六甲山 ロック ガーデン。 ロックガーデン岩登り | 芦屋ロックガーデンの登山ガイド

芦屋ロックガーデンおすすめコース、初心者や子連れでも楽しめます。

六甲山 ロック ガーデン

阪急芦屋川駅 阪急神戸線にある駅、線路とクロスするように芦屋川が流れている。 高座ノ滝 登山口となる茶屋のすぐそばにあるのが、高座ノ滝。 夏場には、涼を感じさせてくれる。 ロックガーデン 第1の難所。 日本のロック・クライミング発祥地としても知られる。 風吹岩 最初の絶景ポイント。 眼下には大阪湾が一望できる。 雨ケ峠 緩やかな斜面が続く道。 雨宿りもできる休憩ポイントが分岐地点にある。 本庄橋跡 ポイントとなる本庄橋跡を越えると、七曲りに達する。 名前の通り急坂で初心者には難所のひとつ。 一軒茶屋 山頂下にある茶屋。 自動販売機やトイレなどもある。 六甲山最高峰 舗装された急坂を上がると見えてくる山頂。 鉄塔が目印。 有馬バスターミナル 有馬温泉の中ほどにあるバスターミナル。 大阪・神戸方面へのお帰りに便利。 更新日:2010年4月20日.

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【六甲山】定番登山コースに飽きたら地獄谷から荒地山へ!|地獄谷〜荒地山コースのご紹介

六甲山 ロック ガーデン

兵庫県小野市の里山に囲まれて育った私が、本格的な山遊びを覚えた山は六甲山であった。 須磨アルプスの岩稜に驚き、摩耶山からの眺望に魅了され、須磨から宝塚へとのびる全山縦走路を何度も走り、歩いた。 六甲山は街と山が望遠レンズで覗いたように重なっており、アクセスが抜群に良い。 朝目覚めて、思い立ったらすぐに登山口に立てるのも魅力のひとつだろう。 その六甲山を語るうえで外せないのが、芦屋〜六甲最高峰〜有馬温泉のコースである。 六甲山でも屈指の人気を誇るこのコースで、山歩きに目覚めた人も多いのではないか。 かくいう私も何度も歩いたコースだが、また久々に歩きたくなった。 下山後の温泉とビールを楽しみにしながら、晩秋の晴れた1日、六甲最高峰と有馬温泉を目指して歩き始めた。 六甲山の登山コース概要・服装・装備• 歩行距離:約11km• 歩行時間:約5時間• 難易度:一般向け 六甲山とは、西は神戸市須磨区から、東は歌劇で知られる宝塚へと連なる山域の総称のことである。 最高地点は六甲山最高峰の931m。 北部には名湯有馬温泉を抱き、山頂付近の半分は観光地として開発され、その名は全国に知られている。 六甲山には全山縦走路をはじめ縦横に登山道が走っている。 中でも人気なのが本記事で紹介するコースだ。 六甲山登山の服装や装備 距離は長いがコース上に危険箇所はない。 特別な装備は必要ないが、最低限下記の装備を用意しておきたい。 軽登山靴、よく履き慣れた運動靴• 季節に応じた防寒着(都市部と山頂の気温差が約6度)• レインウエア• 最低限の救急キット• 地図とコンパス、もしくはスマホの登山地図アプリ• 飲み物• お弁当や軽食• 必要であれば入浴セット 数年前、六甲山中でうつむき加減に手を押さえながら歩いてくる男性に遭遇した。 よく見ると手から出血しており、なんでもイノシシにかまれたらしい。 幸いにも軽傷であったため、ガーゼの応急手当てで事無きをえた。 山は素晴らしい場所だが、同時に恐ろしい場所でもある。 山遊びは、そうした危険な場所に積極的に乗り込むわけだから、起こりうる危険に対した備えは十分にしておきたい。 服を何枚も着込んだのに暖かくない。 汗が冷えて、夏なのに寒い思いをした。 野外でこのような経験をしたことはないだろうか。 いくら高機能なアウトドアウエアを着用しても、正しく組み合わせないと効果を発揮できない。 そこで大切なのが、登山の服装の基本『レイヤリング』である。 特に地図とコンパスや、スマホの登山地図アプリは必須である。 六甲山には登山道以外の作業道やけもの道が縦横に走っており、道迷い遭難が発生してる。 登山者が多く道標も整備されているとはいえ、地図や地図アプリを必ず用意しておこう。 六甲山の登山コースガイド ロックガーデンから六甲山最高峰まではトイレがないため、ここで済ませておこう。 平日にもかかわらず、阪急芦屋川駅前の広場は、大勢の登山客でにぎわっていた。 芦屋川コースの人気の高さがうかがえる。 ここから住宅街を北に進み、ロックガーデンの入り口へと向かう。 ロックガーデンの登山口である高座の滝。 ロックガーデンは日本の近代登山発祥の地であり、藤木九三、加藤文太郎らの登山家が高みを目指してトレーニングに励んだ場所だ。 現在もロッククライミングの練習に使われるA懸垂岩やB懸尾根などに当時の名残りが見られ、岩場歩きを楽しめる。 中央尾根コースには鎖場もあるが、難易度は易しい。 注意して登れば初心者でもクリアできるだろう。 岩場を上りきり、樹林帯の尾根道を進めば、ほどなくして風吹岩(かざふきいわ)に到着する。 風吹岩の上からは芦屋の街を見渡せ、広場もあるため休憩適地である。 風吹岩を出発し、雨ヶ峠(あまがとおげ)を目指す。 急登はいったん落ち着き、しばらくなだらかな道が続く。 とはいえ、適度にアップダウンがあったり湿原を通過したりと変化に富み、登山者を飽きさせない。 登山道はよく整備され危険な場所はない。 のんびりと自然を楽しみながら歩ける道だ。 ゴルフ場を横切り、急坂を上りきれば雨ヶ峠である。 雨ヶ峠の広場にはベンチが複数設けられ、休憩適地である。 雨ヶ峠にはベンチや東屋(2019年11月現在は使用中止)が設けれら、多くの登山者はここで休憩をとる。 この先、住吉川にいったん標高を下げ、七曲りの長い急登が待ち構えるからだ。 十分に水分やエネルギーを補給しておこう。 今回はパスしたが、雨ヶ峠から分岐する『東おたふく山』も見物である。 東おたふく山は六甲山域で唯一の草原が広がり、眺望も抜群だ。 余裕があれば立ち寄ってみてほしい。 雨ヶ峠を後にし、住吉川の谷筋へと下る。 そこはちょうど紅葉の見頃であった。 美しく色づいた広葉樹が視界に飛び込み、足下には紅葉の絨毯(じゅうたん)が広がっている。 しばし足をとめて、その見事な紅葉を観察した。 本コースはもう何十回と歩いたが、それでも訪れる度に感動できるのは、自然が有する奥深さ故のことだろう。 住吉川・本庄橋跡 住吉川へと下り、本コース最大の難所『七曲り』への登りに取り付く。 河原から六甲山最高峰まで、標高差300mの尾根道を一気に登るのだ。 初心者にはつらい登りだろうが、幸い尾根からの見晴らしはなかなか良い。 場所によっては六甲山の山々から麓の街並み、その先には大阪湾まで望める。 改めて、山・街・海の近さを感じられることだろう。 息が上がればひと息つき、ひと息つく度に景色を楽しめば、あっという間に一軒茶屋に到着する。 一軒茶屋は、六甲山最高峰の直下に位置する茶屋で、江戸時代から道ゆく人々に親しまれている。 店内では、そばやうどん、カレーなどの軽食を食べられる。 余談だが、炎天下にトレイルランで七曲りの急坂を駆け上がり、疲労のすえに一軒茶屋で鼻血をだしながら食べたそばは、世界で一番うまいそばだった。 一軒茶屋からもうひと登りで六甲山最高峰に到着である。 山頂は1等三角点のある広場で、好展望地だ。 広場の中心には『六甲山最高峰』の道標が立ち、しばしば記念撮影の列ができる。 芦屋川から標準コースタイムで登ると、3時間〜3時間半で六甲山最高峰に到着するだろう。 9時前後に出発すると、昼食にはちょうど良い時間だ。 おにぎりを食べながらジェットボイル で湯を沸かし、熱々のラーメンをいただいた。 下りは魚屋道(ととやみち)経由で有馬温泉を目指す。 魚屋道の名は、魚屋が有馬の温泉宿に新鮮な魚介類を届けるために使用したことに由来する。 樹林の中をのびる静かな登山道だ。 瑞宝寺(ずいほうじ)公園へと続く筆屋道、紅葉谷へと続く炭屋道への分岐を見送り、つづら折れに下ると有馬の温泉街に到着である。 有馬温泉街への入り口。 本コースの人気が高いのは、やはり下山後の有馬温泉の存在が大きいと思う。 有馬に到着すると、土産物屋や飲食店が軒を連ね、温泉街らしい風情が漂う。 時間が許せば温泉や街歩きをぜひ楽しんでほしい。 この日は名湯『銀の湯』で汗を流した。 湯上りのビールが五臓六腑に染み渡る。 この一杯のために山を歩いている、というのは私だけではないはずだ。 程よい疲労とほろ酔いに包まれ、帰りのバスでぐっすりと眠りについた。 六甲山登山コースの温泉・立ち寄りスポット 竹中肉店 竹中肉店は、有馬温泉にある国産黒毛和牛、神戸牛を取り扱う専門肉店だ。 店頭で販売しているコロッケやミンチカツは絶品。 温泉前後の腹ごしらえにおすすめだ。 揚げたてのビーフコロッケをほおばる。 住所:〒651-1401 兵庫県神戸市北区有馬町813番地• 定休日:水曜日• 営業時間:9:00~18:00• TEL:078-904-0298• HP: 有馬温泉金の湯・銀の湯 日本三名泉・日本三古泉の有馬温泉を楽しめることが、本コースの醍醐味(だいごみ)である。 古くは豊臣秀吉が湯治に訪れたことで知られる名湯だ。 せっかくだからひと風呂浴びて行こう。 金の湯• 住所:〒651-1401 神戸市北区有馬町833• 定休日:第2火曜日・第4火曜日(祝日営業、翌日休)及び1月1日• 営業時間:午前8時~午後10時(最終入館は午後9時30分まで)• TEL:078-904-0680• 入浴料:大人(中学生以上)650円• HP: 銀の湯• 住所:〒651-1401 神戸市北区有馬町1039-1• 定休日:第1・第3火曜日(祝日営業 翌日休)及び 1月1日• 営業時間:午前9時~午後9時(入館は午後8時30分まで)• TEL:078-904-0256• 入浴料:大人(中学生以上)550円• HP: 六甲山登山へのアクセス• 行き:阪急大阪梅田駅〜280円 20分〜阪急神戸線『芦屋川』駅•

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ロックガーデン岩登り | 芦屋ロックガーデンの登山ガイド

六甲山 ロック ガーデン

芦屋川〜ロックガーデン〜六甲最高峰〜有馬温泉に飽きたなら、地獄谷から荒地山を巡ってみよう。 六甲山の銀座通りといえば芦屋川〜ロックガーデン〜六甲最高峰〜有馬温泉で、六甲山域で一番の人気コースと言っていいだろう。 初心者から経験者まで楽しめ、休日は多くのハイカーでにぎわうのだが、まるで観光地にように感じてしまうことがある。 「もっと山を感じたい」「スリルがほしい」 そんな人におすすめなのが地獄谷〜荒地山コースだ。 ここでは、地獄谷からロックガーデンのA懸垂岩、B懸垂岩跡、ピラーロック(万物相)を通過して荒地山に登るコースをご紹介しよう。 地獄谷〜荒地山コース概要• 荒地山:標高549m• 歩行距離:約7. 5km• コースタイム:約5時間(個人の能力や天候により大きく異なる)• 難易度:山慣れた人向け 地獄谷ではちょっとした沢登り、荒地山では岩場登りを楽しめる魅力あふれるコースだ。 定番コースに飽きたらぜひ地獄谷コースを試してほしい。 ただし、 地獄谷は一般登山道ではない。 道標がなく踏み跡が不明瞭であるか、無数の踏み跡が残りルートがわかりにくい場所もある。 道迷いには十分に注意し、 紙地図とGPSは必須である。 また、 2〜3mの滝や岩場をいくつか直登する。 足がかりはよく気をつければ誰でも登れるが、注意が必要だ。 初心者のみでの入山はおすすめできない。 自身のない人は経験者に同行してもらおう。 地図やGPSアプリの使い方は下記を参考に。 高座ノ滝〜地獄谷〜B懸尾根〜ピラーロック(万物相) ロックガーデンの入り口。 ロックガーデンから高座ノ滝をへて地獄谷の入り口へと向かう。 多くの人は中央尾根を登っていく。 人混みとはここでお別れだ。 地獄谷からは谷筋を進み、A懸垂岩、B懸垂岩跡、ピラーロックへと進む。 高座ノ滝。 写真には写っていないが、滝の左上に藤木九三のレリーフが刻まれている。 ロックガーデンは近代登山発祥の地とされ、藤木九三を中心に大正13年(1924年)に設立されたRCC(ロック・クライミング・クラブ)のメンバーがトレーニングを積んだ場所だ。 その時代にロックガーデン、A懸垂岩、B懸垂岩などと名付けられ現在に受け継がれている。 地獄谷は川のせせらぎを聞きながら谷筋を進む、爽やかなコースだ。 暑い時期には気持ちがいい。 地獄谷への入り口。 2〜3mの小さな滝をいくつか登っていく。 一見難しそうだが足場はしっかりしているので、3点支持で確実に登ろう。 谷筋を登り詰めるとA懸垂岩に出る。 A懸垂岩。 休日はクライマーたちでにぎわい、今でもロッククライミングの練習場所として利用されている。 この場所から近代登山の歴史が始まったと思うと感慨深い。 A懸垂岩から風吹岩方面を望む。 地図上ではB懸垂尾根を直線に進むことになっているが、実際にはいく通りものルートがあり、小径が入り組んでいる。 この岩壁を登るとB懸垂岩のピークだ。 道迷いには注意したい。 ピラーロック。 ピラーロック(万物相)に到着。 ピラーロックは奇怪な岩のオブジェである。 どのようにして造形が生まれたのだろう。 人の手では作れないであろう不思議な造形だ。 ピラーロック(万物相)〜キャッスルウォール〜岩梯子〜荒地山 ピラーロックの入り組んだ造形。 2020年6月現在、工事中で風吹岩は立ち入り禁止だった。 ピラーロックから風吹岩方面に登り、高座谷ルートへと進路をとる。 谷筋をいったん下り、砂防ダムから北に進めばキャッスルウォールに到着だ。 キャッスルウォール。 キャッスルウォールでは数人のクライマーが練習していた。 クライマーには憧れる。 ロープを使わないボルダリングなら経験があるが、ロープクライミングはやったことがない。 いつか挑戦してみたいと常々考えている。 荒地山のメインルートと合流。 キャッスルウォールを巻くように登ると、城山〜荒地山コースへと突き当たる。 荒地山方面に進み、岩梯子(いわはしご)を目指そう。 岩梯子の前で数人の登山者と雑談していたら、うっかり写真を撮り忘れた。 追記:後日写真を追加。 岩梯子はまさに岩の梯子で、荒地山の名物である。 3mほどの岩を垂直に登ると、そこからは好展望が広がっている。 岩梯子の上からの眺め。 その先は小さな岩場の連続だ。 新七衛門ぐらではザックをおろし、わずかな隙間を進む。 新七衛門ぐら(しんしちえもんぐら)では岩のトンネルを進む。 ザックを下ろさないと通れないほど狭い。 山頂の半分は観光地化された六甲山は、ロープウエイも通り誰でも手軽に登れるのが魅力だ。 岩壁から都会と海の景色を望む。 荒地山山頂直下の広場には猫が住みついている。 その中で、荒地山の岩場は2000m級の山の岩綾を思わせる。 夏のアルプス縦走や、雪山のアイゼントトレーニングが地獄谷〜荒地山で行われるのも納得だ。 山に来た、山を登った満足度が高い。 車でも行ける六甲山最高峰とは違い、自分の手足で登ってきた充実感が大きいのだ。 荒地山の山頂。 荒地山の山頂はこぢんまりとした広場で眺望はないが、休憩適地である。 六甲山の銀座ルート(芦屋〜最高峰〜有馬)と違い、人がまばらで静かに過ごせるところが良い。 ここで昼休憩をとる。 今日のメニューは麻婆春雨だ。 レトルトの麻婆春雨。 あとで気付いたのだがパッケージに3人前とあった。 滝や岩場の緊張感、地図読みの疲れから空腹で、ペロリと平らげて、おにぎり2つも完食した。 荒地山〜奥高座滝〜高座ノ滝 のんびり休憩して、再び高座谷へと進路をとる。 もちろん、余力のある人は六甲最高峰や東おたふく山を目指しても良い。 その先は有馬温泉に下るもよし、宝塚へ下るもよしだ。 荒地山を谷までおりると分岐に突き当たる。 高座谷ルートは道標こそあるものの、踏み跡が多く地図にはないルートが多数存在している。 ルートを確認し、十分に気をつけて進みたい。 奥高座滝。 しばらく歩くと再びキャッスルウォールへ到着。 まだ時間があったので、近くの奥高座滝へも立ち寄った。 マイナスイオンを浴びながら、しばし休憩する。 高座谷の石造。 高座谷からロックガーデン中央稜に合流。 再び歩き出したのは13時30分。 そろそろいい頃合いだ。 芦屋川へ下山すべく砂防ダム方面に進む。 砂防ダムまで下ればゴールは目前である。 高座の滝に帰ってきた。 ロックガーデン中央尾根と合流し、無事、高座ノ滝に到着。 芦屋川沿いの桜。 芦屋川沿いの桜を眺めながら、阪急電車で帰路についた。 関西近郊のハイキングはこちらの記事も参考に 兵庫県神戸市の背後にそびえる六甲山は、関西でも屈指の人気を誇る低山である。 中でも、六甲山最高峰から有馬温泉へと続く「芦屋川コース」や日本三大夜景で知られる「摩耶山」、それに、日本とは思えない非日常感が味わえる「須磨アルプス」が人気で、休日には多くの登山客でにぎわいを見せている。 須磨アルプスは、花崗岩むき出しの岩稜帯を歩くスリル満点のコースだ。 頂上にはお花畑が広がり、そこから南に伸びる2本の大きな尾根の間をジグザグと登山道が走る。 その特徴的な山容は、JR近江長岡駅のホームからでも一目でそれと分かるものだ。 ここでは、日本百名山の一座である伊吹山への日帰りハイキングをご紹介しよう。 登山道や頂上からは琵琶湖を見渡す絶景を楽しめる、関西屈指のおすすめコースである。 標高:1377m 標高差:約1170m 距離:約10km... 今年の夏は暑かった。 統計を取り始めた1898年以降で最も気温が高かったというから、相当なものだろう。 9月になっても10月になっても、暦の上ではとっくに秋なのに、ちっとも気温が下がらない。 11月をいく日か過ぎ、冬の足音が聞こえはじめて、ようやく秋らしい気候となった。 昼夜の寒暖差が大きくなれば山の木々が色づき始める。 大阪の紅葉の名所といえば箕面山だ。 ポンポン山という山名を初めて耳にしたとき、失礼ながらそのユニークな名前を冗談かと疑ってしまった。 本来は加茂勢(かもせ)山と呼ぶのだが、山頂で四股を踏むとポンポンと音がしたことから、ポンポン山と名付けられたといわれ、関西のハイカーに親しまれている。

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