ジストン 級 スター デストロイヤー。 ZVEZDA スター・デストロイヤー レビュー

ZVEZDA スター・デストロイヤー 改修案【スターウォーズEP9ネタバレ注意】

ジストン 級 スター デストロイヤー

機種 [編集 ] アレジャンス級 Allegiance-Class Super Star Destroyer [編集 ] インペリアル級を踏襲する形式のスーパー・スター・デストロイヤー。 全長は3200mと、スーパー・スター・デストロイヤーにしてはやや小柄であるが、エンジンや兵装の増載が為されており、十分な脅威とみなせる。 この機種は非正史(レジェンズ)でのみ存在が確認されている。 アレジャンス Allegiance モン・カラマリの戦いでワールド・デヴァステータを護衛する宇宙艦隊の旗艦であったが、のインペリアル級スター・デストロイヤー「エマンシペーター」と率いるローグ中隊の猛攻により撃沈される。 エグゼキューター級 Executor-Class Super Star Destroyer [編集 ] エグゼキューター級の全長は19,000m 、乗員は数十万人にも及ぶ途方もなく巨大な船であり、1隻で1つの艦隊に相当する働きをすると評価されていた。 地上兵器である25台とAT-STを50台、組み立て式の臨時基地が3つ、38000人の兵員を上陸させるための小型宇宙艦船も多数搭載可能であるため、地上戦になった場合でも十分対応することが可能である。 ドッキング・ベイの構造はのものと同じである。 以下に示す主な機体のうち「エグゼキューター」「ラヴェイジャー」以外は非正史(レジェンズ)でのみ存在が確認されている。 エグゼキューター Executor の後に「死の小艦隊」を率いるに与えられた。 『』におけるや『』でのに旗艦として参戦した。 しかしエンドアの戦いで、艦橋に反乱同盟軍のの直撃を受けたエグゼキューターは第2デス・スターに突き刺さり、第2デス・スターの爆発で消滅した。 『』では、ジャクーの地表に墜落した残骸が登場する。 ルサンキア Lusankya 1番艦エグゼキューターの姉妹艦。 両方とも工場は別だが、反乱軍に建造中の戦艦は2隻ではなく1隻である、と思わせるため同時期に「エグゼキューター」という名前で建造された。 完成したのち、一隻は映画の中に登場し、もう一隻は「ルサンキア」と改名されて皇帝の緊急脱出用に惑星の地下に隠されることとなる。 この船はイセイン・アイサード(イザンヌ・アイザード)に与えられ、コルサントが新共和国軍に奪還された際これに乗って逃亡する。 タイフェラの戦いで新共和国のウェッジ・アンティリーズに捕獲され、新共和国のものとなる。 エンドアの戦いの25年後にの大型戦艦に正面衝突するという特攻作戦に使用され破壊される。 アイアン・フィスト Iron Fist 銀河帝国のはぐれ将軍ズンジ大将軍の艦隊の旗艦である。 この船は将軍の権威の象徴であり、恐怖によって世界を支配するための道具として使われたが、最後はダソミアの戦いで破壊される。 レイザー・キス Razor's Kiss この船は銀河帝国のクワット・ドライブ・ヤード社によって建造されたが、帝国軍によって使われることはなかった。 完成直前に、ズンジ大将軍の送り込んだ特殊部隊によって奪われてしまった。 居合わせた他の帝国軍艦船は船の逃亡を阻止しようとしたが、「アイアン・フィスト」を中心とするズンジ大将軍の艦隊がそのハイパースペース・ジャンプを支援し成功させた。 しかしズンジ大将軍にとって不幸なことに、特殊部隊の1人はスパイであった。 スパイは船のシールド・ジェネレーターを破壊し、新共和国軍の艦隊に船の現在地を知らせるプログラムをコンピュータに埋め込む。 それによって、実際の戦闘に参加する前に新共和国軍によって破壊される。 ナイト・ハンマー Knight Hammer 皇帝の後継者たちの無能ぶりをまのあたりにしたダーラ提督は、帝国の凋落に乗じて反逆を企てる将軍たちの多くを殺害し、残存する帝国軍を自己の傘下におさめる。 殺害した将軍が秘密裏に建造した「ナイト・ハンマー」に乗り込み、にあるのジェダイ・アカデミーに無差別攻撃をしかけるが、破壊工作によって破壊される。 なお、この艦は建造当初「夜のハンマー Night Hammer 」であったが、ダーラ提督により「騎士のハンマー」(英語表記は上記)と改名された。 インティミデイター Intimidator 帝国軍のブラック15として知られる造船施設で建造されていた「インティミデイター」はエンドアの戦いの8ヵ月後、ブラック15の放棄が決定されたため、駐留していた精鋭ブラック・ソード部隊に造船所からの速やかな撤退と艦船の破壊が命じられ、廃棄される運命であった。 しかし、そこで強制労働させられていたエイリアンのイェヴェサ達は反乱を起こし、地上から撤退してきた帝国軍への大規模な虐殺を行う。 そして反乱の首謀者であるニル=スパーは艤装員長パレット中佐を処刑し、「インティミデイター」を掌握する。 彼らは艦船の建造継続のために故郷クアノッチ星団に引き上げ、次の攻撃計画の立案を開始したのである。 そして12年後、イェヴェサの最高指導者となったスパーは、新たに自分たちの植民地を建設する場所を探し始め、クアノッチ星団にあるニュー・ブリギアとポルナイに対して「インティミデイター」改め、「プライド・オブ・イェヴェサ」艦隊の無慈悲な砲撃を加える。 彼らは戦略的に需要となる鉱山やビジネス拠点を無傷のまま残し、他種族の住民たちを皆殺しにする。 その後、新共和国の報復攻撃を受けた際に、捕虜となっていた元ブラック・ソード部隊のシル=ソラナンを中心とした帝国軍兵士達が「プライド・オブ・イェヴェサ」を含むイェヴェサの戦艦数隻の制御を行い、艦隊を帝国の中枢惑星ヴィスに向けてワープする。 ブラック・ソード部隊のスター・デストロイヤーには従属装置が装備されており、「インティミデイター」から制御を行え、全艦を操ることができたのである。 この巨艦の逃走によってイェヴェサ軍は総崩れとなり、新共和国軍の前に敗北を喫する。 ソラナンは「インティミデイター」の艦橋でスパーを捕らえたが、ただでは殺さず、ハイパースペース中に放出する。 ハイパースペース中に放出された物体は理論的に2度とリアルスペースに戻ることができず、この行動によって、ソラナンは上官と同胞達の無念を晴らす。 リーパー グランドモフ・アーダス・ケイン率いるペンスター連合の旗艦として使用されていたスーパー・スター・デストロイヤー。 ダーラ提督の引退後、の副官であり、帝国軍最高司令官となったギラッド・ペレオンの旗艦として、新共和国のものとなったルサンキアと度々大艦同士の砲撃戦を交える。 オリンダの戦いでは新共和国に大勝するも、翌年のセラノンの戦いで破壊される。 ガーディアン 帝国軍から新共和国が接収したスーパー・スター・デストロイヤー。 後にユージャン・ヴォング戦争最後の戦いの一つとなったの戦いに参加し活躍する。 エクリプス級 Eclipse-class Super Star Destroyer [編集 ] この艦はクローンとして蘇ったパルパティーン皇帝自らの手によって就航され、彼の命じた仕様が設計にも正確に反映されており、各種の凶悪な兵器が搭載され、精鋭の地上部隊も乗艦している。 その中でももっとも邪悪な兵器がアクシャル・スーパーレーザーであり、これはデス・スターに搭載されたスーパーレーザーの約3分の2の威力を持つ。 惑星そのものを破壊する事は出来ないが、惑星表面を焼き払う事なら容易である。 建造には何年もの期間が費やされており、最初の1隻である「エクリプス」の建造が着手された時期はホスの戦い後にまで遡る。 皇帝はこの「エクリプス」と低機能型である ソヴェリン級スーパー・スター・デストロイヤーによる艦隊を構想していた。 この機種は非正史(レジェンズ)でのみ存在が確認されており、正史(カノン)では「エクリプス」はエグゼキューター級として登場している。 エクリプス Eclipse 復活した皇帝が旗艦としたエクリプス級スーパー・スター・デストロイヤー。 全長は17,500m。 ピナクル基地の戦いで皇帝の作り出したフォースの嵐の自爆により消滅する。 全長は7,669. 72m。 艦底に2門備え付けられた軌道オートキャノンと艦の全幅に匹敵するほど横長な艦橋が特徴。 エピソード8の冒頭に登場。 レジスタンスの部隊がディカーの基地から撤退する際、モーデン・キャナディ艦長の「フルミナトリックス」が参戦。 オートキャノンを発射し、ディカーのレジスタンス基地に壊滅的な打撃を与えた。 次いでレジスタンス艦隊の旗艦「ラダス」に照準を定めるが、小回りの利くポー・ダメロンのXウィングに甲板の砲台を全て破壊され、レジスタンスの爆撃機によって破壊された。 後に『』に登場したの試作艦であったことが明らかにされている。 メガ級スター・ドレッドノート Mega-class Star Dreadnaught [編集 ] ファースト・オーダー宇宙軍に所属するスター・ドレッドノート。 全長約13000m、全幅約60000m。 その巨大な船体にはおびただしい数のターボレーザー砲が備え付けられており、さらには全長3kmのリサージェント級スター・デストロイヤー2隻を艦内に収容している。 艦内は自給自足が可能であり、研究施設や工場も完備されていた。 スノークは特定の首都を持たないファースト・オーダーの中心としてこの艦を運用しており、レジスタンスをはじめとする敵対者はこの未知の巨艦を「スノークの寝室」と呼んでいた。 船型は今までのスター・デストロイヤーとは一線を画す型 形状としては現実世界のに近い のデザインである。 スプレマシー Supremacy ファースト・オーダーが所有する唯一のスター・ドレッドノート。 最高指導者スノークをはじめ、カイロ・レンやアーミテイジ・ハックス将軍といった高官が乗る。 クレイト星系におけるレジスタンスへの追撃戦ではレジスタンス艦隊に大損害を与えたが、レジスタンスの旗艦「ラダス」の特攻によって周囲のリサージェント級スター・デストロイヤーもろとも破壊される。 脚注 [編集 ]• 全長に関しては様々な出版物で別々の設定がなされている。 Raymond L. Velasco, A Guide to the Star Wars Universe, 1984 には「8キロメートル」という記述もあったが、現在公式サイトでは19,000mと設定している。 『帝国の逆襲』 特別篇 での追加シーンは、『ジェダイの帰還』冒頭の第2デス・スターのシーンの別テイクからの流用のため。 関連項目 [編集 ]•

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スター・デストロイヤーとは (スターデストロイヤーとは) [単語記事]

ジストン 級 スター デストロイヤー

概要 [ ] ややによって運用されたである。 のデザインを持つ超巨大な艦体が特徴であり、文字通り星をまるごと一つ制圧あるいは破壊できるほどの強力な火力を誇る。 しかしながらその役割は等のや規模の上陸用の陸上戦闘部隊を多数搭載し、あらゆる任務に対応し得る事からにやの機能を持たせ、ある一定宙域を制圧する宙域制圧戦闘母艦である。 旗艦設備を備えており、通常でも艦長の上に提督、時には植民惑星の総督、果てはや皇帝自身が搭乗することもあった。 一般の大型艦船であってもこの艦を超えるサイズのものは稀で、大抵の場合、相手方の船を艦体下面に備えたドッキング・ベイにすっぽり収めることすらできる。 高い戦闘能力を持つこの宇宙戦艦は、その名の通り破壊の限りを尽くす。 旧3部作及び続3部作全てと『』に登場する大型宇宙船がスター・デストロイヤーである。 また、インペリアル級より大型の戦艦は(またはスター・ドレッドノート)と呼ばれる。 艦級 [ ] ヴィクトリー級スター・デストロイヤー [ ] ヴィクトリー級スター・デストロイヤー Victory-class Star Destroyer はなどに登場する、俗にいうである。 全長900m、全幅564m、全高289mと、後のスター・デストロイヤーと比較するとやや小型 ながら機動力に優れ、高速力と(スター・デストロイヤーとしては)良好な旋回性を持つ。 建造はの時代にスター・デストロイヤーを建造し続けることになるクワット・ドライブ・ヤード社ではなく、レンディリィ・スタードライブ社が行っている。 末期に勃発したの初期、共和国側が急遽用意した攻撃型強襲揚陸艦アクラメーター級は、優れた機動力と地上支援能力とを持つ、非常に使い勝手の良い優秀艦であり、緒戦の勝利に大きく貢献するが、もとより対艦砲撃戦を目的とした艦ではないためサイズ、砲撃能力は巡洋艦クラスであった。 そのため、の保有するルクレハルク級改造戦艦(鈍足な輸送艦の改造ながら、強力なシールドと多数のレーザー砲、ドロイド艦載機で武装)や、プロヴィデンス級(の「」が有名)をはじめとする分離主義勢力の戦艦群に対抗しきれるものではないと判断されたため、純粋な戦艦として本級の建造が開始された。 後のインペリアル級と非常によく似たスタイルを持つが、主任務は艦隊同士での砲撃戦および、衛星軌道上からの砲撃であり、艦に比して巨大なターボレーザー砲塔を備えていた。 艦砲の攻撃力が優先された、いわゆる「」らしい艦級であるが、洗練された運用の幅広さを持ち、内上層部への突入も可能である。 自身に惑星地表に離着陸する能力は無いため、揚陸部隊を搭載したアクラメーター級を率いて行動し、軌道上で敵艦隊と交戦・征圧した後は惑星上空で上陸部隊の援護にあたった。 地上戦への援護を主目的とした初期量産型のヴィクトリーI級スター・デストロイヤー Victory I-class Star Destroyer と、宇宙空間での戦闘を想定しやや大型化したヴィクトリーII級スター・デストロイヤー Victory II-class Star Destroyer の2つに分けられる。 本艦級はに参加したが建造した全長1kmの大型宇宙戦艦、ブルワーク級マーク1・バトルクルーザーとの戦いで初陣を迎える。 後にに参加するジャン・ドドンナらの指揮の元、多大な犠牲を払いながらも敵艦隊の撃破に成功する。 ヴェネター級スター・デストロイヤー [ ] ヴェネター級スター・デストロイヤー Venator-class Star Destroyer は全期間を通じて活躍したスター・デストロイヤーである。 この戦艦を設計したのはヴィクトリー級を設計したワレックス・ブリセックスの娘であるライラ・ブリセックスであり、彼女は後に後継艦に当たるインペリアル級(後述)の設計も担当している。 クローン大戦初期に活躍したアクラメーター級強襲艦を拡大・発展させた物で、設計・製造もアクラメーター級を建造していたロザナ・ヘヴィ・エンジニアリング社の親会社であるクワット・ドライブ・ヤード社が行っている。 前後に長いスマートな艦橋と、メインノズルより後方に大きく伸びる艦尾部など、前級・次級よりもアクラメーター級に似たスタイルを持つが、横に2つ並ぶ艦橋や艦首から艦橋の付け根部分まで設けられた艦載機の滑走路兼誘導路と、それに沿う形で配置された格納庫、艦上面と下面に設けられた戦闘機離着陸場など、特異な点も多い。 全長1137m、全幅548m、全高268mと前艦級と比べ巨大であるが惑星内へ直接の離着陸が可能になり、発生装置や敵艦との砲撃戦に対応できる大型砲塔が8基搭載され、さらに戦闘攻撃機の格納庫を備えるなど、、、さらには旗艦・司令部としての機能をも併せ持つ。 一般的には中途半端になりがちな万能艦であるが、本級の巨大さは全ての要素を高レベルで実現しており、現場の評価も高い。 艦隊同士の砲撃戦から、単艦での威力偵察、都市の占領、要人輸送など、多機能ぶりを生かした運用がなされる。 地上での任務も多かったため、着陸時に航空機の発着艦不能になる艦下面のドッキング・ベイを補うため、艦上面にも発着場が設置されている。 本級のみであらゆる軍事行動が可能になったため、共和国は本級の建造に専念することとなる。 そのため3年余のわずかな期間にも関わらず、かなりの規模の量産に成功している。 クローン大戦時は大艦隊で軌道上の敵艦隊を圧倒後、そのまま敵惑星に強襲降下し、地上戦闘部隊を送り出した後は地上前線司令部として運用される事が多い。 その巨体ゆえ小回りはあまり効かないがスピードは早く、搭載されたハイパードライブは一回のジャンプで6万の彼方にまで到達することができる。 3DCGアニメ「スターウォーズ・クローンウォーズ」では共和国軍の主要メカとして全編を通して活躍。 本作中では3隻の本艦を中心とした編成の艦隊が多い。 『』では、、で活躍する。 銀河共和国が銀河帝国に取って代わられた後でもヴェネター級は運用されていたが、表面に施されていた赤ラインが消され、インペリアル級同様明るい灰色1色の塗装に変更されている。 当然ながら共和国の識別マークも除去されたが、新たに六角形の帝国軍識別マークを描かれることはあまりなかった。 なお、クローン大戦が終結したことで兵器としての需要や重要性は低下したものの、本級は終戦後に世間一般には知られていない重要な任務をこなしている。 それは、銀河の片隅で秘密裏に建造されているデス・スターの視察に皇帝とダース・ベイダー、そしてウィルハフ・ターキンという、銀河内乱の時代にその名を大きく残す3人が1隻の本級を用いたことである(映像で確認できる限り、さらに2隻が帯同している)。 しかし、ゲーム『』の劇中においては既に後継のインペリアル級が帝国軍で運用され、逆に本級は惑星ブラッカの宇宙船解体場においてかなりの数が解体されている様子が描かれている(このブラッカではヴェネター級艦だけでなく、ルクレハルク級バトル・シップなども解体されている)。 スター・ウォーズ世界における銀河帝国を象徴する戦艦である。 当初はインペレーター級という名称で計画されていた。 的要素を持ち、48機のTIEファイター(TIE迎撃機)、12機のTIE爆撃機(タイ・ボマー)、12機のTIE乗艦船(タイ・ボーディング・クラフト)を搭載している。 TIE爆撃機は誘爆に備え、防爆仕様の格納庫に他の機体とは分けて格納されている。 航続距離も長いが、惑星地表への離着陸能力が無くなり、連絡・揚陸艇としてのシャトルを必要とするなど、強襲揚陸艦としての要素は薄れた。 初期に建造されたインペリアルI級スター・デストロイヤー Imperial I-class Star Destroyer と当艦に改良を加え、火力とシールドを増強したインペリアルII級スター・デストロイヤー Imperial II-class Star Destroyer も存在する。 『』冒頭で登場する艦はインペリアルI級・艦名「デバステーター」、『』に登場する艦はII級である。 前級からさらに大型化された船体は全長1,600メートルに達し、当然ながら小回りはさらに効かなくなった。 しかしながらこのクラスは、スター・ウォーズに登場する艦船の中で最もバランスのとれた艦船であり、帝国の最盛期までに計2万5000隻ほど建造され、帝国の崩壊後も建造が続けられた。 強行着陸はできなくなったものの、多数の上陸用シャトルと地上戦用のAT-ATを20機、AT-STも30機搭載でき、さらにの1個師団(約9,700人)が搭載可能 なため、前級と遜色ない地上戦闘力を展開させることが可能である。 地上部隊をランディング・シャトルで送り出した後、自身は軌道上に留まりターボレーザーで砲撃するのが本級の主な運用方法である。 もちろん、最も重要な任務は艦隊戦である。 巨大な船体の各所に計60基ずつ搭載されているターボレーザー砲塔とイオン・キャノンの破壊力はすさまじく、特に上甲板両舷 艦橋構造物の左右 には、50mターボレーザー砲塔 Heavy turblaser turret 片舷3基と重イオン砲片舷1基を備えた重砲撃ステーションがあり、本級最大の攻撃力を誇る。 本級に狙われた宇宙船はもはや逃走するしか選択肢がないが、たとえ逃げたとしても、エピソードIV冒頭のように、艦首の強力なトラクタービームで拿捕される運命にあった。 しかし唯一ともいえる弱点は、これらの兵器が至近距離をカバーしていないことである。 艦橋に備えたセンサーシステム群は強力な遠距離探査能力を備えているが、同時に超至近距離(接触している場合)等ではまったく役に立たず、この弱点を知る船長の操るに欺かれることもある。 またインペリアル級は惑星の大気圏内での活動には向いておらず、上空にとどまるには全開のパワーが必要とされた。 重要な機材がすべて保護されていたとしても、大気圏内でわずかでも動力供給に障害が生じれば、船の破壊を招くこととなった 基本的に帝国宇宙軍は単独から少数のインペリアル・スター・デストロイヤーを他の補助艦船や小型艦船と組み合わせて艦隊を構成しており、それぞれが独立した軍事行動を展開している。 ヴィクトリー級などは艦隊規模での運用を前提に設計されていたが、インペリアル級は追跡任務や重要人物・政府高官の移送などにも利用され、主に単独で行動することを前提とした設計になっている。 インペリアル・スター・デストロイヤーは3隻で機動艦隊、6隻でセクター艦隊、24隻で宙界艦隊を構成するが、同一星系内に複数の艦隊が配備されることは式典などの例外を除けば極めて希である。 高度な産業惑星を攻撃する場合には、6隻の本級とサポート艦が艦隊を編成してあたることが多い。 これはクローン大戦時、スター・デストロイヤーの主な任務は敵艦隊との交戦、および敵地上陸による占領活動であったが、銀河帝国時代、分離主義勢力の崩壊から反乱同盟軍の結成までは、有力な対抗勢力が存在しなくなっていたため、大艦隊を編成する必要がなかったのである。 拡大し過ぎた版図を十分にカバーし、各惑星へと睨みを効かせる威圧の目的から、砲撃能力よりも搭載力を重視し、スター・デストロイヤーは次第に単独任務に適した艦になっていった。 ただし、銀河内乱後半での反乱同盟軍の躍進や、単艦行動中に本級が襲撃される事例が増えるにつれ、再び本級も大艦隊を組み、新たにモン・カラマリと協力して大型戦艦を主力として戦力を増強していた反乱軍艦隊に対抗する。 率いる死の小艦隊 Death Squadron は旗艦エクゼキューター以下8隻のインペリアル級と3隻のヴィクトリー級を中心に編成されていた。 本級は20年程続いた銀河帝国の支配の象徴として、銀河に広くその名を知らしめた。 帝国は元老院解散後の恐怖統治の象徴としてを建造していたが、就役期間があまりにも短く、存在が知れ渡る前にI・IIともに撃破される。 その上デス・スターの建造は極秘だったため、銀河系のほとんどの住人にとって、帝国圧政の象徴はインペリアル級スター・デストロイヤーであった。 銀河内乱の終結後にも、正史ではファースト・オーダー、非正史では新共和国(銀河連合自由同盟)によって運用されている。 テクター級スター・デストロイヤー [ ] テクター級スター・デストロイヤー Tector-class Star Destroyer は他の艦級と異なり、格納庫を持たないスター・デストロイヤーである。 大きさはインペリアル級と同じ1,600mだが、ヴェネター級スター・デストロイヤーの後継艦にあたる。 艦隊砲撃戦を目的とした純粋な戦艦であり、急速に成長してきた反乱同盟軍艦隊を強く意識して建造された。 他の艦級に見られる底部の離着陸口は、防御力強化の為装甲板で塞がれている。 この為、他の艦船の制圧や戦場への兵員・物資の降下等が不可能となり、用途が大幅に制限されることとなった。 また、戦闘機も搭載出来ないため、遠方での任務に付く際には戦闘機を搭載したと共に行動させる必要がある。 『』に底部のみ登場する。 インターディクター級スター・デストロイヤー [ ] インターディクター級スター・デストロイヤー Interdictor-Class Star Destroyer は、銀河帝国によって運用されたスター・デストロイヤーの一艦種。 『』に登場する。 おおよその外見はインペリアル級に類似していたが全長は1,129mとインペリアル級よりも小型で、艦の後部に4基の重力井戸 グラビティ・ウェル 発生装置を備えており、敵の艦船をハイパースペースから引きずり出して拿捕する、またハイパージャンプを阻害し退路を断つことを可能としていた。 ヤヴィンの戦いの4年前には試験艦が実用化されており、反乱軍の艦船の目撃情報が相次いでいた宙域でグラビティ・ウェルのテスト運用を行っていたが、実験中に捕らえた反乱軍のクルーザーからの救難要請を受けた援軍により破壊された。 その後もスローン大提督の艦隊に所属する艦が登場している。 リサージェント級スター・デストロイヤー [ ] リサージェント級スター・デストロイヤー Resurgent-class Star Destroyer はエンドアの戦いから30年後に、帝国の意思を継いだ軍事組織「」によって運用された。 全長は2,915. 81mとインペリアル級よりも大型化している。 エンドアの戦いで「エグゼクター」がに特攻を受けて沈んだことを受けて船体は全体的に平坦であり、ブリッジ・タワーが存在しない。 この艦はファースト・オーダーの軍事力のシンボルであり、敵対勢力には畏怖を、ファースト・オーダー軍には誇りを植え付けた。 エピソード7では、カイロ・レンとアーミテイジ・ハックス将軍の旗艦である「ファイナライザー」が登場。 エピソード8では「ファイナライザー」に加えて「ハービンジャー」や「コンクェラー」など20隻以上、エピソード9でもエンリック・プライド元帥の旗艦「ステッドファスト」や、「インシネレーター」など複数隻が登場している。 リサージェント級は全長約3kmにもおよぶ巨艦だったが、新共和国はリサージェント級よりもさらに大型の艦が存在すると推測しており、それは後述のマンデイターIV級シージ・ドレッドノートおよびメガ級スーパー・スター・デストロイヤーの登場によって現実のものとなった。 ジストン級スター・デストロイヤー [ ] ジストン級スター・デストロイヤー( Xyston-class Star Destroyer)(別名 シス・スター・デストロイヤー)は、復活した率いる「ファイナル・オーダー」によって運用された。 形状はかつてのインペリアル級と酷似していたが、全長は2406mに拡大されており、インペリアル級同様、タワー型の艦橋なども受け継いでいた。 最大の特徴は艦底部に装備されたアキシャル・スーパーレーザー砲で、のように惑星を破壊する事が可能であった。 また、徹底した自動化を行った事でリサージェント級よりも少ない人員で運用することが出来た。 船体にはパルパティーンの信奉者により構成される組織「シス・エターナル」の艦隊に所属することを示す赤いマーキングが施されていた。 一方でスター・デストロイヤー共通の弱点であるシールド発生器が剥き出しになっている上に、肝心のスーパーレーザー砲にはシールドが張られておらず、動力炉と直結しているためスーパーレーザー砲を破壊されてしまうと、そのまま艦そのものが大爆発するという致命的な弱点を抱える。 「エピソード9」において惑星エクセゴルで秘密裏に大量に建造されていたが、本格的に侵攻を開始する直前でレジスタンス艦隊と交戦状態となり、更にの呼び掛けに応じて支援に駆け付けた艦隊によって上記の弱点を突かれて全て撃沈されてしまった。 なお、には、ジストン級の試作艦としての役割が与えられていた。 帝国宇宙艦隊のでもあり、スター・デストロイヤー艦隊の指揮を執るが、この艦自体が強力な宇宙艦隊そのものであり、デス・スターを除けば最大最強クラスの宇宙構造物でもある。 単艦で並の艦隊を大きく上回る戦闘力を持つ。 それまでのスター・デストロイヤーに比べて細長い、非常にスマートなスタイルが特徴である。 デザインそのものはアクラメーター級からの流れをくみ、メインノズル後方から大きく伸びた艦尾を持つ、アクラメーター級やヴェネター級をそのまま前後に伸ばしたような艦型である。 インペリアル級の10倍を超える巨体を誇り、もはや通常の兵器で破壊することは不可能に近い。 全てが規格外の本級だが、艦橋はインペリアル級と形状、大きさともによく似たものになっており、センサーとの干渉対策としてシールドが若干弱くなる欠点も改善されていない。 メインブリッジもインペリアル級とほぼ同形状であり、良好な前方視界と引き換えに装甲がなく、艦橋部の防御は全てエネルギーシールド頼みであった。 この点が後述する1番艦「エグゼキューター」の悲劇の爆沈につながることとなる。 これら帝国軍の艦船はいずれも船体は非常に強固なシールドによって守られ、その巨体もあって、少々の攻撃にはまったく動じない が、船体から突出した艦橋部分だけは防御が手薄で、ついにはこの弱点を突かれて破壊されてしまう。 司令部のある艦橋にはセンサーシステムの大半とシールド発生装置を設置しているが、偏向シールドはセンサーの機能を妨害するため、ここに限ってはシールドを他よりも弱くせざるをえなかった。 その為、反乱同盟軍艦隊の集中砲火によってシールドが弱まり、さらに敵機のシールド装置への攻撃を許す。 そして前出のに墜落したエグゼキューターもまた、艦橋のシールド発生装置を失い、なおも強力な対空砲火で防戦を続けるが、前方から飛来した反乱軍の戦闘機部隊に反撃した際、1機の戦闘機が対空レーザーにより被弾し、錐揉み状態に陥る。 Aウィングのパイロットは勇敢にも体当たりを決意し 、そのままエグゼキューターの艦橋へ特攻する。 シールドが張られてない剥き出しの艦橋は大爆発し、たった1機の小型戦闘機によって、完全に制御不能に陥った超巨大戦艦は、デス・スターに「墜落」する。 なお、一般的に知られている「スーパー級」という名称と全長8,000mというデータは、皇帝パルパティーンが元老院の予算委員会を通す際に、本来の目的を隠すためのカモフラージュとして用いられたことに由来する。 ではレイとフィンが乗るがその残骸の中で空中戦を行うシーンがある。 その他レジェンス作品を含め 「ルサンキア」、「インティミデイター」、「リーパー」、「テロール」等の艦がある。 レジェンズのスターデストロイヤー [ ] 時代には• マンデーターI級• マンデーターII級 が建造されており 時代には• アレジャンス級 全長3,200m• ヴェンジャンス級 全長10,000m• エクリプス級 全長17,500m• ソヴェリン級 全長15,000m• ネビュラ級 全長1,040m :新共和国(銀河連合自由同盟)の新型戦艦(ニュー・クラス)• リパブリック級• ディフェンダー級 の7種が設計され、そのうちの数機種が実際に建造されている。 更にの130年後には• ペレオン級 というものも出現している。 脚注 [ ] []• 正確には2つの長辺を持つである場合が多い• ただし開発当時のとしては最大級• クローン大戦終結後、生産ラインが閉鎖されたためごく少数が建造された。 ガイド本『The New Essential Chronology』より• 部隊が地上で駐屯するために、短時間で設営可能な組み立て式の基地も搭載している。 でのエグゼキューターに至ってはデス・スターに文字通り「突き刺さって」も、デス・スターが爆発するまでは原型を留める。 体当たりの意志があったわけではなく、コントロール不能になり突っ込まざるを得なかったとの説もある。 参考文献 [ ]• 著、訳『スターウォーズ クロスセクション』小学館、1999年。 関連項目 [ ]•

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ジストン 級 スター デストロイヤー

前回でちょっとした雑談で紹介した程度で、製品自体に触れなかったのですが、今回はようやくレビューに移行します。 海外プラキットの魅力に取りつかれたのか、前回の 「神道物語」に続き、またしても輸入物を購入。 国粋主義って何だよ・・・ 本来ならば、正月辺りにレビューしたかったですが、色々とガバガバな年始でタイミングを逃したので、お兄さん許して。 DVD発売記念ということでさ、終わりでいいんじゃない(適当) それでは早速レビューへと参りましょう。 パッケージ 今回はロシアから直輸入。 輸入時期が去年の年末だったので、特にコロナの影響は無し。 前回ご紹介し、北京から仕入れた 「神道物语 丰臣秀羽」と同じく、海外経由だと一週間程度で届きます。 同じAmazonでも、国内と海外では住所表記や梱包が異なり、最初は戸惑いますが、慣れればヘーキヘーキ、ヘーキだから。 付属品一覧 バンダイ製と比べ、パーツ数はかなり多め。 それでも仮組みは3~4時間程度で完成しますが、場合によっては倍以上掛かります。 しかしながら、国内製品と違ってランナーにアルファベットが刻印されていないので、取扱説明書を見て事前に確認しておく必要があります。 その時は、解かりやすくテープにアルファベットを書いて貼っておくのが鉄則。 この辺りも、日本製とは異なる製品仕様なので、慣れていないユーザー諸氏は注意。 普通に一体成型パーツも使われ、スライド金型も採用されている等、ZVEZDAの技術力の高さを物語る構成。 スライド金型技術は、バンダイだけの特権ではないのか・・・悲しいなぁ。 その他にも、面白いのは 一部パーツがランナーの役割を担うという斜め上の発想・・・ ロシア人というのは 面白え奴らだなこのキチゲェ共! 無論、取扱説明書の表記は全てロシア語。 これはONDISKでなければ翻訳不可避。 ロシアでも二度切りは当たり前なんですねぇ・・・何か感動的! 組み立て工程も日本のプラキットと変わりません。 但し、このキットは接着剤使用。 インペリアル級 スター・デストロイヤー 「インペリアル級 スター・デストロイヤー」は、銀河帝国の所有する主力艦艇で、同軍のシンボルとも言うべき存在である。 製造は銀河系でも指折りの巨大企業「クワット・ドライブ・ヤード社」によって行われており、「AT-AT」を始めとした帝国軍に納入している数多くの製品の中でも、同社が最も自信を持って送り出していたのが、この「スター・デストロイヤー」というブランドであった。 インペリアルI級の基本設計は、銀河共和国がクローン戦争時代に使用していた「ヴェネター級 スター・デストロイヤー」をその前身としており、その設計思想を受け継ぎつつも、より強大な宇宙戦艦として発展させている。 当初は準備段階でさえ資金調達から、設計、設備投資、人的資源の確保、膨大な維持費といった様々な難題を抱えており、実際に建造し運用するのことは不可能とまで言われていた。 しかし、恐怖政治によって帝国軍を統括していたパルパティーン皇帝の強い要望(政治的圧力)もあり、紆余曲折あったものの遂に建造へ踏み切ることとなった。 無論、インペリアル級一隻でさえ莫大な建造費が掛かったが、帝国軍はこれを大量発注することで製造費を抑え、戦略物資の確保や生産拠点の増設に余念が無かったこともあり、実に2万5000隻ものスター・デストロイヤーを保有することに成功している。 「インペリアル級」は一隻でストームトルーパー一個師団から、TIEファイター6個中隊に加え、地上兵力としてAT-ATを20機、AT-STを30機をそれぞれ格納可能なのに加え、大量に装備されたターボレーザー砲や、イオンキャノンの威力も絶大であり、艦隊戦にいおても圧倒的な戦闘能力を誇示して見せた。 例え一隻でも、文明の遅れた惑星を制圧するのに必要十分な兵力を常に有しており、「スター・デストロイヤー」の名に違わぬ破壊力を秘めていたのである。 帝国軍はその恐怖を浸透させるために、必要とあらば速やかにスター・デストロイヤーを銀河系の至る所に差し向け、その力を見せつけていた。 しかしながら、これだけ強大な力を持ったインペリアルI級でさえ、銀河系の完全支配を目的としていた帝国には不完全と認識されており、より強力なインペリアル II級や、さらに巨大な「エグゼキューター級スター・ドレッドノート」といった巨大戦艦を戦線に投入していった。 銀河帝国崩壊後は、ファイナル・オーダーによってさらに大型化された「ジストン級 スター・デストロイヤー」がエクセゴルの秘密ドックで建造され、新たに搭載された「アキシャル・スーパーレーザー」によって惑星をも容易に破壊可能な火力を得て、さらなる脅威を銀河系に与えた。 ということで、 「スター・デストロイヤー」です。 最新作「スカイウォーカーの夜明け」をによって、スターウォーズシリーズは全て制覇しましたが、今回はその影響でスター・デストロイヤーが欲しくなった所存。 ZVEZDAは日本で言えば、バンダイやタミヤに相当するロシアを代表するプラキットメーカーで、主に軍用機のキット化を推し進めています。 さて、今回のZVEZDA製スター・デストロイヤーの特徴は、何と言っても 全長60cmという破格のサイズ。 スター・デストロイヤーの立体物としては文句なしに最大級のサイズで、劇中同様の巨大戦艦に相応しい威容。 サイズだけでなく、 造形、ディテール、シャープさとあらゆる面でバンダイ製にも勝るとも劣らない再現性で、普通にスライド金型を用いた一体成型パーツも多用する等、以外にも完成度は高い印象。 成型色は灰色で再現され、EP6のエンドアの戦いでの劇中イメージに近い色合い。 パーツ数はやや多いものの、合わせ目が目立ちにくい構成な上、ゲート痕も表面に出ない等、かなり巧みな分割で実現。 またサイズが大きい分、電飾スペースにも余裕があり、かなり大掛かりな改修にも対応出来ています。 スナップフィットではないため、初心者お断りキットですが、スターウォーズモデラーの大半がベテランなため、大した問題ではありません。 パーツの精度も優秀で、ハメ込んだ際にガタつくようなことはありませんが、ビギナーでも組み立てたい場合は、接着剤とパテを常備しておきたいところ。 今回は仮組みに接着剤を一部だけつけ、いつでも分解出来るようにしています。 艦橋 艦橋はバンダイのような一体成型でないものの、合わせ目は目立ちにくい構成。 今回は改修時に解体出来るよう、一部しか接着していないので、少しばかり隙間が空いています。 表面の極めて複雑なディテールも徹底再現され、パネルライン等も非常に精巧な出来。 艦橋は箱組みタイプなので、組み立てが若干難易度が高め。 ガスタンクのようなシールド発生器は、支柱部分も精密に立体化されている反面、折れやすく脆い構造なので注意。 艦橋と船体を繋ぐブリッジは、細部まで精緻なモールドで再現。 司令ブリッジ周辺のディテールも精密で、下手に手を加えるとモールドを潰してしまう恐れがあるので注意。 ただ、ディテールは精密な反面、後部ハンガーは開口されていないので、設定デザインを再現するには加工が必要。 船体は大ボリュームながら、細部までこだわり抜いたディテールをインジェクション成型で見事に再現。 砲台は全て別パーツ化され、他のモデルでは省略されがちな部分もしっかり再現。 船体上部は多層構造により、都市のような巨大感をリアルに再現し、細部まで緻密に立体化。 船体の表面は、膨大なパネルラインが施されているのが特徴。 モールドはシャープに施され、かなり繊細な表現。 しかしながら、ここも箱組みなので、合わせ目処理がかなり難しい・・・ というより至難の技。 複雑なディテールなので、合わせ目処理はかえって難易度が上がります。 艦首 鋭角的な形状で、くさび型の船体が特徴的なスター・デストロイヤーの船体。 艦首と船体は分割式で、バンダイと違って合わせ目処理の必要あり。 船体左右にも微細なディテールが配され、ただ単に巨大なだけでないのが魅力。 そして、本キットの難所である合わせ目。 隙間をパテで埋めた後は、微細なモールドを潰さないよう、精細な作業を要求され、モールドを彫りなおす等、高度なテクニックは必須。 バンダイのように一体成型ではないため、組み立てやすさでは一歩劣る形。 難易度が高過ぎて、改修中にここで心が折れたゾ(挫折) (腕が)落ちたねぇ・・・落ちましたね。 じっくり作る時間もなく、やはりバンダイ製を買った方が正解だと思った今日この頃。 底部 複雑な造形の艦橋に対し、底部は比較的あっさりとしたシンプルな形状 しかしながら、精緻なモールドや情報量の多さで見事に巨大感を演出。 底部の起伏は少ないながら、パネルラインは細部まで精緻に施され、面の間延び等は皆無。 開放型のハンガーは、劇中同様を細部まで精密に再現。 クレーンは別パーツ。 余談ながら、ハンガーはイージス艦と同サイズの 「ブロッケードランナー」を格納出来る程広大なスペース クレーンはどれだけ巨大なんだ・・・(困惑) 底部ドームは別パーツ化され、パネルラインまで精密に再現。 推進ユニット 3基のメインバーニアに、4基のサブスラスターで構成された推進ユニット。 程よく巨大感も演出され、大小複数のパイプで重なり合ったディテール等、細部まで精密に再現。 ノズル以外は全て一体成型。 これだけの密度感でありながら、パーツ数も少なく、比較的に組み立てやすい構成。 ただ、エッジ部分はバリやパーツの歪みも多少あるので、改修時は注意が必要。 ノズル内部も精密に造形化。 LEDも仕込みやすいサイズなので、電飾にも柔軟に対応可能。 バーニア周辺のディテールも細密に再現。 ディスプレイスタンド 本体を支えるディスプレイスタンドは、大小二つ付属。 一体成型ではないので、安定性の面ではバンダイに軍配が上がります。 比較 ビークルモデル版との比較。 サイズ的には、全長はビークルモデルの 約6倍、質量面ではそれをさらに上回る巨体。 これを見る限りでは、バンダイもビークルモデルに合わせたスケールの 「スーパー・スター・デストロイヤー」も立体化出来そうなんだよなぁ・・・ プレバン限定でも良いから製品化してくれよな~頼むよ~(懇願) 総括 ということで、 「ZVEZDA スター・デストロイヤー」でした。 組み立てやすさはバンダイには及ばないものの、 スター・デストロイヤーのプラキットとしては造形・ディテール共に文句なしに最高クラスの完成度。 特にサイズは 60cmと大ボリュームで、圧倒的な存在感を誇る点ではバンダイ製をも凌駕し、映画用プロップのレプリカと呼んでも過言ではない迫力。 ただ、ディテールは微妙に劇中のものとは異なり、細かい部分まで気になるユーザー諸氏は加工が必要です。 元々高かった価格は、現時点ではライティングモデルと大差ない価格にまで落ち着き、LEDユニットが付属していないとはいえ、コストパフォーマンスは良好。 海外製品は粗悪というイメージを大きく覆す、驚異的な完成度の高さ。 Amazonカスタマーレビューでは、日本国内だけでなく、スターウォーズの本場である 合衆国兄貴達からも定評を得ており、モデラーレベルの高い海外兄貴からも高い評価を受けているのが特徴。 塗装と電飾を兼ねた製作動画も多数アップロードされ、これでも十数年プラキット製作の経験がある筆者でも、動画で披露されるあらゆるテクニックが参考になります。 このレビューを公開している頃には、既にお試し改修作業を施していますが、今まで作ってきた プラキットの中でも図抜けて難易度高め。 今回は PLASMO兄貴の超絶技巧動画を参考に、各種の改修を行っていますが、いや~キツイっす(憔悴) これをあんな芸術品に仕上げる海外兄貴はって何だよ・・・(困惑) このキット最大の欠点は、スナップフィットを採用していないという点。 しかしこれは、スナップフィット方式が浸透していない、ロシアのお国柄の違いなので一概に欠点とは呼べません。 少なくとも、接着剤を使ったプラモデル(主に艦船模型)の製作が無いと、仮組みすらままならない完全な上級者向けキット。 バンダイのプラキットのように、簡単に組み立てられるような生易しいもの代物ではありません。 また、接着剤を使用する際は換気も十分に行い、マスクの着用を強く推奨します。 シンナーの吸引で、途中から頭痛や体調不良に繋がります。 逆に、それだけ日本のプラキット製作の敷居が低くなっていることの証なので、国産と海外産の違いを知る良い機会になると思います。 しかしながら、本キットのパーツのハメ合いは良好なので、仮組みも特に問題ありませんが、ゲートをしっかり除去しないと、微妙にハメ合わせが悪くなります。 ハメ合わせが悪いと、微妙に隙間が出来たり、合わせ目処理もままならない等、高度なテクニックが必要とされます。 もっとも、昭和時代から接着剤やパテを使用して、プラモデル製作に勤しんできたベテラン勢は話が別ですが。 手軽に精巧なスター・デストロイヤーを組み立てたいならバンダイ製。 巨大でじっくりとスター・デストロイヤーを製作したい方にはZVEZDA製を推奨。 この巨大モデルは「HGUC デンドロビウム」同様に、部屋の占有率が尋常ではないため、置き場にも配慮しなければなりません。 日本の住宅事情の関係もあり、小ぶりでも構わないというならバンダイ製でも十分でしょう。 今更ながら、大人しくバンダイの技術力を信じて買っていればと後悔・・・置き場にも困りませんので。 ただでさえ、プラキット製作に費やせる時間も無いので、今度ばかりは筆者もバンダイ製を買えばと痛感します。 ライティングモデルなら LEDユニット付いてますから。 楽しいホビーライフを。 >流石のディテールです、この辺はバンダイも見習って欲しい、特にガンプラのエッジの甘さとスジボリの太さ ただ、無塗装だとのっぺりとして見えてしまいますねスミ入れ、シャドウ吹き奨励でしょうか… ロシアでこれだけの芸当が出来るなら、「スーパー・スター・デストロイヤー」や「デススター」等も巨大キットとしてプレバン限定でも製品化して欲しいものです。 >完成品、期待してます (多分完成は)ないです >ガンプラに甘やかされているとスケールモデルの説明書にビックリする人も多いんじゃないでしょうかね? お姉さんが手取り足取りじゃ無いので しかもロシア語、ガルパンと聖闘士星矢で覚えた数語しか分からない… 図解って有難い ガンプラは甘えって、はっきりわかんだね(自覚) 自分の工作技術が衰えてたことに、涙がで、出ますよ・・・ 意外にも造形面はかなり精密なので、ミリタリーモデルに慣れてる人にはオススメかもしれません。 でもロシア語はやめちくり~ 意味がこれもうわかんねぇな。

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