扁桃炎 うつる。 若い人の扁桃炎はキスで感染するの?

急性扁桃炎

扁桃炎 うつる

性行為だけですぐに扁桃炎がうつることはありません。 ただし、 扁桃炎を併発する可能性のある病原菌をうつされれば、体調が悪い時や慢性扁桃炎を持っている人は発症する場合もあります。 細菌感染症とウイルス感染症では感染の広がりやすい範囲も変わってきます。 一般的には細菌感染症よりもウイルス感染症の方が広範囲に広がりやすいと言われています。 そのため、病因となっている微生物によりうつりやすさも変わってきます。 潜伏期間中に原因菌がうつる場合も たとえ、 発症前の潜伏期間中だとしても性行為等でパートナーにうつしてしまう可能性があるので、自身の体調が良くないときはパートナーへの感染なども配慮するようにしましょう。 扁桃炎は性行為でうつると言われる理由 おそらく扁桃炎が出てしまうような免疫の低下は、 エイズ(後天性免疫不全症候群)の症状ではないかとの誤解から、このような質問が度々上がるのでしょう。 エイズは、確かにあらゆる病気にかかりやすくなります。 原因となる性行為の後に、扁桃炎だけでなく風邪症状や全身の倦怠感などが1週間から~数週間続き、自然に良くなり一時的に無症状となります。 性行為の後に体調の変化があったら注意! 無症状になった後、また具合が悪くなるまでの期間には個人差がありますが、体調が悪くなり様々な病気を発症します。 扁桃炎だけが症状ではありません。 性行為の後に体調がおかしい、なんとなくだるいなど、 おかしいと感じたらエイズ検査を受けてください。 扁桃炎はキスでうつるの? キスをすることで、唾液を顔や口元につけて、菌が体内に侵入しやすくしてしまう可能性があります。 その行為で、扁桃炎を発症させる病原菌やウイルスがうつることがあります。 扁桃炎を発症している人は、むやみに免疫の弱い赤ちゃんや小さな子どもにキスや接触をするのは避けましょう。 扁桃炎になりやすい人 何回も症状が出る・風邪をひくと必ず喉症状が強いなどという場合、扁桃に常に何らかの菌をもっている可能性が高くなります。 扁桃炎にならないようにするためには? 炎症を起こさないよう、 歯磨きやうがいをしたりと衛生的に保ちましょう。 また、 暴飲暴食やタバコ、アルコールなどの刺激も控えた方が良いです。 さらに、 疲れやストレスも溜めないようにすることが大切です。

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急性扁桃炎(きゅうせいへんとうえん)とは

扁桃炎 うつる

原因 感冒(風邪)、疲労などをきっかけにして、扁桃に細菌が感染して起こります。 連鎖球菌、ブドウ球菌などの細菌が原因となります。 咽頭痛(のどの痛み)• 嚥下困難(食事が飲み込みにくい)• 頸部痛• 全身倦怠感• 発熱 検査• 口蓋扁桃の発赤、腫れ、膿栓付着(扁桃に白い斑点が付いている)、頸部(顎下部に多い)リンパ節腫脹• 細菌検査 扁桃を綿棒でぬぐって検査に出し、細菌の種類、効果のある抗生剤を調べます。 炎症が長引いた際の抗 生剤選択の参考にします。 溶連菌迅速試験 溶血連鎖球菌が原因と思われるときに行います。 5分程で結果が出ます。 抗生剤内服 抗生剤・鎮痛剤などを内服して治療します。 痛みが強かったり発熱がある場合は、座薬を使用します。 溶連菌感染の場合は、症状がとれてからも数日内服を続けないと細菌が完全に消えないことがあります。 抗生剤点滴 炎症がひどい場合は抗生剤点滴をします。 可能であれば朝夕1日2回行った方が効果があります。 食事が摂れない場合は水分も点滴で補給します。 扁桃周囲膿瘍切開 炎症がひどいと扁桃腺の奥へ膿が溜まってしまいます。 その場合は、針で刺して膿を抜いたり、切って膿を出します。 扁桃摘出術 扁桃炎を繰り返す場合は、炎症が治まっているときに、扁桃を摘出し、再発を防ぎます。 伝染性単核球症 扁桃にウイルス(Epstain-Barr virus)が感染して、扁桃炎の症状を起こします。 ウイルス感染なので、抗生物質の薬が効きません。 対症療法を行い、自然に治るのを待ちます。 特徴 扁桃腺に厚い白斑が付着します。 頸部のリンパ節腫脹が大きかったり、頸部の下の方まで腫れることが多いです。 抗生剤を使用してもなかなか治りません。 血液検査で、肝機能障害を伴うことがあります。 治療 抗生剤は効きませんが、細菌感染も合併することもあるので使用します。 痛み・発熱に対して鎮痛剤内服や、座薬を使用します。 食べられなければ点滴で水分補給をします。

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急性扁桃炎(きゅうせいへんとうえん)とは

扁桃炎 うつる

と腫大・発赤した扁桃が認められる 分類および外部参照情報 , , - , - 扁桃炎(へんとうえん)はウイルスや細菌が病原体となって炎症を起こす病気である。 扁桃腺炎ともいわれる。 ウイルス性が多く、ライノウイルス、やアデノウイルスなどが原因となり、ときにEBウイルスや単純ヘルペスウイルスなども起こしうる。 常在菌にはや、などがあり、溶連菌感染の場合は合併症を起こしやすい。 主に小児期に起こりやすいが、大人になっても感染する例もあり、また常在菌であるため、体力が低下した際などに再発することもある。 ウイルス性の場合、単純ヘルペスウイルスを除いて基本的には治療薬はなく症状に応じた治療となる。 細菌性の場合、治療には主に抗生物質が用いられる。 再発頻度が高い(年に3-4回以上)場合は扁桃摘出の手術が行われることもある。 「」も参照 にはが多く 、やからやへ侵入するや、に対しての防御機能を果たす。 一方で 、表面にが多いため細菌の巣になりやすく、感染源となってしまうこともある。 扁桃が病原体に感染し、炎症が起きた状態が扁桃炎(急性扁桃炎)である。 扁桃を腫らし始めるのは2-3歳ごろからで、6-9歳でピークを迎える。 扁桃は口の奥にあり、ここが炎症を起こすと赤くなり、白いが付くこともある。 口蓋扁桃は4歳から8歳の時期に最も活発になり、大きさも最大になるが、その後、徐々に小さくなり。 大人ではほとんどわからなくなる。 大人になっても扁桃が小さくならずに炎症が続き、ある程度の大きさを保っているのを、慢性扁桃炎と呼ぶ。 この場合、扁桃に病原菌が常在していると、抵抗力が弱った時や、新たに細菌の侵入を受けた時などに、扁桃にある病原菌の力が体の抵抗力を上回るため、扁桃炎が起きる。 症状 [ ] 通常時(左)と扁桃炎(右)の比較図。 扁桃炎に罹ると咽喉と扁桃が赤く腫れて白い膿栓があらわれる。 主な症状としては38度以上の発熱、の痛み、、 、、に加え 、の下やのの腫れなどで、痛みがや側頭部に広がることもある。 高熱を出すため、高熱に特徴的な症状が多い。 扁桃炎は鼻かぜから起こることもあり、また、扁桃炎がもとで鼻や、気管などに炎症が起こって、結果的に風邪の症状となるため、扁桃を腫らす傾向のある人は風邪をひきやすい、あるいは、風邪をひくとすぐ咽頭が腫れるとみなされがちである。 また関節痛が出ることもある。 風邪に続いて起こることが多い。 また膿栓が広がって、扁桃の表面にある陰窩を白色の膜で覆うようになる。 これを陰窩性扁桃炎という。 原因となるのは、、等があげられる。 しかし事前に風邪を引いている段階でが用いられると、原因が特定できない場合も多い。 急性扁桃炎で、さらに奥にある扁桃に炎症が及ぶと扁桃周囲炎となる。 扁桃周囲炎は、急性扁桃炎が治りかけたころに手当てを怠り、悪化した結果の症状で、高熱と激しい咽頭の痛みがある。 片側のの上に膿瘍ができ、赤く腫れて化膿するためが強くなる。 扁桃炎を起こすウイルス [ ]• 扁桃炎用の検査キット 慢性扁桃炎は、年に何回も扁桃炎を繰り返して高熱を出す。 扁桃のくぼみに細菌が蓄積され、これが原因で全身感染を起こすこともある。 また、扁桃腺周囲炎の状態で膿がたまると扁桃腺周囲膿瘍になる。 このような症状は溶連菌感染によるものが多いとされるが、他に黄色ぶどう球菌や肺炎球菌、およびウイルスによるものがある。 暴飲暴食や、咽頭の乾燥などが主な原因で、をすると、数の増加と(炎症の程度を示す検査値)の上昇が認められる。 また、細菌検査をすれば発生原因となる菌が検出される。 他に、、があり、単核細胞性アンギーナは、の病気であるによって引き起こされる。 急性扁桃炎が慢性化したのが慢性扁桃炎である。 慢性扁桃炎には突然急性化する場合があり、急性の症状を、1年に3回から5回にわたり繰り返す場合を特に習慣性扁桃炎と呼ぶ。 習慣性扁桃炎では、病巣感染といって関節や、皮膚など、ほかの部位にも病気が起こることがある。 慢性扁桃炎の種類 [ ] 慢性扁桃炎は「習慣性扁桃炎」、「慢性単純性扁桃炎」、そして「扁桃病巣感染症」の3種類に分けられる。 習慣性扁桃炎 [ ] 子供に多い。 3歳頃から発症が始まり、6歳位がピークとなる。 通常成人するまでには納まるが、大人になってから発症することもある。 <症状>• 咽頭痛• 耳放散痛• 倦怠感 ただし、安定期に症状が出ることはない。 慢性単純性扁桃炎 [ ] ほとんどの場合、大人が感染する。 原因は・などで、急性扁桃炎からそのまま移行することもある。 <症状>• 咽頭の痛み• 刺激物をとるとしみる• 喉に異物感 扁桃病巣感染症 [ ] 腎臓、皮膚、関節などの病気を併発する。 <症状>• など 治療方法 [ ] 薬物による治療 [ ] セフェム系抗生物質 合併症を避けるためにも、医師の治療を受ける方がいい。 安静、、、口内錠やなどに加え、水分や、抗体の産生が促されるが必要である。 薬物としては抗生物質に加え、炎症を抑える抗剤、が用いられる。 他にの塗布もある。 日頃はよくうがいをし、不規則な生活を慎むことが大事である。 またのどの痛みがある場合は、入浴、飲酒、喫煙は避けるべきである。 ウイルスが原因の場合は、単純ヘルペス以外は特効薬がないので、抗生物質を使用せずに、症状に応じた治療が行われる。 単純ヘルペスの場合は、水疱瘡と同じ薬(ゾビラックス)、(バルトレックス)などを用いる。 EBウイルスが原因の伝染性単核症による扁桃炎は、肝炎を起こしたり肝臓が腫れたりすることがあり、また発熱が続いたりもする。 発熱に対しては、関節痛には痛み止めの内服薬や湿布薬などが用いられる。 細菌が原因で起こる扁桃炎は、抗生物質による治療が行われる。 当該の細菌にもっとも効果の高い抗生物質を使用するために、綿棒でノドをこすり、その綿棒を培地に入れて、3日間ほど細菌を繁殖させるが、溶血性連鎖球菌(溶連菌)では、迅速審査により15分程度で判ることがある。 溶連菌による扁桃炎の場合は、除菌が望ましく、系抗生物質を10日間、または抗生物質を5日間使う。 また(ジスロマック)を用いることもある。 手術による治療 [ ] 扁桃除去手術後2日後の患部 扁桃を腫らす頻度が高い場合は、扁桃摘出術を行うことがある。 この目的は扁桃腺の炎症を起こさないことと、病巣感染を防ぐためである。 病巣感染で要注意なのは、関節では関節、腎臓ではやなどの合併症である。 扁桃摘出の手術については、習慣性扁桃炎で、目安として1年に4回以上扁桃腺を腫らすような場合、第三度肥大くらいでものを飲み込みにくい、あるいは呼吸が困難と思われる場合は受けた方がいい。 この時にアデノイドも摘出することがある。 手術は全身または局所麻酔で行われ、術後1週間は安静にして、1か月ほど経ってから元の生活に戻して行く。 術後は口内の痛みが治まれば、顔や声にも影響は残らず、術前のように扁桃を腫らすこともなくなる。 では幼少時に積極的に手術治療を行い除去することが慣習となっている。 扁桃膿瘍の場合は、膿汁の排泄が目的となる。 膿瘍がどこにあるか、どのような状態であるかを考慮したうえで、注射針で穿刺吸引する場合と、局所麻酔後にメスで切開する場合とがある。 注釈 [ ]• 元々は扁桃腺とよばれていたが、分泌腺ではないので「扁桃」が正式名称である。 扁桃には、口蓋扁桃(こうがいへんとう)、舌扁桃(ぜつへんとう)、咽頭扁桃(いんとうへんとう=アデノイド)、耳管扁桃(じかんへんとう)などの種類があるが、一般に扁桃と云えば口蓋扁桃のことである。 脚注 [ ].

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