サンジ 風邪 ひく な よ。 サンジとフタバ(エピソード)

【ワンピース100選】サンジに惚れてまう名言名シーンまとめ【ワンピース(ONE PIECE)】

サンジ 風邪 ひく な よ

サンジとフタバ(エピソード) 俺がガキの時のことだ。 無人島で適当な食材を探してたときだ。 ゼフはサンジをつれてジャングルの奥にすすむ。 「ジジィ。 どこまで行くんだよ!?」 「うるせぇ。 チビナス!ぐだぐだ言ってねーで歩け!」 「俺はチビナスじゃねぇ!」 ガサッ! 突然。 奥の茂みが動いた! サンジは慌ててゼフの後ろに隠れる。 「ビビッてんのか?チビナス」 「ビビッてねぇよ!!」 ガサガサッ! さらに茂みが動く。 茂みから女の子が歩いてきた。 ボロボロの服を着た7歳くらいの女の子だ。 サンジは女の子と目が合った。 女の子は不思議そうにサンジのことを見ている。 「お前…」 サンジは女の子の方に歩み寄る。 「名前は?」 サンジの口からそんな言葉がでた。 「親はどこだ?」 「………」 フタバは黙ったまま後ろを振り返り人差し指を立てた。 ゼフはフタバが指差した茂みの向こうに行った。 そこには女性が倒れていた。 女性の体からは大量の血が流出していた。 「おい!大丈夫か!?」 ゼフは女性を抱き上げる。 「…あ…」 女性は必死にゼフの腕をつかむ。 何かを訴えている。 「あの子を…。 あの子を…お願いします…」 そう言い残し女性は力尽きた。 ジジィはすぐには戻ってきた。 珍しく暗い顔してたな。 「なぁ。 どうしたんだよ」 ゼフは黙ったままフタバを持ち上げた。 「チビナス。 今日からこの子は…俺たちの『家族』だ」 「はぁ!なんで!?」 「なんでもだ!『家族』だ!!」 『家族だ!』って言うばかりでジジィは説明しなかった。 フタバはなんかのショックで自分の名前以外のこと全部忘れちまったんだ。 バラティエに来て数日間は一言も喋らなかった。 ただ俺とクソジジィのくだらないケンカを見てるとき…笑ったんだ。 「……フフ」 「は?」「あ?」 「キャハハハ!」 それがあいつの初めて見た『笑顔』だったんだよな。 それからは何かとよく喋るようになった。 いつの間にか島で起きたこと忘れちまったらしい。 フタバもそろそろ物事の『自覚』ができるようになったころ。 ジジィはフタバに『俺たちは本当の家族じゃない』って教えたんだ。 フタバは妙にしょげた顔したと思ったら、俺の方むいて。 「でもお兄ちゃんは、お兄ちゃんだよね」 意味。 わかってんのか。 人間の身体って便利に出来てるんですよね。 本当に耐え難いモノに対しては感覚が麻痺しちゃって、記憶に関しては忘れちゃったり・・・。 最後の「意味。 わかってんのか。 」って言葉、どういう意味なんだろう? サンジももしかしてフタバちゃんの事が・・・!?v 他にもフタバちゃんはどうして無人島なんかに居たのか、フタバちゃんの母親らしき人はどうして、血だらけで倒れていたのか・・・・伏線が沢山で、これからそれらの謎が解けて行くであろう事が、もうドキドキワクワク楽しみですね! イマイチ先の読めない展開って、色んな想像力を掻き立てられて良いですよ。 私は本当に安易に先の読める典型的な話ばっかり書いてるからなぁ・・・(涙) この話の時はまだ、フタバちゃんはちょっとおてんばなだけの女の子って感じが取れるんですが、これからサンジやゼフと付き合って行くにつれて、口が悪くなっていくんだろうなぁ~・・・。 そんな感じの自然な性格の変化(?)みたいなのも上手いなぁと思いました。 それはサンジが珍しく風邪をひいた日のことだった。 「腹減った~」 「め~し~」 飢えるルフィとウソップ。 「だらしない。 それにしても珍しいわね。 サンジ君が風邪ひくなんて」 「バカ兄が風邪ひくの始めてだよ」 「メシ~。 メシをくれ~」 「だぁうっさい!耳にタコができる!!」 耳に手を当てるフタバ。 「全く…それにしもて今夜の夕食だれが作る?」 「だよね。 いつもバカ兄が作ってたし」 悩む女性陣。 「フタバ。 お前が作れよ。 お前もコックだろ?」 「ん?…あ、そっか。 すっかり忘れた。 ウソップたまには良いこと言う!」 ウソップはムッとなるがフタバは気にしない。 「そうね。 今日はフタバに作ってもらいましょう」 「おぉ!メシ!!」 「フタバが料理つくるのか?」 首を傾げるチョッパー。 「そうだよー。 楽しみにしててね。 チョッパーちゃん」 指でチョッパーの鼻を触るフタバ。 チョッパーの顔は真っ赤になった。 =ゴーイングメリー号・台所= 「よし!作るぞ!!」 フタバが気合を入れるとチョッパーが入ってきた。 「フタバ。 おれも手伝うよ」 「大丈夫だよ。 チョッパーちゃんは楽しみにしてて」 「フタバの料理。 楽しみにしてるぞ」 チョッパーが台所から出ると…。 チョッパーが戦慄を感じたのは気のせいではあるまい。 =3時間後= 「すみませんナミさん。 迷惑かけて」 「ホントね。 休業料5万ベリー払ってちょうだい」 「えぇ!?」 「冗談よ」 微笑するサンジ。 しかし、どこか顔が引きつっている。 「ところで今日の夕食はどうするんですか?もしかして… ナミさんお手製料理が食べれるとか!?(ワクワク)」 「違うわ。 今日はフタバに作ってもらうことになったの」 「……今なんて?」 「だから今日はフタバが料理を作るのよ」 「あ、あいつに夕飯頼んだんですか?!」 「だってフタバもコックでしょ?」 「と、と、とんでもない!あいつの料理は…」 そのとき。 「行っちゃダメですナミさん!!」 サンジは必死にナミの腕を掴む。 「は?」 そして。 「ギャーーーーーーーーー!!」 =メリー号・台所= 「めしー!」 「フタバの料理は初めてだな」 「めっし~。 「…なんだこれ」 カタカタと震えながら料理を見るウソップ。 「フタバちゃん特製スペシャルディナーだよ!」 満面な笑みで答えるフタバ。 「そうじゃなくて。 なんだよこの料理!!」 料理その1 串焼きイモリ。 黒こげイモリのシチュー。 黒こげイモリ&虫のサンドウィッチ。 料理その2 芋虫の油揚げ。 ムカデ山盛りサラダ。 (紹介するのもう嫌です) 「東の島国の『ニンジャ食』って料理。 素晴らしいと思わない?自然の食べ物をそのまま活用してるんだよ。 呆れる男性陣。 「よ、用事思い出した。 オレ料理いら…」 ウソップは逃げようとするが…。 シュッ! ドアに包丁が突き刺さる。 ものすごーく震えるウソップ。 どういうこと?」 「ガキの時にあいつ本で『ニンジャ食』っていうのにハマって。 それから毎日気味のワルイ料理作って。 バラティエを地獄に変えやがった」 ゼフ、パティ、カルネ、その他のコックたちは恐怖のどん底に。 それがきっかけでバラティエをやめるコックが続出! 「クソジジィも恐れてフタバに料理作らせるの禁止にしたんです。 あのクソジジィが!!」 「……」 何度も聞こえてくるルフィ達の悲鳴。 ナミはどんな料理か想像するだけで背筋が凍った。 「たまに料理頼めば『ニンジャ食』。 クソジジィの言葉も聞かないで。 あー!思い出すだけで頭が!!」 苦しむサンジ。 ナミは言葉が見つからない。 それから3日間。 ルフィたちは生死の境をさまよったらしい。 あの程度の料理だったら、ゾロとルフィは喜んで食べそうですね。 だってゾロ、空島ではカエルとかイモリとか食材として拾ってきましたし・・・。 食べたら結構味よさそう? カエルの肉は鶏肉に似てるって言いますしね? ちなみにフタバちゃんはその忍者食、自分でも食べたのでしょうか?(笑).

次の

サンジの感動/名シーンをランキング形式で紹介!名台詞やかっこいいシーンの総まとめ集!

サンジ 風邪 ひく な よ

サニー号内に響いたナミの声にクルー達は飛び起きた。 「敵襲かっナミ!!」 どこかワクワクしたようにルフィが扉から顔を出した。。 「喜ぶところかよっ」 ウソップが唾を飛ばしながら突っ込む。 「違うの、早く、サンジくんが・・・・っ」 その言葉に集合したクルー達の隙間から覗こうと飛んだり跳ねたりしていたチョッパーは慌てて前に飛び出した。 ナミの足元にはぐったりしたサンジ。 「サンジ、どうしたんだっ?」 頭に手を当てると熱い。 驚いて一瞬手を引っ込める。 呼吸も荒いようだ。 「早く、医務室へ!」 任せとけ、とフランキーはキッチンの扉を開けた。 「・・・・過労から来る、風邪だと思う」 聴診器を外してチョッパーはクルー達を見た。 ベットに横たわる顔は青白い。 新しく仲間にブルックを加え、意気揚々と航海を始めた一味であったが、跳ね上がった懸賞金を狙う海賊狩りや海軍との戦闘がここ暫らく続いていたのだ。 他のクルー達も勿論疲労していたが、サンジはその中でも朝昼晩おやつと食事を振る舞い、増えたクルーの分も洗濯や掃除を請け負い走り回っていたのだ。 勿論クルー達は手伝うと申し出たが、『野郎共に任すと白いシャツがピンクになっちまう』と彼は笑い、『そんな暇あるなら、少しでも休んでとっととザコ片付けて飯にしようぜ』なんて言うのだ。 「そう言えば最近、咳き込んでた・・・・」 ナミが呟く。 『ちょっと煙草吸い過ぎたかな?ナミさんがおれの煙草になってくれれば・・・グハッ』 そんなナミさんもステキだーvVと踊っていたのを思い出す。 「キッチンへ向かう途中倒れたんだな」 きっともっと前から辛かった筈だ。 それでも朝ご飯を作ろうとしていたのだ。 チョッパーの眼に涙が浮かぶ。 クルー達のそれぞれが最近のサンジの事を思い出した。 夜中に喉が渇いてホットミルクを入れて貰った事。 ミカン畑に手を伸ばして蹴られた事。 チャンバラごっこに夢中になってバケツを引っ繰り返した事。 白いシャツを緑にしてしまった事。 その色々を彼は時に怒り笑い許してくれたのだ。 「チョッパー、サンジどう?」 「点滴入れたし、一週間ぐらい休んだ方がいいと思う」 「あー・・・・その間の飯は」 「って飯の心配かよっ」 びしっと突っ込むウソップ。 ぐぅうぅうううっとお腹が鳴った。 「・・・・っ」 「サンジ!」 ぼんやりとした眼がベットを囲むクルーを見つめる。 そして、はっと気付いたように飛び起きようとした。 「ごめん、時間!朝飯がっ!!」 慌ててベットから降りようとしたのをクラッチ、とロビンが抑えた。 「サンジ、風邪を引いたのよ」 「そうだぞ、少し休め」 「でも・・・・」 「風邪治るまで料理禁止だ」 「でも・・・・」 眉毛がどんどん下がっていく。 「船長命令だ」 ニカッとルフィは笑った。 チョッパーを医務室に残し、クルー達はラウンジに移動した。 「ぐるぐるが風邪引くなんてなぁ。 コーラ飲んだら治るんじゃねぇか」 「わたし、風邪なんて忘れてしまいましたよー!わたし内臓ないんですけどねー!!」 「ないぞうがないぞう・・・・ってやかましいわ!」 「うひゃひゃひゃひゃ」 ボカッスカッ 「真面目に心配しろ!全く。 あんた達は・・・・」 「ズビバセンデシタ」 ロビンはその光景を見てクスクス笑っている。 「きっとサンジくんの事だから料理出来ない事を心配しそうね・・・・ 兎に角、サンジくんが治るまでのご飯はあたしとロビンが作るから」 勿論有料よvとナミはウィンクした。 「・・・・早く、治って欲しいな」 「そうだな・・・・」 たんこぶを押さえながら男達は頷き合うのであった。 一方、キッチン。 ナミはサンジ愛用のエプロンを着て腕を捲くった。 仕込みは多少してあるんだし多分何とかなるだろう。 の筈だったが・・・・。 「きゃー、ロビン卵の殻入ってる!」 「・・・・入れないモノなの?」 カルシウム取れそうなんだけど。 「それ塩!」 「あらあら」 やっぱり早くサンジくんに治って欲しい。 ナミは心の底からそう思った。 一方、この男は。 「ぅあ?・・・・寝てた」 トレーニングルーム兼展望室。 ゾロは大きな欠伸をした。 なんだかいつもより寝た気がする。 そう言えば今日はグルグル眉毛が起こしに来なかったのだ。 珍しい事もあるな。 些か乱暴ではあったがサンジと触れ合えるその時間をゾロは結構気に入っていた。 「よし、敵襲なし」 起き上がって窓から外を見る。 事後確認かよっとウソップの突っ込みが聞こえそうだが無視。 今から行っても多分自分の分の朝食は取ってあるだろう。 『てめぇの胃と背中がくっついたら剥がすの大変なんだ』と真っ赤な顔をしていた恋人を思い出す。 デザートにキスぐらいしたいなぁと思いながらゾロはキッチンの扉を開けた。 扉の向こうは、戦場だった。 「あいつが風邪引いたぁ?」 一食10万ベリーの朝食を何とか食べ、ゾロは頷いたウソップに聞いた。 「一週間ほどお休みだ」 「なんとかは何とやらって言うのにな・・・・」 それ、多分サンジはお前には言って欲しくないと思う。 ウソップは心の中で突っ込んだ。 ・・・・そう言えば昨日はいつもより体が熱かった気がする。 「それ、何時知ったのか言わなくてもいいからな・・・・」 一食10万ベリーで、おやつ込みで・・・・とにこやかに算盤を弾くナミを見ながら。 「今順番にお見舞いに行ってるから、ゾロも後で行けよ」 そーか、眼が潤んでたのは熱の為かとか呟いているゾロにウソップは思った。 原因こいつじゃね? ゴホッゴホッ 自分の咳がやけに響く。 ぼーっとした頭を抱えながらサンジは天井を見ていた。 あいつらはちゃんと飯食えたんだろうか。 仕込みはしてあるけど、レディの手を煩わせる事になってしまった。 そろそろ洗濯も溜まる頃だ。 戦闘の返り血を放っておくと落ちにくいのだ。 ちゃんと掃除も出来るのかな。 血の臭いのする船は食欲も無くなるしごめんだと思う。 何より、皆連日の戦闘で疲れて居るのだ。 「おれ、こっくなのに、何してんだろ」 声は小さい。 バンッ 扉が開いて、ヒョコッとウソップの顔が覗く。 続いて、ルフィの満面の笑顔。 背後でチョッパーがあんまり長いのはダメだぞと言ってるのが聞こえる。 「サンジ、おれ魚釣ったんだ!」 「すげーんだぞ!エレファントホンマグロの倍はあるぞ!」 「丸焼きがいいかなー!」 「姿焼きもいいな!」 「それ一緒じゃん!」 「肉も釣りてぇよな!」 「釣れるかっ!よし、ルフィ、おれが島ほどある巨大な肉を釣った時の話をしてやる」 「ええっほんとか!」 ウソップの鼻の長くなる話にチョッパーとルフィはキラキラした顔で聞いている。 食っても食っても無くならないもんで海王類と分け合っても無くならないとか、 あんまり美味すぎてほっぺたが落ちて探すのが大変だったとか。 なんだかそんな話を聞いているとサンジは次第に笑顔になっていった。 その顔を見てルフィが笑う。 彼独特のししし、という笑い方で。 「ナミとロビンの料理もいいけど、やっぱサンジの飯が一番だなー」 「有料だしな」 「殻入ってたしな」 「ばか、ナミさんとロビンちゃんのご飯だぞ!」 羨まし過ぎる。 そう言うサンジの頭をポンポンとルフィは叩いた。 「おれ達もっといっぱい魚釣るからなー!」 「アクアリウムいっぱいにしてやる!」 「おれ、いい薬調合するからな!」 笑う年少組の顔をサンジは嬉しそうに見た。 「サメだけは入れるなよ」 「・・・・善処します」 「ってもう入れたんかいっ」 笑っていると、今度は代わりにキッチンの扉が開いた。 「サンジくん、お粥食べれる?」 「大丈夫?サンジ」 お二人の顔を見たら治りましたよーvVと言うサンジ。 まぁ、まだ顔は真っ赤なので説得力は無い。 熱いから気をつけてね、とロビンが体を起こしてくれる。 医務室の椅子を引き寄せナミは座ると膝の上の盆からお粥を取り出し、レンゲにつぐ。 「はい、ふー、ふー・・・・」 あぁ、おれこのまま死んでもいいです。 違う意味で。 「あーん」 ぱくっ ・・・・サンジの顔がどんどん真っ青になっていった。 「あら、大さじ1じゃなかったかしら」 「ロビン、それお玉だから」 あぁ、うん。 このまま死にそう。 幸せだけど。 勿論食べ物である以前にレディの作ったものだ。 サンジは残さず食べた。 「・・・・胃薬も調合しよう」 チョッパーが何か言っていた。 因みに、この男は。 タイミングを失っていた。 キッチンの壁に凭れ掛かり医務室の喧騒を聞く。 年少組が魚を持ってきて、ウソップの長丁場が始まり、 女共がよくわからないものをあいつに食べさせていた。 どれにもあいつは嬉しそうだ。 ・・・・ちょっと面白くない。 ゾロも何かしようと思ったが、釣りは得意ではないし、料理なんてした事は無い。 何ならいいか。 簡単に言えばセックスしか思いつかなかったのである。 脳みそ筋肉ならそれが限界だろなとかあいつの声が聞こえてくる気がする。 ちょっと、熱に潤んだ眼とか想像するとダメだった。 うん、本当にダメだった。 喧騒が止み、お、そろそろ人が居なくなったし・・・・とキッチン側の扉に手をかけたゾロの耳に反対側の扉が開いた音が聞こえた。 夢を見ていた。 ぼんやりとしていた。 頭がガンガンして体が熱い。 自分の呼吸が煩い。 扉の向こうでキッチンの喧騒が聞こえる。 いつもその中に居るのに、やけに遠い。 おれ、こんなところで風邪に負けてる場合じゃないんだ。 早く大人になりたい。 置いてかれる。 おれ、こっくなのに、 「・・・・・・っ」 「お、起こしちまったか」 眼を開けると大きな手があった。 手は額のタオルを外すと、水で洗って絞る。 そしてまた額に載せた。 ひんやりとする。 「つめてぇ・・・・」 「気持ちいいだろ?」 「うん・・・・」 眼を閉じる。 「魘されてたみたいだけど、大丈夫か?」 悪い、無理やり起こしてしまった。 困ったようにフランキーは頭を掻いた。 「あー・・・・あぁ、昔の夢を見てた・・・・」 小さな頃、バラティエで、同じように風邪を引いた事。 あの時も大きな手がタオルを取り替えてくれた。 「夢か」 「うん・・・・」 フランキーはサンジの過去の話はまだ聞いていなかった。 女たらしで料理が美味くて気と足癖の強いコックで眉毛がぐるぐる、という印象しかまだない。 フランキーとしてはもう少し関わってみたかったが、いつもゾロが眼を光らせていていて正直近寄れなかったのだ。 こんな表情するんだな。 熱に浮かされたサンジの顔は幼い。 まぁ年齢だけ取ったら自分よりずっと若いんだから当たり前なんだけどこのコックはいつも笑っているか怒っているかデレデレしている。 なんだかウォーターセブンに置いて来た子分の顔が浮かんだ。 「おれ、こんな所で風邪引いてる場合じゃないんだ・・・・」 朦朧としているのか、サンジの口調は何時の話なのかわからない。 「おれはこっくだから」 おれは皆を生かす。 それがおれの仕事。 「なのに・・・・」 全く。 フランキーは空ろな金髪の頭をグシャグシャにかき混ぜた。 「こんな時ぐらい、甘えろ」 おれ達はいつもおめぇに助けられてるんだぞ。 「料理の事はわからんが、あー・・・・洗い物ぐらいなら出来る」 掃除は良く取れる掃除機を発明してやる。 洗濯もおれは海パン一丁だし。 「だから、甘えていい」 きっとこの金髪は優しいのだろう、と思う。 口は悪いし足もすぐに出るが、よく周りの空気を詠んでいる。 自分の身を犠牲にしても笑うのだろう。 「大体、普段おめぇが面倒みてるアイツらがそれぐらいでへばったりしねぇよ」 大丈夫だ。 フランキーはサンジの頭を撫でる。 そうだな、とサンジは笑って、 「なんか、フランキー、じじぃみてぇ」 「おれはスーパーだがもう少し若いぞ」 違うんだよ、おれの育てのクソジジイだ。 「まぁ、おめぇは不器用そうだからな。 たまにはそのクソジジイとやらになってやるよ」 そう言うとサンジは嬉しそうに笑った。 バタン、と向こう側の扉が閉まって、ゾロは自分がずっとキッチン側のドアの取っ手を握っていた事に気付いた。 じじぃみたい、か。 ゾロだって19歳という年は解っているし、あいつのクソジジイとやらになるつもりは無い。 でも、サンジにとって「クソジジイ」と言うのは特別だというのは解っていた。 甘えさせてやる、か。 扉の向こうの会話を聞きながらそれはおれが言いたかった事だとゾロは思った。 この恋人が素直じゃないのは自分が一番良く解っている。 だからこそ、その台詞は自分が言いたかったし自分に甘えて欲しかった。 「・・・・ちっ」 知らず舌打ちが零れる。 そのまま扉を開いた。 恋人は寝ていた。 あの船大工、寝顔見やがったな。 と何処か違う怒りが沸いて来る。 確かに、ここ最近奇襲が続いていた。 で、飯におやつに掃除に洗濯。 で、夜はおれが離さないと。 倒れるのは当たり前だな。 頬に触った。 いつもならひんやりと冷たいそれは今はおれより高い。 何度か擦っていると眼が覚めたようだ。 「ん・・・・っぞ、ろ?」 ぼんやりした表情。 「おう」 そのまま頬に触ると手の平に顔を擦り付けて来る。 「みんながさ、」 「・・・・」 「しんぱいしてくれて」 「・・・・」 「かぜ、うつっちまうのに」 声は舌足らずだ。 「へへ、おれうれしかった」 ・・・・全く。 いつもこれぐらい素直だったらいいのに。 「ふらんきぃ、じじぃみたい」 ピクッ ゾロの眉に皺が寄ったのをサンジは知らない。 「手、おっきくて、よしよししてもらった」 へへーとサンジは笑う。 「・・・・じゃ、おれは要らねぇな」 漏らした言葉の音は思ったより低かった。 サンジはきょとんとした顔でゾロを見ている。 「フランキーに甘えたらいいんじゃね?」 お前も楽しそうだったしさ。 手もあんなに大きくないし。 「え、ちがっ、ぞろ」 ふぃっと視線を逸らし、追いかけてくる声を無視してゾロはドアを閉めた。 「・・・・サンジさん、大丈夫ですか?」 扉を開け、ブルックは問うた。 スリラーパークの時といい、自分は間が良いんじゃないかと思う。 主は布団を頭まで被り、背中を向けていた。 「ブルック」 「はい」 「・・・・風邪が早く治る歌頼む」 「喜んで」 ブルックは楽器を取った。 それから一週間。 チョッパーの特製風邪薬と、ブルックの謎の歌とクルー達のお見舞いのお蔭でこの船のコックは全快した。 「んーっナミさぁん、ロビンちゃぁん、その他野郎共飯だ!」 「サンジィぃぃぃぃぃ飯ぃぃぃぃ!!」 「ナミさん、紅茶にします?コーヒーにします?」 「あ、パンツ見せてくださ」 「見せるかぁあぁっ」 「ぐるぐる、このスープうめぇなぁ」 「ルフィ、おれの肉取るなぁ!!」 いつもの食卓。 クルー達は久しぶりの(お金のかからない、かつ安全な)食事に満足し、それぞれのやりたい事に戻った。 綺麗に食べられた食器を流し台に運び、サンジはテーブルの端を見た。 一人分の食事が手付かずのまま残っている。 煙草を銜えるとサンジはキッチンを出た。 ほら、やっぱり。 芝生と一体になっているみたいだな。 サンジはゆっくりと足を振り上げ・・・・・ ドガーンッ 「・・・・だから、避けるなっていってんだ」 「・・・・殺す気か」 「おれの全快具合が骨身に染みて解るだろ?」 「よし、てめぇ斬る」 カチャリと刀を口に銜える。 「ロロノア・スネオ君を飯に呼びに来たんだよ」 サンジは口に銜えた煙草からふぅっと息を吐く。 誰がスネオだ。 おれはあんなに口尖ってねぇ。 某アニメのキャラクターをゾロは思い描きながらサンジの後ろに続いた。 不本意だがこいつの飯が食えるのは嬉しい。 「なぁ」 不意にサンジが立ち止まり振り向いた。 「ロロノア・スネオ君」 「違う」 「じゃぁ、ヤキモチ・ゾロ?」 「・・・・」 煙草を外してサンジはにやりと笑った。 「デザートは食料庫だ」 ちょっと甘いが別にいいだろ? 「手加減、出来ねぇぞ」 「はっ、残さず食え」 そう言いながら二人はキッチンへ入っていった。 その後、再度寝込む事になったサンジとクルーに散々ゾロが怒られたのは言うまでもない。 因みにナミは非常に嬉しそうに帳簿をつけていたという。 END 1000hit、有難う御座います。 渡季さんのみフリーです。 駄作で済みません、ご笑納下さると嬉しいです。

次の

サンジの「長い間!くそお世話になりました!」に海外の反応は?!

サンジ 風邪 ひく な よ

スポンサーリンク 【ワンピース】サンジのバラティエからの旅立ち 感動するシーンの最初は、 ルフィの仲間になる前のサンジの旅立ちから書いてみました。 サンジは、元赤足のゼフと呼ばれたオーナーゼフが、営業している海上レストラン、バラティエの副料理長として働いていました。 ルフィ達も、コックを仲間に入れる為に、バラティエを目指していたのですが、海軍大尉 当時 フルボィ軍と交戦してします。 交戦のせいで、大砲の流れ玉が、バラティエに当たってしまいバラティエの一部が破損してしまいます。 ルフィ達は、急いで、レストランのオーナーであるゼフに謝るのですが、許してもらえず、レストランを修理するお金が、無かったルフィは、修理代を稼ぐ為に、レストランの雑用として働く事になってしまいます。 ルフィの騒ぎの同時に、バラティエに一人の男が来ます。 その男の名は、 ギン。 ギンは海賊なのですが、空腹で、バラティエにやって来ました。 コック達は、海賊に食わす飯はないと言いギンを、殴り飛ばして追い出そうとします。 レストランのコックは、血の気の多い者ばかりなので、海賊に容赦がありません。 料理だけではなく、戦闘力も備えているので、戦うコックさんと呼ばれています。 追い出されたギンは、レストランの外で倒れてしまいます。 倒れたギンに、飯を差し出した人物がいます。 それは、 サンジです。 サンジは、食べ物を粗末にする奴は、許さない男ですが、空腹で倒れている者には、見逃せない男でもあります。 ギンは、サンジの優しさに心を打たれて泣きながら飯を食べます。 ギンは、サンジに、もう一人空腹の者がいて、助けてほしいと言いサンジの所に連れてきます。 その人物は、海賊の頭である、 ドン・クリークです。 サンジは、クリークに、飯を食べさせます。 飯をたべたクリークは、 恩を仇で返すかの様に、サンジを殴り飛ばします。 クリークは、残忍な男で、戦いに勝つためなら卑怯な手を平気で使う騙しのクリークと呼ばれている男です。 サンジとルフィは、海賊クリークと戦う事になり、卑怯な手を使う海賊クリークを、倒し追い払います。 コックに仲間に入れたいルフィは、サンジに、仲間に入れと誘いますが、ルフィの誘いを断ります。 サンジが、仲間に入る誘いを断ったのは、恩師であるゼフに、恩を返していないのでレストランを離れられない事でした。 ルフィが、サンジを仲間にする誘いを聞いていたゼフは、コック達を集めて話し合いをしてサンジを、レストランから追い出そうとします。 この行為を受けたサンジは、怒り外に飛び出してしまいます。 ゼフは、ルフィに、サンジを仲間にして海に連れて行ってくれと頼みますが、ルフィは、仲間になりたくはない奴を無理やり連れていくわけには行かないと言います。 ゼフが、なぜ? ルフィに頼んだのか言うと、 サンジは、ゼフに、海の何処かにある幻の海であるオールブルーが見たいとゼフに話していたので、ゼフは、ルフィにサンジを海に連れていてくれと頼んだ訳です。 そして、サンジをレストランから追い出す作戦もゼフ達の芝居でした。 ルフィとゼフが話している所をサンジは、聞いていて、サンジは、旅立つ決心をしてルフィ達と、レストランを離れようとします。 その時に、ゼフは、サンジに「 風邪ひくなよ」と優しい言葉を投げかけます。 スポンサーリンク 【ワンピース】ビビと麦わら一味の別れ グランドライン編で、クロコダイルの部下を襲って懸賞金を奪う作戦を、失敗して命を狙われ襲われたビビを、助けたのはルフィ達でした。 そこから、ビビは、ルフィ達の仲間になり冒険しながらアラバスタ王国を目指していました。 アラバスタ王国編では、ビビは、反乱軍のリーダーであり幼なじみのコーザを、止める為に命がけに行動するシーンもありました。 そして、ルフィや、仲間達の命がけの活躍により クロコダイルの魔の手からアラバスタ王国を救う事ができました。 国も平和になり、 このままルフィ達と冒険を続けたいビビですが、父コブラを、残して国を離れるわけにはいけません。 ビビは、国に残りルフィ達にお礼と別れを言います。 ルフィ達は、仲間である印を付いている手を空に上げてビビに、別れをつげます。 これは、離れていてもビビは、麦わら海賊団の仲間だと言う事で、ルフィ達は、手を空に上げました。 スポンサーリンク 【ワンピース】ゴーイングメリー号の最期 ウォーターセブン編で、ルフィ達は、ロビンを助ける為にCP9と激闘を広げましたが、一番の感動して泣ける名場面は、 ゴーイングメリー号の最後のシーンだと思います。 メリー号は、ルフィ達を乗せって数々の冒険して来た仲間でもあります。 冒険して来たせいで、所所に傷んだ所もあります。 傷んだ所は、ウソップが修理をしていたのですが、直せない所もあります。 そして、傷つきながらもルフィ達の為に、ウォーターセブンまで運んで来ました。 ウォーターセブンで、 船大工のカク CP9 にメリー号を見せた所直せないと言われ船の解体送りになってしまったメリー号。 船の解体所に、メリー号は居たのですが、ガレーラカンパニーの社長のアイスバーグに、修理をされます。 ルフィ達は、CP9を倒してエニエスロビーを脱出しようとするのですが、海軍に囲まれピンチになっていました。 ルフィ達の目の前に、メリー号が現れルフィ達を、助けます。 メリー号は、最後の力を振り絞ってルフィ達を、助けました。 メリー号の最後は、 船長のルフィが、涙を流しながらメリー号に、火をつけます。 メリー号は、「 今まで大切にしてくれて、どうもありがとう」「 ぼくは、本当に幸せだった」とルフィ達の、心に語りかけました。 メリー号の感動する最後のシーンは、涙なしでは、観られません。 スポンサーリンク 【ワンピース】ルフィにしたジンベエの説教 ルフィは、義理の兄であるエースが、死んでしまった事に、悲しんでいて自分を取りも出なくなるぐらい落ち込んでいて、エースが死んだ事を、自分のせいと思いエースを守れなかった事に悔やんでいました。 アラバスタ編では、ルフィは、ビビに人は死ぬぞと言っていました。 人は必ず死ぬ生き物と知っていたルフィですが、目の前で大切な者が死んで、正気でいられない事が、頂上戦争編で知る事になったルフィ。 エースが死んで、生きる事を見失ったルフィをたちなおらせたのが、ジンベエでした。 」 「 失った者ばかり考えるな!!! 」と言います。 いつもは、冷静なジンベエですが、この時は、ルフィをたちなおせる為に、必死にルフィに訴えかけていました。 ジンベエは、 ルフィに、残された者は、これから何をすればいいのかを、考えて必死に生きろと、ルフィにいいたかったのではないでしょうか。 スポンサーリンク 【ワンピース】バーソロミューくまに対するゾロの決意 スリラーバーク編では、七武海の一人である、ゲッコ・モリアが登場して、ルフィ達は、影を抜きとられてかなり苦戦しましたが、ルフィ達は、何とかモリアを倒す事ができました。 強敵モリアを、倒して、あまり体力が、残っていないルフィ達の前に、新たに敵が現れます。 その敵とは、 七武海の一人である、バーソロミュー・くまです。 くまの攻撃で、ルフィ達の仲間は、次々と倒れていきます。 くまの前に、一人の男が、たちはだかります。 その男は、 ゾロです。 くまは、 ゾロに、生き残れたら、麦わらの一味達を見逃すと言います。 ゾロは、くまの提案を、承知をします。 ゾロは、ルフィの事を、ガキみたいな船長で、仲間のピンチとなれば、一番となってたすける船長と言っています。 この時は、 傷ついて動けないルフィに、代わってゾロが、仲間のピンチを救いました。 スポンサーリンク 【ワンピース】Dr. ヒルルクの最期の名言 ドラム王国編でも、涙なしでは、みられない感動のシーンがあります。 その感動のシーンは、 チョッパーの名付け親で、ヤブ医者と呼ばれていた、ドクターヒルルクの名言です。 ある時、ドラム王国直属の医師イッシートゥエンティーが、病気で倒れてた情報が、ヒルルクの所に届きます。 ヒルルクは、イッシートゥエンティーを助ける為に、ドラム王国を目指していました。 しかし、これは、 ヒルルクを、おびき寄せるワポルが考えた罠でした。 城に着いたヒルルクは、騙された事に、気づきます。 ワポルは、ヒルルクを殺そうとします。 ヒルルクは、ワポル達に、「 人はいつ死ぬと思う?」「 心臓を銃で撃ち抜かれた時、違う」「 不治の病に冒された時、違う」「 猛毒キノコのスープを飲んだ時、違う」「 人に忘れられた時さ」 と言い最後に、「 まったく!!!! いい人生だった!!!! 」と言って 爆薬を飲んで自爆します。 ヒルルクの最後は、ヤブ医者ではなく、本当に世界から病気を失くしたいと願っている男の最後でした。 この感動するドラム王国編は、RE リメイク されていてワンピース映画にもなりました。 劇場で、泣いたワンピースファンもいるのではないでしょうか。 スポンサーリンク 【ワンピース】サンジとプリンのキス トッドランドでは、お茶会とサンジとプリンの結婚式が、始まろうとしていました。 このお茶会と結婚式は、 サンジとジェルマ一家を、殺す為のビッグ・マム リンリン が考えた結婚式でした。 サンジは、家族が殺される事は、プリンの部屋で、話している事を聞いていたので分かっていました。 しかし、 プリンの正体までは分かっていませんでした。 プリンの正体は、 三つ目族でした。 プリンは、サンジとキスをする時に、サンジが、プリンの正体を知り、怯えた所を、銃で撃ち殺す計画を、たてていました。 そして、プリンとキスをする時に、サンジは、プリンの正体を知ります。 しかし、サンジは怯えるところか、プリン顔を見て、「 なんて、美しい瞳だ…」と言います。 三つ目のプリンの顔を見て、バケモノと呼ぶ者は、いましたが、美しい瞳と言われたのは、サンジが初めてです。 サンジの言葉を、聞いてプリンは、 本気でサンジを好きになります。 そして、 サンジに演技をしていたプリンでしたが、初めてサンジに恋をしてしまうシーンでもあります。 スポンサーリンク 【ワンピース】ルフィとウソップの決闘 メリー号を、修理する為に、ルフィ達は、ウォーターセブンに上陸します。 ウォーターセブンに、上陸したルフィ達ですが、金を盗まれてしまいます。 金を盗んだのは、 元船大工のフランキーの子分達でした。 子分達は、ウソップを襲って金を、盗んでいきました。 ウソップが、襲われた事を知ったルフィ達は、仇を討つ為に、フランキーのアジトに、殴り込み、フランキー一家を、壊滅にします。 気を失っていたウソップは、メリー号のベットの上で目が覚めます。 ルフィは、ウソップに、船は乗り換える事にした。 メリー号の航海は、ここまでだと、ウソップに言います。 ルフィは、 簡単に、メリー号から他の船に乗り換えると言っていますが、心の中では、とても苦しんで、悩んで、悩んで、悩み抜いての結論でした。 船長であるルフィに、思い出のある船を乗り換える事は、死ぬよりもつらい決断でもあります。 ウソップに、とってもメリー号は、 恋人のカヤさんから譲り受けた大切な船です。 メリー号から他の船に、乗り換える事は、絶対に許しません。 ウソップに、ルフィの思いが通じず、金が足りないのなら自分が今までどおり修理すると言います。 思いを、通じないウソップに、怒りを感じたルフィは、 オレのやり方が、気にいらないなら、今すぐ船を、降りろと言いそうになりますが、サンジに蹴飛ばされて冷静になります。 ルフィは、すまなかったとウソップに謝りますが、ウソップは、それがお前の本心だろとルフィに言います。 そして、ウソップは、「 お前とは、もうやっていけねェ」「 最後まで迷惑かけたな」と言い船を降ります。 この後に、ルフィとウソップの決闘が、始まります。 そして、 ルフィとウソップとの絆に、ひびが入ったエピソードでもあります。 スポンサーリンク 【ワンピース】カルガラとノーランドの約束 作中では、カルガラとノーランドが登場して、二人は親友でした。 二人が親友になるまでの、エピソードを、話したいと思います。 カルガラは、妻と娘と暮らしていました。 そして、村には、 樹熱と言う伝染病が流行っていました。 伝染病をしずめるには、村に住む若い娘を、大蛇に生贄としてささげるしかないと村に住む神官のお告げを聞いて娘を生贄に捧げていました。 伝染病が、広がっている村に、 探検家のモンブラン・ノーランドがやって来ます。 大蛇に生贄を、ささげる所を、みたノーランドは、大蛇を、切り捨て娘を救います。 村の人々は、 ノーランドを神殺しとしてノーランドを罪人にします。 カルガラは、ノーランドの部下を人質にとって、伝染病を治せと言います。 ノーランドは、伝染病を治す、薬を探す為に、森に入って薬を探し、そして、薬となるコナの樹を発見しますが、地割れに襲われ大蛇に食べられそうなりそうになりますが、そこにカルガラが、現れノーランドに天罰だと言い食べられそうになる所を、みていましたが、ノーランドが手に持っている物が、伝染病を治す薬と知ると、神とあがめている大蛇を、殺しノーランドを助けます。 そして、 ノーランドが見つけた薬のおかげで、村が救われカルガラとノーランドの友情も生まれます。 カルガラは、ノーランドに村に伝わる黄金をプレゼントします。 カルガラは、村に大切していた森の事について話そうとしていたのですが、ノーランドは、話しを聞かず他の事をしていました。 その事に、怒ったカルガラは、ノーランドを、突き放します。 ノーランドは、島から離れる時に、カルガラからもらった黄金を、村において島からはなれます。 ノーランドが、島から離れた後に、ノーランドが、他の作業していた真実を、カルガラは知る事になります。 ノーランドは、 再び伝染病が、村を襲わないように防衛装置を作っていました。 この事を知った時には、ノーランドは、村から離れていました。 カルガラは、村を二度救ってくれたノーランドに感謝を込め、オレはここにいると黄金の鐘を鳴らし続けました。 スポンサーリンク 【ワンピース】エース最期の感謝 原作で、 一番の衝撃エピソードは、エースの死ではないでしょうか。 ルフィは、義理の兄である、エースを、助ける為に、処刑台を目指していました。 白ひげ達の助けもあって、エースを、処刑台から助ける事に成功したルフィですが、海軍大将サカズキが、ルフィを襲います。 エースとルフィは、サカズキと戦う事になりますが、ルフィが、持っていたエースのビブルカードが、風で飛ばされしまいルフィは、拾としってスキができサカズキに殺されそうになります。 その時に、 エースがかばってルフィを、助けます。 サカズキの能力で、胸をつき抜かれたエースは、ルフィの腕の中で倒れ最後に、「 オヤジ、みんな、そして、ルフィ、愛してくれてありがとう」と言い残して息を引き取ります。 エースの死は、何回みても泣いてしまいます。

次の