トウモロコシ の 栽培 方法。 トウモロコシの育て方

トウモロコシを家庭菜園で栽培するコツと結果|水やりや害虫対策

トウモロコシ の 栽培 方法

苗植えの場合は、GW明けからが適期。 中南米原産のトウモロコシは、高温を好むため、種から始める場合はある程度暖かくなってからがおすすめ。 4月頃にまく場合は、黒マルチを用意します。 苗から始める場合は、ゴールデンウィーク明け頃からが植えつけの適期です。 トウモロコシ栽培では、たい肥と肥料の2つだけ準備する! 種をまく予定の土には、あらかじめたい肥と有機肥料をすき込んでおきます。 根が深い位置にまで到達するので、肥料は深めに入れておくのがポイント。 また、もともと、荒れ地でも育つ作物なので、「不耕起栽培」といって、いっさい土を耕さない方法でも育てることができます。 深いところまで到達する根が、土を耕す効果を生み、次年度以降の土壌改良に役立ってくれるというメリットもあります。 トウモロコシの種を植えるときのポイントは「固めて植える」こと! 茎の先端のモップのようなものが雄花 タネは、1つの上穴に3粒ずつまいていきます。 芽が出て、丈が20cmくらいになったら、1ヵ所につき1本ずつになるよう間引きます。 この際、根っこごと引き抜くのが難しければ、地上部だけをハサミで切り取ってしまってもOKです。 高さが50cm程度になったら、マルチをしている場合はマルチを外し、列の両サイドの土を根元に寄せる、「土寄せ」をします。 マルチをしていない場合でも、周囲の雑草を取り除き、「土寄せ」をします。 土を根元に寄せることで、急激に背が伸びはじめるトウモロコシが風などで倒れないようにする作業です。 また、生育にともなって、本やマニュアルによっては「わき芽かきをする」と書いてあることもありますが、最近の品種では、わき芽かきをしてもしなくても収穫量に影響はなく、わき芽かきは特にする必要はありません。 トウモロコシの特徴!別々の雄花と雌花。 ひげ状の雌花の1本1本が実につながっている トウモロコシは、雄花と雌花が別々の、ちょっと変わった植物です。 茎の先端にモップのように生えているのが雄花で、実の部分の先端からひげのように出ているのが雌花です。 雄花の花粉が風で飛んで雌花に到達し、雌花の1本1本が実につながっていて、受粉することで中の実がふくらんでいきます。 雌花のひげが茶色くなったら、収穫のサインです。 もぎたての瞬間が一番甘い! スウィートコーンは、収穫後も生きて呼吸をしており、それに必要なエネルギーとして、自分の糖分を使ってしまうので、収穫時間とともに糖分が落ちていき、収穫後数時間で甘みが半減してしまうと言われています。 農家の方は、「お鍋にお湯を沸かしてから収穫に行く」と言われるほど、収穫した瞬間とそうでないものとでは格段に甘みがちがうものなのです。 収穫したてを味わえるのは、家庭菜園ならではの醍醐味! ぜひ、収穫されてから何時間も経ってお店に並んでいるものと、ご自分の菜園で収穫した瞬間にゆでたものとの違いを味わってみて下さい。 また最近は、「フルーツコーン」といって、生で食べられる品種も数種類出ています。 これまで、トウモロコシを何度も栽培したことがあるという方は、次回は、フルーツコーンに挑戦してみるのも良いでしょう。 【関連記事】•

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トウモロコシの栽培方法!トウモロコシの育て方のポイントを解説 [家庭菜園] All About

トウモロコシ の 栽培 方法

0 とうもろこしの原産地はメキシコからアメリカ北部で、 高温と強い日光を好む野菜。 高温と多日照りの条件がそろうと、すさまじい生長をみせて旺盛です。 さらに根は 病害虫に強く、土壌も選びません。 堆肥を多くして水はけを良くすれば、より良く育つでしょう。 根は旺盛に張り、吸収力も抜群なので、クリーニングクロップ(土壌の増えすぎた肥料成分を吸い取る作物)としても活躍します。 ただ最近の甘味を優先した品種はより肥料を必要とするので、 元肥も多め、追肥もしっかりやるイメージで育てると甘くてパンパンのスイートコーンが出来上がるでしょう。 とうもろこしの栽培時期 とうもろこしの地域ごとの栽培スケジュールになります。 あくまでも一般的な目安なので、詳細は各品種の種袋裏を確認してください。 基本は春まきで、低温に弱いため 早まきする場合は不織布などでトンネル保温が必要です。 抑制栽培(遅まき)は、収穫日数が86日以上の中早生種を選んでまきましょう。 種まきと育苗【時期・方法】 とうもろこしは根が一旦切れた箇所は再生しないため、 根を傷める心配のない直まきが理想。 ただ、セルトレイまきで移植するのも 鳥害対策・間引きいらずで管理しやすいです。 種まきの際は 種の尖った方(穂軸についていた方)を下向きにしておいて 発芽率をUPさせましょう。 ・植え付け当日は晴天で無風の午前に ・深植えは避け1cm程度出るように ・マルチと畝の隙間は熱風を防ぐため土で埋める トンネル栽培は早まきで 早まきする場合は不繊布&ビニールでトンネル保温栽培をしましょう。 ちなみに通常栽培でも 初期生育を良くさせる効果がありますよ。 一般地では3月中旬くらいから直まきでトンネル栽培が可能です。 その場合、種まきから発芽後、十分に気温が上がるまで不織布に加え保温性の高いビニールをかけましょう。 日中は高温になりすぎるため、晴天時は毎朝半分ほど透かし、夕方になるとまた戻す必要があります。 遅霜が降りないほど暖かくなるタイミングでビニールを取り外し、次いで徐々に不織布もとっていくのがベター。 日中透かす手間や、トンネルを外すタイミングも重要なので、初心者は通常時期に育てるのをおススメします 水やりのコツ とうもろこしは水やりが少ない時と多い時期があり、コツがあります。 植えつけ後1週間は根づかせるため、夕方になってもしおれてない限り、 水やりはしません。 その後も乾燥が続くようなら水やりする程度で構いません。 本葉7~8枚からたっぷりと水やりをしてあげてください。 水分が少ないと雌穂が小さくなったり、受精能力が衰退します。 そのまま実が膨らみ 収穫前までたっぷりと水やりすることで、 パンパンの実になります。 根元から離れた株間にパラパラと撒いたあと、根を傷めないように注意して軽く表面の土と混ぜ合わせ(中耕)ましょう。 葉を傷めないよう、注意して除房しようね。 収穫時期の目安 雌花の絹糸(ひげ)が出て20〜23 日ほど経ち、ひげが褐色に枯れ切ったころが収穫期です。 適期は数日間とシビア。 早穫りは甘味が少なく、遅くなると実が固くなり粒の中心から凹みが出ます。 完全にひげが褐色で枯れている、実を握ったときにしっかり丸みをおびて膨らんでいるなどで判断します。 実の先端を数cm剥いで実入りを確認するのも良いでしょう。 白っぽくコーンが小さいなら皮を戻しもう少し、全体に艶があれば穫れ頃。 甘味がのる午前中に穫る心掛けをしましょう。 片手で茎を掴んで固定し、もう一方の手で実の根本を掴んで下に折るようにして穫ってください。 収穫後一日で甘さが半減するから、その日のうちに食べちゃおう! 害虫で厄介なアワノメイガ coming soon… プランター栽培 coming soon… 失敗を防ぐ生育診断 背が低い・伸びない coming soon… 茎が折れる アワノメイガという蛾の幼虫が茎内に侵入し食害すると茎が折れやすくなります。 農薬による防除方法など対策がありますが、柔らかい雄穂付近から侵入しやすいため、授粉したら早めに雄穂を切り取ってやる対策がオススメ。 雌穂が出ない まず種まきから70日前後で雄穂がしっかり出て花を咲かした後、しばらく経ってから(3~4日)雌穂が出てくる順番になります。 待っていれば必ず出てくるので焦らず待ちましょう。 もし極端に雌穂が出るのが遅い場合は、低温や極度の乾燥で生長が遅くなっている可能性あります。 こうなると雄花と雌花両方が咲く期間が少なくなり、自然受粉率は下がります。 生理障害 タッセルシード 雄穂の花にいびつな実がつきます。 昼の時間が長い、低温が続いた場合に起きやすいです。 副房 本来一つなる場所の雌花箇所に二つ実がなり、大きくなりません。 低温が続くと起きやすいです。 先端不稔(実先が歯抜け)・実がつかない・大きくならない.

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トウモロコシの播種の時期と方法は?8月頃に播種する抑制栽培とは?

トウモロコシ の 栽培 方法

トウモロコシの栽培自体はとても簡単で単純です。 生育も強く、枯らして失敗した、という話はあまり聞いたことがありません。 果実もよく実りますし、肥料が足りていなかったりタイミングが悪くて実の肥大が鈍かったり小さな失敗は確かにありますが、多くの場合、家庭菜園でのトウモロコシ栽培で問題になるのは害虫「アワノメイガ」でしょう。 ここでは、アワノメイガ対策に比重を置いて栽培解説したいと思います。 以下がトウモロコシの栽培暦です。 トウモロコシの種まき トウモロコシの種は、畑に直接まくのが一般的です。 一番簡単ですし、種の袋に記載されている時期に直接畑にまけば、あとは肥料と農薬を投入し続けることで収穫が可能です。 しかし、アワノメイガの成虫は5月下旬~6月にかけて飛来し、食害は7月頃にピークを迎えるため、無農薬では収穫直前に全滅することが多いでしょう。 作期を前倒しにできる育苗~トンネル被覆栽培は、メイガが大暴れする前に収穫でき、害虫対策としても非常に効果的です。 まだ寒い時期に育苗をする場合はトンネル被覆をして暖かくしてあげましょう。 セルトレイに培養土を詰め、一穴一粒ずつ種をまき、毎日水やりをしましょう。 ビニールは朝開いて、夕方に閉じます。 他の夏野菜と一緒に管理しましょう。 トウモロコシの土づくり トウモロコシはよく肥えた畑の方がよく育ちます。 1平方メートルあたり10リットルの堆肥を投入してよく耕しておきます。 初めて作付けする畑でもない限りは、石灰の投入は必要ありません。 1週間前には元肥に化成肥料一握り(50グラム程度)を土とよく混和して、畝を立てておきます。 高さは15センチ、畝幅は90センチもあれば十分でしょう。 マルチビニールを張っておけば、初期の生育が良くなり、雑草も生えません。 トウモロコシの植え付け 育苗した苗が本葉3枚くらい揃ったころ、畑に植え付けます。 直接種まきをする場合は、一カ所に2~3粒ずつまき、本葉が揃った頃に一カ所1本に間引きます。 株と株の間は30センチ程度、畝に2列植えましょう。 本葉の数が5枚を目安に与えましょう。 1平方メートルあたり一握りを条間にぱらぱらとまきます。 2回目の追肥は、草丈が自分の背を超えて雄穂(ゆうずい)が見え始めたころ。 トウモロコシは非常に肥料をよく吸う植物です。 地中に残った肥料を吸いつくすことを目的に植えられることもあるくらい吸肥力の高い作物なので、肥料が足りないと、実が太らなかったり、草丈が低いまま雄穂がついたりします。 また、この2回の追肥のタイミングは、同時にアワノメイガの最も効率的な防除のタイミングでもあります。 液体を散布するタイプのトレボン乳剤、または粉を上からふりかけるタイプのデナポン粒剤などを散布しましょう。 無農薬で栽培するのであれば、この時期から常に全体を見回して、見つけ次第捕殺します。 ) トウモロコシのわき芽と摘果 トウモロコシのわき芽が地際から発生します。 これを丁寧に除去することもできますが、そのまま放置しておいて構いません。 わき芽を残すことで風に強くなると言われますが、正直台風が来たら倒れます。 わき芽を切除する労力に対して効果が微小であることから、放置する人が多くなりました。 また、一株に最も大きい果実一個を残し、他はすべて摘果することで一つが大きな果実になりますが、二つつけても十分楽しめるサイズには成長します。 摘果した小さなトウモロコシは、市販されているヤングコーンとしても楽しめます。 トウモロコシの授粉 トウモロコシは、雌穂のヒゲ一本一本がそれぞれ一粒一粒につながっており、しっかりと受粉されないと歯抜けのようなみすぼらしい果実になってしまいます。 植えてある数が多ければ何もせずに受粉されますが、数が少ない場合は、先端雄穂をトントンと叩いて回ったり、雄穂を切り取って雌穂のヒゲにパタパタと花粉をつけてあげましょう。 また、アワノメイガは、先端の雄穂につられてやってきますので(雄穂がついてから突然大量発生するのはそのため)、さっさと人工授粉して、すべての雄穂を撤去してしまえれば最も安全です。 アワノメイガ対策のために、5本に1本だけの雄穂を授粉用に残して、他はすべて切除しておくのもよいでしょう。 トウモロコシの収穫 開花からおおよそ25日くらいで収穫時期になります。 ヒゲが完全に茶色になる直前、根本に少し青い色が残っているくらいが適期です。 手で下方向にパキンと折り曲げると根本が切れて取り外せます。 アワノメイガ対策まとめ アワノメイガを防除するには、雌穂の発生時期、雄穂の発生時期が最も効果的です。 ただし、この2回だけの薬剤散布では完全に抑えることは難しいので、薬剤散布回数を増やすか、雄穂を撤去する方法を併用しましょう。 食害がおきてからの対応では遅すぎます。 見たところ被害がないようでも、その時期になったら必ず予防をしておきましょう。 また、農薬を使わずとも、物理的に入れなくするために全体に防虫ネットをかける方法や、果実そのものにネットをかける方法でも、手間はかかりますが完全に防除することができます。 カラスなど鳥獣害も防げるので、物理的防除はおすすめです。 以上がトウモロコシ栽培になります。 畑でとれたてのトウモロコシ、食べたら絶対に感動すると保証します。

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