面接 自己紹介 中途。 自己PRを話す

転職面接の質問と回答例

面接 自己紹介 中途

面接官が自己紹介・自己PRを求める理由 自己紹介・自己PRで面接官が見るのは、主に「応募者が自社で活躍できる人材かどうか」という点です。 あなたの経歴や実績、スキルが自社の求める人材像とマッチしているかをチェックします。 あなたの自己紹介・自己PRの内容から、入社後に活躍できるということが明確になれば、内定に一歩近づくと考えていいでしょう。 また、自己紹介・自己PRは、面接の冒頭で求められるのが通常です。 このとき面接官は、応募者のビジネスパーソンとしてのコミュニケーションスキルも確認しているのです。。 「目を見てハキハキと話す」ことが大前提であると覚えておきましょう。 自己紹介・自己PRの話し方で与えた第一印象が、面接全体の雰囲気を左右してしまうこともあります。 面接で話す自己紹介・自己PRの内容の選び方 それでは自己紹介・自己PRを求められたときにどのような点をピックアップして話せば、面接官に優秀な人材だと納得してもらえるのでしょうか。 実はアピールポイントの選び方には明確な基準がふたつあります。 仕事上の実績、実績の裏付けがあるスキルを話す 自己紹介・自己PRから面接官が知りたいのは、仕事に関する強みです。 アピールする点は、これまでの仕事で上げた実績や、実績に裏付けられたスキルに絞ってください。 「目標数値の120%の売り上げを達成した」といった数値で表現できる実績や、「課題解決力」「統率力」など、キーワードでシンプルに伝えられるスキルがいいでしょう。 「いつも明るく前向き」「優しいと言われる」などといった性格的な強みは不要です。 人柄を伝えることはできるかもしれませんが、仕事上の強みを知りたいという面接官の質問意図に応えられていません。 また、社会人経験が浅い人は、学生時代の経歴や頑張ったことを話してしまいがちなのですが、これもNGです。 どんなに社会人経験が浅くても、仕事で残した実績や成果をベースにアピールポイントを探すことが重要です。 応募先の会社・募集職種で活かせる内容を話す 次に重要なのが、アピールするポイントが、応募先の企業や募集職種で働く際に役に立つということ。 当たり前のことと思うかもしれませんが、自分の実績やスキルを強調することばかりを考えてしまい、的外れなアピールをしてしまう人が少なくありません。 応募先の企業で求められている人材、募集職種で必要な能力はどんなものなのかを踏まえた上で、一度、考えてみて、関係のある実績、スキルを選んでアピールポイントにするのが面接官の評価を上げるコツです。 求人情報には「求める人物像」などといった項目が直接的に書かれていることもあります。 また、「業務内容」や「与えられるミッション」といった項目から、必要とされている実績やスキルを逆算することも可能です。 まずは求人情報をベースにして、アピールすべき点を決めるといいでしょう。 応募先の企業にとってより魅力的に映るアピールポイントを探したいと思う人には、その企業の業界内でのポジションやビジネスモデルを考えてみることをおすすめします。 なぜなら、同じ職種や業務内容であったとしても、企業によって重視するポイントは異なるからです。 例えば、競合他社が多く、新製品が頻繁に発売される業界で2番手にいる企業の研究・開発職であれば、スピードや効率性を重視されるでしょう。 逆に、製品の発売サイクルが長い業界で、安定してトップに位置している企業の研究・開発職であれば、時間をかけてでも高品質な製品を開発できる思考力や緻密さがより強く求められるかもしれません。 業界内でのポジションやビジネスモデルから、応募先の企業の特徴を見極めることで、より効果的な自己PRができるようになるというわけです。 適切なアピールポイントが見つからないときは 異業種、異職種への転職にチャレンジする場合は、応募先の企業、応募職種にダイレクトに役に立つような実績やスキルが見つからないかもしれません。 そんなときは、視点を一段上げて考えてみるのがコツ。 つまり、「仕事」「ビジネス」という観点で応募先企業、応募職種と、自分の実績、スキルとの共通点を探してみるのです。 例えば、どのような仕事にも「目標」というものが存在するため、「目標達成志向」はあらゆる仕事で評価されるポイントとなります。 目標に対してどのようにアプローチし、達成したかを実績を含めて伝え、応募職種にも応用できることを説明できれば、面接官の質問意図に沿った回答となります。 面接での自己紹介・自己PRの伝え方 面接はコミュニケーションの場です。 どんなに応募先の企業、応募職種で役に立つ経歴やスキルを持っていたとしても、伝え方が上手でないと面接官から良い評価を得られないこともあります。 自己紹介・自己PRの伝え方のポイントをしっかりと覚えておきましょう。 結論から話し始め、具体的な行動、将来の展望につなげる 自己紹介の中で自分の実績やスキルをアピールするときや、「自己PRをしてください」と言われたときは、結論から話し始めるのが鉄則。 論点が整理されて相手に伝わりやすくなるからです。 仕事、ビジネスにおける結論なので、基本的には実績を最初に述べることになるでしょう。 「前年対比で〇〇%の売り上げを達成した」「店舗で〇人のアルバイトの教育を担当し、お客さまからのクレームが〇件減った」などといったものが該当します。 続いて、その実績を達成するために具体的にどのような行動をしたのかを説明します。 また、そのように行動をした背景となった考え方についても話すとより説得力が増すでしょう。 実績を達成するための具体的な行動=スキルといえるので、この順番で話すことができれば、そのスキルが仕事で役に立つことをスマートに伝えることができます。 締めに話すのは今後の展望です。 前段で説明した実績、スキルを応募職種でどのように活かしたいと考えているかを伝えることで、面接官にポジティブな印象を与えることができます。 ただし、基本的には背景も含め簡潔に話すことを心がけてください。 自分が言いたいことを一度にすべて伝えようとすると話が長くなり、面接官が本当に聞きたかった部分が伝わらない場合もあります。 まずは簡潔に述べるにとどめておき、その後は面接官に委ねると、面接官自身が気になる点を深掘りしてくれます。 明るく謙虚な姿勢で伝える 面接でのコミュニケーションで意識しなければならないのは、面接官に「この人となら一緒に働きたい」と思ってもらうことです。 そのためには、前向きに明るく話すというのは大前提。 不機嫌だったり、不安げだったりする人と働きたいとは思えないはずです。 また、いくら自分の実績やスキルに自信があっても、絶対に不遜な態度をとってはいけません。 面接官は、技術はあるけれど人間的に尊敬できない人よりも、多少技術で劣っても謙虚な人のほうが、組織で活躍できる可能性が高いと判断します。 高慢な態度や横柄な物言いにならないよう、謙虚な姿勢を心がけてください。 【OK回答例】 私は現在の職場でパソコン販売の法人営業を行っています。 現在は大手衣料品メーカーなど、18社の顧客を抱えています。 実績としては上半期目標の115%を達成し、営業担当38名中1位の売り上げを作ることができました。 その要因は、ニーズを的確に把握したことにあると考えています。 食品系の会社はIT化に出遅れているという情報を得て、大手食品メーカーに話を聞きに行きました。 ヒアリングを重ねクライアントのニーズを把握し、自社パソコンによるIT化が具体的にどれほどの利益を生み出すか算出して提案しました。 その結果、顧客獲得につながり売り上げを達成できました。 このようなニーズ把握力を活かし、御社での新規顧客獲得に邁進したいと思います。 また、成績を上げた要因とどんなアプローチをしたかについて簡潔に示されています。 そしてそれが、自分の能力は応募先の会社でも再現可能であるという根拠となっています。 締めの言葉で「そんな私の能力を御社で活かしたい」とまとめることで、伝えたいことを明確にしているのもポイントです。 【OK回答例】 転職花子と申します。 本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございます。 このような経験が御社でも活かせると考え、応募いたしました。 どうぞよろしくお願いいたします。 「自己紹介をお願いします」と言われたときは、名前とあいさつに続いてこれまでのキャリアにおけるアピールポイントを伝え、最後に締めのコメントを置くとすっきりとまとまります。 計1~2分で簡潔にまとめるとよいでしょう。 アピールポイントは、応募職種や業務内容に沿ったものをピックアップします。 もし未経験の職種を受ける場合は、その職種と共通点があって、実務で活かせそうなキャリアを選択して盛り込みます。 【NG回答例】 学生時代にはサッカー部の主将として、部員をまとめてきました。 また、地区大会で優勝した経験から、努力をして結果を残すというのがどういうことか理解しています。 「自己紹介を」と促されているのに、自分の名前を言わず、経歴も説明できていません。 これでは、コミュニケーション能力不足とみなされてしまいます。 また、学生時代に輝いたエピソードは本人にとっては思い入れが深いでしょうが、いくら熱を込めて語っても面接官にはまったく響きません。 なぜなら、それが仕事につながるかが具体的に見えないからです。 面接官が知りたいのはあなたが自社で活躍できる人材かどうか。 その要因は、リリース後まで見通し綿密な計画を立てたことにあると考えています。 Webデザイナーにはデザイン力だけではなく、その先を見据える構築力が不可欠だと私は考えています。 そこで、設計段階からマーケティングリサーチを行ってデザインに反映させ、そのうえで公開後の数字の予測を立て期間ごとの評価スキームを作り、アフターフォローを徹底しました。 これによりクライアントからの信頼を得て、Webサイトのスムーズな運営につながり、受注件数を増やすことができたと考えています。 実績を重視しプロジェクト全体を見通す力は、きっと御社のお役に立つと思っています。 会社の売り上げに貢献したことを示す具体的な数字とともに、成績が上げられた理由についても簡潔に説明がなされており、納得できる内容です。 自分なりのやり方でPDCAを行い、それを成果と結びつける工程もよく表れ、次の職場でも同じように活躍してくれることが期待できます。 実績の話から自分の能力、「見た目だけではなく、運用のことも見据えている」という自らの考え方をうまく表現し、アピールできています。 wardnm cutString itemc.

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面接自己紹介》自己PR・質問・内容/例/就活/新卒/就職/転職/バイト/中途

面接 自己紹介 中途

自己紹介の目的 面接で自己紹介をする目的は、「話しやすい雰囲気を作るために、自分は何をしてきたどんな人間なのかを相手に理解してもらうこと」です。 自己紹介では何を言う? 自己紹介では、簡単なプロフィールと学生時代に何をしてきたかを紹介しましょう。 話す時間は、30~40秒を目安にしてみてください。 プロフィール プロフィールとは、名前、学校名、学部名、学年などの基本的な情報です。 学生時代に何をしてきたか ゼミやサークル、アルバイトなど、特に力を入れてきた活動があれば、基本的な情報の後にひと言加えると良いでしょう。 感謝の言葉 最後に、面接の機会を頂いたことへの感謝の気持ちを伝えることを意識してみましょう。 「本日は、よろしくお願いいたします」と述べる形で問題ありません。 自己紹介の例 上記で紹介した要素を踏まえた、自己紹介例を紹介します。 大学では観光社会学を専攻しており、卒業論文では、国内の観光地の変遷について研究しています。 趣味は旅行で、年に3~4回家族や友人と国内旅行を計画しています。 一緒に行くメンバーの好みを踏まえて、ガイドブックやネットで観光スポットやレストランを調べてスケジュールを作るのが得意です。 本日は、このような貴重な時間を頂きありがとうございます。 どうぞよろしくお願いいたします。 ここでは自己紹介の例を紹介しましたが、こう話せば正解、というものはありません。 実際に自己紹介をする際は、自分自身の言葉で伝えるように意識してみてください。 特に力を入れてきた活動がないので話すことがない…。 そんな時はどうする? 「サークルやアルバイトなどをやっていないから、何も話す事がない」と不安になる人がいますが、やっていない場合はあえて「やっていない」と伝える必要はありません。 学校での活動やアルバイト以外でもよいので、例2のように、趣味や特技など、プロフィール以外のあなたの情報が伝えられるようにひと言添えてみましょう。 自己紹介をする上で気をつけるポイントは? なかには自分をアピールしなくてはと考え、「サークルの副将の経験を通して、リーダーシップ培ってきました。 仕事でもこのリーダーシップを生かして…」など、自己PRを始めてしまう人もいます。 意気込んで話したくなる気持ちもわかりますが、どういうことをやりたいかという意欲は、その後の面接担当者とのやりとりの中で伝えていけば大丈夫です。 一方の自己PRは、今までの経験から自分は何ができるかをアピールするためのもの。 両者を混同しないように、違いを意識しておきましょう。 面接では緊張で余裕がなくなってしまうかもしれませんが、これらをほんの少し意識するだけでも違ってくると思います。 表情・視線 表情は明るく、姿勢をまっすぐにして視線はしっかり相手を見て話しましょう。 顔を下に向けて話してしまうと、自信なさげで声も聞き取りづらくなってしまいますので注意しましょう。 言葉遣い 学校や仲間内だけで使っている略語などは、相手に伝わらない場合もありますので、「まったく知らない外部の人が聞いたときに、正しく・わかりやすく伝わるか?」を基準に言葉遣いを見直してみてください。 声に出して練習してみることで、頭の中のシミュレーションだけでは気づけなかった点に気づくことができるかもしれませんし、表情や声の大きさなどの練習にもなります。 練習の際は、模擬面接のような形で友人などに手伝ってもらっても良いでしょう。 ただし繰り返しになりますが、本番に向けて過度に心配しすぎる必要はありません。 自己紹介は初めて会った相手に「私はこういう人間です」と伝えるためのもの。 これからコミュニケーションをする相手と気持ちよく話をするための「最初の挨拶」、というくらいの気軽な気持ちで臨みましょう。 緊張で何も話せなくなってしまったときの対処法 面接時は、緊張のあまり何も話せなくなってしまう…という状況もあるかもしれません。 そんなときも焦らなくて大丈夫。 面接では暗記してきた自己紹介文をすらすらと伝えるより、相手とコミュニケーションを取ろうとする姿勢を示すことが大切になります。 今日は、このような貴重な時間を頂きありがとうございます。 自分自身の気持ちも落ちつけられますし、相手の時間を頂いていることへの感謝を伝えることで、人の立場を配慮でき、気づかいのできる人だなという印象を与えます。 暗記してきたことを伝えなきゃと気負わず、まずは感謝の言葉を伝えようという気持ちで臨んでみましょう。 簡単5分で、あなたの強み・特徴や向いている仕事がわかる、リクナビ診断!就活準備に役立ててくださいね。

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面接での自己PR回答例|転職の面接対策完全ガイド|求人・転職エージェントはマイナビエージェント

面接 自己紹介 中途

1-1. 自己紹介の理想的な回答例とは• 1-2. 2-1. 退職理由と志望動機に一貫性を持たせるべし• 2-2. 「トピックス」は「強み」を意識して選ぶべし• 2-3. アピールすべき強みはこれだ!未経験でも安心の「正解」解説• 1.自己紹介で「盛り上げ」と「種まき」で通過一直線 自己紹介では、伝えるべき内容そのものも重要ですが、その後、20〜60分程度の会話の糸口になることを意識することが成功のポイントです。 面接では場が盛り上がると、通過率がグッとアップする傾向があります。 そのため、面接冒頭の自己紹介では 「盛り上げ」を意識すると効果的です。 ネタの作り方ですが、もちろん面接の場であるため、冒頭の自己紹介も仕事に関わる事実からスタートしましょう。 採用担当者は、自己紹介に2つのポイントを期待しています。 それは、あなたの 「職務経歴」と 「行動理由」。 「職務経歴」は文字通り、これまであなたが仕事としてどんなことをやってきたか。 「行動理由」は、あなたの職務経歴における入社・退職のほか、主な職務における節目節目であなたがどう考え、どう判断してその行動に至ったかの理由です。 これらをテーマとして、会話が膨らむように特徴的な体験や事例を話すことがポイントです。 必ずしも成功体験にこだわる必要はなく、前向きな人柄が伝わるのであれば失敗談も積極的に採り上げることをおすすめします。 では、これらを人事がどう見ているのか。 採用担当者は、 あなたの志向性を見ようとしています。 志向性を把握することで、 「うちの会社に合うかどうか」を見定めようとしているからです。 企業側は当然、自社に合った人材を求めます。 企業と応募者とのマッチング度合いの見極めが転職面接の目的であって、「自己紹介」を通じてその判断の大半がなされている、と考えてください。 これは自己紹介で話された内容にとどまらず、あなたの身振り手振りや顔の表情、声のトーンといったノンバーバル(非言語)コミュニケーションでも印象形成されます。 (印象形成についてはで詳しく解説していますのでそちらをご覧ください。 そのため、成功につけ、失敗につけ、テンションを上げて話せる話題選びがポイントになります。 地道に頑張ってきた話も必要ではありますが、それだけだとどうしても印象が平板になってしまうので、記憶の中で鮮明に残っている体験を1つは採り上げることをおすすめします。 役員や社長が面接の場で細かいスキル面に触れる話をすることはほぼなく、人物面を重視する傾向にあるので、大詰めの場面に備えるためにも自己紹介はしっかり事前に準備しましょう。 1-1. 自己紹介の理想的な回答例とは 自己紹介の所要時間は1分から2分、長くても3分以内に。 面接の最初からすべてを伝えるのではないことに注意してください。 簡素過ぎても採用担当者に伝わりませんが、長すぎれば冗長な印象を与え、最悪途中で打ち切られることもあります。 ニュースの読み上げスピードが1分間で300字程度であることを参考にすると、事前に原稿を300〜600字程度でまとめておくと良いでしょう。 Twitter換算では4ツイート程度しかないのです。 短い時間で話すためのポイントは 無理に結論を出したり、きれいにまとめようとせず、興味をひける話題を提示することを心がけることです。 採用担当者からの質問をうまくひきだせた方が、会話のキャッチボールがスムーズになります。 また、これは面接の緊張を抑える方法としても非常に有効です。 自分の設定した話題に質問をしてもらう方が答えやすく、その応募者ならではの話題の方が採用担当者としても前向きに聞けるため、 緊張の大敵となるブツブツと途切れた会話を避けやすいのです。 自分の緊張感そのものを直接コントロールすることは難しいのですが、「何を話すか」というテーマ設定は事前に準備できます。 序盤だからこそ、このような会話コントロールが重要になるのです。 なお、自己紹介は所要時間こそ短いですが、この1~2分で採用担当者に与える自分の印象が決まってしまいます。 面接では印象形成がとても大事になりますので、 も参考に気合を入れて臨みましょう。 自己紹介は以下の構成でまとめるのが理想的な流れです。 表現方法に決まりはなく、採用担当者の目を見て力まず挨拶できれば十分です。 緊張しがちな人も多いですが、挨拶のポイントは事前のウォームアップです。 面接30分前に、直接会うかまたは電話で誰かと話しておくことがスムーズな会話入りに役立ちます。 在職中の場合でも社名は言いません。 なお、学歴や趣味も不要です。 ただし、冒頭でお伝えしたように1~2分が目安です。 経験社数が多い人は会社名とおおまかな業務内容のみに留めて、注目してもらいたい企業にだけスポットライトを当てると上手くまとまります。 仕事への考え方・取り組み方は自己PRの場面でも使いますが、マッチングを図るに当たって最重要ポイントの一つにもなるため自己紹介の中でもきちんと触れておきましょう。 なお、 自己紹介の終わり方は、「なぜここにいるのか」を伝えて締めくくると良いでしょう。 「これからはこんなことに取り組みたくて志望しました。 本日は宜しくお願いします。 」などの簡単な締めのひとことがあれば大丈夫です。 【詳しい組み立て方はへ】 この構成に沿って作成した自己紹介は、例えば以下のような感じです。 本日はよろしくお願いいたします。 山田太郎と申します。 大学で学んでいた電子工学の知識を活かすべく、新卒で国内電子部品メーカーのA社に入社しました。 国内自動車メーカーと国内電化製品メーカー向けに4年間営業として勤務しました。 お客様を回っていた時に幅広い要望をいただいたてもA社では設備などの問題もあり手を広げられないということで、私としてはもっと幅広くサポートしたいと思い、 専門商社のB社に転職しました。 前職と同じく自動車メーカーと電化製品メーカー向けに電化製品全般の営業を2年行いました。 1年目は、商品点数の多さに驚きましたが、商品と顧客の知識を入れながら、周囲のサポートもあって予算達成することが出来ました。 2年目は慣れてきたこともあり積極的に新規顧客の開拓を行い、1年目は95%が既存顧客でしたが2年目は個人売上の60%既存顧客、40%新規顧客をすることができ、予算も150%達成することができました。 3年目からはバイイングの事業部に異動し、3年間バイイング業務に従事しました。 1年目は既存取引先との関係構築、2年目は顧客からのニーズに基づく取引先の拡大を、3年目には事業の先を見据え、これまでの取引先にとどまらず率先して必要となりそうな部品や先進的技術を取り入れた部品を作っている企業の開拓を行いました。 具体的には、全体で150社だった取引先を200社まで増やすことができ、そのうち半分の25社を自ら開拓をしました。 本日はよろしくお願いいたします。 この例を見ると、自分の過去の経歴を簡単に語った上で自分が直近の職場で成し遂げたこと、重点的に取り組んだこと、そのときの考え方や行動理由を語ることで、自分の特徴を表しているのがわかるでしょうか。 みなさんにはぜひこんな風に、採用担当者にも納得させる自己紹介を作っていただきたいと思います。 1-2. 自己PRについて詳しく知りたい人は の記事を参考にしてください。 「自己紹介」と「自己PR」「志望動機」は似て非なるもの。 自己紹介が自分の経歴を語るものなら、自己PRはアピールしたいスキルや人物特性、強みなど通じて貢献できることを、志望動機は自身のやりたいこと、目指すべき方向性を通じて応募している企業で何を手に入れたいかをメインに語るものです。 自己PR、志望動機に特有なのは、 「will(やりたいこと)、can(できること)、must(やらなければならないこと)」の3つの輪で組み立てられること。 「will、can、must」はキャリアについて考えるにあたって一般的に使用されているフレームワークで、その原論はエドガー・シャイン氏の提唱した「キャリア・アンカー」の概念にあるものです。 自己紹介は「盛り上げ」が大事とお伝えしましたが、もう1つだけ使い方のポイントがあり 「種まき」「線路引き」です。 蒔く種の重要な1つに「自己PRへの導線」があります。 自己PRを話す時に盛り上がれるように、面接冒頭で簡潔な内容で種をまくのが自己紹介です。 その前にまず、大前提として自己紹介は「ストーリー作り」が命です。 職務経歴がそれぞれリンクし、その上で現在の自分や自分のスキル・能力があるのですから、何がどうして今に至ったのか、ということを常に意識してストーリーを組み立てるようにしましょう。 2-1. 転職時の退職理由と志望動機に一貫性を持たせるべし まず、退職理由と志望動機には一貫性があることが必要です。 つまり、ある会社を辞めた理由と、次の会社を選んだ理由がリンクしていなければならず、全体的にその「流れ」が見えなければいけないということです。 ただ、これは多少理想論でもあります。 本当にしっかり練られたキャリアプランがあって、それに沿って転職しているような場合は簡単に一貫性をもって語れると思いますが、誰もがそうではないですよね。 ただ、これまでに在籍した会社にはそれぞれ、「入社しよう」と思った理由と「辞めよう」と思った理由がいくつかあるはずです。 何だったか思い返してみましょう。 極端な例ではありますが、 退職理由:自己の成長を求めて入社した前職では成長しきったと思っている。 もっと成長したいから退職した。 志望動機:事業に将来性を感じ、安定して働けそうだと思ったから。 などは話に一貫性がなく、ダメな例です。 「自分がもっと成長したい」ことと「事業の将来性や安定」は直接リンクしないからです。 では、これならどうでしょう。 退職理由:自己の成長を求めて入社した前職では成長しきったと思っている。 もっと成長したいから退職した。 志望動機:ベンチャー企業で若くてもある程度の裁量を持って働ける環境であり、 ここなら自己の成長を加速できると思ったから。 こちらは、退職理由が次の志望動機に直結していて「流れ」が見えるので良い例です。 なお、実際のところは、そううまくいかないケースも多いと思います。 例えば人間関係がうまくいかずに退職した場合など、前職の退職理由は「人間関係」ですが、次の会社に「人間関係がうまくいくに違いないから」という理由で入社する人はいないのではないでしょうか。 その場合は、次の会社の志望動機を前提に考えて、「人間関係」という退職理由をうまく転換するとうまくいくことが多いです。 また、何を転換してもどうしてもうまくつながらない、というような場合でも、全体の流れを通じて本人の「成長軸」が見えればきれいにリンクしていなくても大丈夫なケースもあります。 個別の 志望動機と退職理由に「一貫性」を持たせることが難しければ、成長の「流れ」を意識して組み立ててみましょう。 なお、志望動機については で詳しく解説しています。 2-2. 「トピックス」は「強み」を意識して選ぶべし 先ほど、自己紹介と自己PRの違いでも触れましたが、転職面接における自己紹介では自分の強みや弱み、持っているスキルや将来への抱負などを直接述べることはありません。 新卒の就職活動でよくある「私の強みは・・・」「御社に入社した暁にはこの強みを活かし・・・」といった直接的な表現はしないのです。 その代わり、職務経歴の中の「トピックス」を通じて間接的に伝える必要はあります。 そのためにも、語るトピックスを選ぶにあたっては ・自分の強みや長所が伝わりやすいもの ・次の会社でも活かせそうな実績や成果 を中心に組み立てましょう。 でも、「強み」と言われてもなんだかよくわからない・・・ そんな方もご安心ください。 一般的に「強み」として評価される要素の例をいくつか挙げておきますので、この中から自分に当てはまるものを探してトピックスを選ぶのに使ってみてください。 楽観性、責任感、柔軟性、変化対応力、洞察力、傾聴力、巻き込む力、推進力、リーダーシップ、協調性、献身性、決断力、継続力、改善力、チャレンジャー精神、マルチタスク処理能力、計画性、設計力(構築力)、独創性、熱意、素直さ、ストレス耐性、好奇心、行動力、誠実性、創造力、深く考える力、積極性、成長意欲、達成意欲、正確性、スピード感、慎重性、社交性、安定感 なお、自分の強みがわからない、どう語ればいいのかわからない、という方はぜひ を活用してみてください。 「自己PRレポート」は選択式で5分間質問に答えるだけで人物特性が可視化されるツールで、自己紹介を組み立てるにあたっても役に立つでしょう。 自分の強みを伝えるために、応募先企業に対する志望動機や抱負が伝わるように、これらとの相関関係が高いトピックスを選ぶのです。 具体的な方法は次項でも解説しますのでご覧ください。 2-3. アピールすべき強みはこれだ!未経験でも安心の「正解」解説 では、具体的にどんな強みが企業に求められるのでしょうか。 現職(前職)の職務内容や成果が次の会社と関連付けられない、未経験の業種や職種へ応募されるような方は特にお悩みだと思います。 が、ご安心ください。 業種・職種ごとにアピールできる「強み」の正解があります。 応募先の業種や職種に応じてアピールすべき「強み」を知り、自分の経歴からそことつなげられる職務内容や成果を選べばいいのです。 正解はこちら。 営業・・・コミット力、コミュニケーション力、調整力 IT・・・設計力、プロジェクト管理能力、俯瞰する力 SE・・・ストレス耐性、ロジカル性 アパレル・・・アンテナの高さ 事務(営業事務・医療事務など)・・・協調性、献身性 経理・・・正確性、スピード感、対応力(柔軟性) 看護士・・・献身性、ストレス耐性 いかがでしょうか。 その業種・職種に応募しようとしているからには、自分なりにも何らかの適性を見出していることとも思いますので、全く何もつながらないということはないと思います。 うまく自分の「強み」につなげるストーリーを作ってみてください。 3.元企業人事責任者が不安を一掃!解決方法をこっそり教えます さて、ここまで自己紹介の組み立て方についてお話ししてきましたが、いかがでしょうか。 いやいや、まだこんな不安があるんだけど・・・ という方、いらっしゃいますよね。 そんな不安もここで拭い去ってしまいましょう。 元企業人事責任者が不安要素をひとつひとつ解決します。 そもそも対人スキルに不安があるんです。 緊張せずに自己紹介できるか心配です・・・。 緊張してしまう場合は、「少し緊張していますが、宜しくお願いします。 」と冒頭に伝えてしまいましょう。 少し楽になりますし、採用担当者によっては緊張をほぐすための会話に移ってくれるかもしれません。 また、対人スキルについては、テクニックで乗り切れる部分も多分にあります。 詳しくは「転職面接はこれで完璧!基本的マナーとよく聞かれる質問・回答60選」をご覧ください。 転職回数が多いんですが、全部の職歴について話さないとダメですか? A. 転職回数が多くても途中を省略してはダメです。 履歴書や職務経歴書に書いてあるのにその会社に触れないのは、何かを隠していると思われて不信感を招きますし、どちらにしても聞かれます。 職歴が多いことで一貫したストーリーを作るのが難しければ、企業ごとにどんな軸で働いていたかをグルーピングしてみましょう。 仮に流れが途切れたとしても、グルーピングした個々の塊の流れで志向性は伝えることができます。 職歴に空白期間があるんですが、どうすればいいですか? A. 転職回数の話と同様、自分から触れなかった場合は何か都合の悪いことを隠しているのではないかと不信がられますし、どっちにしても聞かれるので包み隠さずに言いましょう。 転職活動、親の介護、留学、休んでいたなど、理由も正直に述べます。 ネガティブな退職理由をどう話せばマイナスにならないでしょうか? A. 退職理由は総じて、人・金・体力(身体)・時間の要素のどれかがメインになることが多いですがどれに当てはまりますか? 金(もっと稼ぎたい)の場合は成長欲求とつなげれば問題ありませんが、人(人間関係や社風との不一致)の場合は自分がその不一致を改善するためにした努力を話すことが大事です。 また、体力や時間(身体がつらくないところ、労働時間がもっと短いところに行きたい)の場合は、それが次の会社選びの軸になっていればそのまま話しても問題ありません。 4.転職の成功はエージェントの活用が一本道 いかがでしょうか。 ここでは例文とともに自己紹介の組み立て方、話し方について解説させていただきましたが、転職面接における自己紹介に対する不安や緊張、払拭されましたか? 転職を決意される理由は個別性が非常に高く、ここではカバーされていない悩みをお持ちも方もまだいらっしゃるかと思いますが、そんな方はぜひ無料相談もご活用ください。 転職エージェントは面接官ではなく、企業人事の目線からあなたの経歴とキャラクターを的確に分析し、アピールすべき内容とアピールの仕方についてもあなたと一緒に考えるアドバイザーとしてご相談に乗ります。 あなたの強みを活かした、応募先企業に合わせた自己PRの作り方を伝授いたします。 ご希望の方は下のフォーマットに入力してご連絡ください。

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