控え させ て いただき ます。 「ご遠慮ください」と「お控えください」の意味の違いと使い分け

[B! Togetter] 『感染拡大防止のため、スタッフからの積極的なお声がけは控えさせていただきます』アパレルショップの貼り紙に「ずっとそれで頼む…」と思う人たち

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「ご遠慮ください」の意味 「ご遠慮ください」の意味は「慎んでください・控えてください」 「ご遠慮ください」の意味は「 慎んでください・控えてください」という意味で使用される表現で、 相手に何かを「やめてほしい」とお願いをする場面で使用される言葉です。 例えば、目上の人やお客様にたいして「やめてください」と注意するのは勇気がいりますよね。 そんなときに、お互いが不愉快な思いをすることなく注意できる表現が「ご遠慮ください」という言葉です。 「ご遠慮ください」の本来の意味は「禁止」ではない 「ご遠慮ください」には、 本来「禁止」という意味はありません。 「遠慮」という言葉には「行動や言動を控えめにする」という意味があるため、「できれば控えてください」というのが本来の意味合いになります。 つまり、「ご遠慮ください」は遠回しに相手に抑制を促す表現であるということです。 「ご遠慮ください」は「遠慮」に尊敬を表す接頭語の「ご」をつけた敬語表現 「ご遠慮ください」は、「遠慮」という言葉に 尊敬を表す接頭語の「ご」をつけて、さらに「くれ」の丁寧語である「ください」をつけた敬語表現です。 この場合の「ご〜ください」は、相手に要望・懇願する意をして使用されています。 つまり、「遠慮してください」というお願いをする丁寧な表現が「ご遠慮ください」であるということがわかります。 「ご遠慮ください」の使い方と注意点 「遠慮」は本来自分に対して使用する言葉なので、誤用という意見も 「ご遠慮ください」という表現を使用することは、誤用であるという意見もあります。 理由としては、「遠慮」という言葉は「自分自身の言動や行動を慎む・控える」という意味であり、 本来は自分に対して使用する言葉であるということがあげられます。 したがって、相手に対して「控えてほしい」という意味合いで使用することは本来誤用であると言えるのです。 しかし、現代では広く使われている表現であるため、一概に間違いだから使うべきではないとは言えないのです。 「〜ください」は強い命令口調に感じられてしまうことも 「ご遠慮ください」の「〜ください」という表現は、「くださる」の命令形となります。 「くださる」は、元々、相手に物や何かを請求する意を表す 「くれ」の尊敬語であるため、相手にお願いをする場面で使用すると強い命令口調に感じられてしまうのです。 したがって、「ご遠慮ください」とお願いする場合は、相手に深いな思いをさせてしまうことがないよう注意を払う必要がありうと言えます。 目上やお客様に使用する場合はクッション言葉を使用する 目上の人やお客様に「ご遠慮ください」と伝える場合は、クッション言葉を使用しましょう。 クッション言葉とは、主に ・恐れ入りますが ・大変申し訳ありませんが ・失礼ですが ・せっかくですが といった相手への配慮や思いやりを示す言葉のことをいいます。 「やめてください」とストレートに言ってしまうと、きつい印象を与え相手に深いな思いをさせてしまうことがありますし、お願いをする側もとても言いづらいものです。 しかし、クッション言葉を使用することで、「やめてください」のような、きつい言葉を和らげることができます。 「ご遠慮ください」と言われたら「やらない・やめておく」ことがマナー 「ご遠慮ください」と言われた場合は、「控えてください」というニュアンスであっても遠回しに「やめてください」とお願いをされていることと同じであるため、「やらない・やめておく」ことがマナーです。 「控えめにしてください」「控えめであればやってもよい」という意味で使用されているわけではありませんので注意してください。 「ご遠慮ください」の丁寧な敬語表現・例文 「固くご遠慮願います」 「固くご遠慮願います」の「固く」は、「 心が動揺したり、用意に変わったりしない」という意味合いで使用される言葉です。 つまり、「固くご遠慮願います」という言い回しをすることで、 「禁止」の意味合いを強めている表現です。 また、「願います」は「願う」の丁寧語ですが、相手を敬う表現ではありません。 お願いをするには少々丁寧さにかける表現であるため使用する場面には注意が必要です。 例文 「未成年のお客様のご入店は固くご遠慮願います」 「上映中の携帯電話のご使用は固くご遠慮願います」 「喫煙所以外での喫煙は固くご遠慮願います」 「プログラム途中での入退室は固くご遠慮願います」 「ご遠慮くださいませ」 「ご遠慮くださいませ」の「くださいませ」は、 ・「ください」=補助動詞「くださる」の連用形「くださり」がイ音便に変化した形 ・「ませ」=丁寧の助動詞「ます」の命令形 で成り立っています。 「ください」は「相手に何かを要望・懇願する意」を表し、「ませ」は「 丁寧な気持ちを込めて、相手にある動作を要求する意」「丁寧な気持ちを込めて挨拶する意」を表します。 したがって、「ご遠慮くださいませ」は「遠慮すること」を丁寧にお願いをしている表現であるということがわかります。 例文 「恐れ入りますがこの場所でのご喫煙はご遠慮くださいませ」 「上映中の席のご移動は周りのお客様のご迷惑となりますのでご遠慮くだいませ」 「現段階ではご質問にはお答えできかねますので、ご遠慮ください」 「ご遠慮いただければと存じます」「ご遠慮いただきたく存じます」 「ご遠慮いただければと存じます」「ご遠慮いただきたく存じます」は、「 ご遠慮してもらえたらと思います」「 ご遠慮してもらいたいと思います」という意味合いで使用される言い回しです。 「ご遠慮いただければと存じます」の例文 「この先の関係者以外の立ち入りはご遠慮いただければと存じます」 「こちらでのご飲食はご遠慮いただければと存じます」 「店内への飲食物のお持込はご遠慮いただければと存じます」 「ご遠慮いただきたく存じます」 「開始1時間前より前の場所とりはご遠慮いただきたく存じます」 「フラッシュ撮影は、ご遠慮いただきたく存じます」 「こちらにあります資料の持ち出しはご遠慮いただきたく存じます」 「ご遠慮くださいますようお願い申し上げます」「ご遠慮のほどお願い申し上げます」 「ご遠慮くださいますようお願い申し上げます」「ご遠慮のほどお願い申し上げます」は、「 遠慮してくれるようお願いします」という意味の言い回しです。 「くださいますよう〜」と「〜のほど」を使用することによって、「〜してくれるよう」という意味合いになり、 断定を避けて表現を和らげることができます。 したがって、「ご遠慮くださいますようお願い申し上げます」と「ご遠慮のほどお願い申し上げます」はともに、とても丁寧な表現であるといえます。 「ご遠慮くださいますようお願い申し上げます」の例文 「本日の会議内容の口外はご遠慮くださいますようお願い申し上げます」 「申し訳ございませんが、こちらでのご飲食はご遠慮くださいますようお願い申し上げます」 「恐れ入りますが、会場内の撮影はご遠慮くださいますようお願い申し上げます」 「ご遠慮のほどお願い申し上げます」の例文 「チラシの投函はご遠慮のほどお願い申し上げます」 「こちらに使用されております画像の無断転載はご遠慮のほどお願い申し上げます」 「お部屋での喫煙はご遠慮のほどお願い申し上げます」 「ご遠慮いただければ幸いです」 「ご遠慮いただければ幸いです」は、「 遠慮してもらえると嬉しいです」というニュアンスになります。 「幸いです」は、ビジネスメールなどで相手に何かを依頼するときに用いることが多い言葉で「幸いです」をお願いをするときに使う場合は、「 〜してくれるとありがたい」という意味になります。 「〜してください」と頼むよりも「〜していただけると幸いです」「〜していただけたら幸いです」などといった方が、柔らかい印象になるため、「ご遠慮いただければ幸いです」とすることで、かなり柔らかくお願いをすることができます。 例文 「こちらでの写真撮影はご遠慮いただければ幸いです」 「お一人様5つ以上のご購入は他のお客様のためにもご遠慮いただければ幸いです」 「未成年のお客様のご入場はご遠慮いただければ幸いです」 「ご遠慮ください」と「お控えください」の違い 「お控え下さい」の意味は「配慮して自分の行動を抑えてください」 「お控えください」は、「控える」という言葉に接頭語の「お」に、「くれ」の丁寧語である「ください」をつけた言葉です。 「控える」には、 ・分量や程度をおさえて度を越さないようにする ・あることを配慮して自分の行動を抑える ・差し控える といった意味がある、相手に「抑制してほしい」と禁止を促す表現です。 「遠慮」は漢語で「控える」は「和語」 「ご遠慮ください」も「お控えください」も、「やめてください」という意味の言い回しです。 「 ご遠慮ください」は「 漢語」で、元々は中国で使用されていた言葉 「 お控え下さい」は「 和語」で、元々は日本で使用されていた言葉 であるという種類の違いがあります。 「漢語」はストレートに物事を伝える言葉であるため和語に言い換えて表現を柔らかくするという場合がります。 例えば、 〈漢語〉 謝罪 〈和語〉 お詫び 〈漢語〉 希望 〈和語〉 望む といった例があげられ、同じように「ご遠慮ください」と表現するよりも和語である「お控えください」を使用したほうが印象が柔らかくなります。 「お控え下さい」の例文 例文 「公演中に席をお立ちになることはお控えください」 「喫煙所以外での喫煙はお控えくださいますようお願い申し上げます」 「映画の内容に関する郊外はお控えくださいますようご理解とご協力お願い申し上げます」 「開場前のご来園は、お控えいただければと存じます」 「選手に関するご質問はお控えいただきたく存じます」 「お子様のみでのご利用は危険ですのでお控えください」 「ご遠慮ください」のほうが禁止の意味合いが強く感じる どちらにも「おやめください」というニュアンスを含んで使用されることが多いですが、上述したように「漢語」である「ご遠慮ください」のほうがどちらかというと禁止の意味合いが強く感じられます。 「控えてください」はかなり柔らかい印であるのが一般的なイメージであるため、強制的なニュアンスを含めて伝えたいのであれば「ご遠慮ください」と使用するのがいいでしょう。 「しないでください」という禁止の意味がある敬語表現 「おやめください」 「おやめください」は、 「止め」という言葉に接頭語の「お」と「ください」をつけて丁寧語にした表現です。 「やめてください」と伝えるよりは丁寧な表現にはなりますが、かなりストレートな表現であるため、目上の人に使用する場合などは注意が必要です。 「やめていただけませんか」「おやめくださいますか」といった表現のほう柔らかいニュアンスになります。 例文 ・駆け込み乗車は大変危険ですのでおやめください。 ・タバコのポイ捨てはおやめください。 「ご容赦ください」 「ご容赦ください」の「容赦」は「 ようしゃ」と読みます。 「容赦」の意味は「 許す、大目に見る」で、「ご容赦ください」は「許してください」「大目に見てください」の尊敬語になります。 「ご容赦ください」は尊敬語ですので、目上の人に対して使うのが正しい使い方です。 立場が同じもしくは下の人に使うと過剰な敬語使用とみなされてしまいます。 ビジネスシーンでは企業が顧客や取引先に対して使うのが一般的で、また口語より文章で使うことの方が多い言葉となります。 例文 ・会場内は走らないよう、何卒ご容赦ください。 ・この場所での喫煙はご容赦くださいますようお願い申し上げます。 「お断りいたします」 「お断りいたします」は、人の申し出、依頼、希望を受け入れない際に使う言葉で、「 辞退する」「 拒否する」といった意味があります。 直接的な響きのある言い回しなので、目上の人に対して使用すると失礼だ感じる人もいるかもしれませんが、「お断りいたします」は敬語として全く問題ない正しい表現です。 例文 ・家庭ごみのお持ち込みはお断りいたします。 ・ペット同伴でのご入店はお断りいたします。

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NHK訪問員のお手続きについて

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控える(ひかえる)の意味は…• 待つ・待機する• そばにいる• 空間・時間が迫っている、近くに位置する、近くに予定される• 度を越さないように、分量・度数などを少なめにおさえる。 節制する• 自制や配慮をして、それをやめておく。 ちなみに敬語はにするときは尊敬語or謙譲語「お(ご)」で「お控え」というようにします。 「自分がお控えする」のであれば謙譲語としての使い方。 上司・目上・取引先などの「相手がお控えくださる」のであれば尊敬語としての使い方。 依頼・お願いにつかう敬語フレーズです。 「お控えいただきますよう」の敬語を細かくみていくと、以下のような成り立ちです。 丁寧語「ます」+「~ように」で「お控えくださいますよう」 尊敬語をうまくつかい、この上なく丁寧な敬語表現となっていることがわかります。 「お控えください」単体としての意味は「〜してくれ」「〜して欲しい」の丁寧な言いまわしと考えることができます。 ところが、 「お控えください」は敬語ではあるものの、結局のところ命令形であるために強い口調となります。 そこで「ますようにお願い」と続けることで「お願い」とすり替え、やんわ〜りとした表現にしています。 とても丁寧な敬語フレーズと言えますね。 したがって目上(上司・先輩・取引先)やビジネスメールにふさわしい敬語フレーズです。 ちなみに「お控え」の「お(ご)」は謙譲語と尊敬語の使い方があります。 ここでは「相手が〜してくれる」というように相手を主語にしているため尊敬語としての使い方です。 【補足】 謙譲語とか尊敬語がむずかしく感じるあなたは「お(ご)~くださる」セットで敬語(尊敬語)と覚えておきましょう。 「~」の部分には「連絡」「査収」「了承」などいろいろ使えます。 なお謙譲語と尊敬語には両方とも「お(ご)〜」の使い方があります。 くわしくは後ろで解説しています。 依頼・お願いにつかう敬語フレーズです。 「お控えいただきますよう」の敬語を細かくみていくと、以下のような成り立ちです。 ビジネスメール結びとして一般的なのは「お控えくださいますよう〜」のほうですが、心底どちらでも差し支えありません。 たとえば結び・締めに使う「お願い」するときのシーンを考えましょう すると… 「ご容赦 くださいますようお願い申し上げます」 「ご容赦 いただきますようお願い申し上げます」 「ご了承 くださいますようお願い申し上げます」 「ご了承 いただきますようお願い申し上げます」 「ご確認 くださいますようお願い申し上げます」 「ご確認 いただきますようお願い申し上げます」 こんな敬語フレーズをよく使います。 実はこれらは「くださる」を使うのが一般的です… 「いただく」としても丁寧ではありますが… ところが、たとえば何かをもらった時のお礼のシーンを考えます。 「たいそうな お品をくださりありがとうございました」 「たいそうな お品をいただきありがとうございました」 もうひとつ、 「いつも ご利用 くださりありがとうございます」 「いつも ご利用 いただきありがとうございます」 上記の例文はどれも敬語としては正しい使い方。 ただ圧倒的に「いただき〜」とするほうが多いですね。 結び・締めに使うフレーズとしては「くださいますよう」のほうが一般的で、お礼に使うフレーズとしては「いただきありがとう」を使うのが一般的です。 相手の行為にたいして使い、自分の行為には使わないことが基本。 自分の行為に使い、相手の行為には使わないことが基本(例外あり)。 「お控えください」は目上に失礼とまでは言わないものの、親しい取引先や上司および社内のコミュニケーションにつかえる程度の丁寧レベル。 つかっても失礼ということでは無いのですが… ビジネス文書・メールや初対面の相手など気をつかうべきシーンではより丁寧な敬語に言い換えすると好感度UPします。 これまで見てきたように、 「お控えくださいますようお願い申し上げます」「お控えいただきますようお願い申し上げます」「お控えいただければ幸いです」などとして使うとすばらしい敬語表現となります。 あるいは上司・目上など社内コミュニケーション、親しい取引先にもOK。 が、ビジネスメールにおいてはより堅苦しい敬語フレーズが好まれます。 なぜならメールは会話と違い、態度で敬意をしめすことができないから。 メールにおいては丁寧な敬語フレーズを使うことが上司や目上のひとにたいする最大限の配慮なのです。 とくに、 あまり親睦のない取引先への社外メールや、きびしい上司・目上へのビジネスメールには言い換えするほうが無難です。 相手に「控えてほしい」、つまり何かしらのお願い・依頼ビジネスメールに使うフレーズですので、より丁寧な文章を心がけたいものです。 謙譲語は自分の動作を低めて相手を敬うため、基本は自分の動作にしか使えない• 正しい敬語である根拠 まずは結論だけ述べますが「お控えいただきますよう」は間違った謙譲語ではありません。 「お控えいただく」は 「私が相手に控えてもらう」という意味。 自分が上司・目上・取引先など相手に「〜してもらう」の主語は自分であるハズ。 したがって自分を低めて上司・目上・取引先をたてる謙譲語「いただく」をつかいます。 ちなみに尊敬語をつかって相手の行為をたてるのであれば… 「お控えくださる=相手が控えてくださる」をつかえばOK。 じつは尊敬語と謙譲語にはどちらも「お(ご)」の使い方があります。 謙譲語としての「お(ご)」の使い方はたとえば、 「会議日程の ご連絡」 「忘年会開催の お控え」 「販売状況の ご報告」 「転勤の ご挨拶」 「貴社ご訪問の お願い」 こんな感じのフレーズがあります。 よくビジネスメールの件名で目にする表現ですね。 ところが例文は自分が「ご連絡・お控え・ご報告・ご挨拶」するため「お(ご)」をつかうのはおかしいと感じるかたもいらっしゃることでしょう。 これは、 謙譲語「お(ご)」の使い方を知らないためにくる勘違いです。 尊敬語の「お(ご)」だと勘違いしているために間違い敬語と感じるのですが、実際にはどれも正しい敬語をつかっています。 お(ご)〜する お(ご)〜します• お(ご)〜いたす お(ご)〜いたします• お(ご)〜いただく お(ご)〜いただきます• お(ご)〜申し上げる お(ご)〜申し上げます• たとえば「了承」「確認」「連絡」「検討」「容赦」「査収」「取り計らい」など。 「お(ご)」は省略しても丁寧なケースあり。 また丁寧語「ます」とくみあわせて「〜します」「〜いたします」とするのが丁寧な使い方ですのでご留意ください。 ちなみに、これは文化庁の「敬語の指針」においても解説されています。 私のような頭の悪い人には難しいのですが、ご興味ありましたら以下のリンクよりどうぞ。 言いたいことはどれもおなじく「控えてほしい」なのですが… 「お控え いただきたく存じます = 控えてほしいと思います」 とすることで「控えてほしいなぁ」というあなたの希望・願望を伝える敬語にしています。 敬語の解説 「お控え いただきたく存じます」の敬語の成り立ちとしては…• 願望「〜したい」で「お控えいただきたい」• さらに丁寧語「ます」で「お控えいただきたく存じます」 謙譲語をうまくつかい、このうえなく丁寧な敬語フレーズとなっていることがわかります。 したがって上司・目上やビジネスメールで使うのにふさわしい表現、と言えるでしょう。 ほかにも使える敬語 他にも…• 【例文】お控えいただければと存じます• 【例文】お控えいただければ幸いです• 【例文】お控えいただけましたら幸いです なども似たような意味であり、とても丁寧な敬語です。 可能の「ける・れる・られる」で「お控えいただける」• さらに丁寧語「ます」で「お控えいただけます」• したがって上司・目上・社外取引先につかえる素晴らしい敬語、と言えるでしょう。 「お控えいただく・お控えくださる」は「ご遠慮いただく・ご遠慮くださる」をつかった敬語に言い換えることもできます。 「控える」ということはつまり「遠慮する」ことなので、どちらも結局のところおなじことを言っている訳です。 人に対して、言葉や行動を慎み控えること。 辞退すること。 また、ある場所から引き下がること。 ちなみに敬語は「遠慮」に尊敬語or謙譲語「お(ご)」で「ご遠慮」というようになります。 「自分がご遠慮する」のであれば謙譲語としての使い方。 上司・目上・取引先などの「相手がご遠慮くださる」のであれば尊敬語としての使い方。 というように2パターンあります。 例文「ご遠慮ください」• 例文「ご遠慮くださいませ」• 例文「ご遠慮いただきたく、お願い致します」• 例文「ご遠慮いただきたく存じます」• 例文「ご遠慮いただければと存じます」• 例文「ご遠慮のほどお願い申し上げます」• 例文「ご遠慮くださいますようお願い申し上げます」• 例文「ご遠慮いただきますようお願い申し上げます」• 例文「ご遠慮いただければ幸いです」• 例文「ご遠慮賜りますようお願い申し上げます」• 例文「ご遠慮いただけましたら幸甚に存じます」• 例文「ご遠慮賜れますと幸甚に存じます」• 例文「ご遠慮賜れましたら幸甚に存じます」 補)幸甚(こうじん)の意味は「この上もない幸せ。 大変ありがたいこと。 また、そのさま」 補)敬語の解説はこれまでと重複するため省きます 使い方・ビジネスメール例文【全文】 こうして長々と読んでいてもイメージがつかみにくいかと思いますので、より実践的に。 ここでは「お控えくださいますよう vs いただきますよう」をつかったビジネスメール例文を紹介します。 どれも目上・上司・取引先にふさわしい丁寧な敬語にしていますので、ご参考にどうぞ。 幹事を務めさせて頂きます、総務部・ノマドと申します。 仕事では関わることの少ない部署間の交流を深めるための、懇親の場といたしたく存じます。 皆様お誘い合わせの上、ぜひご参加ください。 どうぞよろしくお願いいたします。 マナーを欠くような行為はくれぐれもお控えください。 「記」は中央ぞろえ、「以上」は右寄せだが、ビジネスメールでは相手のメール環境によってレイアウトが崩れるのでどちらも左寄せでよい• 幹事を務めさせて頂きます、営業部ノマドです。 さわやかな季節を迎え、皆様ご清祥にお過ごしのこととお喜び申し上げます。 さて、恒例となっております「ノマド杯2018ゴルフコンペ」につき、下記のとおり開催いたします。 なお、本メールはご参加される方全員へお送りしております。 急用などでご欠席される場合は事前に小職までお申し付けください。 また当日は一般の方々もご利用なさいます。 周囲へ迷惑となるような行為はくれぐれもお控えいただきますよう、あわせてお願い申し上げます。 どうぞ宜しくお願いいたします。 また「ご遠慮」を使っても丁寧• 他にもつかえる丁寧な言い換え 敬語の種類というのは本当にいろいろあります。 ほんの一例ですが、上司・目上・取引先などに「控えてほしい」ときにつかえる例文をまとめておきます。 下にいくほど丁寧な敬語になります(場面によってはバカ丁寧に感じられるためご注意を)。 また、おすすめの敬語フレーズは青文字にしておきます。 お控えください• お控えくださいませ• お控えいただけますか?• お控えください• お控えくださいませ• お控えいただけますか• お控えいただけますでしょうか• お控えいただきたく、お願い致します• お控えいただきたく存じます• お控えいただければと存じます• お控えくださいますようお願い申し上げます• お控えいただきますようお願い申し上げます• 【敬語の補足】 ・「お願い申し上げます=お願い致します」に言い換えOK ・「存じる」は「思う」の謙譲語 ・「いただきたく」は謙譲語「いただく」+願望「~たい」 ・「いただければ」は謙譲語「いただく」+可能形+仮定「たら・れば」 ・幸甚(こうじん)の意味は「この上もない幸せ。 大変ありがたいこと。 お控えくださいませ• お控えいただきたく、お願い致します• お控えいただきたく存じます• お控えいただければと存じます• お控えいただきますようお願い申し上げます• お控えいただけますようお願い申し上げます• お控えくださいますようお願い申し上げます• お控えいただければ幸いです• お控えいただければ幸甚に存じます• お控えいただけましたら幸いです• お控えいただけますと幸いです• お控えいただけますと幸甚に存じます• お控えいただけましたら幸甚でございます• お控えいただけましたら幸甚に存じます.

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「ご遠慮ください」と「お控えください」の意味の違いと使い分け

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1 時間や順番などが来るのを待つこと。 待機すること。 2 忘れないように書きとめておくこと。 また、その書いたもの。 3 必要時のために別に用意しておくこと。 また、そのもの。 4 正式の書類とは別に、写しとしてとっておくもの。 5 建造物の支えとして補う柱・壁・杭 くい など。 6 生け花で、主な枝のほかに添えに出す枝。 7 石垣の、積み石の奥行き。 8 櫓 ろ を操って船首を左の方に向けること。 9 引きとめること。 制止すること。 10 そばにいて加護すること。

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