和紙玉ハンドメイドピアスの作り方！可愛く揺れるアクセサリー : 浅倉紙業株式会社 （ショールーム 紙あさくら）のブログ
エポキシレジンはUVレジンと違い、硬化に時間がかかることが難点です。 しかし、UVレジンに比べると安価ですから、大量に使用する際はこちらがお勧めです。 エポキシレジンの硬化時間は、固める液の量や形、その時の室温に大きく左右されます。 小さいものであれば1日ぐらいで硬化しますが、大きめの物は硬化に3日ぐらいかかる事もあります。 室温が高いと早く硬化し、低いと硬化時間は遅くなります。 また使用した型が細かったり、極端に小さい場合も、化学反応が起きにくいために、硬化に時間がかかります。 （UVレジンの場合は少量ではありますが100均でも売っていますが、こちらのエポキシレジンは100均では売られていません。 ） UVレジンは、シリコンモールドなどに入れて成形し、UVライトに当てて硬化させます。 UVライトを使用することでほんの数分（5分ぐらい）で硬化しますので、小さな小物やアクセサリーを手作りするのに向いています。 UVライトを使用しなくても、日が当たる場所に１～２日置いておくと硬化します。 ただ、この場合は厚めの物は作るのが難しく、手作りの際は薄いものに限定されます。 作品例に挙がっているものはほとんどがUVライトを使用しています。 薄くて固めるだけの簡単なものを手作りしたいならUVレジンを、厚みがある立体的なオブジェやアート作品を作る場合はエポキシレジンがお勧めです。 手作りのレジンアクセサリーの作品例としては、やはりUVレジンで作られた作品の方が圧倒的に多いようですね。 「初心者でも簡単に手作りできるっていうけど、本当にできるのかな？」と半信半疑の人もいるかもしれません。 答えは簡単！できます！！それもすごく簡単に！ 本格的にレジン作品を作りたいならエポキシレジンをお勧めしますが、手軽に手作り作品を楽しみたいと言う人には、UVレジンをお勧めします。 UVレジンは、最近は100均でも手に入ります。 100均のUVレジンでも十分に固まりますし、問題はないと思うのですが、人によっては「べたつく」とか「硬化が遅い」など、あまり評判が良くないケースもあります。 UVレジンはお店によって様々なものが売られていますが、その品質は値段に比例するような気がします。 100均などのように安ければ匂いがきつかったり、気泡が入り易かったり、硬化時に亀裂が入り易かったりもします。 購入する際は、その製品の口コミを参考にして購入する方が良いですね。 最近は100均でも色々な形のシリコンモールドが売っていますので、手軽に手に入ります。 手芸店などでは500円から1000円ぐらいで、様々な形のものが売られていますので、自分の好きな形を探すのも楽しいです。 レジン創作の初心者向けのキットの中には、最初からシリコンモールドやミール皿などの道具がセットで入っている事が多いので、そちらのキットを購入した場合は別途購入する必要はありません。 同じくミール皿は、初心者向けのレジンの土台にする道具です。 ペンダントトップやキーホルダーなど様々な大きさのものがありますし、色も形も色々なデザインがあります。 色はシルバー、ゴールド、金古美（くすんだ使い古した金色）など、自分の好きな色が選べます。 こちらも安いものでしたら100均で購入できます。 初心者の人がレジンアクサセリーを手作りする際に便利な道具は「エンボスヒーター」です。 こちらは普通はカードなどをエンボス加工（凹凸のある加工）にする時に使うものですが、レジンアクセサリーを作る時は、別の意味で大活躍する道具です。 エンボスヒーターはレジン液を器に流し込んだ時にできる気泡を消すときに使います。 実はこの気泡、普通はつまようじでポチポチと消すのですが、中々上手く消えないと結構イライラするのです。 ところがこのエンボスヒーターを使うと……あら不思議！あの鬱陶しかった気泡がポチポチと気持ち良いほどに消えてくれます！（でも、ヒーターを近づけすぎると、風の勢いでレジン液が容器からはみ出しちゃいますので、気を付けて下さいね。 ） 他にあると便利なものはレジン液用のカラーです。 着色道具としてはプリンターインクでも代用が可能ですが、個人的にはレジン液専用のカラー液がお勧めです。 専用カラー液なら、透明レジン液に加えた際にとても透明感が出て綺麗になります。 透明なレジンを着色することで、様々な色のレジンアクセサリーを手作りすることが出来て、創作の幅が広がります。 レジン液専用カラーの場合は、透明度が高いものが出来ますが、逆に不透明な色合いのものが作りたい場合は、パステルカラーを粉振り器ですりおろして粉にしたものを使用します。 パステルカラーも粉振り器もどちらも100均で購入できます。 パステルカラーに関しては6色～12色入って100円ですからお得ですね。 不透明度の高いパステルで着色したレジン液は、出来上がりは陶器のような色合いになります。 上品な雰囲気のレジンアクセサリーを作りたい時にはお勧めです。 次に使い捨ての手袋をしてUVレジン液の準備をします。 100均で購入した者であればチューブ状ですから、キャップを捻って開けるだけでOKです。 市販のボトル状のものであれば、中にビニールの中ぶたが付いていますので、そちらを取り外します。 次にシリコンモールドにUVレジン液をほんの数ミリ程度入れます。 この時小さな気泡が入りますので、作り方のコツとしては、つまようじでこの気泡を取り除きます。 エンボスヒーターがある場合は、熱風で気泡を取り除きます。 こちらが一番下層になりますので、もし薄く色を付けたい場合は、レジン用のカラー液で色を付けます。 UVレジン液に色を付ける場合は、いらなくなったクリアファイルの上に透明のUVレジン液を出し、カラー液をほんの少しだけ加えてつまようじで混ぜ合わせます。 カラー液はほんの少量で十分に色が付きますので、最初はごく少量から色を入れ、色の濃さを調整していきます。 UVレジンアクセサリーの作り方の基本は、一度にたくさんの量のUVレジンを硬化させようとしない事です。 初めはほんの数ミリ程度シリコンモールドに入れ、UVライトで硬化させます。 次に、ビーズやドライフラワー、パールや模様入りフィルムなど、自分の好きなパーツを入れます。 パーツを入れたら、ほんの少しだけUVレジンを入れ、つまようじやピンセットなどで配置を整えます。 そしてさらにUVライトで硬化します。 こちらの作品例はネットで見つけたとても可愛いペンダントヘッドです。 キラキラとエメラルド色に輝く球体の上にクラウンが載っているので、お洒落ですよね。 エメラルド色の球体部分はシリコンモールドで作成できますが、最近は手芸店などでアクセサリー用のガラスドームが1個200円前後で購入できます。 球体作品はシリコンモールドでは硬化後にベタ付いたり、表面に凹凸が出来たりするために、紙やすりで磨くなど、かなりの手間がかかってしまいます。 そういう点でも、ガラスドームを使用すればとても楽に可愛い作品を作ることが出来ますのでお勧めです。 このようなガラスドームが100均でも購入できると嬉しいのですが、こちらはさすがにまだ100均では販売していません。 ガラスドームのキットは最近よく見かけるようになりましたし、通販でも購入できますので一度試してみて下さい。
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