オオバカナコ 大馬鹿な子。 左右対称の名前は良くない?漢字の意味縁起と使える画数付一覧187文字

映画「Dinerダイナー 」ネタバレあらすじと結末・感想|起承転結でわかりやすく解説!

オオバカナコ 大馬鹿な子

5に開宴! ご来店お待ちしております🍔 — 映画『Diner ダイナー』公式 DinerMovie 一人ぼっちで人生どん底…。 ほんの出来心で怪しいバイトに手を出したばかりに、一瞬で普通の生活から転落したオオバカナコは、とあるダイナーにウェイトレスとして売られる羽目になってしまった。 そこは、要塞のような分厚い鉄扉の奥に広がる、カラフルで強烈な色彩美を放つ店内。 店主と名乗る男は、元殺し屋で天才シェフのボンベロ。 「ここは、殺し屋専用のダイナーだ。 皿の置き方一つで消されることもある」 次々と現れる一筋縄ではいかない凶悪な殺し屋たち。 毎日が極限状態の最高にブッとんでいる世界に放り込まれたカナコ。 物語は、一瞬たりとも目が離せない展開へと加速していく… 引用:TOHOシネマズ 映画「 ダイナーDiner」の監督・脚本を務めるのは、映画「 さくらん」や「 ヘルタースケルター」で監督を務めた 蜷川実花(にながわ みか)さんです。 カラフルで極彩色豊かなデザインが特徴の 蜷川実花さんですが、奇抜なキャラクターとストーリーの映画「 ダイナーDiner」にとても相性の良い監督だと思います。 ちなみに、 ダイナーとは、北アメリカに特有のプレハブ式レストランのことで、 日本でいう大衆食堂のことです。 簡易的な小さなレストランをイメージしてもらうとしっくりくるかもしれません。 裏社会の凄腕の殺し屋がお腹を満たしに訪れる ダイナー「キャンティーン」を経営するシェフの ボンペロと、そこで働くことになったウェイトレスの オオバカナコ。 5公開! — 映画『Diner ダイナー』公式 DinerMovie ボンペロ(藤原 竜也) 👤ボンベロとタッグを組む最強の相棒・ブルドッグ 殺し屋No. 11 菊千代 / ボンベロをして「俺が知る中では最高にタフな奴だ!殺すのに何の躊躇もない!」と言わしめる最強の相棒。 生半可な殺し屋では足元にも及ばない圧倒的な強さを誇る。 大好物はいちご🍓 — 映画『Diner ダイナー』公式 DinerMovie ボンペロの相棒。 忠実で頼りになり、人の本性を見抜く力がある。 映画「 ダイナーDiner」の出演者は、誰もが主役級でとても豪華です。 「 ダイナーDiner」のキャラクターはとても奇抜ですが、それを演じる俳優が個性的な人ばかりなので、ピッタリな配役だと思います。 藤原達也さんの舞台のような激しい演技とセリフ廻しがとても好きで、映画「 バトルロワイヤル」や「 デスノート」・「 カイジ」など、何度も繰り返し見てしまいます。 今回の映画「 ダイナーDiner」の 藤原竜也さん演じる ボンペロもとても楽しみです^^ それから、 マテバ役の 小栗旬さんのちょっとわざとらしい感じの演技や言葉の出し方も好きで、映画「 銀魂」や「 信長協奏曲」の感じがクセになっているので、今回も期待しています。 土屋アンナさんの演じる マリアは、映画「 さくらん」のイメージだと思いますが、映画「 下妻物語」で見せたヤンキーの演技も好きだったので、 蜷川実花監督の作り出す綺麗な着物姿と荒々しい言葉遣いの 土屋アンナさんも早く観たいですね。 まさか自分の小説を原作に蜷川実花さんが監督をし、藤原竜也さんが主演してくださるとは未だに信じられない。 「 ダイナー」(ポプラ文庫)は、 2009年10月ポプラ社から刊行され、 第31回吉川英治文学新人賞の最終候補にノミネートされ、 第28回日本冒険小説協会大賞を受賞し、 第13回大藪春彦賞も受賞したとのこと。 そして、2017年8月より「 週刊ヤングジャンプ」にてマンガの連載が開始され、現在も大人気連載中で 現在6巻まで刊行されています。 「 ダイナー」は小説も面白いですが、マンガは世界観もよく分かって気軽に読めるのでとても面白いですよ。 予告を見ると一見グロデスクで怖そうな映画にも感じますが、 蜷川実花さんのカラフルで極彩色豊かなデザインと、 藤原竜也さんをはじめ豪華な俳優陣が作り出す独特の世界観や、目まぐるしく進むハラハラドキドキのストーリーがとても楽しめる映画ですよ。 ぜひ原作の小説やマンガも読んで、映画「 ダイナーDiner」を楽しんでくださいね^^ 映画「 ダイナーDiner 」は 2019年7月5日(金)公開です。

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映画『Diner ダイナー』【ネタバレ感想】蜷川実花ワールド炸裂!妖艶な殺し屋たちが跳ねるアートな映画!

オオバカナコ 大馬鹿な子

映画『Diner ダイナー』を観てきました! 蜷川実花監督作品。 主演は藤原竜也さん。 殺し屋専用の食堂<ダイナー>のお話。 絶対濃ゆい映画になるよなぁ…なんて思いながら観に行ったらなんと!予想以上に濃ゆくて素敵な映画でしたよ! では、いってみましょう。 日給30万円の怪しいアルバイトに手を出したばかりに闇の組織に身売りされてしまった少女オオバカナコは、ボンベロに買われウェイトレスとして働くことに。 ボンベロが「王」として君臨するダイナーには、全身傷だらけの孤高の殺し屋スキンや、子どものような姿をしたサイコキラーのキッド、不気味なスペイン語を操る筋肉自慢の荒くれ者のブロら、ひと癖もふた癖もある殺し屋たちが次々とやって来て……。 (出典元:映画. com) ざっくりあらすじ 幼い頃、親に捨てられたオオバカナコは、日給30万円のヤバいアルバイトに手を出して、ヤバい奴らに捕まって、殺し屋専用のダイナー<食堂>にウェイトレスとして売られてしまうんです。 オオバカナコ(大馬鹿な子?)って名前なんだけど、大馬鹿っていうかめっちゃ可哀想な子で。 殺し屋専用のダイナー<食堂>の店主は、元殺し屋で天才シェフのボンベロ。 「俺は、ここの王だ。 砂糖の一粒まで俺に従うぅぅ!」って豪語しちゃうくらいにオレ様な男。 もちろんオオバカナコも絶対服従で。 そんなダイナーに凶悪な殺し屋たちが次から次へと現れ、殺し屋たちの壮絶な殺し合いにボンベロとオオバカナコの2人も巻き込まれていくって物語。 映画『Diner ダイナー』ネタバレ感想 蜷川実花監督満点! 色鮮やかで妖艶な世界観を持ったアーティスト、蜷川実花監督と、 狂気的な殺し屋たちが訪れる食堂<ダイナー>での異様な世界を描いた平山夢明原作『Diner ダイナー』の組み合わせ。 相性は良さそうだなぁなんて思ってましたが、想像以上にバッチリ合ってましたねー。 僕は原作小説は未読なんだけど、週刊ヤングジャンプで連載されていた漫画版『Diner ダイナー』を読んだことがあって。 だから『Diner ダイナー』の世界観は何となく知っていて。 クールでSっ気たっぷりな元殺し屋で店主のボンベロと、 ちょっとおバカで可愛いウェイトレスのカナコの師弟コンビ(?)を中心に物語が展開されていくんです。 が、実のところ、『Diner ダイナー』の世界観を創り上げているのはボンベロ&カナコではなくて、 次々と店にやってくる狂気的な殺し屋たちだと僕は思っていてね。 蜷川実花監督の世界観に狂気的な殺し屋たち、『Diner ダイナー』の世界観は感覚的にハマると思っていて。 妖艶と狂気って案外近いところにあるんじゃないかなって…そんな感じしませんか?(って誰に聞いている?) でね、思っていた通り見事にハマってました。 蜷川実花ワールドに『Diner ダイナー』はビシッとハマってました。 本作の色鮮やかで妖艶で芸術的な世界は、 観ているだけでワクワクするし、ボンベロ、カナコ、そして狂気的な殺し屋たちがみんな 艶っぽくてイケてるんです。 コアな『Diner ダイナー』ファンの方は本作をどう感じているのかはわからないけど…もうね、僕的には満点です。 (奥歯に物が挟まったような言い方なのは自覚しておりますよ。 ) どのような経緯で本作を蜷川実花監督が撮ることになったのかはわからないけど、蜷川実花監督と『Diner ダイナー』の組み合わせを思いついた人はファインプレーでしたね。 魅惑のキャラクターたち 本作の前半は、主人公のボンベロやヒロインのカナコ、狂気的な殺し屋たちのキャラクターをしっかりと見せて、食堂<ダイナー>の異様な雰囲気を僕ら観客に伝えるっていう感じの展開でしたね。 濃ゆいキャラクターが満載でした。 ボンベロ 藤原竜也さん演じる主人公・ボンベロ。 セクシーでカッコ良かったですねー。 ロン毛の藤原竜也さんもイイですね。 色気ムンムンって感じでした。 漫画だとクールでドSなイメージがあったけど、本作ではクールではあったけど、Sっ気が少なかったように思いましたね。 もっとビッシビシとカナコを鍛え上げて欲しかったですね。 藤原竜也さんって優しい顔つきだから、どうしても雰囲気が優しくなっちゃうんですよね。 オオバカナコ 本作のヒロイン、 オオバカナコを演じた玉城ティナさんが抜群に良かったです!ウェイトレス姿のカナコが可愛くて可愛くてセクシーでおじさ…男子にはたまらんですよ。 絶望してうずくまりながらシャワーを浴びるっていう、ちょっと可哀想なんだけど男子には嬉しいサービスシーンもあったりしてね(体張ってたありがとぅ!)。 玉城ティナさんは確かに良かったんだけど、キャラクター的に少し暗くて大人しすぎでしたね。 漫画だともっと明るくておバカなイメージがあったような気がします。 親に捨てられてお婆ちゃんに育てられたっていう設定に引っ張られ過ぎちゃった感はありました。 とはいえ、 幸薄そうな演技と可愛らしいヴィジュアルで魅了した玉城ティナさんは本作最大の収穫ですね。 今後の女優活動は要チェックですね! スキン 窪田正孝さんのスキンはヤバかった!セクシーでめっちゃカッコよかったです。 おそらく 本作で一番カッコよかったキャラクターだと思いますよ。 出てくる殺し屋たちはみんなヤバそうな奴らばっかりなのに、顔は傷だらけなんだけどとっても繊細で紳士的で。 カナコにも優しくて。 でもその紳士的な雰囲気が逆に嵐の前の静けさ的な緊張感を生んでいて。 で、あることがトリガーとなってスキンは大興奮して狂ってしまうんだけど、それまでの紳士的な姿とのギャップがありすぎて。 変貌したスキンも迫力があって狂気的で魅力的で。 スキンの繊細さと狂気を窪田正孝さんがバッチリ演じ切ってました。 キッド 本当は大人なのに、全身整形を施して可愛らしい子供の姿をしている最上級にヤバい殺し屋キッド。 笑いながら人を刺すっていう感じで、 本作で一番狂っていて変態的な殺し屋ですね。 言い方はよくないけど、キモいです。 本郷奏多さんがキッドを演じているんだけど、本郷奏多さんて綺麗な顔立ちなんだけど、 ちょっと変態顔でもあるんですよね(ってめっちゃ失礼だけどいい意味で言ってますよ)。 だから変態的なキッドに笑っちゃうくらいにハマっていて。 ちなみに顔は本郷奏多さんで体はCG加工されていて子供なんです。 体が小さいんです。 そのアンバランスな感じがまたキッドの不気味さを引き立てているんです。 ぜひ皆さんに見て欲しいキャラクターですね、本郷奏多キッド。 殺し屋組織の跡目争い ボンベロとカナコが殺し屋組織の跡目争いに巻き込まれるっていう展開の後半戦。 コフィ、無礼図(ブレイズ)、マリア、マテバの4人が死んだ組織のトップ・デルモニコ後釜を狙って争うんだけど、マテバがあっさりと死んじゃってね。 えぇーっ!って感じであっさり水死体になっちゃうっていう(殺されるシーンすら無いという)。 マテバ役は小栗旬。 小栗旬の扱いが雑過ぎる…。 ちなみに コフィ役は奥田瑛二さん、 ブレイズ役は真矢ミキさん、 マリア役は土屋アンナさん。 一癖も二癖もある役者さんでしょ。 その中でも奥田瑛二コフィが1番大物っぽくて曲者っぽい雰囲気で、何か仕掛けてくるのかなと思いきや普通にやられちゃってね。 結構びっくり。 かなりセクシーだった土屋アンナマリア(書き方がややこしい)は、かなりイキってるんだけど、これまたサクッとやられちゃってね。 結局生き残ったのは真矢ミキ無礼図。 この無礼図がまさに宝塚歌劇団男役!って感じの黒ずくめの出で立ちで。 カッコいいんですわ。 真矢ミキやっぱすげぇなと。 ちなみに無礼図に仕える部下、荒烈屈巣(アレックス)と雄澄華瑠(オスカル)をそれぞれ 真琴つばささんと沙央くらまさんが演じるというね。 宝塚歌劇団ファンの方にとっては垂涎モノのキャスティング。 で、この跡目争いに勝利した無礼図がボンベロに「あんた、わたしの元でダイナーやりなさい」みたいな事を言うんです。 でもボンベロは「俺の雇い主はデルモニコだけだ」って突っぱねるんですね。 「だったら殺してしまえっ!」って無礼図がボンベロを殺しにかかってクライマックスに突入!(セリフは正確ではありません) ちょっと あっさりしてた感のある跡目争いでしたね。 大どんでん返し的な驚きの展開も無くて、ちょっと物足りなさがありましたね。 パリッと緊張感があっただけに、何かひと仕掛けがあればもっと印象的なシーンに化けそうな感じでしたが…惜しかったなぁ。 花びら散るクライマックス ボンベロvs無礼図のクライマックスのアクションシーンは 花びらが舞って散っての蜷川実花ワールド全開でした! なんか、ずっと花びらが舞って散ってました。 黒ずくめの荒烈屈巣(雄澄華瑠だっけな)が花びらの絨毯に倒れるシーンなんて圧巻でしたよ。 いかにもっていうシーンなんだけど、やりきってくれるとなんだか気持ちが良いですよね。 このアクションすげぇ!っていうのは無かったですけど、美しいアクションシーンの連続で見入ってしまいました。 僕は宝塚歌劇団については詳しくないんですけど、男前の真矢ミキさんの切れを見る限り、多少お年を召されてもこれだけやれるって、宝塚歌劇団の凄みを感じましたね。 残念だったキスシーン ボンベロとカナコが無礼図に追い詰められていよいよ後がなくって…ってここまでは良かった。 全編通してここまでは良かったんです。 で、ここからが「ん?」って思ったシーン。 無礼図に追い詰められてボンベロがカナコを逃がすんです。 でね、ちょっとうろ覚えなんだけどカナコがボンベロに「死なないで」的な(「待ってる」だっけな)ことを言ってキスするんです。 あー、やっちゃったなと。 キスしそうな雰囲気がありまくりだったけど、ここでキスシーンはあかん!キスシーンはあかん!って思ってたけどやってしまってね。 『Diner ダイナー』の異様な世界観をここまでしっかりと表現してくれてたのに、最後にまさかの 「普通の」キスシーンを持ってくるのはちょっと残念でしたね。 キスしようとするカナコを「お前、何様だ?」的な事を言って拒否しつつも「お前はもう自由だ」ってハグするくらいで終わらせて欲しかったところです。 ボンベロのツンデレ感を残して欲しかったな。 わかりやすい恋愛感情は封印して欲しかったな。 残念だったエピローグ でね、エピローグ。 カナコはメキシコで食堂<ダイナー>をオープンさせているんですね。 もちろん殺し屋専用ではなくて普通の食堂。 そこに生死不明だったボンベロが表れてハグしてハッピーエンドとなるんだけど…これもストレート過ぎやしないかい?って。 まあ、キスして別れてからの感動の再会って王道といえば王道のエピローグだと思うけど、王道の物語じゃないからね、『Diner ダイナー』って。 できればボンベロは再び殺し屋専用の食堂<ダイナー>を続けていて欲しかったな。 で、新しいウェイトレスが登場してボンベロがこう言うんです。 「俺は、ここの王だ。 砂糖の一粒まで俺に従うぅぅ!」 まとめ 蜷川実花監督の世界と『Diner ダイナー』の世界が見事に融合した素晴らしいアートな作品でした。 店内の装飾や料理は色鮮やかで、登場するキャラクターたちは妖艶で、アクションシーンは美しくて…蜷川実花監督のこだわりを感じて、僕は好きな世界観でした。 殺し屋たちが暴れまわる映画なので、内容を求められるとちょっと厳しいですが、 映像を見てるだけでも十分に楽しめます。 映画『Diner ダイナー』の異様な世界観を味わってみてはいかがでしょうか。 僕はオススメしますよ! おまけ(親子共演!) 蜷川実花監督のお父さんの蜷川幸雄さんが何者かに殺された組織のボス・デルモニコの肖像画で出演してました。 親子共演!これをどう捉えるかは難しいところですが…笑っていいのかいけないのか。 でも、デルモニコが交通事故で死ぬシーンがあるんだけど、蜷川幸雄さんは亡くなっているのでデルモニコを演じることはできない。 じゃあ、そのシーンは誰が演じたのかというと…まさかの井手らっきょさん(笑)。 蜷川幸雄さんの肖像画…笑ってもいいんだよね、多分。 超カッコイイっす! それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました! ではまた。 o40-designyu.

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ダイナーDiner【映画】登場人物は?キャラクターの配役と原作も紹介

オオバカナコ 大馬鹿な子

Dinner ダイナーの主要登場人物 オオバカナコ(玉城ティナ) 本作の主人公でありヒロイン。 どじで孤独なフリーターの女性。 あるときメキシコに行きたいと思い立つ。 ボンベロ(藤原竜也) 元殺し屋で、殺し屋専門の食堂・ダイナーの天才シェフ。 ダイナーの王であると豪語し、カナコがミスをすると殺そうとする。 スキン(窪田正孝) 全身、顔までもが傷跡だらけの殺し屋。 ダイナーに来てはボンベロの作るスフレを食べ、狂喜する。 キッド(本郷奏多) 幼い子供の容姿をした殺し屋。 おもちゃで遊ぶかのように人を殺す。 Dinner ダイナー の簡単なあらすじ 両親に捨てられ、一人ぼっちで日雇いのバイトで食いつなぐフリーター・オオバカナコ。 ある日、「死者の日」を祝う一団にメキシコの街並みが写されたポストカードをもらいます。 その風景に魅せられたカナコはメキシコに行くことを決意します。 しかしその費用は30万円。 毎日ギリギリで生きているカナコにはとても出せる金額ではありません。 そこで、カナコは即金30万というドライバーの怪しすぎる仕事を受注してしまいます。 果たして、カナコの運命やいかに。 どじで仕事もできないため、日雇いの仕事で何とか毎日を食いつないで生きていました。 ある日、街を歩いていると奇妙な衣装を着た集団が。 それはメキシコの「死者の日」を祝う一団でした。 カナコは一団から渡された絵葉書に映るメキシコの風景に、行きたいと強く思います。 旅行代理店に足を向けたカナコは、メキシコに行くのにかかるの費用が30万円であることを知ります。 カナコは半ばあきらめの気持ちでバイトを探していると、即金30万という怪しすぎるドライバーのバイトを見つけました。 切羽詰まったカナコはその仕事を受注し、すぐに後悔しました。 なんと追われているカップルを安全な場所まで送り届けるという仕事だったのです。 カナコは懸命に運転しますが、追手に発砲されて車は壁に激突、カナコは気を失ってしまいました。 次に目を開けると、カナコは廃工場のような場所でカップルと共に天井から吊るされていました。 カップルが泣きわめいて命乞いしますが、彼らを拷問しているブタ男は躊躇なく縄を切り、底の見えない謎の液体に落とします。 慌てたカナコは、「自分は料理ができるから」と命乞いをすると、ブタ男は鼻で笑ってカナコを殴り、カナコはまたもや意識を失いました。 ダイナーの王・ボンベロ カナコが目を覚ますと、そこは殺し屋専門の食堂・ダイナーでした。 そこのオーナーであるボンベロは、カナコをウェイトレスとして買ったと言い、役に立たなければ歴代のウェイトレスのようにすぐ殺すと宣言します。 危機を感じたカナコはボンベロが金庫に入れて大事にしている、一億円以上の価値がある「ディーヴァ・ウォッカ」を隠しました。 激怒したボンベロはすぐさまカナコを殺そうとしますが、カナコは「知らずに探すと壊れるような場所に置いた」と言います。 ボンベロは仕方なくカナコを雇い続けることにしました。 やがて、客である殺し屋が次々やってきます。 最初の客は全身傷跡まみれのスキン。 彼はカナコがつい口ずさんだ「遠き山に日は落ちて」に共感を示し、カナコに親切に接しました。 今度は荒くれもののブロたちが現れ、カナコに執拗に絡みだします。 スキンはそんなブロたちをけん制し、カナコを救い出してくれました。 そんなスキンの注文はスフレ。 スキンは狂喜しながらスキンを食べ進めますが、中にはチェスのポーンが入っていました。 慌てるカナコに「これでいい」と言い残し、スキンは落胆した様子で帰っていくのでした。 組織のトップであったデルモニコが事故死、しかし他殺が疑われている件について触れます。 そして、幹部4人で懇親会を開くから、ディーヴァ・ウォッカを出すように命令します。 ボンベロはカナコにディーヴァ・ウォッカについて詰め寄ります。 しかし、カナコはなかなか白状しません。 一方幹部のうちの一人が誰かに殺害される事件が起こりました。 スキンはその謎を追い、大けがをしてダイナーに飛び込みます。 ボンベロはスキンの手当てをしたあと、スフレを作りますが、実はそれはカナコがいつも含まれている異物を取り除いたスフレでした。 スキンは最後まで食べることができた故にトラウマを思い出して発狂、自爆を試み、ボンベロによって射殺されます。 カナコはその事件によって意思を持ってダイナーの仕事に打ち込むようになります。 そして懇親会の日がやってきました。 幹部たちはお互いをけん制しあうようににらみ合います。 そこで、コフィがデルモニコを殺したことが判明、幹部たちは殺し合い、最後に生き残ったのは無礼図という幹部のみになりました。 無礼図はボンベロをスカウトしますが、彼が拒否したことによって殺し合いが始まります。 メキシコのダイナー 追ってくる無礼図たちから逃れ、調理室に籠城するカナコとボンベロ。 ボンベロは急にカナコに料理をするよう命じます。 カナコはボンベロの勢いに押されて、ボンベロに教えてもらった、しかし自分なりのハンバーガーをつくりあげます。 完成した直後、扉は無礼図によって吹き飛ばされ、二人は再び逃亡、そして食糧庫へと向かいました。 ボンベロは銀行口座と暗証番号のメモを渡してカナコを脱出させようとします。 カナコは自分の店を開き、ボンベロの席を用意しておくことを約束すると、排気口から脱出しました。 ボンベロは、やってきた無礼図をみて自爆装置を爆破させ…。 そして時はたち、舞台はメキシコへ。 「死者の日」のお祝いで大盛り上がりの街の中、小さいダイナーを開いたカナコは、約束通りボンベロのための席を用意して今日も営業をしていました。 すると、突然扉が開かれ、そこに立っていたのは死んだかと思われたボンベロ。 カナコは喜びながらボンベロに抱き着き、ボンベロもそれを受け入れるのでした。 Dinner ダイナー を読んだ読書感想 蜷川実花監督の作品ということで、色彩がたいへん鮮やかな作品でした。 血が花びらによって表現されているので、グロがだめなひとも大丈夫です。 一つ一つの装飾が美しく、見ていて全く飽きがこなかったです。 また、ストーリーのテンポもよく、そこそこの上映時間だったのにも関わらず体感時間は一瞬でした。 ドリンクを購入して映画に臨んだのですが、呆然からずっと口を開けてみていたので一口ぐらいしか飲めなくて、エンドロールあと慌てて飲み干しました。 ストーリーは単純明快で分かりやすいので、疲れていて気分をあげたいときにぼけーっと見ているのが良いのかもしれません。

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