高嶺のハナさん
ダメダメサラリーマン弱気強と超美人OL高嶺華。 高嶺のハナさん まず、ダメダメサラリーマン弱木強 よわきつよし 24歳。 上の画像は、上司の高嶺華 たかみねはな に企画書を見せている場面です。 この企画書を自信満々に見せている様子から、 この男のヤバさが伝わると思います。 このふたりは、ミツバチ製菓という老舗のお菓子メーカーに勤務しているのですが、弱木君がどうやって入社試験に合格したのか、私、気になります。 次にヒロインの高嶺華27歳。 容姿端麗で仕事もできるバリバリのキャリアウーマンです。 そんな彼女が弱木君に恋する理由。 それは以下の通りです。 高嶺のハナさん 思い切り ディスってますね。 まあ、事実なんだけど。 泣くほどか? この愛おしさというのは恋愛感情というよりは、「手の掛かる子ほど可愛い。 」という お母さんの様な気持ちに見えなくもありませんが、とにかく高嶺さんは弱木君が 大好きです。 弱木君のダメさ加減は完全に常軌を逸しており、企画書が入ったUSBを家に忘れてきたり、花見が楽しみでなかなか眠れず寝坊したり、お菓子の感想を求められれば、「なんか味がします。 」と答えてみたり。 言動が小学生レベルで、もしかして発達障害なんじゃないかと思うほどの酷さです。 ダメ男とデキる女の対比が強調されたキャラ付けです。 そして、実は弱木君も高嶺さんが大好きです。 つまり両想いなのですが、それでもなかなか仲が進展しないのが、この漫画の肝です。 高嶺のハナさん その原因の1つが高嶺さんの小学生レベルの恋愛スキルです。 弱木君と手を繋いだだけで、この有様です。 高嶺さんは四捨五入したらもう 30歳なのに、 女の子を自称するなかなか イタイ女性でもあります。 いまどき小学生でも、好きな人と手を繋いだからってこうはならんやろ。 弱木君は高嶺さんにふさわしい男になろうと仕事が出来る男になるために、色々努力するのですが、この見当違いな努力も、ふたりのじれったい恋愛に拍車をかけています。 ふたりともそのままの君でいて。 ふたりの恋路を邪魔する性悪女・天井苺22歳。 社内でチヤホヤされる高嶺さんが気に入らない人も当然います。 それが天井苺 あまいいちご 22歳。 彼女は自分を差し置いて、男性社員の視線を一身に集める高嶺さんを潰すために、観察と露骨な業務妨害を始めます。 その中で彼女の弱木君への気持ちも変わっていきます。 まず最初はこんな感じです。 高嶺のハナさん 高嶺さんが弱木君に恋している事を早々に見抜き、「 趣味が悪い。 」とバッサリ断じています。 確かに、間違ってはいない。 」と馬鹿にしていたくせに、弱木君が自分に関心を示さないのは気に入らない天井さん。 ワガママな女だな。 でも、見た目が良くて若い女性はそれを武器に、ワガママに振る舞うのは現実でもよくある事なので、リアリティーがあってキャラも立っている良いキャラです。 個人的には、ほどよくリアリティを感じさせる天井さんの方が高嶺さんより好きです。 そして最初は弱木君に興味がなかった天井さん。 おそらく 賃貸の壁に迷いなく 包丁を突き刺すヤベェ女の弱木君に対する気持ちが変わっていく過程は是非、実際に本作を読んで確かめてみてね。 その写真は一体どこで手に入れたのか。 それどころか、弱木君を振り向かせようと躍起になる姿には、かわいげすら感じさせます。 あふれる思い。 まさかの告白。 高嶺のハナさん プロジェクトのパートナーに弱木君を選んだ高嶺さん。 理由を聞かれてこう語ます。 「好きだから。 」思わず口をついて出てしまった弱木君への思い。 これをきっかけにふたりの恋は進展するのか? 乞うご期待!! 連載誌は漫画ゴラクだし、作者のムラタコウジさんは、これまでも頻繁にヒロインの 乳首を描いておられるので、本作でもいつか拝める日が来るかもしれないと、そういう意味でも期待しています。
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