ショパン14番。 ワルツ第14番 (ショパン)

華やか&叙情的!ショパン『ワルツ第14番ホ短調遺作』弾き方のコツと難易度

ショパン14番

どの程度の完成度とテンポで弾くのかにもよりますが、実はこの曲には、ショパンのピアノ協奏曲ばりのパッセージが含まれていてとても難しい曲です(ピアノ協奏曲と同時期の作品です)。 そもそも序奏から難しく、あれをちゃんと「・・・どわわわわわ~!チャランッ(いきなりかわいい)」と弾けるのは相当な上級者です。 この曲は、ワルツ1番や小犬と同様に、いつも発表会で初中級者の拙い演奏を聞かせられることが多いナンバーです(ぶっちゃけ聴くのが苦痛)。 なので音符を拾うだけなら中級レベルでも行けるんですけど、音楽として聞かせるには相当な基礎力が要求されます。 とにかくアルペジョの音域が広いので、スムーズに弾くのはとても大変。 どうしても右手に気を取られるため、左手のリズムが怪しくなって崩壊するのが私の演奏の基本です(汗)。 しかも、ワルツ集の難易度は、その中のもっとも高度な曲につけられた難易度だから。 全音ピースは単曲では難易度判定しないのが標準から要注意。 まあ全音の難易度を引っ張り出してくる時点でアホ呼ばわりされかねないから注意してちょうだい。 (いいこと?全音の難易度はアホよアホ!これが常識なので覚えておくこと!).

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ショパン14番

ショパンのワルツの中でも人気の高い曲で、 上流階級の舞踏会を連想される華麗な円舞曲です。 どうやらショパンがパリへ移住する前に滞在した ウィーンで聴いたワルツが少なからず、ワルツの作曲に影響しているようです。 この曲がショパンの社交界での地位は決定的となったきっかけとなった曲だと いわれています。 演奏面については、右手の連打技法が結構クセモノであったりします。 鍵盤の重たいピアノでこの箇所を演奏すると、うまく演奏できないリスクが 考えられます。 演奏会で演奏する場合、ピアノの鍵盤の重さを事前に下調べしておきましょう。 決して易しい曲ではありませんが、 コンサートでは演奏効果が高く、喜ばれる曲ですので、 是非とも習得して欲しい一曲です。 ワルツ第2番OP. 34-1 別名猫のワルツと言われている曲です。 高速のテンポで演奏される、活発なワルツで、 くるくる回転するような右手の奏法に着目して、 猫のワルツといわれるようになったそうです。 1985年のショパンコンクール第11回の優勝者のブーニンが この曲を2次戦で演奏した映像が、NHKで放映され、 日本中でブーニンブームが巻き起こり、その様子が上記動画で 閲覧することができます。 オーバーリアクションと思える部分がありますが、 コンクールという戦場で勝ち残るには、 ハッキリ言って目立った方が勝ちなのです。 ブーニンはこの点、非常にコンクール向きの ピアニストであるのかもしれません。 審査員と観衆から怒涛のような拍手が会場に鳴り響きました。 ワルツ第5番OP.

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華やか&叙情的!ショパン『ワルツ第14番ホ短調遺作』弾き方のコツと難易度

ショパン14番

ワルツ14番、綺麗な曲ですよね。 いま手元にピアノも楽譜もないので記憶だけで書きます。 すみません。 私の場合 左手は小指から始まって親指で終わる、っていう普通の(?)弾き方をしています。 アルペジオですから親指の時点では既に小指、中指は離れています。 (っていうかどうしても離れます。 指が1オクターブしか届かないので) タイミングとしては各小節の右手の1音目~3音目の間くらいに 一気に早く左を弾いてしまう、っていう感じですね。 あとはだんだん音を大きくしていって、練習を重ねて速く弾けるようになれば それっぽくなると思います。 文章で説明するのって難しいんですがこんな感じでどうでしょうか。 (あと最後部分も てこずったんですが) でも綺麗な曲なのでなんとか弾けるようになってほしいです。 がんばって下さい!.

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