<医療従事者の結婚状況>• 男性医師未婚率は14. 女性医師未婚率は47. 男性看護師未婚率は36. 女性看護師未婚率は33. 30歳~34歳男性医師の未婚率は23. 30歳~34歳女性医師の未婚率は51. 3% 参照:医師・看護師の婚姻状況 ご覧の通りです。 また、厚生労働省が発表している日本全体の最新の男性の平均結婚年齢は31. 女性の平均結婚年齢が29. 4歳ですので、上記と比較するとこうなります。 男性医師は平均よりも結婚が早い• 看護師は男女ともにほぼ平均結婚年齢で結婚する• 女性医師だけが結婚できない! ではなぜ女医だけが結婚できないのでしょうか?以下で理由を解説してきます。 1.医師の仕事は激務である 激務なのは女性医師も男性医師も同じですが、結婚となると話が変わってきます。 男性医師の場合結婚して妻を専業主婦として、家事や育児をすべてやってもらうという方法が珍しくないためその手法をとって結婚される方が多いです。 そうなると女医の場合も「専業主夫」が必要になることになりますが、現代の日本社会の「男は働いて一人前」という価値観の中では、そうなってくれる男性はそうそう見つかりません。 激務かつ専業で支えてくれる人がいないので、家庭や子どもを持つ余裕ができないという現状が理由の一つとして挙げられます。 2.昔からの性別による役割分担(ジェンダー)の問題 この問題は1番と紐づきます。 昔よりもかなり減りましたが「男は外で仕事、女は家庭を守る」的な価値観が根強く残っています。 女性は家事や育児、料理ができて当たり前、つまり、同じ医師と結婚した場合も、会社員などと結婚した場合も、女医さんは激務の中でも「女性の役割」(家事や育児)を一方的に求められているのです。 そんな、両立することなんてできない労働環境なのに・・・、これでは結婚を躊躇ってしまいます。 別に医師としての収入があれば生活は問題ないのですから、経済的理由で家事を引き受けて男性に寄生する必要がないため、上記を踏まえた女医という仕事に理解のある男性しか結婚の候補にならないことが挙げられます。 3.一度出産するとなかなか現場に戻れない 東京医大の受験女性差別事件の背景にもありましたが、出産によるキャリアの断絶は民間企業以上であり、女医は出産、産休、育休を経て復職しても、元いた職場に戻りにくい現実があります。 そうなってくると、自分で開業できる人もそう多くはないでしょうし、どこかの病院で非常勤として働くくらいしか(子育てをしながら)選択肢がありません。 そのため、上昇思考が強く、キャリアを捨てられない女医の方は自然と結婚を諦めざるを得ないという辛い背景が挙げられます。 女医が結婚相手に求める条件 医師が結婚相手に求める条件ですが、以下のようになりました。 1.同業者ないし「同格」以上の年収や職業 「専業主夫」が必要なのと逆ではないか?と思いますが、実は女医の多くは、そう思いつつも「上方婚」志向なのです。 これは医師に限らず日本における結婚の特徴として 男性は自分よりも年収や学歴が下、つまり「格下」ないし同格の女性と結婚したい=下方婚 女性は自分よりも年収や学歴が上、つまり「格上」ないし同格の男性と結婚したい=上方婚 という根強い価値観があります。 男性医師よりも「格下」の女性はたくさんいますが、女性医師よりも「格上」の男性は少ないので、そもそも結婚の対象となる絶対数が少ないのです。 男性は医師である必要はありませんが、弁護士や会計士などの「サムライ資格」や大企業の正社員、国家公務員などでないと、そもそも婚活でマッチングしません。 2.徹底的に家事や育児を負担する覚悟がある男性 それでも「専業主夫」ならば結婚を考えるという女医がいるかもしれません。 その場合、家庭はすべて妻優先になります。 つまり、仕事を辞めて家庭に男性が入るか、自営業やフリーランスで家事をすべて負担しながら、仕事ができる男性ならば条件に当てはまるでしょう。 3.教養や家柄がある 「医学博士」である医師と会話レベルが同じ人でないと、夫婦でやっていくのは難しいでしょう。 「学歴や家柄なんて関係ない」と思うかもしれませんが、会話レベルや育った環境が違いすぎると、生活をしていくうえでいろいろな場面で摩擦が起きてしまいます。 いまさら変えられるものではありませんが、特に代々医師という女性と結婚する場合、その親も相応の教養があり、問題なくコミュニケーションが取れないと結婚自体を反対されるかもしれません。 まとめると女医は自分を支えてくれて、かつ自分に見合う「格」がある男性が結婚相手候補ということになります。 女医と結婚するメリットは? 病気に関する知識が豊富 医師ですから、 家族が病気になった時、適切な対応を取ることが可能です。 これは非常に大きなメリットであり、健康に生きていくためにはこれほど心強い味方はいませんよね。 女性だから低いということはなく、特に開業医ならばまったく男女で昇進などの差もありません。 つまり、女医と結婚した時点で、年収は一般的な家庭の3倍となります。 だからこそ、男性医師は「専業主婦でいいから家庭のことを全部やって」ということになるわけで、無事結婚出来れば 経済面で不安になることはないでしょう。 社会的な評価が高いと、住宅ローンを組みやすかったり、様々な面で有利に生活を送っていくことができます。 「男としてのプライドや沽券」にこだわらない人であれば、この点は非常に大きなメリットになるのではないでしょうか。 女医と結婚するデメリットは? メリットの多い女医との結婚ですが、反対にデメリットも少なからず存在します。 家事や育児など家庭のことを夫が行う 「専業主夫」として結婚できればいいのですが、普通の会社員として女医と結婚した場合も、女医の労働環境が配慮するとどうしても夫がメインで家事を行う場合が多く、男性が8割、9割の負担をしなければやっていけないかもしれません。 経済面では非常にメリットが多いですが、その分家事などの負担は一般的な家庭より増える傾向にあります。 休みや生活リズムが合わない可能性がある クリニック勤務や開業医の女医ならば、比較的定休日通り休めますが、 勤務医の場合夜勤や不規則勤務、シフト勤務などで夫と休みや生活リズムが合わなくなる可能性があります。 当然、すれ違いが増えれば離婚の危機にも繋がるでしょう。 また、収入が非常に高い分、経済的な不安もないため妻の方から離婚を切り出してくる可能性も高くなる傾向にあります。 女医と結婚を前提に出会うため方法 こちらの項目では女医と結婚したいけど、「友人の紹介」や「合コン」、「リアル(病院等)でのアプローチ」はしてみたけど、うまくいかなかった…。 という方のために、結婚思考の強い女医の方と出会うためのおすすめの方法をご紹介できればと思います。 女医と出会える結婚相談所 サンマリエ サンマリエは創業39年の実績と会員数60,000名以上を保有している結婚相談所。 女医の正確な数は公表されていませんが、会員が60,000名以上いることからどの相談所よりも女医の方と出会える確率は高いと言えるでしょう。 また、サポートの手厚さから成婚者の内1年以内の成婚者が94. 4%という高さを誇っているのでおすすめです。 誠心 女医と出会える結婚相談所の中でもっとも確実なのが「誠心(SEISHIN)」です。 元々医師限定の結婚相談所としてスタートしたため、男性医師はもちろん、女性医師も多く、女性会員の約30%が女医だと言われています。 男性会員も最近では医師でなくてもなれますが、弁護士や会計士、大学教授、研究者、大企業社員などがほとんどです。 年収600万円~700万円ないと入会自体できないと言われています。 もしあなたがその条件をクリアできているのであれば入会を検討してみることをおすすめします。 女医と出会えるマッチングアプリ 残念ながら女医に特化したマッチングアプリおよび婚活サイトはありません。 したがって、なるべく会員数が多いマッチングアプリ、婚活サイトに入会して、多くの会員の中から女医を見つけましょう。 会員数700万人(マッチングアプリ最大級)のペアーズ(Pairs を活用すれば、職業検索を行いマッチングすることができますので、出会える可能性はかなり高いということが考えられます。 ペアーズの詳細は下記の公式ページより閲覧できますので、是非参考にしてみて下さい。
次の<医療従事者の結婚状況>• 男性医師未婚率は14. 女性医師未婚率は47. 男性看護師未婚率は36. 女性看護師未婚率は33. 30歳~34歳男性医師の未婚率は23. 30歳~34歳女性医師の未婚率は51. 3% 参照:医師・看護師の婚姻状況 ご覧の通りです。 また、厚生労働省が発表している日本全体の最新の男性の平均結婚年齢は31. 女性の平均結婚年齢が29. 4歳ですので、上記と比較するとこうなります。 男性医師は平均よりも結婚が早い• 看護師は男女ともにほぼ平均結婚年齢で結婚する• 女性医師だけが結婚できない! ではなぜ女医だけが結婚できないのでしょうか?以下で理由を解説してきます。 1.医師の仕事は激務である 激務なのは女性医師も男性医師も同じですが、結婚となると話が変わってきます。 男性医師の場合結婚して妻を専業主婦として、家事や育児をすべてやってもらうという方法が珍しくないためその手法をとって結婚される方が多いです。 そうなると女医の場合も「専業主夫」が必要になることになりますが、現代の日本社会の「男は働いて一人前」という価値観の中では、そうなってくれる男性はそうそう見つかりません。 激務かつ専業で支えてくれる人がいないので、家庭や子どもを持つ余裕ができないという現状が理由の一つとして挙げられます。 2.昔からの性別による役割分担(ジェンダー)の問題 この問題は1番と紐づきます。 昔よりもかなり減りましたが「男は外で仕事、女は家庭を守る」的な価値観が根強く残っています。 女性は家事や育児、料理ができて当たり前、つまり、同じ医師と結婚した場合も、会社員などと結婚した場合も、女医さんは激務の中でも「女性の役割」(家事や育児)を一方的に求められているのです。 そんな、両立することなんてできない労働環境なのに・・・、これでは結婚を躊躇ってしまいます。 別に医師としての収入があれば生活は問題ないのですから、経済的理由で家事を引き受けて男性に寄生する必要がないため、上記を踏まえた女医という仕事に理解のある男性しか結婚の候補にならないことが挙げられます。 3.一度出産するとなかなか現場に戻れない 東京医大の受験女性差別事件の背景にもありましたが、出産によるキャリアの断絶は民間企業以上であり、女医は出産、産休、育休を経て復職しても、元いた職場に戻りにくい現実があります。 そうなってくると、自分で開業できる人もそう多くはないでしょうし、どこかの病院で非常勤として働くくらいしか(子育てをしながら)選択肢がありません。 そのため、上昇思考が強く、キャリアを捨てられない女医の方は自然と結婚を諦めざるを得ないという辛い背景が挙げられます。 女医が結婚相手に求める条件 医師が結婚相手に求める条件ですが、以下のようになりました。 1.同業者ないし「同格」以上の年収や職業 「専業主夫」が必要なのと逆ではないか?と思いますが、実は女医の多くは、そう思いつつも「上方婚」志向なのです。 これは医師に限らず日本における結婚の特徴として 男性は自分よりも年収や学歴が下、つまり「格下」ないし同格の女性と結婚したい=下方婚 女性は自分よりも年収や学歴が上、つまり「格上」ないし同格の男性と結婚したい=上方婚 という根強い価値観があります。 男性医師よりも「格下」の女性はたくさんいますが、女性医師よりも「格上」の男性は少ないので、そもそも結婚の対象となる絶対数が少ないのです。 男性は医師である必要はありませんが、弁護士や会計士などの「サムライ資格」や大企業の正社員、国家公務員などでないと、そもそも婚活でマッチングしません。 2.徹底的に家事や育児を負担する覚悟がある男性 それでも「専業主夫」ならば結婚を考えるという女医がいるかもしれません。 その場合、家庭はすべて妻優先になります。 つまり、仕事を辞めて家庭に男性が入るか、自営業やフリーランスで家事をすべて負担しながら、仕事ができる男性ならば条件に当てはまるでしょう。 3.教養や家柄がある 「医学博士」である医師と会話レベルが同じ人でないと、夫婦でやっていくのは難しいでしょう。 「学歴や家柄なんて関係ない」と思うかもしれませんが、会話レベルや育った環境が違いすぎると、生活をしていくうえでいろいろな場面で摩擦が起きてしまいます。 いまさら変えられるものではありませんが、特に代々医師という女性と結婚する場合、その親も相応の教養があり、問題なくコミュニケーションが取れないと結婚自体を反対されるかもしれません。 まとめると女医は自分を支えてくれて、かつ自分に見合う「格」がある男性が結婚相手候補ということになります。 女医と結婚するメリットは? 病気に関する知識が豊富 医師ですから、 家族が病気になった時、適切な対応を取ることが可能です。 これは非常に大きなメリットであり、健康に生きていくためにはこれほど心強い味方はいませんよね。 女性だから低いということはなく、特に開業医ならばまったく男女で昇進などの差もありません。 つまり、女医と結婚した時点で、年収は一般的な家庭の3倍となります。 だからこそ、男性医師は「専業主婦でいいから家庭のことを全部やって」ということになるわけで、無事結婚出来れば 経済面で不安になることはないでしょう。 社会的な評価が高いと、住宅ローンを組みやすかったり、様々な面で有利に生活を送っていくことができます。 「男としてのプライドや沽券」にこだわらない人であれば、この点は非常に大きなメリットになるのではないでしょうか。 女医と結婚するデメリットは? メリットの多い女医との結婚ですが、反対にデメリットも少なからず存在します。 家事や育児など家庭のことを夫が行う 「専業主夫」として結婚できればいいのですが、普通の会社員として女医と結婚した場合も、女医の労働環境が配慮するとどうしても夫がメインで家事を行う場合が多く、男性が8割、9割の負担をしなければやっていけないかもしれません。 経済面では非常にメリットが多いですが、その分家事などの負担は一般的な家庭より増える傾向にあります。 休みや生活リズムが合わない可能性がある クリニック勤務や開業医の女医ならば、比較的定休日通り休めますが、 勤務医の場合夜勤や不規則勤務、シフト勤務などで夫と休みや生活リズムが合わなくなる可能性があります。 当然、すれ違いが増えれば離婚の危機にも繋がるでしょう。 また、収入が非常に高い分、経済的な不安もないため妻の方から離婚を切り出してくる可能性も高くなる傾向にあります。 女医と結婚を前提に出会うため方法 こちらの項目では女医と結婚したいけど、「友人の紹介」や「合コン」、「リアル(病院等)でのアプローチ」はしてみたけど、うまくいかなかった…。 という方のために、結婚思考の強い女医の方と出会うためのおすすめの方法をご紹介できればと思います。 女医と出会える結婚相談所 サンマリエ サンマリエは創業39年の実績と会員数60,000名以上を保有している結婚相談所。 女医の正確な数は公表されていませんが、会員が60,000名以上いることからどの相談所よりも女医の方と出会える確率は高いと言えるでしょう。 また、サポートの手厚さから成婚者の内1年以内の成婚者が94. 4%という高さを誇っているのでおすすめです。 誠心 女医と出会える結婚相談所の中でもっとも確実なのが「誠心(SEISHIN)」です。 元々医師限定の結婚相談所としてスタートしたため、男性医師はもちろん、女性医師も多く、女性会員の約30%が女医だと言われています。 男性会員も最近では医師でなくてもなれますが、弁護士や会計士、大学教授、研究者、大企業社員などがほとんどです。 年収600万円~700万円ないと入会自体できないと言われています。 もしあなたがその条件をクリアできているのであれば入会を検討してみることをおすすめします。 女医と出会えるマッチングアプリ 残念ながら女医に特化したマッチングアプリおよび婚活サイトはありません。 したがって、なるべく会員数が多いマッチングアプリ、婚活サイトに入会して、多くの会員の中から女医を見つけましょう。 会員数700万人(マッチングアプリ最大級)のペアーズ(Pairs を活用すれば、職業検索を行いマッチングすることができますので、出会える可能性はかなり高いということが考えられます。 ペアーズの詳細は下記の公式ページより閲覧できますので、是非参考にしてみて下さい。
次のハイスペック職業の女医は結婚できる? 私は青山で結婚相談所を経営している、現役の婚活アドバイザーをしています。 みなさんは、結婚相談所をどんな人が利用するか? とまったく未知の世界かもしれません。 実際のところ、20~60代までの独身男女が結婚を望み、全国各地どころか、海外からも相談にいらっしゃいます。 今や、活動をする人たちは本当に人それぞれで、みなさん様々な職業についています。 その証拠に、「結婚相手紹介業を利用して結婚する人」が全体の11. テレビなどでもよくお話ししていますが、私の結婚相談所はアラフォー女性やほかの結婚相談所を辞めてリベンジ婚活をしている方から特にあつい支持をいただいています。 女を40年もやっていると、バリバリ働くキャリアウーマンとして男性と肩を並べて働くものの、恋愛がおろそかになってしまうことがあります。 そんな中、私自身がいち婚活アドバイザーとしてお世話する上で、「得意とする職業」のひとつが今回のテーマである、「女医の婚活」なのです。 まず医者というと、高学歴・高収入・お金持ちの方が多く、男性医師は大人気です。 結婚するならお医者様という「お医者様病」の婚活女性も多数です。 一方、女子はというと……20代は大学院や研修医として多忙すぎる毎日を送り、バリバリ働いて気の強さも男以上! といった傾向が確かにあり、一般サラリーマン男性は引いてしまうということも。 女医たちに聞くと、一般的な結婚相談所では、男性が引かないように女性の年収や学歴を隠したりするくらいで、とても手に負えず扱いづらいという勝手なイメージを持たれ、あまり婚活が進まないということも多いそうです。 しかし、私から言わせれば、女医ほど結婚しやすい職業はないんです。 その理由を、たった4ヶ月で婚活した42歳女医H子さんの実例から紹介していきましょう。 勉強家で理論派! 婚活でもスキルアップを目指す 勉強家の女医は実は婚活が得意なんです! 多くの場合、頭がよくて勉強家でなければ、医者にはなれません。 そんな彼女たちとの婚活カウンセリングは、とても早いスピードで進んでいきます。 なぜなら話が理路整然としていて、無駄話や回り道をしない。 問題解決への近道を探す、論理的な思考をお持ちの方が多いからです。 H子さんもまったくその通りのタイプでした。 知りたい、学びたいと思ったら全力で耳を傾け、その頭脳で私の言うことの意味を瞬時に理解し、的確に活動していきました。 結婚相談所では、書類のやり取りやカウンセリング時のアドバイスなどがあるのでメモ帳が必須です。 その場限りではなく、あとから見直せるよう1冊のノートに活動記録を残せるよう、私の結婚相談所ではオリジナルノート(通称:植草ノート)をお渡ししています。 そして、会員の皆さんには毎回必ず持ってきてメモを取ってくださいと指導しています。 大人になると筆記の機会は減るので最初は慣れないとおっしゃる方も多いですが、H子さんの場合、カウンセリングを重ねる度にノートが厚くなっていき、すぐに2冊目3冊目に突入しました。 見せてもらうと、その内容がまたスゴイ! ・私のWEB連載や掲載誌を切り抜いて、ノートに貼る ・自分の考えや気づき、活動の反省点や目標をまとめる ・お見合い相手のリサーチ情報をメモ ・デートではどんなアプローチをしたか? その結果どうだったかの反省点を書き出す ……などなど、婚活を「学問やスキルアップ」のようにとらえている様子が見て取れるのです。 課題をクリアし、マスターすることを楽しめる聡明さと素直さは、まさに鬼に金棒です。 超「目的志向」! デートもプロポーズも自分から行動 女医は目標の「結婚」に向かって一直線! 男性会員からよく聞くセリフとして、 「デートの誘いも、時間も場所も、ぜんぶ丸投げの女性が多すぎる……もちろんリードしようとは思っていますけど、なんでも男がやって当然と言う態度を取られると正直ほとほと疲れてしまいます」というものがあります。 結婚相談所では、お見合いをして双方が交際希望となったら担当の婚活アドバイザーを介して、初めてお互いの連絡先を知り、翌日から交際がスタートします。 その点、婚活アプリや出会い系サイトと大きく違って安心安全なのですが、逆に言うと、それまではすべての連絡に結婚相談所のプロが手助けしてくれるので、相手の積極性や気遣いをはかるのは交際開始後からになります。 そうなると、先に述べたように、多くの女性は「婚活待ち子さん」状態で、男性まかせです。 そうするとすべてが男性主導にならざるを得ないのですが、男性だって皆が皆、積極的で交際慣れしているとは限りません。 男性から初めての電話(ファーストコール)をかけたものの、女性の世間話に飲まれてデートの約束が切り出せず、気が付けば1か月近く会えず、交際がまったく先に進まない! というケースすらあるのです。 でも、この42歳女医のH子さんはまったく違いました。 彼から来るのを待つはずのファーストコールすら待たず、彼の連絡先をもらったその場でさっさと電話。 そこで、初デートの日時を3択で提案して、さっさと決めたのです。 「手術が長引くと約束したデートをリスケしなければならないので、何が何でも手術予定の日をはずしてデートの約束をしたかった」と言うのです。 さらに彼女は、プロポーズの日時も自分で決めて、自分から言ったのです。 担当アドバイザーの私に、「今日プロポーズします」と宣言した日、堂々と「私と結婚してください」と言ったのでした。 彼は、「うそ! ほんと? うれしいな、ありがとう!」でした。 経済力より、「尊重力」と「共感力」を重視 婚活の場合、多くの女性は結婚相手の条件の筆頭に、経済力を挙げる方が少なくありません。 実家暮らしかほとんど働いたことがないような女性は寄生先を探し、ある程度働いている女性もまた自分の数倍以上稼ぐ人を探します。 しかし、H子さんはお金で男性を判断しませんでした。 例えば、H子さんの選んだ男性はこんな方でした。 毎日定時に仕事が終わる会社員で、完全土日休みの勤務体制です。 そこまで年収も高くないですが、それまで一人暮らしをしてきたので、家事はそこそこできるマメさがありました。 決してきらびやかなイケメンでも積極的なタイプでもないけれど、やさしくて思いやりがある性格で、彼女を尊敬した上で自分が支えていきたいと言った男性でした。 彼女の場合、マッチングの時点では次の順で探していました。 ・趣味が合う人 ・結婚後も医師としての仕事を優先して構わない人 ・妻に家事の負担を求めない自立した人 今後、2人で楽しく安らぎのある結婚生活を円滑に送ることを前提に考えた彼女は、まずプロフィールの「趣味」の項目で絞ってから、お見合いや交際の段階で価値観を詰めていったのです。 バリキャリ女性でも「結婚後は家庭に入りたい」という方ももちろんいますが、彼女は天職として医師の仕事を続けたいという信念がありました。 アラフォーの結婚の成功とは? 今回は42歳女医H子さんの実例をもとに、働く女性が婚活成功を叶えるマインドをお伝えしました。 年齢というハンデをものともせず、あっという間に結婚をし、嵐のように去っていった彼女の婚活は、まさに典型的な成功例と言えるでしょう。 職業だけですべての傾向を語れるわけではありませんが、この婚活全盛の時代、「女医は結婚できない」という定説は今後さらに覆されていくでしょう。 婚活に悩んでいるみなさんは、もう一度ご自身の活動を見直してみてください。 必ず成功へのヒントが隠されているはずですよ。
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