洗濯 機 蛇口 開けっ放し。 床・ホース・排水口など、洗濯機周りが水漏れした場合の対処と予防法

全自動洗濯機の蛇口を開けっ放しにすると思わぬ事故に!?

洗濯 機 蛇口 開けっ放し

全自動洗濯機の蛇口は開けっ放しが禁止されている? 全自動洗濯機は便利なものですよね。 ボタンをいくつか押して待つだけで、洗濯から脱水、あるいは乾燥までしてくれる優れものです。 全自動洗濯機の水は自分で溜めるわけではないので、水道から水を出したままだという意識はあまり無い方が多いのではないでしょうか? しかし、実際には水栓が開いていて、洗濯機側に付いている電磁弁で水を抑えているに過ぎません。 そのため、常にホースの中には水が流れてきているわけです。 全自動洗濯機以外の場所で考えるとどうでしょうか。 水道の蛇口を開けっ放しにして、ホースの先で栓をしたままにはしないですよね。 例えば、外で使用するハンディホースには手元で水流を調節したり止めたり出来るものが多くありますが、蛇口を開けっ放しで作業を終える方はいないでしょう。 ホースが外れてしまうことを心配し、すぐに蛇口を閉める方が多いはずです。 「それとこれとじゃ話が違う」と思う方もいるかもしれません。 しかし、蛇口が開けっ放しということが同じ以上、同じだけの危険があるということを認識しましょう。 また、実際に全自動洗濯機の取扱説明書を読むと、注意書きに「運転終了後は、必ず水栓を閉じてください」という文言があります。 つまり、全自動洗濯機は水栓を閉めることが前提の製品なんですね。 次の項で、具体的な危険について見ていきましょう。 蛇口を開けっ放しにしていると思わぬ事故に 全自動洗濯機は、水栓から給水ホースで水を流しています。 そのホースの両端部分にそれぞれ接続ジョイントが付いていて、そこにはパッキンが付いています。 蛇口を開けっ放しで長く使用していると、かかる水圧でパッキンの劣化が非常に早くなります。 そして、劣化が早まると、そこから少しずつ水漏れする可能性があります。 また、地震が起きた時に、給水ホースが外れてしまうという可能性もあります。 蛇口が開けっ放しであればそのまま床が水浸しになりますし、留守中や就寝中に予約運転をした場合などは、事故に気付かず延々と水が出続けて大惨事になりかねません。 実際に震災の時には、全自動洗濯機が倒れたり、はずみでホースが外れたりしたために部屋が浸水した事故が多発したといいます。 そうした水漏れの事故が集合住宅で起きた場合は、さらに大きな事態となってしまう場合もあります。 次の項で見ていきましょう。 全自動洗濯機から水漏れしたらどうなる? 全自動洗濯機の蛇口を開けっ放しにしていたことが原因で水漏れすると、被害が大きく変わります。 まず、自宅が戸建てか、マンションやアパートなどの集合住宅なのかでも、その大きさは違うでしょう。 共通しているのは、自宅の床や壁材、家財道具などが濡れてしまうこと、悪ければ浸水してしまうことです。 さらに、浸水しただけの水道代もかかってきます。 すぐに気付いて拭ける程度の水漏れならば良いのですが、浸水までしてしまうと掃除をしたところでフローリングや絨毯はもちろん、壁材まで使用出来なくなります。 木で出来た家財道具や電化製品なども、多くのものが使用出来なくなります。 そして、集合住宅では階下への水漏れも考えなくてはいけません。 マンションなどの構造によっては、多くはない水漏れでも階下へ影響を及ぼすことがあります。 そのため、「自宅の水が拭き取れたから当然大丈夫だろう」という判断は早計です。 しかし、階下へ水漏れしたかどうかわからない状況で動くのも、良くないでしょう。 では、そのような場合にはどう対処したら良いのでしょうか。 全自動洗濯機の水漏れ事故が起きた場合の対処法 最初にすることは、全自動洗濯機の止水栓を閉めて水を止めます。 慌てて水をかき出すことから始めてしまいそうですが、開けっ放しで蛇口から水が漏れていては何の意味もありません。 次に、コードが濡れていないか確認した上で、コンセントからプラグを抜きます。 濡れている場合には水気は拭き取って、乾いた状態で抜きます。 そして、水を拭き取る作業に入りますが、保険会社への連絡も早めにしましょう。 家を建てる時や、賃貸住宅を契約する時には必ず火災保険に入っています。 火災保険は、水漏れ事故にも対応しているので、必ず連絡をしましょう。 ただし、不注意による事故だと保障内容が変わる場合があるので、注意が必要です。 また、階下へ被害があった場合には、任意の保険になりますが、個人賠償責任保険を使うことが出来ます。 あるいは、階下の被害者となる方が火災保険を使うケースもあります。 ご近所とのトラブル回避のためにも、保険会社に入ってもらってから動くことが一番安心ですね。 全自動洗濯機の蛇口を開けっ放しにしているなら万一の対策を ここまで、蛇口を開けっ放しにした場合に起こりうる事故について書いてきましたが、閉める習慣が無い方はもちろん、普段閉めている方でも、閉め忘れによる事故が起こることはあります。 そのような場合のために、全自動洗濯機の蛇口に取り付けることが出来る緊急止水弁付洗濯機用水栓があります。 緊急止水弁付洗濯機用水栓は、その名の通り、ホースが外れた時などの緊急時に自動で水が止まるような仕組みになっています。 また、水漏れセンサーというものもあります。 水漏れセンサーも名前の通り、水漏れを察知すると警報音を鳴らして教えてくれる製品です。 ただし、留守中に洗濯している場合には意味がありませんので注意が必要です。 そして、定期的にメンテナンスをすることも大切です。 蛇口や給水ホースなど、こまめにチェックすることで防げる事故もあるでしょう。 全自動洗濯機の蛇口を開けっ放しにしないために 全自動洗濯機の蛇口は、使用しない時は必ず閉めた方が良いとわかりましたが、長年の習慣は中々変えることが難しいですよね。 そうした方のために、閉めることを習慣づける方法をお伝えします。 今まで蛇口を開けっ放しで使用していた方は、まず貼り紙をしてみましょう。 紙やホワイトボードに洗濯の手順を改めて書いて、目立つところに貼っておきます。 または、洗濯機の蓋部分に、「使用後は蛇口を閉める」と書いたシールやテープを貼るのも有効です。 「これはなんだろう」と、蓋を開ける前に一瞬考えることで、蛇口を閉めることを思い出せるでしょう。 ちなみに、閉めた水栓は使用時に当然開けなくてはなりません。 慣れないうちは、それを忘れて洗濯を始めてしまうこともあるでしょう。 その時は、全自動洗濯機の電源ボタンに「蛇口を開ける」と書いたシールを貼ると良いですね。 しかし、慣れてくると貼り紙やシールも景色の一部となってしまうので、定期的に書き直すとさらに良いでしょう。 また、家族間で声を掛け合うのも良い方法です。 自宅に一人だと難しいのですが、日中誰かがいる場合には水栓を閉めたか確認すると、それぞれの意識が高まります。 とても原始的な方法ですが、一番簡単でコストもかからないので、ぜひお試しいただきたいと思います。 ほんのひと手間が我が家に安心をもたらす 全自動洗濯機の蛇口ひとつを開けているか閉めているかで、明暗をわけることがあります。 何事も起きないうちは、「自分だけは大丈夫だ」と思ってしまうのはよくあることです。 しかし、蛇口を開けっ放しにしていた代償としては、高すぎる被害にもなり得ます。 いざという時のために、ほんのひと手間をかけて大切な我が家を守るようにしましょう。

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どっちが正しい?洗濯機の蛇口を毎回閉める VS 開けっ放し

洗濯 機 蛇口 開けっ放し

最近、家の洗濯機の蛇口からポタポタ水が垂れてくるようになった。 使う時ハンドルを開け閉めする時だけ水が漏れて来てしまう。 新しく洗濯機を購入したけど、自分で取り付けしようとしたら水漏れした。 引っ越し先の洗濯機の蛇口が古くて水漏れしてしまう。 あなたは今このような事でお困りではありませんか!? 洗濯機は毎日のように使用するところなので、その分水漏れも起きやすい特徴があります。 また、洗濯機の蛇口は常に水圧が掛っている個所でもあるので水漏れが起きやすい個所でもあるのです。 また、洗濯機の蛇口にはいくつか種類があって漏れやすい蛇口と漏れにくい蛇口があります。 一昔前の蛇口は漏れやすいのですが、最近の蛇口は漏れにくい構造になっています。 とは言え、必ず漏れない訳ではないと言う事を覚えておきましょう。 どんな蛇口でも施工方法や劣化が原因で漏れる事は多々あります。 しかし、漏れやすい蛇口には特徴があり、漏れる箇所と言うのが概ね決まっています。 洗濯機に限らず水漏れは生活していると頻繁に起きることでもあるので、その時は早急に修理してあげる必要があります。 なぜなら、水漏れの被害は自分だけの問題じゃないからです。 特にマンションやアパートに住んでいると下の階の人にまで迷惑をかけることになりかねません。 そこで、このページでは洗濯機の蛇口から水漏れが起きたときの対処法をお伝えしていきます。 漏れやすい蛇口の修理方法を紹介した後に漏れにくい蛇口に交換する為の手順まできっちりお伝えしていきたいと思います。 是非参考にしてください。 Contents• 1.洗濯機の蛇口の種類を知る 洗濯機には漏れやすい蛇口と漏れにくい蛇口があるという事を紹介しましたが、それがどのタイプの蛇口なのかという事を知る前に洗濯機の蛇口にはどんな種類があるのかという事を覚えておく必要があります。 洗濯機の蛇口の水漏れを直す時に自分の家の蛇口がどのタイプかを知る事が重要で、その直し方も異なってくるからです。 建物によって蛇口の種類も異なれば漏れてくる箇所もことなります。 そこで、この章では洗濯機の蛇口をいくつか紹介します。 あなたは自分の家に付いている蛇口と同じタイプの蛇口を見つけて直し方を覚えていきましょう。 これは万能ホーム水栓と言ってアパートや築年数の経過しているマンションによく見られるタイプです。 誰しも一度は見たことがあるのでは無いでしょうか??と言うよりも蛇口の一番基本的な形と言えるかもしれません。 万能ホーム水栓は洗濯機置き場だけではなくあらゆる箇所で使われています。 学校の手洗い場や水飲み場、公園の手洗い場とか役所などでこの蛇口が使われている事が多いです。 最近の新しい住宅ではあまり見かけなくなりましたが、築年数の古い建物ではまだまだこのタイプの水栓が使われています。 万能ホーム水栓はかなり昔に普及していた(現在もあり)二槽式洗濯機を使う際には、庭とかで使用するような水巻き用のホースで給水するのが主流だったので、こういったタイプの蛇口が洗濯機置き場には設置されていたのです。 現在の洗濯機はカチッと取り付けるタイプの給水ホースが主流になってしまったので、最近の住宅ではこのタイプの水栓を付ける事が無くなりました。 そして、現在の全自動式洗濯機の給水ホースはこのままだと取り付ける事ができません。 水栓周囲が途中、少し凹んでいるのが特徴です。 ワンタッチ水栓は洗濯機専用の水栓でこの凹んでいる部分に給水ホースが差し込まれる事で抜けないような構造になっています。 画像を見てもらえるとわかると思いますが、水栓の中央部分に白いカバーのような物が取り付けられているのがわかると思います。 丁度この部分に給水ホースのフックが引っ掛かるように出来ています。 フックが無くても取り付ける事は出来るのですが、地震やペット、子供の悪戯で万が一給水ホースが外れてしまったら大きな水漏れ事故に繋がってしまいます。 そこで、給水ホースには外れないようにフックがあります。 このタイプの蛇口であればワンタッチで給水ホースを取り付けることができるので非常に簡単です。 しかし、止水弁付きではないので給水ホースが外れた際に水漏れ事故に繋がる恐れがあります中央のナットを取り外せばストッパー付き水栓に交換することが出来るので心配な方は交換しておく事をおススメします。 そこで、メーカーから発売されたのが次に紹介する止水付きニップルだ。 あなたの家にもこのタイプの水栓が付いているのでは無いでしょうか? この水栓の優れている所は地震や何らかの原因で給水ホースが外れてしまった時に自動で水が止まるようになっている点です。 上記で紹介した2つのタイプの水栓は給水ホースが万が一外れてしまったら水が永遠に出続けてしまいます。 つまり、蛇口の水を出したままの状態になってしまうのです。 朝、洗濯機を回して帰ってきたら洗濯が終わっているように設定して仕事に行く方も多いと思います。 また、買い物行く前に洗濯機を回してお出かけすることもありますよね。 例えば、そんな時に地震が来て給水ホースが蛇口から外れてしまったらどうなると思いますか!?きっと、帰宅した時にパニックになってしまうハズです。 そして、下の階に住人が住んでいたらもう大変です。 想像しただけで怖くなってしまいますよね。 ちょっと脅かすような話になってしまいましたが、実際本当にこういった事例は報告されているのです。 昔起きた神戸の大震災で洗濯機の給水ホースが外れて水漏れ事故が多発したと聞いたことがあるので、保険の意味でも止水付きニップルを付けておく方が安心なのです。 最近の築浅マンション、新築マンションなどでは見かけなくなりましたが、築年数の古い住宅ではまだまだこのタイプの水栓が付いている事があります。 この水栓は横水栓と言って主にベランダに洗濯機置場が設けられている物件で多く見かけます。 やはり古い水栓であるが故に屋外で使用することが多いので劣化が早く漏れる事が多いです。 現在ではあまり普及率は高くありません。 洗濯機置き場では二槽式洗濯機で給水する為に主に使用されていましたが現在では殆ど見かけなくなりました。 一戸建ての場合、屋外の水道で主に付いているのを見かけます。 洗濯機の水栓としてはこのままだと給水ホースが取り付け出来ないので、カップリングを外して専用の水栓に交換して使用します。 専用の水栓は上記で紹介したワンタッチ水栓やオートストップ水栓に交換が出来ます。 口径が小さいのでそれに合わせて調整が必要です。 因みに画像はカップリング水栓にニップルを取り付けている状態です。 これでも水は止まるのですが、あまり正しい取り付け方ではなく水漏れしやすいです。 カップリングを取り外してから専用の水栓に交換してから使えば水漏れのリスクは軽減できます。 このタイプの水栓も時々見られます。 水とお湯の両方が使えるのが特徴です。 洗濯機は通常、水洗いが主流ですが建物によってはこのようにお湯も使える家もあるんです。 お湯を使うと汚れが落ちやすいと言われていますが実際のところわかりません。 因みに2ハンドル水栓はニップルを別に取り付ける必要があります。 しかし、吐水部分が長いのでグラグラしやすいのが特徴です。 グラグラするとニップルも外れやすくなってしまうので、吐水部のナットを取り外してからオートストップ水栓などに交換してから使うのがおススメです。 あまり普及率は高くありません。 非常に珍しいタイプの水栓で、防水パンの下から給水されるようになっています。 一般の人がみたら蛇口が無い!!となると思いますが、時々建物によっては下から給水する蛇口があるんです。 このタイプの水栓は主に止水付きになっていて給水ホースを延長して洗濯機に接続します。 水栓と洗濯機との距離が遠い為です。 この部分から水漏れしているケースはありませんが、もし水漏れが起きたら給水ホースの交換、もしくは大がかりな修理になります。 2.水漏れやすい洗濯機の蛇口とは? 洗濯機の蛇口の種類がわかったところで、自分の家と同じ種類の水栓はありましたか!? 洗濯機の蛇口には種類があるということをでもお伝えしていますが、続いては直し方を紹介していきたいと思います。 この記事では水漏れしやすい蛇口と水漏れしにくい蛇口がある。 と言う事をお伝えしていますが、それがどのタイプの蛇口なのか!?と言う事も合わせて紹介していきます。 2-1.万能ホーム水栓と四つネジニップルの接続部からの水漏れ あきらかに一番多い洗濯機の水漏れは万能ホーム水栓と四つネジニップルの接続部からの水漏れです。 これこそが水漏れしやすい蛇口の代表格とも言えるでしょう。 初めに画像を見てください。 洗濯機の水漏れで一番多いのが万能ホーム水栓と四つネジニップルの接続部分からの水漏れです。 万能ホーム水栓には蛇口と給水ホースとをつなぐ為の部品が付けられています。 それが四つネジニップルといわれるものです。 もしかしたらあなたの家にも同じように取り付けされているのでは無いでしょうか? 四つネジニップルは洗濯機を購入すると必ず付属品として付いてきます。 つまり、四つネジニップルを取り付けしないと設置出来ない建物が多いということでもあります。 丁度赤く囲ってあるところに注目してみましょう。 万能ホーム水栓と四つネジニップルを接続している部分にはパッキンが噛み合わさる事で水漏れを防いでいるのですがこの部分からの水漏れが非常に多いのです。 理由としては長年使用することでパッキンが痛み、劣化してくる。 四つネジニップルは読んで字の如く4つのネジで止めてあるだけなので、ネジがゆるんでくる事でパッキンと蛇口の間に隙間が出来てしまい水漏れが起こる。 これが原因です。 また引越しした際に、四つネジニップルを新居で再度使おうとすると水漏れが起きやすくなります。 なぜならパッキンの劣化もそうですが、パッキンに形や跡が付いてしまい新居の蛇口にしっかり噛みあわないケースが多いからです。 よって、四つネジニップルから水漏れが起きたら再度付けなおそうとするのでは無く新しいものと交換するようにしましょう。 もし、引っ越し先などの新居にてこのタイプの蛇口が付いていたら、以前に住んでいた人も同じ様に四つネジニップルを付けていたことになります。 と言うことは蛇口の状態が悪くなっている可能性があるというい事です。 四つネジニップルは4つのネジを挟み込むようにして固定します。 固定されていた万能ホーム水栓にはネジの跡が付くようになっていて、場合によっては変形したり、穴が空く事も珍しくありません。 つまり、四つネジニップルだけ新品に交換しても蛇口側に原因があって水漏れが止まらない事も多いので覚えておくようにしましょう。 実は洗濯機の蛇口の水漏れでは一番多いケースと言ってもいいかも知れません。 2-2.水漏れしにくい蛇口は!? それでは水漏れしにくい蛇口とは一体どのタイプなんでしょうか!? それはオートストップ水栓です。 最近の新しい住宅では殆どがこのオートストップ水栓が取り付けられています。 止水付き水栓にする事で水漏れがほぼなくなりますし、大きな事故に繋がる様な事にはなりません。 メーカーからも推奨されているのがこのオートストップ水栓です。 吐出口に止水弁が付いていて、水圧が掛ると止まる様になっています。 また、構造上壊れにくいのも特徴の一つです。 3.蛇口から水漏れがおきたら最初にすべきこと 蛇口から水漏れしたときに一番初めにしてほしいことは蛇口を閉めることです。 当たり前だと思われるかもしれないが、慌ててしまったときに人はどうすれば良いのかわからなくなります。 パニックになると当然のことでも出来ない人が多いのです。 そして絶対にしてはいけないことがホースを外すことです。 蛇口を閉める前にホースを外してしまうと水が噴出してきてしまい、余計にパニックになってしまいます。 なので必ず一番初めに蛇口を閉めることが先決です。 よく覚えておきましょう。 4.洗濯機の蛇口の水漏れを直そう 蛇口からの水漏れを直す場合、まず初めにどこから水漏れしているのかを特定する必要があります。 本来、水漏れを直す場合は水道の元栓を止めていたほうが安心ですが元栓の場所はマンション、一戸建てでは異なります。 そして、洗濯機の蛇口はしっかり締めておけば水が噴出すことはそう無いのでそのまま作業を進めて頂いてかまいません。 パッキン交換や水栓交換をしなければいけないような修理になる場合は元栓を必ず締めてから行いましょう。 4-1.水漏れしている箇所を特定する 水漏れしている箇所を特定して、それに合った方法で修理していきます。 水漏れ個所に応じた直し方が必要になります。 4-1-1.ニップルと万能ホーム水栓の接続部からの水漏れの直し方 画像をみてください。 この赤く囲ってある部分がニップルです。 実はにこの部分からの水漏れが非常に多いのです。 微調整が難しく少しでも歪んで付けてしまうと水漏れします。 また、劣化が原因でネジが緩んできたり、パッキンが劣化してきたりして水漏れするのです。 ニップルは4本のネジと黒い色をしたゴムパッキンで蛇口を抑えることにより取り付けられています。 長年使用しているとネジが緩んできたり、パッキンが劣化してきたりします。 すると当然かみ合わせも悪くなって来るので外れたり、グラグラしてきたりします。 画像はネジが緩んできていたのが原因で水漏れをおこしている状態です。 この場合新たに締めなおしてあげる必要があります。 蛇口を締めて水が出なくなったら、一度給水ホースを取り外してネジを締めなおしてあげます。 しかし、何年も使っているような四つネジニップルを再度使用するのはおすすめできません なぜなら、劣化しているニップルを再使用すると、また水漏れする可能性が高いからです。 その場合は新しいものに取り替えてあげましょう。 ニップルはホームセンターで販売されているのですぐに手に入ります。 ニップルは種類が無いので選ぶ必要はありません。 どのメーカーのニップルを購入しても問題なく取り付け出来てしまいます。 そしてニップルを締め直します。 ニップルは4つのネジが均等に水栓に噛み合うようにしなくてはいけません。 少しでも歪んでいたり、噛み合っていなかったり、ネジがゆるんでいたら水漏れしてしまいます。 プロの私達でも1回で成功しないケースもあるので一般の方がやる場合、何回か微調整しながら行わないといけないかもしれません。 中には何回やっても、水漏れが止まらない!!と問い合わせて来られる方もいらっしゃいます。 その場合は考えられる原因としては万能ホーム水栓が歪んでしまっている場合や穴があいてしまっているケースがあります。 何度も四つネジニップルを付けているような蛇口は形そのものが変形している事もあるので確認してみる必要があります。 もし、変形が明らかに確認できる場合は新品の水栓に交換が必要になります。 ニップルを均等に締めれたら給水ホースを取り付けます。 こんな感じです。 最後に蛇口を開けてみて水が漏れてこないか確認します。 4-1-2.蛇口の締め込み部分から水漏れしている場合 赤く囲ってある部分を見てください。 蛇口の締め込み部分からの水漏れはよくあることです。 基本的には緩んでいることが多いので締めなおしてあげれば簡単に直ります。 長年の劣化が原因で緩んできたりします。 スパナを使って回るようであれば締め込みが甘い証拠です。 もし、ナットが回らなくてそれでも水漏れする場合はパッキンの交換をしなくてはいけません。 赤く囲ってある箇所を見てください。 これも同じく緩んでいると水漏れを引き起こすことになります。 この部分の水漏れは2番目に多い水漏れと言えるかもしれません。 ナットが緩んでいるだけの可能性もあるので、モンキーレンチなどで締め直してみましょう。 もし、固く締め込まれておりナットが回らなければ、中のパッキンが劣化しているのが原因と言えます。 この部分はハンドルを開閉することで、生じる動きでコマパッキンや三角パッキンが痛みやすくなります。 でコマパッキンや三角パッキンの交換方法を紹介しているので参考にしてみてください。 もし、引っ越したばかりの家でこの部分から水漏れが起きたら賃貸でれば管理会社や大家さんに直してもらうようにしましょう。 洗濯機を設置したばかりの家だと、この部分から水漏れすることがあり、設置業者のミスだと思いがちですが建物側の劣化になるので、ナットから上部での水漏れは管理会社に修理依頼をするようにします。 もし、締め込んで直れば良いのですが、心配な方はパッキン交換までしておく事をおススメします。 4-1-3.パッキン交換をしよう 蛇口とニップルの繋ぎ目以外にナットから起こる水漏れも頻繁にあるケースの一つです。 ナット部分の水漏れの主な原因は三角パッキンです。 ハンドルを回す時にパッキンが開閉運動をして水が止まる仕組みになっているのですが、開閉運動が多い分、パッキンがすり減りやすくなります。 その場合は三角パッキンを交換してあげれば解決です。 三角ハンドルのカラービスをウォーターポンププライヤーで取り外します。 すると、画像の様にハンドルを取り外すことが出来るようになります。 カラービスを外す時は固着していて取れない時もあるので、油を塗って動きを良くする必要があります。 三角ハンドルを外したらナットを取り外していきます。 モンキーレンチでナットを緩めていきます。 左回りにまわすと緩みます。 初めは少し固いですが、後は手で回せば外れます。 ナットを外すことが出来ました。 中に黒い色をしたパッキンが入っているのがわかると思います。 三角パッキンを外して新しい三角パッキンを取り付けていきましょう。 三角パッキンは蛇口側に残るパターンとナット側に残るパターンがあります。 蛇口側の時は手で取り除きます。 一方でナット側の時は細いキリの様な物を使ってほじる様にして取り除きます。 もし、それでも水漏れが止まらない場合はコマパッキンを交換してあげるようにしましょう。 画像はトイレの止水栓のコマパッキンを交換している状況ですが、造りは同じです。 トイレも蛇口も構造や必要なパッキンは同じなので、購入する時も迷わなくて済みます。 先程、交換した三角パッキンを外した際に突起の様な物が出ていたと思います。 その突起を左方向に回すとスピンドルが抜けるようになっています。 スピンドルを抜くとその奥にコマパッキンが入っているのが確認できるハズです。 画像を見てください。 中央に見えるのが錆びてしまい水漏れするようになったコマパッキンです。 そして、画像右側にあるのが新品のコマパッキンです。 色をみれば一目瞭然だと思います。 出来れば三角パッキンを交換する際にコマパッキンも新しいものに交換しておくといいでしょう。 修理する時はこの2つはセットで交換するのが基本です。 また、交換する時は残水が零れてくるのでタオルなどを用意しておくと作業しやすいかも知れません。 5.洗濯機の蛇口をストッパー水栓に交換する方法 4.蛇口の水漏れを直そうで説明したようにネジを締めなおしてみたり、ニップルを新しいものと交換することによって水漏れを直すことは可能です。 しかし、その方法だと常に水漏れのリスクが付きまとうことになります。 ニップルはそれくらい水漏れしやすい特徴があるからです。 そこで、止水弁付きのストッパー水栓に交換してあげれば安心です。 5-1.ニップルのデメリットを知っておこう• ネジがゆるんでくる• パッキンが劣化してくる• 外れる可能性がある• 給水ホースが外れたとき水が出つづける 5-1-1.ネジがゆるんでくる ネジがゆるんでくると気がつかない内に水漏れがおきることがある 5-1-2.パッキンが劣化してくる パッキンは使っているうちに痛んでくる。 ましてや引っ越しする度に再使用していたりすると水漏れの可能性が高まる 5-1-3.外れる可能性がある ネジがゆるんできたり、パッキンがかみ合わなくなってくると当然外れる可能性がでてくる。 ニップルが外れてしまうと大きな水漏れになることは想像できるだろう 5-1-4. 給水ホースが外れたとき水が出つづける このパターンが一番危険なケースです。 例えば、あなたが仕事に行く前に洗濯機を回して帰ってきたら仕上がっている状態になるように設定して出かけたとする。 その際、地震が起きたりして何かの拍子に給水ホースが外れてしまったとしたらどんな状況になるか想像できるだろうか。 蛇口からの水が永遠と流れ続けるのです。 するとマンションなどで下の階に人が住んでいたら… そう考えると恐ろしいことですよね。 あくまでも最悪のケースを想定した場合ですが、過去にも同じような事故が起きていることは事実です。 そこで水漏れの起きない蛇口に交換してあげれば安心です。 6.蛇口をストッパー付き水栓に交換する手順 一昔前までは、4.で紹介したようなニップルを噛ませることによって給水ホースを取り付けるのが一般的でした。 しかし、それだと事故が多いのでメーカーからストッパー付き水栓が開発されたのです。 それでは交換の仕方を見ていくことにしましょう。 もし、その場合は飛ばして頂いてかまいません。 始めに蛇口を閉めましょう。 先を交換するだけなので元栓まで締める必要はありません。 蛇口を閉めたら、スパナを使って蛇口を取り外してあげます。 基本的には簡単に外れますが、固まっていて中々外れないこともあります。 その場合はCRE556を吹きかけて滑りをよくしてあげれば外れるようになります。 もし、古くて配管がグラグラする場合は、もう片方の手で押さえながら緩めるようにしましょう。 古い配管は無理に力を加えると折れてしまうこともあるからです。 危険と判断したら中断してプロに任せるのも重要です。 これが取り外した画像です。 外したときにパッキンが元に残っていたりすると、蛇口が入らないのでしっかりと外してあげるようにしましょう。 古いパッキンは処分していただいてかまいません。 外した蛇口はこの様な状態になっているはずです。 中にパッキンが残っているとストッパーが入らないので、パッキンが無いことも確認しておきましょう。 次にストッパー付き水栓を付けていきます。 その際にストッパー付き水栓にもパッキンが備え付けられているので必ず取り付けてあげるようにしてください。 順番としてはパッキンを先にはめ込んでから水栓を取り付けるようにすればスムーズに作業が出来るはずです。 パッキンを入れてあげないと水漏れしてしまうので忘れないようにしましょう。 そして最後にスパナを使って締め込んであげたら完了です。 締め込む際も、8割程の力で締まれば問題ありません。 逆にあまり強く締めすぎてしまうのはNGです。 画像をみてください。 赤く囲ってあるところがストッパーの役割をしてくれる部分です。 この部分が止水弁として、ホースが外れた際にも水が出てこないような仕組みになっています。 7.まとめ 家とは長く付き合っていくものです。 水の事故は非常に怖いもので、いつ起きるかわかりません。 その為、自分で出来る限りの知識を付けておくことで水漏れの事故を防ぐことが出来るのです。 洗濯機の蛇口の修理は意外と簡単にできるので、是非チャレンジしてみてほしいと思います。

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洗濯機の給水栓は常時、開けっ放し!?!?

洗濯 機 蛇口 開けっ放し

Contents• 蛇口が固いときの初期対応 蛇口が固くて簡単に回らないときには、まず以下の方法を試してみましょう。 素手ではなく蛇口にタオルを巻いたうえで回してみる 蛇口が固くて回らない場合、タオルなどのすべりにくい素材の布を蛇口に巻いたうえで回してみてください。 素手で蛇口を回そうとすると、手のひらの接地面積が限られてしまい、実際に注いでいる力が十分に伝わらず、ケガにつながる可能性が高まります。 布を挟んで蛇口と手のひらの接地面積を大きくしましょう。 蛇口の劣化で少し固くなっている程度の場合、これで回すことができます。 ただし、サビなどの異物の堆積が著しい、部品自体が摩耗している場合は、力を加えるだけでは回らないケースが少なくありません。 こうした状況であれば、蛇口の修理交換を視野に入れたほうが賢明です。 蛇口のグリス(潤滑油)を補充 蛇口の部品には円滑に可動させるために、滑りを良くするグリス(潤滑油)が用いられています。 蛇口が固い原因として多いのが、この蛇口のグリスが切れているケースです。 長年使用し続けるなかグリスが消耗してしまった結果、蛇口が回りづらくなることがありますので、グリスを補充してみましょう。 タオルやグリス補充での対処法でもダメだったとき 蛇口が固い・回らない原因はひとつだけではありません。 グリスを補充しても動きづらい場合は、以下の方法を試してみましょう。 部品の酸化による錆びつきなら蛇口を丸ごと交換 つねに水に触れ続ける蛇口は、錆びにくく酸化しにくい素材で製造されています。 しかし、それでも長年使用を続けるうちに、蛇口の表面にサビが生じてしまうことがあり、このサビが原因で蛇口が回りづらくなるケースがあります。 この場合、サビを除去することで症状の改善が期待できますが、作業に要する時間や労力、費用を考えれば、蛇口を丸ごと新しい物に交換する対応がおすすめです。 また、サビを落とす場合、身体への悪影響が懸念されるため、工業用の潤滑油の使用は避けてください。 ゴムパッキンの劣化ならパッキンを交換 蛇口部分のゴムパッキンが劣化した結果、蛇口が回りづらくなる場合があります。 摩耗してパッキンが小さくなると、より強く蛇口を閉めないと水が止まらない状態となります。 そして、そのまま使用を続けるうち、必要以上に閉め込んだ状態が基準となってしまい、他の部分にも悪影響が及んでしまうことがあるのです。 パッキンを交換することで改善してください。 蛇口付近に蓄積したミネラルの白い結晶を掃除する 水道水に微量に含まれているミネラルが蛇口付近に滞留するうち、水分が蒸発して白い結晶となり、これが蓄積して蛇口が固い状態となることがあります。 この場合、蛇口を分解して白くなった結晶を除去したうえでグリスを補充することで、スムーズに回る元の状態に復元できます。 蛇口付近の凍結なら温めるか気温が上がるのを待つ 体感する限りでは「この程度では凍結するはずがない」と判断できる気温でも、実際には凍結が原因で蛇口が回らないケースは、特に屋外設備で顕著に見受けられます。 ポットのお湯をかける、ドライヤーで温めるなどの方法で蛇口付近の氷を溶かすことで改善できますが、水道管内の水道水自体が凍結している場合、水は出てきません。 また、強引にペンチなどの工具を用いる対処は、部品を破損させてしまう危険があります。 時間の経過とともに気温が上昇すれば、自然に回るようになります。 まとめ 以上、蛇口が固い・回らないときに行う対処法を、その原因とともにご紹介しました。 上記の方法でも回らない場合は、専門業者に相談のうえ、プロに対応してもらうことをおすすめします。

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