鬼畜 松本 清張。 ドラマ『ドラマSP 松本清張「鬼畜」』の動画

鬼畜 (松本清張)

鬼畜 松本 清張

玉木宏さん主演の松本清張ドラマ「鬼畜」のキャスト・あらすじ、原作を読んだので結末・犯人ネタバレに迫ります。 ドラマ「鬼畜」の原作は、松本清張さんの「傑作短編集5 張込み」収録の小説「鬼畜」で、映画化されたことも。 玉木宏さん演じる印刷職人の竹中宗吉は、嫁の梅子と共に印刷会社の経営に成功。 しかし同時に宗吉は誘惑に負けて不倫。 愛人と子供3人を囲う二重生活を送るが、ある日火事で会社が焼け、愛人への仕送りができなくなる。 愛人は子供3人を残して姿を消すが、嫁の梅子は子育てを放棄し・・・人の心に棲む悪魔を描いた名作。 キャスト・あらすじ、原作を読んで結末・犯人ネタバレに迫るので、ドラマ「鬼畜」に興味のある人参考になればと思います。 「鬼畜」は1978年にも緒形拳さん主演で映画化されていますが、ドラマ版は果たしてどんな結末なのでしょう。 貯金を貯めて独立し「竹中印刷」を設立、梅子と二人三脚で商売を軌道に乗せた。 気弱な性格だが、成功した途端、女の誘惑に負けて菊代と不倫する。 興味があるの仕事だけで、気の弱い宗吉が不倫するなど夢にも思っていなかった。 料亭時代に宗吉と出会い関係を持った。 子供を妊娠して店を辞めてからは宗吉に囲われ、3人の子供をもうけた。 いなくなった妹を心配する。 竹中宗吉(玉木宏)は、 働き者の妻・梅子(常盤貴子)と共に小さな印刷会社を営んでいた。 大手の印刷会社の下請けだったが、新型の印刷機を導入したばかりで、景気はよかった。 ところが、隣の食堂から火が出て、印刷所はあっけなく燃え落ちてしまった。 そんな緊急事態なのに、印刷ブローカーとの接待とやらで出かけた宗吉とはまったく連絡が取れない。 実はそのとき、宗吉は 愛人・山田菊代(木村多江)のもとにいた。 宗吉は6年前・菊代が料亭の中居をしていた頃から親密な関係になり、3人の子どもももうけていた…。 宗吉と梅子はわずかな保険金を元手に、別の土地に印刷会社を開いたものの、経営は苦しくなるばかりで、菊代に仕送りができなくなる。 生活費を一切もらえなくなり、業を煮やした菊代は宗吉の家を襲撃、梅子と初めて顔を合わせる。 菊代は煮え切らない宗吉の態度、自分を見下す梅子に怒りを露わにし、子どもたちを置いて姿を消してしまう。 宗吉はやむなく3人の子どもを引き取るが、子どもたちに憎悪を向ける梅子は、自分は一切、子育てはしないと宣言し…!? tv-asahi. 果たしてどんな結末が・・・ 原作を読んだので、結末までネタバレします。 20代半ばには1人前の職人になり、ラベル印刷が得意だった。 酒と女に溺れることなく貯金して、将来独立するつもりだった。 梅子は住み込みで働いた印刷所の同僚として出会い、恋人関係になった。 その後、雇い主がうるさくなって梅子を連れて逃げて27才で結婚した。 結婚後も夫婦で印刷屋を転々として、貯金は増える一方だった。 32才の時、売りに出ていた印刷屋を買い取って。 小さな印刷会社として独立した。 最初は大きな印刷所の下請けから始めたが、宗吉の職人気質の緻密な仕事ぶりは評判がよく、注文は増えていき、朝から夜10時頃まで毎日働いた。 梅子は子供がいなかったので仕事を手伝った。 梅子は口が達者なので、よその印刷屋の者との窓口は彼女だった。 しかし下請けだと利幅が少ないので、夫婦で話しあい新型の印刷機を導入することにした。 ある日、石田という外交員を誘うと、石田の希望で彼の馴染みの「ちどり」という鳥鍋料理に行った。 二流の料理屋だが女中は12~13人いて、石田は「いーさん」とあだ名で呼ばれていた。 宗吉は石田からお春という女中を紹介された。 本名を菊代といった。 石田はお春をずっと口説いたがフラれたらしい。 菊代は宗吉を「たーさん」と呼び、梅子と違って色気があり、膝に手をおいてきたりして可愛かった。 宗吉は菊代に夢中になった。 宗吉は商売が順調だったので、梅子に内緒で月に3度、夜は「ちどり」に通った。 店に宗吉がいくと必ず菊代がほかの客より優先して接客してくれた。 菊代は宗吉を押し倒して酒を口移しすることもあった。 店にはもう誰もおらず宗吉は菊代を抱こうとした。 浮気なのか真剣なのか聞かれ、真剣だと答える宗吉。 捨てないで面倒を見ると約束をし、菊代と初めて肉体関係を持った。 商売は順調なのできっと大丈夫だろうと思った。 その後、宗吉は梅子に隠れて不倫を続けた。 3か月後、菊代が子供を妊娠した。 宗吉はそうなる予感はあったが思ったより早くて驚く。 「ちどり」では宗吉との関係もうすうすバレていたので菊代は店を辞めるしかなかった。 菊代は家もほしいと要求し、宗吉はOKするしかなかった。 梅子に内緒で、菊代とその子供の面倒を見る生活は8年も続くことになる。 利一 7才 良子 4才 庄二 2才 の3人だ。 家は梅子との自宅から汽車で1時間の場所。 月に2~3度泊まりにいき、菊代は喜んで宗吉を迎え、子供たちから「とーちゃん」と呼ばれ幸せだった。 子供の顔は菊代にそっくりだった。 この8年間で「竹中印刷」はオフセット機械を2台購入し、下請けを辞めて直接仕事をもらい利益アップに成功していた。 近所はもちろん遠くまで出向いて、酒や醤油のラベル印刷の注文をとっていた。 梅子に内緒で菊代に生活費を渡していた。 近所から出火した火事で「竹中印刷」は家も機械も燃えてなくなった。 その後は、貯金をはたいて小さな家と機械1台を買うのがやっとだった。 さらに最新設備の大型印刷所が近所にできたせいで「竹中印刷」は競争に負けた。 再び下請けに戻るが、以前に下請け時代の得意先を宗吉が奪っていたので、ほかの印刷所が仕事を回してくれることはなかった。 突然、金に困るようになり菊代に生活費が払えなくなった。 梅子も家計に厳しくなったので内緒で金を融通するのも難しくなった。 宗吉は菊代に謝るが、菊代は「だまされた」と怒る。 今まで愛想のよかった菊代が別人になった。 菊代の家にはぜいたく品がたくさんあったので、それを売って金にしてほしいとも思ったが宗吉は言えなかった。 私たちを捨てるつもりでしょう?と当初の「面倒をみる」という約束を果たすよう迫ってくる。 宗吉は外で話して菊代を帰らせようとしたが、梅子が家から出てきて、ついにバレた。 菊代は冷静に事情を説明した。 梅子は意外にも冷静に聞いていたが、宗吉を殴打した。 梅子は宗吉に、うちには金がないから自分でなんとかしろと言う。 一方、菊代も「どうしてくれるの」と迫り、宗吉は汗が噴き出た。 話は決着がつかず、菊代と子供3人は宗吉の自宅に泊まることになった。 しかし菊代たちが寝る場所は、板の間しかなかった。 蚊がたくさん飛んでいるが、蚊帳は宗吉と梅子の分1つしかない。 子供たちは疲れて寝てしまったが、菊代は蚊に襲われてとても眠れない。 これは梅子の菊代への仕返しだった。 宗吉は梅子と蚊帳の中で寝ているが、アザができるほど梅子からつねられたり、爪でひっかかれて血が出た。 突然、菊代が「畜生、おまえたち夫婦は鬼のようなやつだ」と叫び「そんなにこの男が欲しかったらきれいに返してやる」「その代わり子供たちはこの男の子供だからね、置いてくよ」 そう言って菊代は帰ってしまった。 梅子は眠った振りをしてるが、宗吉はたまらくなくなって菊代を追いかけたが、もうどこにもいなかった。 ただ菊代がいなくなったので正直1つ安心した。 梅子は電気をつけて子供たちの顔を見て宗吉に「あんたの子か?似てないよ」と言った。 近所の人によると今朝、東北の実家に引っ越したあとだった。 宗吉は子供3人が本当に自分の子供なのか疑い始めた。 もしかして「ちどり」で菊代を紹介した石田の子供ではないか? 石田は実は菊代とデキていて、8年の間、宗吉に月に2~3度泊まりに行った意外の日に、逢瀬をしていたのでは? さらに子供たちの顔をよくよく見ると、梅子の言うとおり自分に似ていなかった。 しかし石田に似ているとも思えず、結局は誰の子供かわからなかった。 宗吉が子供3人を連れて帰ると、梅子は皮肉を言って子育てを放棄した。 さらに梅子は近所・印刷屋・従業員に「子供たちは宗吉の愛人の子供」「宗吉は梅子が働いてるとき愛人を囲っていた」「子供は誰が父親かわからない」と吹聴した。 利一 7才 は大きな目と青白い顔をして無口で、ずっと絵を描いていた。 良子 4才 は宗吉になついていたが、宗吉は梅子が怖くてワンピースを洗濯できない。 庄二 2才 はよちより歩きだが梅子に突き倒されて泣いてばかり。 梅子は利一 7才 を一番憎み、良子 4才 のことを「ちぢれ」、庄二 2才 のことは「ガキ」と呼んだ。 唇が青いが熱はない、便は青かった。 医者にみてもらうと、栄養失調で腸も悪くなっていた。 手当の方法と薬をもらったが、宗吉は仕事をしながらなので、子供の面倒をみることができなかった。 庄二 2才 を3畳の物置に寝かせた。 庄二 2才 は日に日に痩せていった。 ある日、庄二 2才 の様子を見にいくと、部屋にあった顔に毛布が乗っていた。 毛布をどけたが、もう息をしておらず庄二 2才 は死んだ。 医者は疑問を持たず病気で死んだと診断した。 梅子は「あんた1つ気が楽になったね」と言って、体を求めてきた。 宗吉は梅子が庄二 2才 の顔に毛布を置いたと確信し、共通の罪悪感を感じた。 良子 4才 は宗吉の名前を言えない、家の場所も言えない。 人通りの多い場所を探して、銀座、新橋、京橋など巡り、最終的にデパートの屋上にある小さな動物園にいき、サルを見ている良子 4才 を置いて、宗吉は1人で帰った。 帰宅すると梅子は「これであんたも、だいぶ肩の荷が楽になったね」言って、体を求めてきた。 たしかに気が楽になり解放感を感じた。 周囲には実の母親のもとへ返したと嘘をついた。 梅子が殴っても鳴き声ひとつあげない。 利一 7才 は紙や、不要になった石版の破片に、いつも絵を描いて遊んでいる。 利一は7才なので土地や自分の名前を話すことができるから、良子 4才 のように置き去りにするのは無理だった。 梅子はなんと青酸カリを用意した。 宗吉は庄二 2才 も自分が殺したと錯覚するようになり、とにかく速く開放されたいと思うようになっていた。 梅子がまんじゅうを買ってきて、青酸カリを混ぜて食べさせろと宗吉に命令した。 宗吉は利一 7才 にまんじゅうを与えたが、青酸カリの味に気付いて不味くて吐いた。 梅子に報告すると、もっと飴の多いお菓子で、さらに外で実行するよう宗吉は命じられた。 宗吉は上野動物園に利一 7才 を連れていき、今度はもなかに青酸カリを入れたが、やはりまずいと吐いた。 宗吉は無理やり利一 7才 の口に押し込もうとするが、激しく拒絶される。 日が暮れてきて利一 7才 がしょんぼりしながら「帰ろうよ」と言い、なんだか宗吉を哀れに思ってるようで、宗吉は泣いた。 帰宅すると宗吉は梅子から激しく虐待され、半狂乱で「なんとかしろ」と迫られた。 不慮の事故で子供の水死を疑う人はいないだろうという梅子の命令だ。 まず水族館に行って喜ばせ、次に海岸でボートを借りて海に出た。 沖へ出ると波が高くなってボートが揺れ、利一 7才 が怖がった。 ここで転覆させるつもりだったが、実は宗吉は泳げないので恐怖した。 ボートはひっくり返るくらいに揺れて、利一 7才 が大声で泣きだすと、近くにいるボートが救援に駆け付けてきた。 帰宅すると、梅子は宗吉をにらんだ。 ここの海岸は断崖絶壁になっている。 草の上に座り、利一 7才 は石版の破片で石けりを始めた。 宗吉はまだ突き落とす心の準備ができてないし、下を見下ろすと漁船が3~4隻いたので、待つことにした。 夕日が沈み、肌寒くなってきた。 宗吉は利一 7才 をみて、全く似ていない、オレの子供ではないと自分に言い聞かせる。 辺りは暗くなりかけ、利一 7才 は疲れて眠った。 そして海の色が見えないほど、利一 7才 の顔が見えないほど、辺りは暗くなった。 宗吉は利一 7才 を抱きかかえ、崖の上にたち、利一 7才 を放った。 宗吉は解放感を覚え、帰った。 利一 7才 だった。 松の木にひっかかって生きていた。 寒さと恐怖で疲弊していた。 漁師たちは利一 7才 に事情を尋ねたが、利一 7才 は「父親に連れられてきて眠っているうちに落ちた」と答え、父親については知らないと答えた。 年齢7才というだけで名前や住所を聞いても、利一 7才 は答えなかった。 利一 7才 は警察に引き渡された。 警察は利一 7才 が何か隠しているか、誰かをかばっていると判断した。 警察は利一 7才 が誰かに突き落とされたとし、殺人未遂で捜査することにした。 服装はありきたりのもので何も特徴はなかったが、ポケットに石が入っていた。 その時偶然、警察に印刷屋の外交官が届け物をしにきたとき、その石が印刷に使う石だと気付いた。 警察が町の石版印刷屋にみせると、前の版が残っていると判明。 その版を再現すると、酒か醤油のラベルで、醸造元の名前の一部もわかり、警察の捜査が始まった。 その後はご想像に任せるという感じですが、逮捕を匂わせています。 醸造元の名前から「竹中印刷」にたどり着くのでしょう。 ドラマではきっと、原作の結末のその後を描く、オリジナルの結末になると予想します 警察の捜査が及んで逮捕もしくは、逃亡するのでは? 梅子はしらを切り、宗吉だけが罪を背負うかたちになりそうです。 ドラマでは所轄の警察が宗吉と梅子を監視するなど脚色もされているので、そのへんもどう描かれるか見どころです。 利一 7才 も原作では無口な少年ですが、ドラマでは父になつき父思いの優しい子供です。 1978年の映画「鬼畜」の結末では、警察が宗吉を逮捕して利一 7才 と引き合わせますが、利一 7才 は宗吉をかばって泣きながら「とーちゃんじゃない」と言い、宗吉も号泣しながら利一に謝ります。 ドラマ版は映画と同じような結末になるかもしれません。

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【鬼畜】松本清張ドラマのネタバレ。キャストとあらすじ、原作の結末は映画と同じ?子供たちが・・・

鬼畜 松本 清張

さまざまなジャンルで多数の著書を残した作家・(1909- 92年)の初期の短編小説を原作としたドラマスペシャル『松本清張 鬼畜』が24日(後9:00)にテレビ朝日系で放送される。 主演は。 『砂の器』(2011年、同局)以来、清張ドラマは2作目となる。 清張が実話をもとに1957年に執筆した作品。 善良な人間の心に悪魔が生まれる瞬間と親子の絆を描いたセンセーショナルで深い人間ドラマ。 78年に映画化(監督:野村芳太郎、主演:)、2002 年には主演でドラマ化(日本テレビ)もされている。 今回、脚本化するのはベテラン・竹山洋氏。 演出は『相棒』シリーズでおなじみの監督が務める。 物語の主人公は、小さな印刷会社を営む竹中宗吉。 妻・梅子と共に真面目に働いてきたが、経営が軌道に乗ると宗吉は、愛人・菊代を囲うようになり、3人の子どもまで生ませていた。 しかし、事業につまずいて仕送りが滞ると、菊代は宗吉の家に子どもたちを連れていき、自らは失踪。 それをきっかけに、宗吉の運命は崩れていく。 現実に追い詰められて哀れにも身を落としていく男と、ただひたすらに父を思い、信じ続ける息子。 転落の果てに、宗吉が見出したものとは…。 「松本清張さんの作品は登場人物がなぜ過ちを犯してしまったのか、その過程を描いたものが多く、だからこそ人間ドラマとして魅力的なのだと思っています。 この作品でもある日突然、修羅場を迎えた宗吉がひとりの男として夫として父としてどう転がっていくのか、ちょっとした選択を誤っただけで壊れていく怖さが描かれていきます。 また、宗吉だけでなく梅子や菊代、三者三様の角度からストーリーを感じていただくことができる作品だと思います」と話している。 宗吉をじわじわと追い詰める妻・梅子にふんするのは、。 夫の裏切りを知り、冷酷な女に変貌を遂げていくさまを迫真の演技で見せていく。 したたかで妖艶な愛人・菊代はが熱演。 妻・梅子と愛人・菊代が対面する修羅場シーンはスタジオ中に緊迫感が漂い、主演の玉木が「ただオロオロするというか、なすすべがないという状況でした」と語るほどだった。 、、など、日本を代表する俳優たちが多数出演。 『鬼畜』のオンエアに先駆けて、玉木主演の松本清張作品『砂の器』前後篇が12月22日・23日の2日連続で再放送される。

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鬼畜 (松本清張)とは

鬼畜 松本 清張

スペシャルドラマ【松本清張 鬼畜】の基本情報 放送日時 2017年12月24日 日 よる9時 放送局 テレビ朝日系 脚本 竹山 洋 音楽 吉川清之 監督 和泉聖治 チーフプロデューサー 五十嵐文郎(テレビ朝日) ゼネラルプロデューサー 内山聖子(テレビ朝日) プロデューサー 藤本一彦(テレビ朝日)、河瀬光(東映)、中尾亜由子(東映) スペシャルドラマ【松本清張 鬼畜】の原作は? 松本清張の短編小説「鬼畜」『別冊文藝春秋』1957年4月号に掲載。 1957年12月に短編集『詐者の舟板』 筑摩書房 に収録された。 なんと実話に基づいた物語というから驚きです。 本作は実話に基づいた再フィクション物語。 検事の河井信太郎から聞いた話がベースになっており、著者による話のメモが残されている。 実際の事件は、骨董屋の男が妾に3人の子を産ませていたが、商売不振で仕送りができず、妾が子を連れて男の家に来るところから始まる。 その後、本妻に子を片付けろと責められ、殺害および殺害未遂を経て、松崎町で逮捕された。 男は在獄中に発狂死し、本妻は在監中であったという。 スペシャルドラマ【松本清張 鬼畜】のキャストと登場人物 玉木宏 役:竹中宗吉 登場人物 竹中宗吉(たけなか・そうきち)…印刷職人。 梅子 常盤貴子 と駆け落ちした後、印刷所を転々としながら技術を習得。 修行中の貯金をもとに『竹中印刷』を創業して独立。 梅子と頑張り事業を発展させるが、富を得たところで料亭で働いていた菊代 木村多江 と愛人関係に。 2人の間には3人の子供ができ、宗吉は全員認知している。 本来は気が弱くやさしい男。 キャスト 玉木宏 たまき・ひろし …1980年生まれ。 映画「ウォーターボーイズ」、NHK朝ドラ「こころ」で注目を浴び、ドラマ「のだめカンタービレ」の千秋役で大ブレイク。 NHK朝ドラ「あさが来た」で再ブレイク。 2018年は主演映画『悪と仮面のルール』が公開予定。 常盤貴子 役:竹中梅子 登場人物 竹中梅子 たけなか・うめこ …宗吉 玉木宏 の妻。 宗吉のために身を粉にして働き事業を成功させた。 仕事一辺倒で気の弱い宗吉が愛人を囲っているなんて青天の霹靂。 事業に翳りが見え始めたころ、宗吉の愛人・菊代 木村多江 から突然宗吉の子供3人を押し付けられる。 キャスト 常盤貴子 ときわ・たかこ …1972年生まれ。 『悪魔のKISS』 1993 でヌードも披露した大胆な演技で注目を浴び、豊川悦司とW主演の『愛していると言ってくれ』で大ブレイク。 代表作は演作はキムタクと共演した『ビューティフルライフ』、映画『20世紀少年』など。 木村多江 役:山田菊代 登場人物 山田菊代 やまだ・きくよ …宗吉の愛人。 料亭で働いていたときに宗吉と知り合い、関係を持つ。 妊娠によって仕事を辞めてからは宗吉によって養われるようになり、3人の子どもをもうけた。 キャスト 木村多江 きむら・たえ …1971年生まれ。 日本舞踊松本流の名取でもある。 1995年舞台『美少女戦士セーラームーン』でデビュー。 『リング』『らせん』の貞子役で注目される。 『救命病棟24時』『大奥』『白い巨塔』、映画『ゼロの焦点』『ぐるりのこと』など出演作多数。 2017年は『ブラックリベンジ』『雨が降ると君は優しい』などに出演。 余貴美子 役:野田和子 野田和子 のだ・かずこ …所轄署の防犯課少年係の警察官(巡査長)。 宗吉 玉木宏 と梅子 常盤貴子 を怪しみ、内偵する。 南岐佐 役:山田利一) 山田利一 やまだ・りいち …菊代 木村多江 の長男で聡明な少年。 実母を嫌い、やさしい父・宗吉 玉木宏 に懐いている。 南岐佐(みなみ・きさ)…2009年生まれ。 主な出演作はNHK朝ドラ『べっぴんさん』『あさが来た』、映画『たたら侍』など。 稲谷実恩 役:山田良子 山田良子(やまだ・よしこ)…菊代 木村多江 の長女、4歳。 稲谷実恩 子役 今中陸人 役:山田庄二 山田庄二 やまだ・しょうじ …菊代 木村多江 の次男。 母・腸カタルで命を落とす…。 今中陸人 子役 前田亜希 役:中丸刑事 中丸刑事…静岡県警伊豆警察署の刑事。 近藤芳正 役:高橋刑事 高橋刑事…静岡県警伊豆警察署の刑事。 羽場裕一 役:田口辰夫 田口辰夫…『竹中印刷』の職人。 宗吉 玉木宏 と梅子 常盤貴子 を疑う。 平泉成 役:広瀬刑事課長 広瀬刑事課長…所轄署の刑事課長。 和子たちに、宗吉・梅子夫婦の捜査を命じる。 柳葉敏郎 役:原田道夫) 原田道夫…所轄署の刑事課刑事(警部補)。 和子 前田亜希 と共に、宗吉たちの動きを監視する。 橋爪功 役:加藤医師 加藤医師…菊代 木村多江 の次男・庄二の死を見届ける。 竹中宗吉(玉木宏)は、働き者の妻・梅子(常盤貴子)と共に小さな印刷会社を営んでいた。 大手の印刷会社の下請けだったが、新型の印刷機を導入したばかりで、景気はよかった。 ところが、隣の食堂から火が出て、印刷所はあっけなく燃え落ちてしまった。 そんな緊急事態なのに、印刷ブローカーとの接待とやらで出かけた宗吉とはまったく連絡が取れない。 実はそのとき、宗吉は愛人・山田菊代(木村多江)のもとにいた。 宗吉は6年前・菊代が料亭の中居をしていた頃から親密な関係になり、3人の子どもももうけていた…。 宗吉と梅子はわずかな保険金を元手に、別の土地に印刷会社を開いたものの、経営は苦しくなるばかりで、菊代に仕送りができなくなる。 生活費を一切もらえなくなり、業を煮やした菊代は宗吉の家を襲撃、梅子と初めて顔を合わせる。 菊代は煮え切らない宗吉の態度、自分を見下す梅子に怒りを露わにし、子どもたちを置いて姿を消してしまう。 宗吉はやむなく3人の子どもを引き取るが、子どもたちに憎悪を向ける梅子は、自分は一切、子育てはしないと宣言し…!? 野村芳太郎監督のもとで、主演・緒形拳、妻・岩下志麻、愛人・小川真由美というキャスティングでした。 みなさん迫真の演技でしたが、とくに岩下志麻さんがホントにこわかった! 映画「鬼畜」は、で配信中です! とてもいい映画なのでぜひ見てください! 日本テレビ系「火曜サスペンス劇場1000回突破記念作品」「平成14年度文化庁芸術祭参加作品」として放送されました。 主演のビートたけしと室井滋はハマリ役だったのですが、黒木瞳にあまり悪いイメージがつかないようにとの配慮からか、愛人の子供に少し歩み寄ろうとする場面もあり、ミスキャストといわれていました。 常盤貴子の本妻がどれだけ鬼畜な行動をとるか? 映画版では、子供を押し付けられた本妻が、乳飲み子の口にごはんを押し付けたり、ビニールシートがかぶさっても放置したり、外で置き去りにする子供の身元がわからないように、洋服のタグを全部とるなど非情な行動をしていましたが、今回はどうなるでしょうか? 常盤貴子さんはこれまであまり悪役のイメージはないので、どう豹変するかに注目ですね。 2人の演技派女優による修羅場も見モノでしょう。 木村多江さんは、常盤貴子さんとの修羅場についてこうコメントしています。 常盤貴子さんとの共演も2回目なのですが、瞳が素敵で、大好きな女優さんです。 基本的にアクションが絡むシーンは、お互いの信頼関係で成り立つもの。 2人の間でかなりえげつない言葉のやりとりがあるはずですが、今回はどんな台詞の応酬になるか? 玉木宏のダメ男ぶりと衝撃のラストシーン 「女の勲章」では知的でずる賢い時ジゴロを演じていた玉木宏さん。 印刷工場のオヤジにしては二枚目過ぎますが 笑 、ちょっと儲かった時期に女を囲ってしまって…、女2人の修羅場を前にオロオロするのは、想像に難くない。 子供を捨てにいくシーンと捨てた子供と再会するシーン。 徐々に追い詰められていく宗吉の複雑な心境と葛藤をどう演じるかが見どころですね。 スペシャルドラマ【松本清張 鬼畜】の視聴率 スペシャルドラマ【松本清張 鬼畜】の視聴率は、7. クリスマスイブに家族で見るのもしんどい暗いテーマのドラマなので、大ヒット! とはならない予感。 なぜクリスマスイブにこのドラマなんでしょうね。。 と思っていましたが、陸王最終回の裏でなかなかの健闘でした。 スペシャルドラマ【松本清張 鬼畜】のまとめ 15年ぶりの映像化でよみがえる松本清張の名作【鬼畜】。 緒形拳さん主演の映画をテレビで初めて見たときは、おそろしくて震えました。 岩下志麻さんの鬼畜ぶりがトラウマになるくらい怖かった憶えがあります。 昭和時代の話ではありますが、ネグレクトからの子殺しという構図は悲しいことに現代にもあり、痛ましい事件のニュースを耳にすることがあります。 梅子のように、憎い愛人の子供ではなく実の子供でも殺してしまう人たちが実際にいる…。 いろいろと考えさせられるドラマになるでしょう。 強烈ビンタ炸裂でしたね。 これまでの映画・ドラマとは異なり、子供が2人亡くなったことに疑問を持った警察官たち 余貴美子、柳葉敏郎 が追求して宗吉 玉木宏 を追い詰めていく形でした。 宗吉の妻・梅子 常盤貴子 が最後は宗吉をかばって服毒自殺という衝撃の展開。 よしこも助かり、子供2人はあんなに怖い目にあわせた父親を赦すという結末に。 どんな親でも子供にとっては親なんでしょうか…。 2011年の初回放送当時の視聴率は、前編16.

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