新型コロナウイルス感染者数の推移：朝日新聞デジタル
神奈川県で新型コロナウイルスの新たな感染者１０人と、これまでに感染が確認されていた患者２人の死亡が確認され、横浜市などが２９日に発表した。 感染者は横浜市４人と、その他県域６人の計１０人。 死亡者は横浜市１人とその他県域（愛川町）１人の計２人。 横浜市が発表した感染者は２０～７０代のいずれも男性。 このうち、５０代男性は市立みなと赤十字病院（同市中区）に勤める放射線技師で、２８日に発熱し、同日に陽性が判明した。 先立つ２６日に、別の病院に勤務する看護師の妻の陽性が判明したため、２７日以降は自宅待機していたという。 発熱前の最終勤務日となった２６日は、患者計１４人に対し、レントゲンやＣＴ撮影などの診察を実施。 ただ、男性と患者双方がマスクを着用していたことなどから、市は患者らが濃厚接触者には当たらないとみているという。 また、そのほかに市が感染を確認した７０代男性は、湘南泉病院（同市泉区）の入院患者だった。 同病院ではクラスター（感染者集団）が発生しており、この男性を合わせ、感染者は計１６人（職員６人・患者１０人）となった。 県が発表した６人中、１人は平塚市の６歳未満の女児、２人は厚木市の１０代の男性だった。 県はいずれも、これまでに陽性が判明している家族などからの感染とみている。 同日発表された死亡者のうち、横浜市の１人は、クラスターが発生している市内のグループホームに入所していた８０代女性。 ４月中旬に陽性が判明した後、２回の再検査による陰性を経て回復したとみられていたが、５月の検査で再び陽性が判明。 １度目の陽性時以降は無症状だったが、２度目の陽性判明時には微熱や息苦しさを訴え、治療を続けていた。 新型コロナウイルスによる感染症で、２８日に亡くなった。
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