【ブリーチ】考察！最終回前に振り返るあの時の伏線
捕捉について まず、尸魂界が、見えざる帝国（ヴァンデンライヒ）とかいう人たちに宣戦布告を受ける。 どうやらこの見えざる帝国（ヴァンデンライヒ）の人たちは、滅却師 クインシー の集団であり、更にメダリオンという物を使って、死神の卍解を強奪できる能力を持っているらしい。 そのせいで、一番隊副隊長 雀部 長次郎 忠息 が殺される。 暫くすると、見えざる帝国（ヴァンデンライヒ）が侵攻を開始。 見えざる帝国（ヴァンデンライヒ）の皇帝ユーハバッハと、その親衛隊、星十字騎士団 シュテルンリッター が尸魂界へ攻め入り、護廷十三隊は非常に苦戦する。 そんな中、総隊長 山本元柳斎重國は、皇帝ユーハバッハと刃を交える。 どうやらユーハバッハは、千年前に山本元柳斎重國が殺しそこねた男らしい。 山本元柳斎重國は、自身の卍解「残火の太刀」を解放し、ユーハバッハを圧倒する。 ユーハバッハを倒したと思いきや、なんと倒したユーハバッハは影武者だった。 刹那、本物のユーハバッハが颯爽と現れ、早速 山本元柳斎重國の卍解が強奪され、だいぶ簡単に殺される。 このへんでようやく一護が尸魂界に着いてユーハバッハと戦うが、総隊長が瞬殺されるほどの強さなので、いくら一護とはいえ圧され気味。 そんな中、ユーハバッハが一護に向かって「君は実はクインシー」的なこととか「自分の母親のことも知らないんだね」的なことを、思わせぶりに言う。 「なにいってんだ」と激昂する一護に、「帰ったら教えてやる」と言って、攻撃しようとした瞬間、ユーハバッハが動けなくなる。 ユーハバッハの側近がいうには「影の領域圏外での活動限界」らしい。 しょうがなく、見えざる帝国（ヴァンデンライヒ）は撤退。 見えざる帝国（ヴァンデンライヒ）襲撃後、総隊長を失った護廷十三隊は、新総隊長に 八番隊隊長 京楽春水を据える。 享楽は、今後また見えざる帝国（ヴァンデンライヒ）の襲撃があった場合、今のままでは全滅してしまうと危惧し、対抗策のひとつとして、更木剣八に剣術を覚えさせることを提案。 しかし剣術を教えるというのは建前で、実は、四番隊隊長 卯ノ花烈を使って、更木剣八の真の力を引き出すのが目的だった。 京楽春水は、卯ノ花烈と更木剣八が戦えばどちらかが死ぬと分かっていながら、卯ノ花烈にこれを依頼。 卯ノ花がこれを受諾し、更木剣八との戦いに至る。 卯ノ花八千流は初代剣八（代々最強の死神に与えられる称号）で、更木剣八が「こうありたいと願う人物」だった。 卯ノ花八千流は、少年だった頃の更木剣八と一度剣を交えた過去を持つ。 その頃の卯ノ花八千流も、更木剣八も、周りが弱すぎて、強い敵と戦いを楽しむことに飢えていた。 剣を交え、お互いに、ギリギリの戦いを楽しむ喜びを知った。 しかし卯ノ花八千流は、少年だった更木剣八よりも弱かった。 更木剣八は卯ノ花八千流の強さに合わせてギリギリの戦いを楽しんだ。 この戦いをキッカケに、更木剣八は、戦いを楽しむために、無意識に相手の強さに合わせるクセがついた。 この、無意識に相手の強さに合わせてしまうクセがあったため、更木剣八は今現在、本来の力を出せずにいた。 そのため、少年だった頃の更木剣八とは遠くおよばないほどに、今現在は弱くなっていた。 だからこそ卯ノ花八千流は、更木剣八が弱くなっていることが「自分の責任」であると感じていた。 弱くなってしまった更木剣八が少年時代の本来の力を取り戻すには、卯ノ花八千流と戦う必要があった。 そうすることで、少年時代の、強かった更木剣八の力を呼び覚ますことができるから。 ………という後付け設定の上で、彼らは戦っているんです（笑） まぁBLEACHで後付け設定は今に始まったことではないですが、今回は後付け設定にしては、なかなか良く出来たエピソードだと思いますね。
次の