香典 渡す とき。 香典を渡すタイミングはいつ?親族の場合や家族葬での渡し方も解説

香典の渡し方はどうする?後日渡す場合や香典の書き方・包み方も解説|終活ねっと

香典 渡す とき

【挨拶の基本】 ・常に控えめに ・大きな声、笑い顔はNG 葬儀の場合には、 「この度はご愁傷様です」「この度はご愁傷様でございます」が基本の挨拶です。 でも、普段言い慣れていない言葉なので言い損ねたり、舌を噛みそうになるかもしれません。 ですので、 最初の「この度は」だけ小さな声でハッキリ言い、その後の「ご愁傷様です」はトーンを落としてごにょごにょ消えるようにしてしまって大丈夫ですし、極端にいうと、故人の家族と親しい関係でなければ黙礼で大丈夫です。 葬儀の忌み言葉としては「重ね重ね」「たびたび」「また」「四」「九」などの言葉があるのですが、常に控えめにしていれば使わなくて済むので、あまり気にしなくて大丈夫でしょう。 地方の場合には昔ながらの丁寧な挨拶をすることもあるのですが、遺族は葬儀の間ずっと取り込んでいるため、接するタイミングも殆どありませんし、あまり緊張しないで大丈夫です。 ・(女性の場合) 黒ストッキング ・アクセサリーをつける場合は結婚指輪と白か黒パールのみ(光物はNG。 2連もNG。 ) ・靴は黒のローヒール(光物の飾りや光沢のある材質はNG。 ) ・薄化粧は最低限で。 【持ち物】 ・香典(ふくさに包む) ・数珠 スポンサーリンク 香典の受付での渡し方は?何と言えばいいの? 会場についたら最初に受付で香典を渡します。 香典の渡し方は2種類あります。 というのも、芳名帳の記入がノート形式の場合と、個別カード形式の場合があるからです。 【ノート形式の場合(従来の方法)】 1 受付で香典を渡します。 2 芳名帳に氏名や住所を記帳します。 【個別カード形式の場合】 最近は後で管理がしやすい個別カード形式が増えています。 1 カードに氏名や住所を記帳します。 2 カードと香典を一緒に受付に出します。 香典を受付への渡し方と言葉掛けについて 1 受付で一礼したときの言葉 「この度は(ご愁傷様でございます)」 2 ふくさから香典を取り出して渡すときの言葉 「ご霊前にお供えください」 【ふくさから香典を出すタイミングと方法は?】 用意した香典はふくさに包んで行くのがマナーですが、この ふくさから取り出すタイミングは受付で渡す時です。 (受付待ちしているタイミングだと早すぎるのでNG。 ) 1 ふくさから香典を取り出します。 2 ふくさを手早く畳んで一旦香典をふくさの上(自分に正面向き)に置きます。 3 香典を180度右回転させて相手が見やすい向きにして渡します。 通夜の開始前に行けば空いている席に案内され、読経が始まり暫くして焼香の流れになります。 開始後に行った場合はすぐに焼香という流れになることもあります。 この手順については葬儀場の係に案内されるので覚えなくて問題ありません。 では次に焼香についてお話しします。 スポンサーリンク 焼香のお辞儀の仕方は? 焼香は立礼、座礼、回し焼香の3種類がありますが、現在は葬儀場で行う葬儀が多く、ほとんどが立礼焼香(立って行う)なので、ここでは立礼焼香についてお話しします。 一般の通夜参列者の焼香は、後ろに設けられた焼香台の前に立って行うことが多いです。 自分の順番になったら数珠を左手に持ち、次の手順で行います。 1 喪主と遺族に一礼 焼香台の数歩手前で施主や遺族に向かって一礼します。 2 遺影に一礼 焼香台の前に進んで遺影や位牌に向かって一礼します。 3 焼香 焼香では、右手3本指(親指、人差し指、中指)で香を摘み、額の高さに押しいただいてから香炉に静かに入れます。 4 合掌 数珠はこの時、両手の人差し指と親指の間にかけます。 5 遺影に一礼 再度遺影や位牌を仰ぎ見てから一礼します。 6 喪主と遺族に一礼 喪主と遺族に一礼して退席します。 この後は、自分の席に戻るケースもありますが、通夜で一般弔問客の場合はそのまま終了して通夜振る舞いの席に案内されるケースが多いです。 このあたりも、地域や葬儀場のやり方によって異なり必ず係の案内があるので、流れに従えば大丈夫です。 1 額に押しいただく宗派 真言宗・・・3回 浄土宗・・・1~3回どれもOK 日蓮宗・・・3回が基本だが、葬儀時の参列者は1回。 日蓮正宗・・・3回 天台宗・・・1回か3回どちらもOK 2 額に押しいただかない回数もある宗派 曹洞宗・・・2回(額に押しいただくのは1回目のみ) 浄土真宗本願寺派・・・1回(額に押しいただかない) 真宗大谷派・・・2回(押しいただかない) 3 額に押しいただくか決まりがない 臨済宗・・・1回~3回、様々な説や、どれでも良いとされている説もあります。 きっちりとした定めのない宗派もあり、全てを覚えるのは不可能ですよね。 また、実際に葬儀に参列する人はその宗派でない人も多いし、葬儀における焼香の回数のルールはあってないようなものです。 参列者が多い場合は「1回のみでお願いします」と指定されるケースもありますし、もし分からなかったら1回だけでも失礼にはあたりません。 あえて気になるのであれば 「自分の前の人の回数を見ておき、それに倣う」という方法が良いでしょう。 焼香は一人か数名ずつ行うため、慣れないと緊張してお辞儀や合掌の順序、焼香の回数を間違えてしまうかもしれませんが、 誰も咎める人はいませんし、故人を弔う気持ちでお参りすれば大丈夫です。 通夜振る舞いは辞退していいの?退席のタイミングは? 関東の場合は通夜の焼香後、通夜振る舞いとして別室に軽食が用意されます。 これは故人の供養の一つとされており、遺族に勧められたら辞退せずに受け、一口でも箸をつけるのがマナーとされています。 ただ、この場合、遺族はまだ通夜の最中なので式場に留まっており、長居をしないと遺族には会えないというケースが殆どです。 ですので、 これは都会の場合限定ですが、用事がある場合や小さい子供連れなど事情がある場合は軽く辞退すれば引き止められませんし、長居をして帰るタイミングが難しそう、と思った場合は断るほうが良いかもしれません。 退席のタイミングとしては、都会の場合は立食形式が多く焼香が終わった順に案内されて軽く食べ、自由に退席できるようになっているので一口箸をつけて帰るというパターンが多いです。 遺族に励ましを伝えてから帰りたい、と考えるかもしれませんが、遺族は葬儀の最中は非常に慌しいものですし、亡くなって間もないのですから悲しみの最中で、下手な励ましというのは難しい時期でしょう。 適当な言葉が見つからなければ、話しかけずにそっとしておくのが良いかもしれません。 受付で自分が弔問に訪れたことは後で確認できますし、無理に話しかけようとしなくても問題ないのです。 最後に「本日はこれで失礼します」と言って失礼するか、他の接客で忙しい様子なら目礼だけでも大丈夫でしょう。 (地方によっては一般の弔問客は通夜振る舞いの声がかからず身内だけで行うケースもありますし、家のやり方によっても異なります。 いずれにせよ、焼香後に声がかからなかったら気にせずすぐに失礼するのがマナーです。 ) 【会葬御礼品を受け取るとき】 帰る前に会葬御礼品を引換券(受付の際に渡されたもの)と交換で受け取ります。 この時には、「お持ちになってください」と係に声を掛けられるので、最初に通夜の受付で渡された引換券と交換で会葬御礼品(香典返しを兼ねていることもあります)を受け取ります。 言葉を返すとしたら、 「恐れ入ります」が無難です。 (葬儀では「ありがとうございます」は嬉しい(亡くなって嬉しい)と解釈される可能性もあるので避けたほうが良いとされています。 ) まとめ 通夜や告別式の参列は滅多にないので緊張するかもしれませんし、マナーで失敗したらどうしよう、と不安になるかもしれませんが、故人を弔う気持ちがあれば、多少の失敗は気にされませんし、案外誰も見ていないものです。 今回は、細かい流れや言葉遣いについて解説しましたが、冒頭に書いたように、「常に控えめに」「笑顔はNG」を押さえておけば無事に乗り切れます。 「この度は・・・」とごにょごにょ口を濁しても大丈夫なので、過度な緊張をしないで参列してくださいね。 葬儀や法要のことで分からないことがあったら他にも記事があるのでご覧ください。

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香典の丁寧語表現は何と言う?香典を出すときにかける言葉も解説!|終活ねっと

香典 渡す とき

初めての方へ• プランと費用• 葬儀場を探す• 葬儀の知識• 「御」が付く言葉が音読みの場合は「ご」 御馳走(ごちそう) 御案内(ごあんない) 御家族(ごかぞく)など• 「御」が付く言葉が訓読みの場合は「お」 御話(おはなし) 御米(おこめ) 御花(おはな)など• 音読みの語に付いているが「お」と読む言葉 御札(おさつ) 御天気(おてんき) 御電話(おでんわ)など 御香典(おこうでん)は上記の原則では3に当たりますが、この原則に必ず従うというわけではありません。 言葉の使い方は時代によって変わっていくので、ある使い方が絶対に正しいとは言い切れないことがよくあります。 「御香典」は実際に「ごこうでん」と読む人も多く、 間違いとまでは言えません。 迷ったら「おこうでん」と読んでおけば問題ありませんが、周りの人の読み方に合わせて柔軟に対応しましょう。 香典を出すときにかける言葉• 香典の丁寧語は「御香典」であり、一般的に「おこうでん」と読む。 香典を渡すときは簡潔なお悔やみの言葉を述べる。 香典の金額相場は5000円から10万円までと幅広い。 香典の表書きは薄墨で「御香典」「御霊前」などと書く。 香典は袱紗に包んで持参し、受付で渡す。 香典の他にも焼香の丁寧語「御焼香(おしょうこう)」や霊前の丁寧語「御霊前(ごれいぜん)」などを覚えておく。 相手を上げる「尊敬語」と自分を下げる「謙譲語」の使い分けに注意する。 葬儀では日常生活とは違うさまざまなマナーがあって大変ですが、故人をしっかりと見送るために、事前に勉強しておきましょう。 「終活ねっと」では、他にも香典や葬儀全般に関する記事を多数掲載しています。 ぜひそちらもご覧になってください。 最後までお読みいただき、ありがとうございました。 カテゴリーから記事を探す• 関連する記事•

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香典返し、手渡すときや受け取るときのお礼の言葉・言い方は?

香典 渡す とき

喪主および喪家は取り込んでいるので、来ていただいた方に「記名」をしていただきます。 古来より、この記名する帳面を「着帳 ちゃくちょう 」といいますが、 現在では「会葬者芳名録」と呼ばれます。 受付でこれを書くと、 そこで渡されるの品が「会葬御礼 の品 」です。 たとえ香典なしの手ぶらで行っても。 「わざわざ来ていただいたこと自体へのお礼」です。 本来は訃報を知った時点で皆駆けつけていましたが、現在では 通夜の時間に合わせて行くことがほとんどです。 ここでも「記名」します。 そこで渡されるの品が「弔問御礼 の品 」です。 手ぶらでも。 これも同様に「わざわざ来ていただいたことへのお礼」です。 来ていただいたことへの志の品ですから、「会葬御礼」も「弔問御礼」も ちょっとした金額のものです。 なお、香典をいただいた方へのお返しは「満中陰志」あるいは「忌明志」 と言いますが、一般には「香典返し」と呼ばれます。 こちらは香典の額の半返し程度が多いです。 なお、法事でおまいりいただいた方に持って帰っていただくものは「ひきもの」といい、 「お供えのおさがり 餅・菓子等 」とともに渡します。 披露宴でいう「引き出物」も「ひきもの」も同じ「贈り物」の意です。

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