タグリッソ 添付 文書。 アストラゼネカのタグリッソ®(オシメルチニブ)、EGFR遺伝子変異陽性非小細胞肺がん1次治療の適応拡大承認を取得

タグリッソ錠80mg

タグリッソ 添付 文書

用法・用量 (主なもの)• 通常、成人にはオシメルチニブとして80mgを1日1回経口投与する• なお、患者の状態により適宜減量する• (用法及び用量に関連する注意)7. 1. 他の抗悪性腫瘍剤との併用について、有効性及び安全性は確立していない• 2. 副作用がみられた場合は、症状、重症度等に応じて、次の基準を考慮して、本剤を休薬、減量又は中止すること• 本剤を減量する場合には、40mgを1日1回投与すること• 3). その他の副作用:Grade3以上の副作用;Grade2以下に改善するまで本剤を休薬し、Grade2以下に回復した後、必要に応じて本剤の減量を考慮し、投与を再開する(3週間以内にGrade2以下に回復しない場合は本剤の投与を中止すること)• GradeはCTCAE(Common Terminology Criteria for Adverse Events)ver.4. 0に基づく 下痢 、 口内炎 、 嘔吐 、 食欲減退 、 便秘 、 口内乾燥 、 腹痛 、 消化不良 、 頭痛 、 リンパ球減少症 、 味覚異常 、 眼乾燥 、 結膜炎 、 霧視 、 疲労 、 鼻乾燥 、 鼻出血 、 駆出率減少 、 クレアチニン増加 、 無力症 、 末梢性浮腫 、 倦怠感 、 筋痙縮 、 筋肉痛 、 四肢痛 、 体重減少 、 ALP増加 、 皮膚潰瘍 、 多毛症 、 爪痛 、 皮膚疼痛 、 皮膚変色 、 皮膚感染 、 皮脂欠乏性湿疹 、 皮膚過角化 、 光線過敏性反応 、 毛細血管拡張症 、 蜂巣炎 、 口唇炎 、 舌痛 、 腹部膨満 、 腹部不快感 、 胃食道逆流性疾患 、 嚥下障害 、 口腔咽頭痛 、 鼓腸 、 末梢性ニューロパチー 、 末梢性感覚ニューロパチー 、 脳梗塞 、 めまい 、 回転性めまい 、 異常感覚 、 眼瞼炎 、 角膜炎 、 白内障 、 流涙増加 、 眼刺激 、 羞明 、 視力低下 、 視力障害 、 眼そう痒症 、 呼吸困難 、 気管支炎 、 肺感染 、 ウイルス性上気道感染 、 肺塞栓症 、 インフルエンザ 、 鼻漏 、 鼻炎症 、 咽頭炎 、 気胸 、 咳嗽 、 湿性咳嗽 、 発声障害 、 非心臓性胸痛 、 頻尿 、 尿路感染 、 腎機能障害 、 発熱 、 背部痛 、 関節痛 、 筋骨格硬直 、 高カリウム血症 、 低カリウム血症 、 深部静脈血栓症 、 高血圧 、 低アルブミン血症 、 低カルシウム血症 、 低ナトリウム血症 、 血中クレアチンホスホキナーゼ増加 、 毛髪障害 、 毛質異常 、 皮膚反応 、 皮膚嚢腫 、 黄色板腫 、 皮膚斑 、 裂傷 、 皮膚擦過傷 、 メラノサイト性母斑 、 口唇びらん 、 口腔知覚不全 、 心窩部不快感 、 食道痛 、 胃腸炎 、 呼気臭 、 便意切迫 、 肛門周囲痛 、 痔出血 、 活性化部分トロンボプラスチン時間延長 、 内出血発生増加傾向 、 播種性血管内凝固 、 血球減少症 、 脾臓梗塞 、 感覚鈍麻 、 振戦 、 体位性めまい 、 記憶障害 、 構語障害 、 知覚過敏 、 黄斑浮腫 、 網膜出血 、 眼感染 、 夜盲 、 眼精疲労 、 眼異物感 、 鼻炎 、 細菌性肺炎 、 鼻粘膜障害 、 咽頭出血 、 咽頭潰瘍 、 咽喉乾燥 、 喉頭痛 、 気縦隔症 、 胸膜炎 、 労作性呼吸困難 、 しゃっくり 、 動悸 、 房室ブロック 、 膀胱炎 、 排尿困難 、 血尿 、 腎結石症 、 悪寒 、 四肢膿瘍 、 顔面浮腫 、 ほてり 、 筋骨格痛 、 頚部痛 、 足変形 、 骨盤痛 、 耳感染 、 外耳炎 、 乳頭炎 、 脱水 、 高血糖 、 低リン酸血症 、 高コレステロール血症 、 うつ病 、 錯乱状態 、 幻覚 、 易刺激性 、 静脈炎 、 外陰腟痛 、 高リパーゼ血症 、 アミラーゼ増加 、 血中コレステロール増加• 薬剤名 影響 CYP3A酵素誘導剤 本剤の効果が減弱 フェニトイン 本剤の効果が減弱 リファンピシン類 本剤の効果が減弱 カルバマゼピン 本剤の効果が減弱 セイヨウオトギリソウ 本剤の効果が減弱 P糖蛋白の基質となる薬剤 副作用の発現が増強 フェキソフェナジン 副作用の発現が増強 ジゴキシン 副作用の発現が増強 ダビガトランエテキシラート 副作用の発現が増強 アリスキレン 副作用の発現が増強 BCRPの基質となる薬剤 副作用の発現が増強 ロスバスタチン 副作用の発現が増強 サラゾスルファピリジン 副作用の発現が増強 QTを延長する薬剤 QT間隔延長を増強 キニジン QT間隔延長を増強 プロカインアミド QT間隔延長を増強 オンダンセトロン QT間隔延長を増強 クラリスロマイシン QT間隔延長を増強 効果・効能 (添付文書全文) EGFR遺伝子変異陽性の手術不能又は再発非小細胞肺癌。 (効能又は効果に関連する注意) 5. 1. EGFR遺伝子変異検査を実施すること。 EGFR遺伝子変異検査の実施には、十分な経験を有する病理医又は検査施設において、承認された体外診断薬を用い、EGFR遺伝子変異が確認された患者に投与すること。 また、他のEGFRチロシンキナーゼ阻害薬による治療歴を有し、病勢進行が確認されている患者では、EGFR T790M変異が確認された患者に投与すること。 2. 「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行うこと。 3. 本剤の術後補助療法における有効性及び安全性は確立していない。 用法・用量 (添付文書全文) 通常、成人にはオシメルチニブとして80mgを1日1回経口投与する。 なお、患者の状態により適宜減量する。 (用法及び用量に関連する注意) 7. 1. 他の抗悪性腫瘍剤との併用について、有効性及び安全性は確立していない。 2. 副作用がみられた場合は、症状、重症度等に応じて、次の基準を考慮して、本剤を休薬、減量又は中止すること。 本剤を減量する場合には、40mgを1日1回投与すること。 3). その他の副作用:Grade3以上の副作用;Grade2以下に改善するまで本剤を休薬し、Grade2以下に回復した後、必要に応じて本剤の減量を考慮し、投与を再開する(3週間以内にGrade2以下に回復しない場合は本剤の投与を中止すること)。 GradeはCTCAE(Common Terminology Criteria for Adverse Events)ver.4. 0に基づく。 副作用 (添付文書全文) 次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。 1. 重大な副作用 11. 1.1. 間質性肺疾患(3. 2、8. 1、9. 1.1参照〕。 1.2. QT間隔延長(6. 2、9. 1.2参照〕。 1.3. 血小板減少(9. 3参照〕。 1.4. 肝機能障害(8. 4参照〕。 1.6. うっ血性心不全(頻度不明)、左室駆出率低下(頻度不明)。 11). 感染症:(頻度不明)耳感染、外耳炎、乳頭炎。 13). 精神障害:(頻度不明)うつ病、錯乱状態、幻覚、易刺激性。 15). 泌尿器・生殖器:(頻度不明)外陰腟痛。 使用上の注意 (添付文書全文) (警告) 1. 1. 本剤は、緊急時に十分に対応できる医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、添付文書を参照して、適切と判断される症例についてのみ投与すること。 また、治療開始に先立ち患者又はその家族に本剤の有効性及び危険性(特に間質性肺疾患の初期症状、服用中の注意事項、死亡に至った症例があること等に関する情報)、非小細胞肺癌の治療法等を十分説明し同意を得てから投与すること。 2. 本剤の投与により間質性肺疾患があらわれ、死亡に至った症例が報告されているので、投与期間中にわたり、初期症状(呼吸困難、咳嗽、発熱等)の確認及び定期的な胸部画像検査の実施等、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。 また、特に治療初期は入院又はそれに準ずる管理の下で、間質性肺疾患等の重篤な副作用発現に関する観察を十分に行うこと〔8. 1、9. 1.1、11. 1.1参照〕。 3. 本剤投与開始前に、胸部CT検査及び問診を実施し、間質性肺疾患の合併又は既往歴がないことを確認した上で、投与の可否を慎重に判断すること〔9. 1.1参照〕。 (禁忌) 2. 1. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。 2. 妊婦又は妊娠している可能性のある女性〔9. 5妊婦の項参照〕。 (重要な基本的注意) 8. また、患者に対して、初期症状があらわれた場合には、速やかに医療機関を受診するよう指導すること〔1. 2、9. 1.1、11. 1.1参照〕。 2. QT間隔延長があらわれることがあるので、本剤投与開始前及び投与中は定期的に心電図検査及び電解質検査(カリウム、マグネシウム、カルシウム等)を行い、患者の状態を十分に観察し、また、必要に応じて電解質補正を行うこと〔9. 1.2、11. 1.2参照〕。 3. 血小板減少、好中球減少、白血球減少、貧血があらわれることがあるので、本剤投与開始前及び投与中は定期的に血液検査(血球数算定、白血球分画等)を行い、患者の状態を十分に観察すること〔11. 1.3参照〕。 4. 肝機能障害があらわれることがあるので、本剤投与開始前及び投与中は定期的に肝機能検査を行い、患者の状態を十分に観察すること〔11. 1.4参照〕。 (特定の背景を有する患者に関する注意) (合併症・既往歴等のある患者) 9. 1.1. 間質性肺疾患のある患者又はその既往歴のある患者:間質性肺疾患が増悪し、死亡に至る可能性がある〔1. 2、1. 3、8. 1、11. 1.1参照〕。 1.2. QT間隔延長のおそれ又はその既往歴のある患者:QT間隔延長が起こるおそれがある〔8. 2、11. 1.2参照〕。 (肝機能障害患者) 9. 6.1参照〕。 (生殖能を有する者) 9. 4.1. 妊娠可能な女性:妊娠可能な女性に対しては、本剤投与中及び投与終了後一定期間は適切な避妊を行うよう指導すること〔9. 5妊婦の項参照〕。 4.2. パートナーが妊娠する可能性がある男性:パートナーが妊娠する可能性がある男性に対しては、本剤投与中及び投与終了後一定期間は適切な避妊を行うよう指導すること(ラット及びイヌにおいてAUC比較で臨床曝露量未満に相当する用量で雄性生殖器変化(精巣精細管変性、精巣上体精子減少等)が認められており、また、ラットにおいてAUC比較で臨床曝露量未満に相当する用量で雄受胎能への影響が認められている)。 (妊婦) 妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと(ラットにおいてAUC比較で臨床曝露量に相当する用量から胚死亡、胎仔重量減少、胎仔生存率低下及び出生仔生存率低下、並びに成長抑制が認められており、また、ラットにおいてAUC比較で臨床曝露量未満に相当する用量から卵巣黄体変性、子宮上皮菲薄化及び腟上皮菲薄化、子宮炎症及び腟炎症又は子宮変性及び腟変性、並びに雌受胎能への影響が認められている)〔2. 2、9. 4.1参照〕。 (授乳婦) 授乳しないことが望ましい(本剤又は本剤の代謝物がヒトの母乳中に移行するかどうかは不明であるが、動物実験(ラット)で授乳中の母動物へ本剤を投与した際、本剤及び本剤の代謝物が授乳された仔に検出され、成長への悪影響及び生存への悪影響が認められている)。 (小児等) 小児等を対象とした臨床試験は実施していない。 (高齢者) 副作用があらわれやすいので、患者の状態を観察しながら慎重に投与すること(一般に高齢者では生理機能が低下していることが多い)。 (相互作用) 本剤は主にCYP3Aにより代謝される。 4、16. 7.2、16. 7.3参照〕。 7.1参照〕[本剤の効果が減弱するおそれがあるので、CYP3A誘導作用のない薬剤への代替を考慮すること(併用薬剤のCYP3A誘導作用により、本剤の代謝が亢進し、血中濃度が低下する可能性がある)]。 3). BCRPの基質となる薬剤(ロスバスタチン、サラゾスルファピリジン等)〔16. 7.3参照〕[副作用の発現が増強されるおそれがあるので、患者の状態をよく観察して、副作用の発現に十分注意すること(本剤のBCRP阻害作用により、併用薬剤の血中濃度が増加する可能性がある)]。 4). QT間隔延長を起こすことが知られている薬剤(キニジン、プロカインアミド、オンダンセトロン、クラリスロマイシン等)[QT間隔延長を増強するおそれがある(本剤及びこれらの薬剤はいずれもQT間隔を延長させるおそれがあるため、併用により作用が増強するおそれがある)]。 (適用上の注意) 14. 1. 薬剤交付時の注意 PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。 (その他の注意) 15. 1. 臨床使用に基づく情報 国内で実施した使用成績調査(全例調査)における多変量解析(主要解析)の結果、間質性肺疾患の病歴、ニボルマブ前治療歴は間質性肺疾患の発現因子となることが示唆されている。 2. 非臨床試験に基づく情報 ラット及びイヌを用いた反復投与毒性試験において、AUC比較で臨床曝露量未満に相当する用量から消化管上皮萎縮(舌上皮萎縮を含む)及び皮膚上皮萎縮、消化管炎症(舌炎症を含む)及び皮膚炎症又は消化管変性(舌変性を含む)及び皮膚変性、並びに角膜上皮萎縮、角膜半透明化及び角膜白濁が認められ、角膜の白濁については回復性が確認されていない。 (保管上の注意) 室温保存。 処方薬事典は医療・医薬関係者向けのコンテンツです。

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厚労省 添付文書改訂を指示 タグリッソ、「重大な副作用」に皮膚粘膜眼症候群など追加

タグリッソ 添付 文書

用法・用量 (主なもの)• 通常、成人にはオシメルチニブとして80mgを1日1回経口投与する• なお、患者の状態により適宜減量する• (用法及び用量に関連する注意)7. 1. 他の抗悪性腫瘍剤との併用について、有効性及び安全性は確立していない• 2. 副作用がみられた場合は、症状、重症度等に応じて、次の基準を考慮して、本剤を休薬、減量又は中止すること• 本剤を減量する場合には、40mgを1日1回投与すること• 3). その他の副作用:Grade3以上の副作用;Grade2以下に改善するまで本剤を休薬し、Grade2以下に回復した後、必要に応じて本剤の減量を考慮し、投与を再開する(3週間以内にGrade2以下に回復しない場合は本剤の投与を中止すること)• GradeはCTCAE(Common Terminology Criteria for Adverse Events)ver.4. 0に基づく 下痢 、 口内炎 、 嘔吐 、 食欲減退 、 便秘 、 口内乾燥 、 腹痛 、 消化不良 、 頭痛 、 リンパ球減少症 、 味覚異常 、 眼乾燥 、 結膜炎 、 霧視 、 疲労 、 鼻乾燥 、 鼻出血 、 駆出率減少 、 クレアチニン増加 、 無力症 、 末梢性浮腫 、 倦怠感 、 筋痙縮 、 筋肉痛 、 四肢痛 、 体重減少 、 ALP増加 、 皮膚潰瘍 、 多毛症 、 爪痛 、 皮膚疼痛 、 皮膚変色 、 皮膚感染 、 皮脂欠乏性湿疹 、 皮膚過角化 、 光線過敏性反応 、 毛細血管拡張症 、 蜂巣炎 、 口唇炎 、 舌痛 、 腹部膨満 、 腹部不快感 、 胃食道逆流性疾患 、 嚥下障害 、 口腔咽頭痛 、 鼓腸 、 末梢性ニューロパチー 、 末梢性感覚ニューロパチー 、 脳梗塞 、 めまい 、 回転性めまい 、 異常感覚 、 眼瞼炎 、 角膜炎 、 白内障 、 流涙増加 、 眼刺激 、 羞明 、 視力低下 、 視力障害 、 眼そう痒症 、 呼吸困難 、 気管支炎 、 肺感染 、 ウイルス性上気道感染 、 肺塞栓症 、 インフルエンザ 、 鼻漏 、 鼻炎症 、 咽頭炎 、 気胸 、 咳嗽 、 湿性咳嗽 、 発声障害 、 非心臓性胸痛 、 頻尿 、 尿路感染 、 腎機能障害 、 発熱 、 背部痛 、 関節痛 、 筋骨格硬直 、 高カリウム血症 、 低カリウム血症 、 深部静脈血栓症 、 高血圧 、 低アルブミン血症 、 低カルシウム血症 、 低ナトリウム血症 、 血中クレアチンホスホキナーゼ増加 、 毛髪障害 、 毛質異常 、 皮膚反応 、 皮膚嚢腫 、 黄色板腫 、 皮膚斑 、 裂傷 、 皮膚擦過傷 、 メラノサイト性母斑 、 口唇びらん 、 口腔知覚不全 、 心窩部不快感 、 食道痛 、 胃腸炎 、 呼気臭 、 便意切迫 、 肛門周囲痛 、 痔出血 、 活性化部分トロンボプラスチン時間延長 、 内出血発生増加傾向 、 播種性血管内凝固 、 血球減少症 、 脾臓梗塞 、 感覚鈍麻 、 振戦 、 体位性めまい 、 記憶障害 、 構語障害 、 知覚過敏 、 黄斑浮腫 、 網膜出血 、 眼感染 、 夜盲 、 眼精疲労 、 眼異物感 、 鼻炎 、 細菌性肺炎 、 鼻粘膜障害 、 咽頭出血 、 咽頭潰瘍 、 咽喉乾燥 、 喉頭痛 、 気縦隔症 、 胸膜炎 、 労作性呼吸困難 、 しゃっくり 、 動悸 、 房室ブロック 、 膀胱炎 、 排尿困難 、 血尿 、 腎結石症 、 悪寒 、 四肢膿瘍 、 顔面浮腫 、 ほてり 、 筋骨格痛 、 頚部痛 、 足変形 、 骨盤痛 、 耳感染 、 外耳炎 、 乳頭炎 、 脱水 、 高血糖 、 低リン酸血症 、 高コレステロール血症 、 うつ病 、 錯乱状態 、 幻覚 、 易刺激性 、 静脈炎 、 外陰腟痛 、 高リパーゼ血症 、 アミラーゼ増加 、 血中コレステロール増加• 薬剤名 影響 CYP3A酵素誘導剤 本剤の効果が減弱 フェニトイン 本剤の効果が減弱 リファンピシン類 本剤の効果が減弱 カルバマゼピン 本剤の効果が減弱 セイヨウオトギリソウ 本剤の効果が減弱 P糖蛋白の基質となる薬剤 副作用の発現が増強 フェキソフェナジン 副作用の発現が増強 ジゴキシン 副作用の発現が増強 ダビガトランエテキシラート 副作用の発現が増強 アリスキレン 副作用の発現が増強 BCRPの基質となる薬剤 副作用の発現が増強 ロスバスタチン 副作用の発現が増強 サラゾスルファピリジン 副作用の発現が増強 QTを延長する薬剤 QT間隔延長を増強 キニジン QT間隔延長を増強 プロカインアミド QT間隔延長を増強 オンダンセトロン QT間隔延長を増強 クラリスロマイシン QT間隔延長を増強 効果・効能 (添付文書全文) EGFR遺伝子変異陽性の手術不能又は再発非小細胞肺癌。 (効能又は効果に関連する注意) 5. 1. EGFR遺伝子変異検査を実施すること。 EGFR遺伝子変異検査の実施には、十分な経験を有する病理医又は検査施設において、承認された体外診断薬を用い、EGFR遺伝子変異が確認された患者に投与すること。 また、他のEGFRチロシンキナーゼ阻害薬による治療歴を有し、病勢進行が確認されている患者では、EGFR T790M変異が確認された患者に投与すること。 2. 「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行うこと。 3. 本剤の術後補助療法における有効性及び安全性は確立していない。 用法・用量 (添付文書全文) 通常、成人にはオシメルチニブとして80mgを1日1回経口投与する。 なお、患者の状態により適宜減量する。 (用法及び用量に関連する注意) 7. 1. 他の抗悪性腫瘍剤との併用について、有効性及び安全性は確立していない。 2. 副作用がみられた場合は、症状、重症度等に応じて、次の基準を考慮して、本剤を休薬、減量又は中止すること。 本剤を減量する場合には、40mgを1日1回投与すること。 3). その他の副作用:Grade3以上の副作用;Grade2以下に改善するまで本剤を休薬し、Grade2以下に回復した後、必要に応じて本剤の減量を考慮し、投与を再開する(3週間以内にGrade2以下に回復しない場合は本剤の投与を中止すること)。 GradeはCTCAE(Common Terminology Criteria for Adverse Events)ver.4. 0に基づく。 副作用 (添付文書全文) 次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。 1. 重大な副作用 11. 1.1. 間質性肺疾患(3. 2、8. 1、9. 1.1参照〕。 1.2. QT間隔延長(6. 2、9. 1.2参照〕。 1.3. 血小板減少(9. 3参照〕。 1.4. 肝機能障害(8. 4参照〕。 1.6. うっ血性心不全(頻度不明)、左室駆出率低下(頻度不明)。 11). 感染症:(頻度不明)耳感染、外耳炎、乳頭炎。 13). 精神障害:(頻度不明)うつ病、錯乱状態、幻覚、易刺激性。 15). 泌尿器・生殖器:(頻度不明)外陰腟痛。 使用上の注意 (添付文書全文) (警告) 1. 1. 本剤は、緊急時に十分に対応できる医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、添付文書を参照して、適切と判断される症例についてのみ投与すること。 また、治療開始に先立ち患者又はその家族に本剤の有効性及び危険性(特に間質性肺疾患の初期症状、服用中の注意事項、死亡に至った症例があること等に関する情報)、非小細胞肺癌の治療法等を十分説明し同意を得てから投与すること。 2. 本剤の投与により間質性肺疾患があらわれ、死亡に至った症例が報告されているので、投与期間中にわたり、初期症状(呼吸困難、咳嗽、発熱等)の確認及び定期的な胸部画像検査の実施等、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。 また、特に治療初期は入院又はそれに準ずる管理の下で、間質性肺疾患等の重篤な副作用発現に関する観察を十分に行うこと〔8. 1、9. 1.1、11. 1.1参照〕。 3. 本剤投与開始前に、胸部CT検査及び問診を実施し、間質性肺疾患の合併又は既往歴がないことを確認した上で、投与の可否を慎重に判断すること〔9. 1.1参照〕。 (禁忌) 2. 1. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。 2. 妊婦又は妊娠している可能性のある女性〔9. 5妊婦の項参照〕。 (重要な基本的注意) 8. また、患者に対して、初期症状があらわれた場合には、速やかに医療機関を受診するよう指導すること〔1. 2、9. 1.1、11. 1.1参照〕。 2. QT間隔延長があらわれることがあるので、本剤投与開始前及び投与中は定期的に心電図検査及び電解質検査(カリウム、マグネシウム、カルシウム等)を行い、患者の状態を十分に観察し、また、必要に応じて電解質補正を行うこと〔9. 1.2、11. 1.2参照〕。 3. 血小板減少、好中球減少、白血球減少、貧血があらわれることがあるので、本剤投与開始前及び投与中は定期的に血液検査(血球数算定、白血球分画等)を行い、患者の状態を十分に観察すること〔11. 1.3参照〕。 4. 肝機能障害があらわれることがあるので、本剤投与開始前及び投与中は定期的に肝機能検査を行い、患者の状態を十分に観察すること〔11. 1.4参照〕。 (特定の背景を有する患者に関する注意) (合併症・既往歴等のある患者) 9. 1.1. 間質性肺疾患のある患者又はその既往歴のある患者:間質性肺疾患が増悪し、死亡に至る可能性がある〔1. 2、1. 3、8. 1、11. 1.1参照〕。 1.2. QT間隔延長のおそれ又はその既往歴のある患者:QT間隔延長が起こるおそれがある〔8. 2、11. 1.2参照〕。 (肝機能障害患者) 9. 6.1参照〕。 (生殖能を有する者) 9. 4.1. 妊娠可能な女性:妊娠可能な女性に対しては、本剤投与中及び投与終了後一定期間は適切な避妊を行うよう指導すること〔9. 5妊婦の項参照〕。 4.2. パートナーが妊娠する可能性がある男性:パートナーが妊娠する可能性がある男性に対しては、本剤投与中及び投与終了後一定期間は適切な避妊を行うよう指導すること(ラット及びイヌにおいてAUC比較で臨床曝露量未満に相当する用量で雄性生殖器変化(精巣精細管変性、精巣上体精子減少等)が認められており、また、ラットにおいてAUC比較で臨床曝露量未満に相当する用量で雄受胎能への影響が認められている)。 (妊婦) 妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと(ラットにおいてAUC比較で臨床曝露量に相当する用量から胚死亡、胎仔重量減少、胎仔生存率低下及び出生仔生存率低下、並びに成長抑制が認められており、また、ラットにおいてAUC比較で臨床曝露量未満に相当する用量から卵巣黄体変性、子宮上皮菲薄化及び腟上皮菲薄化、子宮炎症及び腟炎症又は子宮変性及び腟変性、並びに雌受胎能への影響が認められている)〔2. 2、9. 4.1参照〕。 (授乳婦) 授乳しないことが望ましい(本剤又は本剤の代謝物がヒトの母乳中に移行するかどうかは不明であるが、動物実験(ラット)で授乳中の母動物へ本剤を投与した際、本剤及び本剤の代謝物が授乳された仔に検出され、成長への悪影響及び生存への悪影響が認められている)。 (小児等) 小児等を対象とした臨床試験は実施していない。 (高齢者) 副作用があらわれやすいので、患者の状態を観察しながら慎重に投与すること(一般に高齢者では生理機能が低下していることが多い)。 (相互作用) 本剤は主にCYP3Aにより代謝される。 4、16. 7.2、16. 7.3参照〕。 7.1参照〕[本剤の効果が減弱するおそれがあるので、CYP3A誘導作用のない薬剤への代替を考慮すること(併用薬剤のCYP3A誘導作用により、本剤の代謝が亢進し、血中濃度が低下する可能性がある)]。 3). BCRPの基質となる薬剤(ロスバスタチン、サラゾスルファピリジン等)〔16. 7.3参照〕[副作用の発現が増強されるおそれがあるので、患者の状態をよく観察して、副作用の発現に十分注意すること(本剤のBCRP阻害作用により、併用薬剤の血中濃度が増加する可能性がある)]。 4). QT間隔延長を起こすことが知られている薬剤(キニジン、プロカインアミド、オンダンセトロン、クラリスロマイシン等)[QT間隔延長を増強するおそれがある(本剤及びこれらの薬剤はいずれもQT間隔を延長させるおそれがあるため、併用により作用が増強するおそれがある)]。 (適用上の注意) 14. 1. 薬剤交付時の注意 PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。 (その他の注意) 15. 1. 臨床使用に基づく情報 国内で実施した使用成績調査(全例調査)における多変量解析(主要解析)の結果、間質性肺疾患の病歴、ニボルマブ前治療歴は間質性肺疾患の発現因子となることが示唆されている。 2. 非臨床試験に基づく情報 ラット及びイヌを用いた反復投与毒性試験において、AUC比較で臨床曝露量未満に相当する用量から消化管上皮萎縮(舌上皮萎縮を含む)及び皮膚上皮萎縮、消化管炎症(舌炎症を含む)及び皮膚炎症又は消化管変性(舌変性を含む)及び皮膚変性、並びに角膜上皮萎縮、角膜半透明化及び角膜白濁が認められ、角膜の白濁については回復性が確認されていない。 (保管上の注意) 室温保存。 処方薬事典は医療・医薬関係者向けのコンテンツです。

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医療用医薬品 : タグリッソ

タグリッソ 添付 文書

令和元年12月3日、厚生労働省医薬・生活衛生局は、新たな副作用が確認された医薬品等について、添付文書の使用上の注意を改訂するよう日本製薬団体連合会に通知しました。 今回は4つの薬剤について改訂指示が出されています。 副作用の追加=危険な薬剤というわけではないのがほとんどです。 服用に際して自己判断を行わず医療従事者の指示にしたがってください。 使用上の注意の改訂指示(令和元年12月3日)PMDAへのリンクを貼っておきます。 添付文書の改訂が実施されたのは以下の4つです。 メカセルミン(ソマゾン注射用):良性腫瘍及び悪性腫瘍• アテゾリズマブ(テセントリク点滴静注):血球貪食症候群• オシメルチニブメシル酸塩(タグリッソ錠):うっ血性心不全、左室駆出率低下• ビラスチン(ビラノア錠):ショック、アナフィラキシー ちなみに、今年度からpmdaが発出する改定案の一部は旧記載要領と新記載要領の両方が掲載されるようになっています。 旧記載要領:「医療用医薬品添付文書の記載要領について」(平成9年4月25日付け薬発第606号局長通知)• 新記載要領: 現時点で各医薬品が採用している記載方式に従ってまとめます。 メカセルミン(ソマゾン)による良性腫瘍及び悪性腫瘍• 添付文書改訂の対象となる医薬品は以下のとおりです。 メカセルミン(遺伝子組換え)• ソマゾン注射用10mg 改訂指示の内容「効能・効果に関連する使用上の注意」の項に「良性腫瘍及び悪性腫瘍」についての記載が追記され、「2. 重要な基本的注意」の項にあった「腺癌を含む乳腺腫瘍」が「効能・効果に関連する使用上の注意」の項に移されます。 【旧記載要領】に従ってまとめます。 本剤の適用にあたっては、以下の点を踏まえ、患者における本剤の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。 関連性は明らかではないが、国内外において、メカセルミンによる治療中又は治療終了後に良性腫瘍及び悪性腫瘍が発生したとの報告がある• 重要な基本的注意」の以下の内容が削除されています。 重要な基本的注意 (1)SD 系ラットに本剤を 53 週間投与した動物実験において腺癌を含む乳腺腫瘍が発生したとの報告があるので、本剤の適用にあたっては患者における本剤の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。 【主要文献及び文献請求先】 1. 主要文献 1 Jo, W. et al. :Clin. Pediatr. Endocrinol. 22 2 : 33-38, 2013 引用元: 報告内容直近3年度の国内での「良性腫瘍及び悪性腫瘍関連症例」の報告はありませんでした。 ですが、ヒトインスリン様成長因子-Iと腫瘍発生との関連性を踏まえ、今回の添付文書改訂に至りました。 【改訂理由】 本剤の成分であるメカセルミンと同一物質であるヒトインスリン様成長因子-Iと腫瘍発生との関連性を示唆する公表論文が複数報告されていること、並びに、関連性は明らかではないが良性腫瘍及び悪性腫瘍に関連する国内及び海外での症例が報告されていることから、注意喚起が必要と判断されたため。 引用元: 監査で活かすべきことメカセルミン(遺伝子組換え)は遺伝子組換え法により製造されたヒト ソマトメジンC(ヒト インスリン様成長因子-1(IGF-1))です。 インスリン様効果と細胞成長促進作用を持つ性質上、腫瘍細胞を増殖させてしまう副作用が否定できません。 元々、腫瘍に関する記載があった様に、腫瘍の発生については考慮されるべき薬剤ですが、それを再度確認すべき改訂内容・・・といったところでしょうか。 アテゾリズマブ(テセントリク)による血球貪食症候群• 添付文書改訂の対象となる医薬品は以下のとおりです。 アテゾリズマブ(遺伝子組換え)• テセントリク点滴静注840mg• テセントリク点滴静注1200mg 改訂指示の内容「重大な副作用」の項に「血球貪食症候群」についての記載が追記されます。 【旧記載要領】に従ってまとめます。 副作用 1 重大な副作用 16 血球貪食症候群:血球貪食症候群 頻度不明 があらわれることがあるので、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には本剤の投与を中止し、適切な処置を行うこと。 引用元: 報告内容直近3年度の国内での「血球貪食症候群関連症例」の報告は8例、そのうち因果関係が否定できないものは6例ありました。 死亡例は1例で因果関係が否定できないものでした。 このように市販後に因果関係が否定できない症例報告が集積されたため、添付文書の改訂に至りました。 監査で活かすべきこと血球貪食症候群(HPSまたはHLH)とは、何らかの理由でマクロファージやリンパ球の過剰反応が持続してしまい、自らの血球(血小板、赤血球、白血球)を食べてしまう疾患です。 症状は多岐に渡り、発熱、皮疹、肝臓・脾臓の肥大、リンパ節腫張、出血症状、播種性血管内凝固症候群(DIC)、けいれん、肺浸潤、腎障害、下痢、顔面浮腫、感染症など様々です。 薬剤の性質上、同様の症状に注意を払っているとは思いますが、感染症が疑われるような症状や出血傾向、特徴的な症状としてはお腹の張りに注意する必要があります。 オシメルチニブメシル酸塩(タグリッソ)によるうっ血性心不全、左室駆出率低下• 添付文書改訂の対象となる医薬品は以下のとおりです。 オシメルチニブメシル酸塩• タグリッソ錠40mg• タグリッソ錠80mg 改訂指示の内容「11. 1重大な副作用」の項に「うっ血性心不全、左室駆出率低下」についての記載が追記されます。 【新記載要領】に従ってまとめます。 1重大な副作用」に以下の内容が追記されます。 1重大な副作用 11. 6 うっ血性心不全 頻度不明 、左室駆出率低下 頻度不明 引用元: 報告内容直近3年度の国内での「心不全関連症例」の報告は34例、そのうち因果関係が否定できないものは5例ありました。 死亡例は7例で因果関係が否定できないものはありませんでした。 このように市販後に因果関係が否定できない症例報告が集積されたため、添付文書の改訂に至りました。 監査で活かすべきこと左室駆出率(LVEF)の低下は心不全(HFrEF)の原因となるので、今回はを参考にしてまとめます。 医療関係者の皆様へ 1. 早期発見と早期対応のポイント 1 早期に認められる症状 労作時の息切れ、易疲労感、発作性の夜間呼吸困難 、咳嗽 せき 、血痰 泡沫状・ピンク色の痰 といった息苦しさ 肺うっ血症状 、および下腿浮腫、腹部膨満、食欲不振、陰嚢水腫、急激な体重増加といった全身うっ血症状が特徴的症状である。 重症例では、尿量が低下 夜間多尿 し、手足の冷感、倦怠感、意識混濁といった低心拍出性循環不全症状が出現する。 感冒症状に似た喘息様のせきには注意を要する。 引用元: 「動くと息が苦しい」、「足がむくむ」、「急に体重が増えた」、「咳とピンク色の痰」、「疲れやすい」といった症状に注意する必要があります。 ビラスチン(ビラノア)によるショック、アナフィラキシー• 添付文書改訂の対象となる医薬品は以下のとおりです。 ビラスチン• ビラノア錠20mg 改訂指示の内容「重大な副作用」の項に「ショック、アナフィラキシー」についての記載が追記されます。 【旧記載要領】に従ってまとめます。 重大な副作用 ショック、アナフィラキシー 頻度不明 :ショック、アナフィラキシーがあらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。 引用元: 報告内容直近3年度の国内での「ショック、アナフィラキシー関連症例」の報告は6例、そのうち因果関係が否定できないものは3例ありました。 死亡例はありませんでした。 このように市販後に因果関係が否定できない症例報告が集積されたため、添付文書の改訂に至りました。 監査で活かすべきことを参考に初期症状に気付いてもらえるような説明を行う必要があります。 医療関係者の皆様へ 1. 早期発見と早期対応のポイント 4 患者や家族等、並びに医療関係者が早期に認識しうる症状 初発症状は、じんま疹や掻痒感、皮膚の紅潮・発赤などのことが多いが、一部の症例では皮膚症状は先行せず、下記の症状から出現することがあるので注意が必要である。 胃痛、吐き気、嘔吐、下痢などの消化器症状• 視覚異常、視野狭窄などの眼症状• 嗄声、鼻閉、くしゃみ、咽喉頭の掻痒感、胸部の絞やく感、犬吠様咳そう、呼吸困難、喘鳴、チアノーゼなどの呼吸器症状• 頻脈、不整脈、血圧低下などの循環器症状• 不安、恐怖感、意識の混濁などの神経症状 引用元: 基本的にはアレルギー症状なのですが、それに限らず様々な症状が現れます。 アレルギー症状の悪化や吐き気、視力の異常や動悸、他にも不安感を感じるようなことがあればすぐに相談してくださいと伝える必要がありますね。

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