実写版 アラジン 感想 解説。 実写版アラジン4DXの感想・評価in大阪|2Dと比較して辛口コメント

実写版映画「アラジン」サウンドトラック(楽曲・劇中歌)を徹底解説

実写版 アラジン 感想 解説

・「アラビアン・ナイト」の物語をベースに、不思議なランプを手に入れた若者が愛する女性を守るため繰り広げる冒険を描いたディズニー・アニメの名作を、「シャーロック・ホームズ」シリーズのガイ・リッチー監督のメガホンでディズニーが実写映画。 生きるために盗みを働きながらも真っ直ぐな心を持ち、人生を変えるチャンスをつかもうとしている青年アラジンと、自立した心と強い好奇心を抱き、自由に憧れる王女ジャスミン。 2人の運命的な出会いをきっかけに、それぞれの願いは動き始める。 そしてアラジンは、邪悪な大臣ジャファーの甘い誘いに乗り、魔法の洞窟からランプを引き受けるが……。 魔法のランプから登場するランプの魔人ジーニーをウィル・スミスが演じる。 アニメ版でアカデミー主題歌賞を受賞したアラン・メンケン作曲、ティム・ライス作詞の「ホール・ニュー・ワールド」などおなじみの楽曲も流れるほか、「ラ・ラ・ランド」「グレイテスト・ショーマン」のベンジ・パセック&ジャスティン・ポールが手がけた新曲も物語を彩る。 計:30本。 これで、31本目となります。 はい、いつも見てる人は気づいたかな? これまでディズニー マーヴェルなどは除く の4DX映画といえば、シュガーラッシュオンライン2くらいしか見たことがありません。 実写のディズニー映画は初めてなんですよ、4DXで!! まだ見てませんが、どんな展開が待っているのか、鑑賞前に色々妄想したいと思います。 4DXの感想 妄想 3度願いが叶うなら、人生1度は4DX!! あなたを誘う映画の世界 叶えてみせます、4Dで! 開けてみせます、次元の扉! ジーニーの超ド級アクションはモーションシートにどうやって反映される? 魔法のじゅうたんの浮遊感はどうやって再現する? ホールニューワールドのミュージカルシーンでは紙吹雪が舞う? とにかく、公開が楽しみで楽しみで待ちきれません!!!! ジーニーの動きは4DXにどうやって再現されるか? アラジンといえば、真っ先に思い浮かぶのはこの人!! 呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーーーーン!!!! はい、色だけは似てるかな? 本物を出すと著作権に引っかかるかもしれないので、あえて偽物を出してみました。 ランプの魔人、、、、、 はい、ダメですね。 疲れてる時にブログやっちゃあね。 今回のアラジンでランプの魔人、ジーニーが登場すると思うんですけども、 ジーニーが派手に暴れる時にどんなアクションが待ち受けてるのか、非常に期待するところであります。 ジーニーはアニメだと異様に早い動きとハイテンションで、絵がついていくのが大変なほどでしたね。 これが実写版で、ウィルスミスだとどうなるのか? CGの力も相まって、アニメに負けない素早さでアクションすると思うんですよ。 これが4DXだとどうなるのか? モーションシートが揺れに揺れ、ジュースなんて決して飲めないかもしれません。 飛び出してしまうのは、ランプの魔人でなく我々観客かもしれません。。 ジーニーの活躍が目玉なので、4DXも本気を出してくると思うんですよね。 魔法のじゅうたんの浮遊感はどう再現される? あとは何より、 魔法の絨毯による浮遊感をどうやって再現するかですよね!!! モーションシートは、ただ揺れるだけじゃないんです。 3軸モーションだから、上下にも左右にも動くし回転もする。 これを使って、まるで自分が飛んでいるような体験を提供してくれるはずなんですよね。 乗り物の浮遊感といえば、「ミッションインポッシブル」4DXでもヘリの動きや「ファースト万」4DXでロケットを動かす時に、浮遊感を感じたんですよね。 ただ今回は魔法の絨毯。 もっと優雅に、そして激しく、これまでにない非現実的な乗り心地を、4DXは提供してくれることに違いありません。 モーションシートだけでなく、劇場全体を流れる「風」を送る機能がどうやって組み合わさるかも見ものです。 4DXでは劇場前方から風が流れる機能があって、爽やかなそよ風から台風のような強風まで、いろんな風を再現できるんですよね。 ヘリコプターや飛行機などでは、浮遊感を表すために風を流すように設計されてるんですよ。 魔法のじゅうたんに乗っている時でも、人は空気抵抗を受けるはず。 髪がなびくはず。 当たり前の自然現象ですが、これを映画で表現するのは映像と音響のみ。 実際に風はなびかないんです。 ただ4DXなら、風を送るなどお茶の子さいさい。 アラジンとジャスミン、そして我々観客とで、じゅうたんに乗った気分で鑑賞してましょう!!!! 「乗り物がフィーチャーされる映画なら絶対に4DXで見ろ!」と何度も言ってますけどね、今回も例外ではありません。 絶対に後悔はさせません、是非とも楽しんでいってください。。 こんな顔してます。 普通の人とは「違った映画の見方」をすることで、「ここだけの」映画批評を記事にしています。 どんな映画にも必ず良い点はあり、積極的にフィーチャします。 それが正しい「映画の見方」だと思うからです。 ・記事タイトルに自分の着眼点を書いています。 ・映画の分析のために、独自に画像を作成しています。 ここが他の映画評論サイトとは違うポイントです。 出典さえ明記してくれれば転載OKです。 com アットを に変えてください.

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実写版も公開されたディズニー映画『アラジン』(1992)の魅力を音楽、キャラクターとともに解説 【あらすじ、感想、ネタバレあり】

実写版 アラジン 感想 解説

『アラジン』 あらすじ 砂漠の王国アグラバーで暮らしている貧しい青年の アラジンは、何とかその日の飢えを凌ぐために盗みを働きながら暮らしていた。 それでも彼は盗み出したパンを貧しい子供に与えたりと、心が清らかな側面も持ち合わせていた。 一方で、王国の国務大臣として君臨する ジャファーは、王の座を狙っており、そのための力を手に入れるため洞窟の中にある 「魔法のランプ」を手に入れることを熱望する。 しかし、その洞窟には 「ダイヤの原石」として選ばれた人間しか入ることができないため、 ジャファーは困り果てていた。 しかし彼は王の青いダイヤの指輪を盗み出し、その力を使って 「ダイヤの原石」として選ばれたのがアラジンであることを知る。 その頃、王宮の窮屈な暮らしに耐えかねた王女 ジャスミンはこっそり家出していた。 市場へと赴いたところで、トラブルに巻き込まれた彼女は、偶然その場に居合わせた アラジンに助けられる。 お互いに惹かれ合った2人だったが、そこに ジャファーの刺客が現れ アラジンを捕らえてしまう。 ジャファーは策謀を巡らせ、 アラジンに洞窟に向かわせ、ランプを回収させようとする。 全ては彼の計画通りに進行していくが、相棒の猿 アブーの機転により、 アラジンは崩壊した洞窟に閉じ込められながらもランプを手に入れる。 すると、ランプの中から ジーニーを名乗る魔人が現れ、3つだけ願いを叶えると申し出るのだった。 スタッフ・キャスト 決して作品が嫌いではないですし、 『コードネーム U. 』とかは個人的にも好きなんですが、まあ良くも悪くもブロックバスター映画だなという・・・。 今回の 『アラジン』は基本的には原作ありきの内容ですので、それほど大崩れすることは考えにくいですが、ちょっと監督・脚本 ガイ・リッチーには一抹の不安が残ります。 ちなみにもう1人の脚本担当である ジョン・オーガストは、ティム・バートン作品でしばしば見かける名前ですね。 今作はやはりゴージャスでかつ西アジア的な雰囲気を持つ独特の世界観が肝になってきますので、美術や衣装は非常に重要な役割を担います。 美術を担当した ジェマ・ジャクソンはガイ・リッチー監督の 『キングアーサー』にも携わっていて、衣装担当の マイケル・ウィルキンソンはDCEU作品で知られる人物です。 そしてやはり アラン・メンケンが作曲した 『アラジン』の名曲たちを再びスクリーンで聞くことができるというのは、非常に幸せですよね。 なんと100%CGなんだとか!? ウィル・スミスは今作の制作についてインタビューにて以下のように振り返っています。 「世界中のみんなが愛した『ロビン・ウィリアムズのジーニー』があったから、最初にオファーを受けた時は少しナーバスになった」というウィル。 「人々が愛着を持っているキャラクターを僕がやって、それを崩してしまう、壊してしまうのは怒りの対象となってしまう」と続け、 「だからロビンのジーニーに対するオマージュとリスペクトを捧げるということと、自分自身の新しいジーニー像を作りあげるという両方のことをしたかった」と今回の役づくりについて説明した。 そして主人公のアラジンに抜擢されたのは、まだほとんど映画への出演経験がない メナ・マスードという俳優です。 アラジンという人物のキャラクター性を鑑みても、それほど名前の知られていない俳優を抜擢するというのは、非常に理にかなっているように感じます。 ヒロインであるジャスミン役には 『パワーレンジャー』などにも出演していた ナオミ・スコットが起用されています。 また、本作のヴィランであるジャファーには、 マーワン・ケンザリが起用されました。 貧しい家庭で生まれ育ったようですが、ひょんなことから役者の世界へと飛び込んだ彼は、アラビア語、オランダ語、フランス語、英語の4か国語を扱えるようです。 ジャファーとしてはイケメン過ぎるのではないか?という懸念がありますが、その辺りのデメリットを演技面できちんとカバーしてくるのかどうか?も見どころでしょうか。 より詳しい作品情報を知りたい方は映画公式サイトへどうぞ!! ぜひぜひ劇場でご覧ください!! 『アラジン』感想・解説(ネタバレあり) 青いウィル・スミスが普通のウィル・スミスに C 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved. さて、今作のビジュアル面で大きな話題になったのが ジーニーが「青いウィル・スミスすぎる」という点でした。 ただこのビジュアルもきちんと物語的に見て、意味があったわけですから、そこは評価すべきポイントでしょう。 今回の 実写版『アラジン』って ジーニーを人間として描いたんですよね。 とりわけ アラジンと ジーニーという2人を共感性の高いキャラクターに仕上げてきたのは事実です。 アラジンという本作の主人公は「貧困からの自由」と「ジャスミンからの愛」という2つを手に入れたいと渇望しています。 しかし、そこに立ちはだかるのは ジャスミンと自分が結婚できないことを明文化した法律(ルール)です。 アニメ版の ジーニーはあくまでも最後まで人間を超越した存在として描かれていて、とりわけ自分を閉じ込めるランプの呪いから解放されることを願っています。 一方で、実写版のジーニーは「ランプからの自由」とそして「ダリアという女性への愛の実現」を渇望しています。 しかし、彼の前には「ランプの呪い」があり、そこからは出ることができないというルール(法律)があります。 このように 実写版『アラジン』では、 アラジンと ジーニーが同じ立場に置かれた存在、つまり「自由」と「愛」を求める同志になるように改変を加えているんです。 だからこそラストのあの展開のエモーショナルさがアニメ版以上のものになっています。 アラジンは自分の「自由」と「愛」を犠牲にしてでも、 ジーニーの「自由」と「愛」を願います。 一方の ジーニーもまた自分の「自由」と「愛」を犠牲にしてでも、 アラジンにはその2つを手に入れて欲しいと願うのです。 そうして青いウィル・スミスはようやく普通のウィル・スミスに戻れたわけだね。 自分のためではなく、相手のために「魔法」を使うというジャファーへのアンチテーゼも込めつつ、本作2人がそれぞれに「自由」と「愛」に辿り着く結末を用意しました。 冒頭の行商人がアラジンの昔話について語るという構成は、「アラビアンナイト」という口承文学の側面を取り入れたものだと思われます。 そこに今回の実写版は人間になったジーニーが過去を振り返り、アラジンという青年の物語について語るというエッセンスを加えています。 物語的には、今作の ジーニー関連の改編は良い方向に働いていたと思います。 その一方で、これは春に公開されたを見た時にも感じたんですが、人間の価値観やエゴで人外の存在を縛り付けてしまうのはどうなのかという疑問が残ります。 実写版『ダンボ』では、ダンボを自然に返すという展開を描きましたが、これって極めて人間のエゴが導き出したダンボの幸せですよね。 それと同じことが今回の ジーニーを「人間化する」という改変にも感じられたような気がするんです。 というのも彼を人間的な価値観に縛り付けてしまったようにも捉えられます。 ジーニーには ジーニーの自由があって叱るべきだと思いますし、それは人間を超越したものであって欲しかったというのが本音です。 実写版は ジーニーを アラジンに近づけたことで、すごくキャラクターとして矮小化してしまった印象を受けます。 女性と結婚して、子供をもうけて・・・というのも幾分人間の価値観に基づく幸せの在り方なので、それをジーニーに押しつけなくても良いような気はしています。 ここは賛否分かれる改変と言えるのではないでしょうか。 新しいジャスミン像の在り方 C 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved. 基本的に今回の 実写版『アラジン』ってあまり冒険せずに作ったという印象が強いんですよね。 ただ、実写化に踏み切った意義がなかったとは言いません。 今回の実写版の最大の意義は、ジャスミン像を『アナと雪の女王』以降のコンテクストで再解釈することにあったと思われるからです。 元々アニメ 『アラジン』は1992年のディズニールネサンス期に公開された作品で、その年のアニメ映画関連の賞を総なめにしました。 そしてディズニープリンセスの中で今作に登場する ジャスミンが革新的であったことは言うまでもありません。 まず、一番外見的なことから言えば、 ジャスミンはディズニー史上初の非白人プリンセスです。 この作品以降、プリンセスの人種が多様になっていったことを考えても 『アラジン』という作品が1つのターニングポイントになっていたことは十分に指摘できるでしょう。 「アラジン」の主人公は アラブ系• 「ポカホンタス」は インディアン• 「ムーラン」は 中国系• 「プリンセスと魔法のキス」は アフリカ系 ただそういう人種的な側面に限らず、 『アラジン』という作品はプリンセスの描き方がこれまでの作品とは決定的に異なっています。 『白雪姫』『シンデレラ』『美女と野獣』といったディズニーアニメ映画初期作品のプリンセスと 『アラジン』の ジャスミンが決定的に違う点はどこでしょうか? 実は前者の3作品のプリンセスは、 平民的身分から王子と結ばれて上流階級へと成り上がるんですね。 とりわけ 『シンデレラ』のような作品で顕著ですが、ある種「王女」になることがゴールであり、幸せであるというタッチで描かれているんですよ。 一方で、 『アラジン』の ジャスミンは最初から王女の身分を持っているんですが、王女であるがゆえに法律に縛られ、自由がなく窮屈な暮らしを強いられています。 そしてこれまでのような成り上がりの物語のコンテクストを背負っているのは、男性側の アラジンです。 なるほど、これまでのディズニー映画とは全く逆の構図で描かれていたわけか!! そして 『美女と野獣』が打ち出した 「一目ぼれの否定」という路線を継承しており、 ジャスミンはやって来る王子を悉く突き返しています。 ただ彼女が唯一 アラジンという男性に心を動かされるのは、彼が自分の持っていない 「自由」を持っていたからです。 彼女は王宮での窮屈な暮らしに嫌気がさし、そして「自由」という豊かな世界を見せてくれた アラジンに恋心を抱きます。 また、 『アラジン』におけるジャスミンの描き方に強く感じるのは、 彼女は男性的な強さを持っていたプリンセスだということです。 個人的に指摘したいのは、冒頭のとあるシーンです。 彼女が街でアラジンと共に追手から逃亡するシーンで、建物と建物の間を棒高跳びのように跳躍する一幕がありましたよね。 アニメ 『アラジン』での ジャスミンは跳ぶことに何の恐怖も抱いておらず、そしてアラジンよりも身体能力が高く見えるように演出されています。 これって「強い女性」像の描き方としては非常に古くて、「強い女性」というのは、男性的な強さを持っていることだという考え方が強く反映されたシーンだと思います。 そして 『アラジン』の中で最も物議を醸しているシーンは、やはり ジャスミンと ジャファーのキスシーンでしょう。 彼女は唯一ヴィランとキスをしたディズニープリンセスなんだよね! このシーンについてはディズニーの非白人への差別的な視線も感じられると指摘している批評家も存在します。 ジャスミンが白人プリンセスであったならば、こんな描写はされなかっただろうという主張が成されているわけです。 一方で、2019年の今 『アラジン』のこのキスシーンに感じるのは、女性の強さの描き方としてはあまりにも 「時代遅れの産物」であるということです。 言わばこのシーンの ジャスミンって典型的な女性の身体的魅力を使って、 ジャファーという男性を誘惑しているんですよ。 ここまでの内容をまとめると、 『アラジン』という作品は数々の点で革新的な側面を有しながらもジェンダー的な側面で、2019年に見ると「アウトオブデイト」に感じる点があったというわけです。 では、今回の実写版 『アラジン』がこれらの古いジェンダー観を 『アナと雪の女王』以降の文脈でどう改変していったのかを読み解いていきましょう。 ここは全く異なるタッチに改変されていたよね! ジャスミンはアニメ版と違い、跳躍をする前に明らかに怖がる素振りを見せており、 アラジンの言葉に勇気づけられながら何とか飛び移ることに成功します。 これは大きな違いでして、 実写版『アラジン』は、彼女に男性的な強さを付与しようとは考えていないことの表れでもあります。 また、終盤の ジャファーとのキスシーンも当然の如くカットされていますね。 その代わりに追加された要素は以下の2つです。 ジャスミンの「Speechless」歌唱シーン• ジャスミンが国王となる展開 この2つは 『アナと雪の女王』以後のジャスミン像を確立していく上で非常に重要なシーンになっていたと思います。 1つ目の 「Speechless」歌唱シーンは、ナオミスコットの力強い歌声も素晴らしいですし、とりわけ女性として虐げられた ジャスミンが「声をあげる」重要なシーンとも言えます。 この楽曲がアニメ版にはなく、実写版用の書き下ろしであるという点も時代と価値観の変容を感じさせてくれます。 また、アニメ版の 『アラジン』では国王が法律を変えて、 アラジンと ジャスミンが結婚できるようにし、 アラジンを国王に迎え入れるという展開が描かれました。 でもこれってあくまでも男性社会の中での女性の自由や社会進出を描いていたに過ぎないよね・・・。 そのジレンマを解消するために、実写版 『アラジン』は、 ジャスミンが国王となる展開を描きました。 この描写には、非常に大きな意義があり、男性社会である王国に女性の君主が誕生し、彼女が自ら国王となって法律を変え、アラジンとの結婚を選ぶんです。 つまり今作の最大の意義は、 ジャスミンというプリンセス像を近年のジェンダー観に基づいてアップデートしたことです。 そして、それを非常に丁寧にやってのけ、 『アラジン』の物語本来の魅力もアニメ版の時から損なわれていないわけですから、すぐれた作品と評して問題ないでしょう。 今作に散りばめられた小ネタ アニメ版『アラジン』より まずこれは字幕版のお話になりますが、「不思議の洞窟」の」声優に フランク・ウェルカーが参加しています。 彼はアニメ版でもアブー、ラジャーそして不思議の洞窟と1人で3役もこなしていたことで知られる声優ですが、今回の実写版にも参加しています。 吹き替え版もそうですが、きちんと同じ声優が起用されて、演じてくれるというのは嬉しいことですよね。 また、細かいところで言うと、冒頭の行商人が語るという構成もオマージュですし、「 Friend Like Me」を歌っている時の演出もアニメ版へのリスペクトに満ちていました。 他にもアニメ版の 『アラジン』で ジャスミンが市場へと赴いた時に、火を使ってショーをしている人にぶつかって、火を飲み込んでしまうという一幕がありました。 実写版では、セリフの中の話ではありますが王国の衛兵の中に「火を噴く男」がいることが仄めかされてました。 当ブログ管理人が見つけられていないものも含めて、アニメ版を見ることで気がついたり、思わずニヤッとできたりするポイントも多いのではないでしょうか。 『ライオンキング』 実写『アラジン』の不思議の洞窟に注目してみてください! C 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved. 何というか、ライオン風に見えますよね。 アニメ版の不思議の洞窟の入り口はどちらかというとトラを模したものになっていたんですが、これをライオン風にしたところに意図が見え隠れしています。 ちなみに「A Whole New World」を歌いながら2人が空の旅をしていた時に飛んでいた場所で 『ライオンキング』の舞台を思わせるような場所がありました。 ディズニーランドへの言及 (より引用) 作中で ジャスミンが アラジンに、彼の故郷の国が地図上で見つからないと告げているシーンがありました。 この時に登場したマップを見てみると、FantasylandやAdventureland、Tomorrowlandなどの国が登場していて、さらにシンデレラ城を思わせるようなお城もありました。 つまりこのマップというのは、ディズニーランドへのマップを踏襲した小ネタになっているんです。 『アバター』.

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実写版映画「アラジン」サウンドトラック(楽曲・劇中歌)を徹底解説

実写版 アラジン 感想 解説

・「アラビアン・ナイト」の物語をベースに、不思議なランプを手に入れた若者が愛する女性を守るため繰り広げる冒険を描いたディズニー・アニメの名作を、「シャーロック・ホームズ」シリーズのガイ・リッチー監督のメガホンでディズニーが実写映画。 生きるために盗みを働きながらも真っ直ぐな心を持ち、人生を変えるチャンスをつかもうとしている青年アラジンと、自立した心と強い好奇心を抱き、自由に憧れる王女ジャスミン。 2人の運命的な出会いをきっかけに、それぞれの願いは動き始める。 そしてアラジンは、邪悪な大臣ジャファーの甘い誘いに乗り、魔法の洞窟からランプを引き受けるが……。 魔法のランプから登場するランプの魔人ジーニーをウィル・スミスが演じる。 アニメ版でアカデミー主題歌賞を受賞したアラン・メンケン作曲、ティム・ライス作詞の「ホール・ニュー・ワールド」などおなじみの楽曲も流れるほか、「ラ・ラ・ランド」「グレイテスト・ショーマン」のベンジ・パセック&ジャスティン・ポールが手がけた新曲も物語を彩る。 計:30本。 これで、31本目となります。 はい、いつも見てる人は気づいたかな? これまでディズニー マーヴェルなどは除く の4DX映画といえば、シュガーラッシュオンライン2くらいしか見たことがありません。 実写のディズニー映画は初めてなんですよ、4DXで!! まだ見てませんが、どんな展開が待っているのか、鑑賞前に色々妄想したいと思います。 4DXの感想 妄想 3度願いが叶うなら、人生1度は4DX!! あなたを誘う映画の世界 叶えてみせます、4Dで! 開けてみせます、次元の扉! ジーニーの超ド級アクションはモーションシートにどうやって反映される? 魔法のじゅうたんの浮遊感はどうやって再現する? ホールニューワールドのミュージカルシーンでは紙吹雪が舞う? とにかく、公開が楽しみで楽しみで待ちきれません!!!! ジーニーの動きは4DXにどうやって再現されるか? アラジンといえば、真っ先に思い浮かぶのはこの人!! 呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーーーーン!!!! はい、色だけは似てるかな? 本物を出すと著作権に引っかかるかもしれないので、あえて偽物を出してみました。 ランプの魔人、、、、、 はい、ダメですね。 疲れてる時にブログやっちゃあね。 今回のアラジンでランプの魔人、ジーニーが登場すると思うんですけども、 ジーニーが派手に暴れる時にどんなアクションが待ち受けてるのか、非常に期待するところであります。 ジーニーはアニメだと異様に早い動きとハイテンションで、絵がついていくのが大変なほどでしたね。 これが実写版で、ウィルスミスだとどうなるのか? CGの力も相まって、アニメに負けない素早さでアクションすると思うんですよ。 これが4DXだとどうなるのか? モーションシートが揺れに揺れ、ジュースなんて決して飲めないかもしれません。 飛び出してしまうのは、ランプの魔人でなく我々観客かもしれません。。 ジーニーの活躍が目玉なので、4DXも本気を出してくると思うんですよね。 魔法のじゅうたんの浮遊感はどう再現される? あとは何より、 魔法の絨毯による浮遊感をどうやって再現するかですよね!!! モーションシートは、ただ揺れるだけじゃないんです。 3軸モーションだから、上下にも左右にも動くし回転もする。 これを使って、まるで自分が飛んでいるような体験を提供してくれるはずなんですよね。 乗り物の浮遊感といえば、「ミッションインポッシブル」4DXでもヘリの動きや「ファースト万」4DXでロケットを動かす時に、浮遊感を感じたんですよね。 ただ今回は魔法の絨毯。 もっと優雅に、そして激しく、これまでにない非現実的な乗り心地を、4DXは提供してくれることに違いありません。 モーションシートだけでなく、劇場全体を流れる「風」を送る機能がどうやって組み合わさるかも見ものです。 4DXでは劇場前方から風が流れる機能があって、爽やかなそよ風から台風のような強風まで、いろんな風を再現できるんですよね。 ヘリコプターや飛行機などでは、浮遊感を表すために風を流すように設計されてるんですよ。 魔法のじゅうたんに乗っている時でも、人は空気抵抗を受けるはず。 髪がなびくはず。 当たり前の自然現象ですが、これを映画で表現するのは映像と音響のみ。 実際に風はなびかないんです。 ただ4DXなら、風を送るなどお茶の子さいさい。 アラジンとジャスミン、そして我々観客とで、じゅうたんに乗った気分で鑑賞してましょう!!!! 「乗り物がフィーチャーされる映画なら絶対に4DXで見ろ!」と何度も言ってますけどね、今回も例外ではありません。 絶対に後悔はさせません、是非とも楽しんでいってください。。 こんな顔してます。 普通の人とは「違った映画の見方」をすることで、「ここだけの」映画批評を記事にしています。 どんな映画にも必ず良い点はあり、積極的にフィーチャします。 それが正しい「映画の見方」だと思うからです。 ・記事タイトルに自分の着眼点を書いています。 ・映画の分析のために、独自に画像を作成しています。 ここが他の映画評論サイトとは違うポイントです。 出典さえ明記してくれれば転載OKです。 com アットを に変えてください.

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