切なことです。 闘う相手、或いは共存する相手はしっかりと理解すべきことだと考えます。 『心臓に水が溜まる心膜炎』は心臓の周りを覆っている袋状の部分に体液が溜まって心臓が圧迫される現象です。 溜まっている体液は心臓の膜に針を刺して注射器で吸い出す方法で除去します。 大丈夫ですから、医師を信じて処置を受けてください。 体液を抜くまでにできることは、少しでも痛みや圧迫感を弱めることですネ。 普通は寝た状態のときに症状が強まるものですから、睡眠の時に半身をやや起こした状態に保つことで多少なりとも楽になるかもしれません。 また、過呼吸状態が頻繁に生じるのは心膜に体液が溜まっていることによるものでないかと思われます。 心膜に体液が溜まっていると酷い呼吸困難(吸う時)をおこしますので、体液を抜いてもらえば、この症状は改善されることと思います。 ただ、心膜に体液が溜まる状態は、リンパ腫や肺癌などが原因となっていることが多いものですので、一度抜いても再発する可能性があります。 肺癌の告知も受けられているとのことですので、原因は肺癌にあるのかもしれません。 ですから、引き続き心膜除去や部分切開などの措置が取られる可能性もありますので、担当医に詳しくお尋ねください。 順番が逆になりましたが、骨髄穿刺検査は、白血病・骨髄腫・悪性リンパ腫・がんの骨髄転移等を調べることができます。 胸骨からの穿刺となりますが、痛みを伴います。 十分に担当医から説明されていると思いますが、場合によっては目隠しと固定を頼まれるのもよいかもしれません。 痛みはあるのでしょうか? 前向きに生きるにしても、何をするのにしても、癌による疼痛はすべてを否定的にするような酷いものですから、担当医にペインクリニックを十分に行なってもらうように頼まれるのが良いでしょう。 痛みがなければ、いろいろと考えることも行動することもできますから。 誰でも次の瞬間、明日の朝、1週間後どうなっているかはわからないのです。 そして、健康体の場合はいつまでもそのままの状態が続くのだと錯覚しているのです。 以上kawakawaでした ご自分の病気について、しっかりと知っておくこと。 これは大切なことです。 闘う相手、或いは共存する相手はしっかりと理解すべきことだと考えます。 『心臓に水が溜まる心膜炎』は心臓の周りを覆っている袋状の部分に体液が溜まって心臓が圧迫される現象です。 溜まっている体液は心臓の膜に針を刺して注射器で吸い出す方法で除去します。 大丈夫ですから、医師を信じて処置を受けてください。 体液を抜くまでにできることは、少しでも痛みや圧迫感を弱めることですネ。 普通は寝た状態のときに症状が強まるも... Q どうしても理解できない。 末期がんでただ死んでいくだけの患者がイタイイタイと泣いている。 どうしてモルヒネを打ちまくって安らかに死なせてあげないのだろうか? ただ痛いだけで生きている価値があるのか? たとえ寿命が半分になって半年生きるところが三ヶ月になったところで痛いだけの六ヶ月と安らかな三ヶ月とどちらが良いか。 モルヒネなんて病院の畑でケシの花かなんか知らないけど栽培したらただで作れるじゃないか。 値段の問題は栽培すれば解決する。 どうして末期がんの患者を苦しませるのだろうか? モルヒネ投与を禁じている医者が末期がんになったら自分で打ちまくるのではないだろうか? もしそうだとしたら矛盾していないだろうか? A ベストアンサー 質問拝見しました!! 質問者様の身内の方が、その患者さん・・という事で良いのですよね? それとも・・別の患者さんを、質問者様が見ていらして感じたこと?では無いですよね? (ちょっと判らなかったので・・すいません!) 私の父は・・ガンで亡くなりました。 一番ビックリしたのは・・1ヶ月に1回外来で行く状況(慢性膵炎で)のある時・・。 突然として 「胃ガンです!余命1年です」と言われて帰ってきたのです。 その様な言葉は・・冗談でも出る内容とは違ったので、本当にビックリし、又、とてもショックでした。 そして検査入院で「スキルス胃がん、リンパ節転移」とわかり・・。 父の希望を真剣に聞きました。 (告知された時は痛みや苦しみはまだなかったです) この3つが「父」が私にゆっくりと、真剣に話してくれた希望でした。 医師に私が伝えました。 そして・・運良く内服の抗がん剤で時を過ごしました。 少し気持ち悪いけど・・その気持ち悪さもだんだん取れて、元気になってきました。 食欲はあるし、車を運転して好きな場所に行くし、買い物も行くし・・普通の人と変わらない?・・それ以上かも・・と思われるくらい! (でも私は・・この元気さが、いつか突然ひっくり返る瞬間が来ると思っていました) 11ヶ月弱経った、ある日の朝・・父は「痛いんだ・・」とぽっつり言いました。 私は「とうとう来たか!!」と深呼吸をして・・明日から色々な事が変わっていくのだろう・・と思いました。 痛みがでて・・毎日通院で「処置室」で点滴を8時間して帰る日々が続き・・。 ついに「外科部長」に・・ 「入院してはどうかな?お父様にもおっしゃってみて!」と言われました。 ・・・そうだよなぁ!その日が来たんだな~・・と思い、父に話しました。 父は「そうだなぁ・・入院するかぁ~・・・」と答えました 入院して主治医は同じですが・・いつも来てくれるのは研修医です! 「痛い」「苦しい」「辛い」・・この3つをとにかく・・ とにかく避けて進めて!・・と言いました。 研修医は優しく、真面目ですよね!一生懸命だし・・。 そして・・「そろそろモルヒネ打ちませんか?・・その分色々あると思いますがどうでしょう?」・・と。 「有難う!・・そうだよね!痛そうだモンね・・お願いするよ!」と告げました。 研修医は「こちらの点滴がモルヒネです!(モ)と書いておきますね!わかるように!」・・と。 すこしずつ、言葉の「ろれつ」が回らない感じ、色々な事がわからない様子が見えてきましたが・・それと同時に・・。 「お父さん!!痛い?」と聞くと「ううん!痛くないよ・・!」と 良かった・・と思いました。 更に命が短くなる事は覚悟していましたし・・でも「痛く、辛く、苦しくない!!!!!!」 これです!!重要なのは・・。 5日後に亡くなりました・・眠るように気分良さそうに! 良い亡くなり方だったと思いました・・悲しさは逆に半減しました。 ですから・・医師に、とにかくお願いしてみてはいかがでしょうか? 長々と・・しかも体験談だけのくだらないお答えかもしれませんが書かせて頂きました!! お願いして・・早く辛さを取ってあげて下さい!! そうすれば・・自分達の辛さも同時に取れます!! くれぐれもお大事になさってください!! 質問拝見しました!! 質問者様の身内の方が、その患者さん・・という事で良いのですよね? それとも・・別の患者さんを、質問者様が見ていらして感じたこと?では無いですよね? (ちょっと判らなかったので・・すいません!) 私の父は・・ガンで亡くなりました。 一番ビックリしたのは・・1ヶ月に1回外来で行く状況(慢性膵炎で)のある時・・。 突然として 「胃ガンです!余命1年です」と言われて帰ってきたのです。 その様な言葉は・・冗談でも出る内容とは違ったので、本当にビックリし、又...

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さまざまな段階の多発性骨髄腫の症状?

多発 性 骨髄 腫 余命

多発性骨髄腫は、私たちの体を守る働きをする形質細胞ががん化する病気。 M蛋白という役に立たない物質が体内のさまざまな場所で増殖し、骨がもろくなって骨折したり、貧血や腎障害などの臓器障害を引き起こしたりする。 どの年代でも発症するが60歳以上の高齢者に多く、近年、患者が増加している。 NPO法人キャンサーネットジャパンが11月に、神奈川県横浜市で開催した「かながわ血液がんフォーラム」では、横浜市民病院血液内科診療科長の仲里朝周氏が移植非適用の患者の治療、神奈川県立がんセンター血液・腫瘍内科医長の高橋寛行氏が移植適用のある多発性骨髄腫の最新治療について講演した。 その内容を紹介する。 移植非適用の患者も多剤併用療法で長期生存目指す 多発性骨髄腫では、3剤か2剤併用導入化学療法を行った後、大量化学療法と自家末梢血幹細胞移植(以下、自家移植)を行うのが標準治療。 ただし、一般的に、自家移植が受けられるのは、65歳未満で重篤な合併症がなく、心肺機能が正常な人だ。 高齢者に多い病気であるため、65歳以上の移植非適用の患者が圧倒的に多い。 「私が医師になった1990年代半ばには、多発性骨髄腫は不治の病でしたが、自家移植が受けられない移植非適用の患者さんでも、ボルテゾミブなどのプロテアーム阻害薬、サリドマイド、レナリドミド、ポマリドミドといった免疫抑制薬といった新規薬剤の登場で生存率が劇的に改善しています。 高齢者の場合、年齢、合併疾患の有無、ADL(日常生活動作)によって薬の量を調整しつつ、ボルテゾミブやレナリドミドなどの新規薬剤を含む3剤、あるいは2剤併用薬物療法を行い、長期生存を目指します」。 横浜市民病院血液内科診療科長の仲里朝周氏はこう解説した。 症状が出ない段階で診断されることもあるが、多発性骨髄腫の場合、治療を始めるのは、高カルシウム血症(Hypercalcemia)、腎障害(Renal insufficiency)、貧血(Anemia)、骨病変(Bone lesion、)といったCRAB(クラブ)症状が出たときだ。 典型的な4つの症状の頭文字(高カルシウム血症はCalcemiaのC)を取って、CRAB症状と呼ぶ。 近年、下に示したような、進行するリスクが高いバイオマーカーに1つでも当てはまる場合には、2年以内に症候性骨髄腫に進行する可能性が高いため、治療の開始を検討するようになっている。 骨髄中の形質細胞比率が60%以上 2. 血清遊離軽鎖(FLC、フリーライトチェーン)比が100以上 3. MRIで2カ所以上の5mm以上の巣状骨病変あり リスクの高い染色体異常の有無、心身の状態に合わせた個別化治療を 『造血器腫瘍診療ガイドライン2018』(日本血液学会編)では、移植非適用の人の標準治療は、MPB(メルファラン+プレドニゾロン+ボルテゾミブ)療法などの3剤併用療法かLd(レナリドミド+デキサメタゾン)などの2剤併用療法が推奨されている。 「染色体検査で、17番染色体の欠失か、本来別々であるはずの14番と4番、あるいは、14番と16番がくっついている(転座)染色体異常があると、予後が悪いことが分かっているので治療を工夫する必要があります。 高齢者の場合は、年齢、脆弱性、合併症のあるなしでだいぶ治療が変わってきます。 一人ひとりの患者さんに合わせた個別化治療が重要です」 仲里氏はそう強調し、80歳で骨髄腫の骨病変のために胸椎に圧迫骨折があり車椅子になっていた患者のケースを紹介した。 圧迫骨折がある高齢者の場合、一般的には2剤併用療法を選択するが、その患者は病気になる前は1日平均5000歩くらい歩いており、既往症と認知機能低下はなかった。 そこで、少し薬の量を減らしてボルテゾミブを含む3剤併用療法を4サイクル実施したという。 治療によって骨髄腫による症状も改善し、歩けるようになったので、さらにサリドマイドを含む3剤併用療法を続けたところ完全奏効(CR)になり、5年以上経った現在も元気に過ごしているそうだ。 近年、免疫調整薬のポマリドミド、プロテアソーム阻害薬のカルフィルゾミブやイキサゾミブ、抗体薬のダラツムマブ、HDAC(ヒストン脱アセチル化酵素)阻害薬のパノビノスタットなど、多発性骨髄腫を適応症とする新しい薬が続々と承認されている。 再発する度に、新しい薬による治療を受け、これまで通りの生活を続ける患者もいるという。 ボルテゾミブは、発売当初は静脈注射で、手足のしびれなどの末梢神経障害の副作用が出やすかったが、皮下注射に変更されてからは副作用が減り使いやすくなった。 サリドマイドとレナリドミドなどは血栓症を起こすリスクが高まるので、予防のために抗血小板薬や抗凝固薬を服用する。 骨髄腫に対する治療自体がCRAB症状の改善につながるが、骨病変や高カルシウム血症の治療のために、ビスホスホネート製剤ゾレドロン酸の投与など、症状を軽減するための治療も重要になる。 移植が可能な患者は導入療法後、大量化学療法+自家移植が標準治療 一方、65歳未満で併存疾患のない患者の場合は、BCD(ボルテゾミブ+シクロホスファミド+デキサメタゾン)療法など3剤併用か、レナリドミド+デキサメタゾンなどの2剤併用の導入療法の後、メルファラン大量化学療法+自家移植を行うのが標準治療だ。 「移植適応骨髄腫の現状、課題、そして未来」と題して講演した神奈川県立がんセンター血液・腫瘍内科医長の高橋寛行氏は、大量化学療法+自家移植について、こう説明した。 「限界を超えて大量の抗がん剤を投与することで骨髄をからっぽにし、あらかじめ採取し凍結しておいた患者さん自身の末梢血幹細胞を移植することによって骨髄機能を回復させる治療です。 末梢血幹細胞移植は点滴で行います。 移植をして、10~14日間くらいで骨髄機能が回復します」 自家移植の後、地固め療法、あるいは維持療法と呼ばれる追加の治療をするかは、病院や医師によって意見が分かれるところだ。 十分なデータがないため、原則として臨床試験で行うべき治療になっている。 「骨髄腫は、現時点では治るとはお伝えできない病気です。 そのため、ほとんどの患者さんが再発を経験します。 再発するなら、一番いい治療は後に取っておきたいと考える人もいるかもしれませんが、再発したときの体の状態によっては強い治療ができなくなっていることもあり得ますから、最初に、その時点で最善の治療をすることが大切です。 新規薬剤を組み合わせた治療をすることで、再発しても、長く自分らしい生活が送れるようになってきています」と高橋氏。 再発治療は、高カルシウム血症の悪化、腎機能の異常、貧血の進行、新たな骨病変の出現、などCRAB症状が出てきた「臨床的再発」時点で開始されるのが一般的だ。 ただし、最近では、2カ月以内の間隔で2回検査を行い、血液中や尿中のM蛋白が基準値より増え始めた「M蛋白再発」のうちから治療の開始を検討するようになってきている。 すぐに再発したときには最初の治療とは別の薬を使った治療を行うが、10~12カ月経ってから再発した場合には、以前と同じ治療を繰り返す場合もある。 18カ月以上経ってからの再発には、再度自家移植が検討される。 最初に末梢血幹細胞の採取をするときには、できるだけ2回分の末梢血を採取して保存しておく。 再発した際、ドナーの造血幹細胞を移植する同種移植が検討されることもあるが、骨髄腫の同種移植は死亡率が高いこともあり、研究的治療になっている。 免疫形質的完全奏効になれば治療を休止できるかは今後の課題 高橋氏が、最近のトピックとして挙げたのが、免疫形質的完全奏効だ。 感度の高い次世代フローサイトメトリーを使ってより深い奏効である免疫形質的完全奏効を測る検査が本年から保険適用になっている。 フローサイトメトリーとは、細胞を一列に並べてレーザーの前を通過させ、細胞の大きさや構造、表面のたんぱくの有無を調べ、異常な細胞がどのくらい存在するかを細かいレベルで測定する検査だ。 「これまで完全奏効とされていた段階では、発症時に1兆(10の12乗)個あった骨髄腫細胞が、1億(10の8乗)個になったくらいなので、治療をやめると再発してしまいます。 免疫形質的完全奏効は1万(10の4乗)個以下とさらに深いレベルまで減っている状態です。 今後は、慢性骨髄性白血病(CML)のように骨髄腫でも、フローサイトメトリーの検査で微小残病変(MRD)陰性になったら、治療を休止する期間が作れるのではないかということが期待されています」(高橋氏) 現時点では、再発後は薬物療法を続けることになるが、患者の治療負担を軽減しQOLを改善しようとする動きもある。 カルフィルゾミブは週2回連続投与だったが、1回の投与量を増やして週1回でも効果が変わらないことが米国の臨床試験で分かった。 また、高橋氏によると、これまで1回あたり7~8時間かかっていたダラツムマブの皮下投与が、5分程度で済むようになった。 「骨髄腫の治療と療養環境の整備については、医師、看護師、薬剤師、栄養士、理学療法士などがチームであなたをサポートします。 仕事、家族、経済的なことも含めて生活全般の悩みを解決していくことが大事です。 今後、現在再発・難治の骨髄腫が対象の新規薬剤が初期治療に使えるようになったり、現在治験中の薬が承認されるなど、さらに治療の選択肢が増えることが期待されます。 骨髄腫になっても、一般の方と変わらない平均余命が期待できるようなところを我々としては目指していきたいです」と高橋氏は強調し、講演を締めくくった。 このセッションでは、横浜を中心に活動する多発性骨髄腫患者・家族の交流会「はまっこ」の松浦典子氏が司会を務め、同会の紹介も行った。 毎年5月には散歩&ランチ会、11月には多発性骨髄腫に対する理解を深めるためのセミナーを開催している。 「仲間を作り、気持ちを分かち合うのが何よりの力になります」と松浦氏は語った。

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多発性骨髄腫の生存期間について

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多発性骨髄腫は、骨髄および形質細胞として知られる血球に影響を与える癌です。 がんは骨を傷つけ、体が健康な血球を作るのを防ぎます。 人々はしばしばステージ3に達するまで、多発性骨髄腫の症状を経験しません。 この段階では、癌は複雑な症状を引き起こす体の複数の領域に影響を与えます。 現在、多発性骨髄腫の治療法はありませんが、治療が可能です。 この記事では、ステージングと進行、そして平均余命と見通しについて説明します。 ステージ3の多発性骨髄腫とは何ですか? 骨髄腫は異常な形質細胞を作り、体を健康に保つ正常な白血球および赤血球の余裕が少なくなります。 骨髄腫細胞が分裂して増殖すると、骨に損傷を与え、血液、腎臓、および免疫系に影響を与える可能性があります。 すべての癌には病気がどれだけ進行しているかを示す段階番号が与えられています。 これは、医師が最良の治療法を決定するのに役立ちます。 それはまた、がんがどのように進行する可能性があるかのアイデアを与えるでしょう。 医師は国際病期分類システム(ISS)を使用して、病気の段階を判断します。 多発性骨髄腫には、2回の血液検査の結果に基づいて1,2または3の段階番号が与えられる。 骨髄腫の段階は次のとおりです。 くすぶり:非活性障害、症状なし。 ステージ1:病気の初期に症状はない。 ステージ2:がんが進行しており、複数の症状を引き起こしています。 ステージ3:がんは体の複数の部分にあり、人は複雑な症状を経験します。 平均余命 平均余命とは、ステージ3の多発性骨髄腫患者が、治療が始まるとどれくらい長く生きると予想されるかを意味する。 また、生存率または生存中央値と呼ぶこともできます。 重複生存率は、多発性骨髄腫を有する大規模な群のデータを用いて見出される。 この数字は、最初の治療と死亡との間の時間です。 科学者は研究の人の半分を見て中央値を見つけます。 これは、それが近似値であり、平均余命の正確な予測ではないことを意味します。 多発性骨髄腫の人々の平均余命に関するアメリカ癌協会のガイドラインは次のとおりです。 ステージ 中央生存率 1 62ヶ月 2 44ヶ月 3 29ヶ月 誰もが異なっているので、年齢、治療法、およびその他の要因が彼らの見通しに影響を与えます。 医師は、個人の特定の状況を見て、その人により正確な見積もりを与えることができます。 プログレッション 多発性骨髄腫が進行するにつれて、より多くの症状を経験する可能性が高い。 彼らはまた、投薬や治療の面倒な副作用を経験するかもしれません。 多発性骨髄腫はしばしば骨を弱くし、骨折を引き起こす可能性があります。 脊椎の骨は崩壊し、背中の神経の集合である脊髄を損傷する可能性があります。 これは、脚や足のしびれ感やしびれを引き起こす可能性があります。 骨は、破損したり、骨折したり、痛みを伴うことがあります。 骨の損傷は背骨に圧力をかけ、背痛を引き起こす可能性があります。 多発性骨髄腫は、体が十分な健康な赤血球を作るのを防ぐことができます。 体内に十分な赤血球がない場合、貧血があらわれることがあります。 貧血は、人が非常に疲れて、弱く、または息切れを感じさせることがあります。 血液中の高濃度のカルシウムは、高カルシウム血症として知られている。 血液中のカルシウムが多すぎると、低エネルギー、病気、脱水、便秘の原因となります。 多発性骨髄腫およびその治療はまた、腎臓を損傷する可能性がある。 腎臓が正常に機能しなくなると、疲れ、かゆみ、足首の腫れ、体重の減少または食欲不振、吐き気などの症状を経験することがあります。 さらに、多発性骨髄腫は人の免疫系を弱める可能性があります。 免疫システムは病気から身体を保護するので、人は重大な感染の影響を受けやすくなる可能性があります。 気温の上昇や心拍数の上昇など、感染症の症状がある人は、できるだけ早く医師の診察を受けるべきです。 これらの症状の多くは、投薬や治療によって管理することができます。 多発性骨髄腫のある人は、疾患の進行および治療がうまくいっているかどうかを監視するため定期的な診察予約が必要です。 多発性骨髄腫の患者は、症状が変化したり悪化したりすると、常に医師の診察を受けるべきです。 治療と対処 多発性骨髄腫の治療法はありませんが、治療が可能です。 治療は、人の生活の質を改善し、がんがさらに広がるのを防ぐことを目指しています。 治療はまた、骨の痛みやエネルギーの欠如などの多発性骨髄腫によって引き起こされる症状を助けることができます。 ステージ2以上の多発性骨髄腫の人には、がんが弱まった場合に骨を強く保つのに役立つ薬が提供されるでしょう。 化学療法薬を含む薬物の組み合わせは、通常最も効果的です。 多発性骨髄腫は、幹細胞が正常に機能するのを止める。 これらは新しい血球を作り出す細胞です。 幹細胞移植は、病気の幹細胞を健康なものに置き換え、この形態の癌を治療するためにしばしば使用されます。 多発性骨髄腫の患者さんは、血球数が少ない可能性があります。 つまり、平均血球よりも血球が少なく、輸血が必要な場合があります。 抗生物質や鎮痛剤は、感染症の治療や痛みの緩和に役立ちます。 臨床試験は、医療従事者が病気や病気を治療するためのより良い方法を見つけるのを助けます。 多発性骨髄腫の治療を受けている人は、新しい治療法や薬物療法を試験するための臨床試験に参加するよう求められます。 癌で生活することは難しいかもしれないので、多発性骨髄腫を持つ他の人と、友人、家族、および支援グループからの支援を得ることができます。 人々はまた、慈善団体やオンラインコミュニティからのサポートを見つけるかもしれません。 いくつかのライフスタイルの変化があり、多発性骨髄腫のある人が症状に対処するのに役立ちます。 これらには、• アクティブなモバイルを保つ• 果物や野菜が豊富な健康的な食事を食べる• たくさんの液体を飲む• 毎年インフルエンザワクチン接種を受けている また、マッサージや瞑想などの補完的な治療法を選択して、ストレスを軽減し、全体の健康を改善することもできます。 これらの治療法を従来のがん治療と併用することが不可欠です。 見通し 多発性骨髄腫の人々の平均余命は、それぞれの人が異なり、治療に異なる反応を示すため、近似値にすぎません。 平均以上の生活が可能であり、治療は臨床試験を通じて絶え間なく進んでいます。 平均寿命と見通しを理解することで、誰かを計画し、サポートを見つけ出し、そのための最良の治療法を決定するのに役立ちます。

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