『なつぞら』あらすじ・出演者・ロケ地・主題歌まとめ【NHK連続テレビ小説】｜北海道の魅力発信ブログ！
1983年放映のNHKの朝ドラ「おしん」のストーリーを全話見て、簡単に分かりやすくネタバレ満載でまとめました。 おしんとは橋田壽賀子さん原作の朝の連続テレビ小説で、 明治生まれの女性の人生の物語です。 放送期間は1年間、 全297回、平均視聴率52. 本投稿ではドラマの章立てに合わせ 7章に分け、結末までまとめています。 もくじをクリックすると読みたい章に飛ぶことができます。 少女編 1話-36話 故郷の山形へ旅に出る（1話-3話） 1983年、80代の田倉しんは、自分が興したスーパーマーケートチェーンの経営から退き静かに暮らしていたが、早春のある日（新たな大型店のオープン前日）、誰にも行先を告げず山形へ旅に出た。 追いかけてきた孫の圭と共に思い出の地を巡るおしんの旅がはじまった。 材木問屋で奉公 （4話-20話） 明治末期･1901年に 山形県の貧しい小作農家に生まれたおしん・本名谷村しん 小林綾子 は、7歳になる年、小学校を楽しみにしていた。 一方、両親は凶作と地主への小作料を払うための借金に苦しみ、2人の姉･はるとみつは既に奉公に出され、一家は大根飯 大根で薄めた飯 を食べる厳しい状況だった。 そんな中7人目の子が生まれることになり、父･作造 伊東四朗 は 口減 らしのためおしんに1年の年季奉公に出るよう言った。 そんな中幸運なことに、授業の様子を窓の外から覗いていたことがきっかけで、 子守しながらの通学を材木屋の主人 平泉成 に許された。 おしんは、優しい松田先生の助けで 字を書けるまでになり（いじめっ子のせいで通学は途中で断念）、故郷に手紙を出すことが出来た。 しかし冬を迎え奉公終了までもう少しという時、 つねに 金が紛失した濡れ衣を着せられ、祖母からのお守りの50銭銀貨を奪われたことで忍耐の糸が切れ、 奉公先を逃げ出してしまった。 故郷に向かう途中、吹雪となりおしんは倒れてしまったが、山で猟をして暮らす 脱走兵の俊作 中村雅俊 に助けられた。 心暖かい俊作から食事の世話になり、さらには 字や算術を教わった。 俊作を支える松造じいさん 大久保正信 にも可愛がられ、 おしんは雪解けまで幸せに過ごした。 また、 生まれた妹･すみは養子に出され、母は銀山温泉へ酌婦として出稼ぎに行ってしまった。 おしんは家計のため新たな奉公の話を受け、奉公に出る前に 銀山温泉に居る母を歩いて訪ね、母に似た こけしを貰い次の奉公先へ向かった。 次の 奉公先、 酒田の米問屋の加賀屋はとても裕福で、 見るもの全て身分の差を感じさせる世界だった。 おしんと同い年の跡取り娘･加代 志喜屋文 は、美しい着物で女中に付き添われ学校に通い、奉公人も十分な食事を与えられた。 仕事は加代の妹･小夜の子守だけだったがおしんは他の仕事も積極的に行った。 やがて 加代とも友達のように仲良くなり、おしんの向学心を知った大奥様･くに 長岡輝子 が奉公後の夜に 字や算術を教えてくれるようになった。 また 加代を大怪我から助けたことで主人や若奥さまにも目をかけられ、正月に加代と揃いの晴れ着を着せてもらう等、大切にされながら奉公を続けた。 青春編 37話-86話 16才の初恋-浩太との出会い- （37話-48話） 時が経過し16才になったおしん 田中裕子 は、店の帳簿つけも手伝い女中頭として 加賀屋になくてはならない存在になっていました。 ある時 、酒田を訪れていた農民運動の 活動家･浩太 渡瀬恒彦 と知り合い、惹かれ合います。 しかし同じく浩太に思いを寄せていた加代 東てる美 が強引に帰京する浩太に着いて行ってしまいます。 おしんは加代の失踪理由を加賀屋の人達に隠し続けるのが心苦しく、縁談を断ったこともあり、 奉公を終え故郷に戻りました。 実家の状況は変わらず厳しく、米沢の料理屋での奉公話が上がります。 しかし紹介屋が女郎の斡旋目的であることを知り、 製糸工場での過労が原因で亡くなった姉･はるの夢（ 東京で髪結いになること）を叶えるため、逃げるように故郷を後にします。 上京し髪結いに （49話-86話） 姉は るから託された紹介状を頼りに、浅草で髪結い店を営む 長谷川たか 渡辺美佐子 の元に住み込み修行を重ねます。 2年の下働きの後、 流行り初めていた 洋髪の髪結いとして活躍するようになり、神田のカフェ･アテネの女給を中心に得意客も得ます。 （加代とも再会） しかし体を壊すまでして働いて得た金のほとんどを、 実家の新築のために送金していました。 （しかも新築した家には兄･庄治 吉岡祐一 と嫁とら 渡辺えり が住み、 両親はあばら屋に住み続けていました） そのような苦労の中、おしんは客先のカフェの得意客で、日本橋の高級布地商店の社長･ 田倉（たのくら）竜三 並樹史朗 と知り合い、熱烈なアプローチを受けます。 家柄の差による義母の反対を押し切り、21歳の年に 結婚、幸せを得ます。 佐賀で夫家族と同居 （117話-136話） 夫の実家では、 姑･清（きよ） 高森和子 からの数々の酷い仕打ちが待っていました。 他に空き部屋があるのに納戸で寝起きするよう言われ、厳しい開墾作業を行い食事に差をつけられ、竜三が息子のおしめを洗えば夫をこき使う と嫌味、 干拓事業で土地を持ちたいという竜三の希望も、おしんがそそのかしていると言うなど、 やることなすことおしんが悪者 にされる辛い日々が続きます。 そんな中おしんは第二子を妊娠、 自由を得られる東京に戻ろうと出奔しますが、 一緒に 逃げようと声をかけた小作人の妻･佐和 香野百合子 が身重のおしんを心配し、 竜三に計画を伝えてしまいます。 追いかけてきた竜三と長男の取り合いになり、おしんは右手に 大怪我を負ってしまいました。 妊娠報告後も姑はおしんをじゃけんに扱い続け、怪我の原因が出奔であることが知れると更に当たりが厳しくなります。 自立編 137話-185話 佐賀を去り自活の道を探す （137話-155話） 竜三の妹･篤子の里帰り出産を同時期に控える中、姑が「１つの家で お産が重なると縁起が悪い」という言い伝えを気にし、 おしんの部屋を 離れの小屋に移動させます。 日が過ぎ、篤子が出産を迎え難産となり、台風の夜に遠方の医者を呼ばねばならないなど慌ただしくなる中、 同時に 小屋で産気づき苦しむおしんに誰も気づかず、おしんは長女の命を失ってしまいます。 ここでは子供を産むことも出来ないと悟り、竜三にはいつかまた一緒に暮らしたいと伝え、長男･雄を連れて 佐賀を去ります。 東京に戻ったおしんは髪結いの師匠たかを頼りますが、 怪我の右手を思うように動かせず、髪結 いの職を断念します。 その後、かつて田倉商店の在庫布地を売り裁くのに世話になったテキ屋の 健 ガッツ石松 の手配で屋台を始めますが、健の女から浮気を疑われたため 商売をやめ、山形の故郷に戻ることにします。 故郷はすっかり兄の代でしたが困窮は変わらず、おしんは肩身の狭い思いでした。 その頃、 加賀屋の大奥様の危篤の報せを受け、雄を連れ酒田へ向かいます。 酒田で飯屋を営む （156話-169話） おしんは大奥様と最後の言葉を交わすことができました。 （加代は上京後、妹が病で他界したため実家に帰り、各地を回り連絡してこない浩太を諦め婿を迎えています） そして加代から、 加賀屋が所有する空き家で商売をしてはどうかと提案を受け、おしんは飯屋を始め苦労しながらも商売を軌道に乗せました。 そんな中、農民運動で酒田に来ていた浩太と再会、酔っ払い相手など苦労が多い事を 心配した浩太はが、 魚の行商の仕事をおしんに紹介します。 おしんは飯屋をたたみ三重（伊勢）へ向かいます。 伊勢で魚の行商・竜三と再会 （170話-185話） 三重では浩太の親戚･網元のひさ 赤木春恵 に世話になり、 魚の仕入れ～行商を行うことになりました。 体力勝負でライバルも多い中が、これまで培った 商才と働きぶりで得意客を獲得、ひさにも気に入られます。 数年が経ち、竜三がおしんの前に現れました。 台風で干拓事業が失敗し 新天地を求め満州に行くため、別れを言いに立ち寄ったのでした。 しかしおしんが苦労して商売をする姿を目にし気持ちが変わり、 再び共に暮らすことになります。 昭和6 1931 年、長男･雄は小学校に入学、翌年には 次男･仁 ひとし が誕生、同時期、母･ふじが病で他界します。 不景気の中おしんたちも頑張って魚屋を商っていたある日、 加賀屋倒産の報せを受けます。 加代の夫が先物取引で大損を出し自ら命を絶ち、 一家は夜逃げし行方不明ということです。 太平洋戦争編 186-225話 加代の最期 （186話-197話） 加代の行方不明から1年経った頃、浩太が行方 を探し当てますが、加代は借金の為に身売りをし無理がたたり病を患っていて、 おしんと再会し間もなく他界します。 加代の親も他界していた為、 加代の息子･希望 のぞみ はおしんが引き取り養子にしました。 知人の依頼で10才の少女を大阪の遊郭に奉公に出しに行く途中とのことです。 おしんは 山形の小作出身のその子 初子 が 幼少時苦労した自分のように思え、金を払い引き取ることにします。 更に36歳で女児を授かり、田倉家は、 雄、仁、希望、初子、禎 てい の子供5人となりました。 戦争で大切な人を失う （198話-225話） 昭和13 1938年 、竜三の次兄で軍人の亀次郎の助言で、 竜三は軍に魚を納める仕事を始めると言います。 おしんは、昔命を助けてくれた俊作あんちゃんから戦争の辛さを聞いていたので、 軍に協力するような仕事には反対でしたが、竜三を立てるため 了承し魚屋を閉めます。 そして日本は戦時下に突入、日用品に困る家が増える中、田倉家は軍関連の仕事を行っていたことで 周囲に比べ余裕のある生活を送ります。 （立派な屋敷にも引っ越しました） しかし戦争は長期化、 大学生の雄も出兵しフィリピンで命を落とします。 更に終戦直後、 竜三は軍に協力したことを悔い自決します。 おしんは悲しみにくれますが、少年飛行兵に志願し出て行っていた 仁が無事戻り、品物を転売するなど逞しく動き生活を助けます。 再起編 226-261話 伊勢で商売を再開 （226話-250話） 戦後5年経過した昭和25 1950 年、 行商を再開したおしんは店を構えていました。 雄が戦死したショックで行方不明だった初子 田中好子 （雄と初子は思い合っていた）を東京から連れ戻し、ようやく安心したおしんでしたが、 希望 塩屋智章 が陶芸家を志し仁 山下真司 は東京の百貨店に就職するため 家を出てしまい、初子と2人で魚屋を盛り立てます。 しばらく経った頃、学歴のため思った仕事に就けない仁がおしんの元に戻りました。 おしんも嫁のやり方を尊重し譲歩しますが、 お嬢様育ちで商売を手伝う気がない道子と上手く行きません。 道子が「少ない金で家計をやりくりするのが辛い」と嘆くので、おしんが昔の苦労話を引き合いに出したところ、 仁に「そんな時代とっくに終わった 、二度と聞きたくない、貧乏話する前に道子に十分な生活費渡してくれ」と言われおしんは言葉を失います。 このことは「幸せも金でしか買えなくなったのか」 と長くおしんの心に残ります。 更に店の新装オープン（セルフサービスの店オープン）を控え道子が妊娠、大事を取り 実家に帰ってしまいます。 完結編 262-297話 店舗拡大とそれぞれの家族の変化（262-284話） 店が新装オープン、娘の禎 浅沼友紀子 も店を手伝い 働く素晴らしさを知り、大学を辞め店で働くようになり、 店員で仁の友人･崎田と結婚します。 一方出産し帰宅した道子は「育児専念のため家事はしない」と言い、 おしん達は凍り付きます。 セルフレジの店オープンから10年経過した1967年、 67歳のおしんは引き続き店の経営を担っていました。 （仁家族との同居は解消） 拡大志向の仁の意思を尊重し 県下へのチェーン店出店を増やします。 一方、陶芸の腕を上げた希望に工房を持たせることにしますが、妻の 百合が4才の息子･圭を残し交通事故で他界してしまいます。 その際おしんが仁の葬式参列を断ったことで、 仁と百合の昔の関係を道子が知り仁夫婦の関係が悪化します。 おしんは嫁との距離もほどほどに保ち、離れの部屋で好きなことができる幸せな同居生活でした。 成長した孫達も集うおしんの誕生祝の席で、仁がスーパーたのくら 17店目に大型店を出店することを発表しました。 場所が浩太の家が運営する並木食料品店の商売に影響する立地のため、おしんは大反対しますが、仁は取り合わず強引に話を進めてしまいます。 17号店の開店前日、おしんは浩太から、 大手スーパーが、たのくら17号店近くへ出店するという話を聞かされます。 （並木食料品店を経営する浩太の息子をはじめとした周囲の店が、駅前の土地を大手スーパーに売るという） 対抗できる相手ではなく、 たのくらが立ち行かなくなるのは目に見えています。 おしんは翌日の開店を祝う気なれず、 家族に黙って旅に出ます。 そして大手スーパーが開店、 スーパーたのくらは経営難に陥ります。 経営破綻するならと道子が離婚を申し出ますが、おしんが「別れたくないなら引き止めろ」と仁に言い、離婚を回避、道子は苦労覚悟で仁と人生を共にする道を選びます。 ところが店が不渡りを出す直前、 17号店の買い手が現れ（ライバルの大手スーパーが建物を姉妹店として利用したいとのことで、浩太が仲介）、 すんでのところで 倒産を免れ、田倉家は救われます。 おしんが息子たちと墓参りをしていたところ偶然浩太と会います。 おしんと浩太はこれまでの人生について語り合いながら伊勢の海岸を散歩します。 地図にすると東南アジア以外にも南米の放映が多いこともわかります。 動画配信サービスは、パソコンやスマホでドラマや映画などの動画を視聴できるサービスです。 1か月見放題で〇〇円という定額制が多く、契約手続きはインターネット上で、支払いはクレジットカードやオンライン決済で可能です。 「おしん」を見れる２サービス（NHKオンデマンド・U-NEXT）のお得な利用法を下記記事で詳しく紹介しているので興味のある方はご覧下さい。
次の
