1、ピザ・プラネットのワゴン車 この映画でもピクサー作品でお馴染みのピザ・プラネットのデリバリーの車が登場する。 トレーラーの左側にある車がそれだ。 「トイ・ストーリー」で最初に出現したこの車がスクリーンに映ったのは今回が2回目。 このときからすでにピクサーはピザ・プラネットのレギュラー構想を練っていたことが分かる。 ちなみにこの車は、「」、「」、「」でも登場している。 2、秘密の暗号が二つ ピクサーお馴染みの秘密の暗号「」がここにも出現。 「」はほとんどのピクサー作品に登場する暗号だが、では後ろの「1195」とはなんだろうか。 実は「バグズ・ライフ」は「トイ・ストーリー」のスタッフによって製作された作品のため、「トイ・ストーリー」に敬意を示し、全米公開された日付を表している。 「トイ・ストーリー」が公開されたのはそう19 95年の 11月だ。 3、サーカス団の昆虫たちが使うボックス サーカス団の昆虫たちはクッキーの箱を馬車のようにして使っているが、その箱には「CASEY JR COOKIES」と書いてある。 実はこれ「ダンボ」で登場したサーカス団の列車「Casey Jr. Animal Crackers」が由来である。 4、監督も出演 監督のジョン・ラセターとアンドリュー・スタントンがバッタの一味の役の声を担当している。 監督がアニメキャラとなって出演したり、声を担当するのはピクサーではすっかり当たり前のことである。 5、プロデューサーの名前も フリックが街にやってきたときのシーンではたくさんの食べ物の箱が並んでいるが、その中に「DARLA」と書いた箱があるのに気づいただろうか。 これはバグズ・ライフの製作を担当したプロデューサー、ダーラ・K・アンダーソンの名前から取ったものだ。 何気なく書いてある文字にもこうしてちゃんと意味があるのだ。 >> 関連記事 「」.
次の解説 大ヒット作「トイ・ストーリー」のスタッフが再結集し、虫の世界を舞台に描いたピクサー製CGアニメ映画。 アント・アイランドのアリたちは、凶暴なホッパー率いるバッタ軍団に貢物を納めるため重労働を強いられていた。 ある日、発明好きな働きアリ、フリックの失敗が原因で、苦労して収穫した貢物が台無しになってしまう。 責任を感じたフリックは、激怒するバッタたちから仲間を守るため用心棒を探しに出かけるが、街で出会ったサーカスの一団をヒーローと勘違いして連れ帰ってしまう。 「トイ・ストーリー」のジョン・ラセター監督と脚本家アンドリュー・スタントンが共同監督を務めた。 1998年製作/94分/アメリカ 原題:A Bug's Life 配給:ブエナビスタ スタッフ・キャスト ネタバレ! クリックして本文を読む 初期のピクサー作品は続編が作られているものが大半ですが、本作は続編が作られておらず、そのためなんだか地味な印象を受けてしまう一作だと思います。 鑑賞した事はありますが、それははるか昔のことなので、今回再度視聴してみました。 グーフィーを演じていた故・島香裕さんもメインキャストで参加されており、まさにディズニー声優ファン歓喜のキャスティングになっています! シナリオは完全に「七人の侍」を意識していると思われます。 意外性はないですがエンタメの基本はしっかりと押さえられており、観ていて非常に楽しい。 助っ人として雇われるサーカス団員たちは皆キャラ立ちがしっかりしており、悪のバッタ軍団との対決を盛り上げます。 しかし、キャラクターとして特に良いのはバッタ軍団のボスホッパーでしょう。 強く、残忍で頭が切れ、カリスマ性もあるがドジな弟には少々甘く、めちゃくちゃ鳥が怖いというギャップ萌えなキャラ。 このヴィランの魅力で映画のクオリティも3割増しくらいにはなっていると思います。 ピクサーとしての前作「トイ・ストーリー」と比べると映像は格段にレベルアップしています。 雨や炎など、前作にはなかった描写が増えており、わずか数年で技術が大きく進歩していることが窺えます。 本作の主人公であるフリックも非常に良い。 トラブルメーカーだった彼の成長物語としても良く描けています。 フリックが旅に出るためタンポポに乗り干上がった川を渡る場面では、最高に気持ちいいタイミングでBGMが挿入され、思わず泣いてしまいました。 映画の冒頭ではホッパーにビビっていた彼が、ラストではぼろぼろにされながらもホッパーに大見得を切って立ち向かう姿に大感動! 恋愛あり、バトルあり、冒険あり、あらゆるエンターテイメントが詰め込まれた非常に優れた娯楽作品です。 そろそろ2とか作ってもいいんじゃないですか?• 「デスカムトゥルー」 C IZANAGIGAMES, Inc. All rights reserved. 「ソニック・ザ・ムービー」 C 2020 PARAMOUNT PICTURES AND SEGA OF AMERICA, INC. ALL RIGHTS RESERVED. 「エジソンズ・ゲーム」 C 2018 Lantern Entertainment LLC. All Rights Reserved. 」 C 2019 Sony Pictures Television Inc. and CBS Studios Inc. All Rights Reserved. 「ドクター・ドリトル」 C 2019 Universal Pictures. All Rights Reserved.
次のまずは、バグズライフに登場するキャラクターをご紹介していきましょう。 フリック アントランドに住む働きアリの青年。 発明が好きで、いろんなものを発明するがみんなには困られています。 ただ、役に立ちたいという気持ちが空回りしているタイプ。 アッタ姫に対していつも励ます言葉を言うなど、根はとても優しい。 アッタ姫 アントアイランドのお姫様。 次期王位承継者のため、一生懸命王女の役目を務めようと頑張っています。 しかし、自分の行動に自信がなく、いつもアタフタしてしまっている王女さま。 気が強いわけではないが、いうときはハッキリ言うところが魅力。 ドット姫 アントアイランドの2番目のお姫様。 小さくてまだ羽がなく、飛ぶことができない。 フリックのことを理解し、かばったり相手になったりする優しい心の持ち主。 よく同い年くらいの男の子たちと「ブルーベリーズ」という仲間を作って遊んでいます。 ホッパー コワモテのホッパー バッタたちのリーダー。 昔鳥に食べられかけてから、鳥が大の苦手。 また、目の色が片方違うのも鳥につつかれてしまったから。 頭が良く、アントアイランドをどのように支配するかにたけています。 ただ、暴力的でほかのバッタたちも恐れるほど。 口癖は「アリは食べ物を集め、その食べ物をバッタが食べる」。 モルト ホッパーの双子の弟。 冷たい兄と相反的に、おちゃらけていて少し天然なところも。 亡くなったお母さんが弟は殴ってはいけないといったせいで、モルトだけはホッパーから殴られずにすんでいます。 スリム サーカス団ののっぽなナナフシ。 まじめな性格で、俳優を目指しています。 サーカスでの役割は棒など、あまり俳優とは関係なさそうなことが多い。 ハイムリック サーカス団の食いしん坊な芋虫。 小さな手足に大きな体で基本ずっと物を食べています。 サーカスではピエロのような役割だが、あまりうまくやれているわけではありません。 いつかきれいな羽をもった蝶になることが夢。 フランシス サーカス団のテントウムシ。 大きくてぱっちりした目が特徴的。 だが、サーカスではよく女性にみられており、そのたび怒って喧嘩を起こしてしまいます。 マニー サーカス団の最年長カマキリ。 マジシャンで、奥さんはジプシーというガで、2人でサーカス団に所属している。 ひとり少し変わった性格で、話し方も謎めいている。 PTフリー サーカス団で団長を務めるノミ。 最初のほうで、サーカス団をみんな解雇してしまいます。 小さいのでなにかと邪険にされがちなところも。 バグズライフのあらすじ 旅に出るアリのフリック それでは、バグズライフのあらすじを見ていきましょう。 舞台はアント・アイランド ある虫の世界のなかに、アリがみんなで暮らすアント・アイランドがありました。 アント・アイランドでは、季節の変わり目にやってくるバッタたちのためにアリは働いていました。 バッタは、アリが集めた食料で冬を越していたのです。 ある日、バッタが来る夏の終わりを控え、アント・アイランドの次期女王であるアッタ姫が忙しく働くところに、アリの発明家のフリックがやってきます。 フリックは、実はトラブルメーカーでよく事故を起こしていました。 そんなフリックが作ったのは穀物収穫機。 しかし、収穫したあとの葉っぱが四方八方に飛ぶのでアッタ姫もあきれ顔。 バッタがやって来る! フリックはひとり、離れたところで拗ねたようしていました。 すると、バッタたちが到来することを知らせる警笛が鳴り、みな一斉にアリの巣に帰っていきます。 ところが、フリックは自分の穀物収穫機のせいで警笛に気づかず、周りに人がいなくなってから大慌て。 フリックは穀物収穫機を投げ捨てます。 その投げ捨てた収穫機が、みんなで大事に貯めてきた食べ物にぶつかって、すべて湖に落としてしまいます。 バッタが到着してしまう 必死にフリックはみんなに伝えようとしますが残念ながら間に合わず、バッタは到着してしまいます。 怒り狂ってアリの巣を壊しながら侵入してくるバッタたち。 特に、リーダーであるバッタのホッパーは強くアリに当たります。 雨期が来て葉の最後の一枚が落ちるまでに、もう一度同じ量の食料を集めろと言って去っていきました。 そして、フリックはアリ裁判にかけられます。 その中で、フリックはバッタを追い返すための策として、強い虫を呼んでくるのを思いつきます。 女王様たちに「自分で行く!」と言い張るフリック。 フリックがいなくなった方が、効率良く穀物を集められると気づいた女王様たちは、その言い出しを受け入れます。 そして、フリックはひとり旅に出るのでした。 フリックの旅 フリックは、さまざまな虫のいる場所へ向かい、ある不良たちに絡まれている虫たちを見つけます。 その虫たちは、苦肉の策として自分たちを「伝説の勇者だ!」と言い張り逃げました。 そして、フリックはそれを見て大喜び。 必ずバッタたちを倒してくれると思いこみ、必死に追いかけます。 ところが、彼らは本当はただのサーカス団員。 しかもサーカスを最近解雇されたばかりなのでした。 一緒にアント・ランドに来てくれと頼むフリックのことをサーカスのスカウトマンだと思い込み、一緒についていくことを決めたサーカス団員たち。 アント・ランドへ戻ってみるも アント。 ランドで「伝説の勇者」と呼ばれ、歓迎されて初めてサーカスのために呼ばれたのではないと気づくサーカス団員たち。 また、フリックにもそれが分かり、フリックは自分の失敗に大慌て。 そんなとき、アッタ姫の妹ドット姫が鳥にさらわれてしまいます。 サーカス団員たちは、サーカスの知恵を使って、勇者のように助けることができました。 そして、団員たちは本当の勇者になろうと決めます。 本当にサーカス団員は勇者となり、フリックとともにアリたちを助けることはできるのでしょうか? バグズライフのトリビア フリック 最後に、知っておくとおもしろいバグズライフの小ネタをご紹介しますね。 今回は、バッタの一味をジョンラセターとアンドリュースタントンが2人で演じています。 このバグズライフでは、「BUG CAM」という小型カメラで実際に草地を転がし、アリの見ている風景、バッタが見ている風景を研究していました。 そのなかで、草は半透明の天蓋、花はピンクのステンドガラスのように見えたんだとか。 次作の「バグズライフ」には、10倍もの処理能力を持った最新のコンピューターを導入。 さらなるリアリティ向上を目指しました。 実際に映画の中でのNGというわけではなく、そのためだけに作られた新しい短編の動画です。 ディズニーで出会えるバグズライフ アメリカ・カリフォルニアにある「ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー」には、バグズ・ライフとその周りを取り巻く自然をテーマにしたエリア「バグズランド」があります! 周りの草は大きく作られているので、まるで本当に自分たちが虫になったような気持ちになることができますよ。 もちろん、ところどころにフリックたちの像が置いてあって写真も撮れます。 イッツ・タフ・トゥ・ビー・ア・バグ! イッツ・タフ・トゥ・ビー・ア・バグ!は、実際に、虫の世界を体験しようというアトラクション。 着席して鑑賞するシアタータイプのアトラクションで、3Dを楽しむことができます。 ホッパーが出てきたり、ちょこちょこバグズライフの世界が楽しめます。 実際に匂いが出てきたり、リアルなアトラクション。 バグズライフを見てもっと虫を知りたいと思った方におすすめです! フリックグリーティング WDW(ウォルト・ディズニー・ワールド)の「」では、不定期にフリックとのグリーティングが開催されています。 また、カリフォルニアのディズニーではハイムリッヒのチューチュートレインというアトラクションの横でよく行われているようです。 他の海外ディズニーランド、東京ディズニーランドでのグリーティングは現在行われていません。 「」というショーでも、フリックと出会うことができますよ! アリが、みんなで食べ物を運んでいたり、サーカス団がみんな出てきたり… ほんの3分ほどの出番ですが、バグズライフの仲間たちがみんな出てきます。
次の