こんにゃくは、冷凍すると食感が変わってしまうため冷凍保存はご法度? いえ最近では、その食感の違いを逆に生かしてお肉代わりに用いる人が増えているとか。 いまや菜食主義の方たちにとっては、こんにゃくはお肉の代替品として冷凍保存が定番なんです。 そもそも、こんにゃくは冷凍できる? こんにゃくは、冷凍すると水分が抜けて本来のみずみずしさはゼロ! そのため、冷凍保存はできないといわれてきました。 でも、全体的に水分が抜け出てしまう分、食物繊維は凝縮されて繊維質が倍増するんです。 シャキシャキとした独特な食感が生まれ、繊維が壊れることで味も染み込みやすくなります。 調理の幅も広がり、肉の代用品として使えていろいろと便利です。 左が袋に入ったまま冷凍したこんにゃく。 右は常温。 冷凍糸こんにゃくはコリッとした食感が新鮮! もともと糸状の糸こんにゃくは、冷凍するとカスカスになりそう?さすがに冷凍保存は不向き?? いえ、糸こんにゃくも違う楽しみ方ができます。 冷凍後に解凍し、みじん切りにしてみてください。 例えば、つくねを作るときの挽き肉にプラスすれば、お肉のかさましになってヘルシーです。 コリッとした食感も加わって、いつものつくねが一味違う味わいになります。 冷凍こんにゃく解凍・調理のポイント 解凍時に注意してほしい点は、2つ。 使う前に、冷蔵庫に移して自然解凍をすること。 水気をよく絞ることだけです。 カットせずに、水気をよく切ったこんにゃくをそのまま丸ごとステーキにすることも。 その場合、スライスしたにんにくを油で軽く揚げて一度、取り出しておきます。 冷凍したこんにゃくを解凍し、両面をよく焼いたら焼肉のたれを入れてフタをし、味をなじませます。 器に盛ったら、揚げにんにくを飾って召し上がれ。 食べ応えのあるこんにゃくステーキが楽しめます。 お肉がわりのヘルシーな「こんにゃくステーキ」も冷凍こんにゃくで。 他にも、一口大に切ればけんちん煮などの煮物にも最適です。 本来、けんちん煮は、精進料理の一種。 元々、お肉が入っていないわけですが、こんにゃくをお肉代わりに入れれば、一工夫ありのけんちん煮に。 【1】鮭とこんにゃくのみそ煮 魚を煮るのもあっという間で手間いらず。 鮭に熱湯をかける下処理でグンとおいしさが変わります。 こんにゃくは5mm厚さに切り、中央に切り込みを入れてくるりと回し、手綱こんにゃくにし、下ゆでする。 【2】鍋に【A】とこんにゃくを入れて煮立て、鮭を入れて中火にし、ふたをして6~7分煮る。 和風の一品を、味つけいらずでパパッと作れるから助かります。 【2】【1】と【A】を混ぜ合わせる。 教えてくれたのは 藤井恵さん 簡単に作れて、栄養バランスがよく、おいしさのセンスが光るレシピが人気。 二人の女の子のママ。 こんにゃくは塩もみし、流水で洗い流す。 【2】こんにゃくとしいたけはひと口大、いんげんは約2cm長さに切る。 【3】フライパンにごま油を熱し、【1】を皮目から入れて中火でさっと炒め、【2】を加え炒める。 【4】【A】を入れ、中火で煮汁が少なくなるまで煮詰める。 教えてくれたのは りんひろこさん 料理家・フードコーディネーター・食育アドバイザー・薬膳アドバイザー。 料理教室「みなとキッチン」主宰。 京都で学んだ懐石料理と、アーユルヴェーダや薬膳など東洋の食養生の考えをもとにした、おいしく簡単な料理を提案。 4歳と2歳、『めばえ』世代の子育てママでもある。 『めばえ』2018年10月号 構成/HugKum編集部.
次のこんにゃくを冷凍する手間は、一つだけ、それは 小分けに切って、少し茹でてアク抜きをしたら終了です。 しかも、茹でる時間は1分程度でOKなので、とても簡単ですね。 もちろん、買った時のまま冷凍することも問題ありません。 ですが、小分けに切ったほうが、茹でる時間も短く済みますし、冷凍したこんにゃくを使うときにも、使い勝手がいいのでオススメします。 こんにゃく冷凍できるか、もう大丈夫ですね。 こんにゃくの冷凍保存の方法はとても簡単、切って茹でてアクを抜く、ただそれだけです。 先ほども説明しましたが、こんにゃくは日持ちのいい食べ物です。 なので、あまり冷凍保存の機会はすくないかもしれませんが、機会がありましたら是非試してみてくださいね。 たとえば、から揚げを作るのであれば、しっかり水分をとっておかないと、油がはねてしまいます。 もっとも、煮物などであれば、多少水分が残っていても問題ありません。 冷凍こんにゃくの解凍方法は、お湯か自然解凍でお願いします。 冷凍こんにゃくの解凍時間、お湯であればすぐに解凍できます。 さまざまな使い方が可能な食材ですので、良かったら試して、新しいレシピにも挑戦してみてくださいね。 まとめ こんにゃく冷凍できるか、についてはもちろん可能です。 こんにゃくを冷凍保存するときの方法は、軽く茹でてアクをとります。 普通に食べるのであれば、はっきり言って冷凍は必要ありませんが、最近はあえて冷凍こんにゃくを作り、ヘルシー料理を作る人も多くなってきています。 冷凍こんにゃくは、お肉の変わりにも代用することが出来ます。 冷凍こんにゃくの解凍方法は、お湯か自然解凍で、解凍時間はお湯であれば一瞬です。
次のこんにゃくの保存方法を知っていればいつまでも美味しく食べられます。 こんにゃくはサトイモ科に属する夏緑多年草植物でつくられています。 「こんにゃく」をつくる地下茎はコンニャクイモと呼ばれています。 こんにゃくの成分の97%は水分です。 コンニャクイモに含まれるコンニャクマンナンには、繊維質の主成分であるグルコマンナンが含まれています。 グルコマンナンは消化吸収されにくい多糖類なので、胃をスルーして腸の老廃物を排出する働きがあります。 こんにゃくは腸掃除に優れた食材です。 こんにゃくは、コンニャクイモに含まれるコンニャクマンナンを糊化してアルカリ液を用いて凝固させたものです。 プニプニとした独特の食感が人気の食材です。 こんにゃくは低カロリーなのでダイエット食品として注目されています。 こんにゃくのカロリーは300gで21キロカロリーです。 こんにゃくには低カロリーで食物繊維が豊富に含まれているので、生活習慣病(糖尿病など)や便秘の改善にもおススメします。 次に、こんにゃくの常温・冷蔵・冷凍保存について紹介します。 こんにゃくと常温保存方法 以前のこんにゃくは日持ちしなかったので常温保存では豆腐や納豆と同じ日配品として食べられていました。 常温保存は1日程度と考えましょう。 最近のこんにゃくは包装されてスーパーで売られています。 包装技術や殺菌技術が発達しているので常温保存でも大丈夫です。 常温保存でも日の当たらない冷暗所で保存してください。 消費期限は包装に記述してあるので守りましょう。 こんにゃくの冷蔵保存方法 殺菌・包装したこんにゃくは消費期限内であれば冷暗所で常温保存できますが、開封後は常温保存できません。 開封後のこんにゃくは、タッパーに水を入れた中にこんにゃくを沈めて冷蔵庫で保存してください。 タッパーに入れた水にしっかりと浸かるようにするのがポイントです。 水道水であれば2~3日毎に水を交換してください。 開封後のこんにゃくの冷蔵保存期間は1週間~1ヶ月程度になります。 水道水であれば期間が短くなり、こんにゃくと同じ濃度のアルカリ水であれば期間が長くなります。 こんにゃくの冷凍保存方法 こんにゃくは冷凍保存には向きません。 こんにゃくを冷凍保存すれば解凍した時に、こんにゃくにふくまれている水分が抜けてしまってスポンジ状態になります。 こんにゃく本来のプニプニした弾力のある食感はなくなります。 ゴムのようなすじ肉のような食感になります。 水に浸けても食感が戻ることはないので冷凍しない方が良いですね。
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