りゅうおう の お しごと 11。 【ネタバレ】急角度の展開を見せた「りゅうおうのおしごと!」11巻|メノトグッチ工房

りゅうおうのおしごと! 11 ドラマCD付き限定特装版 (GA文庫)

りゅうおう の お しごと 11

【内容情報】(出版社より) 奨励会三段リーグ。 四段(プロ)になれる者は2人だけという苛酷な戦場。 そこに史上初めて女性 として参戦した銀子は、八一と交わした約束を胸に封じ、孤独な戦いを 続けていた。 八一もまた、新たなタイトルを目指し最強の敵と対峙する。 そんな2人を複雑な思いで見守るあいと、動き出す天衣。 そして立ち はだかる奨励会員(なかま)たち。 「プロになるなんて、そんな約束をすることはできない。 けどーー」 大切な人の夢を踏み砕くことでしか夢を叶えられない。 それが将棋の 世界で生きるということ。 銀子が、創多が、鏡洲が……純粋なる者たちの熱き死闘に幕が下りる 奨励会編堂々のフィナーレ! 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 奨励会三段リーグ。 四段になれる者は2人だけという苛酷な戦場。 そこに史上初めて女性として参戦した銀子は、八一と交わした約束を胸に封じ、孤独な戦いを続けていた。 八一もまた、新たなタイトルを目指し最強の敵と対峙する。 そんな2人を複雑な思いで見守るあいと、動き出す天衣。 そして立ちはだかる奨励会員たち。 大切な人の夢を踏み砕くことでしか夢を叶えられない。 それが将棋の世界で生きるということ。 銀子が、創多が、鏡洲が…純粋なる者たちの熱き死闘に幕が下りる奨励会編堂々のフィナーレ!第28回将棋ペンクラブ大賞優秀賞。

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『りゅうおうのおしごと(11)』将棋星人の棲む星に地球人の女の子がたどり着くまでの物語(ネタバレ含む感想)

りゅうおう の お しごと 11

ブロマイド 株式会社アニメイトは、7月1日から8月16日まで、東京都にあるアニメイト各店にて、「りゅうおうのおしごと! 血液センターコラボ応援フェア」を開催いたします。 シリーズ累計150万部を突破した大人気ライトノベル『りゅうおうのおしごと!』と血液センターのコラボが決定しました! 『 のうりん』などを手掛けた白鳥士郎先生の人気シリーズ『りゅうおうのおしごと!』は、16歳にして将棋界の最強タイトル保持者『 竜王』となった九頭竜八一のもとに押しかけてきた、小学生の雛鶴あいとの将棋ストーリー。 突如として始まってしまったJS(女子小学生)との同居生活。 ストレートなあいの情熱に、八一も失いかけていた熱いモノを取り戻していく。 最新12巻では奨励会編が堂々のフィナーレを迎え、ますます盛り上がりを見せています。 期間中、対象のアニメイト店舗では『りゅうおうのおしごと!』の原作小説を1冊ご購入いただくと、特典ブロマイド(全1種)をお渡しするフェアを開催いたします。 また同期間、東京都の献血ルームにて献血をしていただいた方に先着でクリアファイルをプレゼントするキャンペーンも開催されます。 是非この機会に『りゅうおうのおしごと!』をお楽しみください。 フェア情報• フェア名:「りゅうおうのおしごと! 血液センターコラボ応援フェア」• 開催店舗:アニメイト池袋本店、町田、吉祥寺パルコ、錦糸町、八王子、渋谷、秋葉原本館、立川、蒲田、聖蹟桜ヶ丘オーパ、新宿ハルク、むさし村山• 開催期間:2020年7月1日~2020年8月16日• 対象商品:GA文庫『りゅうおうのおしごと!』1巻~12巻• 配布条件:期間中、対象商品を1冊購入ごとに1枚、ブロマイドをプレゼントさせて頂きます。

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『りゅうおうのおしごと!』11巻感想:姉弟子エンドが確定!やったー!

りゅうおう の お しごと 11

本巻の一番の見どころは、 恋のバトルが大きく進展したことでしょう。 いえ、進展というよりむしろ 最終決着がついてしまいました。 八一は銀子を選んだのです。 雛鶴あいと空銀子の一騎打ち 八一に好意を持つ女の子は たくさんいるものの、 現実的に八一と結ばれることが ありえそうな選択肢は2つしかない と私は考えていました。 ズバリ、 雛鶴あいと空銀子の一騎打ちです。 そもそも 「りゅうおうのおしごと!」の物語は あいが八一の元に押しかけて 弟子入するところから始まります。 その後も あいと八一の関わりを中心にして ストーリーが進行。 普段の生活では あいと八一は同居しており、 あいが食事を作るなど家事をこなし、 献身的に尽くしています。 あいの両親と 将来について真剣に話し合ったり、 あいの実家の温泉旅館では 結婚披露宴のようなものが 行われたりもしました。 これまで長い時間をかけて、 第1巻で初対面だった あいと八一が結ばれるように、 環境が整えられてきたのです。 物語の中心にいる 圧倒的な強さの雛鶴あいに、 唯一対抗できる存在なのが空銀子。 こちらは 長年にわたって八一と同居して 将棋を指しまくってきたという アドバンテージがあります。 八一が6歳、銀子が4歳のときから 八一が15歳で師匠の家を出るまで ずっと一緒だったのです。 これだけ一緒にいれば、 恋心が生まれるのも当然。 銀子としては、 いきなり現れた小学生に 八一を渡すつもりなどありません。 そんなあいと銀子は 第1巻の初対面のときから 相性は最悪。 八一を取り合って 常に激しくバトルを繰り広げており、 「りゅうおうのおしごと!」における 毎回恒例のシーンになっていました。 年齢を考えると常識的な決着 この11巻で八一は銀子と 結ばれることとなったわけですが、 年齢を考えると これはとても常識的な決着と言えます。 八一が17歳、銀子が15歳という 2歳の年の差なら普通です。 これがもし、 あいが相手となると 八一が17歳、あいが10歳で7歳差。 しかも大人どうしならともかく、 相手は小学5年生ですからね。 ちょっとヤバい感じがします。 しかしそこは これまでさんざん 「ロリコン」と 周囲から言われ続けてきた九頭竜八一。 小学生女子を2人も弟子にし、 しかもあいは内弟子にして同居し、 さらに小学生女子の研究会「JS研」を 夜通しで指導するなど、 通常ではありえない行動を 繰り返してきました。 異常な「ロリコン」っぷりが 描写されてきた八一だからこそ、 あいと結ばれるのではないかと 私は予想していたのです。 そのため、 第11巻で八一があっさり銀子を選んだことで 肩透かしをくらった気分です。 これまでさんざん 「ロリコン」を強調してきたのは あいと結ばれる下地を作るため ではなかったのかい! どうなっているんだ! という感じです。 にぶい八一がついに決断 銀子と結ばれるのであれば、 ストーリーを第11巻まで 積み上げなくてもできることです。 極端な話、 「師匠の家で過ごした日々によって お互いに好きになりました」 ということで 第1巻で恋人同士に することもできたでしょう。 これまで そういう展開にならなかった 最大の理由は、 八一が「にぶい」からです。 銀子は恥ずかしがりながらも 八一に好意を見せてきたのに、 八一はそれに気付かずにスルー。 そんなことが何度もありました。 八一がにぶいのは あいに対しても同じ。 八一のにぶさゆえに、 この第11巻まで 恋のバトルは常に引き分け だったのです。 なので、 本巻で八一が銀子に告白したのは かなり驚きました。 11巻までにぶい八一を続けて 恋のゆくえを引っ張ったからには、 最終巻まで恋のバトルを続けるのだろう と私は考えていたからです。 銀子に話題を集中した第11巻 恋のバトルが決着しなかった 他の理由としては、 同じ巻の中であいと銀子の両方の物語があった ことが大きいです。 あいと銀子の両方が描写されていると、 八一があいに近づくと 「銀子ちゃんがかわいそう!」 と読者は感じるし、 八一が銀子に近づくと 「あいちゃんを見捨てるのか!」 と読者が感じでしまう。 どちらかと八一が結ばれることを 読者が心から祝える状態を作らないと、 八一に一方を選ばせることは 難しかったのです。 その点、第11巻は 作者の白鳥士郎さんによって うまく作られていました。 銀子の話題だけに絞り、 あいをほとんど登場させなかったのです。 これによって 読者の頭の中を銀子でいっぱいにして、 一時的にあいのことを忘れさせた。 そのうえで、 ロマンチックな告白の場を 用意したのです。 これならば、読者は 八一と銀子のことを素直に祝福 できます。 第11巻に これまでメインヒロインだった あいが登場しないことには 私は驚きましたが。 ここまで徹底してからでなければ 八一に銀子を選ばせることはできなかった、 ということだと思います。 あいちゃんが気の毒 11巻を読み終えた時点では あの星空のシーンの印象が残っているので 私自身も 「八一と銀子ちゃん、よかったね」 という気持ちでいます。 しかし、 改めてあいちゃんのことを考えると 胸が痛みます。 師匠のことが大好きで 毎日健気に食事を作って 他の家事もしているのに、 仕事だとウソをつかれている間に こんなことになってしまうとは…。 今後、 恒例の八一を取り合うバトルは どうなってしまうのか。 いつもはムキになる銀子が 「もう決着はついた」 という余裕の表情を見せたりしたら、 カンの鋭いあいは 一瞬ですべてを理解するでしょう。 とんでもなく嫉妬深いあいちゃんに このことが知れたら、 あいちゃんは八一に対して どんな行動に出るのか。 12巻を読むのが 恐ろしい気がしてきました。 私は天ちゃん推し 最後に。 ここまで雛鶴あいと空銀子のことばかり 書いて来ましたが。 みなさんは 「りゅうおうのおしごと!」で 一番好きなキャラクターは誰でしょうか。 私は実は、 夜叉神天衣 やしゃじんあい です。 天 てん ちゃん推しです。 ほとんどの主要キャラが 第1巻から活躍する中、 天ちゃんは第2巻から遅れて登場。 銀子と同じく「ツンデレ」で、 キツめの性格です。 しかし、 天ちゃんは銀子とは違って 八一への好意に自分でも気付いておらず、 自覚したのは第9巻のラストから。 天ちゃんも ようやく自分の気持ちに 素直になってきました。 この第11巻というのは、 これまであいと銀子による 一騎打ちだった恋のバトルに 天ちゃんも本格参戦! というタイミングだったのです。 それだけに、第11巻で 銀子が勝者に決まってしまったことは、 私にとっては少し残念。 素直になった天ちゃんと銀子の 本気のバトルが見たかったです…。 第11巻では まったく出番がなかった天ちゃん。 ただ、銀子はあいだけでなく 天ちゃんのことも警戒しているようで、 八一とこんなやり取りがありました。 「……黒い小童 こわっぱ は? あっちのほうが いろいろ厄介なんじゃない?」 「天衣ですか? あれは俺のことなんか将棋を指す虫ケラ くらいにしか思ってませんし。 師匠のプライベートがどうなろうと 気にしませんよ」 「はぁ…………前途多難すぎる……」 天ちゃんのことを 「黒い小童」呼ばわりする銀子。 そして、ひたすらにぶい八一。 この銀子の心配が前フリとなって、 天ちゃんの逆襲もありえるのか。 とはいえ、あいとは違って 自分の気持ちを素直に言えない天ちゃんは、 銀子との戦いの場にのぞむことすら 簡単ではありません。 第12巻での天ちゃんの動きに注目です。 というか、 この第11巻での扱いを見ると、 天ちゃんの出番があるのか ということから心配。 銀子とのバトルどころか、 少しでも天ちゃんの出番があれば 喜ばないといけない ぐらいかもしれません…。 まとめ 「りゅうおうのおしごと!」第11巻では、 恋のバトルがついに決着。 主人公の九頭竜八一が選んだのは 小学生の雛鶴あいではなく、 高校生の空銀子でした。 あいの存在感を消して 銀子の話題に集中した第11巻は、 読者が八一と銀子を祝福できるように うまく作られていました。 次巻以降で嫉妬深いあいが どう反応するのかは気になるところ。 私は夜叉神天衣が好きなので、 せっかく天ちゃんが素直になれたタイミングで 銀子が選ばれてしまい、 少し残念です。

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